JPS62285005A - 固体表面計測装置 - Google Patents

固体表面計測装置

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JPS62285005A
JPS62285005A JP61127916A JP12791686A JPS62285005A JP S62285005 A JPS62285005 A JP S62285005A JP 61127916 A JP61127916 A JP 61127916A JP 12791686 A JP12791686 A JP 12791686A JP S62285005 A JPS62285005 A JP S62285005A
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▲高▼田 啓二
Keiji Takada
Shigeyuki Hosoki
茂行 細木
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体表面計測装置に係り、特に試料の表面付近
の状態を詳しく調べることができる固体表面計測装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、添付文献Figlに示すように、トンネ
ル電流JTを一定に保つように探索針(setal t
ip)と試料間の距離を調節し表面のトポグラフィ−を
得る。しかし、探索針のZ軸方向の動きが試料形状に依
るもの(A)か、試料の仕事関数の変化に依るもの(B
)かを判別することは困難であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、トンネル電流の変化による探索針のZ
軸方向すなわち試料垂直方向の動きが、試料の幾何学的
形状の変化によるものかあるいは仕事関数の変化による
ものかを判別することについては考慮されていなかった
本発明の目的は、かかる問題点を解決し、試料の表面付
近の状態を知るために、試料表面からより多くの情報を
得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、試料からの2次電子あるいは反射電子ある
いはオージェ電子を測定することにより達成される。
たとえば、清浄かつ平担な試料面の限定された場所に特
定の原子が1原子層吸着して仕事関数が低下している状
態を考える。走査型トンネル電子顕微鏡(STM)ある
いはトポゲラファイナ−で清浄表面から吸着表面にかけ
て探索針を1次元的に走査して得られる情報は、両者の
間で探索針のZ軸方向の位置が異なるということのみで
ある。
しかし試料に入射する電界放射電流により発生する2次
電子線強度は、境界で特徴的に変化し、さらに清浄表面
と吸着表面とでは差がある。この情報により初めて上記
の試料表面状態が理解できる。
また試料への入射電子のエネルギーを1keV以上にす
ることによりオージェ電子による表面原子の組成分析も
可能である。
〔作用〕
第1図において、試料から放出された2次電子あるいは
反射電子の一部分は検出器により検出される。次に探索
針を試料面上で走査することにより2次電子像あるいは
反射電子像を得る。この2次電子像あるいは反射電子像
を、トポグラフィ−と対比させることにより、試料の表
面状態を詳しく知ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。3次
元的に精密に移動するステージ]3上に試料14が固定
されている。この試料14に対して垂直方向に先端を鋭
利に尖がらせた探索針3があり、これを支持するように
、x、y、z軸圧型素子6,7,8が、ステージとは別
途に固定されている。試料垂直方向をZ軸にとり、各圧
電素子6゜7.8は互いに直行している。探索針3周辺
には2次電子検出器4,5が対向するように配置されて
いる。これら一連のシステムが10−” T orr程
度の真空度が保たれている真空容器(図示せず)の中に
設置されている。
探索針3を試料14と平行平面内で走査させるXY走査
回路10、探索針3と試料14間に流れる電流を一定に
保たせるように探索針3と試料14間の距離を調整させ
、同時にZ軸圧型素子8に印加されている電圧に相当す
る信号を出力するZ軸制御回路9、及び試料14のトポ
グラフィ−と2次電子像を表示する表示装置11.12
が大気中に設置されている。
次に動作を説明する。ステージ13の移動により、試料
14を探索針3に対して1ml11程度にまで近接させ
る。Z軸制御回路9により、探索針3と試料14との間
に1 m A程度の電流1が流れるよう電圧を印加する
。次にステージ13及び2軸圧電素子8を用いて、探索
針3と試料14間距離を数十人まで近づけると同時に電
流1が一定となるように探索針3と試料14との間に印
加する電圧を減少させていく。20人の間隔で印加電圧
10V程度である。
第2図は、この状態でのエネルギー準位及びポテンシャ
ル曲線を示す。左側から試料、真空、探索針3を示し、
Efはフェルミ準位である。探索針3はタングステンを
用いた場合を示している。
タングステンのEf近傍の電子が真空中のポテンシャル
障壁をトンネルし真空中を通り試料へ入射する。この状
態においては、約5eVのエネルギーをもつ電子が入射
したことになる。すなわち印加電圧から探索針3の物質
の仕事間数分を差し引いたエネルギーを持つ電子−が入
射する。
この1次電子線1により、試料14から放出される2次
電子線2を2次電子検出器4,5により検出する。1次
電子線のエネルギーが真空レベルよりも低い場合におい
ても、多くの電流を探索針3と試料14間に流すことに
より微量ではあるが2次電子2は発生し、これを静電場
により検出器4.5へ導くか、あるいは検出器4,5を
試料14近傍に配置することにより検出は可能である。
この2次電子線の強度信号を表示装置12に入力し、ブ
ラウン管上の輝度あるいは色彩として表示する。一方X
軸圧電素子6及びy軸圧型素子7により探索針3を試料
14と平行平面内で2次元的に走査すると同時に、電流
1で2軸圧電素子8にフィードバックをかけることによ
り電流1を一定に保つよう探索針3と試料14間との距
離を調整する、x−Y走査信号を表示装置12のブラウ
ン管のX−Y走査と同期させることにより20Å以下の
高分解能2次電子線像が得られる。また同時に、Z軸圧
型素子8に印加されている電圧に相当する信号を表示装
