JPS62277272A - 電動締付機の制御装置 - Google Patents

電動締付機の制御装置

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JPS62277272A
JPS62277272A JP11609886A JP11609886A JPS62277272A JP S62277272 A JPS62277272 A JP S62277272A JP 11609886 A JP11609886 A JP 11609886A JP 11609886 A JP11609886 A JP 11609886A JP S62277272 A JPS62277272 A JP S62277272A
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JP
Japan
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electric motor
motor
clutch
flywheel
electric
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JP11609886A
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JPH0520233B2 (ja
Inventor
中村 忠正
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、はずみ屯に蓄積した回転エネルギを瞬時に出
力してボルト・ナツトを締付ける電動締付機の制御装置
に関するものである。
(発明の背景〕 ボルト・ナツトの締付機として従来よりインパクト式、
ナツトランナ式、慣性式が提案されている。インパクト
式はナンドに係合するソケットにインパクトを繰り返し
加えるものであるが、!!汗が大きく、締付精度が低く
、かつトルク測定も困難であるという問題がある。ナツ
トランナ式は電動モータの回転を減速して締付けるもの
であるが、締付反力を受ける機構が必要で締付速度が遅
くなるばかりか減速機や反力受けなどのために機構が複
雑になるという問題がある。
ぜ1性式は、はずみiljに締付けに要するエネルギを
回転エネルギとして予め蓄積し、この回転エネルギを瞬
時に出力させて締付けを行うものである。この慣性式に
はトルク係数の変動による軸力の変化が他の方法に比べ
格段に小さくなり高精度な締付けが可能になるという優
れた特徴を有するものである。その理由をここで簡単に
説明しておく。
一般に軸力Nと締付トルクTとは比例するからN=(Δ
N/ΔT)T・・・(1) また、締付開始時の締付トルクToをOとし、その時の
角速度をω0として慣性のみで締付けるものとすれば、
最終的に到達する締付トルクT(max)は特公昭54
−11039号等にも示されているように次式のように
なる。
T (m a x) =コ「rωo −(2)ここにE
はボルトのばね定数、Jは慣性能率である。(1)式を
(2)式を用いて変形すればN=(ΔN/ΔT)Fτコ
コ−ω0 ここにボルトのばね定数Eは E=ΔT/Δθ であるから N=ωo J ΔT/Δθ ・ (ΔN/ΔT)=ωo
  J  ΔT Δ0   ΔN/ΔT2−J(ΔN/
Δ0)は−・定と考えられるのでに′とおき、 N=ωo  k’rコ−「Wフ]コ「T−(3)今(1
)式で(ΔN/ΔT)が10%変動すれば軸力Nも10
%変動する。しかしこの慣性式によれば(3)式から明
らかなように軸力Nの変動はJ 1.1−rt、o:F
o、os  となることから、約5%に減少することが
解る。すなわち全締付けを慣性式で行えば、ねじ面や座
面の摩擦係数などに依存する定数であるトルク係数が変
動しても、その影響を約半分に減らすことができる。
このような慣性式による締付機として、トリガスインチ
により電動モータを起動し、モータ速度(はずみ車の速
度)が設定した速度VQに達すると自動的にモータ電流
を遮断しかつはずみ車とソケットとの間のクラッチを接
続するものがある。
第4図はその動作タイミング図であり、ソケットをナツ
トに係合してトリガスイッチをオンにすると(同図B)
、モータが起動しく同図D)、モータ速度が上昇する(
同図A)。そしてこのモータ速度が設定速度vgに達す
るとモータ電流が遮断され(同図D)、これと同時にク
ラッチが接続される(同図C)。
このように従来のものはトリガスイッチをオフとしてい
る間にソケットを別のナツトに係合し。
トリカスインチをオンとしてモータを加速するものであ
るため、動作のサイクル時間t (第4図参照)が長く
なり作業能率が低下゛するという問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、慣
