JPS62288657A - ベンズアントロンラクトン,その製造方法及びその使用 - Google Patents

ベンズアントロンラクトン,その製造方法及びその使用

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JPS62288657A
JPS62288657A JP62127298A JP12729887A JPS62288657A JP S62288657 A JPS62288657 A JP S62288657A JP 62127298 A JP62127298 A JP 62127298A JP 12729887 A JP12729887 A JP 12729887A JP S62288657 A JPS62288657 A JP S62288657A
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benzanthrone
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JP62127298A
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クラウス デー.ヴアイス
ペーター ズツター
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Ciba Geigy AG
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    • C09B29/34Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明はベンズアントロンラクトン・そ0製造方法、な
らびに該ベンズアントロンラクトンをカンプリング成分
として含む新規な染料に関する。
ベンズアントロンおよびその置換誘導体が以前から、た
とえば、染料および顔料製造のための中間体として公知
となっている。しかしながら、ベンズアントロンラクト
ンはいまだ文献に記載されていない。
しかしてここに本発明によって、予期されなかったすぐ
れた特性を存し、且つたとえば染料合成のための重要な
中間体となる新規なベンズアントロンラクトンが発見さ
れた。
本発明の対象となるベンズアントロンラクトンは下記一
般式で示される。
(式中、 R,は水素またはヒドロキシル、 RよとR1とは互いに独立的に水素、塩素、ヒドロキシ
ル、メトキシ、またはベンズアミドを意味する)。
R,は好ましくは水素である。
R2とR3とは好ましくは互いに独立的に水素、塩素、
ま六はベンズアミドであり、特に水素が好ましい。
本発明の好ましい実施例はRい6%R1がそれぞれ水素
を意味するベンズアントロンラクトンである。
本発明によるベンズアントロンラクトンはたとえば次ぎ
のような方法で製造することができる。
すなわち、式 (式中、 R1,R2、R8は特許請求の範囲第1項に記載した意
味を有し、 Anは陰イオン、そしてnはその価数を意味する)の1
−アントラキノン−ジアゾニウム塩を2−メチレンゲル
タール酸ジニトリルと、有機溶剤中、触媒量の■族また
は■族の亜族の金属、該金属の塩または該金属の塩と金
属粉末との混合物の存在下で反応させ、得られる式 の中間体を3式 の化合物まで反応させ、そしてこれをアルカリ性媒質中
で式(1)のベンズアントロンラクトンへ環化する。
陰イオンAnは、たとえば塩化物イオンまたは硫酸塩イ
オンであり、したがってnは1または2である。
アントラキノン−1−ジアゾニウム塩は、好ましくは、
アントラキノン−1−ジアゾニウム硫酸塩である。
アントラキノン−1−ジアゾニウム塩は、好ましくは、
固体状態でたとえば乾燥粉末状態または湿潤ペースト状
態で使用される。このジアゾニウム塩は対応するl−ア
ミノアントラキノンを濃硫酸中でジアゾ化し、そして次
ぎに水と氷とで沈殿させるそれ自体公知の方法で得るこ
とができる。
沈殿したジアゾニウム塩を濾過分離し、水洗い、そして
低温で真空乾燥することができるが、そのまま湿潤状態
で使用することもできる。
2−メチレンゲルタール酸ジニトリルはアントラキノン
−1−ジアゾニウム塩に対して化学的当量で使用される
か、または好ましくは過剰に使用される。特にジアゾニ
ウム塩に対して2−メチレンゲルタール酸ジニトリルを
1乃至10倍モル過剰、好ましくは、2乃至6倍モル過
剰に使用するのが有利である。
アントラキノン−1−ジアゾニウム塩と2−メチレンゲ
ルタール酸ジニトリルとの反応のための触媒としては、
たとえば、鉄粉または銅粉、鉄塩または銅塩、あるいは
鉄粉と鉄塩との混合物、または銅粉と銅塩との混合物が
考慮される。この場合、金属塩としては対応する塩化物
