JPS62279804A - 膜分離方法 - Google Patents

膜分離方法

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JPS62279804A
JPS62279804A JP12309186A JP12309186A JPS62279804A JP S62279804 A JPS62279804 A JP S62279804A JP 12309186 A JP12309186 A JP 12309186A JP 12309186 A JP12309186 A JP 12309186A JP S62279804 A JPS62279804 A JP S62279804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
porous layer
fine particles
binder
membrane separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12309186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Nakamura
寛治 中村
Yoshio Taniguchi
良雄 谷口
Arimasa Miyaji
宮地 有正
Mikio Kitagawa
幹夫 北川
Mitsuharu Furuichi
光春 古市
Naoto Ichiyanagi
直人 一柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP12309186A priority Critical patent/JPS62279804A/ja
Publication of JPS62279804A publication Critical patent/JPS62279804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は膜分離方法、特に膜面に多孔質層を形成して
膜分離を行う方法に関するものである。
〔従来の技術〕
UF(限外濾過方法)、MF(ミリポアフィルタ、RO
(逆浸透膜方法)などの膜分離方法においては1分離す
る物質を含む原液を加圧状態で透過膜に供給し、液を透
過させて膜分離を行っている。このような膜分離方法に
おいては、運転時間の経過に伴って、透過膜の表面に付
着物が付着し、場合によってはゲル層が形成されて、フ
ラックス(透過液量)が低下する。
従来、このようなフラックスの低下を防止するために、
微粒子を含む原液を循環させることにより、透過膜の膜
面にダイナミック膜からなる多孔    IR層を形成
する方法が提案されている(例えば特開昭53−778
84号)。この方法では多孔質層の立体構造の内部に付
着面が形成されるため、付着面が3次元的となり、従来
の2次元的な付着面の場合よりもフラックスの低下速度
が小さくなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の膜分離方法では、長期
にわたって膜分離を行うことにより、多孔質層の全域に
付着物が付着するとフラックスが低下するので、洗浄を
行う必要があり、洗浄が不十分な場合には全体が目詰ま
りして膜分離ができなくなるなどの問題点があった。
この発明はこのような問題点を解決するためのもので、
付着物を剥離しながら効率よく膜分離操作を行い、フラ
ックスの低下を防止して、安定的に膜分離を行うことが
できる膜分離方法を提案することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、微生物分解性のバインダにより微粒子を結
合させた多孔質層を膜面に有する透過膜の多孔質層側に
原液を供給して膜分離を行うこと特徴とする膜分離方法
である。
本発明における膜分離方法味透過膜により液の分離を行
う処理方法であり、UF、MF、R○のほか、電気透析
法なども含まれる。このような膜分離方法は食品製造時
の濃縮や廃水処理の分離工程等において用いられる。
上記の膜分離においては、例えば、UP、MP。
R○なとでは、原液を加圧状態で透過膜の膜面に供給し
、透過性の液体を透過させて透過液を得、非透過性の液
を原液側に濃縮して膜分離を行う。
このような膜分離操作を継続すると、膜面に付着物が付
着し、特に食品の濃縮や廃水処理の分離工程等の場合に
は膜面にゲル層が形成され、フラックスが低下する。
本発明ではこのようなフラックスの低下を防止するため
に、微生物分解性のバインダにより微粒子を結合させた
多孔質層を透過膜の原液側の膜面に形成する。
バインダとしては微生物により分解するものであればよ
く、例えばキトサン、多糖類、バイオポリマなどの天然
物を起源とする有機性のものがあげられる。また結合す
る微粒子としては、ベリリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、アルミニウム、チタン、鉄、マンガン等の金属の
酸化物、粘土粒子、活性炭など、被処理液により影響を
受けない粒子が使用でき、粒径0.1〜10μmのもの
が好ましい。
多孔質層を形成するには上記バインダを水あるいは有機
溶媒等の溶媒に溶解し、この溶液と微粒子とを混合して
透過膜上に循環し、溶媒の一部を透過させて多孔質層を
形成する。バインダの濃度は1,000〜50,000
mg/ Q 、微粒子の濃度は10〜100.000m
g/ n、多孔質層の厚さは0.5〜2mm程度が好ま
