JPS62277135A - 撹拌装置 - Google Patents
撹拌装置Info
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- JPS62277135A JPS62277135A JP61117495A JP11749586A JPS62277135A JP S62277135 A JPS62277135 A JP S62277135A JP 61117495 A JP61117495 A JP 61117495A JP 11749586 A JP11749586 A JP 11749586A JP S62277135 A JPS62277135 A JP S62277135A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F33/00—Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
- B01F33/45—Magnetic mixers; Mixers with magnetically driven stirrers
- B01F33/453—Magnetic mixers; Mixers with magnetically driven stirrers using supported or suspended stirring elements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
この発明は、反応器やタンクなどの撹拌に用いられる撹
拌装置に関し、詳しくは磁力を利用し、機械的な結合に
よることなく撹拌子を回転駆動するようにした攪f半装
置に関する。
拌装置に関し、詳しくは磁力を利用し、機械的な結合に
よることなく撹拌子を回転駆動するようにした攪f半装
置に関する。
磁力を利用し機械的な結合によることなく撹拌子を回転
駆動するようにした従来の撹拌装置を、第7図及び第8
図について説明する。
駆動するようにした従来の撹拌装置を、第7図及び第8
図について説明する。
第7図は棒状のマグネット撹拌子を用いた撹拌装置の縦
断面図であって、否閉された容器の器壁の一部をなす隔
壁1の上方は容器の内側に相当し、ここに、マグネット
i拌子2が収容されている。
断面図であって、否閉された容器の器壁の一部をなす隔
壁1の上方は容器の内側に相当し、ここに、マグネット
i拌子2が収容されている。
一般に容器の内部には、外部からの汚染を妹う液体状の
薬品や中間製品が入れられて化学反応、溶解、晶析・混
合などさまざまな単位操作のための撹拌が行われている
ものである。マグネットa拌子2は、棒状の永久磁石3
の全体をプラスチックの保^層4によって被檀したもの
であって、棒状の永久磁石2の両端は異なる磁惚に着磁
されている。他方、隔壁1の外側(図の下方)には、モ
ータ5を取付けるためのフレーム6が隔壁1に固定され
、モータ5の7ラン:)7とフレーム6とが図示しない
ボルトナツトによって締結されている。
薬品や中間製品が入れられて化学反応、溶解、晶析・混
合などさまざまな単位操作のための撹拌が行われている
ものである。マグネットa拌子2は、棒状の永久磁石3
の全体をプラスチックの保^層4によって被檀したもの
であって、棒状の永久磁石2の両端は異なる磁惚に着磁
されている。他方、隔壁1の外側(図の下方)には、モ
ータ5を取付けるためのフレーム6が隔壁1に固定され
、モータ5の7ラン:)7とフレーム6とが図示しない
ボルトナツトによって締結されている。
モータ5の主軸8には鉄製のヨーク9が固定され、さら
に、ヨーク9の隔壁IK面する側には偉状の永久磁石l
Oが隔壁1と僅かな空間を介して固着されている。該駆
動側の棒状の永久磁石10も両端が異なる磁極に着磁さ
れており、該駆動側の永久磁石10と前記撹拌子の永久
磁石3とは、互いに異った磁極同士が引き合った状態で
隔壁1を介して対向している。
に、ヨーク9の隔壁IK面する側には偉状の永久磁石l
Oが隔壁1と僅かな空間を介して固着されている。該駆
動側の棒状の永久磁石10も両端が異なる磁極に着磁さ
れており、該駆動側の永久磁石10と前記撹拌子の永久
磁石3とは、互いに異った磁極同士が引き合った状態で
隔壁1を介して対向している。
モータ5は図示しない制御部によって可変速運転される
ものであって、マグネット&拌子が貝期して回転できる
ようKなっている。従って、そ−タ5が付勢されると、
駆動側の永久磁石10が回転され、この永久磁石10の
磁力によって隔壁1の内側に収容されたマグネット撹拌
子2が同期して回転することになシ、マグネット撹拌子
2の周囲の液体はマグネット撹拌子2から遠心力を受け
て矢印Aのような流れが生じ、容器内の液体は好適に撹
拌される。
ものであって、マグネット&拌子が貝期して回転できる
ようKなっている。従って、そ−タ5が付勢されると、
駆動側の永久磁石10が回転され、この永久磁石10の
磁力によって隔壁1の内側に収容されたマグネット撹拌
子2が同期して回転することになシ、マグネット撹拌子
