JPS62288479A - 穀粒乾燥機等の防音装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機等の防音装置に関する。

従来の技術 従来は、拡散盤の回転駆動により、この拡＃ｋｌｌｉか
ら遠心力によって貯留室内へ飛散供給される穀粒を受け
て緩衝落下させる防音シートは、該拡散盤で飛散する穀
粒が該防音シートに当る飛散部分より大巾に広い範囲に
設けて、該貯留室内壁近傍部に吊り下げ状態に設けた装
置であった。

発明が解決しようとする問題点 穀粒を乾燥する乾燥室から緑出し流下させて、昇殻機を
経て拡散盤上へ移送供給される穀粒を、この拡散盤の回
転による遠心力によって、この穀粒を貯留室内へ均等に
飛散還元する循環を繰返しながら乾燥する形態の乾燥機
では、この乾燥中に該拡散盤で飛散還元する穀粒の内、
該貯留室内の遠距離位置に飛散する穀粒は、この貯留室
の内壁に当ることにより、飛散衝撃音が発生して騒音と
なりこの騒音を防止するために、該貯留室内壁近傍部に
防音シートを吊り下げ状態に設けて防止するが、該防音
シートは該拡散盤で飛散還元する穀粒が、この防音シー
トに当る飛散部分より大巾に広い範囲に設けているため
に、コストが高くなっていたがこれを安価にしようとす
るものである。

問題点を解決するための手段 この発明は、拡散！　（１）の回転によって飛散供給さ
れる穀粒の貯留室（２）内壁近傍部に、該拡散１ｉ　（
１）から遠心力によって飛散される穀粒を受けて緩衝落
下させる防音シート（３）の上端縁（４）部を、該拡散
盤（１）で飛散する穀粒が該防音シート（３）に当る飛
散部分に沿う状態に該貯留室（２）内の両端部側から中
央部へ向けて上り傾斜状態に形成して吊り下げ状態に設
けてなる穀粒乾燥機等の防音装置の構成とする。

発明の作用 拡散盤（１）上に移送供給された穀粒は、この拡散盤（
１）の回転駆動による遠心力によって、貯留室（２）内
へ均等に飛散還元されるが、遠距離位置に飛散する穀粒
は、該貯留室（２）内壁近傍部に吊り下げ状態に設けた
防音シート（３）に当って緩衝落下し、この穀粒の当る
飛散衝撃音はこの防音シート（３）によって防止され、
又中近距離位置飛散する穀粒は、直接該貯留室（２）内
へ供給される。

発明の効果 この発明により、防音シート（３）の上端縁（４）部の
形状を、拡散盤（１）で飛散してこの防音シート（３）
に穀粒が当る軌跡に沿う状態に形成したことにより、こ
の防音シート（３）の全体形状が小型化されることによ
り、コストが低下すると同時に、長方形状の素材を斜め
に切断することにより、該防音シート（３）を製作する
ことができ加工も容易になる。

実施例 なお、図例において、乾燥ａｔ　（５）の機壁は前後方
向に長い平面視長方形状で、前後壁板（６）、（６）及
び左右壁板（７）、（７）よりなり、これら各壁板（６
）、（６）、（７）、（７）の上端縁は外方向へ屈曲し
て各接触面（８）を形成し、この各接触面（８）外端部
は下方へ所定の長さ屈曲した構成であり、この前壁板（
６）にはこの乾燥機（５）を始動及び停止等の制御を行
なう操作装Ｍ（９）を装着し、又この前壁板（６）に設
けたバーナケース（１０）にはバーナ（１１）を内蔵し
た構成である。

該機壁内下部の中央部には、前後方向に亘る間に移送螺
旋を内蔵した集穀樋（１２）を設け、この集穀樋（１２
）上側には乾燥室（１３）、（１３）を設けて連通させ
、この乾燥室（１３）、（１３）下部には穀粒を繰出し
流下させる繰出バルブ（！４）、（１４）を回転自在に
軸支した構成であり、該乾燥室（１３）　、　　（１３
）内側間には熱風室（１５）を形成して、該バーナ（１
１）と連通させた構成であり、該乾燥室（１３）、（１
３）外側には排風室（１Ｂ）、（１Ｂ）を形成して、該
後壁板（６）に設けた排風機（１７）と連通させた構成
であり、該後壁板（６）下部にはモータ（１８）を設け
、このモータ（１８）で該集穀樋（１２）内の該移送螺
旋、該繰出バルブ（１４）、（１４）及び該排風機（１
７）等を回転駆動する構成である。