が好ましい。
金属粉と金属塩との混合物を触媒として使用する場合に
は、両者の混合比率は1:lであるのが好ましい。
好ましくは、触媒量の銅粉、塩化銅(1)または塩化銅
(II)が使用され、そして塩化銅(りの使用が特に好
ましい。
触媒は、たとえばアントラキノン−1−ジアゾニウム塩
を基準にして1乃至5重量%の量で使用される。
アントラキノン−1−ジアゾニウム塩と2−メチレンゲ
ルタール酸ジニトリルとの反応に使用される溶剤として
は特に極性溶剤、たとえば、メタノール、エタノール、
n−プロパツール、iso −プロパツール、n−ブタ
ノール、iso −ブタノールのごときCr−Ca−ア
ルカノール、アセトニトリルまたはイソペンチルニトリ
ルのごときニトリル、アセトンのごときケトンあるいは
メタンホスホン酸ジメチルエステルのごときリン含有化
合物などが考慮される一CIC4−アルカノールまたは
リン含を化合物の使用が好ましく、メタンホスホン酸ジ
メチルエステルまたはメタノールの使用が特に好ましい
アントラキノン−1−ジアゾニウム塩と2−メチレング
ルクール酸ジニトリルとの反応は20乃至100℃の温
度で実施するのが有利である。
式(3)のシアンヒドリンは約40乃至180℃、好ま
しくは70乃至150℃の温度において式(4)のケト
ンニトリルに変換される。この反応のために役立つ媒質
は不活性溶剤と酸性イオン交換樹脂とからなる。この場
合の不活性溶剤としては、たとえばエタノール、n−プ
ロパツール、1so−プロパツール、n−ブタノール、
1so−ブタノールのごときアルカノール、または好ま
しくはトルエン、キシレンまたはクロルベンゼンのごと
き芳香族炭化水素が考慮される。適当なイオン交換材の
例は強酸性カチオンイオン交換材、特にスルホン酸基を
有するイオン交換材のごとき合成樹脂基材のイオン交換
材である。
環化のためには、たとえば塩基と溶剤とからなるアルカ
リ性媒質が使用される。塩基としては、たとえば水酸化
ナトリウムまたは水酸化カリウムのごときアルカリ金属
水酸化物、ナトリウムメタノラードまたはエタノラード
、カリウムメタノラードまたはエタノラードのごときア
ルコラート、あるいは炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウ
ムのごときアルカリ金属炭酸塩が考慮される。適当な溶
剤の例は極性非プロトン溶剤たとえばジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリ
アミド、またはグリコールエーテルたとえばジエチレン
グリコールジエチルエーテルまたはジエチレングリコー
ルジメチルエーテルである。
環化は温度は80℃まで、好ましくは、40乃至70℃
の温度において実施される。誠に驚くべきことながら、
この際にケトンニトリル(4)のベンズアントロンへの
環化のみならず、ラクトンへの第二の閉環もおこなわれ
る。
本発明のいま1つの対象は前記式(3)のシアンヒドリ
ンである。なお、式中のR1、Ih、R1は前記の意味
を有し、そして前記に好ましいものとして例示したもの
がこの場合も該当する。
さらに、本発明の対象には下記式の化合物も包含される
(式中、R1、R1,R3は前記の意味および前記に例
示した好ましい意味を有し、そしてXは−CNまたは−
COO11を意味する)。
Xが−COOHである式(4a)の化合物は式(4)の
類慎化合物から、たとえば、そのニトリル基をそれ自体
公知の方法で酸性ケン化することによって、容易に得る
ことができる。
式(3)および(4a)の化合物は価値ある中間体であ
り、それから出発して多数の置換アントラキノンおよび
複素環式化合物を合成することができる。
本発明による式(1)のペンザントロンラクトンは第一
、第二または第三アミン、特に150℃またはそれ以上
の高沸点を存するアミン、たとえば、ジブチルアミン、
ジイソブチルアミン、トリプロピルアミン、テトラメチ
ルブチルアミン、N。
U−ジメチルアニリンまたはN、N−ジエチルアニリン
と共に使用して濃青色の染色物を与える。
さらに、本発明のベンズアントロンラクトンは新規なヒ
ドラジノ染料の合成のための価値あるカップリング成分
である。
したがって、本発明の対象には式 (式中、Rt、Rz、R2は前記の意味を有し、そして
Dはジアゾ成分の残基を意味する)およびその互変異性
体の染料も包含される。
この場合のR1、R2、R3に対しても前記に例示した
好ましい意味が該当される。
ジアゾ残基りは、たとえば、一般式 0式% の芳香族炭素環式または複素環式アミンから誘専された
ものである。好ましくは、このアミンはアミノベンゼン
、または1つの芳香族複素環式5員または6員環を含有
する単環式または二環式化合物である。
