JPS62288518A - 非接触変移検出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動物体の変移を検出する非接触変移検出器に
関する。

（従来の技術〕 非接触変移検出器としては、従来種々の方式のものが提
案されているが、例えばその１方式として磁石と感磁性
素子を利用した変移検出器があった。

この種変移検出器の多くは感磁性素子が該素子を貫く磁
束の量（磁束密度）により出力電流を変化させるという
性質を利用しているものであるので、この磁束密度が線
形に変化する領域が大きくなるよう感磁性素子および磁
石の構成が工夫されている。

〔発明が解決しようとする問題〕

しかしながら、このような従来の装置においては、磁束
密度が線形に変化する領域をより大きくとれない欠点が
あった。そのため、ストロークの比較的長い変移検出装
置が得られない欠点があった。

本発明はこの欠点を除去するためになされたもので、比
較的ストロークの長いかつ構成の単純な変移検出装置を
提供するものである。

ｃ問題を解決するための手段〕 このため、本発明においては、 テーパー状に形成した特殊の形状を有する磁石と、コ字
状形成されたヨークとから成る磁気回路−と、上記磁気
回路中のキャップ内を移動する移動体に結合された感磁
性素子を有している。

〔作用〕

磁石はテーパー状に形成されているので、磁気回路中の
ギャップ距離はその位置により変化する。

従って、その磁束密度も上記ギャップ内において位置に
応じて増減する。

移動体の移動に応じて感磁性素子がこのギャップ内を移
動すると、この移動する感磁性素子を貫く磁束が増減す
る。従って、その出力が変化し、位置信号として利用で
きる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示す構成説明図である。

第１図において１はコ字状に形成されたヨーク、２はテ
ーパー状に特殊の形状に形成された磁石、３は移動体４
に取り付けられた例えばホール素子等の感磁性素子であ
る。

磁石２は図示した実施例装置においては、上から下に鉛
直方向に着磁されている。従って、ヨーク１と磁石２に
より磁気回路が形成され、磁石２のＮ極から出る磁力線
はヨーク１の下方部に入り、側方部および上方部を通り
磁石２のＳ極に入る。

この磁気回路にはギャップが形成されているとともにこ
のギャップ距離が磁石２のテーパ一部形状に応じて、位
置に応じて変化している。

従って、このギャップ内の磁束密度は第２図に示す磁束
密度分布図に示すように磁石長しに渡って位置に応じて
傾斜している。

感磁性素子３は移動体４に取り付けられ、このギャップ
内を水平方向に移動するよう構成されている。

従って、この感磁性素子３の出力はほぼ線形に変化する
。第３図は感磁性素子３としてホール素子を使用した場
合の出力電圧図である。この感磁性素子３の出力信号は
図示してはいないが電気回路に入力され、位置の検出が
行われる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように本発明によれば、磁石を特殊の形
状に形成することにより磁気回路内の磁束密度がほぼ線
形に分布するので、リニアリティーの良い非接触変移検
出器を製作することができる。

また、磁石長りを長くする（磁石のテーパー面を長く形
成する）ことにより任意の有効ストロークを有する非接
触変移検出器を実現できる。

さらに、構造が簡単で安価に実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図装置の磁束密度分布図、第３図は感磁性素子としてホ
ール素子を使用した第１図装置の出力電圧図である。 １・・−ヨーク、　　　　　２−磁石、３−感磁性素子
、　　４−移動体 特許出願人　　　グラフチック株式会社手続補正書（方
式） 昭和６１年１１月２１日 昭和６１年特許願第１３２１６０号 ２、発明の名称 罪菫ＭＷ＆ｗ目Ｈ ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所ＶＭＭ詰７１ＴｆｆｌＸｒｌｌ　３〜１９〜６（連
絡先　０４６６　（８１）２２１１）４、補正命令の日
付 昭和６１年８月２６日 ５、補正の対象 図面　第１図、第２図、第３図 ６、補正の内容 手続補正書（自発） 昭和６２年　１月　２８日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 テーパー状に形成した磁石と、コ字状形成されたヨーク
   とから成る磁気回路と、 上記磁気回路中のギャップ内を移動する移動体に結合さ
   れた感磁性素子とから成る非接触変移検出器。