2の周囲の液体はマグネット撹拌子2から遠心力を受け
て矢印Aのような流れが生じ、容器内の液体は好適に撹
拌される。
なお、前記プラスチックの保裏層4は容器内の液体の性
状及び温度等を考慮して、必要に応じて、ポリプロピレ
ン・フッ素樹脂或いは耐食性合金等さまざまなものが適
宜選定されるものである。
状及び温度等を考慮して、必要に応じて、ポリプロピレ
ン・フッ素樹脂或いは耐食性合金等さまざまなものが適
宜選定されるものである。
第8図は、別の従来例を示す縦断面図であって、比較的
大きなり押装置として用いられているものである。図に
おいて、隔壁1の外部に固定された駆動@構は前記第7
図の従来例とほぼ同じであるが、撹拌子2は、マグネッ
ト部11とパドル部12とが離れた位置に形成されてい
る。即ち、撹拌子2の駆動機構が固定されている側の端
部には環状のマグネット部11が形成され、該マグネッ
ト部11の上部の中心から上方に延在しているシャフト
19の中間に、円板20に複数枚のパドル21が固定さ
れてなるパドル部12が形成されている。
大きなり押装置として用いられているものである。図に
おいて、隔壁1の外部に固定された駆動@構は前記第7
図の従来例とほぼ同じであるが、撹拌子2は、マグネッ
ト部11とパドル部12とが離れた位置に形成されてい
る。即ち、撹拌子2の駆動機構が固定されている側の端
部には環状のマグネット部11が形成され、該マグネッ
ト部11の上部の中心から上方に延在しているシャフト
19の中間に、円板20に複数枚のパドル21が固定さ
れてなるパドル部12が形成されている。
環状のマグネット部11は環状の銅板15の上面に同様
の環状の鉄板16を固着し、さらに耐食材料であるステ
ンレス鋼の保腫層17によって全体を被覆したものであ
って、その回転中心部は、隔壁1に固定されたラジアル
軸受としての丸棒13に対応するジャーナル14となっ
ている。
の環状の鉄板16を固着し、さらに耐食材料であるステ
ンレス鋼の保腫層17によって全体を被覆したものであ
って、その回転中心部は、隔壁1に固定されたラジアル
軸受としての丸棒13に対応するジャーナル14となっ
ている。
このマグネット部11は、駆動側の永久磁石10の回転
によって銅板15にうず電流が生じて回転トルクが発生
するようにしたものであって、永久磁石10の回転速度
とは同期しないものであるが、銅板15のかわシに環状
の永久磁石を設けて、同期カップリングとして用いるこ
ともできる。なお、駆動側の永久磁石10は、第9図に
示すように円板状のものに円周方向に交互に異なる磁惚
を着磁したものである。この編8図に示した撹拌装置は
、各器内の任意の位置にパドル部12を形成できるので
所望の撹拌状態を得ることができる。
によって銅板15にうず電流が生じて回転トルクが発生
するようにしたものであって、永久磁石10の回転速度
とは同期しないものであるが、銅板15のかわシに環状
の永久磁石を設けて、同期カップリングとして用いるこ
ともできる。なお、駆動側の永久磁石10は、第9図に
示すように円板状のものに円周方向に交互に異なる磁惚
を着磁したものである。この編8図に示した撹拌装置は
、各器内の任意の位置にパドル部12を形成できるので
所望の撹拌状態を得ることができる。
撹拌操作に伴って、外部の異物が取扱い液中に混入して
汚染したシ、或いは有害な取扱い液が外部へ流出するこ
とは、前記のような磁力で撹拌を行う方式の撹拌装置に
よって防止できるものである。しかし、撹拌子は駆動機
構側の磁石に吸引されつつ回転するものであるから正常
な撹拌運転がなされてる場合には、撹拌子の端面と隔壁
1との間において摺擦が行われることになシ、撹拌子の
保11#4や隔%1から摩耗粉が発生して取扱い液中に
異物が混入することがある。特に、保岐層4にプラスチ
ックを用いている撹拌子にあっては、取扱い液に固形物
が含まれているだけでも保d層4の表面が摩耗する。
汚染したシ、或いは有害な取扱い液が外部へ流出するこ
とは、前記のような磁力で撹拌を行う方式の撹拌装置に
よって防止できるものである。しかし、撹拌子は駆動機
構側の磁石に吸引されつつ回転するものであるから正常
な撹拌運転がなされてる場合には、撹拌子の端面と隔壁
1との間において摺擦が行われることになシ、撹拌子の
保11#4や隔%1から摩耗粉が発生して取扱い液中に
異物が混入することがある。特に、保岐層4にプラスチ
ックを用いている撹拌子にあっては、取扱い液に固形物
が含まれているだけでも保d層4の表面が摩耗する。
従って、撹拌子自体が発生する摩耗粉によって取扱い液
が汚染されることになり、この摩耗粉の混入によって取
扱い液の品位が低下したり、後の工程においてさまざま
な障害を与えることになる。
が汚染されることになり、この摩耗粉の混入によって取
扱い液の品位が低下したり、後の工程においてさまざま
な障害を与えることになる。
そのため、医薬品や食品等の製造工程にあっては、この
ような摩耗粉を分離するだめの除去工程を別途設けるこ
ともある。しかし、スラリを取扱い液とする場合には摩
耗粉だけを選択的に除去することは困難であシ、品位の
低い製品を製造せざるを得ないこととなる。
