JPS6227618Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227618Y2 JPS6227618Y2 JP1980153497U JP15349780U JPS6227618Y2 JP S6227618 Y2 JPS6227618 Y2 JP S6227618Y2 JP 1980153497 U JP1980153497 U JP 1980153497U JP 15349780 U JP15349780 U JP 15349780U JP S6227618 Y2 JPS6227618 Y2 JP S6227618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- cap
- corner
- lower covers
- caps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000009747 swallowing Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば階段、ベランダあるいは屋
上等に設置される手摺のコーナ部に装着される手
摺笠木のコーナキヤツプに関するものである。
上等に設置される手摺のコーナ部に装着される手
摺笠木のコーナキヤツプに関するものである。
一般に、手摺のコーナ部の曲率が小さい場合に
は、コーナキヤツプを用いて二本の手摺笠木を連
結することが行われるが、手摺笠木同士を意匠的
にすつきりと連結させるためには、その色彩が豊
富であり、かつ形状も自由に選択できる合成樹脂
製のコーナキヤツプを用いることが望ましい。
は、コーナキヤツプを用いて二本の手摺笠木を連
結することが行われるが、手摺笠木同士を意匠的
にすつきりと連結させるためには、その色彩が豊
富であり、かつ形状も自由に選択できる合成樹脂
製のコーナキヤツプを用いることが望ましい。
一方、手摺のコーナ部は、該手摺の支持部から
比較的離れた所に位置するもので、相互に連結さ
れる手摺の移動の自由度が高く、手摺に寄り掛か
つた場合などには、コーナキヤツプには大きな力
が加わるので、コーナキヤツプ自体の強度を高く
する必要があるが、合成樹脂材を使用する場合に
は、合成樹脂は、一般にその強度は金属材料に比
較して劣るので、強度の向上が望めないという問
題を有していた。
比較的離れた所に位置するもので、相互に連結さ
れる手摺の移動の自由度が高く、手摺に寄り掛か
つた場合などには、コーナキヤツプには大きな力
が加わるので、コーナキヤツプ自体の強度を高く
する必要があるが、合成樹脂材を使用する場合に
は、合成樹脂は、一般にその強度は金属材料に比
較して劣るので、強度の向上が望めないという問
題を有していた。
本考案は、このような問題を解消すべくなされ
たものであつて、意匠的調和を取ることができ、
かつ強度の高い手摺笠木のコーナキヤツプを提供
することを目的とする。
たものであつて、意匠的調和を取ることができ、
かつ強度の高い手摺笠木のコーナキヤツプを提供
することを目的とする。
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
第1図は本考案のコーナキヤツプを階段用手摺
のコーナ部に使用した場合の斜視図を示すもの
で、図中、1は上階の手摺、2は下階の手摺、3
はこれら両手摺1,2間に位置する踊り場の手摺
であつて、これら手摺1,2及び3はいずれも後
述するように、例えば中央下面に手摺子4を取り
付るための挿入溝5を有する金台6と、この金台
6の上面及び両側面に被着される例えば塩化ビニ
ール等の合成樹脂あるいはゴム製の被覆材7とか
ら成る笠木を有している。そして、互いに略直交
して配設される二本の手摺1,2又は3の笠木の
端部には本考案のコーナキヤツプが装着されてい
る。
のコーナ部に使用した場合の斜視図を示すもの
で、図中、1は上階の手摺、2は下階の手摺、3
はこれら両手摺1,2間に位置する踊り場の手摺
であつて、これら手摺1,2及び3はいずれも後
述するように、例えば中央下面に手摺子4を取り
付るための挿入溝5を有する金台6と、この金台
6の上面及び両側面に被着される例えば塩化ビニ
ール等の合成樹脂あるいはゴム製の被覆材7とか
ら成る笠木を有している。そして、互いに略直交
して配設される二本の手摺1,2又は3の笠木の
端部には本考案のコーナキヤツプが装着されてい
る。
第2図は本考案のコーナキヤツプの第一実施例
を示すもので、合成樹脂材料により形成され、互
いに合致し得るように2分割されたエルボ状の上
カバー9と下カバー10は、それぞれその両端部
に前記笠木8の端部を呑み込むべき取り付け凹所
9a,9a,10a,10aを有し、また、これ
ら上下カバー9,10の対向面中央部にはそれぞ
れほぼ扇形の係合凹部9b,10bが設けられて
おり、これら係合凹部9b,10b内に上下端部
が嵌装される補強心材11を介在して両カバー
