JPS62269085A - 容器内部の機器の耐震構造 - Google Patents
容器内部の機器の耐震構造Info
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- JPS62269085A JPS62269085A JP61112460A JP11246086A JPS62269085A JP S62269085 A JPS62269085 A JP S62269085A JP 61112460 A JP61112460 A JP 61112460A JP 11246086 A JP11246086 A JP 11246086A JP S62269085 A JPS62269085 A JP S62269085A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば高速増殖炉用炉内1!1’6のように
流体中に在る機器の耐震構造に関するものである。
流体中に在る機器の耐震構造に関するものである。
[従来の技術]
高速増殖炉においては、第4図に示すように、炉心上部
機t! 1は主容器2内でルーフスラブ3により片持ち
で支持されている。また、主容器2内には、中間熱交換
器4、−次系主ポンプ5、炉心6、炉内構造支持構造物
7、中間熱交換器4とポンプ5とを支持するスタンドパ
イプ8等が設けられていると共に、冷却材ナトリウムが
入っている。
機t! 1は主容器2内でルーフスラブ3により片持ち
で支持されている。また、主容器2内には、中間熱交換
器4、−次系主ポンプ5、炉心6、炉内構造支持構造物
7、中間熱交換器4とポンプ5とを支持するスタンドパ
イプ8等が設けられていると共に、冷却材ナトリウムが
入っている。
このように、主容器2内には、ルーフスラブ3から炉内
に支持される機器として炉心上部fi構1の他に、中間
熱交換器4、ポンプ5等がある。しかし、これ等の機器
は耐震上炉心構造支持構造物7に固定支持されたスタン
ドパイプ8によって下端を支持されるのが普通であり、
その際、機器の熱膨張変位を拘束しないように、スタン
ドパイプ8と中間熱交換器4及びポンプ5とは固定され
ず、流体速成効果を利用した支持方式が収られている。
に支持される機器として炉心上部fi構1の他に、中間
熱交換器4、ポンプ5等がある。しかし、これ等の機器
は耐震上炉心構造支持構造物7に固定支持されたスタン
ドパイプ8によって下端を支持されるのが普通であり、
その際、機器の熱膨張変位を拘束しないように、スタン
ドパイプ8と中間熱交換器4及びポンプ5とは固定され
ず、流体速成効果を利用した支持方式が収られている。
第5図は、上述した炉心上部機構1の一般的構造及び取
付状態を示しており、ここで、9は回転プラグ、10は
制御棒を出し入れする制御棒駆動機構である。制御棒駆
動i構10は、原子炉の出力を制御する制御棒(図示せ
ず)の出し入れをスムーズに行うために、制御棒駆動機
構案内管10aによって炉心6の頂部近傍まで案内され
ている。炉心上部機構1は、主として、案内管10aの
支持を目的とするものであるが、炉心の出口温度を監視
する熱電対(図示せず)等のカバーにもなっている6回
転プラグ9は、燃料交換時に炉心上部機構1が邪魔にな
らないように、炉心上部機f111の位置を炉心6に対
して移動させるものであり、ルーフスラブ3に関して回
転する構造になっている。従って、炉心上部機tl 1
は炉心6に対して相対的に動く必要上、通常下端を支持
されることはない。
付状態を示しており、ここで、9は回転プラグ、10は
制御棒を出し入れする制御棒駆動機構である。制御棒駆
動i構10は、原子炉の出力を制御する制御棒(図示せ
ず)の出し入れをスムーズに行うために、制御棒駆動機
構案内管10aによって炉心6の頂部近傍まで案内され
ている。炉心上部機構1は、主として、案内管10aの
支持を目的とするものであるが、炉心の出口温度を監視
する熱電対(図示せず)等のカバーにもなっている6回
転プラグ9は、燃料交換時に炉心上部機構1が邪魔にな
らないように、炉心上部機f111の位置を炉心6に対
して移動させるものであり、ルーフスラブ3に関して回
転する構造になっている。従って、炉心上部機tl 1
は炉心6に対して相対的に動く必要上、通常下端を支持
されることはない。
炉心上部機filの板厚は、主に地震荷重と熱応力との
兼合いによって決まっている。即ち、地震荷重の観点か
らは板厚が厚く剛なものが望ましいが、熱応力の観点か
らはできるだけ板厚が薄いのが望ましい、また、コスト
低減の観点からも、板厚を薄くすることが強く望まれて
いるが、耐震上の要求から実現には至っていないのが現
状である。
兼合いによって決まっている。即ち、地震荷重の観点か
らは板厚が厚く剛なものが望ましいが、熱応力の観点か
らはできるだけ板厚が薄いのが望ましい、また、コスト
低減の観点からも、板厚を薄くすることが強く望まれて
いるが、耐震上の要求から実現には至っていないのが現
状である。
