JPS62276420A - 火災検出装置 - Google Patents
火災検出装置Info
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- JPS62276420A JPS62276420A JP11918986A JP11918986A JPS62276420A JP S62276420 A JPS62276420 A JP S62276420A JP 11918986 A JP11918986 A JP 11918986A JP 11918986 A JP11918986 A JP 11918986A JP S62276420 A JPS62276420 A JP S62276420A
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばボイラ装置などに付設する火炎検出装
置に係り、特に光学式に火炎の性状を検出する火炎検出
装置に関するものである。
置に係り、特に光学式に火炎の性状を検出する火炎検出
装置に関するものである。
事鍵所用の大型ボイラを始めとして、各種燃焼装置にお
いて、その燃焼状態を正確に検知することは、燃・焼装
置の安全性、経済性などの見地から極めて重要なことで
ある。
いて、その燃焼状態を正確に検知することは、燃・焼装
置の安全性、経済性などの見地から極めて重要なことで
ある。
発心所用大型ボイラを例にとって説明すると、ボイラの
大容量化に伴うバーナ設蓋不数の増加、DSS(Dai
ly 5tart 5top)運転に伴うバーナ点
火、消火回数の増加、窒素酸化物(NOx)の発生を抑
制する燃焼方法の採用、ならびに使用燃料の多様化に伴
う燃焼挙動の変化などの諸=J41′Nにより、バーナ
の火炎検出の信頼性をより一84向上させることが望ま
れている。
大容量化に伴うバーナ設蓋不数の増加、DSS(Dai
ly 5tart 5top)運転に伴うバーナ点
火、消火回数の増加、窒素酸化物(NOx)の発生を抑
制する燃焼方法の採用、ならびに使用燃料の多様化に伴
う燃焼挙動の変化などの諸=J41′Nにより、バーナ
の火炎検出の信頼性をより一84向上させることが望ま
れている。
火炎検出の方法としては、一般【イオン式火炎検出装置
と光学式火炎検出装置に大別できる。イオン式火炎検出
装置は、センナとして接炎電極を用いるため長期間にわ
たって連続使用することができず、通常は点火バーナ用
の火炎検出に使用範囲が限定されてしまう。一方、光学
式火炎検出装置は、火炎からの発光強度の大小により、
点火。
と光学式火炎検出装置に大別できる。イオン式火炎検出
装置は、センナとして接炎電極を用いるため長期間にわ
たって連続使用することができず、通常は点火バーナ用
の火炎検出に使用範囲が限定されてしまう。一方、光学
式火炎検出装置は、火炎からの発光強度の大小により、
点火。
消火を判断するもので、使用波長及び直流光検出の方式
と、7リツカ検出の方式に分類できる。
と、7リツカ検出の方式に分類できる。
第21図は、従来の光学式火炎検出装置の概略構成図で
ある。同図に示すように先端側面に1つの開口101を
有する円筒状の導光管102内K、耐熱性のミラー10
3を1個あるいは複数個配置する。そして火炎からの光
105を前記開口101より導光管102内に導き、ミ
ラー103で反射して例えばシリコンフォトセルなどの
センサ104で受光し、光電変換して制御部(図示せず
)に電気信号として送信する仕組になっている。
ある。同図に示すように先端側面に1つの開口101を
有する円筒状の導光管102内K、耐熱性のミラー10
3を1個あるいは複数個配置する。そして火炎からの光
105を前記開口101より導光管102内に導き、ミ
ラー103で反射して例えばシリコンフォトセルなどの
センサ104で受光し、光電変換して制御部(図示せず
)に電気信号として送信する仕組になっている。
この光学式火炎検出装置は構造が簡巣である反面、火炎
検出の視野が1つに限定されてしまう。
検出の視野が1つに限定されてしまう。
火炎輝度の大きい一次燃焼ゾーンが負荷の変動によって
バーナ先端より離れたり近くなったりするから、前述の
ように単視野であると、火炎の検出精度が低いという欠
点がある。さらに検出視野の狭さは、他の火炎からの光
と検知すべきバーナの火炎の光との識別を困難にさせ、
しばしば検出ミスの原因になる。
バーナ先端より離れたり近くなったりするから、前述の
ように単視野であると、火炎の検出精度が低いという欠
点がある。さらに検出視野の狭さは、他の火炎からの光
と検知すべきバーナの火炎の光との識別を困難にさせ、
しばしば検出ミスの原因になる。
また、従来の光学式火炎検出の判断は次のように行なわ
れていた。すなわち、予め設定しておいた火炎検出判定
用のしきい値と、検出した光量の大小関係を単純に比較
し、検出した光量がしきい値に達していない場合は火炎
無しく消火中)と判断し、検出した光量がしきい値より
も高い場合は火炎有り(燃焼中)とし、この判断信号を
警報装置やモニタ装置に出力するシステムになっていた
。
れていた。すなわち、予め設定しておいた火炎検出判定
用のしきい値と、検出した光量の大小関係を単純に比較
し、検出した光量がしきい値に達していない場合は火炎
無しく消火中)と判断し、検出した光量がしきい値より
も高い場合は火炎有り(燃焼中)とし、この判断信号を
警報装置やモニタ装置に出力するシステムになっていた
。
多少複雑な火炎検出装置では、燃料の種類毎に火炎検出
判定用のしきい値を各々設定しているものもあるが、各
燃料については一つのしきい値しか設定されていない。
判定用のしきい値を各々設定しているものもあるが、各
燃料については一つのしきい値しか設定されていない。
そのため燃料の使用範囲は拡大しても、検出精度そのも
