JPS62272776A - テレビジヨン受信機における画面切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （技術分野） 本発明は、親画面と子画面とを映像表示させるための親
画面表示部分と子画面表示部分とを有するＣＲＴを備え
たテレビジョン受信機に備えられるものであって、特に
親画面表示部分に表示されている親画面と子画面表示部
分に表示されている子画面とを切換表示することに関す
る。

（従来技術） 第４図、第５図および第６図はこのようなテレビジョン
受信機の各表示状態におけるＣ　ＲＴの各正面図である
。第５図に示すようにそのＣｒ（ｉ”１０は、親画面表
示部分１０ａと子画面表示部分ｌＯｂとを有する。各表
示部分１０ａ、ＩＯｂには、親画面（図例では富士山）
と子画面（図例では花）とが各別に表示できるようにな
っている。これらは、親画面と子画面とに対する映像信
号に応じてそれぞれの画面に第５図のようにして映像が
表示されるものである。

また、第４図に示すＣＲＴ　Ｉ　Ｏには、親画面として
選択された映像信号に対応した通常の一画面のみの映像
が表示されている。

ところで、従来のこの種の画面切換装置を備えているテ
レビジョン受像機には、視聴すべきテレビジョン放送番
組をタイマー予約することができるようにしたものがあ
る。即ち、このタイマー予約は、視聴を希望するテレビ
ジョン放送番組の放送時間帯にタイマー設定しておくと
、その放送時間帯の到来と同時にテレビジョン受像機が
自動的にその放送番組にセットされて作動するようにな
っている。

ところが、このようなタイマー予約付きのテレビジョン
受像機の場合では、タイマー予約しておくと次のような
問題点があった。即ち、そのタイマー予約によるタイマ
ー設定時刻到来前に、第４図や第５図の親画面や子画面
の映像を表示させている。この場合の映像ソースの１つ
がヂューナなどであったとする。そうすると、タイマー
予約によるタイマー設定時刻が到来すると、ＣＲＴ　１
０の第４図や第５図のような表示画面から、第６図のよ
うなタイマー予約による表示画面（図例では車）に切替
わってしまう。このように表示画面が切替わってしまう
と、タイマー設定時刻到来前の映像画面を視聴すること
ができなくなる。もち論、このような場合は、タイマー
予約の放送番組の視聴を中止して第４図や第５図の映像
画面の視聴に切替えるとよいが、このようなことは、そ
れまでの映像画面の内容の連続性が失われてしまうので
、視聴者にとり都合が悪い。

また、タイマー設定時刻到来前の映像画面を視聴できな
くなったり、あるいは視聴できるようにしてもその映像
画面の連続性が喪失されるという不都合に加えて、次の
問題点もある。即ち、タイマー設定時刻が到来すると、
映像画面がタイマー予約した放送番組に切替わるのであ
るが、タイマー予約したことを視聴者が忘れていたり、
あるいは別の視聴者がタイマー予約していたなどの場合
は、急に映像画面がタイマー予約した放送番組の映像画
面に切替わってしまうので、この場合は、テレビジョン
受像機がタイマー予約されていたことを知らせることが
できれば、都合がよい。

（発明の目的） 本発明は、」二連の事情に鑑みてなされたものであって
、タイマー設定時刻到来前に親画面や子画面に表示され
ていた映像画面と、タイマー設定時刻到来後の映像画面
とをＣｒｊＴ上に表示させるようにすることにより前記
問題点の解消を図ることを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、このような目的を達成するため、親画面と子
画面とを映像表示させるための親画面表示部分と子画面
表示部分とを有するＣＲＴと、それぞれが第１および第
２の映像信号ソースとなる第１．第２チューナと、 それぞれが前記第１．第２チューナからの各ヂャンネル
信号を処理してそれぞれ第１．第２映像信号を出力する
第１．第２中間周波処理回路と、映像ソース切換信号に
応答して、前記各中間周波処理回路からそれぞれ与えら
れる第１．第２映像信号を切り換えて個別に出力する映
像ソース切換スイッチと・ 前記映像ソース切換スイッチから個別に出力される各映
像信号を処理してこれらを親画面用映像信号と子画面用
映像信号としてそれぞれ出力する親画面映像信号処理回
路と子画面映像信号処理回路と、 前記両映像信号処理回路からの親画面用と子画市川の各
映像信号を合成して前記ＣＲＴに出力する合成回路と、 予め設定された時刻が到来したときにタイマー制御信号
を出力するタイマー制御回路と、制御指示信号と前記タ
イマー制御信号とに応答して映像ソース切換信号と子画
面切換信号とを出力する制御部と、 前記子画面切換信号に応答して前記子画面映像信号処理
回路と前記合成回路との接続を遮断する子画面切換スイ
ッチとを含むことを特徴とするものである。

