JPS6227142Y2 - - Google Patents

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JPS6227142Y2
JPS6227142Y2 JP9359479U JP9359479U JPS6227142Y2 JP S6227142 Y2 JPS6227142 Y2 JP S6227142Y2 JP 9359479 U JP9359479 U JP 9359479U JP 9359479 U JP9359479 U JP 9359479U JP S6227142 Y2 JPS6227142 Y2 JP S6227142Y2
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JP
Japan
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slider
pull rod
bulge
handle
wing section
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JP9359479U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスライドフアスナー用スライダーの改
良に関するものである。
従来のスライダーは、スライダー胴体上翼部上
方に引手取付部を突出して設け、この引手取付部
に引手をスライダーの前後方向に回転自在に軸支
している。このような構成のスライダーは引手取
付部がスライダー胴体上翼部上方に大きく突出し
ているため、被着物に取付けてアイロン掛けをす
る際、被着物縁部にアイロンがかからないのみな
らず、引手取付部によりアイロンを傷つけるおそ
れがあつた。さらに引手を倒した際スライダーの
前後方向に引手が大きく突出するため、アイロン
掛け等の場合引手が邪魔になつてアイロン掛けが
しにくいばかりでなく、引手に直接圧力が加わる
ため引手を損傷しやすいという欠点があつた。
本考案は上述の点に着目してなされたもので、
厚みが小さく、かつ引手がスライダーの厚みの範
囲に完全に収まるようにしたスライドフアスナー
用スライダーを提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例であつ
て、スライダー本体Aは上翼部1、下翼部2、案
内柱3からなる。該下翼部2の両側に突出部4が
形成され、該突出部4と前記上翼部1との間にテ
ープ案内溝5が形成されている。なお、突出部4
は上翼部1に形成されていてもよいし、上翼部1
と下翼部2の両者に形成されていてもよい。
前記上翼部1の上面中央、すなわち前記案内柱
3の上部に位置してスライダー本体Aの前後方向
(フアスナーに取付けた場合のスライダーの摺動
方向をいう)に向く膨出部6が形成されている。
Bは引手で、把手状の引手杆7と、該引手杆7に
連結環8を介して取付けられたチエーン9とから
なる。該引手杆7の両脚部7a,7aは前記膨出
部6の前後端面に形成された孔10,10に回転
自在に枢支されている。前記連結環8は好ましく
は引手杆7に摺動自在に取付けられる。なお11
は必要に応じてチエーン9に取付けられるメダル
である。
前記引手杆7は不使用時は、第2図に鎖線で示
すように左右に倒され、上翼部1上に当接され
る。この状態において引手杆7は前記膨出部6の
頂面12より突出しないようになつている。すな
わち倒した状態における引手杆7の上面は、膨出
部6の頂面12と同一高さかそれ以上になつてい
る。図示の実施例のように連結環8を備えいてる
場合は連結環8の上面も膨出部6の頂面12から
突出しないようになつていることが好ましい。こ
のように構成することによつてアイロン掛けの場
合引手Aが邪魔にならずかつアイロン加圧によつ
て引手を損傷することが防止される。
前記膨出部6の一端面(両端面でもよい)の左
右対称位置に引手杆7の係止手段である突起1
4,14を形成し、第2図のように引手杆7を倒
した際、この突起14,14で引手杆7の脚部7
aを係止して引手杆7が揺れ動かないようにした
ものである。引手杆7を倒す際、あるいは起す際
は引手杆7のばね作用で突起14,14上を通過
する。
第4図は前記係止手段の他の実施例を示すもの
で、膨出部6の両側縁に凹溝15,15を形成
し、引手杆7を倒した際、この凹溝15,15に
引手杆7の上辺部7bを係止させて引手杆7が揺
れ動かないようにしたものである。引手杆7を倒
す際あるいは起す際は、前記実施例と同様に引手
杆7のばね作用で凹溝15の上縁部15aを通過
する。
以上のように本考案によれば、引手杆を倒した
ときスライダー本体の膨出部と同一高さかそれ以
下に配置されるので、アイロン掛けの際邪魔にな
らず、しかもアイロンの圧力は膨出部で受止めら
れるため大きい圧力が加わつて引手を傷めること
がない。さらに把手状の引手杆をスライダー本体
の前後で枢支しているため、膨出部6は最大限倒
した状態の把手杆が上方に突出しないだけの高さ
でよく、従来の前後方向に回動する引手を備えた
スライダーに比して厚みを小さくでき、スライダ
ーを小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例であ
つて、第1図は斜視図、第2図は正面図、第3図
は一部切欠側面図、第4図は係止手段の他の実施
例の正面図。 1:上翼部、2:下翼部、3:案内柱、6:膨
出部、7:引手杆、8:連結環、9:チエーン、
10:孔、12:頂面、14:突起、15:凹
溝、A:スライダー本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 上翼部1と、下翼部2と、案内柱3とか
    らなるスライドフアスナー用スライダーにおい
    て、前記上翼部1の上面中央に前後方向に向い
    て形成され、かつ前後端面に孔10,10を有
    する膨出部6と、前記孔10,10に揺動自在
    に枢支されて前記膨出部6の長手方向に平行と
    なるように設けられた把手状の引手杆7と、該
    引手杆7の長手方向に摺動、かつ回転可能に装
    着され、チエーン9を備えた連結環8とを有
    し、前記引手杆7を左右に倒した際、該引手杆
    7及び連結環8の上面が前記膨出部6の頂面1
    2の高さ以下となると共に、前記膨出部6に引
    手杆7の係止手段を設けたことを特徴とするス
    ライドフアスナー用スライダー。 〔2〕 前記係止手段が前記膨出部6の前端面と
    後端面の少なくとも一方の左右対称位置に形成
    された突起14である実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のスライドフアスナー用スライダ
    ー。 〔3〕 前期係止手段が少なくとも前記連結環8
    を係止するよう前記膨出部6の左右両側縁に形
    成された凹溝15,15である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のスライドフアスナー用ス
    ライダー。
JP9359479U 1979-07-06 1979-07-06 Expired JPS6227142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9359479U JPS6227142Y2 (ja) 1979-07-06 1979-07-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9359479U JPS6227142Y2 (ja) 1979-07-06 1979-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611610U JPS5611610U (ja) 1981-01-31
JPS6227142Y2 true JPS6227142Y2 (ja) 1987-07-11

Family

ID=29326503

Family Applications (1)

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JP9359479U Expired JPS6227142Y2 (ja) 1979-07-06 1979-07-06

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JP (1) JPS6227142Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516713A (ja) * 2009-01-30 2012-07-26 コロンビア・スポーツウェア・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 耐障害物スライドファスナー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516713A (ja) * 2009-01-30 2012-07-26 コロンビア・スポーツウェア・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 耐障害物スライドファスナー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5611610U (ja) 1981-01-31

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