ような摩耗粉を分離するだめの除去工程を別途設けるこ
ともある。しかし、スラリを取扱い液とする場合には摩
耗粉だけを選択的に除去することは困難であシ、品位の
低い製品を製造せざるを得ないこととなる。
本発明は、上記のような現状に鑑みてなされたものであ
って、磁気(7ixi力)を利用して、機械的な結合に
よらず撹拌子を回転駆動するようにした位拌装置におい
て、撹拌子と隔壁との摺擦による奉耗粉の発生を極力抑
制するよつにした装置を提供することであシ、又、本発
明は、スラリ中においても摩耗することがなく、広範囲
の液体に対しても安定して使用可能な撹拌装置を提供す
ることを目的としている。
って、磁気(7ixi力)を利用して、機械的な結合に
よらず撹拌子を回転駆動するようにした位拌装置におい
て、撹拌子と隔壁との摺擦による奉耗粉の発生を極力抑
制するよつにした装置を提供することであシ、又、本発
明は、スラリ中においても摩耗することがなく、広範囲
の液体に対しても安定して使用可能な撹拌装置を提供す
ることを目的としている。
本発明は、隔壁の外側に固定された回転磁界を発生する
駆動機構と、該隔壁の内側に配置されて該駆動機構によ
って磁気的に回転されると共に該駆動機構とは回転力を
伝達するための機械的な結合がなされていない撹拌子と
を備えた撹拌装置において、該撹拌子と該隔壁との摺動
部をそれぞれ平滑な面にすると共にこれら二つの平滑な
面のいづれか一方の面に動圧発生用の溝を形成した撹拌
装置である。
駆動機構と、該隔壁の内側に配置されて該駆動機構によ
って磁気的に回転されると共に該駆動機構とは回転力を
伝達するための機械的な結合がなされていない撹拌子と
を備えた撹拌装置において、該撹拌子と該隔壁との摺動
部をそれぞれ平滑な面にすると共にこれら二つの平滑な
面のいづれか一方の面に動圧発生用の溝を形成した撹拌
装置である。
本発明において、撹拌子を磁気的に回転させる原理とし
ては磁気的な吸引の他にヒステリシスやうず電流を利用
することもでき、又、摺動部における平滑な面の形状と
しては平面、球面、円錐面、円vJ面など撹拌子の回転
軸を中心として回転した場合に得られる面の形状であれ
ばよい。さらに、動圧発生用の溝形状としてはスパイラ
ル状、ヘリングボーン状等公知の溝模様が利用できる。
ては磁気的な吸引の他にヒステリシスやうず電流を利用
することもでき、又、摺動部における平滑な面の形状と
しては平面、球面、円錐面、円vJ面など撹拌子の回転
軸を中心として回転した場合に得られる面の形状であれ
ばよい。さらに、動圧発生用の溝形状としてはスパイラ
ル状、ヘリングボーン状等公知の溝模様が利用できる。
本発明においては、撹拌子と隔壁との摺動部を構成する
撹拌子I11の面と隔壁側の面とのいづれか一方の面に
スパイラル溝の模様やヘリングボーン状の模様などの動
圧発生用の溝が形成されているので、撹拌子が駆動機構
によって形成される回転磁界の影響を受けて回転する場
合、摺動部には動圧発生用の溝によって流体の膜が形成
され、撹拌子と隔壁とは実質的に互いに接触することな
く回転するものである。そして、この摺動部に形成され
た流体の膜の厚さは流体の粘性にもよるが、極めて博い
ものであるから、大粒径の固形物は、このすきまに流入
することはない。
撹拌子I11の面と隔壁側の面とのいづれか一方の面に
スパイラル溝の模様やヘリングボーン状の模様などの動
圧発生用の溝が形成されているので、撹拌子が駆動機構
によって形成される回転磁界の影響を受けて回転する場
合、摺動部には動圧発生用の溝によって流体の膜が形成
され、撹拌子と隔壁とは実質的に互いに接触することな
く回転するものである。そして、この摺動部に形成され
た流体の膜の厚さは流体の粘性にもよるが、極めて博い
ものであるから、大粒径の固形物は、このすきまに流入
することはない。
以下、図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す撹拌装置の縦断面図
である。図において、隔壁1の下方は、一般には容器の
外部に対応する部分であって、前記第8図と同じ構成で
ある。即ち、タンクや反応容器などの壁面の一部をなす
隔壁1の外側にはモータ5を固定するためのフレーム6
が固定され、図示しない御制部から給電を受ける可変速
運転か可能なモータ5の7ランジ7が、フレーム6に固
定されている。モータ5の主軸8の先端部分には鉄製の
ヨーク9が固定され、さらにヨーク9の隔壁1に面する
側に円板状の永久磁石10が固着されている。永久磁石
10の表面(第1図においては上口〕には円周方向に異
なる磁極が交互に配列するように着磁されている(第9
図参照)。ここでモータ5が付勢されると永久磁石10
が回転し、1!#壁1と平行に回転する磁界が形成され
る。他方、隔壁lの上方は容器の内部に相当し、その表
面は平滑な平面23となっている。この平?#な面23
のうねシは摺動部分全体に亘って5μm以内に仕上げら
れておシ、その面粗度は1μm以下となっている。
である。図において、隔壁1の下方は、一般には容器の
外部に対応する部分であって、前記第8図と同じ構成で
ある。即ち、タンクや反応容器などの壁面の一部をなす
