JPS62278203A - 亜鉛めつき鉄系粉末およびその製造方法 - Google Patents
亜鉛めつき鉄系粉末およびその製造方法Info
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- JPS62278203A JPS62278203A JP61119057A JP11905786A JPS62278203A JP S62278203 A JPS62278203 A JP S62278203A JP 61119057 A JP61119057 A JP 61119057A JP 11905786 A JP11905786 A JP 11905786A JP S62278203 A JPS62278203 A JP S62278203A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳111な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動・1(、オートバイなどのブレーキ用摩
擦材料に使用される亜鉛(以ドZnと略す)めっきした
鉄系粉末に関する。
擦材料に使用される亜鉛(以ドZnと略す)めっきした
鉄系粉末に関する。
一般に、自動・1(、オートバイ笠のブレーキに使用さ
れているセミメタリック摩擦材料は、補強材である繊維
(ガラス、ケブラー等)や摩擦・摩耗調整剤である金属
粉(鉄系粉、銅粉、黄銅粉、アルミニウム粉、亜鉛粉な
ど)、%、機質粉(黒鉛粉など)、結合剤(フェ/−ル
樹脂など)などを混合した後、成形、加熱硬化して製造
されている。
れているセミメタリック摩擦材料は、補強材である繊維
(ガラス、ケブラー等)や摩擦・摩耗調整剤である金属
粉(鉄系粉、銅粉、黄銅粉、アルミニウム粉、亜鉛粉な
ど)、%、機質粉(黒鉛粉など)、結合剤(フェ/−ル
樹脂など)などを混合した後、成形、加熱硬化して製造
されている。
この場合に鉄系粉末は、ブレーキバットの製造時やブレ
ーキを巾に装着して使用した場合しこ鉄系粉末が酸化す
る問題があり、それが原因となって走行中にプレーヤを
使用すると摩(αによる異1″fが発生し易い。
ーキを巾に装着して使用した場合しこ鉄系粉末が酸化す
る問題があり、それが原因となって走行中にプレーヤを
使用すると摩(αによる異1″fが発生し易い。
また、ブレーキハント製造時の作!性の面から鉄系粉末
に黄求される・K項としては 流れ性がよいこと1パツ
トの小型化のための粉末の先順性の向1.すなわちl’
++1見掛密度化1パー、ト製品の硬さ低減のための鉄
系粉末の硬度低rなどである。これらの・1νJl’l
を同時に満足する鉄系粉末が強く望まれている。
に黄求される・K項としては 流れ性がよいこと1パツ
トの小型化のための粉末の先順性の向1.すなわちl’
++1見掛密度化1パー、ト製品の硬さ低減のための鉄
系粉末の硬度低rなどである。これらの・1νJl’l
を同時に満足する鉄系粉末が強く望まれている。
ところで−・股に、鋼板やその部品を防錆する技染とし
て、電気Znめっき、溶融Znめつき、化学Znめっき
、Zn浸透めっき笠を施すことが知られている。
て、電気Znめっき、溶融Znめつき、化学Znめっき
、Zn浸透めっき笠を施すことが知られている。
特開昭60−177101号によれば、基本的には、鉄
系粉末とZn粉末とを混合し、Znの融点とその融点よ
りも200℃高い温度との間の温度に加熱することによ
って、個々の鉄系粒子表面にZnの高濃度域をZ n
;−1” I O%埴%に形成させる方法が開示されて
いる。この方法は圧粉体の成形性向上をL1的としてい
るもので、防錆の観点からは全く検討されていない技術
である。
系粉末とZn粉末とを混合し、Znの融点とその融点よ
りも200℃高い温度との間の温度に加熱することによ
って、個々の鉄系粒子表面にZnの高濃度域をZ n
;−1” I O%埴%に形成させる方法が開示されて
いる。この方法は圧粉体の成形性向上をL1的としてい
るもので、防錆の観点からは全く検討されていない技術
である。
本発明は主としてL記ブレーキパッド用として要求され
る特性を備えた鉄系粉末およびその製造方法を提供する
ことを目的とするものであって。
る特性を備えた鉄系粉末およびその製造方法を提供する
ことを目的とするものであって。
耐銹性に優れ、ブレーキパッド製造時の作業性の優れた
鉄系粉末を製造することにある。
鉄系粉末を製造することにある。
そのためにZn目付量の高い粉末を開発し、またZnめ
っき後、Znのみの凝集体が混入することなく、Zn歩
留をほとんど100%とすること、および複雑な工程を
経ることなく、Zn目十i :、Uの制御を単純化する
方法の開発を課題とする。
っき後、Znのみの凝集体が混入することなく、Zn歩
留をほとんど100%とすること、および複雑な工程を
経ることなく、Zn目十i :、Uの制御を単純化する
方法の開発を課題とする。
