JPS62283869A - 耐火れんが - Google Patents
耐火れんがInfo
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- JPS62283869A JPS62283869A JP61124364A JP12436486A JPS62283869A JP S62283869 A JPS62283869 A JP S62283869A JP 61124364 A JP61124364 A JP 61124364A JP 12436486 A JP12436486 A JP 12436486A JP S62283869 A JPS62283869 A JP S62283869A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は一般の焼却炉、溶融炉をはじめとして、特にご
み焼却炉の炉壁に適用される耐火れんかに関する。
み焼却炉の炉壁に適用される耐火れんかに関する。
第1図に一般のごみ焼却炉の炉壁構造の断面図を示す。
ごみ焼却炉は鉄皮07を殻として、その内部に順に石綿
09 、ケイ酸カルシウム08.断熱れんが。
09 、ケイ酸カルシウム08.断熱れんが。
SICれんがを配した構造となっており、特に内面に用
いられるSiCれんがは純度が90%前後の高純度炭化
硅素(SiCれんが)であって、溶融灰(クリンカとも
いう)の付着防止、熱的スポーリングなどによる損傷の
防止に極めて有効である。
いられるSiCれんがは純度が90%前後の高純度炭化
硅素(SiCれんが)であって、溶融灰(クリンカとも
いう)の付着防止、熱的スポーリングなどによる損傷の
防止に極めて有効である。
しかしながら、前記の高純度SiCれんかには次のよう
な不具合点があった。
な不具合点があった。
(1)SiCれんが011は残存線膨張収縮が起りやす
く可逆的膨張である熱膨張を吸収するために設けた膨張
代03(セラミックファイバを充填している)をつぶし
てしまう。これを放置するとれんが構造のせり出し、倒
壊が発生する。この原因は次に示す酸化反応式のように
SiCが酸化されるためと考えられており、特に高温状
態で酸素と水分が多い雰囲気で酸化が著しい。SiC酸
化反応式例 M +C−1−3fi2(J −) S +(J2+
しり+ 31i2SiCが完全に酸化すると約2倍に体 積膨張する。
く可逆的膨張である熱膨張を吸収するために設けた膨張
代03(セラミックファイバを充填している)をつぶし
てしまう。これを放置するとれんが構造のせり出し、倒
壊が発生する。この原因は次に示す酸化反応式のように
SiCが酸化されるためと考えられており、特に高温状
態で酸素と水分が多い雰囲気で酸化が著しい。SiC酸
化反応式例 M +C−1−3fi2(J −) S +(J2+
しり+ 31i2SiCが完全に酸化すると約2倍に体 積膨張する。
対策としては休炉時に膨張代に接するSiCれんがを抜
取シ、小型れんがを代りに挿入して膨張代を再生してい
るが、工事費、材料費などのメンテナンス費用が高価と
なっている。
取シ、小型れんがを代りに挿入して膨張代を再生してい
るが、工事費、材料費などのメンテナンス費用が高価と
なっている。
(2) 築炉構造としてはれんが倒壊防止のために。
引張アンカ06が備えられている。
高純度SiCれんがは熱伝導率が金属並みに高いため、
れんが炉外側の面も炉内温度とほとんど変らない。そこ
で金属製のアンカo6は高温となるため、#熱鋼を用い
たり、複雑な断熱構造を取ったシしているため高価にな
っている。
れんが炉外側の面も炉内温度とほとんど変らない。そこ
で金属製のアンカo6は高温となるため、#熱鋼を用い
たり、複雑な断熱構造を取ったシしているため高価にな
っている。
(3) SiC自体が人造鉱物であるため非常に高価
で、一般に用いられている粘土質耐火レンガに比べて約
10倍の価格である。
で、一般に用いられている粘土質耐火レンガに比べて約
10倍の価格である。
そこで2本発明は、前記のような焼却炉における高純度
SiOれんがのもつ不具合を解決して。
SiOれんがのもつ不具合を解決して。
SiCの酸化にともなうれんが構造のせり出しや倒壊が