9,10が互いに合致し得るようになつている。
更に、前記上カバー9の裏面中央部には固定手段
である固定ねじ12がねじ込まれるねじ孔13,
…が設けられており、これらねじ孔13,…と対
向する下カバー10の中央部には固定ねじ11を
挿通する透孔14,…が穿設されている。なお、
前記上カバー9の取り付け凹所9aは笠木8の上
半分を嵌装するほぼコ字状に形成され、下カバー
10の取り付け凹所10aは笠木8の下半分を嵌
装するほぼV字状に形成されている。
を示すもので、合成樹脂材料により形成され、互
いに合致し得るように2分割されたエルボ状の上
カバー9と下カバー10は、それぞれその両端部
に前記笠木8の端部を呑み込むべき取り付け凹所
9a,9a,10a,10aを有し、また、これ
ら上下カバー9,10の対向面中央部にはそれぞ
れほぼ扇形の係合凹部9b,10bが設けられて
おり、これら係合凹部9b,10b内に上下端部
が嵌装される補強心材11を介在して両カバー
9,10が互いに合致し得るようになつている。
更に、前記上カバー9の裏面中央部には固定手段
である固定ねじ12がねじ込まれるねじ孔13,
…が設けられており、これらねじ孔13,…と対
向する下カバー10の中央部には固定ねじ11を
挿通する透孔14,…が穿設されている。なお、
前記上カバー9の取り付け凹所9aは笠木8の上
半分を嵌装するほぼコ字状に形成され、下カバー
10の取り付け凹所10aは笠木8の下半分を嵌
装するほぼV字状に形成されている。
上記のように構成される本考案のコーナキヤツ
プを手摺笠木の端部に装着するには、上下カバー
9,10の係合凹部9b,10bに嵌装し得るよ
うに補強心材11を上下カバー9,10間に介在
させるとともに、これら上下カバー9,10の取
り付け凹所9a,10a間に笠木8の端部を呑み
込ませるように上下カバー9,10を互いに合致
させた後、下カバー10の下方から固定ねじ12
を上カバー9のねじ孔13にねじ込んで上下カバ
ー9,10を固定することにより行われる。
プを手摺笠木の端部に装着するには、上下カバー
9,10の係合凹部9b,10bに嵌装し得るよ
うに補強心材11を上下カバー9,10間に介在
させるとともに、これら上下カバー9,10の取
り付け凹所9a,10a間に笠木8の端部を呑み
込ませるように上下カバー9,10を互いに合致
させた後、下カバー10の下方から固定ねじ12
を上カバー9のねじ孔13にねじ込んで上下カバ
ー9,10を固定することにより行われる。
第3図及び第4図は、それぞれこの考案の第二
及び第三実施例を示すもので、補強心材11を別
の形態にした場合である。すなわち、第二実施例
は上下カバー9,10の軸線方向に延びる補強心
材本体11aの両端及び中央部に交差状に補強リ
ブ11b,……を形成し、上下カバー9,10の
対向面にはこの補強心材11の本体11aと補強
リブ11b,……とを嵌合する係合凹部9b′,1
0bを形成した場合、また、第三実施例は、補強
心材11を複数(図面では3個)の補強板片11
c,……で形成し、上下カバー9,10の対向面
には各補強板片11cを嵌装する係合凹部9
b″,……及び10b″,……を形成した場合であ
る。なお、第二及び第三実施例において、その他
の部分は同じであるので、同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。
及び第三実施例を示すもので、補強心材11を別
の形態にした場合である。すなわち、第二実施例
は上下カバー9,10の軸線方向に延びる補強心
材本体11aの両端及び中央部に交差状に補強リ
ブ11b,……を形成し、上下カバー9,10の
対向面にはこの補強心材11の本体11aと補強
リブ11b,……とを嵌合する係合凹部9b′,1
0bを形成した場合、また、第三実施例は、補強
心材11を複数(図面では3個)の補強板片11
c,……で形成し、上下カバー9,10の対向面
には各補強板片11cを嵌装する係合凹部9
b″,……及び10b″,……を形成した場合であ
る。なお、第二及び第三実施例において、その他
の部分は同じであるので、同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。
なお、前記実施例では、笠木8が手摺子挿入溝
5を有する金台6の上面及び両側面に被覆材7を
被着した場合を示してあるが、必ずしも同じ形態
である必要はなく、例えばT字状あるいは板状の
ものであつてもよい。また、前記実施例は階段用
手摺に本考案のコーナキヤツプを装着した状態を
示しているが、勿論階段用手摺のみに限定される
ものではなく、例えば、第5図に示すようなベラ
ンダや屋上等の手摺や第6図に示すような壁面に
設置される手摺に装着してもよい。
5を有する金台6の上面及び両側面に被覆材7を
被着した場合を示してあるが、必ずしも同じ形態
である必要はなく、例えばT字状あるいは板状の
ものであつてもよい。また、前記実施例は階段用
手摺に本考案のコーナキヤツプを装着した状態を
示しているが、勿論階段用手摺のみに限定される