今までに知られている対策としては、第6図に示すよう
にキーil造を備えた炉心上部@構1の例がめる。第6
図において、11は炉心上部機構1の下端に固定された
アームで、その先端にキー11aが収り付けられており
、該キー11aが炉心6に固定された受けllbに嵌合
することによって、キー結合がなされている。
にキーil造を備えた炉心上部@構1の例がめる。第6
図において、11は炉心上部機構1の下端に固定された
アームで、その先端にキー11aが収り付けられており
、該キー11aが炉心6に固定された受けllbに嵌合
することによって、キー結合がなされている。
[発明が解決しようとする問題点]
本来、第6図に示した構造はキー結合を用いることに−
よって、炉心上部機構1と炉心頂部との相対変位を小さ
くして制御棒の挿入性を向上させることが目的である。
よって、炉心上部機構1と炉心頂部との相対変位を小さ
くして制御棒の挿入性を向上させることが目的である。
従って、炉心上部機構1の下端を支持することによって
耐震性能が向上し、板厚削減は可能と思われる。しかし
、第6図のキー構造は、燃料交換時に炉心上部機構1を
移動可能とするように、容易にアーム11とキー受けl
lbとを切り離す必要からも設けられており、このため
、回転プラグつと一緒に炉心上部機構1を持ち上げてキ
ー結合を切り離す必要があり、ジヤツキアップのための
設備や、回転プラグ9を浮かせた状態で回転させるため
の設備が新たに必要となる。
耐震性能が向上し、板厚削減は可能と思われる。しかし
、第6図のキー構造は、燃料交換時に炉心上部機構1を
移動可能とするように、容易にアーム11とキー受けl
lbとを切り離す必要からも設けられており、このため
、回転プラグつと一緒に炉心上部機構1を持ち上げてキ
ー結合を切り離す必要があり、ジヤツキアップのための
設備や、回転プラグ9を浮かせた状態で回転させるため
の設備が新たに必要となる。
従って、第6図の構造はある程度、耐震性能が向上し且
つ板厚削減が可能であるものの、キー構造やジヤツキア
ップ設備等の汲置により、コストはむしろ増大する。ま
た、炉心上部機構1の下端に剛なキー構造を設けるため
、炉心上部8g構1の総重量が増え、板厚の削減効果は
小さい等の問題点がある。
つ板厚削減が可能であるものの、キー構造やジヤツキア
ップ設備等の汲置により、コストはむしろ増大する。ま
た、炉心上部機構1の下端に剛なキー構造を設けるため
、炉心上部8g構1の総重量が増え、板厚の削減効果は
小さい等の問題点がある。
[問題点を解決するための手段]
上述したような問題点を解決するため、本発明は、容器
内で流体中に在る機器の耐震f1造において、該機器に
設けられるフロートから構成されており、該フロートは
、流体中の前記機器の総重量が前記フロートの浮力によ
って相殺されるような寸法に形成されていることを特徴
とするものである。
内で流体中に在る機器の耐震f1造において、該機器に
設けられるフロートから構成されており、該フロートは
、流体中の前記機器の総重量が前記フロートの浮力によ
って相殺されるような寸法に形成されていることを特徴
とするものである。
[作用]
このような耐震構造で炉心上部機構のような機器を支持
すると、機器の重量とフロートの浮力とが実質的に等し
い条件を作っておけば、原理的には地震によって機器が
励起されない状態を実現することができ、地震荷重は実
質的に機器に雨かない。
すると、機器の重量とフロートの浮力とが実質的に等し
い条件を作っておけば、原理的には地震によって機器が
励起されない状態を実現することができ、地震荷重は実
質的に機器に雨かない。
[実施例]
次に、本発明の好適な実施例について添付図面を9照し
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同−又は対応部
分を示すものとする。尚、本発明は高速増殖炉の炉内機
器、特に炉心上部機構の耐震構造に実施した場合につい
て説明するが、当業者にとって明らかなように、本発明
はこの実施例に限定されるのではなく、流体中に在る機
器の耐震構造一般に適用可能であることを理解されたい
。
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同−又は対応部
分を示すものとする。尚、本発明は高速増殖炉の炉内機
器、特に炉心上部機構の耐震構造に実施した場合につい
て説明するが、当業者にとって明らかなように、本発明
はこの実施例に限定されるのではなく、流体中に在る機
器の耐震構造一般に適用可能であることを理解されたい
。
第1図は炉心上部機構く機器)1に本発明による耐震構
造を装着した例を示している。第1図及び第1八図にお
いて、12は耐震構造を構成する中空の円柱状フロート
、13は炉心上部機構1にフロート12を固定する取付
金具である。2個の各中空フロート12の内部には、ア
ルゴンガス等の不活性ガスが封入されている。各フロー
ト12の大きさは、ナトリウム液中の炉心上部機構1の
