JPS62273820A - プラスチツク成形装置用複合シリンダ - Google Patents

プラスチツク成形装置用複合シリンダ

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JPS62273820A
JPS62273820A JP61118083A JP11808386A JPS62273820A JP S62273820 A JPS62273820 A JP S62273820A JP 61118083 A JP61118083 A JP 61118083A JP 11808386 A JP11808386 A JP 11808386A JP S62273820 A JPS62273820 A JP S62273820A
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powder
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Asa Shimamoto
嶌本 晁
Hiroshi Takigawa
滝川 博
Masaaki Kotakane
小高根 正昭
Keiichi Hayashida
林田 敬一
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Nippon Koshuha Steel Co Ltd
Kobe Steel Ltd
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Nippon Koshuha Steel Co Ltd
Kobe Steel Ltd
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    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/58Details
    • B29C45/62Barrels or cylinders
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    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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    • B29K2909/02Ceramics
    • B29K2909/04Carbides; Nitrides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明はエポキシ樹脂、ポリアセタール樹脂。
ABS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート、ふっ
素樹脂等のプラスチック材の射出酸形成は押出成形等に
使用される、耐食性及び耐摩耗性の優れたシリンダに関
するものである。
[従来の技術] 上記の様なプラスチック材の射出又は押出成形はかなり
の高温条件下で行なわれる為、一部原料の熱分解は回避
しきれず多少の腐食性ガスが生成することは当然視され
ている内診もある。特に難燃化を期してハロゲン含有化
合物を配合した場合には大量のハロゲン含有ガスが発生
する。その後シリンダ内部は常時腐食環境に曝らされる
こととなり、シリンダには高レベルの耐食性が要求され
る。しかし成形時に負荷される圧力は相当高く、且つ強
度向上の為に配合されることの多い無機質充填材は非常
に高強度である為、シリンダには高レベルの耐摩耗性も
要求される。
この様な要求特性を一応備えたものとして従来はSAC
MやSCM等の窒化シリンダが汎用されており、この素
材は低度で製造が容易であるといった特徴も有している
。しかしながら窒化による硬化層が0.1mm程度と極
めて薄い為、必ずしも十分な耐食性及び耐摩耗性を発揮
しているとは言えない。そこで上記の様な苛酷な使用条
件に耐えるシリンダとして遠心鋳造によるパイメタリッ
クシリンダが開発され、これは従来のシリンダに比べて
格段に優れた性能を有しているところから、需要が急激
に増大して籾ている。ところがこのパイメタリックシリ
ンダにも下記の様な種々の問題点が残されている。
■遠心鋳造法では製法上の制約からライニング合金の融
点に限界があり、1000〜1too℃以下の融点を有
する成分系に限定される。
