JPS62280627A - アレイ型焦電センサ - Google Patents

アレイ型焦電センサ

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Publication number
JPS62280627A
JPS62280627A JP61123443A JP12344386A JPS62280627A JP S62280627 A JPS62280627 A JP S62280627A JP 61123443 A JP61123443 A JP 61123443A JP 12344386 A JP12344386 A JP 12344386A JP S62280627 A JPS62280627 A JP S62280627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
polymer thin
high polymer
silicon wafer
pyroelectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP61123443A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniko Kimura
邦子 木村
Koji Daito
弘二 大東
Tomio Kato
加藤 臣男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、焦電性を有する高分子薄膜を使用したアレ
イ型焦電センサに関する。
従来の技術 焦電センサは、よく知られているように、たとえばLi
TaO3など、温度が変わると自発分極の大きざが変っ
て電荷が誘起される焦電素子を使用し、素子の温度が入
射光を吸収して変ったとき誘起される電荷を外部負荷を
介して電圧として取り出すことにより、入射光の有無や
強度を検出するもので必ろ。したがって、そのような素
子を一次元または二次元に配列してあけば、赤外分光光
度計などの検出器として使用することができる。
そのようなアレイ型焦電センサとしては、従来、上記1
iTa03などの無機系の焦電素子を、直線状、つまり
一次元に配列したものが試作されているようでおるが、
1個1飼の素子を電気的に分離しなりればならないとい
う製作上の困難さか必って、かなり高価なものになって
いるよって必ろ。
二次元配列のものになると、報告例は全く見当らない。
さて、焦電素子から出力を取り出す場合、インピーダン
ス整合をとる必要から電界効果1〜ランジスタ(FET
)が使われているが、無機系の焦電素子を使用してアレ
イを形成すると、以下にJ−3いて説明するような問題
がでてくる。
すなわち、無機系の焦電素子は、製造上、a3よそ10
00’C以上もの高温で焼成することが必要でおるため
、FFTのゲート電極上に直接形成することができず、
貼り付けるほかはない。そのため、1個1個の素子は相
当大きくなり、配列密度を上げることができないばかり
か、センサ全体としてもかなり大きなものにならざるを
得ない。また、SN比は素子の厚みの平方根に反比例し
て向上するので、素子は極力清くするのが好ましいが、
無機系の焦電素子はそれも難しい。したがって、SN比
はそう高くない。ざらに、無機系焦電体は固くて脆いた
め、たとえば曲面に沿って配置するといった、配置の自
由度が小さい。
一方、無機系のものと並んで、薄く、しかも可とう性に
富む有機系の焦電素子、たとえばポリフッ化ビニリデン
などもよく知られている。したがって、無機系焦電素子
に代えて有機系焦電素子を使用することも十分に考えら
れる。これに関連して、IEEE、VOl、ED−26
、NO,12、第1921〜1931頁(1979年1
2月)には、シリコンウェハ上に複数個のFETを一次
元配列になるように形成し、各FETのゲート電極上に
圧電性を有する高分子薄膜をエポキシ系接着剤を用いて
貼り付(プ、さらにその薄膜上に電極を形成してなるア
レイ型音響センサが記載されている。だから、この圧電
性を有する高分子薄膜を焦電性を有するものに代えれば
、−児、何の問題もなく音響センサを焦電センサにする
ことができるように思える。しかしながら、そうしても
、薄膜をエポキシ系接着剤で接措しているために熱容量
が大変大きく、応答性が極めて悪いために実用には到底
供し得ない。
1.明が解決しようとする問題点 この発明の目的は、従来のセンサの上記欠点を解決し、
SN比や応答速度が高く、またコンパクトであるばかり
か、配置の自由度が大きいアレイ型焦電センサを提供す
るにある。
同 点を解決するための手段 上記目的を達成するためのこの発明は、シリコンウェハ
上に複数個の電界効果トランジスタが一次元または二次
元の配列になるように形成され、各電界効果トランジス
タのゲート電極上には焦電性を有する高分子薄膜が直接
形成され、さらにその薄膜上には電極が形成されている
