JPS62282632A - 高圧発生装置 - Google Patents

高圧発生装置

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JPS62282632A
JPS62282632A JP12477186A JP12477186A JPS62282632A JP S62282632 A JPS62282632 A JP S62282632A JP 12477186 A JP12477186 A JP 12477186A JP 12477186 A JP12477186 A JP 12477186A JP S62282632 A JPS62282632 A JP S62282632A
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cylinder
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core
high pressure
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▲高▼野 正義
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J3/00Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
    • B01J3/06Processes using ultra-high pressure, e.g. for the formation of diamonds; Apparatus therefor, e.g. moulds or dies
    • B01J3/065Presses for the formation of diamonds or boronitrides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/004Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses involving the use of very high pressures

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイヤモンドやCBN (立方晶窒化硼素)
の合成、ダイヤモンドやCBNの焼結体の製造、その他
の材料の合成や、高温、高圧処理に使用する高圧発生装
置に関し、詳しくはシリンダ構造物と一対のアンビル構
造物より成る一軸加圧方式の高圧発生装置に関し、実験
用の小型装置ではなく、生産用の大型装置や製造装置規
模の実験用装置に適用し得るようにしたものである。
[従来の技術] シリンダ構造物と一対のアンビル構造物より成る一軸加
圧方式の高圧発生装置の例としては、例えば特公昭3B
−23463号公報に示すものが広く知られており、そ
の概略の構造は第8図(Jに示されている。而して、第
8図(ωに示す高圧発生装置では、上下のアンビル構造
物a、bをブレス機の上盤及び下盤に夫々固定し、内孔
部にガスケット構造物Cを含む被加圧体dを装填したシ
リンダ構造物eを下側のアンビル構造物すに静かに栽せ
、ブレス機を駆動して加圧を行う場合と、アンビル構造
物a、bをブレス機には固定せずに、シリンダ構造物e
に被加圧体dを装填し、シリンダ構造物eの上部及び下
部にガスケット構造物Cを介してアンビル構造物a、b
を重ね合わせたものをブレス機の加圧空間の中央に置き
、ブレス機を駆動して加圧を行う場合がある。
上述の特公昭3B−23483号公報で述べられている
高圧発生装置は、何れの場合もシリンダ構造物eのシリ
ンダ内径は約10IIII115外径は約150mff
1と比較的小さい実験用装置と思われ、シリンダ構造物
Cやアンビル構造物a、bの重量は片手で持てる位に軽
く、従って、葉ろう布製のガスケット構造物Cがシリン
ダ構造物eやアンビル構造物a、bに挾まれた状態でそ
の重量に耐えられず崩壊することもなく、ガスケット構
造物Cの不均衡等ら問題とならない。そのため、上記特
公昭3B−23463号公報にはハンドリング関係の付