性式による締付機において動作サイクルを短縮して作業
能率を向上させることができる電動1締付機の制御装置
を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、電動モータに直結されたは
ずみ東と、ナツトに係合するソケットが取付けられたド
ライブ軸と、前記はずみ車の回転をドライブ軸に伝達す
るクラッチとを備え、予めはずみiljに蓄積した回転
エネルギを前記クラッチを瞬時に接続することによりド
ライブ軸に伝える電動締付機において、前記電動モータ
を起動する上スイッチと、前記電動モータを一定速度に
管理する制御回路と、前記クラッチを接続しかつ電動モ
ータ電流を遮断するためのトリガスイッチと、前記トリ
ガスイッチの作動を前記電動モータが−・定速度に達す
るまで禁止する禁止回路とを備えることを特徴とする電
動締付機の制御装置により達成される。
(作用) 上スイッチをオンにすると電動モータが起動して制御回
路によりモータおよびはずみ車が一定速に保持される。
ソケットをナンドに係入しトリガスイッチをオンにする
と、クラッチが接続されると共にモータ電流が遮断され
慣性によりナツトの締付けが行われる。トリガスイッチ
をオフとしてソケットを他のナツトに係合すれば、その
間にモータは再起動し一定速に維持される。従ってソケ
ットをナツトに係合した後モータ回転の」二昇を待つこ
となく即座にトリガスイッチをオンして締付けを開始で
きる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の概念図、第2図はその動作
タイミング図である。
第1図で符号10はユニバーサルモータで、その電機子
12および界磁14は、主サイリスタ16、主スイッチ
18、交流電源20と共に閉じた主回路を形成する。T
f、a子12にははずみ車22が直結され、このはずみ
車22の回転はクラッチ24を介してソケット26に伝
達可能となっている。このソケット26はナツト28に
係合してナツト28を締付ける。
はずみ車22およびTrLa子12の回転速度はロータ
リエンコーダ30により検出され、その速度Vは制御回
路32に入力される。制御回路32はソフトスタート機
構を備え、前記主スイッチ!8に連動するスイッチ34
のオンによりモータ10を緩起動してモータ10を穏や
かに加速しその回転を−・定速に保つ。すなわち速度設
定器36で1没定された速度”/Qを前記速度Vと比較
し、その大小に応じてサイリスタ16を位相制御する。
38は速度VがVQに達した蒔に定速信号aを出力する
比較器、40はアンドゲートであり、これらによって禁
止回路42が形成される。すなわちこのアンドゲート4
0は、定速信号aとトリがスイッチ44によるトリガ信
号すとが同時に入力された時に制御回路32およびクラ
ッチドライバ46に動作を開始させる。
制御回路32はこのトリガ信号すに基づきサイリスタ1
6のゲート信号gの送出を停止してモータ電流を遮断し
、電機子12を遊転状態とする。
またドライバ46はこのトリガ信号すに基づいてクラッ
チ24を接続する。
次に本実施例の動作を説明する。まず主スイッチ18を
オンとすれば(第2図B)、制御回路32が動作してモ
ータ電流が流れ始める(同図E)。従ってモータ10が
起動し、電機子12とはずみ車22とが一体に回転して
加速する(同図A)。この時にはクラッチ24は切れて
いる。回転速Vが−・定速”/Qに達すると、制御回路
32によりその速度VQに保たれると共に、比較器38
が出力する定速信号aによりアンドゲート40に入力さ
れる。この状7gでトリガスイッチ44を手動操作して
オンとすれば(同図C)、トリが信号すもアントゲ−)
40に入力され、制御回路32はモータ電流を遮断させ
ると共に、ドライバ46はクラッチ24を瞬時に接続さ
せる(同図D)。
この結果はずみ車22および電機子12に蓄積された回
転エネルギはソケット26に伝達され、この回転エネル
ギに相当する仕事量分だけナツト28が締付けられる。
なお速度設定器36には、はずみ車22および電機子1
2に蓄積される回転エネルギがナツト28を希望の軸力
Nに締付けるために必要なエネルギに等しくなる速度V
Qが予め設定されるが、ナツト28を予備1締めしであ
る場合には、この予備締め状態から希望軸力までの締付
けに要するエネルギ相当の速度が設定されるのは勿論で
ある。
このようにトリガスインチ44をオフにすれば直ちにモ
ータ10は11起動するので、ソケット26を別のナツ
ト28に係合する際に、モータ速度が・定速VQまで上
昇するのを待つ心安がなくなり、動作のサイクル時間t
′が短くなり、作業能−(lが向にする。
第3図は本発明の他の実施例の概念図である。
この実施例ではモータIOAの界?a14 Aの電流方
