JPS62276518A - 接続方法および光電子装置の製造方法ならびに支持体 - Google Patents

接続方法および光電子装置の製造方法ならびに支持体

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JPS62276518A
JPS62276518A JP11923786A JP11923786A JPS62276518A JP S62276518 A JPS62276518 A JP S62276518A JP 11923786 A JP11923786 A JP 11923786A JP 11923786 A JP11923786 A JP 11923786A JP S62276518 A JPS62276518 A JP S62276518A
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Japan
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optical fiber
solder
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JP11923786A
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Kunio Aiki
相木 国男
Tsunetoshi Kawabata
川端 常敏
Tsugio Nemoto
根本 次男
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4248Feed-through connections for the hermetical passage of fibres through a package wall

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は被接合体を支持体に接続する接続方法およびこ
の接続方法によって光電子装置を製造する方法ならびに
この接続方法において使用される支持体に関する。
〔従来の技術〕
光通信用光源の一つとして、半導体レーザ装置が使用さ
れている。この光通信用レーザモジュール(半導体レー
ザ装置)については、たとえば、日立評論社発行「日立
評論J 1983年第10号、昭和58年10月25日
発行、P39〜P44に記載されている。
この半導体レーザ装置は半導体レーザ素子の共振器端面
に光ファイバの先端が対向する、いわゆる直接対向方式
として組み立てられ、パッケージが箱型となる偏平形モ
ジュールとして提供されている。この半導体レーザ装置
は金属製ステムの主面中央部を金属板からなるキャップ
で封止した構造となっていて、内部に半導体レーザ素子
(レーザダイオードチップ)およびこのレーザダイオー
ドチップの共振器端面から発光されるレーザ光の光出力
を検出する受光素子が内臓されている。また、この半導
体レーザ装置においては、1.3μm帯のレーザ光を発
生するレーザダイオードチップを内蔵させ、かつ光ファ
イバとしてシングルモードファイバを使用することによ
って、長距離大容量の通信も可能となっている。
また、光通信用発光モジュールについては、[NEC技
報JVo1.38、No、2/1985、P84〜P8
9に記載されている。
この文献には、レーザ光を発光するレーザ素子、このレ
ーザ素子から発光される後方放射光をモニターするQa
−PD(受光素子)、前記レーザ素子の温度をモニター
するサーミスタ、温度調整用のクーラ(ベルチェ素子)
がそれぞれパッケージに内蔵されているとともに、レー
ザ光をパッケージ外に案内する光ファイバが配設されて
いる。また、外部端子となるリードはデュアルインライ
ン型となっている。なお、ファイバはその外周にメタラ
イズが施されてソルダーによって固定されている。この
ファイバの固定の際フラックスは使用されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記文献にも記載されているように、半導体レーザ装置
を光通信用機器として充分な機能を安定して発揮させる
ためには、レーザダイオードチップと光ファイバとの光
軸合わせを高精度に行う技術が必要であるとともに、高
精度に位置決めされf各部の位置関係を長期に亘って損
なうことなく維持させる技術が必要である。このように
長期に亘って高精度かつ安定して光電子装置を駆動させ
るためには、パッケージ内の各部の劣化に充分注意する
ことが必要である。その一つとしては、前記文献にも記
載されているが、組立に際して金属を腐食させるフラッ
クスを残留させないことである。特に、従来金属孔に貫
通した光ファイバを半田付けした場合、内部に残留する
フラックスを洗浄することは困難であった。
本発明の目的はフラックスを残留させることなく、ある
いは組立に際して用いることなく光ファイバ等の被接合
体を支持体に確実に接続する技術を提供することにある
本発明の最終の目的は以下の結果として信頼性の貰い光
電子装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明の光通信用光電子装置にあっては、そ
の組立において、レーザダイオードチップの出射面に先
端を対面させる光ファイバを案内しかつ半田で光ファイ
バを固定するファイバ支持体や位置決め固定体のような
支持体にあうでは、組立に先立って支持体の光フアイバ
固定端にフラックスレスの半田を設けておき、組立時に
はこれら支持体に表面をメタライズした光ファイバを挿
