JPS6227561A - 銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法 - Google Patents
銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法Info
- Publication number
- JPS6227561A JPS6227561A JP16652085A JP16652085A JPS6227561A JP S6227561 A JPS6227561 A JP S6227561A JP 16652085 A JP16652085 A JP 16652085A JP 16652085 A JP16652085 A JP 16652085A JP S6227561 A JPS6227561 A JP S6227561A
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- Japan
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- copper
- layer
- substrate
- base material
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- Pending
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- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は銅又は鉄合金基材の表面に溶射被覆するＮｉ基
又はω基自溶性合金の密着強化方法の技術に関し、連続
鋳造用鋳型、熱間ｐ−ル、メツキラインロール等の熱間
、高負荷高腐食環境下に有効な耐熱耐食耐摩耗性素材を
提供する。
又はω基自溶性合金の密着強化方法の技術に関し、連続
鋳造用鋳型、熱間ｐ−ル、メツキラインロール等の熱間
、高負荷高腐食環境下に有効な耐熱耐食耐摩耗性素材を
提供する。
従来、銅又は鉄合金基材の耐熱、耐摩耗性を改善する方
法として、その基材の表面にＮｉ基、ω基合金を溶射被
覆することによって銅、鉄合金の耐熱、耐摩耗性を改善
する技術が知られている。
法として、その基材の表面にＮｉ基、ω基合金を溶射被
覆することによって銅、鉄合金の耐熱、耐摩耗性を改善
する技術が知られている。
銅又は鉄合金基材にＮｉ基、Ｑ基合金を直接溶射被覆す
るだけでは基材への密着不良の個所が生じて基材全体に
わたって均一な密着力が得られず部分剥離等のトラブル
を誘発しやすいという欠点があった。かかる欠点を解消
すべく本出願人は溶射被覆の下地としてＮｉ基メッキを
施し、その上からＮｉ基、ＣＯ基溶射被覆し、その後全
体を加熱急冷させて各層境界に合金°層を形成させるこ
とによって密着強化する技術を開発した。この加工法で
は密着力を強化するために熱処理が必要であり、１）基
材が熱処理可能な材質に限定される。例えば銅では析出
硬化型のクロム銅などは可能であるが、脱酸銅、銀入り
銅は不可である。２）形状によっては熱処理が不可能な
ものがある。３）熱処理等の加工時間がかかる。等の問
題点があった。
るだけでは基材への密着不良の個所が生じて基材全体に
わたって均一な密着力が得られず部分剥離等のトラブル
を誘発しやすいという欠点があった。かかる欠点を解消
すべく本出願人は溶射被覆の下地としてＮｉ基メッキを
施し、その上からＮｉ基、ＣＯ基溶射被覆し、その後全
体を加熱急冷させて各層境界に合金°層を形成させるこ
とによって密着強化する技術を開発した。この加工法で
は密着力を強化するために熱処理が必要であり、１）基
材が熱処理可能な材質に限定される。例えば銅では析出
硬化型のクロム銅などは可能であるが、脱酸銅、銀入り
銅は不可である。２）形状によっては熱処理が不可能な
ものがある。３）熱処理等の加工時間がかかる。等の問
題点があった。
本発明はかかる問題点を解決した新しい構想の銅又は鉄
合金基材の溶射被覆層の密着強化法を提供せんとするも
のであり、その要旨は銅又は鉄合金基材の表面にＮｉ基
合金のメッキ層を介してＮｉ又はＣｏｊｌ：：自溶性合
金を溶射被覆し、その後レーザービームを照射して瞬時
に大容量の熱を加えて各層を合金化させたことを特徴と
する銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法にある
。
合金基材の溶射被覆層の密着強化法を提供せんとするも
のであり、その要旨は銅又は鉄合金基材の表面にＮｉ基
合金のメッキ層を介してＮｉ又はＣｏｊｌ：：自溶性合
金を溶射被覆し、その後レーザービームを照射して瞬時
に大容量の熱を加えて各層を合金化させたことを特徴と
する銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法にある
。
この発明ではＮｉ基、［Ｆ］基自溶性合金の溶射被覆の
下地としてＮｉ基メッキを基材に施す。このＮｉ基メッ
キ層によってＮｉ基、［Ｆ］基自溶性合金の溶射におけ
る急速冷却凝固にともなって発生する残留応力を抑制す
る。同時にＮｉ基メッキ層を介して上層・ のＮｉ基
、Ｃｏ基自溶性合金層と銅又は鉄合金基材との間に合金
化による密着力を高めることを可能とする。
下地としてＮｉ基メッキを基材に施す。このＮｉ基メッ
キ層によってＮｉ基、［Ｆ］基自溶性合金の溶射におけ
る急速冷却凝固にともなって発生する残留応力を抑制す
る。同時にＮｉ基メッキ層を介して上層・ のＮｉ基
、Ｃｏ基自溶性合金層と銅又は鉄合金基材との間に合金
化による密着力を高めることを可能とする。
次にＮ１基、［Ｆ］基自溶性合金の溶射被覆した後に炭
酸ガスレーザー等の高エネルギーレーザーの照射によっ
て溶射被覆層、Ｎｉ基メッキ層及び基材を基材深くに達
しない程の所要の深さにわたって溶解させ溶射被覆層と
Ｎｉ基メッキ層との間及びＮｉ７．ｔ；メッキ層と基材
との間に厚く強固な合金層を形成して高い密着力を得る
ことができた。基材はその表面近くのみ溶融するのみで
全体を加熱急冷しないので熱的劣化の影響を大巾に抑え
ることができる。
酸ガスレーザー等の高エネルギーレーザーの照射によっ
て溶射被覆層、Ｎｉ基メッキ層及び基材を基材深くに達
しない程の所要の深さにわたって溶解させ溶射被覆層と
Ｎｉ基メッキ層との間及びＮｉ７．ｔ；メッキ層と基材
