JPS62271674A - 回転軸冷却装置 - Google Patents

回転軸冷却装置

Info

Publication number
JPS62271674A
JPS62271674A JP61115348A JP11534886A JPS62271674A JP S62271674 A JPS62271674 A JP S62271674A JP 61115348 A JP61115348 A JP 61115348A JP 11534886 A JP11534886 A JP 11534886A JP S62271674 A JPS62271674 A JP S62271674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
cooling liquid
spiral groove
cooling
coolant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61115348A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Kikuchi
菊池 俊秀
Keiichi Kimura
景一 木村
Seiji Hirai
平井 聖児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP61115348A priority Critical patent/JPS62271674A/ja
Publication of JPS62271674A publication Critical patent/JPS62271674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は加工装置の高速回転する回転軸(以後、スピン
ドルと呼ぶ)の冷却装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、スピンドルを用いた切削、研磨等の加工を行う加
工装置においては、スピンドルやモータ等の冷却を行う
場合に、それらをケーシングしているケースを外部から
冷却することにより間接的に行っていた。
(発明の解決しようとする問題点) 例えば、エアースピンドルを用いた加工装置などでは、
スピンドルの高速回転により、スピンドルが空気を剪断
する際に発生する熱がスピンドルを加熱し、この加熱を
防止する為にケース外部から冷却を行うが、熱伝導率の
低い空気を介して行う為に冷却が効果的に行われないと
言う欠点があった。その結果、高速回転するスピンドル
等を間接的に冷却する方法では、充分に冷却することは
難しく、その為にスピンドルの熱膨張により(例えば、
軸方向に伸びたり)加工精度が低下したり、スピンドル
やモータ等の温度を一定に保つために冷却制御が難しく
なったりするという問題点があった。
本発明は、加工精度低下の防止、高速回転する回転軸の
熱膨張の防止、及び回転軸の冷却制御を安定させること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、高速回転する回転軸1を中空軸に形成する
と共に、冷却液を一方向に流す手段(例えば、螺旋溝4
)を該中空軸に形成した。
(作用) 本発明では、冷却液を一方向に流す手段を中空軸の内面
に形成したので、その手段に沿って冷却液の循環がスム
ースになり、冷却が確実に行われ軸の熱膨張を防止でき
、更に冷却制御も安定して行える。
(実施例) 第1図乃至第4図は本発明の実施例であり、第1図は加
工装置の縦型スピンドル部の断面図、第2図は該スピン
ドル部の中空部の断面図、第3図(a)は該スピンドル
部の冷却液の供給部の拡大横断面図(第3図(b)の矢
視A−A断面図)、第3図(b)は該スピンドル部の冷
却液の供給部の拡大縦断面図、第4図(a)及び第4図
(b)は該供給部の別の例を示す横断面図を示す。
第1図において、切削、研磨等の加工に使用される加工
装置のエアースピンドルは、スピンドルlとケーシング
2との間にエアーを介在させ、エアースピンドル本体に
設けられたモータ(電磁石7、永久磁石8から成る)に
よりスピンドルlを高速回転させ、その先端側の工具取
り付は部1)に取り付けられた不図示の工具を高速回転
させるように構成されている。このエアースピンドルは
、その内部のモータ側に非接触型液体供給装置5を有し
、また装置外部に露出する工具取り付は部ll側に非接
触型液体排出装置6を有し、この供給装置5と排出装置
6とは、管10により接続され、その管10内を介して
不図示のポンプにより冷却液が循環するように成ってい
る。このスピンドル1は、工具取り付は部ll側に大口
径の第一中空部1cを、又モータ側に第一中空部1cに
連通した小口径の第二中空部ldを有している。この第
一中空部1cには、軸方向に伸びた螺旋溝4が形成され
、またこの第二中空部1dには、テーパを有する管3が
嵌め込まれている。
この加工装置のエアースピンドルは、縦型である為に、
冷却液がスピンドルl内を循環し易いように第2図の如
く形成されている。第2図において、非接触型液体供給
装置5側から延びる第二中空部1dには、テーパ(第一
中空部側から角度を有したテーパ)を有する管3が嵌め
込まれており、スピンドル1の高速回転により遠心力で
冷却液が第二中空部1dの内壁面を伝わって下方へスム
ースに流れ、第一中空部ICへ導かれる。第一中空部1
cの内壁に形成された螺旋溝4がその回転により冷却液
を下方へ導(ように成っているので、第一中空部ICに
導かれた冷却液は、スピンドルl内部での滞留時間が短
く、効率良く冷却できる。
そして、この冷却液は、スピンドルlの工具取り付は部
ll側に形成された複数の冷却液排出口lfから排出さ
れる。この冷却液排出口1fから冷却液が積極的に排出
されるように、工具取り付は部1)にはテーパの付いた
螺旋溝1)aが形成されており、そしてスピンドルl下
部に溜まった冷却液を滞留させることなく排出する。こ
の螺旋溝1)aは、スピンドルlの回転方向と逆方向に
螺旋が形成されており、底に溜まった冷却液を排出口1
fに導くように成っている。
次に、非接触型液体供給装置5の構成について第3図(
a)、  (b)を用いて説明する。尚、非接触型液体
排出装置6の構成は供給装置5と同様な液体シール方式
であるので説明を省略する。
非接触型液体供給装置5は、ケーシング2に複数のビス
17で固定されるケーシング12a、12bと、このケ
ーシング12a、12b内部に固定配置された円環状永
久磁石14a、14bと、スピンドルlの複数の吸入口
1eとから構成されている。この円環状永久磁石14a
、14bは、スピンドル1の外径より少し大きめの穴を