帯装置については記載されていない。しかし、上記高圧
発生装置を生産用装置に適用する場合、シリンダ構造物
Cのシリンダ内径は数倍〜士数倍となり、シリンダ構造
物eやアンビル構造物a、bの重量は数百Kg〜数トン
となり、人力によるハンドリングは困難となるうえ、下
記のような問題を生ずるおそれがある。
(1)加圧工程の初期にガスケット構造物Cの一部が、
ガスケットとしての機能を果す前に破壊してしまうおそ
れがあり、シリンダ構造物eの重量が下側のガスケット
構造物に加わる場合にその可能性が大きい。又特に、ろ
う石粉末などを型押し成形したガスケット構造物Cを用
いる場合には圧縮強度は天然ろう石等より小さいため壊
れ易い。
(i)  加圧工程の初期にシリンダ構造物eの水平が
維持されず傾く場合、ガスケット構造物Cが偏荷重ある
いは局部的圧縮力を受けてその部分が崩壊するおそれが
ある。
(至)上、下のガスケット構造物Cが、均等な圧縮率で
圧縮され且つ同期的に圧縮される保証がない。特に下側
のガスケット構造物はブレスによる加圧が開始される前
からシリンダ構造物eの重量を受けて圧縮されている。
(へ)上、下のガスケット構造物Cの軸心と上、下のア
ンビル構造物a+bの軸心がずれている状態で加圧され
るおそれがある(アンビル構造物先端の錐角とシリンダ
構造物内孔開口部の錐角が等しい場合は加圧時に自動的
に心ずれが修正されるが、錐角は必ずしも同じではない
。)。
上記(+)〜(へ)のような問題か存在する場合、第8
開山)に誇張して図示したようにガス炉・ノド構造物C
が上下で均等に圧縮されなかったり、又周方向で一様に
圧縮されないため、ガスケット構造物Cに要求される機
能が意図するようには達成されず、結果として (1)  シリンダ構造物eの傾きの助長、O)圧力室
内圧力分布の均等性の阻害、(至)ガスケット構造物C
の圧力封止能力の低下、装置の圧力発生能力の低下、 (へ)ガスケット構造物Cのアンビル構造物a、bやシ
リンダ構造物eに対する側圧支持補強機能の低下による
装置の耐圧性の低減、 (V)  ガスケット構造物Cの封止機能の低減と不均
等によるブローアウト現象の助長、 等の種々の好ましくない状況を生み出すことになり、結
果としては高温、高圧処理される製品の品質に影響を与
えたり、アンビル構造物a、bやシリンダ構造物eのサ
ービスライフを減少させることになる。
上述のような欠点に対して従来においても種々の対策が
考えられていた。すなわち例えば加圧開始前にシリンダ
構造物の重量がガスケット構造物に加わらないようシリ
ンダ構造物をスプリングで保持し、浮かせておく装置が
ある。又、実公昭47−28310号公報に示す「高圧
発生装置」及び実公昭49−11102号公報に示す「
−軸方式の高圧発生装置」等もその対策の一つである。
そこではアンビル構造物とシリンダ構造物の間に機械的
な運動規制機構(リンク機構)を介在させて、シリンダ
構造物が上、下のアンビル構造物の先端面から常に等距
離を維持し、且つ水平を維持しながら加圧が行なわれる
ようになっており、特に加圧工程の初期段階で上下のガ
スケット構造物が均等且つ同期的に加圧されるという点
に関しては顕著な効果が認められている。
又、近年提案された特公昭[1O−7597号公報に示
す「粉末体のブレス成形設備」においては、成形を行う
ブレスの他に補助ブレスを設け、該補助ブレスによって
粉末体の型内供給、充填、予備加圧、加圧成形製品の取
出し、型内清掃を行うようになっている。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、上記従来手段のうち、実公昭47−28
310号公報や実公昭49−11102号公報に示すも
のにあっては、次のような問題点がある。
(1)  リンク機構の主体は長、短合わせて16枚の
高精度に加工された連接片と、24本の高精度に加工さ
れたピンより構成されていて、かなり製作の手間のかか
るものであり、安価ではなく、連接片の重量も大きい。
■ リンクの連接片がブレス機の前後に張出して嵩高く
なり、コンパクト性に欠ける。
(至)装置は通常、ブレス機の中に置かれ、上、下のア
ンビル構造物はブレス機の加圧軸と同軸上に固定されて