入した後半田を再溶融して光ファイバの固定を行うよう
になっている。また、前記フラックスレスの半田形成は
、支持体に光ファイバよりも太いピアノ線からなるダミ
ーを挿入して仮半田付けを行った後、ダミーを引き抜き
かつフラックスレスのための洗浄を行うことによって形
成される。
〔作用〕
上記した手段によれば、光電子装置の組立にあって、レ
ーザダイオードチップに先端を臨ませる光ファイバは、
支持体に半田で固定される際、フラックスレスの半田リ
ング内に挿入されかつ半田の再溶融で固定されるため、
パッケージ内には素子等を劣化させるフラックスの混入
はなく、光電子装置の信軌度が向上する。また、前記リ
ング状半田はダミーを仮半田付けした後、このダミーを
引き抜くことによって形成されることから、ダミーの引
き抜きによって半田面の酸化膜がこそぎとられるため、
光ファイバに対面する半田面はきれいな面となり、半田
接合の信頼度も向上する。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
ここで、図面について簡単に説明する。第1図は本発明
の一実施例による光ファイバを支持する支持体における
半田リングを示す断面図、第2図は同じく光電子装置の
妻部を示す斜視図、第3図は同じくパッケージ蓋を取り
除いた状態の平面図、第4図は同じく光電子装置の断面
図、第5図は同じくパッケージ本体を示す斜視図、第6
図は同じくサブキャリアを示す斜視図、第7図は同じく
サブキャリアにおけるヒートシンクの平面図、第8図〜
第11図は同じく光ファイバを予備半田を利用して固定
する状態を示す模式図であって、第8図は支持体にダミ
ーを挿入した状態を示す断面図、第9図はダミーを半田
で仮固定した状態を示す断面図、第10図はダミーを引
き抜いた状態を示す断面図、第11図は光ファイバを挿
入して再溶融して光ファイバを固定した状態を示す断面
図、第12図は同じくサブキャリアにおけるレーザダイ
オードチップの搭載状態を示す斜視図、第13図は同じ
く光ファイバの固定状態を示す模式図である。
この実施例では、波長が1.3μmあるいは1゜5μm
となるレーザ光を発光するレーザダイオ−トチ・ノブを
内蔵した光通信における発信装置としての光電子装置の
製造方法に本発明を適用した例について説明する。
ここで、本発明の光電子装置の構造について説明する。
光電子装置は、第2図〜第4図に示されるように、パッ
ケージ1は箱型となるとともに、このパッケージ1の一
端にパッケージ1を取り付けるための取付孔2を設けた
フランジ3を有し、かつ他端にファイバ支持体4を有し
て光フアイバケーブル5を案内する構造となっている。
この光電子装置は、前記パッケージ1の底から2列に亘
ってリード6を突出させ、デュアルインライン構造を構
成している。前記パッケージ1は、一端にフランジ3を
有しかつ上部が開口した箱型のパッケージ本体7と、こ
のパンケージ本体7の開口部を機密的に被うパフケージ
M8とからなっている。
また、前記パッケージ本体7の底上には台座9が固定さ
れているとともに、この台座9上にはペルチェ素子10
が固定され、このペルチェ素子10上にはサブキャリア
11が固定されている。このサブキャリア11は、搭載
部12および支持部13なる突部を主面に有するヒート
シンク14を台座部材とし、このヒートシンク14上に
、レーザダイオードチップ15.このレーザダイオード
チップ15から発光されるレーザ光を先端(内端)から
取り込む光ファイバ16を案内する筒状の位置決め固定
体17.前記レーザ光をモニターする受光素子18.前
記ヒートシンク13の温度をモニターするサーミスタ1
9が、それぞれ固定されている。そして、前記光フアイ
バケーブル5のパフケージ1内における部分は、ジャケ
ットが除去されてコアとこのコアを被うクラッドからな
る光ファイバ16となり、かつ前記位置決め固定体17
に案内されてその先端を前記レーザダイオードチップ1
5の一方の出射面に対面させている。また、各素子の電
極と所定のリード6間は導電性のワイヤ20によって電
気的に接銃されている。なお、この光電子装置はそのパ
フケージ内に樹脂や半田付は用のフラックスを内在させ
ないものとし、これら樹脂等に起因する特性劣化を生じ
させないように配慮されている。
このような光電子装置は、前記レーザダイオードチップ
15からレーザ光を発光させ、この発光させたレーザ光
を光フアイバケーブル5によって所望個所に伝送するこ
とによって光通信を行う。
この際、この光電子装置は、受光素子18でレーザ光を
モニターし、この情報に基づいてレーザダイオードチッ
プ15の出力を制御し、安定した光通信を行う。また、
この光電子装置は、前記サーミスタ19でヒートシンク
14の温度をモニターし、この情報に基づいてベルチェ
素子10を制御して常時レーザダイオードチップ15が
一定の温度域で駆動するようにし、光通信の安定を図る
ようになっている。
つぎに、このような光電子装置の各部について説明する
。光電子装置の最終的な組立に先立って、いくつかのサ
ブアセンブリ部品が用意される。たとえば、サブアセン
ブリ部品としては、パッケージ本体7.サブキャリア1
1等がある。
パッケージ1は前述のように箱構造のパッケージ本体7
および平板のパッケージM8からなるが、これらパッケ
ージ本体7およびパフケージM8は、いずれも鉄−ニッ
ケル合金からなるコバールによって形成されている。
パッケージ本体7を主要構成部品とするパッケージ本体
サブアセンブリ部品は、第5図に示されるように、パフ
ケージ本体7.フランジ3.ファイバ支持体4.リード
6、台座9からなっている。
