JPS62280892A - モニタテレビ駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明はラスタ走査方式の任意の階調をモニタテレビに
表示するモニタテレビ駆動方法に関し、特に、モニタテ
レビの表示画面の画質を落とすことなく遠隔化し得るモ
ニタテレビ駆動方法に関するものである。

〔従来の技術〕

この種のモニタテレビ駆動方法を第４図に示す従来の表
示システムにより説明する。第４図において、ｌは表示
制御装置、２は画像メモリ、３はパラレル・シリアル変
換部、４はカラーマツプテーブル、５はデジタル・アナ
ログ変換部（以下「Ｄ／Ａ変換部」という）、６はモニ
タテレビである。

画像メモリ２から読み出されたデジタルの映像信号は、
パラレル・シリアル変換部３を通って、カラーマツプテ
ーブル４の色変換アドレスとなる。

このアドレスに対して予め設定された色コード信号が出
力される。このデジタルの色コード信号をＤ／Ａ変換部
５によりＲ，Ｇ、Ｂのアナログ信号に変換し、モニタテ
レビ６へ送信し、そのアナログ信号量により、任意の階
調がモニタテレビ６の画面に表示される。

（発明が解決しようとする問題点〕 従来方法は、アナログ信号をモニタテレビ６に送信する
方法であり、一般に横１２８０ドツト。

縦１０２４ドツトの表示分解能を有する多色表示の映像
周波数はｌｏＯＭＨｚを越えている。この周波数のアナ
ログ信号を駆動するため、駆動する距離に制限があり、
遠隔化に際し次のような問題があった。

■距離を長くするに従い信号レベルが減衰し、モニタテ
レビ側でゲイン等を調整する必要があった。

■送信側・受信側のインピーダンスの整合を完全なもの
とすることが困難で、このため反射を生じさせ、モニタ
テレビの画質が落ちることがあった。

■距離を長くすることにより、伝送ケーブルの容量性負
荷が増大し、波形のなまりが生ずる。このため、縦・横
に同一の色を１本表示させた場合、横のラインに比べ、
縦のラインの輝度が低くなることがあった。

■伝送ケーブルの特性のバラツキにより、赤・青・緑の
信号の時間ずれが生じ、画面上で色ずれの原因になる場
合があった。

以上のように画面の画質を低下させるため、表示制御装
置１とモニタテレビ６の間の距離を制限する必要があり
、表示システムの構成の自由度が制限されていた。

〔問題点を解決するための手段〕

このような問題点を解決するために本発明は、ラスタ走
査方式の任意の階調をモニタテレビに表示するためのモ
ニタテレビ駆動方法において、表示制御装置からモニタ
テレビへ送信する映像信号をデジタル化するようにした
ものである。

〔作用〕

本発明においては、モニタテレビにおける映像信号の周
波数に比べ低い周波数で処理可能な時点で、デジタルの
映像信号を表示制御装置からモニタテレビへ送信し、モ
ニタテレビ側で上記デジタルの映像信号をアナログ信号
へ変換する。

〔実施例〕

第１図は本発明に係わるモニタテレビ駆動方法の一実施
例を説明するための表示システムを示す。

第１図において、６ａはモニタテレビ、７はセレクタで
ある。第１図において第４図と同一部分又は相当部分に
は同一符号が付しである。

次に第１図のシステムの動作について説明する。

表示制御装置１から出力される映像信号の周波数をモニ
タテレビにおける映像信号の周波数よりも低くするため
、画像メモリ２からＮビクセル並列に読み出された映像
信号をパラレル・シリアル変換部３でパラレル／シリア
ル変換し、その信号をモニタテレビ６ａに送信する。

モニタテレビ６ａのカラーマツプテーブル４では、送信
されてきた映像信号の同期をとり、予め定められた色情
報を出力する。セレクタ７は、カラーマンブチ−プル４
からの時分割で出力された色情報を画面のビクセル順に
選択してＤ／Ａ変換部５へ出力する。

第２図は第１図の表示システムを更に詳細に示す詳細系
統図である。第２図の表示システムの動作について説明
する。画像メモリ２から１回にＮピクセル分の情報が読
み出される。情報は１ピクセル当たりｎビットである。

