JPS62279841A - 粒状高分子吸着剤による生体材料の分離または精製方法 - Google Patents

粒状高分子吸着剤による生体材料の分離または精製方法

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JPS62279841A
JPS62279841A JP62103405A JP10340587A JPS62279841A JP S62279841 A JPS62279841 A JP S62279841A JP 62103405 A JP62103405 A JP 62103405A JP 10340587 A JP10340587 A JP 10340587A JP S62279841 A JPS62279841 A JP S62279841A
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biomaterial
adsorbent
biomaterials
ion exchange
exchange resin
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JP62103405A
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ジョン オットー ネープルス
エリック ジルバート アイザコッフ
ミッチエル ジョー バイヤーズ
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は特に膜濾過による生体材料の分離または精製方
法に関し、そしてより詳細には、膜濾過に先立って担体
物質上に生体材料を吸着させる方法に関する。
限外1Iti!は生体材料の分離(濃縮を含む)および
/または精製に関して広く用いられる方法である。この
種の一方法はジーヘルおよびクーラ(Geahel a
nd Kula)により「バイオテクノロジー。
レター(Biotechnology Letters
) J Vol、 6 f81.481−6.1984
年中に記載されている。その方法において、デヒドロゲ
ナーゼの溶液はそれを最初、高分子量の水溶性デキスト
ランに結合させ、次いでその溶液に限外濾過を施すこと
により精製される。
このデヒドロゲナーゼデキストラン錯体は限外濾過膜を
透過するには大きすぎるが、この溶液中の不純物はそう
ではなく、そのため、この錯体はフィルターによって保
持され、そして不純物は遇過吻となるという結果をもた
らす。このようにして不純物が溶液から除去されたとき
、溶液のイオン強度を増加させることによりデヒドロゲ
ナーゼはデキストランから遊離され、そして回収される
この方法は二つの基本的な短所を存している。
第一に、デキストランは媒質中に可溶であり、従って限
外Ilハ過膜の細孔をすり抜ける可能性がある。
それはその細長い分子構造の故である。より小さな細孔
を備えた膜というのは成る種の救済策である。すなわち
、これは細孔をすり抜けるデキストラン分子の数を減少
させることになるが、これはまた、デキストラン−生成
物錯体から分離され得る不純物分子の寸法を制限するこ
とにもなり、それによって分離の効率を減少させること
にもなる。
第二に、高分子デキストラン錯体は濾過膜上に蓄積して
二次的膜乃至濃度分極層を形成し勝ちであり、これはフ
ィルターを通る流れを制限する。
米国特許第4.474,690号および1985年3月
21日に出願された欧州特許出願第127.737号に
は、組合わせた親和カークロマトグラフィ積装および限
外濾過によるペプチド含有化合物の回収が記載されてお
り、この方法においてはペプチドに特をで、かつ高分子
の固体担体に結合された配位子にペプチドと錯体を形成
させ、そして溶液中のその錯体をして膜フィルターを通
過させて、透過に際し不純物を残留させるものである。
次いで、このペプチドを配位子および担体から分離させ