のを別設に向上させたものではなく、かえって検出動作
が複雑(なる。
のを別設に向上させたものではなく、かえって検出動作
が複雑(なる。
さらに実隙の火炎検出にあたっては、光量の大きい方が
燃焼中であるという判断ロジック自体にも問題があり、
火炎検知を行うバーナが消火中の方が高い光量を検知す
る場合がある。
燃焼中であるという判断ロジック自体にも問題があり、
火炎検知を行うバーナが消火中の方が高い光量を検知す
る場合がある。
このことについて第22図ならびに第23図を用いて説
明する。点火バーナ106の点火の有無を火炎検出装置
107により検出しようとする場せ、第22図に示すよ
うに点火バーナ106が消火していても、主バーナ10
8の火炎F1の大量の光を検知して、火炎検出装置10
7内におけるセンサの受光光量は犬となる。一方第23
図に示すように点火バーナ106が点火している場合は
主バーナ108の火炎F□からの光が点火バーナ106
の火炎Fl、によって遮られてしまい、そのためセンサ
の受光光量はかえって低下してし−f 5゜このため前
述のような判断ロジックでは誤った判断を丁してしまう
ことになり、燃境供給系統などに誤った信号を出力する
ことになる。
明する。点火バーナ106の点火の有無を火炎検出装置
107により検出しようとする場せ、第22図に示すよ
うに点火バーナ106が消火していても、主バーナ10
8の火炎F1の大量の光を検知して、火炎検出装置10
7内におけるセンサの受光光量は犬となる。一方第23
図に示すように点火バーナ106が点火している場合は
主バーナ108の火炎F□からの光が点火バーナ106
の火炎Fl、によって遮られてしまい、そのためセンサ
の受光光量はかえって低下してし−f 5゜このため前
述のような判断ロジックでは誤った判断を丁してしまう
ことになり、燃境供給系統などに誤った信号を出力する
ことになる。
このようなことは、点火バーナと主バーナとの間のみな
らず、例えば複数本のバーナが近接して配置されるセル
バーナの場合も同様に誤判断を生じる口f相性がある。
らず、例えば複数本のバーナが近接して配置されるセル
バーナの場合も同様に誤判断を生じる口f相性がある。
この様に従来の光学式火炎検出器raでは、低NOx燃
焼や燃料の種類、DSS運転などの運転榮件によってバ
ーナ火炎の発光強度が大幅に変化し、火炎検出装置の判
定相変が低下する欠点があった。
焼や燃料の種類、DSS運転などの運転榮件によってバ
ーナ火炎の発光強度が大幅に変化し、火炎検出装置の判
定相変が低下する欠点があった。
本発明はかかる従来の欠点す解消しようとするもので、
その目的とするところは、検出精度の高い火炎検出装置
を提供するにある。
その目的とするところは、検出精度の高い火炎検出装置
を提供するにある。
本発明は前述の目的を達成するために、判定部の判定基
準信号が、干渉火炎の光量によって決定されるようにし
たものである。
準信号が、干渉火炎の光量によって決定されるようにし
たものである。
次に本発明の実施例に係る火炎検出装置について第1図
ないし第20図を用いて説明する。なお説明は、理解を
容易にするためA、火炎検出器の構造と、B、火炎検出
器はの全体構成の項に分けて説明する。
ないし第20図を用いて説明する。なお説明は、理解を
容易にするためA、火炎検出器の構造と、B、火炎検出
器はの全体構成の項に分けて説明する。
A、火炎検出器の構造
最初、火炎検出器の具体的な構造について述べる。第2
図は、大型ボイラ装置内における火炎検出器の配置状態
を示す一部断面図である。
図は、大型ボイラ装置内における火炎検出器の配置状態
を示す一部断面図である。
図中の1は火炎検出器、2は火炉、3は伝熱管、4は保
炎板、5は主バーナ、6は一次空気、7は排ガス、8は
二次空気、9は三次空気、1oはスリーブである。この
第2図に示すように火炎検出器1は主バーナ5とほぼ1
平行に配置され、その先端部は主バーナ5によって形成
される火炎Fの近くまで延びている。
炎板、5は主バーナ、6は一次空気、7は排ガス、8は
二次空気、9は三次空気、1oはスリーブである。この
第2図に示すように火炎検出器1は主バーナ5とほぼ1
平行に配置され、その先端部は主バーナ5によって形成
される火炎Fの近くまで延びている。
この配置例では主バーナ5の上方に火炎検出器1を配置
したが、主バーナ5の下方に火炎検出器1を配置するこ
ともある(第1図参照)。
したが、主バーナ5の下方に火炎検出器1を配置するこ
ともある(第1図参照)。
第1図は、火炎検出装置の全体の概略構成図である。火
炎検出装置は、バーナ設置本数に対応して設けられた火
炎検出器1と、O/Eアンプボード11と、フレームデ
テクタ制御部12とから王に構成されている。O/Eア
ンプボード11ならびにフレームデテクタ制御fAlZ
内の具体的な構成については後で詳細に説明する。
炎検出装置は、バーナ設置本数に対応して設けられた火
炎検出器1と、O/Eアンプボード11と、フレームデ
テクタ制御部12とから王に構成されている。O/Eア
ンプボード11ならびにフレームデテクタ制御fAlZ
内の具体的な構成については後で詳細に説明する。
次に、前述の火炎検出器10r4造について説明する。
第3図は火炎検出器1の要部断面図、第4図、第5図な
らびに第6因は採光ヘッドの側面図、正面図ならびに背
面図、第7図は第4図X−X線上の断面図、第8図およ
び′$J9図は保護部材の切断側面図ならびに正面図で
ある。
らびに第6因は採光ヘッドの側面図、正面図ならびに背
面図、第7図は第4図X−X線上の断面図、第8図およ
び′$J9図は保護部材の切断側面図ならびに正面図で
ある。
43図において13は外筒で、例えばステンレス夷のパ
イプなど耐熱性、耐食性のある材料で作られており、こ
の外筒13内の先端部付近には保護部材14がネジ15
