JPS62286165A - 電子伝票の改ざん防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子伝票の改ざん（改憲）防止方式に関し、特
にイメージ化された電子伝票の二重登録防止に有効な、
イメージ化した電子伝票の改ざん防止方式に関するもの
である。

〔従来の技術〕

従来の、金融機関等で用いられる電子伝票取扱装置にお
いては、例えば、特開昭５７−５０旧号公報に記載され
ている如く、情報量の削減と編集・検索効率の向上につ
いてしか考慮されておらず、悪意の操作者に、よる、二
重登録による情報の改ざんについては配慮されていなか
った。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、事故を未然に防止する観点からは、上述の如き
悪意の操・作者による電子伝票の改ざん。

すなわち、取引希望者が作成した伝票を、後に別人が修
正して再ＷＢすることを確実に防止する方式の開発が要
望されている。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、上述の如き悪意の操作者による電子伝票
の改ざんを確実に防止する方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、イメージ読取装置を使用する伝票
処理方式において、前記イメージ読取装置に設けた識別
記号を付与する手段により付与された伝票上の記号、ま
たは、前記伝票上に予め設けられている個有の記号を、
前記イメージ読取装置による前記伝票のイメージ化する
際に読取り、前記伝票の管理番号として、他のイメージ
化された伝票上の情報とは別にイメージファイルに蓄積
し、後にイメージ化する伝票について前記管理番号の比
較を行って、前記管理番号が既に前記イメージファイル
に記録されていない伝票に関してのみ、イメージ化処理
を行うことを特徴とする電子伝票の改ざん防止方式によ
って達成される。

〔作用〕

本発明においては、イメージ読取装置は伝票を読取と、
該伝票が予め管理番号を設けられていないものの場合に
は、管理番号の印字を行い、該管理番号を、イメージデ
ータとしてではなく、例えば、ディジタルデータとして
、イメージ情報とともに処理装置に渡し、処理装置にお
いて、新規に伝票を登録する場合には、既に登録されて
いる伝票の管理番号を参照して、同じ管理番号を有する
伝票の二重登録を防止する。

これにより、伝票の第一の作成者が記載した内容を、後
に第三者である金融機関の操作者等が改ざんしようとし
ても、上記最初の伝票が管理番号を付与されて入力され
ている場合には、改ざんが防止されることになる。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例である構成と、イメージ化
電子伝票の流れについて、記述した図である。図におい
て、１は顧客作成伝票、２はイメージ読取機、３は処理
装置、４は端末装置を示している。上記イメージ読取機
２は、伝票イメージ読取部２ａ、顧客作成伝票１に管理
番号を印字する管理番号印字部２ｂ、イメージ読取機制
御部２Ｃから構成される装置 路３ａ，イメージ化電子伝票一時ファイル３ｂ。

イメージ化電子伝票ファイル３ｃから構成されている。

また、端末装置４は，端末制御部４ａ，イメージ化電子
伝票表示部４ｂ，付随するデータを入力する付随データ
補記入力部４ｃから構成されている。

以下、上述の如く構成された本実施例の動作を説明する
。

第２図は上述の処理装置３の処理を示すフローチャート
である。

顧客等が作成した伝票１は、伝票イメージ読取部２ａに
よって読取られ、かつ、管理番号が印字される６但し，
上記管理番号の印字は、読取った伝票に既に印字されて
いる場合には、これを管理番号とし、印字は行わない。

読取られたイメージ化電子伝票は、管理番号とともに、
処理装置３の一時ファイル３ｂに登録される（ステップ
１１）。この状況を第１図に破線Ｓ１で示す。

処理装置３では、上記一時ファイル３ｂに登録された管
理番号（第１図５２）と、イメージファイル３ｃに登録
されている管理番号（同Ｓ３）とを、管理番号比較回路
３ａで比較し（ステップ１２）、同一の管理番号がイメ
ージファイル３ｃに存在するか否かをチェックする（ス
テップ１３）。同一番号が存在する場合には，一時ファ
イル３ｂのイメージ化電子伝票を削除する（ステップ１
７）。