パッケージ本体7は、その一端に取付孔2を有するフラ
ンジ3を張り付けた構造となっている。また、第3図に
も示されるように、パッケージ本体7の底には2列に亘
ってそれぞれ7本のリード6が配設されている。各リー
ド6はパッケージ本体7の底板を貫通するとともに、底
板を構成するコバールと熱膨張係数が略等しいコバール
ガラスからなる絶縁性支持体21によってパッケージ本
体7に絶縁的に固定されている。これらのり−ド6は、
たとえば、第2図および第3図に示されるように、手前
および後側のリード列の左端のり一ド6がそれぞれ受光
素子18の外部端子となるとともに、手前側のリード列
の左から2木目および3本口のリード6はレーザダイオ
ードチップ゛15の外部端子となり、かつ、手前側のリ
ード列の左から4本口および5木目のり一ド6はサーミ
スタ19の外部端子となる。また、手前および後側のリ
ード列の右端のリード6は、それぞれベルチェ素子IO
の外部端子となる。そして、他のり一ド6はこの実施例
では使用しない空きリードとなる。
前記ベルチェ素子10に繋がるワイヤ20は樹脂やフラ
ックスを使用しない溶接等によってり−ド6に接続され
るが、それ以外のワイヤ20は、リード6に超音波ワイ
ヤボンディングによって接続される。超音波ワイヤボン
ディングは超音波振動を利用してワイヤボンディングを
行うため、図のように長いリード6の上端にワイヤ20
を接続する場合、リード6が振動してボンディングが確
実に行えなくなる。そこで、この実施例では、超音波ワ
イヤボンディングによってワイヤ20が接続されるリー
ド6は、第2図、第3図、第5図に示されるように、補
強板22によって連結され、超音波ワイヤボンディング
時、リード6が振動しないようになっている。
また、前記補強板22は、以下の構造を採用することに
よって、光電子装置の高周波域での使用を安定させる役
割をも果たしている。すなわち、前記補強板22は絶縁
性のセラミック板からなるとともに、リード6との接続
面は、それぞれ部分的にメタライズが施されている。こ
のメタライズ層は、リード6に沿って一定の幅を有する
ように設けられているため、リード6における電流の流
れる面積が増大し、寄生インダクタンスが低(なり、5
65Mbitにも及ぶ高周波域での光通信も安定して行
えるようになっている。
パフケージ本体サブアセンブリ部品は、パッケージ本体
7のフランジ3とは逆となる端面にファイバ支持体4が
取り付けられている。このファイバ支持体4は、それぞ
れ筒体からなるアウター支持体25と、このアウター支
持体25の内情に嵌合されるインナー支持体26とから
なっている。
アウター支持体25はその内端をパッケージ本体7の端
に貫通状態でかつ気密的に鑞接されている。
また、このアウター支持体25の外端部は薄肉管構造と
なり、カシメによって容易に潰れるようになっている。
また、前記インナー支持体26は外端を前記アウター支
持体25の内端に嵌合させる構造となるとともに、内端
は細く延在しかつ先端は傾斜面となっている。また、こ
の傾斜面部分にはリング状の半田30が設けられている
。この半田30については後に詳細に説明する。
このようなファイバ支持体4にあって、光フアイバケー
ブル5は、ファイバ支持体4に挿入されるに先立って、
その先端側は一定の長さに亘ってジャケットが除去され
るが、そのジャケットが除去された光フアイバ16部分
が前記インナー支持体26全域およびアウター支持体2
5の一部に亘って延在し、ジャケットが付いた部分がア
ウター支持体25の外端部分に延在するようになる。
パッケージ本体サブアセンブリ部品は、その底上に台座
9が固定されている。この台座9はバフケージ本体7の
フランジ3側底面にフラックスを必要としない鑞材によ
って固定されている。この台座9上には半田を介してペ
ルチェ素子10が固定されるため、放熱のために熱伝導
度の良好なものが臨まれるが、このペルチェ素子10の
上下の電極板27は、熱膨張係数が6.7X10−h/
6C程度となるアルミナセラミックによって構成されて
いる。前記台座9として熱膨張係数が17゜0XIO−
h/’Cとなる熱伝導度の良好な銅等を用いると、台座
9と電極板27とを接合する半田が疲労破壊することか
ら、これを避けるため、前記台座9は、熱膨張係数がた
とえば、6.0〜7゜0XIO−”/’C1熱伝導熱炉
導度5〜0.67ca 17cm−s ec −” c
となる銅タングステン(CuW)によって構成されてい
る。また、前記台座9の一端はフランジ3側のパッケー
ジ本体7の周壁に接触し、台座9から周壁を介してフラ
ンジ3に熱が伝わるようになっている。なお、パッケー
ジ本体7の底を構成するコバールの熱膨張係数は5.3
X10−’/”Cである。また、前記台座9として使用
できるものとしては、他にSiC等がある。
サブアセンブリ部品としてのサブキャリア11は、第6
図に示されるような構造となっている。
このサブキャリア11は、第6図に示されるように、矩
形板からなるヒートシンク14を主構成部品としている
。このヒートシンク14はその主面に搭載部12および
支持部13を有している。これら搭載部12および支持
部13は突状となっている。搭載部12はヒートシンク
14の主面の中央領域を横切るように配設されるととも
に、支持部13は一端側にかつ前記搭載部12に平行に
延在している。また、これら搭載部12および支持部1
3はヒートシンク14の中心線に対してθはど傾斜した
傾斜軸に直交する方向に延在している。
また、前記支持部13には筒状の位置決め固定体17が
貫通固定されている。この位置決め固定体17は、光フ