iCよって取り付けられている。保護部材14は例えば
セラミックスなどの耐熱性に優れた材料で作られ、この
保護部材14は第8図ならびに第9図に示すようにキャ
ップ状に成形されている。保護部材14の先端面圧は第
3図、第8図および第9図に示す様に光検出用のスリッ
ト16が設けられ、外周面にはそれの長手方向に向けて
スペーサ部17が形成されて、第8図に示すようにその
スペーサ部17に取付用のネジ孔18が設けられている
。なお第8図の19は、採光ヘッド20をスペーサ部1
7に取り付けるためのネジ孔である。第3図ならびに第
9図に示すように、この保護部材14を外筒13内に取
り付けることにより、前述のスペーサ部17によって外
筒13と保護部材14との間に冷却用空気21が流通す
る空間22が形成される。
イプなど耐熱性、耐食性のある材料で作られており、こ
の外筒13内の先端部付近には保護部材14がネジ15
iCよって取り付けられている。保護部材14は例えば
セラミックスなどの耐熱性に優れた材料で作られ、この
保護部材14は第8図ならびに第9図に示すようにキャ
ップ状に成形されている。保護部材14の先端面圧は第
3図、第8図および第9図に示す様に光検出用のスリッ
ト16が設けられ、外周面にはそれの長手方向に向けて
スペーサ部17が形成されて、第8図に示すようにその
スペーサ部17に取付用のネジ孔18が設けられている
。なお第8図の19は、採光ヘッド20をスペーサ部1
7に取り付けるためのネジ孔である。第3図ならびに第
9図に示すように、この保護部材14を外筒13内に取
り付けることにより、前述のスペーサ部17によって外
筒13と保護部材14との間に冷却用空気21が流通す
る空間22が形成される。
第3図に示すように保護部材14の中空部に採光ヘッド
20の先端部が挿入され、ネジ止めされる。採光ヘッド
20は第4図ないし第7図に示すように、光フアイバー
支持部材23と、3本の例えば石英ガラスなどからなる
採光用光ファイバー24と、フェルール25とから構成
されている。
20の先端部が挿入され、ネジ止めされる。採光ヘッド
20は第4図ないし第7図に示すように、光フアイバー
支持部材23と、3本の例えば石英ガラスなどからなる
採光用光ファイバー24と、フェルール25とから構成
されている。
光フアイバー支持部材23は例えばステンレスやセラミ
ックスなどの耐熱性材料から作られ、第4図ならびに第
5図に示すように、先端部には三方に向けて延びに先端
部保持溝26がそれぞれ形成されている。元ファイバー
支持部材23の中間部には連絡溝27が設けられ、さら
に後端には窪み状のフェルール嵌合部28が形成されて
いる。
ックスなどの耐熱性材料から作られ、第4図ならびに第
5図に示すように、先端部には三方に向けて延びに先端
部保持溝26がそれぞれ形成されている。元ファイバー
支持部材23の中間部には連絡溝27が設けられ、さら
に後端には窪み状のフェルール嵌合部28が形成されて
いる。
前記連絡溝27の先端部と後端部の位賃には、一方の測
置から他方の側面にかけて5X通した貫通穴29がそれ
ぞれ形成されている。
置から他方の側面にかけて5X通した貫通穴29がそれ
ぞれ形成されている。
!¥I前記フェルール25も例えばステンレスやセラミ
ックスなどの耐熱性材料から作られ、第4図ならびに第
7図に示すように接着剤30を介してフェルール嵌合部
28に嵌合、接着される。第6図ならびに第7図に示す
ようにほぼ中央部には3本平行に並んだ挿通孔31が形
成され、この挿通孔31より若干離れた位γtに2本の
位置決め用孔32が設けられている。
ックスなどの耐熱性材料から作られ、第4図ならびに第
7図に示すように接着剤30を介してフェルール嵌合部
28に嵌合、接着される。第6図ならびに第7図に示す
ようにほぼ中央部には3本平行に並んだ挿通孔31が形
成され、この挿通孔31より若干離れた位γtに2本の
位置決め用孔32が設けられている。
第1採光用元ファイバー24aの後端部に接着剤33を
塗布し、それを7エルール25の挿通孔31aに挿入し
て、その光7アイパー24aの中間部分を連絡溝27に
収容するとともに、先端部を保持m 26 aに挿入す
る。同様にして第2採光用光フアイバー24bの後端部
に接着剤33を塗布し、それをフェルール25の挿通孔
31bに挿入して、その光ファイバー24bの中間部分
を連絡溝27に収容するとともに、先端部を保持溝26
bに挿入する。また、第3採光用光フアイバー24cの
後端部に接着剤33を塗布し、それをフェルール25の
挿通孔31cに挿入して、その光7アイパー24cの中
間部分を連絡溝27に収容するとともに、先端部を保持
溝26cに挿入する。各光ファイバー24a、24b、
24cの後端部をフxルール25に接着、固定したのち
、7エルール25の端面と各党ファイバー24a、24
b、24cの端面とが同一平面になるように6JIr!
する。
塗布し、それを7エルール25の挿通孔31aに挿入し
て、その光7アイパー24aの中間部分を連絡溝27に
収容するとともに、先端部を保持m 26 aに挿入す
る。同様にして第2採光用光フアイバー24bの後端部
に接着剤33を塗布し、それをフェルール25の挿通孔
31bに挿入して、その光ファイバー24bの中間部分
を連絡溝27に収容するとともに、先端部を保持溝26
bに挿入する。また、第3採光用光フアイバー24cの
後端部に接着剤33を塗布し、それをフェルール25の
挿通孔31cに挿入して、その光7アイパー24cの中
間部分を連絡溝27に収容するとともに、先端部を保持
溝26cに挿入する。各光ファイバー24a、24b、
24cの後端部をフxルール25に接着、固定したのち
、7エルール25の端面と各党ファイバー24a、24
b、24cの端面とが同一平面になるように6JIr!
