JPS62288026A - 延伸フイルムの熱弛緩装置 - Google Patents

延伸フイルムの熱弛緩装置

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JPS62288026A
JPS62288026A JP13198986A JP13198986A JPS62288026A JP S62288026 A JPS62288026 A JP S62288026A JP 13198986 A JP13198986 A JP 13198986A JP 13198986 A JP13198986 A JP 13198986A JP S62288026 A JPS62288026 A JP S62288026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
film
tenter
take
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP13198986A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Matsuo
松尾 俊治
Takao Nakajo
中條 隆雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62288026A publication Critical patent/JPS62288026A/ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は延伸フィルムの熱弛緩装置に関し、更に詳しく
は熱可塑性樹脂延伸フィルムに熱を与えながら該フィル
ムを走行させるための駆動系と、その後フィルム走行の
速度差(減速割合〉を利用して弛緩させるための駆動系
とを同一の駆動源とすることで熱弛緩率の変動(バラツ
キ)を減少させる延伸フィルムの熱弛緩装置に関する。
〈従来技術〉 熱可塑性樹脂フィルムは延伸熱固定された後、必要に応
じてスリットされて二次加工が施される。
この際フィルムに再熱処理を施す場合があり、このため
フィルムは高い寸法安定性が要求されている。従って、
通常、製膜工程或いは二次加工前に於いて寸法安定化処
理、例えば弛緩熱処理を施すことが行われている。
従来、熱可塑性樹脂延伸フィルムに走行方向の弛緩を与
える方法として、熱可塑性樹脂延伸フィルムをテンター
の熱処理ゾーンで熱固定したのち、熱固定フィルムを冷
却するとともにその前後で、熱固定フィルムの両端部を
切断して中央部のフィルムをテンター内を走行するクリ
ップから分離し、両端を分離された中央部フィルムをそ
の後の引取速度の減速によって弛緩させる方法が知られ
ている。しかし、この方法では、通常、フィルムを走行
させるためのデンター駆動装置とその後の減速によって
弛緩させるフィルム引取設備の駆動装置とは駆動系が独
立し、別々の駆動源(モーター)が設置されている。
モーターは、通常0.1%以下の微少な速度変動を生じ
、時には負荷が変動することによって速度変動が0.2
〜0.3%と大きくなることもある。特にフィルム引取
設備においては引取設備自体に起因する速度変動と、そ
の後に続くフィルム巻取張力の変化、さらにはフィルム
をコアに巻き付は巻き替えるときのフィルム巻取張力変
動の影響を受け、弛緩を与えるフィルム引取設備の引取
速度が大ぎく変動する。それによって熱弛緩率が変動し
、縦方向の寸法安定性の安定したフィルムを得ることが
困難である。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、かかる問題を改善し、延伸フィルムの
縦方向に均一の熟成を与える熱弛緩装置を提供すること
にある。
〈発明の構成〉 本発明は、熱可塑性樹脂延伸フィルムを走行。
加熱するゾーン(I>とフィルム走行の速度差を利用し
て該フィルムを熱弛緩させるゾーン(II)とを有する
熱弛緩装置において、ゾーン(I>でフィルムを走行さ
せるための駆動系とゾーン(II)でフィルムを走行さ
せるための駆動系とを同一の駆動源で駆動させるように
したことを特徴とする延伸フィルムの熱弛緩装置である
以下、図面を引用して本発明を説明する。
第1図は、従来のテンターとその後の引取りロールの駆
動系を模式的に示す平面図であり、第2図はその側面図
である。図中、テンター1内の延伸フィルム2は両端が
テンタークリップ3,3′によってクリップされて一定
速度で走行する。該テンタークリップ3,3′はテンタ
ー駆動モーター5により減速114.4’ を介してス
プロケット6.6′により駆動される。テンター1を出
た延伸フィルム2に弛緩を与えるための減速は、減速用
引取りロール9の回転速度(周速度)の調整によって得
られる。該引取りロール9は引取りロール駆動モーター
7により減速機8を介して駆動される。ロール10は減
速用引取りロール9以降の引取りロールであり、フリー
ロールであってもよく、また駆動ロールであってもよい
。この駆動ロールは別の駆動源で駆動されてもよい。延
伸フィルムの減速はテンタークリップ3,3′の走行速
度と引取りロールの周速との差によって得られる。
第3図は、本発明の駆動装置を第1図の駆動装置に適用
しかつテンター内にフィルムの両端をカッ[・するカッ
ターを内蔵することで得られる熱弛緩装置の模式的平面
図であり、第4図はその側面図である。図中、テンター
11内の延伸フィルム12は両端がテンタークリップ1
3.’13’でクリップされて一定速度で走行する。該
テンタークリップ’13.13’ は駆動モーター15
により減速機14.14’を介してスプロケッ1−16
゜16′ により駆動される。テンター11を出た延伸
フィルム12に弛緩をケえるための減速は、減速用引取
りロール19の回転速度調整によって得られる。該引取
りロール19は駆動モータ15により減速機14とテン
タークリップ13.13’−5〜 と同一の速度に調整するための変向用減速機18と、テ
ンター内のフィルム速度より若干減速するための変速機
17とを介して駆動される。変速機17としてはギヤ変
更による多段変更変速機や、ヂエン式のような無段変速
機や、円鍾型プーリーとベルトを絹合わせた無段階変速
装置等の通常の減速設備が利用できる。また、減速用引
取りロール19には、フィルムの走行速度を該減速用引
取りロールの周速度に確実に同調させるためニップロー
ル21を設けることが好ましい。
減速用引取りロール19の位置は他の引取りロール20
.iるいはそれ以降の引取りロールの位置にあってもよ
い。またロール1つは同一駆動源から複数本分岐して設
置してもよい。延伸フィルムの熱収縮を発生し易くさせ
るために、テンター11の適切な所(好ましくはフィル
ムの温度が該フィルムのガラス転移温度以上)でカッタ