ものではなく、例えば、第5図に示すようなベラ
ンダや屋上等の手摺や第6図に示すような壁面に
設置される手摺に装着してもよい。
なおこの場合、出隅部のみが図示されている
が、入隅部においても同様であることはいうまで
もない。
が、入隅部においても同様であることはいうまで
もない。
以上の説明から明らかなように、本考案の手摺
笠木のコーナキヤツプによれば、上カバーと下カ
バーとを合成樹脂材料にて形成したので、種々の
形状に成型が可能であり、かつ種々の色彩を付す
ることができるので、笠木と意匠的な調和がとり
やすく、かつ、上下カバーの間に補強心材を装着
したので、設置強度をも十分向上させることがで
きる。
笠木のコーナキヤツプによれば、上カバーと下カ
バーとを合成樹脂材料にて形成したので、種々の
形状に成型が可能であり、かつ種々の色彩を付す
ることができるので、笠木と意匠的な調和がとり
やすく、かつ、上下カバーの間に補強心材を装着
したので、設置強度をも十分向上させることがで
きる。
第1図は本考案のコーナキヤツプを階段用手摺
に使用した場合の斜視図、第2図はこの考案の第
一実施例を示す分解斜視図、第3図及び第4図は
それぞれこの考案の第二及び第三実施例を示す分
解斜視図、第5図及び第6図はそれぞれ別の手摺
にコーナキヤツプを装着した状態を示す斜視図で
ある。 1,2,3……手摺、8……笠木、9……上カ
バー、9a……取り付け凹所、9b,9b′,9
b″……係合凹部、10……下カバー、10a…
…取り付け凹所、10b,10b′,10b″……係
合凹部、11……補強心材、12……固定ねじ
(固定手段)、13……ねじ孔、14……透孔。
に使用した場合の斜視図、第2図はこの考案の第
一実施例を示す分解斜視図、第3図及び第4図は
それぞれこの考案の第二及び第三実施例を示す分
解斜視図、第5図及び第6図はそれぞれ別の手摺
にコーナキヤツプを装着した状態を示す斜視図で
ある。 1,2,3……手摺、8……笠木、9……上カ
バー、9a……取り付け凹所、9b,9b′,9
b″……係合凹部、10……下カバー、10a…
…取り付け凹所、10b,10b′,10b″……係
合凹部、11……補強心材、12……固定ねじ
(固定手段)、13……ねじ孔、14……透孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに略直交して配設される二本の手摺におけ
る笠木の端部を呑み込む取り付け凹所を両端に有
し、固定手段によつて結合される互いに2分割さ
れた合成樹脂製の上カバーと下カバーとを有して
なり、 これら上下カバーの間には、上下カバー裏面に
凹設された係合凹部に係合して装着される補強心
材を設けたことを特徴とする手摺笠木のコーナキ
ヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980153497U JPS6227618Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980153497U JPS6227618Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777541U JPS5777541U (ja) | 1982-05-13 |
JPS6227618Y2 true JPS6227618Y2 (ja) | 1987-07-15 |
Family
ID=29512751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980153497U Expired JPS6227618Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227618Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5766267A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-22 | Naka Tech Lab | Connecting structure of cap wood for handrail |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP1980153497U patent/JPS6227618Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5766267A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-22 | Naka Tech Lab | Connecting structure of cap wood for handrail |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5777541U (ja) | 1982-05-13 |