する。
第4図に示すように、第1の先端部保持溝26゜は連絡
溝27と同一直線上に延び、第2の先端部保持溝26b
は前記第1の先端部保持826 aに対して約15度の
傾斜角θをもって傾斜しており、さらに第3の先端部保
持溝26cは前記第2の先端部保持溝26bに対してさ
らに約15度の傾斜面θをもって傾斜しており、各先端
部保持溝26a。
溝27と同一直線上に延び、第2の先端部保持溝26b
は前記第1の先端部保持826 aに対して約15度の
傾斜角θをもって傾斜しており、さらに第3の先端部保
持溝26cは前記第2の先端部保持溝26bに対してさ
らに約15度の傾斜面θをもって傾斜しており、各先端
部保持溝26a。
26b、26cに各採光用元ファイバー24a。
24b、24cの先端部が挿入、保持されている。
従って第1採光用光フアイバー24aは傾斜角零度の方
向の視野34aを、第2採光用光フアイバー24bは傾
斜角約15度の方向の視野34bを、第3採光用元ファ
イバー24cは傾斜角約30度の方向の視野34cを有
しており、これらによって3つの検出視野が得られて、
検出範囲の拡張を図っている。なお、光ファイバーは、
約30度までのわん曲では光伝送効率の低下は実用上支
障のないことが確認されている。
向の視野34aを、第2採光用光フアイバー24bは傾
斜角約15度の方向の視野34bを、第3採光用元ファ
イバー24cは傾斜角約30度の方向の視野34cを有
しており、これらによって3つの検出視野が得られて、
検出範囲の拡張を図っている。なお、光ファイバーは、
約30度までのわん曲では光伝送効率の低下は実用上支
障のないことが確認されている。
さらに先端部保持溝26a、26b、26cは第5図に
示すようにその深さが順次相違しており、その深さの相
違は採光用光ファイバー24の外径以上になっている。
示すようにその深さが順次相違しており、その深さの相
違は採光用光ファイバー24の外径以上になっている。
連絡溝27では第7図に示すように3本の採光用光ファ
イバー24&、24b。
イバー24&、24b。
24cが平行に並んだ状態で収容されるから、前述のよ
うに先端部保持溝26a、26b、26cの深さを順次
変えるようにすることにより、採光用元ファイバー24
a、241)、24cに無理な捩れを生じることなく、
それらの先端部の保持ができる。
うに先端部保持溝26a、26b、26cの深さを順次
変えるようにすることにより、採光用元ファイバー24
a、241)、24cに無理な捩れを生じることなく、
それらの先端部の保持ができる。
また、先端部保持溝26ならびに連絡@27の溝幅は、
採光用光ファイバー24が緩やかに挿入できる程度罠設
計されている。これは、元ファイバー支持部材23と元
ファイバー24の熱膨張差によって光ファイバー24に
無理な応力が生じないよう圧するためである。
採光用光ファイバー24が緩やかに挿入できる程度罠設
計されている。これは、元ファイバー支持部材23と元
ファイバー24の熱膨張差によって光ファイバー24に
無理な応力が生じないよう圧するためである。
以上のような構造を有する採光ヘッド20は、第3図に
示すようにコネクタ35を介して3本の中継用光ファイ
バー36に接続されている。図示していないが3本の中
継用光ファイバー36の先端部は一列に並んだ状態でコ
ネクタ35に固定されており、各中継用光ファイバー3
6の先端面はコネクタ35の端面から露出している。ま
た、コネクタ35の先端には2本のピンが設けられ、こ
れを第6図に示す孔32に挿入して、コネクタ35を支
持部材23の後端部に嵌合することにより、第1採光用
光フアイバー24aの後端面と第1中継用元ファイバー
36aの先端面が、第2採光用光フアイバー24bの後
端面と第2中継用元ファイバー36bの先端面が、第3
採光用光フアイバー24aの後端面と第3中継用光7ア
イパー36cの先端面が、それぞれ対向するようになっ
ている。
示すようにコネクタ35を介して3本の中継用光ファイ
バー36に接続されている。図示していないが3本の中
継用光ファイバー36の先端部は一列に並んだ状態でコ
ネクタ35に固定されており、各中継用光ファイバー3
6の先端面はコネクタ35の端面から露出している。ま
た、コネクタ35の先端には2本のピンが設けられ、こ
れを第6図に示す孔32に挿入して、コネクタ35を支
持部材23の後端部に嵌合することにより、第1採光用
光フアイバー24aの後端面と第1中継用元ファイバー
36aの先端面が、第2採光用光フアイバー24bの後
端面と第2中継用元ファイバー36bの先端面が、第3
採光用光フアイバー24aの後端面と第3中継用光7ア
イパー36cの先端面が、それぞれ対向するようになっ
ている。
第10図は、中継用光ファイバー36の拡大断面図でち
る。同図に示すように中継用元ファイバー36はコア3
7と、その外周に設けられたクラッド38と、そのクラ
ッド38の外周に設けられた保膜層39との三層からな
り、3本の中継用光ファイバー36はまとめてチューブ
40内に収容されている。前述の保護層39ならびにチ
ューブ40は中継用光ファイバー36に曲げ性などの機
械的性質を付与するために設けられるもので、例えばフ
ッ素樹脂、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂。
る。同図に示すように中継用元ファイバー36はコア3
7と、その外周に設けられたクラッド38と、そのクラ
ッド38の外周に設けられた保膜層39との三層からな
り、3本の中継用光ファイバー36はまとめてチューブ
40内に収容されている。前述の保護層39ならびにチ
ューブ40は中継用光ファイバー36に曲げ性などの機
械的性質を付与するために設けられるもので、例えばフ
ッ素樹脂、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂。
ビニル樹脂などの材料が用いられる。また必要に応じて
中継用元ファイバー36とチューブ40との隙間に充填
1−を設けることもできる。
中継用元ファイバー36とチューブ40との隙間に充填
1−を設けることもできる。
第3図に示すように中継用元ファイバー36の先端はコ
ネクタ35を介して採光ヘッド20に接続され、一方、
それの後端は図示していないウィンドボックス内の火炎
検出器本体41まで延び、コネクタ42を介して配線用
元ファイバー43と接続されている。中継用光ファイバ
ー36の中間部分は、保護パイプ44内に・収容されて
いる。
ネクタ35を介して採光ヘッド20に接続され、一方、
それの後端は図示していないウィンドボックス内の火炎
検出器本体41まで延び、コネクタ42を介して配線用
元ファイバー43と接続されている。中継用光ファイバ
ー36の中間部分は、保護パイプ44内に・収容されて
いる。
嘱11図は、保換バイブ44の一部拡大FIh面図であ
る。保護パイプ44は、大径の第1保護パイプ44aと
、その内側に空間45aをおいて同G円状に配置された
中間径の第2保護パイグ44bと、さらにその内側に空
間45bをおいて同心円状に配置された小径の第3保護
パイプ44cとの三重構造になっている。同図に示すよ
うに第2保頑バイブ44bの外周面は鏡面仕上げ層46