（実施例） 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例に係るテレビジョン受
信機における画面切換装置の回路ブロック図である。操
作部４を操作することにより制御部５およびタイマー制
御部１２には、該操作部４から制御指示信号が与えられ
る。タイマー制御部１２は、予め設定された時刻（タイ
マー設定時刻）が到来すると、制御部５に対してタイマ
ー制御信号を与える。制御部５は、操作部４およびタイ
マー制御部１２それぞれから与えられた制御指示信号お
よびタイマー制御信号とに応答して映像ソース切換信号
とメイン制御選局信号とザブ制御選局信号とを出力する
。

操作部４はまた、操作に対応する受信チャンネルの操作
選局信号およびザブ操作選局信号を出す。

以下、第１の映像信号ソースとなる第１のチューナをメ
インチューナ２、第２の映像信号ソースとなる第２のチ
ューナをサブチューナ１３とする。

メインチューナ２およびサブチューナ１３は、操作部４
から与えられる操作選局信号、ザブ操作選局信号または
制御部５から与えられる制御選局信号、ザブ制御選局信
号に対応してアンテナ１から得られるＶ　ＨＦ、　Ｕ　
ＨＦの各信号の中から、そのチャンネルの信号を選択し
て出力する。以下、第１の中間周波回路をメイン中間周
波処理回路３、第２の中間周波回路をサブ中間周波処理
回路１４とする。メイン中間周波処理回路３とザブ中間
周波処理回路１４とは、前記各チャンネル信号を処理し
てこれを映像信号としてそれぞれ出力する。

６は、制御部５からの映像ソース切換信号に応答して切
り換え動作させられる映像ソース切換スイッチであり、
この映像ソース切換信号により各映像信号を切り換えて
個別に出力するようになっている。この映像ソース切換
スイッチ６は、２つのスイッチ部６１．６２からなり、
一方のスイッチ部６１は第１共通接点ａと２つの個別接
点す、ｃとを備え、また他方のスイッチ部６２も同じく
第２共通接点ｄと２つの個別接点ｅ、ｆとを備える。そ
して、第１共通接点ａには、ザブ中間周波処理回路１４
からのザブ映像信号が与えられる。第２共通接点ｄには
、メイン中間周波処理回路３からのメイン映像信号が与
えられる。

７．８は、映像ソース切換スイッチ６から個別に出力さ
れる各映像信号を処理してこれらを親画面用映像信号と
子画面用映像信号としてそれぞれ出力する親画面映像信
号処理回路と子画面映像信号処理回路、９は、両映像信
号処理回路７．８からの親画面用と子画面用の映像信号
とをＲＧＢ合合一 ８してカラーＣＲＴ　Ｉ　Ｏに出力するＲＧＢ合成回路
である。このカラーＣＲＴ　Ｉ　Ｏは、第５図に示すよ
うに親画面と子画面とを映像表示させるための親画面表
示部分１０ａと子画面表示部分１０ｂとを有する。１１
は、制御部５からの子画面切換信号に応答して子画面映
像信号処理回路８と合成回路９との接続を遮断する子画
面切換スイッチである。

第２図は、本発明の実施例の要部である制御部５とタイ
マー制御部１２との具体的ブロック図である。制御部５
は、種々の動作・判断をする中央制御回路１５、タイマ
ー予約情報などを記憶するメモリＩ８、外部信号である
制御指示信号とタイマー制御信号とを受ける入力インタ
ーフェース１７、および中央制御回路１５が出力する信
号である（メイン）（サブ）制御選局信号と映像ソース
切換信号と子画面切換信号とを外部へ出力する出力イン
ターフェース１６からなっている。

タイマー制御部Ｉ２は水晶発振子による高精度な発振器
１９、発振器１９出力により動作するカウンタ２２、入
力インターフェース２１、および出力インターフェース
２０からなっている。カウンタ２２は、操作部４がらの
制御指示信号によりカウント初期値を設定され、発振器
１９がらの基準クロックによりダウンカウントする。カ
ウント数がゼロ、即ち、タイマー設定時刻が到来すると
、出力インターフェース２０を通じてタイマー制御信号
を制御部５に出力する。

制御部５は、このタイマー制御信号を、入力インターフ
ェース１７を介して受けることによって、設定時刻にな
ったことを判断することが可能となる。中央制御回路Ｉ
５は入力インターフェース１７を通して制御指示信号と
タイマー制御信号とを受け、その制御内容に対した判断
を行う。例えば、メモリ１８に予め記憶されていたチャ
ンネル情報を読み出し、メインチューナを選局するメイ
ン制御選局信号、サブヂ、−すを選局するザブ制御選局
信号、親子画面関係を制御する映像ソース切換信号、子
画面を表示させる子画面切換信号を出力インターフェー
ス１６を通して出力する。