■遠心鋳造法では耐摩耗性改善の為WC等の高硬度物質
を強化材として添加するが、これらの強化材はマトリッ
クス成分に比べて比重が大ぎい為ライニング層の内部へ
偏析し易く、摺動面となる内周表面側の存在量は極めて
僅かである。
■遠心鋳造工程で溶融した合金は当然のことながらバッ
クメタル(シリンダ本体を構成する鋼材)と接触するが
、合金層にはバックメタルから相当量の鉄分が混入して
くる為期待されφはどの耐食性は得られない。
■小径のシリンダでは十分な遠心力が得られない為、シ
リンダ本体に対するライニング材の接合性を十分に高め
ることがで各ない。
■遠心鋳造工程では母材も1200℃程度の高温に加熱
される為、母材の機械的性質が損なわれることがある。
■遠心鋳造により形成されるライニング合金層は鋳造組
織である為成分偏析が著しく且つ金属間化合物はかなり
粗大化している。その為ライニング層の強度及び靭性は
良好とは言えず、耐食性や耐摩耗性も不均一である。
そこで本出願人は、内周面を一定の成分組成からなる耐
食・耐摩耗性合金で形成してなるプラスチック成形装置
用シリンダを先に提案した(特願昭59−264137
参照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら最近では、プラスチックの強度を向上する
ために無機質充填材(例えばガラス繊維等)の配合量を
増加する傾向にあり、上記出願に開示した合金でも数カ
月程度の使用でシリンダ内面の摩耗量が大きくなり、使
用で包なくなるという欠点があった。
本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであり
、その目的は耐食、耐摩耗性の優れた上記母合金に炭化
タングステン粉粒体を分散させることにより耐摩耗性を
さらに向上させたプラスチック成形装置用複合シリンダ
を提供しようとするものである。
[問題点を解決する為の手段] 本発明に係るプラスチック成形装置用複合シリンダは平
均粒径2〜9μmのWC粉粒体を下記成分組成からなる
100メツシュ通過粒度以下の合金粉粒体に8〜25%
の割合い混合させてなる複合合金で内周面を形成した点
に要旨を有する合金組成 C:0.5〜1.5% S i : 1.0〜2.0% B  :0.5〜2.5% Ni:lG  〜20  % Ct : 20 〜30  % W:10 〜20  % Cu : 0.5〜2.0% 残部:Co及び不可避不純物 [作用] 以下、本発明における構成要件設定の理由を詳細に説明
する。
まずシリンダ内周面の合金組成を定めた理由は下記の通
りである。
WCの平均粒径:2〜9μm WCの粒径が2μmより小さい場合は、WCと母合金と
を混合する際、母合金と母合金粉末の粒子間にWC粒子
が凝集し易く、密度比が下り耐食性が劣化するおそれが
ある。
WCの粒径が9μmより大きい場合は、WC粒子の亀裂
が容易に起こり、その結果微小空孔が発生し密度比が下
り耐食性が劣化するおそれがある。
WCの量:8〜25% WC粒子から8%未満であると耐摩耗性が付与されない
。一方WC粒子が25%を超えるとHIP処理後の焼結
密度が下り、その結果硬度が低下し、耐摩耗性が付与さ
れず且つ密度比が下り耐食性が劣化するおそれがある。
次にシリンダ内周面の合金組成を定めた理由は下記の通
りである。
C: 0.5〜1.5% CはCr及びWと炭化物を形成し耐摩耗性を高めるうえ
で欠くことので台ない元素であり、0.5%未満では上
記の効果が有効に発揮されない。但しCが多過ぎると耐
食性及び靭性が乏しくなるので1.5%以下に抑えなけ
ればならない。
Cのより好ましい含有率は0.8〜1.2%である。
S i : 1.0〜2.0% 本発明に係るシリンダの作製は、例えば後述する如く所
定化学成分の合金溶湯からアトマイズ法によって合金粉
を得た後、熱間静水圧加圧法(HIP)等により所定の
寸法・形状に成形することによって行なわれるが、Sl
はアトマイズ処理時における合金溶浸の流動性を高め粉
末粒径を均一化する為の必須元素であり、1.0%未満
ではこうした効果が有効に発揮されない。しかし多過ぎ
ると靭性に顕著な悪影響を及ぼすので2.0%以下に抑
えなければならない。Stのより好ましい範囲は1.3
〜1.7%である。
B : 0.5〜2.5% BはCrやWと硼化物を形成し耐食性及び耐摩耗性の向
上に寄与すると共にCoマトリックスの硬さを高める作
用があり、これらの作用を有効に発揮させる為には0.