る。担体物質はアクリル系誘導体タイプの合成ラテック
スポリマーを含んでいる。この技法は、ペプチド特有配
位子の要件によって複雑なものとなっており、従って制
約された適用範囲を有している。
そして今や、主要錯生成剤として微細寸法とした粒状高
分子吸着剤を使用することにより前述の短所および制約
を克服乃至最小とし得ることが見出され、該吸着剤の使
用によって混合物から成る生体材料、すなわち他の生体
材料から精製乃至分離することを望むものを選択的に吸
着させるものである。この混合物を膜濾過させると、吸
着剤−生体材料錯体であって、不溶性であり、かつその
粒子が膜フィルターの細孔より大きいものはフィルター
により保持されるが、不純物および/またはその他の生
体材料はフィルターを1jll遇して透過物となり、そ
こでそれらは収集され、かつ回収される。次に、吸着さ
れた生体材料を吸着剤から、フィルターを通過し、かつ
回収された媒質中へ放出させることができるが、再生し
た吸着剤はフィルターにより保持され、かつ再使用する
ことが可能である。
その結果、本発明は生体材料、特に蛋白′1を物質に対
する新しい形式のクロマトグラフィー分離または精製を
提供するものである。標準のクロマトグラフィ法とは対
照的に、微細寸法とした高分子吸着剤は液体のように流
動し、また従来の吸着剤のようにカラム中には充填され
ない、従って、そこでは吸着剤粒子の重量から派生する
問題は情無である。すなわち、その自重によるカラムの
圧潰は全く見られず、また制限された流れおよび望まし
くない圧力降下を生ずる充填が行われることもない、従
って、この吸着剤は吸着容器への再循環および該容器内
の流出液の/!縮のために、生体材料を限外濾過カート
リッジ(不純物または非吸着生体物質がここを通過して
、i!i憑物となる)の微細な中空繊維の管腔を経由し
て容易に運ぶことができる。このようにして、この吸着
剤は多数のサイクルに亘って非限定的に再使用可能であ
る。
本明細書中で使用されるように、用語「生体材料」はそ
れが生物学的あるいは非生物学的起源によるものか、否
かに係わりなく凡ゆる水ン容性または水分散性生物関連
物質を意味するものである。
生体材料は化合物、分子、ポリマー、粒子、および単一
ならびに複合物質を包含し、それらは天然に存在し、あ
るいは生物学的または非生物学的方法により合成される
ものであってもよい、従って、この用語は蛋白買物質(
たとえば、アルブミンおよび酵素)、アミノ酸、核酸、
ペプチドおよびポリペプチド、抗体、抗原、スチロイド
・ホルモン・抗生物質、ビタミン、高分子炭水化物等を
包含し、これらは粒状高分子吸着剤と可逆的に錯体を形
成し、あるいはそうでなければ結合し、もしくはこれに
よって吸着され、または担持される。結合は静電気的引
力、ファンデルワールス力により生ずる親水性/疎水性
相互作用、特定の親和力、またはそれらの何らかの組合
わせに起因するものであってもよい。
非常に屡々、生体材料は液体媒質中で化学的合成または
醗酵により、あるいはこれら方法の咀合わせによって生
成され、そしてこれら生体材料は細胞、細胞砕片あるい
はその他の醗酵ブイヨンまたは細胞培地の固形物から溶
液または微細分散液として分離される。いずれの場合に
も、得られた生体材料含有媒質は一般に不純物および/
またはその他の生体材料であって、もし生体材料を市販
品または医学的純度基準に合致させるとすれば、最終的
には分離せねばならないものを伴っている。
便宜的および理解を容易にするために、用語「バイオプ
ロダクト(bioproduct) Jを随時本明細書
中で用いて、本発明の精製または分離工程から得られた
生体材料を同定する。
本発明方法において用いられる高分子吸着剤は粒状であ
って、その粒子はフィルター1グを通過することはない
が、中空繊維をして良好に流通させる程度の寸法を有し
ている。大部分の用途において、粒子はO,(18) 