有し、その穴をスピンドル1が貫通している。このケー
シング12a、12bには、吸入口1eに対向する位置
に管lOと接続する貫通穴13Bが明けられ、この貫通
穴13aを挟んで、円環状永久磁石14a、14bがそ
の内部に固定配置されている。
永久磁石14aと14bと間に空間N1が形成され、ま
たスピンドル1と永久磁石14a、14bとの間に隙間
N2が形成される。この隙間N2に 。
は、磁性流体が注入されている。この磁性流体と永久磁
石14a、14bとの作用により、スピンドル1と永久
磁石との間には磁性流体が介在して、スピンドルlが高
速回転しようとも確実に空間Nlに供給された冷却液1
6を液体シール(密封)することができる、向、この磁
性流体と冷却液16とは相溶性がない。
このように密封された冷却液16は、スピンドルlの高
速回転により複数の吸入口1eに吸入され、スピンドル
1内部に送り込まれる。この吸入口1eは、スピンドル
lの回転により冷却液16を効率良く吸入できるように
構成されており、次にその形状を説明する。
この吸入口1eは、第3図(a)、  (b)に示すよ
うに、スピンドルlの外周部に複数(ここでは4カ所)
明けられ、それぞれ吸入口1e先端部ではスピンドルl
の周方向に卵型状に削られ且つ吸入口ioの貫通穴は互
いに直角に第二中空部ldの接線方向に明けられている
。このうように、冷却液16の流入面積が広くなるよう
に吸入口leが形成されている為に、冷却液16の吸入
が効率良く行われる。
また、この吸入口1eの別の例としては、第4図(a)
に示すように、スピンドルlの4カ所に明けられ、回転
方向Xに沿って巻出線や対数うず巻線等の曲線を描くよ
うに形成されている。
また、この吸入口1eの別の例としては、第4図(b)
に示すように、スピンドルlの4カ所に明けられ、第二
中空部1dの接線方向に明けられた穴に、円筒を斜に切
った管が挿入されており、その円筒の切り口の角度やそ
の挿入深さと、スピンドルlの回転速度とにより吸入の
効率を変化させることができる。
このように、吸入口1eの形状を回転方向Xに沿って形
成しているので、スピンドルlの高速回転により冷却液
16はスピンドルl内部に効率よく取り込まれるように
成っている。
尚、本発明の実施例は上述した縦型スピンドルを有する
加工装置に限られることはなく、適宜変更可能であり、
例えば、横型スピンドルを有する加工装置では、その螺
旋溝をスピンドル先端方向に冷却液を伝達するように形
成すれば良い、また、冷却液を一方向に流す手段は実施
例の螺旋溝に限らず、例えば、スピンドル1の中空軸(
第一、第二)とも螺旋溝で形成しても良いし、スピンド
ルlの中空軸(第一、第二)ともテーパを有する管を嵌
合させても良いし、更に螺旋溝を多条に形成しても良い
し、テーパに軸方向にストレート溝を形成しても良い、
また、吸入口1eの向き(角度)は、実施例の如く中空
部の接線方向に限られることなく、例えば空間N1に在
る冷却液16の流れの状態によっては適当な角度を付け
ることで吸入の効率が向上するようにすることも可能で
あり、更にスピンドルlの回転方向も一方向に限らず正
転、反転させても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、中空軸の内面に冷却液を一方向に流す
手段を形成したので、その手段に沿って軸方向に冷却液
の循環がスムースになり、冷却が確実に行われ加工精度
も向上することになり、更に冷却制御も容易に行えるよ
うになる。
尚、実施例によれば、スピンドルlの第一中空部1cに
螺旋溝を形成し、また第二中空部1dにテーパを有した
管を配置しているので、峡入された冷却液16がテーパ
の管により遠心力により下方に送られ、且つ螺旋溝4に
よりスムースに送られて、スピンドルlの冷却が効率良
く行われる。
また、スピンドルIに冷却液を供給する際に、永久磁石
14a、14b及び磁性流体16を使用しているので、
非接触型の液体シールが可能となり、接触型のシール方
式に比べてスピンドルlの回転効率に損失を与えること
なく、スピンドル1内部に冷却液を容易に供給できるよ
うに成っている。
更に、吸入口1e及び排出口Ifに上述したような工夫
を施しているので、冷却液16の循環がより効率良く行
われる。
マタ、本発明は実施例に限られることなく、例えば、ス
ピンドルlの中空部に発熱体を有する場合(例えば、ソ
レノイド、電磁石、超音波振動子、モータ等)にも、直
接、中空部を冷却しているので、極めて有効に冷却が可
能である。上述した非接触型の液体シール方式を、転が
り軸受式スピンドルや油圧・空圧式スピンドルや磁気軸
受式スピンドルの研削液及び切削液等の供給装置に使用
すれば、効率良く液体を供給でき、工具の損傷等を防止
でき、高精度の機械加工を行う時にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例であり、第1図は加
工装置の縦型スピンドル部の断面図、第2図は該スピン
ドル部の中空部の断面図、第3図(a)は該スピンドル
部の冷却液の供給部の拡大横断面図(第3図(b)の矢
視A−A断面図)、第3図(b)は該スピンドル部の冷
却液の供給部の拡大縦断面図、第4図(a)及び第4図
(b)は該供給部の別の例を示す横断面図を示す。 (主要部分の符号の説明) 1・・・スピンドル、2・・・ケーシング、4・・・螺
旋溝、5・・・非接触型液体供給装置、6・・・非接触
型液体排出装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速回転可能な回転軸を有する加工装置において
    、該回転軸を液体冷却する為に、該回転軸を中空軸に形
    成すると共に、冷却液を一方向に流す手段を該中空軸の
    内面に構成したことを特徴とする回転軸冷却装置。
JP61115348A 1986-05-20 1986-05-20 回転軸冷却装置 Pending JPS62271674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61115348A JPS62271674A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 回転軸冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61115348A JPS62271674A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 回転軸冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62271674A true JPS62271674A (ja) 1987-11-25