ァイバ16を案内する支持体軸となるとともに、光ファ
イバ16の先端位置を調整できる調整可能な軸となって
いる。このため、位置決め固定体17は塑性変形し易い
材料、たとえば、キュプロニッケルで形成されるととも
に、第4図に示されるように、支持部13に挿嵌される
細い変形可能な調整軸28と、支持部13の外側壁に段
付面が当接する大径の支持体軸29とからなっている。
また、支持体軸29の外端の孔部分はテーパ状となり、
光ファイバ16が挿入し易いようになっている。また、
位置決め固定体17の内径は光ファイバ16の直径のφ
125μmよりも僅かに太い径となっている。
また、前記調整軸28の先端は、光ファイバ16を調整
軸28に固定するための接合面積を増大するために、は
すに切られて傾斜面を有するようになっている。また、
このはすに切られた部分には、これが本発明の特徴の一
つであるが、第1図に示されるように、フラックスの付
着していない半田30があらかじめ取り付けられている
。この半田30はリング状となり、その内径のガイド孔
23に光ファイバ16を挿入できるようになっている。
このガイド孔23の直径は、光ファイバ16の直径より
も僅かに大きくなっている。
つぎに、第8図〜第11図および第1図を参照しながら
半田30、すなわち、フラックスレスの予備半田につい
て説明する。半田30は、前述のようにファイバガイド
4の内端、すなわち、ファイバガイド4のインナーガイ
ド26のはすに切られた内端部分および位置決め固定体
17の調整軸28のはすに切られた内端部分に設けられ
ている。
この先端がはすに切られたインナーガイド26および調
整軸28を、第1図および第8図〜第11図では、説明
の便宜上単に支持体24と称する。
この支持体24は筒体からなり、この実施例では光ファ
イバ16を挿入して案内する。また、この支持体24を
支持する支持ブロック24aは、前記インナーガイド2
6の場合はアウターガイド25を介してのパッケージ本
体7の周壁であり、調整軸28の場合はサブキャリア1
1のヒートシンク14の突出した支持部13である。な
お、前記支持体24の先端ははす(斜め)に切断された
形状となっていて、半田30の付着面の増大、前記光フ
ァイバ16に対する半田30の接着面の増大を図ってい
る。
前記半田30を形成するには、最初に、第8図に示され
るように、支持体24の筒内に光ファイバ16の直径よ
りも直径が大きいダミー31が挿入される。シングルモ
ードファイバはコアの直径が10μm以下と小さいが、
このコアを被うクラッドの直径は125μmとなってい
る。また、前記ガイド孔23の内径は、たとえば、17
0μmとなっていることから、ダミー31としては、直
径が150μmと前記光ファイバ16の直径よりも僅か
に太いピアノ線が使用される。
つぎに、第9図に示されるように、光ファイバ16が固
定される固定端、すなわち、支持体24の内端部分には
仮半田付けが行われる。この仮半田付けによって、支持
体24の先端に位置するダミー31は半田30によって
支持体24に固定される。
つぎに、第10図に示されるように、前記ダミー31は
引き抜かれる。この引き抜きによって前記ダミー31に
は、ガイド孔23が形成される。
また、前記ダミー31の引き抜きによって半田の表面が
こそぎ取られることから、前記ガイド孔23の内周面は
酸化物の存在しない面となる。
つぎに、前記ガイド孔23の内外周面および半田30の
表面は超音波洗浄によって洗浄され、付着されていたフ
ラックスは完全に除去される。
このような操作は、前記サブキャリア11あるいはパッ
ケージ本体サブアセンブリ部品におけるサブアセンブリ
までの間に行われる。その後、光電子装置の最終的な組
立において、第1図に示されるように、前記半田30の
ガイド孔23内に周面がメタライズされた光ファイバ1
6が挿入され、ホントガスの吹きつけ等による局所加熱
によって前記半田30が一時的に熔融され、光ファイバ
16をこの溶けた半田30で支持体24に固定する。
一方、前記位置決め固定体17の先端、すなわち、調整
軸28の先端延長線上の搭載部12上には、サブマウン
ト32がフラックスレスの低融点半田、たとえば、Pb
−3n−Inからなる半田で固定される。前記サブマウ
ント32は、熱伝導度が高くかつ熱膨張係数αがSiや
化合物半導体に近似した絶縁性の5iC(α:3.7X
10−’/”C)で構成されている。また、第12図に
示されるように、前記サブマウント32の主面には、導
電性のメタライズ層33が設けられている。そして、こ
のメタライズ層33上には、それぞれAu−3n共品層
34.35を介してそれぞれ独立してレーザダイオード
チップ15および71.uからなるペデスタル36が固
定されている。したがって、前記レーザダイオードチッ
プ15の下部電極はメタライズ層33を介して前記ペデ
スタル36と電気的に接続されている。前記レーザダイ
オードチップ15は、第12図に示されるように、レー
ザ光37を出射する共振器3日がサブマウント32から
遠く離れる、いわゆるp−upの状態でサブマウント3
2に固定されている。また、前記レーザダイオードチッ
プ15の上面の電極は2本のワイヤ20によって搭載部
12に電気的に接続されるとともに、前記ペデスタル3
6とリード6とは、第2図および第3図に示されるよう
に、2本のワイヤ20で電気的に接続される。これは、
前記レーザダイオードチップ15の上部電極の搭載部1
2との接続、ペデスタル36とり−ド6とのワイヤ20
による接続は、この光電子装置にあっては、レーザダイ
オードチップ15をドライブする側を高速トランジスタ
の関係からマイナスとして使用するための極性変更のた