いるので、アンビル構造物やシリンダ構造物の加圧工程
終了後の清掃や点検、加圧を終了した被加圧体の抜取り
、次の被加圧体の装填等の間はブレス機は休止していな
ければならず、従って、アイドルタイムが大きくなって
ブレス機の稼動率が低下し、生産能率が悪化する。
又、特公昭80−7597号公報に示すものでは、前記
実公昭47−28310号公報や実公昭49−1110
2号公報に示すものの上記0項の問題は解決しているが
、本加圧の前に補助ブレスで予備加圧を行い、それを成
形ブレスに搬送して再度加圧するという二重の手間が生
じ、無駄が大きくなるという問題がある。
本発明は上述の実情に鑑み、−軸加圧方式の高圧発生装
置において、対向して配設された2個のアンビル構造物
がシリンダ構造物内の被加圧体を同期的且つ均等に加圧
し得るようにすること、それに伴いシリンダ構造物とア
ンビル構造物の間に配置されている一対のガスケット構
造物も上下均等且つ同期的に加圧され、上下均等な圧力
封止機能を発揮し得るようにすること、シリンダ構造物
、アンビル構造物、ガスケット構造物が夫々の軸の偏り
や傾きがなく、共軸に加圧されるようにすること、装置
の耐久性の向上、圧力室内圧力分布の均等性の改善、ブ
ローアウト事故の防止等を図ること、被加圧体の装填、
抜取り、アンビル構造物、シリンダ構造物の清掃、点検
、交換等のハンドリングを容易に行い得るようにするこ
と、等を目的として成したものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は下部ベースにHm自在に下部アンビル構造物を
配設すると共に昇降自在な上部ベースに着脱自在に上部
アンビル構造物を配設し、上部ベースと下部ベースとの
間に昇降可能に配設した浮動枠に、前記上部アンビル構
造物と下部アンビル構造物との間に位置し内孔部に被加
圧体が装填されると共にシリンダコアと前記上、下部ア
ンビル構造物のアンビルコアとの間にガスケット構造物
を介在させるようにしたシリンダ構造物を配設し、前記
浮動枠に回転自在に取付けたピニオンを、前記下部ベー
ス上面に立設した部材及び上部ベース下面に垂下した部
材に夫々刻設したラックに対し噛合させた構成を備えて
いる。
[作   用] 被加圧体はシリンダ構造物のシリンダコア内孔部に装填
され、シリンダコアと上、下部アンビル構造物のアンビ
ルコアとの間にはガスケット構造物が装入され、ブレス
機によって加圧されるが、この際浮動枠に取付けたシリ
ンダ構造物は常時水平状態を保持されると共にシリンダ
コア軸線方向中心位置から、上部アンビル構造物のアン
ビルコア先端まての距離と下部アンビルコア構造物のア
ンビルコア先端までの距離は等しい距離に保持される。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
第1図は本発明の一実施例で、軌条15に沿い車輪2を
介して走行し得るようにした下部ベース1には、上部が
小径で下部か大径の段状の貫通孔3が設けられ、該貫通
孔3にはっば5部が下部ベース■の貫通孔3の段部4に
係合し、上端が下部ベースlよりも上方へ突出し得るよ
うにした焼入鋼製の円板状の台座支持ブロック6が着脱
自在に嵌合せしめられ、台座支持ブロック6の上面には
、台座支持ブロック6外周と同心状に所定深さの中空孔
7が穿設され、該中空孔7には、下面か台座支持ブロッ
ク6により支持されるようにした超硬合金製の下部台座
コア8が嵌合せしめられ、下部台座コア8上面には、該
コア8と同心状にコア8よりも小径の超硬合金製のアン
ビルコア9が載置せしめられている。
又アンビルコア9の縦断面形状は中心側が上方へ向けて
突出した形状になっている。
アンビルコア9の外周には、アンビルコア9を補強する
ための多重締付リングIOが嵌合せしめられ、該多重締
付リング10の外周部にはつば11が形成されている。
又台座支持ブロック6上面にはボルト12を介して段部
13を有する取付具14が取付けられ、取付具14の段
部13により、前記多重締付リング10はつば1■を介
して台座支持ブロック6に固定されている。更に下部ベ
ースl上には水平向きの流体圧シリンダ16が配設され