が設けられており、これによって第1保護パイプ44a
の方から伝わって来た熱線47の相当量を反射している
。また、第1保膿パイプ44aと第2保護パイプ44b
との間に形成された空間45a、ならびに第2保護パイ
グ44bと第3保護バイブ44cとの間に形成された空
間45bが、それぞれ断熱層として作用している。そし
て、第3保護パイプ44cの内側を冷却空気21が流通
している。従って、前述の鏡面仕上げ層46による反射
、2重の空間45a、45bによる断熱、ならびに冷却
空気21の流通により、中継用光ファイバー36への熱
的な悪影響を抑えることができる。
る。保護パイプ44は、大径の第1保護パイプ44aと
、その内側に空間45aをおいて同G円状に配置された
中間径の第2保護パイグ44bと、さらにその内側に空
間45bをおいて同心円状に配置された小径の第3保護
パイプ44cとの三重構造になっている。同図に示すよ
うに第2保頑バイブ44bの外周面は鏡面仕上げ層46
が設けられており、これによって第1保護パイプ44a
の方から伝わって来た熱線47の相当量を反射している
。また、第1保膿パイプ44aと第2保護パイプ44b
との間に形成された空間45a、ならびに第2保護パイ
グ44bと第3保護バイブ44cとの間に形成された空
間45bが、それぞれ断熱層として作用している。そし
て、第3保護パイプ44cの内側を冷却空気21が流通
している。従って、前述の鏡面仕上げ層46による反射
、2重の空間45a、45bによる断熱、ならびに冷却
空気21の流通により、中継用光ファイバー36への熱
的な悪影響を抑えることができる。
第3図に示すように火炎検出器本体41には冷却用空気
21の取入口48が設けられ、ここから取り入れられた
冷却用空気21は矢印で示すように保護バイブ44LJ
!3保護パイプ44c)の内側を通って前方に進み、採
光ヘッド20と保護部材14との隙間を通り、保護部材
14のスリット16から噴出する。また保護パイプ44
を通って来た冷却用空気21の一部は、保護部材14と
外筒13との隙間を通って前方に噴出する。このように
冷却用空気21を流通することにより、採光用光7アイ
パー24ならびに中継用光コアイノ(−36への熱的な
悪影響を抑えるとともに、採光用元ファイバー24にお
ける先端採光面のダストなどによる汚染を防止するのに
役立つ。外筒13の内側が32mの場合、冷却空気21
の流速は0.3m/駆あれば十分である。
21の取入口48が設けられ、ここから取り入れられた
冷却用空気21は矢印で示すように保護バイブ44LJ
!3保護パイプ44c)の内側を通って前方に進み、採
光ヘッド20と保護部材14との隙間を通り、保護部材
14のスリット16から噴出する。また保護パイプ44
を通って来た冷却用空気21の一部は、保護部材14と
外筒13との隙間を通って前方に噴出する。このように
冷却用空気21を流通することにより、採光用光7アイ
パー24ならびに中継用光コアイノ(−36への熱的な
悪影響を抑えるとともに、採光用元ファイバー24にお
ける先端採光面のダストなどによる汚染を防止するのに
役立つ。外筒13の内側が32mの場合、冷却空気21
の流速は0.3m/駆あれば十分である。
中継用光フアイバー360後端と接続する配線用光ファ
イバー43も3本からなり、コネクタ42によってそれ
ぞれの中継用元ファイバー36の端面と対向している。
イバー43も3本からなり、コネクタ42によってそれ
ぞれの中継用元ファイバー36の端面と対向している。
配線用元ファイバー43も中継用元ファイバー36と同
様に、第12図に示すようにコア37と、その外周に設
けられたクラッド38と、そのクラッド38の外周に設
けられた保護層39との三層からなり、3本の配線用元
ファイバー43はまとめてチューブ内に収容されている
。
様に、第12図に示すようにコア37と、その外周に設
けられたクラッド38と、そのクラッド38の外周に設
けられた保護層39との三層からなり、3本の配線用元
ファイバー43はまとめてチューブ内に収容されている
。
第12図は、採光用光ファイバー24、中継用元ファイ
バー36ならびに配線用光ファイバー43の対向状態を
示す拡大断面図である。同図に示すように採光用光ファ
イバー24だけ保護層39が形成されていない。保護N
139が前述のような有機材料で構成されている場合、
保護層39がない方が111rt熱性の点で有利である
。また、採光用光ファイバー24のクラッド38の外径
D1と、中継用光ファイバー36のクラッド38の外径
D2と、配線用光ファイバー43のクラッド38の外径
D3とは互に異なっている。この実施例ではl)1=8
00am 、 1)2=400 atn 、 D3=2
00 μmとなっており、従って外径はD 1 > 1
) 2 > 03のIA係にある。このようにそれぞれ
の元ファイバーの外&に変えることにより、光ファイバ
ーを互に接続する際に大径の元ファイバーに対してそれ
よりも小径の元ファイバーの細心が若干ずれても元信号
の伝送が行なわれるから、接続が・δ易になる。
バー36ならびに配線用光ファイバー43の対向状態を
示す拡大断面図である。同図に示すように採光用光ファ
イバー24だけ保護層39が形成されていない。保護N
139が前述のような有機材料で構成されている場合、
保護層39がない方が111rt熱性の点で有利である
。また、採光用光ファイバー24のクラッド38の外径
D1と、中継用光ファイバー36のクラッド38の外径
D2と、配線用光ファイバー43のクラッド38の外径
D3とは互に異なっている。この実施例ではl)1=8
00am 、 1)2=400 atn 、 D3=2
00 μmとなっており、従って外径はD 1 > 1
) 2 > 03のIA係にある。このようにそれぞれ
の元ファイバーの外&に変えることにより、光ファイバ
ーを互に接続する際に大径の元ファイバーに対してそれ
よりも小径の元ファイバーの細心が若干ずれても元信号
の伝送が行なわれるから、接続が・δ易になる。
また、採光用光ファイバー24の直径を最も大きくする
ことにより、採光1#を可及的に大きくすることができ
る。さらに配線用光ファイバー43は火炎検出器本体4
1から制御装置まで間引き延ばされるため、途中でわん
曲される個所が非常に多い。そのため本実施例では、折
り曲げ註の良い最も小径の光ファイバーを配線用光ファ
イバー43として使用している。
ことにより、採光1#を可及的に大きくすることができ
る。さらに配線用光ファイバー43は火炎検出器本体4
1から制御装置まで間引き延ばされるため、途中でわん
曲される個所が非常に多い。そのため本実施例では、折
り曲げ註の良い最も小径の光ファイバーを配線用光ファ
イバー43として使用している。
B、火炎検出装置の全体構成
第1図に示すように、配線用光フアイバー430後端は
、0/Eアンプボード11の各光電変換器49に接続さ
れており、従って光電変換器49は火炎検出器1の数と
対応するだけ設けられている。
、0/Eアンプボード11の各光電変換器49に接続さ
れており、従って光電変換器49は火炎検出器1の数と
対応するだけ設けられている。
第13図ならびに第14図は、光電変換器49の平面図
