JPS62275185A - 金属で被覆した炭素繊維摩擦材 - Google Patents
金属で被覆した炭素繊維摩擦材Info
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- JPS62275185A JPS62275185A JP11803686A JP11803686A JPS62275185A JP S62275185 A JPS62275185 A JP S62275185A JP 11803686 A JP11803686 A JP 11803686A JP 11803686 A JP11803686 A JP 11803686A JP S62275185 A JPS62275185 A JP S62275185A
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Landscapes
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は炭素系摩擦材の改良、置体的には金属で被覆し
た炭素繊維摩擦材に関するものである。
た炭素繊維摩擦材に関するものである。
（従来の技術）
炭素繊維を補強材としてピッチをバインダーとした複合
材（Ｃ／Ｃコンポジット）は炭素のもつ優れた耐熱性と
軽さから次世代摩１察材お１の一つとして注目されてい
る。
材（Ｃ／Ｃコンポジット）は炭素のもつ優れた耐熱性と
軽さから次世代摩１察材お１の一つとして注目されてい
る。
かかるＣ／Ｃコンポジットは、従来ＰＡＮ（ポリアクリ
ロニトリル）系、ピッチ系などの炭素繊維を補強繊維と
し、ピッチ、フェノール樹脂初期縮合物等をバインダー
として、熱均衡プレスにより成形したものを、焼成→含
浸→炭素化または黒鉛化の工程順に熱処理して作製され
ている。すなわち一般には上記成形物をまず６００〜７
００°Ｃで炭化して一次焼成を行った後、ざらにピッチ
の含浸と焼成操作を３〜５回繰返して材料の強度を増大
させ、最後に温度１５００°Ｃ以上で最終の熱処理を行
って製品としている。
ロニトリル）系、ピッチ系などの炭素繊維を補強繊維と
し、ピッチ、フェノール樹脂初期縮合物等をバインダー
として、熱均衡プレスにより成形したものを、焼成→含
浸→炭素化または黒鉛化の工程順に熱処理して作製され
ている。すなわち一般には上記成形物をまず６００〜７
００°Ｃで炭化して一次焼成を行った後、ざらにピッチ
の含浸と焼成操作を３〜５回繰返して材料の強度を増大
させ、最後に温度１５００°Ｃ以上で最終の熱処理を行
って製品としている。
しかし上記のＣ／Ｃコンポジットは炭素固有の欠点例え
ば 強度、鉄等の構成材料と接合が困難でしかもコスト
高であるという難点もおり、これを摩擦材に用いる場合
には特別な配慮をした設計が必要となり、実用上程々の
不具合か必る。
ば 強度、鉄等の構成材料と接合が困難でしかもコスト
高であるという難点もおり、これを摩擦材に用いる場合
には特別な配慮をした設計が必要となり、実用上程々の
不具合か必る。
本発明は上記のＣ／Ｃコンポジットのもつ欠点を補うた
めになされたもので、高４荷時の摩隙性能の安定性と耐
摩耗性を改良し、炭素系摩擦材の強度向上を目的とする
ものである。
めになされたもので、高４荷時の摩隙性能の安定性と耐
摩耗性を改良し、炭素系摩擦材の強度向上を目的とする
ものである。
（問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、予め金属の蒸着ないしはメッキを施
した炭素繊維の熱開成形体を還元雰囲気下に焼結してな
ることを特徴とする金属で被覆した炭素繊維摩擦材を提
供するものである。
した炭素繊維の熱開成形体を還元雰囲気下に焼結してな
ることを特徴とする金属で被覆した炭素繊維摩擦材を提
供するものである。
〔作 用）
本発明においては、炭素繊維の短繊維の表面を銅、鉄な
どの金属またはそれらの合金で予め金属化する。この金
属化処理は蒸着ないしはメッキがもっとも好ましいが、
前者の方法では溶射法を用いることも可能である。処理
後の炭素繊維は熱間プレスによって成形し、そのまま最
終の熱処理工程に移す。熱処理は強度の向上を目的とす
るが、熱間成形時に生じた金属の酸化物の還元もこの工
程で行う。したがって還元雰囲気とすることが必要であ
る。
どの金属またはそれらの合金で予め金属化する。この金
属化処理は蒸着ないしはメッキがもっとも好ましいが、
前者の方法では溶射法を用いることも可能である。処理
後の炭素繊維は熱間プレスによって成形し、そのまま最
終の熱処理工程に移す。熱処理は強度の向上を目的とす
るが、熱間成形時に生じた金属の酸化物の還元もこの工
程で行う。したがって還元雰囲気とすることが必要であ
る。
以上の説明からも分るように、本発明によれば炭素繊維
の特性を十分に活用し、その表面に金属の蒸着ないしは
メッキを行うので、従来のＣ／Ｃコンポジットの製作に
必要な一次焼成やピッチ含浸と焼成の繰返しのような煩
雑な操作は不要であり、高能率でコスト的にも安価な摩
擦材を得ることができる。また後述の例にも見られるよ
うに強度が高く、ざらに炭素繊維表面には金属薄膜が蒸
着されているため、銖などの構造材料とも容易に接合で
きるなどの利点がある。
の特性を十分に活用し、その表面に金属の蒸着ないしは
メッキを行うので、従来のＣ／Ｃコンポジットの製作に
必要な一次焼成やピッチ含浸と焼成の繰返しのような煩
雑な操作は不要であり、高能率でコスト的にも安価な摩
擦材を得ることができる。また後述の例にも見られるよ
うに強度が高く、ざらに炭素繊維表面には金属薄膜が蒸
着されているため、銖などの構造材料とも容易に接合で
きるなどの利点がある。
（実 施 例）