−5マイクロメーター、好ましくは0. l −1,5
マイクロメーターの直径を有することになる。この粒子
は実質的に水不溶性であり、従って吸着剤および吸着剤
−生体材料錯体は膜フィルターの細孔を1ffi遇する
ことはないし、また1lff上に分極層を形成すること
もない。
前述の基準に合成する如何なる粒状高分子吸着剤も、も
しそれが選択的にバイオプロダクトを吸着することはで
きるが、媒質中の不純物または他の生体材料を吸着せず
、そしてそのバイオプロダクトを変性することはないも
のであるか、あるいは不純物または他の生体材料を吸着
するが、バイオプロダクトを吸着も変性もしないもので
あれば、使用可能である。吸着剤粒子は帯電させてもよ
く、また帯電させなくてもよい、帯電状態は、生体材料
を含有する水性系に関連して、吸着剤の疎水性/親水性
特性を変性する官能基の存在により達成することができ
る。帯!吸着剤の代表的なものは粒状イオン交換樹脂で
あって、そこではイオン交換官能性がポリマーに対し表
面′r4荷を付与している。
代表的な非帯電ポリマーはイオン交換樹脂前駆体、すな
わち未だ官能化されていない架橋もしくは非架橋固体ポ
リマーである。
もし、粒状高分子吸着剤が帯電物質であれば、生体材料
が錯体として結合される機構は主として静電的引力によ
る可能性がある。もし、吸着剤が帯電されておらず、そ
してたとえ若干の範囲であっても、この吸着剤が帯電さ
れれば、この結合機構は疎水性/親水性引力、特定の親
和力相互作用、およびその他の効果の1種類以上の点か
ら理解することができる。
好ましいのは粒状高分子吸着剤が、イオノゲン基の存在
により特徴づけられ、そしてマイクロメーターまたはサ
ブマイクロメーターの粒度を有するイオン交換樹脂を含
んで成り、バイオプロダクト上の電荷と反対の電荷を有
することである。イオン交換樹脂として、吸着剤はアニ
オン交換官能性を伴う単一樹脂、アニオンおよびカチオ
ン官能性双方(両性樹脂ンを嬬える単一樹脂を含んで構
成すればよく、あるいはアニオンまたはアニオンおよび
カチオン交1奥特性の双方を備える混合、ハイブリッド
、キレート化あるいは複合樹脂であってもよい。
更に、ゲルおよび高分子網状両樹脂も有用である。
本発明において有用なイオン交換用脂の代表的なものは
、米国特許第3,037,052号、第3.637,0
52号、第3,843.566号、第3.791.86
6号、第3,275,548号および第3.357.1
58号中に記載される高分子網状ビニル芳香族炭化水素
またはアクリル樹脂吸着剤および交換体、米国特許第3
,991.017号中に記載されるハイブリッド樹脂、
米国特許第3.645.922号中に記載される複合樹
脂、米国特許第4.202,737号中に記載される両
性樹脂、そしてジェー・マリンスキー(J、Marin
sky) B rイオン交tlk (JonExcha
nge) J Vat、 H、第6章(1,969年、
ニューヨーク)中に記載されるその他のものである。
具体的な吸着剤は、ビニリデンモノマー、たとえばアク
リルおよびメタクリル酸ならびにエステル、そして他の
モノエチレン的不飽和モノマーあるいはそれらの混合物
、たとえば単環式および多環式芳香桟上ツマ−5たとえ
ばスチレンおよび置換スチレン等から生成されたホモポ
リマーならびにコポリマーである。モノエチレン的不飽
和モノマーは、架橋を伴わずに重合させてもよいし、あ
るいはその場でポリエチレン的不飽和モノマー、たとえ
ばポリビニル芳香族炭化水素(ジビニルトンゼン、ジビ
ニルトルエン等)、グリコールジメタクリレート、たと
えばエチレングリコールジメタクリレート、あるいは多
価アルコールのポリビニルエーテル、たとえばジビノキ
シエタンおよびトリピノキンプロパンにより架橋させて
もよい。
高分子吸着剤は塊状、溶液、懸濁および乳化重合を含む
従来の方法において調製される。もし、重合方法が乳化
重合であれば、チョン(Chong)の米国特許第4.