Family

ID=14660298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61115348A Pending JPS62271674A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 回転軸冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62271674A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489610U (ja) * 1990-12-11 1992-08-05
US5345726A (en) * 1992-07-14 1994-09-13 Paul Gach Grinding bit apparatus
JP2006289567A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co Ltd 工作機械
CN102501146A (zh) * 2011-12-30 2012-06-20 清华大学 一种在公自转磁流变抛光中实现回转供液与回收的装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489610U (ja) * 1990-12-11 1992-08-05
US5345726A (en) * 1992-07-14 1994-09-13 Paul Gach Grinding bit apparatus
JP2006289567A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co Ltd 工作機械
WO2006112074A1 (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co., Ltd. 工作機械
GB2439688A (en) * 2005-04-13 2008-01-02 Honda Motor Co Ltd Machine tool
GB2439688B (en) * 2005-04-13 2010-06-30 Honda Motor Co Ltd Machine tool
US7883302B2 (en) 2005-04-13 2011-02-08 Honda Motor Co., Ltd. Machine tool
CN102501146A (zh) * 2011-12-30 2012-06-20 清华大学 一种在公自转磁流变抛光中实现回转供液与回收的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6227777B1 (en) High speed drilling spindle with reciprocating shaft and double-gripping centrifugal chuck
CN105464996B (zh) 电动液泵
US20030147764A1 (en) Screw vacuum pump with a coolant circuit
CN101855008B (zh) 用于分散或均化的转子-定子设备
US7388308B2 (en) Spindle device
KR100347014B1 (ko) 코어리스 교류 유도전동기
CN107297513A (zh) 一种超高速空气静压电主轴并联冷却结构
KR101001004B1 (ko) 공작기계의 주축 내장형 스핀들 모터의 냉각장치
CN108356708A (zh) 串接冷却的抛光转台及抛光转台冷却系统
JPS62271674A (ja) 回転軸冷却装置
CN104734423B (zh) 电机
KR101183599B1 (ko) 초고속 에어베어링 스핀들의 트러스트베어링 냉각장치
KR101970192B1 (ko) 공작 기계용 이송 장치
JPH09163680A (ja) 外側回転子形冷媒冷却回転電機
JPH0645700Y2 (ja) 磁気軸受スピンドル
JP4637321B2 (ja) ロータリジョイント
KR100397972B1 (ko) 공작기계의 스핀들 냉각장치
CN107433491B (zh) 一种用于机床附件的内冷组件
KR102319329B1 (ko) 공작 기계용 이송 장치
CN219945483U (zh) 一种锯切机的冷却装置
EP3719959B1 (en) Brushless motor rotor
JP7121197B2 (ja) 回転切削工具
JP4663066B2 (ja) ロータリジョイント
KR100397973B1 (ko) 공작기계의 스핀들 냉각장치
JPH0751244Y2 (ja) スピンドル装置