以下実施例として本発明による置体的な製造方法と製品
物性について説明する。
物性について説明する。
炭素繊維材料には太さ１０〜１６μ、長さ１〜５順の短
繊維を使用し、膜厚０．２〜１．０μ程度の金属蒸着を
常法に従って行った。
繊維を使用し、膜厚０．２〜１．０μ程度の金属蒸着を
常法に従って行った。
蒸着により金属化した炭素繊維はつぎに、熱間ブレス成
形にかける。成形条件としては、金型温度６００〜８０
０°Ｃ１面圧３００〜８００Ｋｇ／ ｃｔｉ、時間２〜
１０ｍ１ｎが適当であったが、温度は酸化の影響を軽減
するためにはできるだけ低いほうがよく、５００〜６０
０°Ｃの範囲が好ましい。また面圧も繊維の損傷を少な
くするため低面圧が好ましい。ざらに成形時間について
も、蒸着膜厚が薄い場合には加圧時間が比較的長くなる
が、金属の酸化防止の観点からは短いほうがよかった。
形にかける。成形条件としては、金型温度６００〜８０
０°Ｃ１面圧３００〜８００Ｋｇ／ ｃｔｉ、時間２〜
１０ｍ１ｎが適当であったが、温度は酸化の影響を軽減
するためにはできるだけ低いほうがよく、５００〜６０
０°Ｃの範囲が好ましい。また面圧も繊維の損傷を少な
くするため低面圧が好ましい。ざらに成形時間について
も、蒸着膜厚が薄い場合には加圧時間が比較的長くなる
が、金属の酸化防止の観点からは短いほうがよかった。
最終熱処理の焼結は、母材の強度向上と熱間成形時に生
じた酸化物を還元するため、水素などの還元カス中８０
０〜９５０°Ｃて行う。時間はキープ温度で３０〜６０
ｍｉｎが適当であった。以後徐冷し、焼結体が酸化さ
れない程度の温度（３００°Ｃ以下）になってから炉外
に取出す。
じた酸化物を還元するため、水素などの還元カス中８０
０〜９５０°Ｃて行う。時間はキープ温度で３０〜６０
ｍｉｎが適当であった。以後徐冷し、焼結体が酸化さ
れない程度の温度（３００°Ｃ以下）になってから炉外
に取出す。
かくして１ｑられた摩擦材の物性を従来法になるＣ／Ｃ
コンポジットのそれと比較して示せば次表のようになる
。
コンポジットのそれと比較して示せば次表のようになる
。
表
摩耗は１００回×４
の総摩耗で示した。
表から明らかなように、本発明の摩１察材はＣ／Ｃコン
ポジットに比して密度が高く、曲げ強さぁよび耐摩性に
おいて格段にすぐれている。
ポジットに比して密度が高く、曲げ強さぁよび耐摩性に
おいて格段にすぐれている。
（発明の効果〕
本発明にしたがって金属被覆した炭素繊維を焼結法によ
り作製した摩１寮材は、上述のように、従来のＣ／Ｃコ
ンポジットのもつ諸欠点を一掃した画期的な製品で、ブ
レーキその他応用範囲も広く、関連工業に与える影響は
きわめて大なるものがある。
り作製した摩１寮材は、上述のように、従来のＣ／Ｃコ
ンポジットのもつ諸欠点を一掃した画期的な製品で、ブ
レーキその他応用範囲も広く、関連工業に与える影響は
きわめて大なるものがある。
Claims (1)
- （１）予め金属の蒸着ないしメッキを施した炭素繊維の
熱間成形体を還元雰囲気下に焼結してなることを特徴と
する金属で被覆した炭素繊維摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11803686A JPS62275185A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 金属で被覆した炭素繊維摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11803686A JPS62275185A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 金属で被覆した炭素繊維摩擦材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62275185A true JPS62275185A (ja) | 1987-11-30 |
| JPH0588878B2 JPH0588878B2 (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=14726459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11803686A Granted JPS62275185A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 金属で被覆した炭素繊維摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62275185A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3913021A1 (de) * | 1988-04-20 | 1989-11-02 | Tokico Ltd | Bremsen-reibungsmaterial |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP11803686A patent/JPS62275185A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3913021A1 (de) * | 1988-04-20 | 1989-11-02 | Tokico Ltd | Bremsen-reibungsmaterial |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588878B2 (ja) | 1993-12-24 |
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