、該流体圧シリンダ16のピストンロッド18aには、
台座支持ブロック6の外周に設けた溝17に嵌入し台座
支持ブロック6が下方へ脱落するのを防止するための止
め金18が取付けられている。而して台座支持ブロック
6、下部台座コア8、アンビルコア9、多重締付リング
10、取付具14等によって下部アンビル構造物19が
形成されている。
下部ベース1の上面四隅には、側面にラック21が刻設
された中空状のガイドポスト20が立設されると共にガ
イドポスト20に近接してガイドピン22が立設され、
上部ベース29の下面に両管したガイドビン23は前記
ガイドポスト20に摺動自在に嵌合され、前記ガイドピ
ン22は上部ベース29の下面に固着され側面にラック
25が刻設された中空状のガイドポスト24に摺動自在
に嵌合され、ガイドポスト20上端と上部ベース29下
面との間及び下部ベース上面とガイドポスト24下端と
の間には、夫々上部ベース29及び上部アンビル構造物
42を上方へ付勢するスプリング26゜27がガイドビ
ン23.22を包囲するよう配設されている。而して、
ガイドポスト20.24ガイドピン22,23 、スプ
リング26.27等によりガイド構造物28が形成され
ている。
上部ベース29には、上部が大径で下部が小径の段状の
貫通孔30が設けられ、該貫通孔30には、外周つば部
に硬質ゴム製のブツシュ3Iか嵌むされ該ブツシュ31
部が上部ベース29の貫通孔30の段部32に当接し下
端が上部ベース29よりも下方へ突出し得るようにした
焼入鋼製の円板状の台座支持ブロック33が着脱自在に
嵌合せしめられ、台座支持ブロック33の下面に台座支
持ブロック33外周と同心状に所定高さの中空孔34が
穿設され、該中空孔34には、上面が台座支持ブロック
33により支持されるようにした超硬合金製の上部台座
コア35が嵌合せしめられ、上部台座コア35下面には
、該コア35と同心状にコア35よりも小径の超硬合金
製のアンビルコア36が当接せしめられている。又アン
ビルコア36の縦断面形状は中心側が下方へ向けて突出
した形状をし、前記アンビルコア9と上下対称の配置と
なっている。
アンビルコア36の外周には、アンビルコア36を補強
するための多重締付リング37が嵌合せしめられ、該多
重締付リング37の外周部にはつば38が形成されてい
る。又台座支持ブロック33下面にはボルト39を介し
て段部40ををする取付具41が取付けられ、取付具4
1の段部40により、前記多重締付リング37はつば3
8を介して台座支持ブロック33に固定されている。而
して台座支持ブロック33、上部台座コア35、アンビ
ルコア36、多重締付リング37、取付具41等によっ
て上部アンビル構造物42が形成されている。
下部ベース1上には油圧又は空圧の流体圧シリンダ43
が立設され、該流体圧シリンダ43のピストンロッド4
3a上端は浮動枠44下面に接触している。該浮動枠4
4には上部が大径で下部が小径の貫通孔45か穿設され
、上下のアンビルコア36と9の間には、該コア36.
9と同心状に超硬合金製或いは特殊鋼製のシリンダコア
46が配設され、該シリンダコア46の外周には、補強
のために、鋼製の多重締付リング47か嵌合され、該多
重締付リング47は前記貫通孔45に嵌合され、多重締
付リング47外周の段部48は前記貫通孔45の段部4
9に係合している。シリンダコア46内孔部の縁部形状
は前記アンビルコア36,9の相対向面との間に所定の
間隔が保持されるよう所定の曲線状に形成され、アンビ
ルコア9,36て閉止されたシリンダコア46の内孔部
には、圧力室が形成されるようになっている。而して、
シリンダコア46、多重締付リング47によってシリン
ダ構造物50が構成され、シリンダ構造物50と上部ア
ンビル構造物42、下部アンビル構造物19との間には
、加圧時に水冷用の空間51.52が形成されるように
なっている。又多重締付リング47上面と多重締付リン
グ37下面との間及び多重締付リング47下面と多重締
付リング10上面との間には、水密のためのゴム製パツ
キン53.54を配置し得るようになっている。空間5
1.52へ冷却水を導入させる管路は図示してないが上
、下部アンビル構造物42.19に設けられている。