しく、透過膜の原液側のみに形成すればよい。
こうして多孔質層を形成した透過膜により膜分離を行う
には、透過膜の多孔質層側に原液を供給して膜分離を行
う。第1図はこの状態を示し、透過膜1に形成した多孔
質層2側に原液3を加圧下に供給して、膜面に平行な矢
印A方向に高速で流し循環液として循環させると、矢印
Bのように原液3の一部が多孔質層2および透過膜1を
透過して透過液4が得られる。
このようにして膜分離操作を継続していると、第2図に
示すように、多孔質層2の表面に有機物および無機物を
含んだゲルM5が形成される。この中には従属栄養細菌
も混入して多孔質層2の表面上に付着する。多孔質層2
の微粒子を結合させているバインダは細菌によって徐々
に分解され、微粒子は流動しやすい状態となる。
そして最終的に第3図に示すように、結合力の弱まった
微粒子が循環水の流れによって剥離すると、これに付着
しているゲル層5が矢印Cのように剥離し、多孔質M2
の新しい面が露出する。この時通常の循環流速で剥離が
完全に行われない場合は、一時的に循環液の流速を嘉く
して、剥mを促進することができる。この操作を定期的
に行うことにより、通常の循環流速が低い場合でもフラ
ックスの低下が抑制できる。
上記のくり返しによってフラックスの低下は抑制され、
透過膜1の洗浄を行うことなく、膜分離を効率的に行う
ことができる。そして多孔質層2がすべて剥離した時点
で新しく形成し直し、膜分離を継続することができる。
本発明の膜分離方法では、低下したフラックスを回復す
るために従来定期的に行われていた透過膜の洗浄操作を
行わなくても、長期にわたって安定したフラックスを継
持できるが、もちろん洗浄操作を行ってもよい。
〔実施例〕
透過膜1としてポリスルフォンからなるチューブラ型の
UF膜を使用し、有機性廃液の嫌気性処理液を原液3と
して、圧力2kg/aJ、循環流速2m/seeで膜分
離操作を行う膜分離を行う装置において、被処理液にバ
インダとしてキトサンを1 、000mg/Qおよび微
粒子として平均粒径3μmのαFe20−3を100m
g/ Q添加して、膜分離と同条件で循環して多孔質膜
2を形成した場合(実施例)と、形成しない場合(比較
例)について、それぞれ同条件で膜分離を行ったときの
フラックスの変化を第4図のグラフに示す。
第4図の結果より、多孔質層を形成することにより、フ
ラックスの低下が抑制されていることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、生物分解性バインダにより微粒子を結
合させた多孔質層を透過膜に形成したので、付着物を剥
離しながら効率よく膜分離操作を行い、フラックスの低
下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は動作説明のための模式図、第4図
は実施例の結果を示すグラフである。 1・・・透過膜、2・・・多孔質層、5・・・ゲル層。 代理人 弁理士 柳 原   成 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微生物分解性のバインダにより微粒子を結合させ
    た多孔質層を膜面に有する透過膜の多孔質層側に原液を
    供給して膜分離を行うことを特徴とする膜分離方法。
  2. (2)バインダがキトサン、多糖類またはバイオポリマ
    である特許請求の範囲第1項記載の膜分離方法。
  3. (3)微粒子が金属酸化物、粘土粒子または活性炭であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の膜分離方法
JP12309186A 1986-05-28 1986-05-28 膜分離方法 Pending JPS62279804A (ja)

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JP12309186A JPS62279804A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 膜分離方法

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JP12309186A JPS62279804A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 膜分離方法

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JPS62279804A true JPS62279804A (ja) 1987-12-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110469A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Japan Organo Co Ltd 分離膜の製造方法、分離膜およびイオン排除性能を有する分離膜モジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110469A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Japan Organo Co Ltd 分離膜の製造方法、分離膜およびイオン排除性能を有する分離膜モジュール

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