このアミノベンゼンおよび複素環式アミンは、たとえば
下記の置換基をさらに1つまたはそれ以上を有しうる: C1〜C4−アルキルたとえばメチル、エチル、n−プ
ロピルまたは1so−プロピル、またはn−ブチル、5
ec−ブチルまたはter t−ブチル、C1〜C4−
アルコキシとくにメトキシ、ハロゲンたとえば臭素とく
に塩素、ニトロ、シアノ、スルホ、カルボアルコキシた
とえばカルボメトキシまたはカルボエトキシ、アルキル
スルホニルたとえばメチルスルホニルまたは未置換また
はモノ−またはジ−アルキル化またはアリール化スルホ
ンアミドたとえばN−メチル−スルホンアミド、N−フ
ェニル−スルホンアミドまたはN、N −ジメチルスル
ホンアミド。
アミンが複素環式アミンである場合には、その基礎とな
る複素環はチアゾール、ベンズチアゾール、ベンズイソ
チアゾール、ピリジン、キノリン、ピラゾル、チオフェ
ン、またはフタルイミドでありうる。
適当な複素環式アミンの例を示せばつぎのものである: 2−アミノチアゾール、 2−アミノ−5−ニトロチアゾール、 3−アミノ−ベンズイソチアゾール、 3−アミノピリジン、 3−アミノキノリン、 2−アミノ−6−メチルベンズチアゾール、2−アミノ
−4−シアノピラゾール、 3−または4−アミノフタルイミド。
ジアゾ残iDはアミノベンゼンの残基が好ましい。そし
てそのアミノベンゼンは特に未置換であるか、またはメ
トキシ、塩素、ニトロ、シアノおよび/またはメチルに
よってさらに置換されているのが好ましい。
適当なアミノベンゼンを例示すればつぎのちのであるニ アニリン、 1−アミノ−4−クロルベンゼン、 l−アミノ−2−シアノ−4−クロルベンゼン、l−ア
ミノ−2−カルボメトキシ−4−クロルベンゼン、 4−ニトロアニリン、 スルファニール酸、 4−メトキシアニリン、 3.5−ジニトロ7ニリン、 l−アミノベンゼン−2−、−3−または−4−スルホ
ン酸アミド、 l−アミノ−4−メチルスルホニルベンゼン、l−アミ
ノ−2,4−ジシアノベンゼン、1−アミノ−2−シア
ノ−4−二トロベンゼン、4−クロル−2−ニトロアニ
リン。
式(5)の新規なヒドラジノ染料はそれ自体公知の方法
によって、たとえば、式 %式% のジアゾ成分をジアゾ化し、そしてこのジアゾニウム塩
を式(1)のベンズアントロンラクトンにカンブリング
することによって製造することができる。
本新規化合物またはそれらの混合物は、たとえばレザー
、ウール、シルク、および合成繊維材料の染色および捺
染に適している。合成繊維材料の例はアクリルまたはア
クリルニトリル繊維、ポリアクリルニトリル繊維、アク
リルニトリルと他のビニル化合物たとえばアクリルエス
テル、アクリルアミド、ビニルピリジン、塩化ビニル、
または塩化ビニリデンとの共重合体、ジシアノエチレン
と酢酸ビニルとの共重合体、アクリルニトリル−ブロッ
ク共重合体、ポリウレタン繊維、ポリオレフィン繊維、
たとえば、塩基性に変性されたポリプロピレン、ニッケ
ルで変性されたポリプロピレン、または未変性ポリプロ
ピレン、トリ酢酸セルロース、2z酢酸セルロース、お
よびポリアミド繊維たとえばナイロン−6、ナイロン−
6,6、ナイロン−12、さらには芳香族ポリエステル
、たとえば、テレフタル酸とエチレングリコールとから
のポリエステル。
水溶性化基を持たない式(5)の新規染料の好ましい使
用分野は、重合体合成繊維たとえばポリアミド、ポリオ
レフィンまたは特にポリエステルの染色である。この場
合、これら繊維材料はポリエステル繊維材料の染色に従
来使用されている方法で染色することができる。本染料
を使用すると一般に鮮明な赤からオレンジまでの色相に
染色された染色物または捺染物が得られ、その染色堅牢
度は良好である。特にヒートセット、昇華、プリーツ加
工、廃ガス、クロス染め、ドライクリーニング及び塩素
に対する堅牢性が優秀であり、かつまた湿潤堅牢度、た
とえば、水堅牢度、洗濯堅牢度および汗堅牢度がすぐれ
ている。
以下に本発明を説明するための実施例を記す。
実施例中の部は重量部である。
大施凱工 1−アミノアントラキノンの250部を50℃において
1時間かけて、濃硫酸750鍵中の亜硝酸ナトリウム8
5部の溶液に導入する。このあとこの温度でさらに30
分間攪拌する。この反応混合物を氷に注入し、生じたジ
アゾニウム塩を吸引濾過して氷水で洗う。
水分を絞ってできるだけ乾燥させたジアゾニウム塩をメ
タノールの200 (lfと2−メチレン−グルクール
酸ジニトリルの530部との混合物に懸濁する。得られ
た懸濁物をつぎに40℃まで加熱する。このあと塩化銅
(■)4部を少しづつ15分間で添加する。Ntの発生
がやんだら温度を50乃至55℃に上げ、そしてこの温