隔壁1の外側にはモータ5を固定するためのフレーム6
が固定され、図示しない御制部から給電を受ける可変速
運転か可能なモータ5の7ランジ7が、フレーム6に固
定されている。モータ5の主軸8の先端部分には鉄製の
ヨーク9が固定され、さらにヨーク9の隔壁1に面する
側に円板状の永久磁石10が固着されている。永久磁石
10の表面(第1図においては上口〕には円周方向に異
なる磁極が交互に配列するように着磁されている(第9
図参照)。ここでモータ5が付勢されると永久磁石10
が回転し、1!#壁1と平行に回転する磁界が形成され
る。他方、隔壁lの上方は容器の内部に相当し、その表
面は平滑な平面23となっている。この平?#な面23
のうねシは摺動部分全体に亘って5μm以内に仕上げら
れておシ、その面粗度は1μm以下となっている。
他方、隔壁1の上方、即ち、おt拌を受ける液体が収容
されている側に位置する撹拌子2についてみると、シャ
フト19の中間にパドル部12が設けられ、シャフト1
9の隔壁1側の端部にマグネット部11が固定されて設
けられている。該マグネット部11は、環状の銅板15
とその上部に固着された環状の鉄板16とをステンレス
鋼の保穫層17によって被榎してうず電流によって回転
するようになしたものであって、下端面にはセラミック
ス製のスラスト板24が固着されている。該スラスト板
24の表面、即ち、下端の面は隔壁1と摺動する面であ
って、隔壁lの面と同程度の平滑な平面に仕上げられて
いるが、さらに、第2図に示したよりな動圧発生用のス
パイラル溝(黒塗シのスパイラル状の部分)25が形成
されている。
されている側に位置する撹拌子2についてみると、シャ
フト19の中間にパドル部12が設けられ、シャフト1
9の隔壁1側の端部にマグネット部11が固定されて設
けられている。該マグネット部11は、環状の銅板15
とその上部に固着された環状の鉄板16とをステンレス
鋼の保穫層17によって被榎してうず電流によって回転
するようになしたものであって、下端面にはセラミック
ス製のスラスト板24が固着されている。該スラスト板
24の表面、即ち、下端の面は隔壁1と摺動する面であ
って、隔壁lの面と同程度の平滑な平面に仕上げられて
いるが、さらに、第2図に示したよりな動圧発生用のス
パイラル溝(黒塗シのスパイラル状の部分)25が形成
されている。
第2図において白いスパイラル状の部分26は平滑な平
面が残されている部分であってランドである。また、中
央は均圧部27であってスパイラル溝25と同じく溝部
分である。スパイラル溝25のrk深さは3〜50μm
であって、平滑に仕上げられた面をショツトブラスト、
放電加工、或いはエツチングなどによって仕上げたもの
であ勺、2ンド26よりもその表面は粗くなっているが
、この黒蜜りの溝部の表面が梨地状になっていても動圧
は発生する。なお、第2図のランド26と梨地状の溝部
25.27とを全く反対にし、黒塗シの部分を平滑なラ
ンドとし、白い部分を溝部分としてもよい。図中、28
は撹拌子2の回転方向であって、モータ5が付勢されて
永久砥石10が矢印28の方向に回転すると撹拌子2の
マグネット部11にうず’1[6Lが発生し、同様に矢
印28の方向にマグネット部11、即ち撹拌子2が回転
することとなシ、パドル21によって液体は矢印人の方
向に流動して撹拌が行われる。この際、撹拌子2はモー
タ5と永久磁石10とを主たる構成とした駆動機構によ
って回転力を与えられるばかりでなく、永久磁石10の
磁力に基づく吸引力や撹拌子2の自1によって隔壁1に
押し付けられることKなるが、動圧発生用のスパイラル
@25によってセラミックスのスラスト板24と隔壁1
との間には流体の潤滑膜が形成され、スラスト板24と
隔壁1とは実質的に接触することなく相対運動を行うこ
とになシ、その結果、スラスト板24と隔壁lとの摺擦
部分からの摩耗粉の発生はない。ここで、動圧発生用の
溝は隔壁1の側に形成することもでき、第1図の実施例
において、隔壁1側に形成する場合は、隔壁1の上方か
ら見た模様は第2図と同様なものとなり、撹拌子の回転
方向の矢印28は反対向きとなる。
面が残されている部分であってランドである。また、中
央は均圧部27であってスパイラル溝25と同じく溝部
分である。スパイラル溝25のrk深さは3〜50μm
であって、平滑に仕上げられた面をショツトブラスト、
放電加工、或いはエツチングなどによって仕上げたもの
であ勺、2ンド26よりもその表面は粗くなっているが
、この黒蜜りの溝部の表面が梨地状になっていても動圧
は発生する。なお、第2図のランド26と梨地状の溝部
25.27とを全く反対にし、黒塗シの部分を平滑なラ
ンドとし、白い部分を溝部分としてもよい。図中、28
は撹拌子2の回転方向であって、モータ5が付勢されて
永久砥石10が矢印28の方向に回転すると撹拌子2の
マグネット部11にうず’1[6Lが発生し、同様に矢
印28の方向にマグネット部11、即ち撹拌子2が回転
することとなシ、パドル21によって液体は矢印人の方
向に流動して撹拌が行われる。この際、撹拌子2はモー