めである。なお、前記レーザダイオードチップ15はサ
ブマウント32に搭載された状態で搭載部12上に固定
されまた、この実施例の光電子装置では、レーザダイオ
ードチップ15をヒートシンク14の中心線から外して
一方に偏らせている。これは、前記ペデスタル36とリ
ード6との間に張られるワイヤ20の長さを短(するた
めであり、ワイヤ20の長さを短くすることによって寄
生インダクタンスの軽減を図り、光電子装置を高周波域
でも安定して駆動させるためである。
また、前記レーザダイオードチップ15がヒートシンク
14の中心線から外れ、かつ光ファイバ16を案内する
位置決め固定体17が中心線から外れていることから、
パッケージ本体サブアセンブリ部品のファイバ支持体4
の延長線上には位置決め固定体17は位置しなくなる。
この結果、ファイバ支持体4から位置決め固定体17に
亘って延在する光ファイバ16を無理な力が加わらない
ように配設すると、第3図および第13図に示されるよ
うに、光ファイバ16は曲線を措いて延在することにな
る。このように、光ファイバ16が固定される2点間で
曲線を描いて延在することは、温度変動に伴って固定2
点間距離が変化しても、光ファイバ16に無理な力が加
わらなくなり、通信に支障を来さなくなる。すなわち、
固定2点間において光ファイバ16が直線的にピンと張
った状態となっていると、熱膨張・熱収縮によって、前
記光ファイバ16の2個所の相対的位置関係が変化した
場合、光ファイバ16に力が加わり、あるいは光ファイ
バ16が破断したりするが、第13図に示されるように
、光ファイバ16が曲線を描いて延在していることから
、光ファイバ16の2点間の間隅が常温状態のA点から
高温状態のB点に延びたりあるいはA点から低温状態の
0点に縮んだりした場合、光ファイバ16は一点鎖線あ
るいは二点鎖線で示すように屈曲して変化対応するため
、光ファイバ16に無理な応力が加わらなくなり、光フ
ァイバ16の損傷は防止できるようになる。なお、前記
位置決め固定体17の最小の傾斜角度θは、ファイバ支
持体4と位置決め固定体17との間に延在する光ファイ
バ16が、温度変動による2点間距離の変化に対して、
無理な(曲がりかつ歪等光通信に支障がないようにする
こと等を勘案して決定される。また、θを大きくしすぎ
ると、前記2点間における光ファイバ16の長さが長く
なり過ぎ組立作業がし難くなる。そこで、この実施例の
場合は、θを10°とした。
また、前記ヒートシンク14の主面には受光素子18を
取り付けたチップキャリア39がAu −5n共晶層を
介して固定されている。前記チップキャリア39はセラ
ミックのブロックからなるとともに、その−側面(主面
)および上面に亘って素子固定用メタライズ層40およ
びワイヤ固定用メタライズN41がそれぞれ設けられて
いる。受光素子18は前記素子固定用メタライズ層40
上にAu−3i共晶層を介して固定されている。また、
この受光素子1日の上面の電極と、前記ワイヤ固定用メ
タライズ層41とはワイヤ42で電気的に接続されてい
る。なお、前記チップキャリア39はチ・7プキヤリア
39の矩形の一辺がヒートシンク14の一辺と一致する
ようにヒートシンク14に固定されるため、受光素子1
8の受光面は、レーザ光37に対して垂直とはならず傾
斜する。
このため、受光素子18の受光面での反射光がレーザダ
イオードチップ15の出射面に戻らないことから、戻り
光による雑音の発生は防げる。
また、前記ヒートシンク14の支持部13の上面には、
ヒートシンク14の温度をモニターするサーミスタ19
がサーミスタ支持チップ43を介して固定されている。
前記サーミスタ支持チップ43はセラミックブロックか
らなるとともに、その表裏面に図示しないメタライズ層
を有している。
そして、サーミスタ19はAu−3n共晶層によってサ
ーミスタ支持チップ43の上面に固定される。この結果
、サーミスタ支持チップ43の露出するメタライズ層部
分はサーミスタ19の下部電極に導通状態となる。そこ
で、サーミスタ19の電極とり−ド6との導通を図る場
合は、第2図および第3図に示されるように、所定のり
−ド6とサーミスタ19の上部電極とが2本のワイヤ2
0で接続され、所定のり−ド6とサーミスタ支持チップ
43のメタライズ層とが2本のワイヤ20で接続される
ことになる。また、前記ヒートシンク14には、第6図
に示されるように、窪み44あるいは孔45が設けられ
ているゆこれらの窪み44および孔45には、同図の二
点鎖線に示されるように、位置調整用レバー46等の先
端が入れられ、窪み44や孔45の周壁の一部を前記位
置調整用レバー46の支点として動かし、位置調整用レ
バー46の他端側で位置決め固定体17の調整軸28を
上下左右に塑性変形させて光ファイバ16との光軸合わ
せを行うようになっている。
このような構造のサブキャリア11のサブアセンブリは
、次の手順で行われる。最初にヒートシンク14の支持
部13に位置決め固定体17がフラックスレスの鑞接に
よって挿嵌固定される。つぎに、サーミスタ19が搭載
されたサーミスタ支持チップ43が、Au−3n共晶層
によってヒートシンク14の支持部13上に固定される
。つぎに、受光素子18を搭載したチップキャリア39
がAu−3n共品層によってヒートシンク14に固定さ
れる。そして、最後にレーザダイオードチップ15を搭
載したサブマウント32がヒートシンク14の搭載部1
2に固定され、第6図に示されるようなサブキャリア1
1が製造される。
つぎに、光電子装置を組み立てる場合は、最初に、前述
のようなサブアセンブリ部品およびペルチェ素子10.