該乾燥室（１３）、（１３）上側には貯留室（２）を形
成し、この貯留室（２）上側には移送螺旋を内蔵した移
送樋（１９）及び前記各壁板（６）、（６）、（７）、
（７）の前記各接触面（８）に端部が接触する状態に天
井板（２０）、（２０）を着脱自在に設けた構成であり
、この天井板（２０）、（２０）と該各接触面（８）と
の間には、防音シート取付金具（２１）、（２１）を挿
入して挟持支持させ、この防音シート取付金具（２１）
、（２１）下端部には、防音効果の高い材質からなる防
音シート（３）を装着した構成であり、この防音シート
（３）の上端縁（４）部の形状は一端部側より他端部側
へ向けて上り傾斜し、下端縁はほぼ水平状態に形成した
構成であり、この防音シート（３）を該各壁板（６）、
（６）、（７）、（７）内壁近傍部に吊り下げ状態に設
けた構成であり、又この防音シート（３）は上下方向に
長い側を中央部として前後及び左右にそれぞれ設けた構
成であり、該移送樋（１９）中央部には移送穀粒を、該
貯留室（２）内へ供給する供給口を設け、この供給口の
下側には回転駆動により、供給穀粒をこの貯留室（２）
内へ均等に拡散還元する拡散盤（１）を設けた構成であ
り、この拡散盤（１）の回転駆動による遠心力で遠距離
位置に飛散する穀粒は、該防音シート（３）に当って緩
衝落下する構成である。

前記前壁板（６）前部には昇穀ａ　（２６）を装着し、
内部には上下ブーり間にパケットコンベアー（２２）ベ
ルトを張設し、上端部と該移送樋（１８）始端部との間
には投出筒（２３）を設けて連通させ、下端部と前記集
穀樋（１２）終端部との間には供給樋（２０を設けて連
通させた構成であり、該昇穀機（２Ｂ）上部−側にはモ
ータ（２５）を設け、このモータ（２５）で該パケット
コンベアー（２２）ベルト、該移送樋（１９）内の該移
送螺旋及び該拡散盤（１）等を回転駆動する構成である
。

操作装置ｔ　（９）を操作することにより、乾燥機（５
）が始動すると同時に、バーナ（１１）より熱風が発生
しこの熱風が排風機（１７）で吸われることにより、熱
風室（１５）から乾燥室（１３）を通風し排風室（１６
）を経て該排風機（１７）で吸引排風され、該乾燥機（
５）内へ収容した穀粒は、貯留室（２）から該乾燥室（
１３）内を流下中にこの熱風に晒されて乾燥され、繰出
バルブ（１４）で下部へと繰出されて流下し、下部の移
送螺旋で集穀樋（１２）を経て供給樋（２０内へ移送排
出され、昇殻機（２Ｂ）のパケットコンベアー（２２）
で上部へ搬送されて、投出筒（２３）を経て移送樋（１
８）内へ供給され、この移送樋（１３）内の移送螺旋で
この移送樋（１８）を経て拡散盤（１）上へ移送供給さ
れ、この拡散盤（１）の回転駆動による遠心力で該貯留
室（２）内へ均等に飛散還元され、循環乾燥されて穀粒
が所定水分値に達すると、該操作装置（９）で自動制御
して該乾燥機（５）を自動停止する。

この乾燥作業中には、該拡散盤（１）で飛散還元する穀
粒の内、遠距離位置に飛散する穀粒は、該貯留室（２）
内壁近傍部に防音シート取付金具（２１）に装着して吊
り下げ状態に設けた防音シート（３）に当って緩衝落下
し、この飛散衝撃音がこの防音シート（３）で防止され
、又中近距離位置に飛散する穀粒は、直接該貯留室（２
）内へ供給する。

前記拡散５ｉ　（１）の回転駆動による遠心力によって
飛散する穀粒の飛散軌跡はほぼ同じ状態になることによ
り、該防音シート（３）の穀粒の当らない個所は不要に
なることにより、この不要個所を除くことにより、この
防音シート（３）が小型化でき、この防音シート（３）
はコスト低減になる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は第３
図のＡ−Ａ拡大断面図、第２図は拡大斜視図、第３図は
一部断面せる乾燥機の側面図、第４図は一部断面せる乾
燥機の正面図である。 図中、符号（１）は拡散盤、（２）は貯留室、（３）は
防音シート、（４）は上端縁を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 拡散盤（１）の回転によって飛散供給される穀粒の貯留
   室（２）内壁近傍部に、該拡散盤（１）から遠心力によ
   って飛散される穀粒を受けて緩衝落下させる防音シート
   （３）の上端縁（４）部を、該拡散盤（１）で飛散する
   穀粒が該防音シート（３）に当る飛散部分に沿う状態に
   該貯留室（２）内の両端部側から中央部へ向けて上り傾
   斜状態に形成して吊り下げ状態に設けてなる穀粒乾燥機
   等の防音装置。