ならびに一部を断面にした側面図である。
ならびに一部を断面にした側面図である。
光電変換器49は同図に示すように、−万の面が開口し
たケーシング50と、その開口部に設けられた透明ガラ
ス51と、3つの透孔52を並べて設けた支持体53と
、この支持体53の透孔52上に配置された3つの例え
ば7リコン7オトダイオードからなる可視光受光素子5
4(第13図参照)と、透孔52の下方に配置された3
つの例えば硫化鉛光4を体からなる赤外光受光素子55
と、回路基板56と、その回路基板56から突出した復
数本の端子ビン57とから構成される装置前記可視光受
光素子54と赤外光受光素子55は同一線上に対になっ
て配置され、第1配線用光フアイバー43a1第2配線
用元ファイバー43b1第3配線用光ファイバー43c
の端面と対向している。第15図はシリコンフォトダイ
オードの波長特性図、第16図は硫化鉛からなる光導電
体の波長特性図である。これらの図から分るように、検
出感度を有する波長域はシリコンフォトダイオードで、
約0.5〜1.0μm、硫化鉛光導電体で約1〜34f
fiである。
たケーシング50と、その開口部に設けられた透明ガラ
ス51と、3つの透孔52を並べて設けた支持体53と
、この支持体53の透孔52上に配置された3つの例え
ば7リコン7オトダイオードからなる可視光受光素子5
4(第13図参照)と、透孔52の下方に配置された3
つの例えば硫化鉛光4を体からなる赤外光受光素子55
と、回路基板56と、その回路基板56から突出した復
数本の端子ビン57とから構成される装置前記可視光受
光素子54と赤外光受光素子55は同一線上に対になっ
て配置され、第1配線用光フアイバー43a1第2配線
用元ファイバー43b1第3配線用光ファイバー43c
の端面と対向している。第15図はシリコンフォトダイ
オードの波長特性図、第16図は硫化鉛からなる光導電
体の波長特性図である。これらの図から分るように、検
出感度を有する波長域はシリコンフォトダイオードで、
約0.5〜1.0μm、硫化鉛光導電体で約1〜34f
fiである。
配線用元ファイバー43によって導かれた火炎Fからの
光信号のうち短波長成分がまず可視光受光素子54で吸
収され、長波長成分は透過して次の赤外光受光素子55
で吸収される。このように可視光受光素子54と赤外光
受光素子55とを組み合わせることにより、検出波長域
が拡大され、そのために燃料として石油9石炭、ガスの
いずれを用いても火炎検出がoT能である。
光信号のうち短波長成分がまず可視光受光素子54で吸
収され、長波長成分は透過して次の赤外光受光素子55
で吸収される。このように可視光受光素子54と赤外光
受光素子55とを組み合わせることにより、検出波長域
が拡大され、そのために燃料として石油9石炭、ガスの
いずれを用いても火炎検出がoT能である。
フレームデテクタ制御部12は第1図に示すように、前
記光区変洪049と対応して設ゆらnた判定用のS B
C(Single Board Control )
58と、各5B058に接続されたりレーボード59と
、共通リレーボード60と、通信用のCCB(Comm
unication Control Board)
61とから主に構成されている。
記光区変洪049と対応して設ゆらnた判定用のS B
C(Single Board Control )
58と、各5B058に接続されたりレーボード59と
、共通リレーボード60と、通信用のCCB(Comm
unication Control Board)
61とから主に構成されている。
前記5B058にはそれぞれバーナ元弁62からの弁開
閉信号63が入力され、また各5BC58には例、tば
パーソナルコンピュータなどからなる調整用ツール64
が接続されている。リレーボード59は、それぞれバー
ナ制御装置65に接続されている。共通リレーボード6
0は、例えばブザーやランプなどからなる警報装置66
に接続されている。CCB61には火炎検出の判定のた
めに各暉ボイラ運転条件67が入力されるとともに、ホ
ストコンピュータ68に接続されている。
閉信号63が入力され、また各5BC58には例、tば
パーソナルコンピュータなどからなる調整用ツール64
が接続されている。リレーボード59は、それぞれバー
ナ制御装置65に接続されている。共通リレーボード6
0は、例えばブザーやランプなどからなる警報装置66
に接続されている。CCB61には火炎検出の判定のた
めに各暉ボイラ運転条件67が入力されるとともに、ホ
ストコンピュータ68に接続されている。
以上の説明は火炎検出器の構造および火炎検出装置の全
体構成を説明したものであるが、以下、判定基準信号に
干渉火炎の光量を用いる理由について、第17図から第
20図について説明する。
体構成を説明したものであるが、以下、判定基準信号に
干渉火炎の光量を用いる理由について、第17図から第
20図について説明する。
第17図はバーナに対する火炎検出器の検出角度と火炎
検出出力との関係を示す特性図、第18図は干渉火炎の
方向と干渉出力の最大値との関係を示す特性図、第19
図は自己火炎と干渉火炎の時間経過にともなう検出出力
の変化を示す特性図、第20図は演算された特性値と現
在値をモニタした状態を示す説明図である。
検出出力との関係を示す特性図、第18図は干渉火炎の
方向と干渉出力の最大値との関係を示す特性図、第19
図は自己火炎と干渉火炎の時間経過にともなう検出出力
の変化を示す特性図、第20図は演算された特性値と現
在値をモニタした状態を示す説明図である。
第2図における主バーナ5の種類によっては、火炎Fの
形成領域が周方向の一1同所あるいは複数個所に片寄る
ことがある。一方、火炎検出器1の保守点検などのため
に配置していた火炎検出器1を一旦引き抜いてそれの保
守点検を行ない、再び火炎検出器1を配電する際に主バ
ーナ5の火炎Fに対する火炎検出器10角度(検出角度
)が変わってくる場合が多々ある。
形成領域が周方向の一1同所あるいは複数個所に片寄る
ことがある。一方、火炎検出器1の保守点検などのため
に配置していた火炎検出器1を一旦引き抜いてそれの保
守点検を行ない、再び火炎検出器1を配電する際に主バ
ーナ5の火炎Fに対する火炎検出器10角度(検出角度
)が変わってくる場合が多々ある。
第17図は、主バーナ5の火炎Fの形成領域が周方向の
二個所に片寄る形式の主バーナ5を用い、その主バーナ
5の火炎Fに対する火炎検出器1の検出角度を種々変化
させた場合の火炎検出出力特性を示す図である。この第
17図から明らかなように、設置する火炎検出器1の検
出角度によっては検出出力がまちまちであり、設置角度
によっては検出出力がほとんど出ない場合があり、火炎
検出に支障をきたす。第17図の特性は火炎Fの噴射に
方向性を有する特殊なバーナの場合であるが、火炎の噴
射に方向性をもたない通常のバーナでも、デテクタヘッ
ド1の配置角度が変わると検出出力が変動する。そのた
め検出すべき自己火炎を監視して火炎検出をする場合に
は、デテクタヘッド1の設置角度を大きな検出出力が得
られるように厳密に調整する必要があり、作業が煩雑と
なる。
二個所に片寄る形式の主バーナ5を用い、その主バーナ
5の火炎Fに対する火炎検出器1の検出角度を種々変化