度に1時間半保持する。しかるのちこの反応溶液を約l
O℃まで冷却し、濾過して37.5部のアントラキノン
を分離する。濾液を濃縮して濾過すると282部の粗生
成物が得られるから、これをさらにツクスレーに入れて
シクロヘキサンで抽出する。
しかして、3−ヒドロキシ−4−(1−アントラキノン
)−1,3−ブタンジカルボニトリル267部が得られ
る。
融点 144−146℃。
叉隻桝1 実施例1で得られた3−ヒドロキシ−4−(1−アント
ラキノン)−1,3−ブタンジカルボニトリルの8部と
中性水酸化アンモニウム0.8部とを一緒に50璽のキ
シレンに懸濁し、そして40分間還流加熱する。活性炭
添加後、この反応溶液を温時に濾過する。濾液を乾燥体
まで濃縮する。
しかして、再結晶後に、5.9部の3−オキソ−4−(
1−アントラキノン)−ブタンカルボニトリルが得られ
る。
融点 165−167℃。
大施斑主 実施例2で得られた3−オキソ−4−(1−アントラキ
ノン)−ブタンカルボニトリルの5部を4011の濃硫
酸中で2時間攪拌する。しかるのち、この反応溶液をゆ
っくりと200部の氷水中に入れ、さらに12時間攪拌
をつづける。
固体骨を吸引濾過して洗浄する。
しかして、5.1部の3−オキソ−4−(1−アントラ
キノン)−m酸を得る。
再結晶後の融点 195℃。
実施例4 実施例2で得られた3−オキソ−4−(1−アントラキ
ノン)−ブタンカルボニトリルの16.5部と100だ
のジメチルホルムアミドとからの溶液を攪拌しながら、
これに13.5部のナトリウムメタノラードを、温度が
50℃を超えないようにしながら、添加する。さらに4
5分間!a拌したあと、この懸濁物を冷却し、そして濃
塩酸50友と11□0600νとの溶液に添加する。固
体骨を吸引濾過し、洗浄し、乾燥する。
しかして下記式の1夏(−アントラ[1,9−ef)−
ヘンゾ(1))フラン−2,8−ジオン13部が得られ
る。
ハ 再結晶後の融点:300℃(分解) 災旌斑盈 前記のIH−アントラ(1、9−ef)−ベンゾ(b)
フラン−2,8−ジオンの2部を100Mのジメチルホ
ルムアミドに懸濁した懸濁物に、4−メトキシフェニル
ジアゾニウム塩酸塩1.7部を含有している水溶液を加
える。この混合物の全体を24時間攪拌する。このあと
固体分を吸引濾過し、そしてジメチルホルムアミドとメ
タノールとで洗う。
しかして、下記式の1−(4−メトキシフェニルヒドラ
ゾノ)−アントラ(1,9−ef)−ベンゾ(b)フラ
ン−2,8−ジオンの2.7部が得られる。
ル この生成物はポリエステル繊維を良好な堅牢度を有する
赤色に染色することができる。
ス1」1しガ里」」− 4−メトキシフェニルジアゾニウム塩酸塩の代りに下表
に記載したアミンから誘導されたジアゾニウム塩を使用
して実施例5と同様に操作を実施した。その結果、ポリ
エステル繊維を赤からオレンジまでの色相に染色する前
記実施例の生成物と類似する染料が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、 R_1は水素またはヒドロキシル、 R_2とR_3とは互いに独立的に水素、塩素、ヒドロ
    キシル、メトキシ、またはベンズアミドを意味する)の
    ベンズアントロコンラクトン。 2、R_1が水素であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のベンズアントロンラクトン。 3、R_2とR_3とが互いに独立的に水素、塩素、ま
    たはベンズアミドであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または2項のいずれかに記載のベンズアントロ
    ンラクトン。 4、R_2とR_3とが水素であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至3項のいずれかに記載のベンズ
    アントロンラクトン。 5、R_1、R_2、R_3がそれぞれ水素であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のベンズアン
    トロンラクトン。 6、特許請求の範囲第1項に記載の式(1)のベンズア
    ントロンラクトンの製造方法において、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、 R_1、R_2、R_3は特許請求の範囲第1項に記載
    した意味を有し、 Anは陰イオン、そしてnはその価数を意味する)の1
    −アントラキノン−ジアゾニウム塩を2−メチレングル
    タール酸ジニトリルと、有機溶剤中、触媒量のVII族ま
    たは I 族の亜族の金属、該金属の塩または該金属の塩