浮動枠44の側部4個所にはピニオン55が回転自在に
枢支され、該ピニオン55は前記ガイドポスト20.2
4の側部に設けたラック21.25と噛合している。こ
れによって浮動枠44に載置されたシリンダ構造物50
が水平を維持すると共にシリンダコア46の高さ方向の
中心は、常に上部アンビル構造物42のアンビルコア3
6下端及び下部アンビル構造物19のアンビルコア9上
端から等距離の中間位置に設定されるようになっている
又上記装置では、上部ベース29及び上部アンビル構造
物42の全重量の1/2ずっがスプリング28.27に
より弾性的に支持されるようになっており、浮動枠44
及びシリンダ構造物50の金工;は流体圧シリンダ43
により支持されるようになっている。
シリンダコア46内の圧力室に収納される被加圧体56
の構造はこの種−軸加圧方式の高圧発生装置で一般に採
用されているものであって、本発明に特をのものではな
い。従って詳細な説明は省略しているが、電導リング、
電極板、カーボンヒータ、電導リング内径部に嵌合され
た熱及び電気絶縁板、圧力媒体、カーボンヒータ内に絶
縁物、カプセル等を介して収納される圧力及び高温を賦
与されるべき試料等より構成されている。又被加圧体5
6への通電は上、下部アンビル構造物42.19を通し
て行なうようになっている。
被加圧体56の加圧時にシリンダコア46とアンビルコ
ア36,9との間に介在させられるガスケット構造物5
7.58の構造や材質は、この種−軸加圧方式の高圧発
生装置で一般に使用されているものと同じで、本発明に
特有のものではない。
ガスケット構造物57.58としては均質なパイロフィ
ライト(ろう石)のブロックより削り出して成形したも
のが、性能か優れているため小型装置では広く使用され
ているが、大型装置の場合は極めて高価となるので、安
価なパイロフィライト粉末を主成分とする粉末をモール
ドを用いて加圧成形したものを用いるのが良い。
上記高圧発生装置は、その上方或いは下方より油圧ブレ
スにより押圧力を加え得るようになっているが、図は省
略しである。なお、第1図の高圧発生装置は、上部アン
ビル構造物42のアンビルコア36下端及び下部アンビ
ル構造物19のアンビルコア9上端は、シリンダコア4
6の内孔部に装填された被加圧体56及びガスケット構
造物57.58に接触し加圧を開始する直前の状態を示
している。
次に、本発明の装置の作動について、第2図(ω(b)
(C)をも参照し、前サイクルの加圧か終了した段階よ
り順次工程順に説明する。なお、第2図(a)山)(C
)中59は高圧発生装置が走行し得るようにしたハンド
リング台、60は下部アンビル構造物19の受台、61
は上部アンビル構造物42の吊金具、62は上部アンビ
ル構造物42の台座支持ブロック33上面に設けた吊金
具61係合用の溝、63は抜取り支持台、64は打抜き
ピン、65はガスケット構造物57 、58の破片、6
6は抜取り支持台63の空所、67は空所66内に設け
た傾斜板、68は抜取られた被加圧体56やガスケット
構造物57.58の破片65を受ける回収皿である。
■加圧終了。
加圧が終了した状態で、図示してないブレス機の上部盤
体が高圧発生装置の上部ベース29より離れ、装置は未
たブレス機の下部盤体の上にある。ここで加圧中は下部
盤体の上面より沈込んでいた軌条か流体圧の力によりせ
り上り、下部ベース1の車輪2に当接し、これを持上げ
ることにより、下部ベース1の下面はブレス機の下部盤
体より離れる。このとき、ブレス機内の軌条はブレス機
外の軌条と同じ高さになり高圧発生装置はブレス機外に
容易に引出されるようになり、第2図(ωに示すハンド
リング台59に移動する。
■上、下部アンビル構造物42.19の分離。
ハンドリング台59は3個所のステーションに分かれて
いる。最初のステーションAでは、上、下部アンビル構
造物42.19を上部ベース29及び下部ベースlから
分離したり、或いは合体したりするステーションである
。すなわち、ハンドリング台59の下方から受台60が
上昇し、下部アンビル構造物19の底面に当接すると下
部ベースl上の止め金18が流体圧シリンダ16により
後退し、その保持を解除する。下部アンビル構造物19
