JPS62273094A - 製紙工業におけるスライム処理装置 - Google Patents

製紙工業におけるスライム処理装置

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JPS62273094A
JPS62273094A JP11679686A JP11679686A JPS62273094A JP S62273094 A JPS62273094 A JP S62273094A JP 11679686 A JP11679686 A JP 11679686A JP 11679686 A JP11679686 A JP 11679686A JP S62273094 A JPS62273094 A JP S62273094A
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JP
Japan
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slime
ultraviolet
ultraviolet sterilizing
sterilizing lamps
white liquor
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Takashi Kato
孝 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、製紙工業におけるスライム処理装置に係り、
製紙工場での例えば白水のように夾雑物を含んだ純度の
低い液中のスライムを処理する装置に関する。
(従来の技術) 製紙工業において、大きな問題として白水中に含まれる
スライムの問題があり、このスライムの問題は、季部的
変動は当然ながら設備や、水n、バルブ繊維および填料
等の原料により異なるが、品質の低下、製造時間の損失
、′!fR置の能率の低下、原料(熱、薬品、填料、バ
ルブ、水)の損失など極めて大きな損失となって現われ
る。
このスライムは、細菌、藻類などの微生物や、それらの
死骸を含む種々の有機物粒子が主として生物学的作用に
よって結合した集合体であり、そして、製紙工場で発生
する微生物は、はとんどが隠花植物で、スライム形成菌
としては、分裂菌(バクテリア類)、かび類が多く、酵
母菌類、藻類がそれに続き、白水中には少なくても数種
類、多い場合には20種類近い種類の微生物が含まれ、
それら微生物によってスライムが生成される。
従って、スライムの発住原囚となっている白水中の微生
物の発生を抑制すれば、スライムによる問題を除去する
ことができ、従来、それら微生物を殺菌するのに、種々
のスライムコントロール薬剤を白水中に添加していた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来、スライムの発少原囚となっている微生物を殺菌す
るのに、薬剤を使用しているが、人体に有害で公害問題
を生じ、薬剤添加後に白水が化学的変化したり、さらに
、微生物によってはその効果に差異があり、短時間では
殺菌効果が無かったり、長詩間連続添加の必要があった
り、しかも、菌の種類によっては薬剤に対する耐性を生
じることがあり、薬剤の選定、添加濃度の選定が困難で
あった。
なお、細菌を殺菌する方法として、253゜7nm(1
0人)の短波長の紫外線いわゆる殺菌線と呼ばれている
光線を放射する紫外線殺菌ランプを使用して、製薬およ
び食品工場の生産用水、病院用水、水産用水、純水など
の細菌を殺菌することが知られている。しかし、菌によ
っては多量の紫外線が照射されないと死滅しないものが
あるので、紫外線の透過度との関係もあって純度の高い
液体にその利用が限られており、製紙:[場における白
水のように夾雑物を含んだ純度の低い液体の場合には利
用できなかった。
・本発明は上述のような問題点に鑑みなされたもので、
スライムの発生原因となっている微生物を確実に′j!
2菌できる製紙工業におけるスライム処理装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の製紙工業におけるスライム処1!I!装置は、
流入口4および流出口5を備えた処理容器2と、この処
理容器2内に配置された複数の紫外線9、菌ランプ13
と、処理容器2内に流入した液体を紫外線殺菌ランプ1
3に沿って流す整流体14とを備え°たものである。
(作用) 本発明の製紙工業におけるスライム処理装置は、処理容
器2内で複数の紫外線殺菌ランプ13に沿って白水等の
液体を流すことにより、その液体に紫外線を効果的に照
射して液体中の微生物を死滅させ、スライムの生成を防
止したものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。
第1図において、1はスライム処理装置で、このスライ
ム処理装置1は、円筒状で横長に設けられた処理容器2
を有し、この処理容器2は、その両端近傍の下面に内部
の処理室3に連通ずる流入口4および流出口5が設けら
れ、そして、両端開口部をそれぞれ側板6,7で閉塞さ
れるとともに、開口部の周縁部に嵌合して蓋体8,9が
取外し可能に固定されている。
側板6には、複数の4通孔10が設けられて、この各負
通孔10の外側にランプソケット11が配設され、さら
に、側板7の内面に各ランプソケット11に対向してラ
ンプ受12が配設され、そして、その各ランプソケツ1
〜11に直管形の紫外線殺菌ランプ13が接続されると
ともに、紫外線殺菌ランプ13の先端がランプ受12に
嵌合されて、複数の紫外線殺菌ランプ13が処理容器2
の処理室3内に横方向に沿って配列されている。この紫
外線殺菌ランプ13は、253.7nm(10人)の短
波長の紫外線を放射する。
処理容器2の処理室3内には、処理室3に流入した液体
を紫外線殺菌ランプ13に沿って流す整流体14が設け
られ、この整流体14は、第1処理室15と第2処理室
