JPS62285399A - 熱陰極型螢光灯フイラメント断線検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔発明の利用分野〕 本発明は、熱陰極型螢光灯に用いる点灯回路に於ける螢
光灯の装着異常、フィラメント断線、螢光灯配線異常を
検出する螢光灯フィラメント断線検出回路に関するもの
である。

〔発明の背景〕

従来この種の螢光灯点灯回路には、フィラメントの断線
検出回路が付加されていなかった為に、点灯させてみな
いと、「螢光灯が、ソケットと完全に接触していないと
と」、或いは「フィラメントが断線していること」等の
螢光灯点灯回路異常が検出不可能であった。フィラメン
トが断線していると起動不可能になり、またソケット接
触不良は螢光灯の早期黒化をひき起す。

〔発明の目的〕

本発明は、上述従来例の欠点に″鑑み、簡単な構成で上
述の如き螢光灯点灯回路の異常を検出できる熱陰極型螢
光灯フィラメ、ント断線検出回路を提供することを目的
とする。　　　゛ 〔発明の概要〕 本発明の熱陰極型螢光灯フィラメント断線検出回路は、
熱陰極型螢光灯のフィラメント予熱時に螢光灯の非電機
側端子を完全に又はインピーダンスを介して短絡してフ
ィラメントに予熱電流を流すスイッチを設けると共に核
スイッチに流れる電流を検出する検出装置を設けたこと
を特徴とするものである。

〔発明の実施例コ 第一図ないし第四図は夫々本発明の異る実施例を示す。

第一図は商用波の半共振タイプの安定器が用いられる場
合であシ、Ｅは商用波交流電源、Ｒは抵抗器、Ｃ、Ｃ１
は容量素子、Ｌ１＃Ｌ２はインダクタンス素子、ＦＬは
熱陰極型螢光灯、ｆｚｌ、　ｆｔ、はそのフィラメント
、Ｓは螢光灯の非電源側端子間に接続したスイッチ素子
、Ｄは電流検出用のカーレントトランス、Ｄｔは該カレ
ントトランスＤで拾い出した電流の検出回路である。第
一図において、螢光灯予熱時には螢光灯非電源側のスイ
ッチ素子Ｓを閉路すると共に、カーレントトランスＤで
拾い出した電流に基づき制御回路Ｃｎで三端子交流位相
制御素子ＴＲＩを適当に位相制御することにより、フィ
ラメントに流れる予熱電流Ｉ　ｐｒ＠を適正値に制御す
る。このとき、フィラメントが断線していたり、螢光灯
がソケットに完全に装着されていないと、カーレントト
ランスＤを貫く閉回路が形成されないため予熱電流Ｉ９
，６が流れず、検出回路Ｄｔで電流が検出されないので
、このことから「異常状態」が判定出来る。

なお予熱電流の検知は必らずしも上述の手段、部所には
限られず、第一図に於いて、三端子交流位相制御素子Ｔ
ＲＩの両端電位又はインダクタンスＬ１両端電位を検出
することによっても同様の目的を達し得る。

第二図は高周波電源Ｅ）ｔＦと可変インピーダンス安定
器Ｂが用いられる場合であり、予熱時に非電源側のスイ
ッチＳを閉じ、フィラメント断線またはソケットへの装
着不良はフィラメントｆｔ１゜ｆｔｌ間の電圧有無を検
出回路Ｄｔで検出することによシ判定できる。

第三図は、可変電圧或いは可変周波数高周波電源ＥＨＦ
が用いられる場合であシ、Ｌｌは高周波用安定器として
のインダクタンス素子を示す。予熱時には非電源側のス
イッチＳを閉じて螢光灯の非電源側を抵抗ＲＭを介して
短絡し、フィラメント断線またはソケットへの装着不良
は非電源側端子に接続した観測抵抗ＲＭの電圧を検出回
路Ｄｔで検出することにより行う。

第四図は螢光灯の非電源側を短絡して直流電源Ｅ、によ
シ予熱を行う場合である。ＥＢは可変直流電源、ＥＨＦ
は可変高周波！−＠、Ｓｏは予熱牛点灯とを切換える切
換スイッチ素子、Ｌｌ＊Ｌ！は高周波用のインダクタン
ス素子、σはコンデンサーである。Ｉ（Ｔは磁気回路中
にホール素子を内冠して、直流侮界を検知することによ
り直流電流を絶縁検知するホール・トランスと呼ばれる
ものである。

予熱時にはスイッチＳ、を直流電源ＥＢ側に入れ、螢光
灯の非電源側端子をスイッチＳを閉じることにより短絡
して可変直流電源Ｅ、により予熱をとる。

このとき、ホール・トランスＨＴの出力電圧の有・無を
検出回路Ｄｔで検出することによって、フィラメント断
線、ソケット装着不良等の回路異常が判定出来る。

本発明は二灯以上のシーケンシャル回路に適用出来るの
は勿論である。また回路が正常な時は、上記によって検
出した予熱電流を予熱電流のフィードバック制御にも流
用出来、電源電圧の変動等に依らず、一定の予熱電流を
得るのに用いることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、交流予熱、高周波予熱、直流予熱
を問わず、熱陰極型螢光灯の非電源端子側を短絡または
あるインピーダンスを介して短絡して予熱をとるとき、
その短絡閉回路に流れる予熱電流又はそれに基づく電圧
を検出することによフ、フィラメント断線検知、螢光灯
のソケットへの装着異常、配線異常を検出できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は夫々不発明の異る実施例を示す図
である。 Ｅ・・・商用交流電源　　ＥＦＩＦ・・・高周波′ば源
ＥＢ・・・直流電源　　　　ＦＬ・・・熱陰極型螢光灯
Ｓ・・・非電源側スイッチ　ｆｔｌ、　ｆｔ２・・・フ
ィラメント。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱陰極型の螢光灯のフィラメント予熱時に螢光灯の非電
   源側端子を完全に短絡またはインピーダンスを介して短
   絡してフィラメント予熱電流を流すスイッチを設けると
   共に、該スイッチを流れる予熱電流を検出する検出装置
   を設けてなることを特徴とする熱陰極型螢光灯フィラメ
   ント断線検出回路。