359,537号および第4 、380゜590号、チ
ヨン、アイサコフ(Tsaco[)および二−リイ(N
eely)の米国特許第4.2(14),695号、そ
してアイサコフおよびニーすイの米国特許第4.537
.683号であって、これら特許のそれぞれがここに参
考として引用されるものに示されているように、所望の
小粒度範囲を直接得ることができる。重合が懸濁または
他の形式であれば、粒状生成物ポリマーは当該技術分野
において周知の暦砕技法により寸法を減少させることが
できる。不規則に形成された粒子(たとえば、磨砕樹脂
)は、本発明の目的のためには上述した直径制限に関し
て最長の寸法を有するものと推定される。
水不溶性、非架橋乃至部分的官能化物質もまた、本発明
で用いるのに適している。たとえば、粒子表面近傍、た
とえばビード外縁周囲のイオン交換基から成る単分子層
のイオノゲン基で官能化されたイオン交換ポリマーは有
用である。軽度に架橋され、もしくは表面架橋されたビ
ードであって、低水溶性のものもまた、効果的である。
前述のチッソ、チッン他ならびにアイサコフ他の特許に
よる吸着剤は、一般的に言えば、モノマ一単位当たり官
能基約1.5個まで、たとえば0.1乃至1.5個を有
する球状ビードの形態の架橋ポリマーから成るイオン交
換樹脂である。
これらの基は強い酸性(たとえば、−H5(h基)、弱
い酸性(たとえば、−COOII基)、強い塩基(たと
えば、第四アンモニウム基)、または弱い塩基(たとえ
ば、第三アミン基)であってもよい。
上に示したように、好ましい高分子吸着剤はイオン交換
樹脂であり、凡ゆる与えられた状況におけるその選択は
、第一に精製もしくは選択すべき生体材料の電荷に左右
されるものである。もし、生体材料の電荷が陰であれば
、陽に帯電した(塩基性)樹脂が用いられ、一方もし、
電荷が陽であれば、陰に帯電した(酸性)樹脂が使用さ
れる。
いずれの場合にも、その選択は当業者がイオン交換化学
の原則を用いることにより容易に行うことができる。
高分子吸着剤の使用量は、その系内のバイオプロダクト
の大部分を吸着するために足るものでなければならない
が、媒質が粘稠となり、その結果取り扱いおよび濾過が
困難となる稈長くはないものとする。殆どの場合、吸着
剤はその媒質中のバイオプロダクトの重量に略等しい量
、たとえば同一重量のバイオプロダクトを含有する媒質
中で約0.01乃至10重量%使用される。
本発明の方法は、もしその媒質が固形分を含んでいれば
先ず、遠心分離、従来の濾過またはその他の固形物質分
離技法によってバイオプロダクト含有媒質から大部分の
粒状物質を除去することにより実施される6次に、適切
な量をもって選択された吸着剤を、濾液または生体材料
およびその生体材料から分離すべき他の成分を含有する
液体媒質に添加する。次いで、得られた混合物を、吸着
剤粒子に対しバイオプロダクトを吸着させるに足る時間
・大体数分間攪拌する0次に、この混合物をして濾過膜
を通過させるのであるが、好ましくは中空繊維タイプの
モジュールを経由してそれを再循環させることにより行
うものとする。その膜は選択されているので、それは不
純物、バイオプロダクト以外の生体材料および非吸着バ
イオプロダクトを通過させるが、バイオプロダクトを担
持する吸着剤粒子は通過させない、典型的には、この膜
フィルターは半透過性膜から成るものであって、溶解乃
至分散物質を限外濾過またはマイクロ′IB過(mic
rofiNration)によって除去するが、逆浸透
として知られる技法による溶解塩類の分離は除外される
ものである、それらの能力については当該技術分野にお
いて知られているものである。
吸着7fl+−バイオプロダクト錯体はフィルターによ
り保持され、そして不純物または他の生体材料を含有す
る透過物が収集され、かつそのユニフトから除去される
。次に、そのバイオプロダクトは知られた脱着法により
吸着剤から解放される。バイオプロダクトの性質によっ
て、これはその媒質のpHを変化させることにより、そ
の電解質バランスを変化させることにより、あるいは親
和力クロマトグラフィーまたは関連分野において知られ
る何らかの他の適切な方法により達成される。
脱着されたバイオプロダクトを含有する媒質として、次
に同一の膜フィルターを通過させ、そしてこれを収集す
る。再生された吸着剤を保持し、そしてこれは再使用可
能である。
当業者は以下に例示する実施例を参照した後に、本発明
の効率良い実施が可能となるであろう。それらの技術者
は、開示されたテーマに関する数多くの変形、たとえば
成分の量を僅かに変更はするが1.明示したところから