5%以上含有させなければならない。しかし2.5%を
超えると合金の靭性が低下するばかりでなく、合金の融
点が過度に低下しアトマイズ作業及びHIP作業が困難
になる。Bのより好ましい含有率は1.0〜2.0%で
ある。
Ni:10〜20% NiはCoマトリックス中に固溶用し耐食性及び靭性な
高める作用があり、目的達成の為には10%以上含有さ
せなければならない。しかし20%を超えるとCoマト
リックスの硬度が低下し耐摩耗性が悪くなる他、耐硝酸
腐食性も乏しくなる。Niのより好ましい含有率は14
〜18%である。
Cr:20〜30% CrはB及びCと硼化物及び炭化物を形成すると共にC
oマトリックス中に固溶し、耐食性及び耐摩耗性を高め
るうえで不可欠の元素であり、20%未満ではこれらの
効果が有効に発揮されず、特に耐硝酸腐食性が劣悪にな
る。しかし多過ぎると合金の靭性が低くなるので30%
以下に抑えなければならない。
W:10〜20% WはB及びCと硼化物及び炭化物を形成し耐食性及び耐
摩耗性を高める作用があり、10%未満ではそれらの効
果が十分に発揮されない。しかし20%を超えると合金
が過度に硬質化し靭性が劣悪になる。
Cu : 0.5〜2.0% CuはCoマトリックス中に固溶し、特に耐塩酸腐食性
の向上に寄与する。0.5%未満ではその効果が有効に
発揮されず、一方2.0%を超えると合金の靭性が劣悪
になる。
残部成分:Co及び不可避不純物 マトリックス成分として最低限の耐食性及び耐摩耗性を
確保する為、残部成分はCoとする。尚Co或は上記必
須合金成分の配合に伴ない不可避不純物としてP、S、
Fe、Mn、AI等が微量混入してくることがあるが、
これらは何れも不純物量(1,0%程度以下)である限
り格別の悪影響を及ぼすことはない。
こうして得た合金粉末は次いで100メツシュ通過粒度
以下に粒度が調整される。即ち本発明では、以下に詳述
する如くシリンダ本体と内面規制部材によって囲まれる
狭い空間に合金粉末を充填し脱気、HIPによる圧密化
を行なって内面強化層を形成するものであり、100メ
ツシュ通過粒度を超える粗粒物が混入していると前記空
間への充填率を十分に高めることができず、HIP処理
処理圧密不足となって内面強化層の耐摩耗性、耐食性及
び靭性が不足気味となる。殊にArガスアトマイズ法を
適用した場合に生成する100メツシュ通過粒度な超え
る粗粒物中には大籾な空隙を含むものが多数存在し、H
IPによる圧密化が困難でHIP処理後も内面強化層内
に空隙が残存することとなり、満足のいく性能の内面強
化層が得られなくなる。
本発明においてはシリンダの少なくとも内周面側を上記
化学成分の合金で構成するもので、例えばシリンダ全体
を上記合金で形成することもで籾る。しかし該合金でシ
リンダ全体を作製しようとすると、 (a)射出時のシリンダ内圧は2000気圧にも及ぶこ
とがあり、特に靭性不足となる恐れがある、 (b)例えば内径30mn+すのシリンダでも外径は9
0mm+程度と極めて厚肉にしなければならない為、高
価な上記合金だけでシリンダを作製することは得策と言
えない、 (c)上記合金は極めて高強度である為外面側の機械加
工が困難である、 等の難点があるので、最も好ましいのはSCM440、
SNCM439,5US304,5OS316・等の高
強度鋼材をバックメタル(シリンダ本体)とし、その内
周面に前述の耐食・耐摩耗性合金層を形成するのがよい
バックメタルの内周面に上記合金層を形成する方法も本
発明では特に限定されないが、最も一般的なのは粉末冶
金法を利用したHIP法であるので、この方法について
簡単に解説を加える。
まず上記化学成分の合金を真空溶解炉等で溶解し、アト
マイズ装置(通常はArガス使用)を用いて微細な合金
粉末を得る。もっとも合金の粉末化はアトマイズ法に限
定されず、他の方法を採用することも勿論可能である。
この合金粉末を分級して100メツシュ粒度通過以下に
粒度調整し、例えば第6図に示す如く該粉末Pを鋼製バ
ックメタル1とカプセル2の間に万遍なく充填し、適度
の温度(300℃前後)に加温しつつ真空脱気して内部
のガスを完全に除去した後カプセルを真空密封する。次
いでHIP法を適用してバックメタル1の内周面に合金