向を変えてモータ16Aを正逆転するためのスイッチ1
8A、18Bを主スイッチとし、これら主スイッチ18
A、18BにはiE転位置Fと逆転位置Rの間に停止に
位置Nを設けた。従って主スイッチ18A、18Bの正
転位’+;1. Fでは1)11記第1図の実施例と全
く同様の構成となり、この時の動作は前記した通りであ
る。また12インチ18A、18Bを停止位置Nにすれ
ばモータ10Aは停+Thする。さらに主スイッチ18
A、18Bを逆転位;在RにすればモータIOAは逆転
する(同図A、Hの仮想線参照)。この時の動作は正転
時と同様である。
なお第3図では第1図と同一部分に回−符りを付したの
で、その説明は繰り返さない。
また以−にの実施例のようにモータを穏やかに起動させ
るように制御すれば、すなわちモータのソフトスタート
機構を設けておけば、モータ加速に伴う反力を小さくで
き作業性が向上する。
(発明の効果) 本発明は以りのように、電動モータを主スイッチにより
起動すると共に、クラッチを接続しかつ電動モータ電流
を遮断するためのトリガスイッチの作動を、電動モータ
が一定速度に達するまでは禁+hするように構成したも
のであるから、1つのナツトを締め終ってトリガスイッ
チをオフにすれば直ちにモータは加速され、その間に他
のナツトにンケントを係合することができる。従ってモ
ータの加速に要する待ち時間が不要となり、動作サイク
ル時間が短縮でき、作業能率を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概念図、第2図はその動作
タイミング図、第3図は他の実施例の概念図、また第4
図は従来装置の動作タイミング図である。 10、IOA・・・電動モータ、 18.18A、18B・・・主スイッチ、22・・・は
ずみ車、 24・・・クラッチ、 26・・・クラッチ、 28・・・ナツト、 32・・・制御回路、 42・・・禁止回路、 44・・・トリガスイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動モータに直結されたはずみ車と、ナットに係
    合するソケットが取付けられたドライブ軸と、前記はず
    み車の回転をドライブ軸に伝達するクラッチとを備え、
    予めはずみ車に蓄積した回転エネルギを前記クラッチを
    瞬時に接続することによりドライブ軸に伝える電動締付
    機において、前記電動モータを起動する主スイッチと、
    前記電動モータを一定速度に管理する制御回路と、前記
    クラッチを接続しかつ電動モータ電流を遮断するための
    トリガスイッチと、前記トリガスイッチの作動を前記電
    動モータが一定速度に達するまで禁止する禁止回路とを
    備えることを特徴とする電動締付機の制御装置。
  2. (2)前記主スイッチは、前記電動モータの正転・停止
    ・逆転の各位置を選択可能とされることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電動締付機の制御装置。
JP11609886A 1986-05-22 1986-05-22 電動締付機の制御装置 Granted JPS62277272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11609886A JPS62277272A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 電動締付機の制御装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62277272A true JPS62277272A (ja) 1987-12-02
JPH0520233B2 JPH0520233B2 (ja) 1993-03-18

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ID=14678651

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063499A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Makita Corp 電動工具
WO2023281814A1 (ja) 2021-07-08 2023-01-12 パナソニックホールディングス株式会社 電動工具、制御方法及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62110873U (ja) * 1985-12-28 1987-07-15

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