大幅には変化させないとか、無害な物質を添加したり、
あるいは明示したものと均等または略均等な成分で置換
するというような変形を構成することが可能であろう。
これは全ての変更乃至変形は、本発明概念の部分である
と考えられる。
実施例において、全ての部およびパーセントは特に注記
しない限り、重量によるものとする。
ス」L匠−」一 本実施例は、陰に帯電した生体材料(ウシの血清アルブ
ミン)から陽に帯電した生体材料(チトクロームC)を
分離するための陰に帯電した吸着剤の効力を示すもので
ある。
(A)及1工旦又l: ウシ血清アルブミン(“BSA”)  2(14)■を
il&過、脱イオン水中の0.01M りん酸カリウム
緩衝液(”PPII溶l佼”)2(14)sl中に溶解
した。次に、得られた溶液を0.22マイクロメーター
の「ミリボア(Millpore) Jフィルターを介
して濾過した。
系内のこの時点における合計容量は175m1であった
。次に、強酸、乳化重合したスチレン−ジビニルベンゼ
ン・ゲル・コポリマー(架W剤7.3%)樹脂ビードで
あって、平均直径0.26±0.02マイクロメーター
およびカチオン交喚能−5,1meq/g−乾燥を有す
るもの1/2gをBSA / PPB溶液195m1に
添加した。得られた懸濁液にチトクロームC、タイプ[
ff146.2mgを添加した。
(B)−限」臼11−: 次にll5AおよびチトクロームC配合物を混合し、そ
してこれを[アミコン(Amtcon) tllMP(
18)−43J中空繊維限外濾過システムの膜であって
、カートリッジ高さ20c11を有し、この場合その鐵
維は細孔直径0.1マイクロメーターおよび有効表面積
280−を備える1、 1 mm1.D、を有するもの
を経由して15分間循環させた。この透過物を収集し、
そして回収した。残留した樹脂懸濁液をPPB溶液によ
る5容1置換のために完全に濾過し、次いで容t2(1
4)mlに再構成した。
分析はチトクロームC97,4■が樹脂上に残ったこと
、およびチトクロームCの48.8■と[ISAの88
%が透過物中へ通過したことを示した。
(C)        の    1沖  )  :1
.0MKCl 水溶液2(14)m1を懸濁ン夜に添加
し、次いでこれを限外濾過膜を介して15分間再v8環
させた。この透過物を収集し、1.0MKCl による
7容it i! IAのために完全にiff過し、そし
て2(14)m1に再構成した1分析はチトクロームC
I 02.0■を溶離したことを示した。i8M効率は
以下のように計算された。
充填された97.4 ■ ノロ虹1 本実施例は、陰に帯電した吸着剤によるチトクロームC
(陽に帯電した生体材料)とペニシリンC(陽に帯電し
た生体材f4)との有効な分離を示すものである。
(A) l■見立犬l: ペニシリン(“PG”)2(14)■をPT’Bン8液
(実施例1)2(14)ml中に?容解した。
この時点における合計容量は2(14)m1であった。
次に、実施例1で使用した強酸イオン交換樹脂172g
をPGを含有するPPB溶i&195m1に添加した。
得られた懸濁液にチトクロームC、タイプ■146.2
n+gを添加した。
(B)−限」ヨ14−: PGおよびチトクロームC配合物を混合し、そしてこれ
を実施例1で使用したのと同一の限外濾過システムの膜
を経由して15分間循環させた。この透過物を収集し、
そして回収した。残留した樹脂懸濁液をPPB溶液によ
る5容量置換のために完全にa!過し、次いで容量2(
14)m1に再構成した。
分析はチトクロームCI 05.6 曙が樹脂上に残っ
たこと、およびチトクロームCの40.6 awとPC
の92%が通過物中へ通過したことを示した。
(C)  ロ −f  の     ’L(ご輝」−:
1.0MKCl 水i$7& 2(14) mlを樹脂
懸濁液に添加し、次いでこれを限外濾過膜を介して15
分間再循環させた。この透過物を収集し、1゜O)’I
KcI による7容量置換のために完全に濾過し、そし
て2(14)m1に再構成した。分析はチトクロームC
,11098I1を溶離したことを示して、以下のよう
に計算された溶離効率を示した。
充填された105.6 曙 フロ虹」L−」工 本実施例は、生体材料を分離するための非帯電吸着剤の
利用を例示し、そしてまた、精製または分離すべき生体
材料を含有する媒質中の電解質レベルの増加が吸着剤の
充填容量、すなわち生体材料に結合するための、その能
力を減することを示している。
a)(実施例1に記載された) O,LM PPB溶液
1951に、KCI を添加して、MCI 濃度を0.