また、比較の結果、同一管理番号がイメージファイル３
ｃに存在しない場合には、一時ファイル３ｂのイメージ
化電子伝票を、端末装置４に渡し（ステップ１４，第１
図８４）、一時ファイル３ｂから削除する（ステップ１
５）。

端末装置４では、イメージ表示部４ｂに表示された上記
イメージ化電子伝票に応じて、付随する必要な情報を入
力部４ｃから補記し、イメージ化電子伝票とともに、処
理装置３のイメージファイル３ｃに登録する（ステップ
１６，第１図３５）。

本実施例によれば、一度読取った伝票を再入力しても、
イメージファイル３ｃに登録済みであれば、処理済みの
イメージ化電子伝票が再入力されたイメージ化電子伝票
に変わることがなくなり、改ざん等の悪用を防止できる
とともに、顧客等が作成した伝票１と、イメージ化電子
伝票とが１対１に対応し、現状の一元管理と同等の管理
が可能である。

、また、イメージファイル３ｃの障害、あるいは処理失
敗により再入力が必要となった場合には、端末装置から
イメージファイル３Ｃにある該当イメージ化電子伝票を
削除した後に、再読取りを行うようにする必要がある。

イメージファイル３Ｃの内容削除に対しては、日毎に、
処理装置３から保護キーを作成し、イメージファイル３
ｃに登録し、前記保護キーを端末装置より指定する必要
がある。

前述の如く、伝票イメージ読取部２ａによって読取った
伝票に既に管理番号に代るものが印字されている場合に
は、これを管理番号とし、新たな印字は行わないように
することができる。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、イメージ読取装置を
使用する伝票処理方式において、前記イメージ読取装置
に設けた識別記号を付与する手段により付与された伝票
上の記号、または、前記伝票上に予め設けられている個
有の記号を、前記イメージ読取装置による前記伝票のイ
メージ化する際に読取り、前記伝票の管理番号として、
他のイメージ化された伝票上の情報とは別にイメージフ
ァイルに蓄積し、後にイメージ化する伝票について前記
管理番号の比較を行って、前記管理番号が既に前記イメ
ージファイルに記録されていない伝票に関してのみ、イ
メージ化処理を行うようにしたので、前述の如き悪意の
操作者による電子伝票の改ざんを確実に防止する方式を
実現できるという顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成とイメージ化電子伝票
の流れを記述した図、第２図は上述の処理装置３の処理
を示すフローチャートである。 １：顧客作成伝票、２：イメージ読取機、２ａ：伝票イ
メージ読取部、２ｂ＝管理番号印字部、２Ｃ：イメージ
読取機制御部、３：処理装置、３ａ：管理番号比較回路
、３ｂ＝イメ一ジ化電子伝票一時フアイル、３ｃ：イメ
ージ化電子伝票ファイル、４：端末装置、４ａ：端末制
御部、４ｂ：イメージ化電子伝票表示部、４ｃ：付随デ
ータ補記入力部。 特許出願人　株式会社日立製作所 代　理　人　弁理士　、オ　イｔ　　ｍ　２１．”：ｊ
”−レ１ｒ薔ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、イメージ読取装置を用いる伝票処理方式において、
   前記イメージ読取装置に設けた識別記号を付与する手段
   によって付与された伝票上の記号、または、前記伝票上
   に予め設けられている個有の記号を、前記イメージ読取
   装置による前記伝票のイメージ化する際に読取り、前記
   伝票の管理番号として、他のイメージ化された伝票上の
   情報とは別にイメージファイルに蓄積し、後にイメージ
   化する伝票について前記管理番号の比較を行い、前記管
   理番号が既に前記イメージファイルに記録されていない
   伝票に関してのみ、イメージ化処理を行うことを特徴と
   する電子伝票の改ざん防止方式。