1γ1記の問題点を解決する1段につき1種々研究した
ところ、鉄系金属粒子表面への亜鉛[! +t ra:
が15〜5 Q 東1j%であることを特徴とする耐銹
性の優れた亜鉛めっき鉄系粉末が有効であることが判明
した。
ところ、鉄系金属粒子表面への亜鉛[! +t ra:
が15〜5 Q 東1j%であることを特徴とする耐銹
性の優れた亜鉛めっき鉄系粉末が有効であることが判明
した。
このような粉は次の手段によって得ることができる。
(a) −250メツシュ望ましくは一325メツシュ
のZn粉末15〜50屯量%を鉄系粉末に乾式または湿
式法にて混合する。
のZn粉末15〜50屯量%を鉄系粉末に乾式または湿
式法にて混合する。
(b)非酸化性雰囲気中で420〜550℃の温度で加
熱する。
熱する。
(C)その後解砕する。
本発明品はZn[1付廣が15〜50重−1%で均、・
に鉄粉表面にめっきされており、耐銹性に優れているの
でブレーキパッドに混入したとき、鉄系粉末の従来の欠
点であった酸化の問題を完全に解決すると共に、ブレー
キパッド製造時における作業性が良く、好適である。
に鉄粉表面にめっきされており、耐銹性に優れているの
でブレーキパッドに混入したとき、鉄系粉末の従来の欠
点であった酸化の問題を完全に解決すると共に、ブレー
キパッド製造時における作業性が良く、好適である。
Znの目付量は15〜50重量%とじたが、めっき後の
鉄系粉末の個々の粒子の断面を顕微鏡やX線マイクロア
ナライザ等で観察すると、日付賃15重驕%未満ではめ
っき層が薄く、まだらになっている部分もあり、その結
果耐銹性に劣る。
鉄系粉末の個々の粒子の断面を顕微鏡やX線マイクロア
ナライザ等で観察すると、日付賃15重驕%未満ではめ
っき層が薄く、まだらになっている部分もあり、その結
果耐銹性に劣る。
Z n [1+t :’&、が50屯t%を超えると、
粉末中に鉄粉表面にめっきされない−・部のZn粉末が
生ずるので好ましくない、また後述のS!遣方法におい
てZn混人FIニーが59 m +J%を超えると、低
温の450℃での加熱でもめっき粉末は液相焼結により
ケーキ状となり、それを解砕する時に労力が必要となり
好ましくない、従って、Znの[I付賃は15〜50
屯?J、 %トt 6 。
粉末中に鉄粉表面にめっきされない−・部のZn粉末が
生ずるので好ましくない、また後述のS!遣方法におい
てZn混人FIニーが59 m +J%を超えると、低
温の450℃での加熱でもめっき粉末は液相焼結により
ケーキ状となり、それを解砕する時に労力が必要となり
好ましくない、従って、Znの[I付賃は15〜50
屯?J、 %トt 6 。
次に本発明の製造方法は、鉄系粉末に実質的に2501
−/ ’/ ユ(7) Z n 粉末を15〜50東r
a%混合し、その混合物をZnの融点とその融点より1
30℃高い温度との間の温度範囲で、しかも非酸化性雰
囲気中で加熱し、解砕するので、鉄系粉末粒子全面にZ
nめっきし、めっき後の粉末の粒度が一60メツシュで
あり、かつZnの利用歩留がほとんど100%であり、
ZnD付驕が正確に制御できるなどの優れた作用をなす
。
−/ ’/ ユ(7) Z n 粉末を15〜50東r
a%混合し、その混合物をZnの融点とその融点より1
30℃高い温度との間の温度範囲で、しかも非酸化性雰
囲気中で加熱し、解砕するので、鉄系粉末粒子全面にZ
nめっきし、めっき後の粉末の粒度が一60メツシュで
あり、かつZnの利用歩留がほとんど100%であり、
ZnD付驕が正確に制御できるなどの優れた作用をなす
。
本発明方法において使用すべ、!IZn粉末の条件につ
き説明すると1本発明でのZn粉末は実質的Znであれ
ばよく、PbやCu、Feなどが少々含イ1されていて
もよい、またh粉と呼ばれるダストでもよい、使用すべ
きZn粉末の粒度としては、11かければ細かいほど好
ましいが1粒子−全面にめっきすると言う点からすると
、250メツシュ9!ましくは325メツシュがヒ限の
粒度である。すなわちZn粉末は−250メツシュ望ま
しくは一325メツシュとすべきである。+250メツ
シュの粉末を使用すると、均一に混合しても、またいか
なる温度で加熱しても、後述する本9!、+!II例の
写真に見られるように1粒子の全面にめっきができない
、その際の混合方法としては公知のV型混合機、コニカ
ル型混合機などで数分から数七分混合すればよい。
き説明すると1本発明でのZn粉末は実質的Znであれ
ばよく、PbやCu、Feなどが少々含イ1されていて
もよい、またh粉と呼ばれるダストでもよい、使用すべ
きZn粉末の粒度としては、11かければ細かいほど好
ましいが1粒子−全面にめっきすると言う点からすると
、250メツシュ9!ましくは325メツシュがヒ限の
粒度である。すなわちZn粉末は−250メツシュ望ま
しくは一325メツシュとすべきである。+250メツ
シュの粉末を使用すると、均一に混合しても、またいか
なる温度で加熱しても、後述する本9!、+!II例の