タ5と永久磁石10とを主たる構成とした駆動機構によ
って回転力を与えられるばかりでなく、永久磁石10の
磁力に基づく吸引力や撹拌子2の自1によって隔壁1に
押し付けられることKなるが、動圧発生用のスパイラル
@25によってセラミックスのスラスト板24と隔壁1
との間には流体の潤滑膜が形成され、スラスト板24と
隔壁1とは実質的に接触することなく相対運動を行うこ
とになシ、その結果、スラスト板24と隔壁lとの摺擦
部分からの摩耗粉の発生はない。ここで、動圧発生用の
溝は隔壁1の側に形成することもでき、第1図の実施例
において、隔壁1側に形成する場合は、隔壁1の上方か
ら見た模様は第2図と同様なものとなり、撹拌子の回転
方向の矢印28は反対向きとなる。
上記した第1図及び第2図に示した実施例においては、
撹拌子2と隔壁1とが非接触の状態で回転するばかりで
なく、撹拌子2と隔壁1との摺動部分における抵抗は極
めて小さくなるので、駆動機構がもつ磁気的な回転力を
有効に撹拌力に変換することができる。
撹拌子2と隔壁1とが非接触の状態で回転するばかりで
なく、撹拌子2と隔壁1との摺動部分における抵抗は極
めて小さくなるので、駆動機構がもつ磁気的な回転力を
有効に撹拌力に変換することができる。
なお、第1図において、うず電流を発生する銅板15を
永久磁石に替えて、同期マグネットカップリングとして
用いることもでき、或いはヒステリシス材料に置換する
こともできる0さらに、駆動機構としては、永久磁石1
0を電磁石にすることもでき、或いは、同様の回転磁界
を発生するコイル群によって直接撹拌子を駆動するよう
にしてもよい。また、撹拌子2の回転速度を検出して、
所望の回転速度で運転するようにしてもよい。
永久磁石に替えて、同期マグネットカップリングとして
用いることもでき、或いはヒステリシス材料に置換する
こともできる0さらに、駆動機構としては、永久磁石1
0を電磁石にすることもでき、或いは、同様の回転磁界
を発生するコイル群によって直接撹拌子を駆動するよう
にしてもよい。また、撹拌子2の回転速度を検出して、
所望の回転速度で運転するようにしてもよい。
第3図は、他の実施例を示す第1図と同様の図面であっ
て、隔壁1の上方にある撹拌子2においてK1図の環状
の銅板15が環状の永久磁石29に置換されたことだけ
が相違している。
て、隔壁1の上方にある撹拌子2においてK1図の環状
の銅板15が環状の永久磁石29に置換されたことだけ
が相違している。
即ち、第3図のマグネット部11に埋設された永久磁石
29は、その平面図が第4図に示されるように環状の平
板であって、円周方向に異なる磁極が交互に着磁されて
いる。なお、この場合の極数はム動機構側の永久磁石1
0の極数と一致している。また、スラスト板24の表面
には第1図と同じく動圧発生用の溝が形成されている。
29は、その平面図が第4図に示されるように環状の平
板であって、円周方向に異なる磁極が交互に着磁されて
いる。なお、この場合の極数はム動機構側の永久磁石1
0の極数と一致している。また、スラスト板24の表面
には第1図と同じく動圧発生用の溝が形成されている。
他方、隔壁lの下方の側について述べれば、フェライト
磁石からなる永久磁石10の表面、即ち、隔壁1に対向
する面30Fi平滑な平面に仕上げられており、また、
この永久磁石10の表面30に対向する隔壁1の表面3
1も、その裏面(?i拌子2に対向する而)と同じく平
滑な平面に仕上げられ、さらに隔i1の面31の側に動
圧発生用の溝が形成されている。そして、ヨーク9とモ
ータ5の主軸8とは、モータ5の回転力だけを伝達する
よう【ピン32によって連結されておシ、モータ5に永
久磁石10によるスラスト力がかからないようになって
いる。同時に、永久磁石10の表面30は、モータ5の
主軸8には関係なく隔壁1の表面31に平行に密層する
。
磁石からなる永久磁石10の表面、即ち、隔壁1に対向
する面30Fi平滑な平面に仕上げられており、また、
この永久磁石10の表面30に対向する隔壁1の表面3
1も、その裏面(?i拌子2に対向する而)と同じく平
滑な平面に仕上げられ、さらに隔i1の面31の側に動
圧発生用の溝が形成されている。そして、ヨーク9とモ
ータ5の主軸8とは、モータ5の回転力だけを伝達する
よう【ピン32によって連結されておシ、モータ5に永
久磁石10によるスラスト力がかからないようになって
いる。同時に、永久磁石10の表面30は、モータ5の
主軸8には関係なく隔壁1の表面31に平行に密層する
。
従って、モータ5が付勢されると、永久磁石10と隔壁
1との摺動部分及びスラスト板24と¥4f1壁1との
摺動部分において流体の動圧が発生し、これらの摺動部
分における摺動抵抗は極めて小さくしかも、モータ5に
かかるスラスト荷重は姫減されさらに磁気ギャップが狭
くなる。
1との摺動部分及びスラスト板24と¥4f1壁1との
摺動部分において流体の動圧が発生し、これらの摺動部
分における摺動抵抗は極めて小さくしかも、モータ5に
かかるスラスト荷重は姫減されさらに磁気ギャップが狭
くなる。
第5図及び第6図は本発明の別の実施例を示す図面であ
って、第5図は縦断面図、第6図は撹拌子の平面図であ
る。
って、第5図は縦断面図、第6図は撹拌子の平面図であ
る。
壓5図において、タンクや反応器の器壁40に貫通孔4
1を穿設し、駆@機構42を図示しないボルトによって
固定し、さらに器壁40と駆動機構42との装置は樹脂
43を充填して密閉されている。駆動機構42Vi、導
体コイルをプラスチックで被覆したシートコイルを多数
積層した固定子44をカバー45に固定し、さらにその
上部に撹拌子2の磁極を検出するためのセンサーが埋設
されたシート46を固着し、最上部はセラミックスの平
板47が固着されており、その制御部は図示していない
。ここで、セラミックスの平板47は、前記実施例にお
ける隔壁1に対応するものであり、シートコイルを積層
してなる固定子44で発生する回転磁界が撹拌子2側へ
透過しやすい材質のセラミックスが選定される。例えば
炭化ケイ素に多電のべIJ リウム又はベリリウム化合
物が添加されたセラミックスが好適であるが、炭化ケイ
素、窒化ケイ素、アルミナなどであってもよい。
1を穿設し、駆@機構42を図示しないボルトによって
固定し、さらに器壁40と駆動機構42との装置は樹脂
43を充填して密閉されている。駆動機構42Vi、導
体コイルをプラスチックで被覆したシートコイルを多数
積層した固定子44をカバー45に固定し、さらにその
上部に撹拌子2の磁極を検出するためのセンサーが埋設
されたシート46を固着し、最上部はセラミックスの平
板47が固着されており、その制御部は図示していない
。ここで、セラミックスの平板47は、前記実施例にお
ける隔壁1に対応するものであり、シートコイルを積層
してなる固定子44で発生する回転磁界が撹拌子2側へ
透過しやすい材質のセラミックスが選定される。例えば
炭化ケイ素に多電のべIJ リウム又はベリリウム化合
物が添加されたセラミックスが好適であるが、炭化ケイ
素、窒化ケイ素、アルミナなどであってもよい。
撹拌子2は、円板状のマグネット部11の上面に撹拌翼
48が形成されたものであって、マグネット部11は円
板状のセラミックスのロータ49に、永久磁石29.鉄
板16及び保践層17を埋設するための凹部50が形成
され、@48とロータ49とはセラミックスによって一
体に形成されている。そして、ロータ49の底面51と
駆動機構42側のセラミックスの平板47の表面52と
によって摺動部が形成されているが、これら二つの面5
1.52は互いに平滑な平面に仕上げられ、そして、い
づれか一方の面に対して動圧発生用の溝が形成されてい
る。
48が形成されたものであって、マグネット部11は円
板状のセラミックスのロータ49に、永久磁石29.鉄
板16及び保践層17を埋設するための凹部50が形成
され、@48とロータ49とはセラミックスによって一
体に形成されている。そして、ロータ49の底面51と
駆動機構42側のセラミックスの平板47の表面52と
によって摺動部が形成されているが、これら二つの面5
1.52は互いに平滑な平面に仕上げられ、そして、い
づれか一方の面に対して動圧発生用の溝が形成されてい
る。
動圧発生用の溝については、第2図に示したようなスパ
イラル状のものであって、溝深さ、面粗度、うねシにつ
いては前記実施例と同様である。
イラル状のものであって、溝深さ、面粗度、うねシにつ
いては前記実施例と同様である。
撹拌子2を上方からみた平面図が第6図であって、4枚
の撹拌翼48が放射状に形成され、円形のロータ49の
上面には、隣合った翼と翼との間に扇状の保糎層17が
形成されている。該保権層17の下方には、図示されて
いないが同様に扇状の鉄板16と永久磁石29とが埋設
されており、第6図においては便宜上、永久磁石29の
着磁の状況を示している。保護層17はプラスチックや
ステンレス鋼などの耐食性の材料が用いられるが、ロー
タ49と同様にセラミックスを用いると耐摩耗性がさら
に向上する。
の撹拌翼48が放射状に形成され、円形のロータ49の
上面には、隣合った翼と翼との間に扇状の保糎層17が
形成されている。該保権層17の下方には、図示されて
いないが同様に扇状の鉄板16と永久磁石29とが埋設
されており、第6図においては便宜上、永久磁石29の
着磁の状況を示している。保護層17はプラスチックや
ステンレス鋼などの耐食性の材料が用いられるが、ロー
タ49と同様にセラミックスを用いると耐摩耗性がさら
に向上する。
本発明は、撹拌子を磁気的に回転するようにした撹拌装
置において、撹拌子と隔壁との摺動部を形成する2つの
面を平滑にし、かつ、これら2つの面のいづれか一方の
面に動圧発生用の溝を形成したことにより、撹拌子が回
転すると動圧発生用の溝の作用によって摺動部に流体の
内滑膜が形成され、撹拌子と隔壁とは実質的に接触する
ことなく相対回転するので、撹拌子と隔壁との接触によ
る摩耗粉の発生がない。さらに、撹拌子が回転する場合
に隔壁と接触していないので、摺動部における損失が極
めて小さい。従って、軸貫通方式の撹拌装置に比べて回
転トルクが小さいこの種の撹拌装置において、駆動機構
が発生する磁力を有効に撹拌子の回転トルクに変換する
ことができ、強力な撹拌を行うことができる。
置において、撹拌子と隔壁との摺動部を形成する2つの
面を平滑にし、かつ、これら2つの面のいづれか一方の
面に動圧発生用の溝を形成したことにより、撹拌子が回
転すると動圧発生用の溝の作用によって摺動部に流体の
内滑膜が形成され、撹拌子と隔壁とは実質的に接触する
ことなく相対回転するので、撹拌子と隔壁との接触によ
る摩耗粉の発生がない。さらに、撹拌子が回転する場合
に隔壁と接触していないので、摺動部における損失が極
めて小さい。従って、軸貫通方式の撹拌装置に比べて回
転トルクが小さいこの種の撹拌装置において、駆動機構
が発生する磁力を有効に撹拌子の回転トルクに変換する
ことができ、強力な撹拌を行うことができる。
従って、本発明の撹拌装置によれば、撹拌子と隔壁との
摺擦による摩耗粉の発生がないので液体を汚染すること
がない。また、撹拌子と隔壁との摺動部は面接触である
ため、撹拌子が回転している状態においてはダンピング
効果によって安定した運転を行うことができる。
摺擦による摩耗粉の発生がないので液体を汚染すること
がない。また、撹拌子と隔壁との摺動部は面接触である
ため、撹拌子が回転している状態においてはダンピング
効果によって安定した運転を行うことができる。
そして、本発明において摺動部を形成する2つの面をセ
ラミックスによって構成すれは、効果的に動圧を発生す
ることができ、しかも、耐摩耗性も優れているのでスラ
リであっても何ら問題なく撹拌できる。
ラミックスによって構成すれは、効果的に動圧を発生す
ることができ、しかも、耐摩耗性も優れているのでスラ
リであっても何ら問題なく撹拌できる。
第1図は本発明の一実施世jを示すm断面図、第2図は
摺動部の動圧発生用の溝の模式図、第3図は別の実施例
を示す縦断面図、第4図は第3図の撹拌子の永久磁石の
着磁の状況を示す模式図、第5図は別の実施例を示す縦
断面図、第6図は第5図の撹拌子の平面図、第7図及び
第8図は従来例の縦断面図、第9図は第8図の駆動機構
側のマグネットの着磁の状況を示す平面図である。 1・・・隔壁、 2・・・撹拌子、 5・・・モータ。 8・・・主軸、 9・・・ヨーク、 10・・・永久磁
石。 11・・・マグネット部、 12・・・パドル部。 15・・・銅板、 16・・・鉄板、 17・・・保%
r曽。 19・・・シャフト、 20・・・円板、 21・・・
パドル。 23・・・摺動面(平面)、 24・−・スラスト板。 25・・・スパイラル荷、 26・・・ランド、 27
・・・均圧部、 30・・・平面、 31・・・表面、
40・・・器壁、 41・・・貫通孔、 42・・・
駆動機構。 43・・・樹脂、 44・・・固定子、 45・・・カ
バー。 46・・・シート、 47・・・平板、 48・・・撹
拌R。 49・・・ロータ、 50・・・凹部、 51・・・底
面。 52・・・表面。 第1図
摺動部の動圧発生用の溝の模式図、第3図は別の実施例
を示す縦断面図、第4図は第3図の撹拌子の永久磁石の
着磁の状況を示す模式図、第5図は別の実施例を示す縦
断面図、第6図は第5図の撹拌子の平面図、第7図及び
第8図は従来例の縦断面図、第9図は第8図の駆動機構
側のマグネットの着磁の状況を示す平面図である。 1・・・隔壁、 2・・・撹拌子、 5・・・モータ。 8・・・主軸、 9・・・ヨーク、 10・・・永久磁
石。 11・・・マグネット部、 12・・・パドル部。 15・・・銅板、 16・・・鉄板、 17・・・保%
r曽。 19・・・シャフト、 20・・・円板、 21・・・
パドル。 23・・・摺動面(平面)、 24・−・スラスト板。 25・・・スパイラル荷、 26・・・ランド、 27
・・・均圧部、 30・・・平面、 31・・・表面、
40・・・器壁、 41・・・貫通孔、 42・・・
駆動機構。 43・・・樹脂、 44・・・固定子、 45・・・カ
バー。 46・・・シート、 47・・・平板、 48・・・撹
拌R。 49・・・ロータ、 50・・・凹部、 51・・・底
面。 52・・・表面。 第1図
Claims (1)
- 隔壁の外側に固定された回転磁界を発生する駆動機構と
、該隔壁の内側に配置されて該駆動機構によつて磁気的
に回転されると共に該駆動機構とは回転力を伝達するた
めの機械的な結合がなされていない撹拌子とを備えた撹
拌装置において、該撹拌子と該隔壁との摺動部をそれぞ
れ平滑な面にすると共にこれら二つの平滑な面のいづれ
か一方の面に動圧発生用の溝を形成したことを特徴とす
る撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61117495A JPH0615026B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61117495A JPH0615026B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 撹拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62277135A true JPS62277135A (ja) | 1987-12-02 |