光フアイバケーブル5.パッケージ蓋8等の個別部品が
用意される。
その後、パッケージ本体サブアセンブリ部品のパフケー
ジ本体7の底に固定された台座9上に、ベルチェ素子1
0がフラックスレスの半田で固定される。その後、この
ペルチェ素子10上にサブキャリア11がフラックスレ
スの半田で固定される。
つぎに、先端から所定長さに亘ってジャケントが除去さ
れた光フアイバケーブル5が用意され、先端からファイ
バ支持体4に挿入される。この光フアイバケーブル5の
挿入動作によってパッケージ本体7内に進入した光ファ
イバ16の先端は、治具あるいはマニュアルで調整され
て位置決め固定体17の支持体軸29内に入れられる。
その後、光フアイバケーブル5はマニュピレータ等によ
って保持され、徐々に押し込められる。そして、光ファ
イバ16の先端が位置決め固定体17の内端から突出し
てレーザダイオードチップ15の出射面の手前およそ2
0μmの位置に到達した時点で静止させられる。この状
態では、光ファイバ16は第13図に示されるように、
光ファイバ16の剛性によって緩やかな曲線を描いて延
在することになる。つぎに、この静止状態で、ファイバ
支持体4の外端の薄肉部分がカシメられる。この結果、
光フアイバケーブル5は、このカシメによってジャケッ
ト部分が押し潰されるため仮固定される。
つぎに、ファイバ支持体4の内端の光フアイバ16部分
が前記リング状のフラックスレスの半田30の一時的な
溶融によって固定される。
つぎに、レーザダイオードチップ15.受光素子18.
サーミスタ19の電極と、リード6とを電気的にワイヤ
20を用いて接続する。この際、前記ワイヤ20の接続
は超音波ワイヤボンディングによって行われるが、ワイ
ヤ20のリード6め上端への接続時、リード6は補強板
22で補強されていることから、リード6が超音波ワイ
ヤボンディング時の振動につられて振動することがなく
、確実なワイヤボンディングが行えることになる。
なお、ベルチェ素子10とリード6とのワイヤ20によ
る電気的接続は、この際同時に行ってもよいが、取り付
けられた光ファイバ16に触れたりすることもあること
から、ベルチェ素子10を台座9上に固定した後、サブ
キャリア11を取り付ける前に行うことが望ましい。
つぎに、レーザダイオードチップ15を駆動させてレー
ザ光37を発光させ、このレーザ光37を光ファイバ1
6の先端から取り込んでレーザ光37の光強度を検出し
なからレーザダイオードチップ15と光ファイバ16の
光軸合わせを行う。
この光軸合わせ時、第6図に示されるように、位置調整
用レバー46によって位置決め固定体17の調整軸28
を2次元的に塑性変形させることによって行われる。前
記調整軸28は塑性変形することから、光軸合わせ後は
戻り等がなく、末永く設定時の高い光結合状態を維持す
るようになる。
つぎに、パッケージ蓋8をパッケージ本体7の開口部に
鑞接等によって気密的に取り付けることによって、第4
図に示されるような光電子装置が組み立てられる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明によれば、筒状の支持体に光ファイバを半
田を用いて固定するに際して、前記支持体に光ファイバ
よりも直径がやや太いダミーを挿入して仮半田付けによ
って前記ダミーを固定した後、前記ダミーを引き抜きパ
イプ内部を含む半田部分のフラックスを洗浄する。最終
組立時、前記半田のダミーの引き抜きによって形成され
たガイド孔に光ファイバを挿入するとともに、前記半田
を一時的に溶融して光ファイバを支持体に固定するが、
この際、前記半田のガイド孔の表面は、ダミーの引き抜
き時に酸化物等はこそぎとられているためフラックスレ
スの状態でも確実に半田付けが行えるという効果が得ら
れる。
(2)上記(1)により、本発明によれば、光電子装置
の組立にあって、レーザダイオードチップに先端を臨ま
せる光ファイバは、支持体に半田で固定される際、フラ
ックスレスの半田リング内に挿入されかつ半田の再溶融
で固定されるため、パッケージ内には素子等を劣化させ
るフラックスの混入はなく、光電子装置は長期に亘って
安定して動作するため、光電子装置の信顛度が向上する
という効果が得られる。
(3)本発明の光電子装置は、その組立において、手間
暇の掛かる高精度の組立を必要とする部分は、サブアセ
ンブリ部品となっていることから、組立が容易となると
いう効果が得られる。
(4)上記(3)により、本発明によれば、レーザダイ
オードチップ、受光素子、サーミスク、光ファイバを案
内する位置決め固定体はヒートシンクに一体的に組み込
まれてサブキャリアとなっている。したがって、光電子
装置の組立にあっては、このサブギヤリアをパッケージ
本体サブアセンブリ部品に固定されたベルチェ素子上に
固定すること、前記サブキャリアの位置決め固定体に固
定された光ファイバとレーザダイオードチップとの光軸
合わせを行うことによって、重要部分の組立が終了する
ため、高精度の組立が可能となるという効果が得られる
(5)上記(3)により、本発明によれば、2つのサブ
アセンブリ部品と数個の個別部品による組立によるため
、生産性が斉くなるという効果が得られる。
(6)本発明の光電子装置は、その組立において、レー