させた場合の火炎検出出力特性を示す図である。この第
17図から明らかなように、設置する火炎検出器1の検
出角度によっては検出出力がまちまちであり、設置角度
によっては検出出力がほとんど出ない場合があり、火炎
検出に支障をきたす。第17図の特性は火炎Fの噴射に
方向性を有する特殊なバーナの場合であるが、火炎の噴
射に方向性をもたない通常のバーナでも、デテクタヘッ
ド1の配置角度が変わると検出出力が変動する。そのた
め検出すべき自己火炎を監視して火炎検出をする場合に
は、デテクタヘッド1の設置角度を大きな検出出力が得
られるように厳密に調整する必要があり、作業が煩雑と
なる。
これに対して、前記火炎の形成領域が周方向の二個所に
片寄る形式の主バーナを多数本用いたボイラ装置におい
て、隣接する主バーナの方向を干渉強度が最大になる方
向と最小になる方向の2ケースを設定し、そのときの隣
接バーナから受ける影響を検討したのが第18図である
。なお、このテストは、隣接バーナのみが点火している
ときの、干渉出力の平均値の最大をとったものである。
片寄る形式の主バーナを多数本用いたボイラ装置におい
て、隣接する主バーナの方向を干渉強度が最大になる方
向と最小になる方向の2ケースを設定し、そのときの隣
接バーナから受ける影響を検討したのが第18図である
。なお、このテストは、隣接バーナのみが点火している
ときの、干渉出力の平均値の最大をとったものである。
図中の○印は視野角0°の可視光受光素子からの検出出
力、・印は視野角O0の赤外光受光素子からの検出出力
、Δ印は視野角15°の可視光受光素子からの検出出力
、ム印は視野角15°の赤外光受光素子からの検出出力
、口印は視野角30°の可視光受光素子からの検出出力
、■印は視野角3o0の赤外光受光素子からの検出出力
を示すものである。
力、・印は視野角O0の赤外光受光素子からの検出出力
、Δ印は視野角15°の可視光受光素子からの検出出力
、ム印は視野角15°の赤外光受光素子からの検出出力
、口印は視野角30°の可視光受光素子からの検出出力
、■印は視野角3o0の赤外光受光素子からの検出出力
を示すものである。
この図から明らかなように、いずれのチャンネルの干渉
出力においても最小値、最大値ともにほとんど変わらな
いことが分かる。
出力においても最小値、最大値ともにほとんど変わらな
いことが分かる。
第19図は、検出すべき自己火炎と、周囲のバーナによ
る干渉火炎の時間経過(経年)にともなう検出出力の変
化の状態を示す図である。バーナを長期間使用している
うちに生じる例えばバーナチップの詰りなどにより、光
量、すなわち検出出力は経年的に除々に低下する。この
ような状況下にあって、自己火炎のみを監視すれば曲線
Aのよう罠バーナチップの詰りなどの影響が直接に検出
出力の低下となって現われ、降下カーブが急である。こ
れに対して周囲のバーナによる干渉火炎は、各バーナの
光量低下はあるが、それが一様に低下するのではなく、
光量の低下がまちまちであり、互に光学的に干渉し合う
から、全体としての干渉光の低下は曲線Bに示すように
非常に緩慢である。
る干渉火炎の時間経過(経年)にともなう検出出力の変
化の状態を示す図である。バーナを長期間使用している
うちに生じる例えばバーナチップの詰りなどにより、光
量、すなわち検出出力は経年的に除々に低下する。この
ような状況下にあって、自己火炎のみを監視すれば曲線
Aのよう罠バーナチップの詰りなどの影響が直接に検出
出力の低下となって現われ、降下カーブが急である。こ
れに対して周囲のバーナによる干渉火炎は、各バーナの
光量低下はあるが、それが一様に低下するのではなく、
光量の低下がまちまちであり、互に光学的に干渉し合う
から、全体としての干渉光の低下は曲線Bに示すように
非常に緩慢である。
以上のようなことから変動要因の多い自己火炎を検出し
、そのデータからしきい値と偏差を求め、それを基準に
して火炎の有無を判定するよりも、光値変動の少ない干
渉光のデータをもとに火炎の有無を判定した方が検出精
度の点から得策である。
、そのデータからしきい値と偏差を求め、それを基準に
して火炎の有無を判定するよりも、光値変動の少ない干
渉光のデータをもとに火炎の有無を判定した方が検出精
度の点から得策である。
第20図は、第19図の曲=A、BKよって得られた特
性値と現在値とをモニタした状態を示す説明図である。
性値と現在値とをモニタした状態を示す説明図である。
同図に示すように1〜6チヤンネルに分けて表示され、
図中のレベルCは演算された干渉値の最大値を、レベル
Dは干渉値の最小値を、レベルEは干渉値の平均値を、
レベルFは現在値をそれぞれ示している。
図中のレベルCは演算された干渉値の最大値を、レベル
Dは干渉値の最小値を、レベルEは干渉値の平均値を、
レベルFは現在値をそれぞれ示している。
そして現在値(レベルF)が干渉値の最大値(レベルC
)を超えておれば点火、それ以下であれば消火と判定す
る。
)を超えておれば点火、それ以下であれば消火と判定す
る。
なお、この干渉火炎の光量を判定基準信号として用いる
場合も予めデータを採取して自己学習により干渉値の最
大値、最小fluならびに平均値を求めて記憶部に記憶
しておき、この特性値を読み出して現在検出している干
渉光レベル(現在値)を演算するようにしてもよい。
場合も予めデータを採取して自己学習により干渉値の最
大値、最小fluならびに平均値を求めて記憶部に記憶
しておき、この特性値を読み出して現在検出している干
渉光レベル(現在値)を演算するようにしてもよい。
また、この火炎検出装置は、例えば使用燃料など各種の
燃焼条件に基づいて各チャンネル毎に予め重みづげをし
ておき、各チャンネルで点火か消火の判定を行なった後
、前記重みづけの大きい順にあるところまで判定を採用
して火炎の有無を総合的に判断するシステムになってい
る。
燃焼条件に基づいて各チャンネル毎に予め重みづげをし
ておき、各チャンネルで点火か消火の判定を行なった後
、前記重みづけの大きい順にあるところまで判定を採用
して火炎の有無を総合的に判断するシステムになってい
る。
本発明に係る火炎検出装置は、前述したような火炎の有
無を判定するだけではなく、ボイラの運転条件とバーナ
燃焼状態の関係をモニタする場合にも使用可能である。
無を判定するだけではなく、ボイラの運転条件とバーナ
燃焼状態の関係をモニタする場合にも使用可能である。
本発明によれば低NOx燃焼や燃料の種類、DSS運転
などの運転榮件が変化しても確実に火炎の有無を検出す
ることができ、しかも検出精、変の高い火炎検出装置を
得ろことができる。
などの運転榮件が変化しても確実に火炎の有無を検出す
ることができ、しかも検出精、変の高い火炎検出装置を
得ろことができる。
第1図ないし第20図は、本発明の実施例に係る火炎検
出装置を説明するためのもので、第1図は火炎検出装置
の概略構成図、第2図は大型ボイラ装置内における火炎
検出装置の配置状態を示す一部断面図、第3図は火炎検
出器の要部断面図、第4図、第5図ならびに第6図は採
光ヘッドの側面図、正面図ならびに背面図、第7図は第
4図X−X5線上の断面図、第8図ならびに第9図は保
護部材の切断側面図ならびに正面図、第1O図は中継用