1門とし、更にアクリル酸ヒドロキンエチル50%およ
びトリメタクリル酸トリメチロールプロパン50%から
成るエマルジョン・コポリマー2.0g(乾ti準)を
添加した。このものに対し、0.1MPPB10.1M
KCl緩衝液20(1++1中のチトクロームC(実施
例1中に記載)150■を添加し、そして溶離剤として
XM KCl10. OIM PPII溶1伎全1伎て
、このコポリマーの充填容量を実施例1におけるように
測定した。コポリマーのグラム当たり1.6■のチトク
ロームCが、この条件下で結合され、そしてその96.
9%が溶離された。
b)蒸留水195…1に、上記a)に記載したエマルジ
ョン・コポリマー2.0g(乾量基準)を添加した。こ
のものに対し、チトクローム0150■および蒸留水2
(14)m1を添加し、そして充填容量は実施例1にお
けるように限外濾過により決定された。コポリマーのグ
ラム当たり67.2 N−のチトクロームCが結合され
、そしてその99,5%がLM MCl10. OIM
 PPBン容液によって?8離された。
ll1−工 本実施例は、本発明の方法を利用する酵母菌〜細胞へキ
ソキナーゼに関する限外濾過クロマトグラフ法を示すも
のである。
乾燥した酵母菌細胞〔シグマ ケミカル・カンバ= −
(Sigma Chemical Co、、)、CaL
、No、YSC−13を0.1271の水酸化アンモニ
ウム中に懸濁させることによりi1g解した。+8解が
完了したら、酢酸を添加して懸濁液のpHを465に戎
した。最終容量は1、6リツトルであり、そして固形分
は9%であった。この懸濁液を、脱イオン水によって更
に2.6リツトルに希釈し、かつロミコン(Romic
on)IIPI−47MPO+カートリッジを備えた濾
過ユニット内でマイクロ濾過(層1crofilter
) L、て、細胞砕片をヘキソキナーゼ(!(K)を含
む可溶性酵素から分離する。
この懸IA液を5(14)m1に濃縮し、次いでこれを
pl(5,0のO,Lll酢酸ナトリウム10容量の置
換物に対して完全に濾過した。Llj物中のへキソキナ
ーゼの回収率は)容解懸濁液の当初酵素含存量の73%
であった。
ヘキソキナーゼ1M位および蛋白’10.96弯/m1
を含有するマイクロ濾過した’dl i& 2リツトル
からのへキソキナーゼは、強酸、乳化重合したスチレン
−7,3%ジビニルベンゼン・ゲル樹脂であって、平均
粒径0,26マイクロメーターおよびカチオン交換能5
.1 meq/g −乾燥樹脂を有するものの上に吸着
により濃縮された。次に、このψ脂を最終濃度21(1
4)ppmをもって懸濁液に添加した。
酵素および樹脂の懸濁液を15分間緩慢に撹拌したが、
この時点の濾過分別部分の分析は上澄み液中に酵素活性
の何らの形跡も示さなかった。撹拌を停止すると、樹脂
がビーカーの底に惣激に沈降するので、種々の方法で回
収することができた0本実施例の場合には、全権1Ii
li懸濁液を上に示したマイクロ濾過カートリッジを備
えた濾過ユニットの再循環タンク内に泥面した。15分
の再循環後、l1St&の分析は樹脂に当初結合された
酵素の50%が該II!/&中に存在することを示した
。この)ε濁液は5(14)m1に濃縮され、かつ吸着
剤緩IJi液2リットルと共に完全に濾過された。最終
完全濾液中では、酵素活性は全く検出されなかった。4
MNaC1が保持タンク中に添加され、そして15分間
再循環された0次に、この懸濁液を5(14)m1に濃
縮した。
この手順を更に2度繰り返した。2MNaC1濾液の分
析は、この工程において吸着された酵素の60%が回収
されたことを示した。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第一の液体媒質と共に、不純物、他の生体材料お
    よび前記不純物と他の生体材料との混合物から選択され