おこりにくく、従ってせり出しを防止するための高価な
引張アンカが不要で、またれんが自体の値段が安り、シ
かも溶融灰の付着しにくい耐火れんがの提供を目的とす
る。
おこりにくく、従ってせり出しを防止するための高価な
引張アンカが不要で、またれんが自体の値段が安り、シ
かも溶融灰の付着しにくい耐火れんがの提供を目的とす
る。
そのため本発明は、 SiC、SiO2. Al2O
3を主成分とする燃焼炉用耐火れんがにおいて、 8I
Cを15〜70重量%、実質的に残部の5IO2/A】
203の重量成分比を1.5以上にしたことを特徴とす
る燃焼炉用耐火れんがをその溝成とする。
3を主成分とする燃焼炉用耐火れんがにおいて、 8I
Cを15〜70重量%、実質的に残部の5IO2/A】
203の重量成分比を1.5以上にしたことを特徴とす
る燃焼炉用耐火れんがをその溝成とする。
SiO: 15〜70重量%
SiCは加熱酸化を受けるとCO2若しくはCOを発生
し、炉壁表面にクリンカが付着すると。
し、炉壁表面にクリンカが付着すると。
C02若しくはCOの作用で付着面近くのクリンカを軽
石状の構造とし、その結果クリンカの炉壁に対する付着
面積が小さくなるので、クリンカ重量がある程度大きく
なるとその自重によりクリンカが剥離し、その重みで自
然落下する。
石状の構造とし、その結果クリンカの炉壁に対する付着
面積が小さくなるので、クリンカ重量がある程度大きく
なるとその自重によりクリンカが剥離し、その重みで自
然落下する。
しかしながら、 SiCが15%未満では、co又は
CO2の発生が少なくなって上記効果が得られなくなり
、炉壁とクリンカとが付着面で強力に反応固着して、ク
リンカを剥そうとするとクリンカの付着面で割れずに炉
壁内部まで割れが入って炉壁をいためる。また、 S
iCが70%を超えて含有されると、れんがの残存線膨
張収縮の影響が著しくれんがのせり出しゃ炉壁倒壊のお
それが生じる上、れんがの価格が著しく上昇する。
CO2の発生が少なくなって上記効果が得られなくなり
、炉壁とクリンカとが付着面で強力に反応固着して、ク
リンカを剥そうとするとクリンカの付着面で割れずに炉
壁内部まで割れが入って炉壁をいためる。また、 S
iCが70%を超えて含有されると、れんがの残存線膨
張収縮の影響が著しくれんがのせり出しゃ炉壁倒壊のお
それが生じる上、れんがの価格が著しく上昇する。
尚、好ましくは、 SiCを20〜50%、更に好まし
くは20〜45%とするとその効果は著しい。
くは20〜45%とするとその効果は著しい。
SiO2/Al2O3: 1,5以上
Al2O3及び5in2は強度、#熱性、化学的安定性
にすぐれ、また安価なれんがとするためにも積極的に添
加されるものである。
にすぐれ、また安価なれんがとするためにも積極的に添
加されるものである。
特にSiO2を積極的に増量することにより、クリンカ
の主成分のアルカリ物質(例えばNa2o)と5102
とが父応し、低融点、高流動性のNa 20−8i02
(融点1oso’c)をクリンカとの付着面に形成し、
これが付着面の気泡の成長を容易にするので、クリンカ
の軽石化を比較的に容易にする。
の主成分のアルカリ物質(例えばNa2o)と5102
とが父応し、低融点、高流動性のNa 20−8i02
(融点1oso’c)をクリンカとの付着面に形成し、
これが付着面の気泡の成長を容易にするので、クリンカ
の軽石化を比較的に容易にする。
また、 Na2O−8i02系のガラス質がれんがの稼
動表面を液相とガスとでシールするためクリンカの付着
が少なくなるとともにれんが寿命を延長させる。
動表面を液相とガスとでシールするためクリンカの付着
が少なくなるとともにれんが寿命を延長させる。
しかしながら、 SiO2 / Al2O3が1.5未
満ではAl2O3ノiカ多すぎて、高融点(融点150
0’C)低流動性ノNa20−A1203−28in2
を形成しテシマうため、上記効果が得られない。
満ではAl2O3ノiカ多すぎて、高融点(融点150
0’C)低流動性ノNa20−A1203−28in2
を形成しテシマうため、上記効果が得られない。
尚、好ましくは、5102/Al2O3を2.0〜2.