との間に厚く強固な合金層を形成して高い密着力を得る
ことができた。基材はその表面近くのみ溶融するのみで
全体を加熱急冷しないので熱的劣化の影響を大巾に抑え
ることができる。
鉄鋼連続鋳造用鋳型として表１のＡ、Ｂ、Ｃの三種の基
材、Ｎ１）Ｉｉメッキ、溶Ｑ、を被覆の皮膜（Ｉ′４成
のものを表２のＡ、Ｂ、Ｃのレーザー溶融条件でもって
密着強化加工を施して製造した。そのＡ。
材、Ｎ１）Ｉｉメッキ、溶Ｑ、を被覆の皮膜（Ｉ′４成
のものを表２のＡ、Ｂ、Ｃのレーザー溶融条件でもって
密着強化加工を施して製造した。そのＡ。
Ｂ、Ｃ各鋳型の皮膜硬度、皮膜密着力、耐摩耗性の物性
の試験結果を表３に示す。
の試験結果を表３に示す。
表１ 皮膜構成
表２ レーザー溶融条件
表３ 皮膜物性
※ 皮膜ｆｕｓｉｎｇ−炉中全体加熱と比較した耐摩耗
係数 表３の試験結果から分かるように皮膜硬度は６゜ＯＨｖ
以上で皮膜密着力は２０ｋｇ ／ ｍｆＬ以上を得るこ
とができ大巾に密着力を改善できた。
係数 表３の試験結果から分かるように皮膜硬度は６゜ＯＨｖ
以上で皮膜密着力は２０ｋｇ ／ ｍｆＬ以上を得るこ
とができ大巾に密着力を改善できた。
以上の様に本発明によれば銅又は鉄合金ノ１（材へのＮ
ｉ基、Ｃｏ基の溶射被覆の密着力を数割程向上させ、又
レーザー照射である島で溶は込み深さの制御、加工が容
易でしかも基材の加工による熱的劣化を抑えることがで
きるので、基材材質の選択範囲を著しく拡大することが
できると（・う優れた効果がある。
ｉ基、Ｃｏ基の溶射被覆の密着力を数割程向上させ、又
レーザー照射である島で溶は込み深さの制御、加工が容
易でしかも基材の加工による熱的劣化を抑えることがで
きるので、基材材質の選択範囲を著しく拡大することが
できると（・う優れた効果がある。
Claims (1)
- １）銅又は鉄合金基材の表面にＮｉ基合金のメッキ層を
介してＮｉ又はＣｏ基自溶性合金を溶射被覆し、その後
レーザービームを照射して瞬時に大容量の熱を加えて各
層を合金化させたことを特徴とする銅又は鉄合金基材の
溶射被覆層の密着強化法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16652085A JPS6227561A (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | 銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16652085A JPS6227561A (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | 銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227561A true JPS6227561A (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15832840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16652085A Pending JPS6227561A (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | 銅又は鉄合金基材の溶射被覆層の密着強化法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6227561A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0664349A1 (de) * | 1994-01-25 | 1995-07-26 | DEUTSCHE FORSCHUNGSANSTALT FÜR LUFT- UND RAUMFAHRT e.V. | Verfahren zum Beschichten von Kupferwerkstoffen |
| EP0915184A1 (de) * | 1997-11-06 | 1999-05-12 | Sulzer Innotec Ag | Verfahren zur Herstellung einer keramischen Schicht auf einem metallischen Grundwerkstoff |
| US6326063B1 (en) | 1998-01-29 | 2001-12-04 | Tocalo Co., Ltd. | Method of production of self-fusing alloy spray coating member |
-
1985
- 1985-07-27 JP JP16652085A patent/JPS6227561A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0664349A1 (de) * | 1994-01-25 | 1995-07-26 | DEUTSCHE FORSCHUNGSANSTALT FÜR LUFT- UND RAUMFAHRT e.V. | Verfahren zum Beschichten von Kupferwerkstoffen |
| EP0915184A1 (de) * | 1997-11-06 | 1999-05-12 | Sulzer Innotec Ag | Verfahren zur Herstellung einer keramischen Schicht auf einem metallischen Grundwerkstoff |
| US6221175B1 (en) | 1997-11-06 | 2001-04-24 | Sulzer Innotec Ag | Method for the production of a ceramic layer on a metallic base material |
| US6326063B1 (en) | 1998-01-29 | 2001-12-04 | Tocalo Co., Ltd. | Method of production of self-fusing alloy spray coating member |
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