は受台60の上に載り、受台60の下降と共に下部ベー
ス1より離れ第2図(田に示す位置まで下降する。
一方、上部アンビル構造物42に対しては、吊金具61
が上方より下降して、上部アンビル構造物42の上面に
設けられた溝62と係合し、流体等の力により上方に吊
上げられる。吊上げられた状態は第2図(ωに示されて
いる。続いて装置本体が次のステーションBに移動した
後、ステーションAにあるアンビルコア36,9先端面
の清掃や、破損の有無の点検が行われる。
■被加圧体56の抜取り。
装置本体は被加圧体56を抜取るためステーションBの
所定位置で停止させる。この状態で被加圧体56は未だ
シリンダコア46の内孔部に挾み込まれている。ここで
抜取り支持台63が上昇し、その上面かシリンダコア4
6の下面に当接する。
一方、上方より打抜きピン64が下降し、流体圧により
被加圧体56を打抜く。打抜かれた被加圧体56やガス
ケット構造物の破片65は抜取り支持台63内部の空所
6Bに落下し、傾斜板67を転り、回収皿B8内に落下
する。打抜き後抜取り支持台63と打抜きピン64は下
降若しくは上昇して元の位置へ戻る。
■被加圧体56の装填。
続いて、装置本体は新たな被加圧体56を装填するため
のステーションCに移動し、所定位置に停止する。シリ
ンダコア46の内孔部に付着している被加圧体の屑等を
清掃し、損傷等の有無を点検してから、新らしい被加圧
体56を内孔部に装填する。ガスケット構造物57.5
8も所定の位置に置く。下部のガスケット構造物58が
重力で落下してしまうような場合は一時的な接着剤等を
用いて仮止めしておく。
■上、下部アンビル構造物42.19の合体。
装置本体は上、下部アンビ、ル構造物42.19の分離
、合体のステーションAに戻り、所定の位置に停止する
。上部アンビル構造物42と下部アンビル構造物19は
前述した分離の場合とは逆の動作により再び装置本体に
合体し、上部ベース29及び下部ベース1に夫々保持さ
れる。アンビルコア36.9の先端部はガスケット構造
物57.58及び被加圧体56の上面、下面に軽く接す
るが、未だ加圧はこの位置ではされない。この時点での
状態は第1図に示されている。スプリング26゜27の
弾撥力が上部ベース29と上部アンビル構造物42の全
重量を支持し、又流体圧シリンダ43がシリンダ構造物
50と浮動枠44の全重量を支持しているので、加圧開
始前にこれらの重量がガスケット構造物57.58に加
わって、該ガスケット構造物57□58を崩壊させるよ
うなことはない。
父上記スプリング26.27の弾撥力のみに頼らず、ガ
イドボスト20下部及びガイドボスト24上部に夫々供
給孔を設け、該供給孔より圧液を送り、ガイドピン23
及びガイドポスト24を所定の高さまで持上げて、ガス
ケット構造物57.58に前記重量が加わらないように
することもてきる。
■高圧発生装置のブレス機内への移動。
高圧発生装置が軌条上をブレス機の加圧空間の所定位置
に移動し、停止すると、ブレス機の下部盤体上面の軌条
か盤体内に後退し、高圧発生装置の下部ベース1の底面
はブレス機の下部盤体の上面に当接する。又ブレス機の
上部盤体及び下部盤体に接続した高圧発生装置内の被加
圧体56を加熱するための導線が所要部に絶縁物を配置
した状態で上、下部アンビル構造物42゜19に接続さ
れ、空間51.52へ冷却水を供給する管路が上、下部
アンビル構造物42.19に接続される。
■加  圧。
ブレス機のラムで高圧発生装置を上方或いは下方より押
圧する。ラック21.25及びビニオン55の組合わせ
で得られるラック−ビニオンの原理により、上部アンビ
ル構造物42と下部アンビル構造物19は同期的に上、
下のガスケット構造物57.58を圧縮しつつ被加圧体
56の圧縮を開始する。この場合、重要なことは、ガス
ケット構造物57.58は加圧開始より、比較的短時間
のうちに、換言すればブレス荷重が未だ数トンないし数
十トンと低い間に、当初の厚さから大幅に圧縮されるの
で、ブレス荷重が大きくなってからの圧縮ストロークの
増加の割合は小さくなる。
そして上、下均等なガスケットの形成には、この加圧初
期の圧縮のされ方が大きく影響する。
加圧初期段階で一旦上、下均等なガスケットが形成され