16とに区画し流入口4から流入した液体を上方に導く
第1v流板14aと、第2処理室16と第3処理室17
とに区画し第1処理室15から流入する液体を第1整流
板14aとともに下方に導く第2整流板14bと、第3
処理室17と第4処理室18とに区画し第2処理室16
から流入する液体を第2整流板14bとともに上方に導
き、さらに、第3処理室17から流入する液体を下方の
流出口5に導く第3整流板14cとから構成されている
次に、本実施例の作用を説明する。
スライム処理装置1は製紙工場における白水の各種工程
の系統中に配置し、そして、紫外線殺菌ランプ13の点
灯状態で、流入口4から処Fl!室3内に流入した白水
は、整流体14によって第1処理室15から第4処理室
18に渡って複数の紫外線殺菌ランプ13を横切って流
され、流出口5から流出する。この処理室3内を流れる
間に、紫外線殺菌ランプ13による紫外線の照射によっ
て白水中の微生物は死滅され、従って、スライムの生成
を防止することができる。
この紫外線殺菌ランプ13による紫外線の照射は、全て
の微生物に対して有効的に働いて死滅させることができ
るが、微生物の種類により照射する紫外l511mが異
なり、例えば大腸菌は5500μW、−5ec/iX酵
母菌類は40000μw−SeC/ci、かび(黒色胞
子)の場合は396000μW −3e C/ ci等
の殺菌線mが必要で、従って、これらの微生物を死滅さ
せるに必要な紫外11工を照射さ仕ることにより微生物
を完全に死滅させて、スライムの生成を防止することが
できる。この紫外線通は、紫外線殺菌ランプ13の出力
、処理室3内に占める紫外線殺菌ランプ13の数、処理
室3内を流れる白水の流速や整流体14の整流作用によ
る照射時間等によって調整できる。
なお、紫外線の照射によって、菌に耐性が生じたり、白
水が化学的変化を生じたりすることはなく、しかも、従
来のように人体に有害な薬剤が白水中に含まれず公害問
題が発生しない。またざらに、スライム処理装置1の配
置後は紫外線殺菌ランプ13を点灯させる電力だけでよ
いのでランニングコストが安く経済的である。
また、スライム処理装置1は、製紙工場の処理工程のビ
ータ−、ジョルダン、リフラー、チェスト、ワイヤー下
等の系統中に配置するが、リフラー、フローボックス等
の比較的バルブ濃度の低い系統中に配設してもよい。
また、第2図に示すように、処理容器2の一端の上下部
に流入口4および流出口5を設け、さらに、処理室3を
上部処理室19と下部処理室20とに区画し流入口4か
ら流入した液体を上部処理室19の他端方向に導くとと
もに、上部処理室19から流入する液体を流出口5に導
くように整流体14を設け、流入口4から処理室3に流
入した液体を整流体14によって、複数の紫外線殺菌ラ
ンプ13に沿って流して紫外線を照射するようにしても
よい。
また、第3図に示すように、処理容器2の両端開口部を
閉塞する側板6,7の内側にランプ受12およびランプ
ソケット11を取付けて側板6,7の内側間に複数の紫
外線殺菌ランプ13を配列するとともに、その紫外線殺
菌ランプ13間に両側板6゜7の外側に貫通開口し紫外
線が透過可能とする透明樹脂製の複数のバイブ21を配
列し、また、一方の側板7の蓋体9の内部に環状の仕切
体22によって内周部に流入口4および中央部のバイブ
21に連通ずる流入雫23を設けるとともに、外周部に
流出口5および外周部のバイブ21に連通ずる流出室2
4を設け、他方の側板6の蓋体8の内部に全てのバイブ
21が連通ずる還流室25を設け、そして、流入口4か
ら流入空23に流入した液体が中央部のバイブ21内を
流通して2流室25に流れ込み、この還流室25から外
周部のバイブ21内を流通し流出室24を経て流出口5
に導かれ、そのパイプ21内を流通する間に紫外線が照
射されるようにしてもよく、この場合、複数のバイブ2
1が複数の紫外線殺菌ランプ13に沿って液体を流す整
流体14として構成される。なお、蓋体8,9は、バイ
ブ21内や還流室25、流入至23および流出室24の
掃除のために処理容器2に対して取外し可能に設ける。
〔発明の効果〕
本発明によれば、処理容器内で複数の紫外線殺菌ランプ
に沿って白水等の液体を流すことにより、その液体に紫
外線を効果的に照射して液体中の微生物を死滅させるこ
とができ、スライムの生成を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製紙工業におけるスライム処理装置の
一実施例を示す縦断面図、第2図および第3図はそれぞ
れ本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 2・・処理容器、4・・流入口、5・・流出口、13・
・紫外線殺菌ランプ、14・・整流体。 ”〜 序3画

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流入口および流出口を備えた処理容器と、この処
    理容器内に配置された複数の紫外線殺菌ランプと、処理
    容器内に流入した液体を紫外線殺菌ランプに沿つて流す
    整流体とを備えたことを特徴とする製紙工業におけるス
    ライム処理装置。
JP11679686A 1986-05-21 1986-05-21 製紙工業におけるスライム処理装置 Pending JPS62273094A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05212378A (ja) * 1992-02-05 1993-08-24 Toshiba Corp 混合流板を付設した紫外線照射装置
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JPS4842101A (ja) * 1971-10-08 1973-06-19

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