写真に見られるように1粒子の全面にめっきができない
、その際の混合方法としては公知のV型混合機、コニカ
ル型混合機などで数分から数七分混合すればよい。
Zn粉末の混合量は15〜50 、T<量%とする。
この範囲内であれば本発明法の工程によって鉄系粉末の
表面にこのZn量を100%めっきすることができ、容
易に本発明の製品を製造することができる。
表面にこのZn量を100%めっきすることができ、容
易に本発明の製品を製造することができる。
次に、非酸化性雰囲気中で加熱する温度であるが、加熱
温度がZnの融点(420℃)未満ではZnが溶融しな
いので、めっきは主としてZnの固体拡散によって起こ
り、熱処理に長時間を要してもZ n LI目付量低く
、均一にめっきできない。
温度がZnの融点(420℃)未満ではZnが溶融しな
いので、めっきは主としてZnの固体拡散によって起こ
り、熱処理に長時間を要してもZ n LI目付量低く
、均一にめっきできない。
加、8温度が550℃を超えると、めっき膜厚は均一で
あり申し分ないが、鉄とZnとの合金化や 。
あり申し分ないが、鉄とZnとの合金化や 。
Znの蒸発が促進され、粉末粒子が硬化し、またZn歩
留の低下、Zn目付量の的中率の低下が認められた。従
って、加熱温度は420〜550℃の範囲とすべきであ
る。
留の低下、Zn目付量の的中率の低下が認められた。従
って、加熱温度は420〜550℃の範囲とすべきであ
る。
加熱雰囲気は非酸化性としたが、不活性ガスや還元雰囲
気中でもよい、要するに、鉄系粉末やZn粉末が酸化し
ない雰囲気であればよい。
気中でもよい、要するに、鉄系粉末やZn粉末が酸化し
ない雰囲気であればよい。
めっきする加熱保持時間は10〜120分程度でよく、
2時間を超える保持時間の加熱はFe−Znの合金化を
進行させ、めっきの速度が低下するので好ましくない。
2時間を超える保持時間の加熱はFe−Znの合金化を
進行させ、めっきの速度が低下するので好ましくない。
本発明でめっきされた粉末の粒度はブレーキの用途に使
用する場合、−60メツシュとすることが好ましい。
用する場合、−60メツシュとすることが好ましい。
また、混合したZn粉末は全r許鉄系粉末にめっきされ
るため、Znの利用歩留はほとんど100%となり、ま
たZn粉と鉄系粉末とを秤量して混合するため、II付
帛、のばらつきも非常に小さく、[1付7)も11標に
近い値となる。従って、本発明によると、Znの損失が
なく、目付量を簡単に:u1g#することができる。
るため、Znの利用歩留はほとんど100%となり、ま
たZn粉と鉄系粉末とを秤量して混合するため、II付
帛、のばらつきも非常に小さく、[1付7)も11標に
近い値となる。従って、本発明によると、Znの損失が
なく、目付量を簡単に:u1g#することができる。
粗粒(18〜24メツシュ)、微粒(−325メツシュ
)のZn粉末と、−100メツシュのミルスケール還元
鉄粉とを、Zn9がそれぞれ10.15,20,25,
30.55重量%になるように秤1ijシた後、それぞ
れV型混合機で15分間混合し、それらの混合物をH2
ガス中でそれぞれ400.450.500.550.7
50℃の温度でそれぞれ保持時間30分間加熱した後、
解砕し、それぞれのZnめっき粉末を試作した。
)のZn粉末と、−100メツシュのミルスケール還元
鉄粉とを、Zn9がそれぞれ10.15,20,25,
30.55重量%になるように秤1ijシた後、それぞ
れV型混合機で15分間混合し、それらの混合物をH2
ガス中でそれぞれ400.450.500.550.7
50℃の温度でそれぞれ保持時間30分間加熱した後、
解砕し、それぞれのZnめっき粉末を試作した。
それらの結果を第1表〜第2表および第1図〜第4図で
説明する。
説明する。
第1表に、′e粒Znを用いてZnの[1標目付けt−
をそれぞれ20i’l’(脣%、30重量%とし、
H2ガス中における加熱条件を変更した場合のZnめっ
さ粉のZn量の分析値を示した。
をそれぞれ20i’l’(脣%、30重量%とし、
H2ガス中における加熱条件を変更した場合のZnめっ
さ粉のZn量の分析値を示した。
第1表から明らかなように、Zn[]付量は、原料粉末
の重付測定により秤量した後、それらを混合するため、
[1標とする目付量にいとも簡単に的中することが分る
。
の重付測定により秤量した後、それらを混合するため、
[1標とする目付量にいとも簡単に的中することが分る
。
また、めっき後の粉末は、その酸素分析結果により確認
したが、酸化していなかった。
したが、酸化していなかった。
第2表には[1標Znl付yxo、t5.zo。
30.55屯呈%とし、H2ガス中の加熱条件を亦ルI
Nし都/7−1−籐紳小v1午m律驕11[ル、kまた
。
Nし都/7−1−籐紳小v1午m律驕11[ル、kまた
。
第2表に示す各条件で試作したZnめっき粉末100g
を水道水中に3分間浸1t’i L、水切りをした後、