てしまえば、その後の荷重の増加した段階においても均
等性は維持される。本発明におけるラック及びビニオン
の組合せ機構はこの重要な加圧初期段階において、上、
下部アンビル構造物42.19とシリンダ構造物50の
相対位置の規制を行い、これにより、比較的簡単な機構
で上述の従来技術の欠点、問題点が解消される。
ブレス荷重が大きくなってからは規制力は発揮せず、単
に上、下部アンビル構造物42,19 、シリンダ構造
物50の動きに追従する。
ブレス圧力が所定の高さに達したら、冷却水を通水し、
電流を通して、被加圧体56を加熱し、所定の時間保持
する。その後、圧力及び温度を徐々に下降させ、加圧行
程を終了する。これによって、再び■加圧終了となる。
なお、上部アンビル構造物42と上部ベース29との嵌
合部に硬質ゴム製のブツシュ31が介在しているため、
高圧発生中に万一、ブローアウトの発生や上、下部アン
ビル構造物42,19 、シリンダ構造物50要部の破
壊が発生して圧力室内の平衡が崩れ、上、下部アンビル
構造物42.19とシリンダ構造物50の軸心をずれさ
せるような強大な力が発生した場合にも、前記ブツシュ
31等により衝撃力を吸収でき、ガイド構造物28等が
保護される。
第3区〜第5図は夫々本発明に使用するガイド構造物2
8の改変例で、第3図はガイドポスト20上端と上部ベ
ース29下面との間にのみスプリング26を設けた例、
第4図は下部ベース1上面とガイドポスト24下端との
間にのみスプリング27を設けた例、第5図はガイドポ
スト部のスプリングは省略し、浮動枠44上面と上部ベ
ース29下面との間に重量を支持するためのスプリング
69若しくは流体圧シリンダ70を配設した例である。
斯かる改変を行っても上部ベース29や上部アンビル構
造物42の重量を支持することができる。
第6図(a)(111はシリンダ構造物50を横方向へ
抜出し得るようにした例で、シリンダ構造物50の多重
締付はリング47の部分は浮動枠44に設けた横方向へ
延びる溝71に車輪72を介して横移動可能に嵌合、支
持されている。シリンダ構造物50は浮動枠44から抜
出されてレール73上に載置される。
第7図(a>+b>は上、下部アンビル構造物42.1
9を横方向へ抜出し得るようにした例で、台座支持ブロ
ック6上面及び台座支持ブロック33下面には下部アン
ビル構造物19、上部アンビル構造物42を横方向へ抜
出すためのスライドガイド74.75が固着されている
。図中76はノックアウト孔、77は清掃穴である。又
図示してないが上、下部アンビル構造物42.19の抜
出し位置にはスライドガイド74.75と接続可能なガ
イドレールが配設されている。
なお、本発明の実施例では上部ベースに嵌合する台座支
持ブロックに硬質ゴム製のブツシュを設ける場合につい
て説明したか、下部ベースに嵌合し得る台座支持ブロッ
クの外周にも硬質ゴム製のブツシュを取付けても良いこ
と、小型の場合には浮動枠及びシリンダ構造物を支持す
る流体圧シリンダを設置しなくとも良いこと、その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは、等は勿論である。
[発明の効果コ 本発明の高圧発生装置によれば、下記のごとき種々の優
れた効果を奏し得る。
(D 構造が簡単で保守も容易である。
(II)  装置自体が軽量でコンパクトであるから、
装置下部に車輪装置を取り付け、且つブレス機の内、外
を軌条で連結することにより、装置本体はブレス内外を
任意に移動させることができる。1台のブレス機に対し
て、本装置を少なくとも2台用意すれば、1台の加圧工
程中、他の1台は被加圧体の抜取り、アンビル構造物、
シリンダ構造物の清掃、新らしい被加圧体の装填をする
ことができ、ブレス機を効率よく使用し、稼動率を高め
ることができる。
[相] 装置をブレス機より外に出した状態で、上部ア
ンビル構造物は上方又は横方向に、下部アンビル構造物
は下方又は横方向に、或いは、シリンダ構造物を横方向
に抜き出す二とができるため、アンビルコアやシリンダ
コアの清掃、点検、交換等の作業かやり易い。
■ 加圧工程中のアンビルコア及びシリンダの軸心か一