元ファイバーの拡大断面図、第11図は保護パイプの一
部拡大断面図、第12図は採光用光ファイバー、中継用
元ファイバーならびに配、轍用光ファイバーの対向状態
を示す拡大i11面図、第13図ならびに第14図は光
電変換器の平面図ならびに一部を断面にした仙1面図、
第15図はシリコンフォトダイオードの波長特性図、第
16図は硫化鉛からなる光導置体の波長特性図、第17
図はバーナに対する火炎検出器の検出角変と火炎検出出
力との関係を示す特性図、第18図は干渉火炎の方向と
干渉出力の最大値との関係を示す特性図。 4519図は自己火炎と干渉火炎の時間経過にともな5
検出出力の変化を示す特性図、第20図は本発明の火炎
検出装置での演算された特性値と現在値をモニタした状
態を示す説明図、第21図は従来の火炎検出装置の概略
構成図、第22図ならびに第23図は火炎有無の検知状
態を示す説明図である。 1・・・・・・火炎検出器、2o・・・・・・採光ヘッ
ド、49・・・・・・光電変換器、61・・・・・・判
定部、65・・・・・・出力部、B・・・・・・干渉火
炎の光1よ。 第1図 第5図 第6図 第8図 1ソ I9 第9図 第1O図 第12図 第13図 第14図 (mA/W) 第15図 5TL長 (1tm) 第17図 →火九険七1Ih61検出角度 第18図 第19図 一経年 第2I図 O4 第22図 とl 第23図
出装置を説明するためのもので、第1図は火炎検出装置
の概略構成図、第2図は大型ボイラ装置内における火炎
検出装置の配置状態を示す一部断面図、第3図は火炎検
出器の要部断面図、第4図、第5図ならびに第6図は採
光ヘッドの側面図、正面図ならびに背面図、第7図は第
4図X−X5線上の断面図、第8図ならびに第9図は保
護部材の切断側面図ならびに正面図、第1O図は中継用
元ファイバーの拡大断面図、第11図は保護パイプの一
部拡大断面図、第12図は採光用光ファイバー、中継用
元ファイバーならびに配、轍用光ファイバーの対向状態
を示す拡大i11面図、第13図ならびに第14図は光
電変換器の平面図ならびに一部を断面にした仙1面図、
第15図はシリコンフォトダイオードの波長特性図、第
16図は硫化鉛からなる光導置体の波長特性図、第17
図はバーナに対する火炎検出器の検出角変と火炎検出出
力との関係を示す特性図、第18図は干渉火炎の方向と
干渉出力の最大値との関係を示す特性図。 4519図は自己火炎と干渉火炎の時間経過にともな5
検出出力の変化を示す特性図、第20図は本発明の火炎
検出装置での演算された特性値と現在値をモニタした状
態を示す説明図、第21図は従来の火炎検出装置の概略
構成図、第22図ならびに第23図は火炎有無の検知状
態を示す説明図である。 1・・・・・・火炎検出器、2o・・・・・・採光ヘッ
ド、49・・・・・・光電変換器、61・・・・・・判
定部、65・・・・・・出力部、B・・・・・・干渉火
炎の光1よ。 第1図 第5図 第6図 第8図 1ソ I9 第9図 第1O図 第12図 第13図 第14図 (mA/W) 第15図 5TL長 (1tm) 第17図 →火九険七1Ih61検出角度 第18図 第19図 一経年 第2I図 O4 第22図 とl 第23図
Claims (1)
- 採光ヘッドと、その採光ヘッドから検出された光信号を
電気信号に変換する光電変換器と、採光ヘッドによって
検出された信号と予め設定されている判定基準信号とを
比較して火炎の有・無を判定する判定部と、出力部を備
えた火炎検出器において、前記判定部の判定基準信号が
、干渉火炎の光量によって決定されることを特徴とする
火炎検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61119189A JPH071205B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 火災検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61119189A JPH071205B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 火災検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62276420A true JPS62276420A (ja) | 1987-12-01 |
JPH071205B2 JPH071205B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14755116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61119189A Expired - Lifetime JPH071205B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 火災検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071205B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049512A (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-14 | Noritz Corp | 2バーナ式燃焼機の炎検出装置 |
CN113358219A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-09-07 | 洛阳瑞昌环境工程有限公司 | 一种光学火检长明灯、火焰检测方法、燃烧系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435689U (ja) * | 1977-08-16 | 1979-03-08 |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP61119189A patent/JPH071205B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435689U (ja) * | 1977-08-16 | 1979-03-08 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049512A (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-14 | Noritz Corp | 2バーナ式燃焼機の炎検出装置 |
CN113358219A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-09-07 | 洛阳瑞昌环境工程有限公司 | 一种光学火检长明灯、火焰检测方法、燃烧系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071205B2 (ja) | 1995-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |