JPS6227703A - 明視フイルタ− - Google Patents

明視フイルタ−

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JPS6227703A
JPS6227703A JP16703985A JP16703985A JPS6227703A JP S6227703 A JPS6227703 A JP S6227703A JP 16703985 A JP16703985 A JP 16703985A JP 16703985 A JP16703985 A JP 16703985A JP S6227703 A JPS6227703 A JP S6227703A
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JP
Japan
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light
filter
clear vision
matte surface
matte
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JP16703985A
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JPH0766082B2 (ja
Inventor
Minoru Nishida
実 西田
Yasuo Takeda
竹田 泰夫
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の目的
【産業上の利用分野1 本発明は、ディスプレイの画像を明視化するためのフィ
ルターに関する。 [従来の技術1 近年のOA化の進展につれて、コンピュータやワードプ
ロセッサなどの、CRTをはじめとする発光ディスプレ
イを使用する業務が増大した。 これらのディスプレイには、単色ディスプレイだけでな
く、画像を印象的にするとともにより多くの情報を表示
するため、カラーディスプレイが用いられる。 いずれ
にしても、ディスプレイは視認性を高める目的で、画像
のコントラストすなわち輝部と暗部の明るさの差を大き
くしたものが多い。 発光ディスプレイに、画像のにじみ、ボケ、ちらつき(
フリッカ−)があると、観測者の眼に負担がかかる。 
一般に人間の眼には、光の明るさが急激に変化すると、
色相が変ったように見える。 それに加えて、CRTの螢光面には数種の残光特性の異
った螢光体が混合して塗布されていて、画面の消去や、
文字、図形の移動の操作を行なっている最中、おるいは
フリッカ−が起った場合などは、暗時に長残光成分の色
が強調されるため、明るさのちらつきに加えて色相も変
動することになる。 これらの現象は、眼の明暗を感知
する細胞と色相を感知する細胞の両方に負担をかける。 画像のコントラストが過度に大きいと、つまり最大輝度
の光が強すぎると、発光ディスプレイはまぶしくなり、
にじみ、ボケが助長されるだけでなく、上記した輝度の
変化を色相の変化と感じる現象に起因する眼の疲労がよ
り大きなものになる。 これに加えて、照明などの外光がフィルターの表面で反
射して画面を見にくくする「映り込み」がおる。 この
解決策として、フィルターの表面に微細な凹凸をつける
マット加工が行なわれている。 従来のマット加工は、
マイクロシリカやポリエチレンワックスなどをマット化
材として使用する方法゛、あるいはサンドブラスト法な
どによって行なわれている。 しかし、これらの方法で
形成したマット表面は、画像をにじませ解像度を低下さ
せるだけでなく、画像を構成する発光体ドツトとマット
層の凹凸との間で生じるモアレ現象が肉眼で視認される
ほど生じ、画面を見にくくする。 このような理由で、発光ディスプレイを見やすくし、観
察者の眼精疲労を軽減するフィルターの田川が望まれて
いる。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上記の要望にこたえ、視認性を損なわ
ずに画面のコントラストを平準化し、解像度を落さずに
外光の映り込みを防止して、観察者の眼゛の負担を軽減
する明視フィルターを提供することにある。 発明の構成 (問題点を解決するための手段] 本発明の明視フィルターは、発光体の発光波長領域の光
を選択的に吸収する光学特性を有し、かつ少なくとも片
面が微細なマット表面であることを特徴とする。 発光体の発光波長領域のうち、450nm(R)、53
0nm(G)および625nm(B)の近傍の光を選択
的に吸収してこれらの領域の光の透過率を70%以下に
保ち、一方、その他の波長領域の光の透過率はそれにく
らべて十分高く保てば、この明視フィルターの効果が最
も高く得られる。 発光波長の全域にわたる光の平均透
過率は10%以上80%以下、なかでも30〜60%が
好ましい。 選択吸収性を付与するためには、目的とする波長の近傍
でシャープな吸収特性をもった着色材、たとえば上記し
たR、G、Bの波長領域ならば、それぞれイエロー、マ
Uンタ、シアン系の着色材を組み合わせたものでフィル
ターを着色すればよい。 また、たとえばバイオレット
系とグリーン系の着色材を相補的に組み合わせることに
より、所望の吸収特性を与えることもできる。 着色材は、フィルターの材料に混練して全体に分散させ
てもよいし、別の材料に分散させてフィルター基板表面
に吸収層としてコーティングしてもよいし、おるいは後
記する実施例に示すように、マット表面を形成する材料
にマット化材とともに分散してもよい。 フィルターの材料は、ガラスのほかにアクリル樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ
−4−メチルペンテン−1のような、光学特性のすぐれ
たプラスチックが適当でおる。 これらの材料をフィル
ターに成形するには、射出成形、押出成形、プレス成形
、カレンダーリングあるいはキャスト成形などの方法に
よればよい。 マット表面の凹凸のアラサは、凹凸の高
さの差の平均をあられす中心線平均アラサが0.05〜
0.1μm、山つまり凸部のピッチが5〜30μ汎、モ
して凹部の平均深さが0.2〜1.0μ瓦の範囲である
ことが好ましい。 従来のフィルターは凹凸がもつと大
きなものであって、そのため前記したような諸欠点があ
られれることがわかった。 このような微細な凹凸をもったマット表面を得るには、
マット化材として、平均粒径が10〜30mμのMg0
SSi 02およびl 203の微粉末から選んだマッ
ト化材を、単独で、または組み合わせてマット表面形成
材料中に分散したものを、フィルター表面に塗布する。  上記した中では、粒径16Trtμ程度のγ Ag2
O3が、光透過性にすぐれている点で適当である。 解像度を損なわずに十分な反射防止効果を得るには、マ
ット化材の配合率およびヘイズを適当に選ぶことが必要
である。 たとえば、上記のT−Ag2O3を用いる場
合は、配合率は1〜10重量%、ヘイズは5〜20%の
範囲に調整するのが適当である。 マット表面を形成するには、マット化材を液状のプラス
チック中にサンドミル、ボールミルなどの手段で均一に
分散し、フィルター基板上にスプレー、カーテン、ロー
ル、ディッピングなどの方法でコーティングし、乾燥硬
化させる。 プラスチック材料は、耐擦傷性にすぐれて
いることが要求されるので、シリコン系またはメラミン
系の熱硬化性樹脂やアクリル系の紫外線または電子線硬
化型の樹脂のような、硬度の高い材料がよい。 フィルターの構成としては、フィルター基板の片面また
は両面にマット表面を形成したもの、その片方を保護層
で代えたもの、および保護層の上にざらにマット表面を
有するものなど種々の態様がある。 両面マットにする
には、片面マットの2枚のフィルターを背中合わせにし
、適当な接着剤を用いて貼り合わせてもよい。 フィルターの厚さについていえば、光の通路が短い方が
、つまり薄い方が好ましいが、プラスチックで板状のも
のをつくるとき、薄いものでは厚みムラが相対的に大き
くなりがちであり、色ムラが出やすい。 従って明視化
効果が全面にわたって均一なものをつくることは容易で
ないし、多くの場合はフィルター自身が若干の強度をも
つ必要もあるから、ある程度の厚さをもたせる方が得策
である。 通常は0.1〜5!M1の範囲が適当である
。 ディスプレイ画面の周辺部からもれてくる光を遮断した
ければ、フィルターのディスプレイ画面の発光表示部に
対応する部分以外の部分に光不透過性のインキで枠を印
刷すればよい。 この印刷の表面も、マットまたはセミ
マットにするとよい。 必要に応じて、この部分に、文字や、図形などを印刷し
てもよい。 印刷に用いるインキは、印刷が施される材料との密着性
のよいものを選ぶ。たとえばポリエステルに対しては、
ウレタン系のインキがよい。 [作 用] ディスプレイ画面がカラーである場合もモノクロである
場合も、発光体の発光波長領域の光とくに発光極大の波
長近傍の光を選択的に吸収して低くおさえこみ、他の波
長領域の光は高い割合で透過させるので、眼精疲労の主
な原因であるまぶしさ、にじみ、ボケなどを、画像の視
認性を損なわずに低減できる。 また、表面を適正な粗
さをもったマット面としたので解像度を高く保ちながら
外光の反射を効果的に防止できる。 これによりモアレ
現像は、実際上問題にならない程度に低減する。 [実施例1] 固形分濃度40%のポリエステル−メラミン系の樹脂液
100部(重量部、以下同じ)に対し、γ−八八ツ20
31部添加してサンドミルで分散させた。 これに下記
の染料を溶解させ、マット層を形成するコーテイング液
とした。 ダイアレジン イエロー C(三菱化成)0.10部 レッド H12B (住友化学>0.20部マクロレッ
クス グリーンG(バイエル)0.20部 この液を、バーコーターを用いて厚さ188μのポリエ
ステルフィルムの片面に塗布し、乾燥硬化させ、厚さ約
5μの着色マット層を形成させた。 こうして得た本発明の明視フィルターの光透過特性を測
定し、第1図に示すグラフを得た。 このグラフから明
らかなように、通常は発光極大となって、まぶしさの原
因となるR、G、B近傍の光は十分に6さえこまれてい
る。 波長450nm、530部mおよび625止にお
ける透過率は、それぞれ44%、44%、45%であり
、全波長領域での平均透過率は49%である。 ついで、このフィルターの表面アラサを測定して、第2
図のグラフに示す結果を得た。 中心線平均アラサは約
0.07μ、山のピッチは約10〜20μの範囲内にあ
る。 ヘイズは12%である。 このフィルターをカラーCRTの画面にとりつけて観察
した。 発光色は、やや淡い色調となって見えたが、視
認性は良好で、輝度を上げてみた場合でもまぶしさが少
なく、ちらつきに伴なう輝度の変化も実際上気にならな
いほど小さく、長時間観察した後の疲労感も従来のフィ
ルターを使用した場合より軽いものであった。 [実施例2] 実施例1と同じ材料および方法で、マット層を両面に形
成した明視フィルターを製造した。 測定の結果、全波
長領域の平均透過率は約30%であり、ヘイズは約19
%であった。 このフィルターをカラーCRTの画面にとりつけて観察
した。 両面に設けたマット層により、外光の反射はざ
らに軽減され、モアレ現象もなく明瞭なディスプレイを
みることができた。 【実施例3】 実施例1で製造したフィルターのマット層側において、
周囲のディスプレイ画面の発光表示部に対応する部分以
外の部分に黒色をはじめとする数種類の色のウレタン系
のインキで枠印刷を施した。 この枠印刷を有するフィルターは、枠印刷のないフィル
ターよりも視認性が向上した。 インキの色は、黒色より、むしろディスプレイ本体と同
系統の色の場合に最良の結果が得られた。 発明の効果 本発明の明視フィルターをディスプレイに使用すれば、
視認性や解像度を損なうことなく、画面の明視度が高ま
り、観察者の疲労が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の明視フィルターの一実施例について
、光吸収特性を示すグラフである。 第2図は、同じ明視フィルターのマット表面のアラサを
示すグラフである。 B−・・波長450nm(ブルー) G ・・・波長530nm(グリーン)R・・・波長6
25 nm (レッド)特許出願人   大日本印刷株
式会社 代理人  弁理士  須 賀 総 夫 第1図 慣長 (nm) 第2図 凹凸/)t−′ッ÷

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発光体の発光波長領域の光を選択的に吸収する光
    学特性を有し、かつ少なくとも片面が微細なマット表面
    であることを特徴とするディスプレイ用明視フィルター
  2. (2)発光体の発光極大波長の近傍に吸収極大を有する
    着色材を用いた特許請求の範囲第1項に記載の明視フィ
    ルター。
  3. (3)発光体の発光波長領域の光のうち450nm、5
    30nmおよび625nmの近傍の波長域の光を選択的
    に吸収して、これらの領域の光の透過率を70%以下と
    した特許請求の範囲第1項に記載の明視フィルター。
  4. (4)マット表面のアラサが、中心線平均粗さ0.05
    〜0.1μm、山のピッチ5〜30μmおよび平均深さ
    0.2〜1.0μmの範囲である特許請求の範囲第1項
    に記載の明視スクリーン。
  5. (5)平均粒径10〜30mμのMgO、SiO_2お
    よびAl_2O_3から選んだ1種または2種以上のマ
    ット化材を分散させてマット表面を形成した特許請求の
    範囲第1項に記載の明視フィルター。
  6. (6)ディスプレイ画面の発光表示部に対応する部分以
    外の部分に光不透過性のインキで枠印刷を施した特許請
    求の範囲第1項に記載の明視フィルター。
JP60167039A 1985-07-29 1985-07-29 明視フィルター Expired - Lifetime JPH0766082B2 (ja)

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Cited By (1)

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