ライニング層を形成する。この場合の好ましいHI P
IA理条件は下記の通りである。
温   度: 930〜1050℃ 圧  カニ900〜1100気圧 保持時間=  1〜4時間 しかして温度が930℃未満では合金粉末充填層の圧密
化が不十分で且つ拡散接合状態が悪くなり、合金層の靭
性劣化や剥離を生じ易くなる。一方1050℃を超える
とバックメタルの結晶粒が粗大化し機械的性質が悪化す
る傾向が生ずる。また圧力が930気圧未満では圧密化
が不十分となって合金層の靭性が乏しくなり、一方11
00気圧を超えても密度比はそれ以上向上しないので、
経済性を考えれば1100気圧以下に抑えるのがよい。
保持時間が1時間未満では圧密化が不十分で且つ拡散接
合状態も不十分となり、合金層の靭性劣化及び剥離が生
じ易くなる。但し保持時間が長過ぎるとバックメタルの
結晶粒が粗大化して機械的性質に悪影響が現われてくる
ので4時間以内とすべぎである。
[参考例] 参考例1 第1表に示す化学成分の合金を真空銹導溶解炉で溶製し
た後、Arガスアトマイズ法によって粉末(100メツ
シユ全通)とした、この合金粉末を用いて下記の条件で
HIPによる圧密化を行なった後試験片を採取し、次の
性能試験に供した。
<HIP条件〉 温   度: 980℃ 圧  カニ1000気圧 保持時間: 3時間 く耐摩耗性試験〉 上記で得た各合金を用い下記の条件で入超式摩耗試験及
び硬度測定を行なった。結果を第2表に示す。
試験条件 固定試験片二合金N011〜16 回転試験片:SUJ  2  (HRC45)摩擦速度
 : 0.63m / sec摩擦距離 : 400m 最終荷重 : 6.3 Kg 測定雰囲気二室温、乾燥状態 く耐食性試験〉 16a+mすX20−の試験片を20%塩酸、15%硫
酸、10%硝酸の各50℃溶液に24時間浸漬し、腐食
による減量を測定した。
結果を第3表に示す。
く抗折特性試験〉 8IIIlすX100mmの試験片を使用して支点間距
離80■賜にて3点曲げ試験を行ない、破断荷重と最大
たわみ量を測定した。
第1〜4表より次の様に考えることができる。
合金No、14〜16は本発明の規定要件を充足する実
施例であり、耐摩耗性、塩酸、硫酸、硝酸に対する耐食
性、抗折特性の何れにおいても良好な結果が得られてい
る。これに対し合金No、  1〜13は桿定要件の何
れかを欠く比較例であり、何れかの性能に問題がある。
No、1:C量が不足する為耐摩耗性が極めて悪い。
No、2:C量が多過ぎる為耐食性が悪く且つ靭性(最
大たわみ量)も低い。
No、3:Si量が多過ぎる為抗折特性が低い。
No、4:B量が不足する為耐食性、耐摩耗性共に低い
No、5:B量が多過ぎる為靭性が劣悪である。
No、6 : N i量が不足する為耐食性が悪く靭性
もやや乏しい。
No、7 : N i量が多過ぎる為耐摩耗性が悪く、
しかも耐硝酸腐食性が劣悪である。
No、8:Cr量が不足する為耐食性、耐摩耗性共に劣
悪である。
No、9:Cr量が多過ぎる為靭性が低い。
No、10:W量が不足する為耐食性、耐摩耗性共に悪
い。
No、11:W量が多過ぎる為靭性が極めて悪い。
No、12:Cu量が不足する為、特に耐塩酸腐食性が
非常に悪い。
No、13:Cu量が多過ぎる為靭性が低い。
参考例2 C: 1.02%、St:1.61i%、B:1.79
%。
N i : 13.8%、Cr:25.1%、 W 4
11.9%。
Cu : 0.99%、残部Coよりなる0合金100
Kgを真空溶解炉で溶製し、1400℃で鋳型に鋳込ん
で粉末製造用のメルチインダストツクとした。これを再
び真空溶解炉で溶解し、Arガスアトマイズ装置を用い
て微細な合金粉末とした。
この粉末を100メツシユ(147μm)粒度通過以下
に分級し、第6図に示すバックメタル(SCM440)
(内径r2 :3Bmmφ、外径R:115mIIlφ
、長さJ2:950a+m)とカブセル(軟硬:厚さ2
@1.内径rI :23m5+φ)の間に充填し、30
0℃に加熱しながら1OTorrで6時間真空脱気し、
内部のガスを完全に除去した後カプセルを真空密封した
これを960℃、1000気圧、3時間の条件でHIP
成形したところ、合金粉末は100%の密度に固まり、
バックメタルに完全に拡散接合した。この内面なホーニ