ー22゜22′を使って延伸フィルム12の両端をカッ
トし、カットされた中央フィルムは、その後の減速用引
取りロール19によって減速される。これによって延伸
フィルムに縦方向の弛緩が与えられる。
第3図において、加熱された延伸フィルムの速度を利用
して熱弛緩させるゾーン(IT)はカッター22.22
’ によって延伸フィルムの両端をカットする近傍から
引取りロール19の間で形成され、延伸フィルムを走行
、加熱するゾーン(I)はテンター内での延伸終了後か
ら上記ゾーン(n)にいたるまでの間で形成される。こ
のゾーン(I>はフィルムのヒートセットゾーンを兼ね
てもよく、また該ヒートセットゾーンと冷却ゾーンの両
ゾーンを兼ねてもよい。
以上から理解できるように、本発明における熱可塑性延
伸フィルムの加熱、冷却手段としては従来から知られで
いる加熱、冷却手段を用いることができる。例えば、テ
ンターを用いての加熱は加熱空気を加熱媒体とする加熱
手段をそのまま用いることができる。またh口前ローラ
ーによって加熱することもできる。更に、延伸フィルム
の走行は駆動源を同一にする点を除いて従来の走行手段
によって行うことができる。
本発明における熱可塑性樹脂フィルムとは、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリオレフィン等の如き熱可塑性樹脂
フィルムである。これらのうちポリエステル特にポリエ
チレンテレフタレートからなるフィルムが好ましい。ま
た、延伸フィルムとは、少なくとも1軸方向に延伸した
フィルムであり、例えば縦方向1軸延伸フイルムや横方
向コ軸延伸フィルムであってもよく、また縦方向及び横
方向に延伸した2軸延伸フイルムであってもよい。
〈発明の効果〉 本発明によれば、例えばテンターの駆動速度とその後の
減速を与える引取り設備の速度とを同一の駆動源(モー
ター)から分岐することによって、テンターの駆動速度
と減速を与える引取り設備の相対速度差を一定に保つこ
とができる。つまり、たとえモーターが微少な速度変動
(通常出力回転変動は0.1%前後で勿る)を有しでい
ても上記両者の相対速度差を一定に保つことができ、一
定の弛緩率 テンター速度−引取速度 (==              xlOO%)を保
つテンター速度 ことができ、縦方向に均一な熱酸を有するフィルムを生
産することができる。更に、本発明の熱弛緩装置によれ
ば例えばテンターの駆動速度と減速を与える駆動速度と
が多少変動しても駆動源が同一のため、同者の相対速度
差を一定に保つことができ、比較的安価な設備費で再現
性のよい、一定の均質な熱酸を得ることができる。また
、微少減速するための減速装置の減速率(増速も可)を
変化させれば、あらゆる弛緩を有する広範囲の特性をも
つ設備として利用でき、ユーザー側の希望に合ったフィ
ルム熱酸を容易に得ることができる。
本発明によれば、従来法に比して、弛緩率の変動を1/
2〜1/3に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテンターと引取ロールの駆動系を模式的
に示す平面図であり、第2図はその側面図である。第3
図は本発明の装置の1例を模式的= 9− に示す平面図であり、第4図はその側面図である。 1:テンター、2:延伸フィルム、3.3’:テンター
クリップ、 4.4’  :減速機、5:テンター駆動
モーター、 6.6’  :スプロケット、7:引取ロ
ール駆動モーター、8:減速機、9:減速用引取ロール
、10:引取ロール、11;テンター、12:延伸フィ
ルム、13.13’  :テンタークリップ、14:減
速機、15:駆動モーター。 16.16’:スプロケット、17:変速機。 18:変向用減速機、19:減速用引取ロール。 20:引取ロール、2]:ニツプロール、22゜22′
:カッター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂延伸フィルムを走行、加熱するゾーン(
    I )とフィルム走行の速度差を利用して該フィルムを熱
    弛緩させるゾーン(II)とを有する熱弛緩装置において
    、ゾーン( I )でフィルムを走行させるための駆動系
    とゾーン(II)でフィルムを走行させるための駆動系と
    を同一の駆動源で駆動させるようにしたことを特徴とす
    る延伸フィルムの熱弛緩装置。
JP13198986A 1986-06-09 1986-06-09 延伸フイルムの熱弛緩装置 Pending JPS62288026A (ja)

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JP13198986A JPS62288026A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 延伸フイルムの熱弛緩装置

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JP13198986A JPS62288026A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 延伸フイルムの熱弛緩装置

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JP13198986A Pending JPS62288026A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 延伸フイルムの熱弛緩装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54132673A (en) * 1978-03-13 1979-10-15 Maryland Cup Corp Biaxially orientated thermoplstic material* method and apparatus for continuously making same
JPS5936408U (ja) * 1982-08-31 1984-03-07 株式会社ノーリツ 簡易コンロ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54132673A (en) * 1978-03-13 1979-10-15 Maryland Cup Corp Biaxially orientated thermoplstic material* method and apparatus for continuously making same
JPS5936408U (ja) * 1982-08-31 1984-03-07 株式会社ノーリツ 簡易コンロ

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