置11に入力し、ブラウン管上の輝度あるいは色彩とし
て表示することにより、試料表面のトポグラフィ−が得
られる。
本実施例によれば1.2次電子検出器4,5を2個対向
させて設置しているため、それぞれの信号強度を比較す
ることにより表面形状を容易に類推することができる。
試料測定位置を中心に、4個の検出器がそれぞれ90″
の角度をなすように配第3図は、2次電子検出部の、詳
細図である。
試料14より放出された2次電子2は、検出器5の電場
により収束され検出部に入射する。検出器5は探索針3
及び試料14とは独立に固定されており、この検出器5
の検出範囲内で探索針は10μm口走査できる。より広
い範囲の試料観察は試料の移動により行う。検出器5か
らのパルスハイドあるいは、検出部のエネルギーアナラ
イザーにより、オージェ電子分析を行う。
第4図は探索針3近傍にチャンネルプレート15を取り
付けた一例である。この方法によると、探索針3を広範
囲に走査させても2次電子検出効率は不変である。また
2次電子発生領域に対して大きな立体角を占めるため電
場による収束が不必要であり、このため探索針3と試料
14との間の電場に2次電子検出器の電場が影響を与え
ることがない。
第5図および第6図は、試料からのX線あるい16を発
光させる。この光を光ファイバー17で光電子増倍管1
8へと導く。シンチレータ16のかわりに半導体検出器
を用いれば直接電圧信号として検出が可能である。試料
から光が放出される場合は、直接光ファイバー束19か
ら分光器20を通して光電子増倍管21へ導く(第6図
)。本実施例では分光器20を設けたため、試料14か
らの放出光の波長分析が可能である。
第7図は試料及び探索針の精密移動に関する一実施例で
ある。機械的にx、y、z方向に移動するステージ13
上に、試料側X s ’/軸圧電素子22゜23を組み
試料側2軸圧電素子24を支持している。試料14を保
持した試料台25がこの上に取り付けられている。一方
ステージとは別途に固定されているx、y、z軸圧型素
子6,7.8により探索針3が支持されている。
試料14を観察する際、まずステージ13の動作により
試料14を走査しトポグラフィ−及び2次電子像を得る
。この際の探索針及び試料間距離は100μm〜1μm
であり、探索針3から試料14へ流れる電界放射電流を
一定に保つようステージ13の動作により調節する。こ
れにより、広い領域を低い分解能で観察する。この観察
領域内の一部分をより高い分解能で観る際は、試料側X
VeZ軸圧電素子22,23.24を用いる。各素子2
2,23.24は50μm伸縮し、探索針3と試料14
との距離は10μm〜100μmである6さらに分解能
を高めた測定を行う際はX。
y、z軸圧型素子6,7.8を用いる。各素子6゜7.
8は1μm伸縮し、100μ秒以下の応答速度で高精度
に探索針3を走査する。試料14との距離は1100n
〜0.5nm程度であり、はぼこの距離と同程度の分解
能が得られる。lnm程度の距離では、探索針3から試
料14へ流れる電流は、F ovler −N ord
hei+a則に従う電界放射電流ではなく、距離と共に
指数関数的に変化するトンネル電流となり、トンネル電
子顕Ill! (STM)像が得られる。しかし2次電
子放出量は著しく低下する。試料側XsV軸圧電素子2
2.23による走査と、試料側2軸圧電素子24及び2
軸圧電素子8による距離調節とを組み合わせることによ
り、広い領域を高い分解能で観察できる二本実施例によ
ると広い範囲にわたり倍率を変えることができる。その
ため、試料14をwt?II!Iシながら、その任意の
場所の高分解能amが可能である。また従来のSTMで
は大きな障害となっている試料面の大きな段差による計
測不能という事態も未然に防止できる。
第8図に、磁場による走査例を示す。X軸偏向コイル2
5及びy軸側向コイル(図示せず)により、X軸及びy
軸方向に偏向磁場を発生させる。
この磁場により探索針3及び試料14を移動させること
なく2次電子像を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2次電子9反射電子、オージェ電子さ
らには光、X線を検出できるので試料表面から、より多
くの情報が得られ状態を適確に把握することができる。
特に絶録物のような電気的不良導体の存在する試料の場
合、試料電位が大きく変動するためトポグラフィ−は大
きく乱れるが、2次電子像では暗い部分として表示され
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2す 図、第合図は駆動系に関する実施例を示す斜視図、第字
図はビーム走査に関する実施例を示す概略図である。 ■・・・電流、2・・・2次電子、3・・・探索針、4
・・・2次電子検出器、5・・・2次電子検出器、6・
・・X軸圧型素子、7・・・y軸圧型素子、8・・・2
軸圧電素子、9・・・2軸圧電素子、10・・・XV走
査回路、141・・・表案 l圓 5 Zンンζ、t iμt−出」g≦:      t
O,X f 謄[]iデー篤 2図 ’l/g3 鉛 窮4 図 第5図      第1m

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、先端を鋭利に突がらせた探索針と、これを試料に近
    接させ試料面を走査させる走査手段と、該電極と該試料
    間に流れる電流を検出し該探索針と該試料間の距離を調
    整する機構と、該探索針または該試料の動きあるいは前
    記電流値を表示する手段を備え、かつ前記電流によつて
    前記試料より二次的に放出される荷電粒子や光、X線等
    を検出する手段を備え、試料表面の形態観察や組成分析
    等を可能にしたことを特徴とする固体表面計測装置。 2、前記探索針あるいは前記試料を走査し、かつ該探索
    針と前記試料との距離を調整する手段を設けることによ
    り、広い範囲で倍率を変えることを可能ならしめたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体表面計測
    装置。 3、前記電流を電磁的に偏向させる手段を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体表面計測装
    置。
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