次に動作を第３図を参照して説明する。

（Ａ）例えば、現在、成るテレビジョンのＡチャンネル
（ＴＶのＡ　ｃｈ）のみをメインチューナ２で第３図（
ａ）のように視聴しており、かつ、成る時刻Ｔをタイマ
ー設定時刻としてサブチューナ１３で他のＢチャンネル
（ＴＶザブＢ　ｃｈ）をタイマー予約したと仮定する。

操作部４からはそれに関する情報が、メインチューナ２
、制御部５、タイマー制御部１２に与えられる。即ち、
操作部４から出力される制御指示信号は、タイマー制御
部１２に対してはタイマー設定時刻についての時間情報
を与え、また、制御部５に対しては現在Ａチャンネルを
受信しており、かつメモリ１８に受信チャンネル情報と
してザブチューナＩ３のＢチャンネルの条件を記憶させ
る。

制御部５は、その制御指示信号により、この信号に対応
した各信号を出力する。この場合、現在、メイン制御選
局信号はＡチャンネルを選局、映像ソース切換信号は映
像ソース切換スイッチ６の端子ａ、Ｃ間、端子ｄ、ｆ間
をオン（導通）にして、メインチューナ２の選局情報を
親画面として切換えている。また、子画面切換信号は子
画面切換スイッチ１１の端子り、ｇ間をオフ（非導通）
にして子画面を表示させていない状態である。

この状態で、タイマー設定時刻が到来すると、タイマー
制御部１２からタイマー制御信号が制御部５に与えられ
る。これにより、制御部５はメモリ１８に記憶されてい
るＢチャンネル情報を読み出し、これに対応するザブ制
御選局信号をサブチューナ１３に与えるとともに、それ
に対応する各信号を外部に出力する。この場合の現モー
ドでは子画面切換スイッチＩＩをオンにしてサブチュー
ナＩ３のＢチヤンネルを子画面として表示させる。

この表示状態は、第３図（ａ′）である。即ち、（、Ｒ
Ｔ　Ｉ　Ｏの表示状態は、第３図（ａ）から第３図（ａ
′）の状態に変化したことになる。したがって、タイマ
ー設定時刻到来前に視聴していた第３図（ａ）のＡチヤ
ンネルの表示画面は、第３図（ａ′）のように親画面に
表示され、またタイマー予約したＢチャンネルの表示画
面は、第３図（ａ′）の子画面＝１２− に表示される。その結果、設定時刻到来前のテレビジョ
ン放送番組のＡチヤンネルの視聴を継続することができ
、かつタイマー予約したＢチヤンネルの内容を視聴する
ことができる。また、これと同時に、タイマー設定時刻
到来を視聴者は知ることができる。

（Ｂ）設定時刻到来前の視聴状態が第３図（ｂ）の場合
について説明する。この状態は、親画面でテレビジョン
のＡチャンネルを、また子画面で任意のテレビサブヂャ
ンネル（ＴＶザブｃｈ）をそれぞれ視聴していた場合で
ある。メインチューナ２はＡチヤンネルを選局し、サブ
チューナ１３は任意のサブチャンネルを選局し、制御部
５がらの信号により映像ソース切換スイッチ６の端子ａ
、ｃ間、端子ｄＪ間、子画面切換スイッチ１１の端子り
、ｇ間がいずれもオンになっているとともに、メモリ１
８にはタイマー予約されているＢチャンネル情報が記憶
されている。

タイマー予約設定時刻Ｔが到来すると、タイマー制御信
号がタイマー制御部１２により出力され、制御部５は映
像ソース切換信号を出力し、これにより映像ソース切換
スイッチ６の端子ａ、ｂ間、端子ｄ、ｅ間をオンにする
とともに、チューナ２には以前のＡチャンネルの制御選
局信号を、またザブチューナ１３にはＢチャンネルを選
局するだめのサブ制御選局信号をＩｔえる。これにより
、子画面側に切り換えられたメインチューナ２からはΔ
チャンネル信号が、また親画面側に切り換えられたサブ
チューナ１３からはＢチャンネル信号が出力されること
になるから、ＣＲＴＩＯ上の表示は第３図（ａ）の表示
状態から第３図（ａ′）の表示状態に変化する。したが
って、この表示状態の変化により、Ａチャンネルのテレ
ビジョン放送番組の情報を失なうことなく、タイマー予
約によるＢチャンネルに対応した放送を受信できるとと
もにタイマー予約設定時刻到来を知ることができる。