ザダイオードチップと光ファイバとの光軸合わせは、サ
ブキャリアの位置決め固定体の首振り状の位置調整で行
われるため高精度の光軸合わせが行えるため、品゛質が
高いという効果が得られる。
(7)本発明の光電子装置は、レーザダイオードチップ
と光ファイバとの光軸合わせ時、位置決め固定体を位置
変動させるが、この位置変動は位置決め固定体の塑性変
形によって行われるため、塑性変形させた後は、元に戻
ったりすることもないので、常に設定時の光結合状態を
維持できることになり信頼性が安定するという効果が得
られる。
(8)本発明の光電子装置は、パフケージ内において、
光ファイバは固定2点間では曲線を描くように延在して
いることから、温度変動があっても、光ファイバはその
曲率を変えて延在するだけであることから光ファイバに
損傷が一切発生せず特性が安定する。
(9)本発明の光電子装置にあっては、レーザダイオー
ドチップが一方に偏って配設されているため、レーザダ
イオードチップとリードとの間に亘って張られるワイヤ
の長さが短くなり、高周波域での使用も安定する。
(10)上記(1)〜(9)により、本発明によれば、
レーザダイオードチップと光ファイバとの光結合状態が
高くかつ高周波域での使用が可能な信頼性が高い光電子
装置を安価に提供することができるという相乗効果が得
られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、第14図に示
されるように、レーザダイオードチップ15から発光さ
れるレーザ光37の光強度をモニターファイバ47でモ
ニターする構造の光電子装置に適用しても前記実施例同
様な効果が得られる。すなわち、この光電子装置は金属
製の偏平構造のパッケージ本体(ステム)7を有してい
て、パッケージ本体7の窪み底中央の台座部48にサブ
マウント32を介してレーザダイオードチップ15を固
定した構造となっている。また、光フアイバケーブル5
はパッケージ本体7の一端の側壁を貫通するように取り
付けられたファイバガイド4にガイドされている。光フ
アイバケーブル5の先端のジャケットが除去されて現れ
た光ファイバ16は、前記レーザダイオードチップ15
の手前に植設された位置調整ビン49に貫通状態に固定
され、その先端はレーザダイオードチップ15の一方の
出射面に対面している。
また、レーザダイオードチップ15の他方の出射面には
、レーザ光強度を検出するためのモニターファイバ47
の先端が対面している。このモニターファイバ47は、
パンケージ本体7の他端の側壁に貫通状態で取り付けら
れた筒状のモニターファイバガイド50に案内されてい
る。なお、前記ファイバガイド4およびモニターファイ
バガイド50は、いずれも鑞材51,52でパッケージ
本体7に固定されるとともに、光ファイバ16はファイ
バガイド4およびモニターファイバガイド50に半田3
0によって固定されている。これら半田30は、前記実
施例同様に第8図〜第11図に示されるようにして形成
され、組立時はフラックスを用いることなく光ファイバ
16を気密的に半田付けする。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である光通信用光電子装置
の製造技術に適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではない。
本発明は少なくとも半田を用いて物体を固定する場合、
その物体を固定する前に、物品のダミーとなるものを半
田で固定した後、このダミーを取り除き、半田を含む箇
所を洗浄してフラックスレスとし、その後、前記フラッ
クスレスの半田一時的に溶融して所望の物品を固定する
技術に適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の光通信用光電子装置にあっては、その組立に先
立って、光ファイバを固定するファイバガイドや位置決
め固定体等の支持体の内端に、フラックスレスの半田リ
ングをあらかじめ付着させておく。その後、組立にあっ
ては、前記半田リング部分に光ファイバを挿入し、この
半田を一時的に溶融して光ファイバを支持体に固定する
ため、パッケージ内には素子等を劣化させるフラックス
の混入はなく、光電子装置の信頼度が向上する。
また、前記フラックスレスの半田形成は、支持体に光フ
ァイバよりも太いピアノ線からなるダミーを挿入して仮
半田付けを行った後、ダミーを引き抜きかつフランクス
除去のための洗浄を行うことによって形成されることか
ら、ダミーの引き抜きによって半田面の酸化膜がこそぎ
とられるため、光ファイバに対面する半田面はきれいな
面となり、半田接合の信頬度も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光ファイバを支持する
支持体における半田リングを示す断面図、第2図は同じ
く光電子装置の要部を示す斜視図、第3図は同じくパッ
ケージ蓋を取り除いた状態の平面図、 第4図は同じく光電子装置の断面図、 第5図は同じくパッケージ本体を示す斜視図、第6図は
同じくサブキャリアを示す斜視図、第7図は同じくサブ
キャリアにおけるヒートシンクの平面図、 第8図は同じく光ファイバを予備半田による半田リング
に挿入した状態を示す断面図、第9図は同じ(ダミーを