致するようになっているため、加圧を無理なく行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高圧発生装置の一実施例の説明図、第
2図(a)而(C)は本発明の高圧発生装置の作動の説
明図、第3図、第4図、第5図は夫々本発明の高圧発生
装置の上部ベースと上部アンビル構造物の重量の支持の
方法の改変例の説明図、第6図+a++b)は本発明の
高圧発生装置に使用するシリンダ構造物を横方向へ引抜
き得るようにした場合の説明図で、第6図(a)は側面
図、第6図中〉は平面図、第7図(B)+b+は本発明
の高圧発生装置に使用するアンビル構造物を横方向へ引
抜き得るようにした場合の説明図で、第7図(a)は側
面図、第7図(b)は平面図、第8図(a)而は従来の
高圧発生装置の説明図である。 図中1は下部ベース、6は台座支持ブロック、8は下部
台座コア、9はアンビルコア、10は多重締付リング、
14は取付具、18は止め金、19は下部アンビル構造
物、20はガイドボスト、21はラック、22はガイド
ピン、23はガイドピン、24はガイドボスト、25は
ラック、2Gはスプリング、27はスプリング、28は
ガイド構造物、29は上部ベース、33は台座支持ブロ
ック、35は上部台座コア、3Bはアンビルコア、37
は多重締付リング、41は取付具、42は上部アンビル
構造物、44は浮動枠、4Bはシリンダコア、47は多
重締付リング、50はシリンダ構造物、5Bは被加圧体
、57はガスケット構造物、58はガスケット構造物を
示す。 U) 峡

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下部ベースに着脱自在に下部アンビル構造物を配設
    すると共に昇降自在な上部ベースに着脱自在に上部アン
    ビル構造物を配設し、上部ベースと下部ベースとの間に
    昇降可能に配設した浮動枠に、前記上部アンビル構造物
    と下部アンビル構造物との間に位置し内孔部に被加圧体
    が装填されると共にシリンダコアと前記上、下部アンビ
    ル構造物のアンビルコアとの間にガスケット構造物を介
    在させるようにしたシリンダ構造物を配設し、前記浮動
    枠に回転自在に取付けたピニオンを、前記下部ベース上
    面に立設した部材及び上部ベース下面に垂下した部材に
    夫々刻設したラックに対し噛合させこことを特徴とする
    高圧発生装置。 2)前記下部ベースに、装置全体がブレス機内外との間
    を移動し得るよう車輪を設けた特許請求の範囲第1)項
    に記載の高圧発生装置。 3)上部アンビル構造物を上部ベースから上方へ抜出し
    得るようにし、下部アンビル構造物を下部ベースから下
    方へ抜出し得るようにした特許請求の範囲第1)項又は
    第2)項に記載の高圧発生装置。 4)上部アンビル構造物を上部ベースから横方向へ抜出
    し得るようにし、下部アンビル構造物を下部ベースから
    横方向へ抜出し得るようにした特許請求の範囲第1)項
    又は第2)項記載の高圧発生装置。 5)シリンダ構造物を浮動枠から横方向へ抜出し得るよ
    うにした特許請求の範囲第1)項又は第2)項に記載の
    高圧発生装置。 6)上部アンビル構造物と上部ベースとの嵌合部及び下
    部アンビル構造物と下部ベースとの嵌合部並に浮動枠と
    ガイド構造物との嵌合部のうち少くとも1個所に弾性体
    から成るブッシュを介在させた特許請求の範囲第1)項
    又は第2)項又は第3)項又は第4)項又は第5)項に
    記載の高圧発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58186842U (ja) * 1982-06-08 1983-12-12 日本油脂株式会社 超高圧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58186842U (ja) * 1982-06-08 1983-12-12 日本油脂株式会社 超高圧装置

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