ここでの処理周波数は、モニタテレビ６ａにおいて画面
表示のために最終的に出力する映像信号の周波数の１／
Ｎである。このＮビクセル並列データをＮ／２個のパラ
レル・シリアル変換部３でシリアルデータに変換する。

たとえば、ビクセル“Ｏ”２ａとビクセル“４”２ｂの
ｎビットの映像信号をビクセル毎にパラレル／シリアル
変換し、ビクセル“０”、ビクセル“４３の順に出力す
る。第３図はＮ＝８の場合を示す。第３図（ａ）はビク
セル“０”からビクセル″７３までの８ピクセルを有す
る画像メモリ２を示す。第３図Ｔｏｌは、パラレル／シ
リアル変換の出力タイミングを示す。第３図（′ｂ）に
示すように、Ｎ／Ｚｘｎ本（Ｎ＝８）のシリアルデータ
がデジタル映像信号としてパラレル・シリアル変換部３
からモニタテレビ６ａのカラーマツプテーブル４へ出力
される。

カラーマツプテーブル４は、第３図（Ｃ１に示すように
、Ｒ，Ｇ、　Ｂの各々のＮ／２個を用意し、色情報をセ
レクタ８．９に出力する。カラーマツプテーブル４は、
ｎビットのアドレスに対して色情報を持っており、その
色情報はｍビットで表わされる。第３図（ｄｌに示すよ
うに、セレクタ８には偶数ビクセル、セレクタ９には奇
数ビクセルのデータ列が入力される。すなわち、セレク
タ８はビクセル“０”、′２”、“４′″、′６”、セ
レクタ９はビクセル″１”、“３″、“５″、６７″の
順に選択する。セレクタ１０は、第３図（ｅｌに示すよ
うに、偶数５奇数ピクセルを画面に合うようにビクセル
“０″、“１″、“２”、′３″、′４”、“５”、“
６”、“７”の順に選択し、各色のＤ／Ａ変換部５に出
力する。

以上のように、Ｎビクセル並列読み出して、実際のモニ
タテレビの映像信号周波数の２／Ｎの周波数の時点でデ
ジタル映像信号をモニタテレビ側に送信するため、従来
のアナログ映像信号の送信に比べ、安定した映像信号が
送信可能であり、送信の遠隔化を図ることができる。

上記実施例では、カラーマンブチ−プル４はモニタテレ
ビ６ａ側に設けたが、ハードウェアの都合により、表示
制御装置１に設けることも可能である。また、カラーマ
ツプテーブル４を設けず、直接シリアルデータを送信す
ることも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、表示制御装置から出力さ
れる映像信号を、デジタル信号で且つモニタテレビ映像
信号周波数よりも低い周波数の時点で、モニタテレビに
送信することにより、従来の遠隔化に際しての信号の減
衰１反射、なまり。

時間ずれによる画質の低下を除くことができ、容易に遠
隔化を図ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるモニタテレビ駆動方法の一実施
例を説明するための表示システムを示す系統図、第２図
は第１図の表示システムを詳細に示す詳細系統図、第３
図は第２図の表示システムの動作を説明するためのデー
タ状態図、第４図は従来のモニタテレビ駆動方法を説明
するための表示システムを示す系統図である。 １・・・表示制御装置、２・・・画像メモリ、３・・・
パラレル・シリアル変換部、４・・・カラーマツプテー
ブル、５・・・Ｄ／Ａｉｔｆｉ部、６・・・モニタテレ
ビ、７・・・セレクタ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ラスタ走査方式の任意の階調をモニタテレビに表
   示するためのモニタテレビ駆動方法において、表示制御
   装置から前記モニタテレビへ送信する映像信号をデジタ
   ル化することを特徴とするモニタテレビ駆動方法。
2. （２）画像メモリから読み出した映像信号は、モニタテ
   レビのアナログ映像信号の周波数より低い周波数の時点
   でデジタル信号で送信し、前記モニタテレビ側で前記デ
   ジタル映像信号をアナログ映像信号に変換することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のモニタテレビ駆動
   方法。