半田で仮固定した状態を示す断面図、 第10図は同じくダミーを引き抜いた状態を示す断面図
、 第11図は同じ(光ファイバを挿入して再溶融して光フ
ァイバを固定した状態を示す断面図、第12図は同じく
サブキャリアにおけるレーザダイオードチップの搭載状
態を示す斜視図、第13図は同じ(光ファイバの固定状
態を示す模式図、 第14図は本発明の他の実施例による光電子装置の要部
を示す断面図である。 1・・・パッケージ、2・・・取付孔、3・・・フラン
ジ、4・・・ファイバ支持体、5・・・光フアイバケー
ブル、6・・・リード、7・・・バフケージ本体、8・
・・パッケージ蓋、9・・・台座、10・・・ペルチェ
素子、11・・・サブキャリア、12・・・搭載部、1
3・・・支持部、14・・・ヒートシンク、15・・・
レーザダイオードチップ、16・・・光ファイバ、17
・・・位置決め固定体、18・・・受光素子、19・・
・サーミスタ、20・・・ワイヤ、21・・・絶縁性支
持体、22・・・補強板、23・・・ガイド孔、24・
・・支持体、24a・・・支持ブロック、25・・・ア
ウター支持体、26・・・インナー支持体、27・・・
電極板、28・・・調整軸、29・・・支持体軸、30
・・・半田、31・・・ダミー、32・・・サブマウン
ト、33・・・メタライズ層、34.35・・・Au−
3n共晶層、36・・・ペデスタル、37・・・レーザ
光、38・・・共振器、39・・・チップキャリア、4
0・・・素子固定用メタライズ層、41・・・ワイヤ固
定用メタライズ層、42・・・ワイヤ、43・・・サー
ミスタ支持チップ、44・・・窪み、45・・・孔、4
6・・・位置調整用レバー、47・・・モニターファイ
バ、48・・・台座部、49・・・位置調整ピン、50
・・・モニターファイバガイド、51.52・・・鑞材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体に半田を介して被接合体を接続する方法であ
    って、前記支持体に被接合体のダミーを半田付けする工
    程と、前記ダミーを取り外す工程と、前記支持体の半田
    部分を洗浄してフラックスを除去する工程と、支持体の
    接続部に被接合体を位置させた後前記半田を一時的に溶
    融させて被接合体を支持体に接続する工程とを有するこ
    とを特徴とする接続方法。 2、前記支持体は筒状となり、その筒内に被接合体を挿
    入するようになっていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の接続方法。 3、筒状の支持体と、この支持体内に挿入された光ファ
    イバを有する光電子装置の製造方法であって、前記支持
    体内に光ファイバの直径と同一あるいはそれ以上太いダ
    ミーを挿入する工程と、半田付けによって前記ダミーを
    支持体に仮固定する工程と、前記ダミーを引き抜く工程
    と、前記支持体を洗浄してフラックスを除去する工程と
    、前記ダミーによって形成された半田部分の孔内に光フ
    ァイバを挿入する工程と、前記半田を一時的に溶融して
    光ファイバを支持体に固定する工程と、を有することを
    特徴とする光電子装置の製造方法。 4、被接合体が半田によって固定される支持体であって
    、前記支持体の接続領域にはフラックスレスの半田が設
    けられていることを特徴とする支持体。 5、前記半田は、支持体にダミーを半田付けし、その後
    、ダミーを取り外しかつ半田部分を洗浄することによっ
    て形成されたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の支持体。 6、前記支持体は筒体となり、前記半田は筒体の一端に
    筒体と同心円的な半田リングとなっていることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項記載の支持体。 7、前記支持体は、前記光ファイバの先端に向かってレ
    ーザ光を出射するレーザダイオードチップと、前記レー
    ザ光を受光する受光素子と、支持体の温度を検出するサ
    ーミスタをそれぞれ組み込んだヒートシンクの支持部に
    取り付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載の支持体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02126106U (ja) * 1989-03-29 1990-10-17
US6121062A (en) * 1993-08-13 2000-09-19 Fujitsu Limited Process of fabricating semiconductor unit employing bumps to bond two components

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02126106U (ja) * 1989-03-29 1990-10-17
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