    る他の成分を含有する生体材料の分離または精製方法に
    おいて、 (A)第一の液体媒質を、そこから生体材料を優先的に
    吸着することのできる粒状高分子吸着剤と接触させる、
    この場合該吸着剤が平均粒度0.01乃至5ミクロンを
    有しており、それによって吸着剤が生体材料を可逆的に
    結合して錯体を形成する工程と、 (B)上記錯体および他の成分を含有する媒質を膜濾過
    させる際、該膜が前記他の成分に関し透過可能であるの
    に対し、上記錯体に関しては不可能であり、それによっ
    て錯体と他の成分とを分離させる工程と、 を含むことを特徴とする粒状高分子吸着剤による生体材
    料の分離または精製方法
  2. (2)(C)錯体である高分子粒子から生体材料を第二
    の液体媒質中へ解放させる付加的工程を含む特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. (3)(D)生体材料および高分子粒子を含有する第二
    の液体媒質を上記工程(B)におけるように膜濾過させ
    、それによって透過物中に生体材料を蓄積させるが、ポ
    リマー粒子はさせない付加的工程を含む特許請求の範囲
    第2項記載の方法。
  4. (4)生体材料用の吸着剤が、モノマー単位当たり官能
    基約1.5個を有するイオン交換樹脂を含んで構成され
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)イオン交換樹脂の粒子が略球形のビードを含んで
    構成される特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)イオン交換樹脂の粒子が磨砕粒子を含んで構成さ
    れる特許請求の範囲第4項記載の方法。
  7. (7)樹脂が酸性である特許請求の範囲第4項記載の方
    法。
  8. (8)樹脂が塩基性である特許請求の範囲第4項記載の
    方法。
  9. (9)生体材料が陽に帯電されており、そしてイオン交
    換樹脂が酸性である特許請求の範囲第4項記載の方法。
  10. (10)生体材料が陰に帯電されており、そしてイオン
    交換樹脂が塩基性である特許請求の範囲第4項記載の方
    法。
  11. (11)生体材料用の吸着剤が非帯電ポリマーを含んで
    構成される特許請求の範囲第1項記載の方法。
  12. (12)ポリマーおよび生体材料が疎水性である特許請
    求の範囲第11項記載の方法。
  13. (13)非帯電ポリマーがイオン交換樹脂前駆体を含ん
    で構成される特許請求の範囲第11項記載の方法。
  14. (14)生体材料が蛋白質物質である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  15. (15)生体材料が蛋白質、アミノ酸、核酸、抗生物質
    またはビタミンである特許請求の範囲第1項記載の方法
  16. (16)工程(C)において、生体材料が電解質による
    錯体の処理により解放される特許請求の範囲第2項記載
    の方法。
  17. (17)生体材料および他の成分が媒質中に懸濁または
    溶解されている特許請求の範囲第1項記載の方法。
  18. (18)他の生体材料が1以上の蛋白質、アミノ酸、核
    酸、抗生物質またはビタミンを含んでいる特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
JP62103405A 1986-04-28 1987-04-28 粒状高分子吸着剤による生体材料の分離または精製方法 Pending JPS62279841A (ja)

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