ことを特徴とするアレイ型焦電センサを特徴とするもの
である。
作用 センサに断続光を入射せしめると、その入射位置に対応
するFETのゲート電極上におる、焦電性を右する高分
子薄膜の温度が上昇し、その温度に対応する出力がゲー
ト電極を介して上記FETから得られる。断続光を入射
せしめるのは、焦電素子は、いわゆる微分型特性をもつ
素子であるからである。FETの出力は、外部抵抗を介
して電圧として取り出されるが、その大きさは入射した
光の強度と相関を有しているので、それから入射光の強
度を知ることができる。
欠凰皿誦 この発明の一実施態様を説明するに、第1図および第2
図において、センサは、放熱性に優れた、たとえばアル
ミニウムや真鍮などの金属からなる底板1および側枠2
で形成されるケースに本体を収納してなる。側枠2には
、赤外線透過性に優れた、たとえば石英ガラス、ソーダ
ガラス、ポリエステル樹脂などからなる光入射窓3がは
め込まれている。ケースは、本体を保護するとともに、
熱を放散してセンサの温度上昇を抑えるものである。
また、光入射窓3も本体を保護するものであるが、反射
を少なくするため、光の到来側の面に、光入射窓3の樹
成材料よりも屈折率が小ざい、たとえばM gF 2、
NaA I F6などの反射防止膜を真空蒸着などによ
って形成してclj<のが好ましい。
上記底板1上には、セラミックスや樹脂などからなる基
板4が置かれ、その基板4上にシリコンウェハ9が貼着
されている。しかして、このシリコンウェハ9上には、
複数個のFET8が、−直線に並ぶように、つまり一次
元配列になるように形成されている。
シリコンウェハ9上へのFET8の形成は、周知の熱拡
散法やエビタキシレル成長法などによればよい。たとえ
ば、MO3形FETの場合、シリコンに、インジウムな
ど、アクセプタになる元素を拡散させたP形のシリコン
ウェハを用い、それにドナーとなるリンやヒ素などを熱
拡散させるなどしてn形チャンネルを形成し、さらにそ
の両側にそのn形チセンネルよりも多くのドナーをもつ
n+形チャンネルを形成する。しかして、n形チャンネ
ルをシリカで絶縁してゲートとし、その両側のn+形チ
ャンネルをドレンおよびソースとする。
さて、シリコンウェハ9上の各FET8は、ゲートと、
ドレンと、ソースを有するが、それぞれには、たとえば
アルミニウム蒸着が施され、ゲート電極5、ドレン電極
6、ソース電極7が形成されている。
複数個のFETが形成されたシリコンウェハ9上には、
焦電性を有する高分子薄膜10が、接着剤などを用いる
ことなく直接形成されている。この高分子薄膜10は、
各FETについて共通の、ただ1枚の膜でおり、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニレデンと三フッ化ビニ
リデンとの共重合体、ポリフッ化ビニリデンと四フッ化
ビニリデンとの共重合体など、ポーリング(分極)する
ことによって焦電性を有することになる高分子を、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、メチルエヂ
ルケトンなどの溶媒に溶かし、スピナーやバーコータな
どを用いてシリコンウェハ9上に直接塗布し、乾燥する
ことによつ−C形成したものでおる。ポーリングは周知
の方法によって乾燥後に行う。このようにして形成した
高分子薄膜10の39みは、数百オンゲス1〜ロームか
ら数百マイクロメートル程度でおり、極めて薄い。なお
、上記高分子の濃度は、形成したい薄膜の厚みに応じて
調製する。比較的薄い膜にしたい場合には薄く、厚い膜
にしたい場合には濃くする。
高分子薄膜10上には、赤外線を吸収しやすい、たとえ
ばニッケルークロム合金からなる電極(表面電極)11
が形成されている。この表面電極11は、ただ1枚であ
り、各F E Tについて共通に使用されるが、各FE
Tに対応させた分割電極とすることも可能である。
さて、各FETの、上述したドレン電極6は、金線など
により、基板4を貫通して外部に延びるドレン端子12
に接続されている。同様に、ソース電極7はソース端子
13に接続されている。したがって、シリコンウェハ9
上に形成されたFETの数をN個(N−1,2,3、・
・・・・・・・・)としたとき、ドレン端子12とソー
ス端子13はそれぞれN本あることになる。一方、表面
電極11は端子14に接続されている。
上記において、センサをある特定の波長の光のみに供し
たい場合には、光入射窓の前面に検出したい波長にピー
クをもつ干渉フィルタを配置する。
先入!、)I窓そのものを干渉フィルタで構成すること
もできる。
また、発熱が著しい場合には、ケース、たとえば側枠に
、アルミニウムや銅などの熱放散のよい材料からなる放
熱フィンを付設してもよい。
ざらに、FETは、−次元配列に限るものではなく、マ
トリクス状に二次元配列してもよい。
上述したセンサを使用する場合には、たとえば、表面電