（Ｃ）設定時刻到来前の視聴状態が第３図（ｃ）の場合
について説明する。この状態は、親画面として任意のＴ
Ｖサブｃｈを視聴している場合である。この状態は映像
ソース切換スイッチ６の端子ａ、ｂ間、ｄ、ｅ間がオン
に、また子画面切換スイッチ１１の端子り１ｇ間がオフ
になっている。タイマー予約は、時刻Ｔ　１．：　Ａチ
ャンネルが受信されるようにしたとする。したがって、
予約時刻Ｔになると、タイマー制御部１２、制御部５が
前記と同様にして作動し、メインチューナ２をＡチヤン
ネルに選局し、サブチューナＩ３はそのまま任意のＴＶ
サブｃｈに選局し、子画面切換スイッチ１１の端子ｇ、
ｈ間をオンにする。そうすると、予約時刻Ｔでは、ＣＲ
ＴＩＯの表示状態は、第３図（ｃ）から第３図（Ｃ′）
のように変化する。これにより、親画面側で以前の任意
ＴＶサブｃｈの視聴しながら、Ａチャンネルの情報を子
画面側に表示して視聴することができる。

（Ｄ）設定時刻到来前の視聴状態が第３図（ｄ）の場合
について説明する。この状態は親画面に任意のＴＶサブ
ｃｈが、子画面にＡチャンネルをそれぞれ視聴している
状態であり、映像ソース切換スイッチ６の端子ａ、Ｃ間
、端子ｄ、ｆ間、子画面切換スイッチ１１の端子ｇ、ｈ
間がいずれもオンになっている。

予約時刻はＴであり、予約の受信ヂャンネルはＢチャン
ネルである。予約時刻Ｔが到来すると、タイマー制御部
１２、制御部５が動作し、メインチューナ２がＢチャン
ネルを選局し、映像ソース切換スイッチ６の端子ａ、ｂ
間、端子ｄ、ｅ間をオンにする。

したがって、ＣＲＴ　１０の表示状態は、第３図（ｄ）
から第３図（ｄ′）のように変化する。これにより、Ｔ
Ｖサブｃｈを子画面側に、またＢチャンネルを親画面で
予約情報として知ることができる。

（発明の効果） 以上のように、本発明によれば、前記構成を有するので
、予約時刻が到来しても、タイマー設定時刻到来前に親
画面や子画面に表示されていた映像画面と、タイマー設
定時刻到来後の映像画面とをＣＲＴ上に表示させるよう
にすることができるようになった。したがって、予約時
刻到来によりそれまで視聴していた映像画面を継続して
表示することができるとともにその予約時刻到来はＣＲ
Ｔ上の表示画面の変化により知ることができるので、前
述の問題点が解消される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るテレビジョン受信機の画
面切換装置の回路ブロック図、第２図は第１図装置の要
部回路の具体的回路ブロック図、第３図は実施例装置の
動作説明のためのＣＲＴの正面図、第４図は親画面のみ
を表示しているＣＲＴの正面図、第５図は親画面と子画
面とを表示しているＣＲＴの正面図、第６図はタイマー
予約による設定時刻が到来したときの表示状態を示すＣ
ＲＴの正面図である。 各図中、符号２はメインチューナ、５は制御部、６は映
像ソース切換スイッチ、７は親画面映像信号処理回路、
８は子画面映像信号処理回路、９は合成回路、ｌＯはカ
ラーＣＲＴ、１１は子画面切換スイッチ、１２はタイマ
ー制御部、Ｉ３はサブチューナ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）親画面と子画面とを映像表示させるための親画面
   表示部分と子画面表示部分とを有するＣＲＴと、 それぞれが第１および第２の映像信号ソースとなる第１
   、第２チューナと、 それぞれが前記第１、第２チューナからの各チャンネル
   信号を処理してそれぞれ第１、第２映像信号を出力する
   第１、第２中間周波処理回路と、映像ソース切換信号に
   応答して、前記各中間周波処理回路からそれぞれ与えら
   れる第１、第２映像信号を切り換えて個別に出力する映
   像ソース切換スイッチと、 前記映像ソース切換スイッチから個別に出力される各映
   像信号を処理してこれらを親画面用映像信号と子画面用
   映像信号としてそれぞれ出力する親画面映像信号処理回
   路と子画面映像信号処理回路と、 前記両映像信号処理回路からの親画面用と子画面用の各
   映像信号を合成して前記ＣＲＴに出力する合成回路と、 予め設定された時刻が到来したときにタイマー制御信号
   を出力するタイマー制御回路と、 制御指示信号と前記タイマー制御信号とに応答して映像
   ソース切換信号と子画面切換信号とを出力する制御部と
   、 前記子画面切換信号に応答して前記子画面映像信号処理
   回路と前記合成回路との接続を遮断する子画面切換スイ
   ッチとを含むことを特徴とするテレビジョン受信機にお
   ける画面切換装置。