ング仕上げに付してカプセルを除去し、また外径を機械
加工仕上げすることにより、耐食性及び耐摩耗性のプラ
スチック成形用の複合シリンダが得られた。
[実施例] 実施例1 第5表に示す化学成分の母合金100Kgを真空誘導溶
解炉で溶製した後、1400℃で鋳型に鋳込み粉末製造
用のメルチインダストツクとした後再び真空溶解炉で溶
製し、Arガスアトマイズ法により合金微細粉末とし、
次いで100メツシユに分級した。この合金微粉末と、
第5表にその配合割合を示すWe粒粉末超硬硬球が半ば
満たされたステンレス製ボールミル中に媒溶剤のメチル
アルコールと共に入れ、約15時間混合・乾燥を行なっ
た後真空加熱乾燥に付した。その後、温度960℃、圧
力1000気圧、保持時間3時間で処理した後、試験片
を採取し以下の性能試験に供した。
く耐摩耗性試験〉 固定試験片二合金番号N001〜17 回転試験片:SUJ  2  (HRC45)摩擦速度
 : 0.83m / see摩擦距離 ; 400r
n 最終荷重 : 6.3 Kg 測定雰囲気二室温、乾燥状態 結果を第1図に示す。
本実施例の比摩擦量はいずれもI X 10−jars
37Kg−m以下であり、第2表と比較しても本実施例
のものがすぐれていることは明らかである。第2図及び
第2表の硬さを比較しても同様である。
く密度測定〉 10+u+φxlosmの試験片を用いアルキメデス法
で測定し密度比を求めた。
結果を第3図に示す。
く耐食性試験〉 16φ×20園−の試験片を20%塩酸、15%硫酸、
10%硝酸の各50℃溶液に24時間浸漬し腐食による
減量を測定した。
結果を第4図に示す。
実施例2 実施例1において第1表に示したNo、 7の合金を用
いて実施例1と同じ条件で混合乾燥後、この合金を第6
図に示すバックメタル(SCM440)(内径r、:3
2mmφ、外径R:120m1Iφ、長さA:950m
m)とカプセル(軟硬:内′ 径r、:20■iφ、厚
さ2mmt)の間に充填し、960℃、1000気圧、
3時間の条件でHIP成形したところ、合金粉末は99
.8%の密度に固まり、バックメタルに完全に拡散接合
し、しかもWC粒子は均一分布している。カプセル除去
後この内面なホーニング加工し、外径を仕上げ加工する
ことにより特願昭59−264137に開示した発明よ
りもさらに耐摩耗性の優れたプラスチック成形用の複合
シリンダが得られた。即ち、実施例2のもの(A)とW
C無添加のもの(B)について耐摩耗性試験を行なった
。実施条件は実施例1の場合と同じとした。結果を第5
図に示す。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、最近のプラスチッ
クの強度向上のため無機質の充填量増加によるシリンダ
内面の耐摩耗性の要求に対し、耐食性に加え耐摩耗性を
従来のシリンダに比べ数倍向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1における耐摩耗性を示す図、
第2図は同硬さを示す図、第3図は同密度比を示す図、
第4図は同耐食性を示す図、第5図は本発明の実施例2
における耐摩耗性を示す図、第6図は内面ライニング法
を示す概略縦断面説明図である。 P・・・合金粉末 1・・・バックメタル(シリンダ本体)2・・・カプセ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 平均粒径2〜9μmのWC粉粒体を下記成分組成からな
    る100メッシュ通過粒度以下の合金粉粒体に8〜25
    重量%(以下単に%)の割合で混合させてなる複合合金
    で内周面を形成したことを特徴とするプラスチック成形
    装置用複合シリンダ。 合金組成 C:0.5〜1.5% Si:1.0〜2.0% B:0.5〜2.5% Ni:10〜20% Cr:20〜30% W:10〜20% Cu:0.5〜2.0% 残部:Co及び不可避物
JP61118083A 1986-05-22 1986-05-22 プラスチツク成形装置用複合シリンダ Withdrawn JPS62273820A (ja)

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