極11とソース端子13を接地し、ドレン端子12に検
出用の外部抵抗を接続し、その外部抵抗とソース端子1
3間とを任意の直流電位に保つておく。この状態で、先
入!、)l窓3から断続光を入射せしめると、その入射
位置に対応する位置において高分子薄膜10の温度が上
昇する。すると、その温度上昇に伴う繰り返し出力がゲ
ート電極5でとらえられ、ドレイン端子12とソース端
子13間の電圧が変化するので、その変化を外部抵抗を
介して取り出せば、それから入射光の強度を知ることが
できろ。どのFETから出力が得られたかを調べれば、
光の入射位置を知ることもてきる。
発明の効果 この発明のアレイ型焦電センサは、シリコンウェハ上に
一次元または二次元配列になるように形成した複数個の
FETのゲート心拍上に、焦電性を有する高分子薄膜を
接着剤などを用いろことなく直接形成しているから、熱
容量が極めて小さく、応答性が大変向上する。しかも、
高分子薄膜を直接形成することから1個1fl?1の素
子を小さくでき、配列も密にできる。だから、センサ仝
体も極めてコンパクトになる。また、高分子薄膜を極め
て薄くできるから、SN比か大ぎく向上する。さらに、
無機系の焦電素子にくらべて可どう性が大変優れている
ので、曲面に沿って配置できるなど、配置の自由度が向
上する。
この発明のアレイ型焦電センサは、上述した特長から、
いろいろな用途に使用することができる。
たとえば、赤外分光光度計や熱線分’l’li測定器の
検出器として使用することができる。また、発熱源の位
置や形状などを検出するのに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図d3よび第2図は、この発明の一実7#!態様に
係るアレイ型焦電センサを示す概略図で、第1図は平面
図、第2図は縦断面図である。 1:底板 2:側枠 3:光入射窓   ゛ 4:基板 5:電界効果トランジスタのゲート電極6:電界効果ト
ランジスタのドレン電極7:電界効果トランジスタのソ
ース電極8:電界効果トランジスタ 9:シリコンウェハ 10:焦電性を有する高分子薄膜 11:表面電極(電極) 12:電界効果トランジスタのドレン端子13:電界効
果トランジスタのソース端子14:表面電極(電極〉の
端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリコンウェハ上に複数個の電界効果トランジスタが一
    次元または二次元の配列になるように形成され、各電界
    効果トランジスタのゲート電極上には焦電性を有する高
    分子薄膜が直接形成され、さらにその薄膜上には電極が
    形成されていることを特徴とするアレイ型焦電センサ。
JP61123443A 1986-05-30 1986-05-30 アレイ型焦電センサ Pending JPS62280627A (ja)

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JP61123443A JPS62280627A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 アレイ型焦電センサ

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JP61123443A JPS62280627A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 アレイ型焦電センサ

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JPS62280627A true JPS62280627A (ja) 1987-12-05

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JP61123443A Pending JPS62280627A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 アレイ型焦電センサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006120862A1 (ja) * 2005-05-11 2008-12-18 株式会社村田製作所 赤外線センサおよびその製造方法
US20180348021A1 (en) * 2015-11-25 2018-12-06 Minimax Gmbh & Co. Kg Explosion-protected housing for means for transmitting and receiving electromagnetic radiation

Cited By (3)

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