大気中に48時間放置して、錆の発生状況を目視により
ffi’51.た結果、第2表から明らかなようにZ
n El目付量15玉賃%以上では酸化なしの結果が得
られた。
を水道水中に3分間浸1t’i L、水切りをした後、
大気中に48時間放置して、錆の発生状況を目視により
ffi’51.た結果、第2表から明らかなようにZ
n El目付量15玉賃%以上では酸化なしの結果が得
られた。
第2図は、(a)微粒Zn粉末を使用した実施例1(倍
率400倍)と、(b)粗粒Zn粉末を使用した比較例
1(倍率200倍)を対比して示したもので、450℃
で30分間加熱して得たZnめっき粉末の断面を光学顕
微鏡により撮影した写真である。これらの写真から明ら
かなように粗粒Zn粉末を使用して得たZnめっき粉末
(比較例1)にはめっきされない粒子があり、望ましく
ない。一方、微粒である一325メツシュのZn粉末を
使用した実施例1のめっき粉末では全粒子へのめっきが
なされていることが分る。
率400倍)と、(b)粗粒Zn粉末を使用した比較例
1(倍率200倍)を対比して示したもので、450℃
で30分間加熱して得たZnめっき粉末の断面を光学顕
微鏡により撮影した写真である。これらの写真から明ら
かなように粗粒Zn粉末を使用して得たZnめっき粉末
(比較例1)にはめっきされない粒子があり、望ましく
ない。一方、微粒である一325メツシュのZn粉末を
使用した実施例1のめっき粉末では全粒子へのめっきが
なされていることが分る。
第3図には、微粉のZn粉末を使用して、加熱温度(a
)45o℃(実施例2)と(b)700℃(比較例2)
でそれぞれ30分間熱処理して得たZnのめっき粉末を
X線マイクロアナライザーにより200倍で撮影した7
、n1j7分の写真を示した。この図から合金化が進行
せずにZnめっきが出来る温度の上限は450℃と70
0℃との間に存在することが分る。一方、Znめっき粉
の粉体特性に及ぼす加熱温度の影響を調へてみると、第
り図のようになり、見掛け′P:度、流動度を劣化させ
ない温度の上限も550℃であることが分った。
)45o℃(実施例2)と(b)700℃(比較例2)
でそれぞれ30分間熱処理して得たZnのめっき粉末を
X線マイクロアナライザーにより200倍で撮影した7
、n1j7分の写真を示した。この図から合金化が進行
せずにZnめっきが出来る温度の上限は450℃と70
0℃との間に存在することが分る。一方、Znめっき粉
の粉体特性に及ぼす加熱温度の影響を調へてみると、第
り図のようになり、見掛け′P:度、流動度を劣化させ
ない温度の上限も550℃であることが分った。
また、400℃加熱ではZnめっきがほとんどされてい
なかった。従って、めっきする際の加熱温度は420〜
550℃が適1Fであることが分った。
なかった。従って、めっきする際の加熱温度は420〜
550℃が適1Fであることが分った。
第4図にはZn微粉末を使用し、目標[1付驕を(a)
10JIj:%(比較例3)、(b)2j%量%(実施
例3)、(c)55屯量%(比較例4)としたZnめっ
J粉末のX線マイクロアナライザーによるZnLIt分
の写真を示した。
10JIj:%(比較例3)、(b)2j%量%(実施
例3)、(c)55屯量%(比較例4)としたZnめっ
J粉末のX線マイクロアナライザーによるZnLIt分
の写真を示した。
第4図から明らかなように、目付、lj、l Q重量%
、55 % +13%ではそれぞれ不均一めっきとなっ
たことがl1S1察された。
、55 % +13%ではそれぞれ不均一めっきとなっ
たことがl1S1察された。
本発明の鉄粉はブレーキ用庁擦材料に使用して耐銹性、
作業性に優れ安価である。
作業性に優れ安価である。
さらに本発明の粉末は、公害のため禁1Fされつつある
従来の石綿系ブレーキ用粉末の代替とじてセミメタリッ
ク系ブレーキ用粉末として好適に使用un敞である。
従来の石綿系ブレーキ用粉末の代替とじてセミメタリッ
ク系ブレーキ用粉末として好適に使用un敞である。
本発明方法は、ヒ記木3’a IJI品の製造を@弔か
つ中線な方法で達成することができる。すなわちZn歩
留が極めて高く、またZnロ標ロ付驕に非常に簡単に合
致させることができると同時に、非酸化性ガス中での低
温加熱でめっきするため、製法として極めて優れている
。
つ中線な方法で達成することができる。すなわちZn歩
留が極めて高く、またZnロ標ロ付驕に非常に簡単に合
致させることができると同時に、非酸化性ガス中での低
温加熱でめっきするため、製法として極めて優れている
。
:51図はZnめっき粉末の粉体特性に及ぼすZnめっ
き温度の影響を示すグラフ、第2図は微粒Zn粉末およ
び粗粒Zn粉末を使用した場合のZnめっき粉末断面の
顕微鏡写真、第3図はZnめっき温度を変えた場合のZ
nめつき粉末断面のX線マイクロアナライザー写真、第
4図はZnの11付賃を変化させた場合のZnめっき粉
末断面のX線マイクロアナライザー写真である。 出卯人 川崎製鉄株式会社