    と金属粉末との混合物の存在下で反応させ、得られる式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) の中間体を、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) の化合物まで反応させ、そしてこれをアルカリ性媒質中
    で式(1)のベンズアントロンラクトンへ環化すること
    を特徴とする方法。 7、使用される1−アントラキノン−ジアゾニウム塩が
    1−アントラキノン−ジアゾニウム硫酸塩であることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の方法。 8、1−アントラキノン−ジアゾニウム塩を基準にして
    触媒として1乃至5重量%の塩化銅( I )を使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項または7項に記
    載の方法。 9、式(3)の化合物を式(4)の化合物へ反応させる
    際の媒質が、不活性溶剤と酸性イオン交換材とからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項乃至8項のいず
    れかに記載の方法。 10、ベンズアントロンラクトンへの環化を、アルカリ
    金属水酸化物、アルコラート、またはアルカリ金属塩炭
    酸塩の存在下、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
    キシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、またはグリコ
    ールエーテル中で実施することを特徴とする特許請求の
    範囲第6項乃至9項のいずれかに記載の方法。 11、R_1、R_2、R_3が特許請求の範囲第1項
    に記載の意味を有している、特許請求の範囲第6項に記
    載の式(3)の化合物。 12、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(4a) (式中、R_1、R_2、R_3は特許請求の範囲第1
    項に記載した意味を有し、そしてXは−CNまたは−C
    OOHを意味する)の化合物。 13、Xが−CNを意味し、そしてR_1、R_2、R
    _3がそれぞれ水素を意味する特許請求の範囲第12項
    に記載の化合物。 14、染料合成用のカップリング成分として式(1)に
    記載したベンズアントロンラクトンを使用する方法。 15、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中、R_1、R_2、R_3は特許請求の範囲第1
    項に記載した意味を有し、そしてDはジアゾ成分の残基
    を意味する)およびその互変異性体の染料。 16、ジアゾ残基Dが、一般式 D−NH_2 の芳香族炭素環式または複素環式アミンから誘導された
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第15項に
    記載の染料。 17、アミンが未置換であるかまたはさらに置換された
    アミノベンゼンまたは1つの芳香族複素環式5員または
    6員環を有する単環式または二環式化合物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の染料。 18、アミノベンゼンまたは複素環式アミンが未置換で
    あるか、あるいはC_1〜C_4−アルキル、C_1〜
    C_4−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、スル
    ホ、カルボアルコキシ、アルキルスルホニルおよび/ま
    たはスルホンアミド基によってモノ置換または多置換さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第16項また
    は17項に記載の染料。 19、Dが未置換またはメトキシ、塩素、ニトロ、シア
    ノおよび/またはメチルによってさらに置換されたアミ
    ノベンゼンの残基を意味することを特徴とする特許請求
    の範囲第15項乃至18項のいずれかに記載の染料。 20、合成繊維材料、特にポリエステル、ポリアミド、
    またはポリオレフィン繊維材料を染色するために特許請
    求の範囲第15項に記載の式(5)の染料を使用する方
    法。
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