5とすると上記効果が著しい。
5とすると上記効果が著しい。
その他の好ましい条件
上記以外にも、クリンカ付着防止効果を長期間保つには
、 SiC純度が低い分だけ、酸化速度を低下させる
ほうが好ましい。そのためには。
、 SiC純度が低い分だけ、酸化速度を低下させる
ほうが好ましい。そのためには。
れんがの見掛の気孔率を低下させて炉内ガス中の酸素が
れんが内部に浸透しにくくする方法か有効である。特に
好ましくは、見掛の気孔率を12%以下とするとよい。
れんが内部に浸透しにくくする方法か有効である。特に
好ましくは、見掛の気孔率を12%以下とするとよい。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
第2表に示す方法により第1表の組成の供試れんがを製
造して1次の各種の調査を行った。
造して1次の各種の調査を行った。
第1表において、サンプル記号にSのついたものが、
SiO2 / Al2O3(1,5のもの、Tのついた
モノ力SiO2 / Al2O3>1.5 +7) モ
ノfアルノテ、 本発明の実施例としてはT65〜T2
0がこれに和尚する。
SiO2 / Al2O3(1,5のもの、Tのついた
モノ力SiO2 / Al2O3>1.5 +7) モ
ノfアルノテ、 本発明の実施例としてはT65〜T2
0がこれに和尚する。
タリンカの付着力の試験は第2図に示す方法で行われた
。すなわち、磁性管1を供試れんが3上に載置し、磁性
管1内に粉状若しくは粒状の燃焼灰2を充填して、所定
条件で全体を加熱して燃焼灰2を溶融・固化させる。そ
の後(C)に示すように供試れんが3を固定治具4に固
定し。
。すなわち、磁性管1を供試れんが3上に載置し、磁性
管1内に粉状若しくは粒状の燃焼灰2を充填して、所定
条件で全体を加熱して燃焼灰2を溶融・固化させる。そ
の後(C)に示すように供試れんが3を固定治具4に固
定し。
荷重負荷治具5を介して横方向から磁性管1に荷重を負
荷する。第1表、第3図及び第4図に示すタリン力付着
力の試験結果によれば、 SiCが20%入った本実
施例T20であっても、入っていないものと比較して1
/4以下に低減し、更にSiCを増加させて34.3%
添加したものは1/8はどに低下している。また、 8
i0.、 / Al2O3の比についてみれば、同一の
SiC含有量のものについて比較したものはいずれも、
サンプル記号にTの符号のついたものがSの符号のもの
より付着力が小さい。
荷する。第1表、第3図及び第4図に示すタリン力付着
力の試験結果によれば、 SiCが20%入った本実
施例T20であっても、入っていないものと比較して1
/4以下に低減し、更にSiCを増加させて34.3%
添加したものは1/8はどに低下している。また、 8
i0.、 / Al2O3の比についてみれば、同一の
SiC含有量のものについて比較したものはいずれも、
サンプル記号にTの符号のついたものがSの符号のもの
より付着力が小さい。
第1表の供試れんがのうち、 ’I”20. ’f’4
0.’ T2Oについて1200’Cで5hの水蒸気酸
化試験を行った。その結果を第3表に示す。この結果S
1C添加量が減少するに従って2寸法変化率及び重量変
化率とも減少することがわかる。
0.’ T2Oについて1200’Cで5hの水蒸気酸
化試験を行った。その結果を第3表に示す。この結果S
1C添加量が減少するに従って2寸法変化率及び重量変
化率とも減少することがわかる。
第5図に、 SiC含有量と熱伝導率との関係を示す線
図を示したが、 SiC含有量を低下することにより
熱伝導率を著しく低減することができ。
図を示したが、 SiC含有量を低下することにより
熱伝導率を著しく低減することができ。
たとえ第1図に示すような引張アンカ構造を採用する場
合でも、アンカ線の著しい熱膨張を考慮した特別のアン
カ支持構造が不要となる。
合でも、アンカ線の著しい熱膨張を考慮した特別のアン
カ支持構造が不要となる。
上述のとおり2本発明の耐火れんがは次の特徴を有する
。
。
rl) SiCの酸化に伴う酸化膨張が小さいって。
セラミックファイバー等が充填された膨張代をつぶすこ
とがなく、れんが構造のせり出しや倒壊の危険が少ない
うえ、膨張代の補修に要する手間が不要となる。
とがなく、れんが構造のせり出しや倒壊の危険が少ない
うえ、膨張代の補修に要する手間が不要となる。
(2)熱伝導率が小さく、アンカがそれほど高温となら
ないので、耐熱鋼のアンカを用い複雑な断熱構造となっ
ていたアンカ支持構造を簡素化することができる。
ないので、耐熱鋼のアンカを用い複雑な断熱構造となっ
ていたアンカ支持構造を簡素化することができる。
(3)高価なSiCの含有量が少ないので、れんがの製
造に要する費用が低減される。
造に要する費用が低減される。
(4)高純度SiCれんがと同様に、自重によりタリン
カが付着面から剥離する。
カが付着面から剥離する。
従って1本発明の耐火れんがは、一般の焼却炉や溶融炉
をはじめとして、特にごみ焼却炉の炉壁としてそのすぐ
れた特性を発揮でき、産業上極めて有用である。
をはじめとして、特にごみ焼却炉の炉壁としてそのすぐ