き温度の影響を示すグラフ、第2図は微粒Zn粉末およ
び粗粒Zn粉末を使用した場合のZnめっき粉末断面の
顕微鏡写真、第3図はZnめっき温度を変えた場合のZ
nめつき粉末断面のX線マイクロアナライザー写真、第
4図はZnの11付賃を変化させた場合のZnめっき粉
末断面のX線マイクロアナライザー写真である。 出卯人 川崎製鉄株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄系金属粒子表面への亜鉛目付量が15〜50重量
%であることを特徴とする耐銹性の優れた亜鉛めっき鉄
系粉末。 2 鉄系粉末に250メッシュより細かい亜鉛粉末を1
5〜50重量%混合し、その混合物を420〜550℃
の温度範囲の非酸化性雰囲気中で加熱した後、解砕する
ことを特徴とする耐銹性の優れた亜鉛めっき鉄系粉末の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61119057A JPS62278203A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 亜鉛めつき鉄系粉末およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61119057A JPS62278203A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 亜鉛めつき鉄系粉末およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62278203A true JPS62278203A (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=14751837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61119057A Pending JPS62278203A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 亜鉛めつき鉄系粉末およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62278203A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4975333A (en) * | 1989-03-15 | 1990-12-04 | Hoeganaes Corporation | Metal coatings on metal powders |
US5240742A (en) * | 1991-03-25 | 1993-08-31 | Hoeganaes Corporation | Method of producing metal coatings on metal powders |
US5354579A (en) * | 1992-02-14 | 1994-10-11 | Dowa Iron Powder Co., Ltd. | Mechanical plating method for forming a zinc alloy film by ejecting heat treated powder |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP61119057A patent/JPS62278203A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4975333A (en) * | 1989-03-15 | 1990-12-04 | Hoeganaes Corporation | Metal coatings on metal powders |
US5240742A (en) * | 1991-03-25 | 1993-08-31 | Hoeganaes Corporation | Method of producing metal coatings on metal powders |
US5354579A (en) * | 1992-02-14 | 1994-10-11 | Dowa Iron Powder Co., Ltd. | Mechanical plating method for forming a zinc alloy film by ejecting heat treated powder |
US5547488A (en) * | 1992-02-14 | 1996-08-20 | Dowa Iron Powder Co., Ltd. | Method of making ejection powder for mechanical plating |
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