JPH0615026B2 JPH0615026B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=14713145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61117495A Expired - Lifetime JPH0615026B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615026B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5684712A (en) * | 1991-10-23 | 1997-11-04 | Cellpro, Inc. | Apparatus and method for cell separation |
US7407322B2 (en) * | 2005-08-17 | 2008-08-05 | Spx Corporation | Tripod-mounted magnetic mixer apparatus and method |
JP2009529414A (ja) * | 2006-03-13 | 2009-08-20 | アルファ ラバル タンク イクィップメント エイ/エス | 洗浄ヘッド |
KR200445857Y1 (ko) * | 2009-02-20 | 2009-09-08 | 주식회사 에이제이씨 | 교반기의 하부 구동장치 |
KR200458696Y1 (ko) | 2011-12-13 | 2012-03-06 | 주식회사 에이제이씨 | 교반기의 상부 구동장치 |
WO2017129204A1 (en) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | Sartorius Stedim Biotech Gmbh | Mixing vessel with locking assembly for locking a mixing assembly in storage position and mixing impeller with central disc-like member |
CN117410007A (zh) * | 2023-10-18 | 2024-01-16 | 湖北兆丰矿业有限公司 | 一种接地降阻用膨润土粉 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60156538A (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-16 | Imamura Seisakusho:Kk | 液体または粉体の撹拌,混合及び混練装置 |
JPS6111938U (ja) * | 1984-06-23 | 1986-01-24 | カネボウ株式会社 | 充填機の充填液攪拌装置 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP61117495A patent/JPH0615026B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60156538A (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-16 | Imamura Seisakusho:Kk | 液体または粉体の撹拌,混合及び混練装置 |
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KR200458696Y1 (ko) | 2011-12-13 | 2012-03-06 | 주식회사 에이제이씨 | 교반기의 상부 구동장치 |
WO2017129204A1 (en) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | Sartorius Stedim Biotech Gmbh | Mixing vessel with locking assembly for locking a mixing assembly in storage position and mixing impeller with central disc-like member |
CN117410007A (zh) * | 2023-10-18 | 2024-01-16 | 湖北兆丰矿业有限公司 | 一种接地降阻用膨润土粉 |
CN117410007B (zh) * | 2023-10-18 | 2024-04-05 | 湖北兆丰矿业有限公司 | 一种用于接地降阻用膨润土粉的水浴磁力搅拌装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615026B2 (ja) | 1994-03-02 |
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