れた特性を発揮でき、産業上極めて有用である。
双下奈白
第2表 供試れんが゛の製造
風下全白
第3表 水蒸気酸化試験結果(1200°C−5h)
第1図は、一般のごみ焼却炉の炉壁構造断面図、第2図
(a)、 (b)、 (C)はタリンカ付着強度試験の
説明図1第3図、第4図はタリンカ付着強度試験結果を
示す線図、第5図は、 SiC含有量と熱伝導率との
関係を示す線図である。
(a)、 (b)、 (C)はタリンカ付着強度試験の
説明図1第3図、第4図はタリンカ付着強度試験結果を
示す線図、第5図は、 SiC含有量と熱伝導率との
関係を示す線図である。
Claims (1)
- SiC、SiO_2、Al_2O_3を主成分とする
燃焼炉用耐火れんがにおいて、SiCを15〜70重量
%、実質的に残部のSiO_2/Al_2O_3の重量
成分比を1.5以上にしたことを特徴とする燃焼炉用耐
火れんが。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61124364A JPS62283869A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 耐火れんが |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61124364A JPS62283869A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 耐火れんが |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62283869A true JPS62283869A (ja) | 1987-12-09 |
Family
ID=14883571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61124364A Pending JPS62283869A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 耐火れんが |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62283869A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06137532A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-17 | Ushikubo Tetsuo | 焼却炉及び焼却炉用ブロック |
JP2017155971A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラ及びボイラの耐火構造物 |
CN110698211A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-01-17 | 宁波伏尔肯科技股份有限公司 | 一种增材制造碳化硅陶瓷炉排及其制备方法 |
JP2022150907A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 日本碍子株式会社 | 耐火タイル及び保護用耐火タイルシステム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4976910A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-24 |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP61124364A patent/JPS62283869A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPS4976910A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-24 |
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JPH06137532A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-17 | Ushikubo Tetsuo | 焼却炉及び焼却炉用ブロック |
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CN110698211A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-01-17 | 宁波伏尔肯科技股份有限公司 | 一种增材制造碳化硅陶瓷炉排及其制备方法 |
JP2022150907A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 日本碍子株式会社 | 耐火タイル及び保護用耐火タイルシステム |
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