総重量がこれ等のフロート12の浮力によって相殺され
るような寸法になっている。また、炉心上部機構1の重
量が不均一な場合には、不均一な重量分布に対して補償
するように各フロート12の寸法及び軸方自販1・を位
置を配慮することが望ましい。各フロー1−12には、
制御棒駆動機構案内管10aに対応する位置に通孔12
gが形成されており、該通孔12aを案内管10aが貫
いて延びている。
造を装着した例を示している。第1図及び第1八図にお
いて、12は耐震構造を構成する中空の円柱状フロート
、13は炉心上部機構1にフロート12を固定する取付
金具である。2個の各中空フロート12の内部には、ア
ルゴンガス等の不活性ガスが封入されている。各フロー
ト12の大きさは、ナトリウム液中の炉心上部機構1の
総重量がこれ等のフロート12の浮力によって相殺され
るような寸法になっている。また、炉心上部機構1の重
量が不均一な場合には、不均一な重量分布に対して補償
するように各フロート12の寸法及び軸方自販1・を位
置を配慮することが望ましい。各フロー1−12には、
制御棒駆動機構案内管10aに対応する位置に通孔12
gが形成されており、該通孔12aを案内管10aが貫
いて延びている。
冷却材温度は原子炉の運転状態に依存して上下するため
、フロート12内のガス圧も温度により上下することに
なる。ガス圧の変動によってフローI・12の健全性が
保てなくなるような場合は、フロート12内のガス圧を
制御する必要があるが、これは、原子炉のカバーガス圧
の制御と全く同様に行えるから、カバーガス制御系(図
示せず)からガス圧制御ライン(図示せず)を導出して
フロート12に接続することによって容易に達成される
。従って、ガス圧制御を行う場合でも新たな設備増には
実・質的にならない。また、初期に封入するガスの圧力
を適当に設定することによって、完全に密封した条件下
でもフロート12の健全性が保てる場合は、勿論ガス圧
制御の必要はない。
、フロート12内のガス圧も温度により上下することに
なる。ガス圧の変動によってフローI・12の健全性が
保てなくなるような場合は、フロート12内のガス圧を
制御する必要があるが、これは、原子炉のカバーガス圧
の制御と全く同様に行えるから、カバーガス制御系(図
示せず)からガス圧制御ライン(図示せず)を導出して
フロート12に接続することによって容易に達成される
。従って、ガス圧制御を行う場合でも新たな設備増には
実・質的にならない。また、初期に封入するガスの圧力
を適当に設定することによって、完全に密封した条件下
でもフロート12の健全性が保てる場合は、勿論ガス圧
制御の必要はない。
次に上述した構成を有する本発明の耐震構造の作用につ
いて説明する。簡単にするため、炉心上部機構1と主容
器(容器)2とを第2図に示すよう4質点系の梁にモデ
ル化する。この質点系の運動方程式は、簡単のため減衰
を0とすると次式で与えられる。
いて説明する。簡単にするため、炉心上部機構1と主容
器(容器)2とを第2図に示すよう4質点系の梁にモデ
ル化する。この質点系の運動方程式は、簡単のため減衰
を0とすると次式で与えられる。
MX+KX=F(L)
−・ ・ (1)ここで、F(し)は外力、即ち地
震力、Mはitマトリックス、Kは剛性マトリックスで
あり、質量マトリックスMは次のように表すことができ
る。
−・ ・ (1)ここで、F(し)は外力、即ち地
震力、Mはitマトリックス、Kは剛性マトリックスで
あり、質量マトリックスMは次のように表すことができ
る。
・・・(2)
鑓3.112は炉心上部機構1の質量、〜3、m、は主
容器2の質量で、主容器2に付随している機器の質量は
全て論5、鵠、に含まれるものとする。また、Ml、M
2、Hl、M4、M)(+、MH2は一般に仮想質量と
言われており、それぞれ次の値を持つ。
容器2の質量で、主容器2に付随している機器の質量は
全て論5、鵠、に含まれるものとする。また、Ml、M
2、Hl、M4、M)(+、MH2は一般に仮想質量と
言われており、それぞれ次の値を持つ。
H,=p πa21.、M、= p yr a”12、
M、=ρπb”l。
M、=ρπb”l。
ここで、ρは流体の密度、aは炉心上部機構1の外径、
bは主容器2の内径、11.12は質点101、〜2が
流木と接している長さである。また、Xは各質点)変位
ベクトルで、以下のような4成分で表せる。
bは主容器2の内径、11.12は質点101、〜2が
流木と接している長さである。また、Xは各質点)変位
ベクトルで、以下のような4成分で表せる。
ただし、x1〜×、はm、〜1の変位である。
この4質点系の体系が地震によって励振される大きさは
、−最に次式で定義される刺激係数によここで、jは振
動モードの次数であり、βjが大きい値では、励振され
やすく、βjが小さい値の場き、振動は励起されにくい
。
、−最に次式で定義される刺激係数によここで、jは振
動モードの次数であり、βjが大きい値では、励振され
やすく、βjが小さい値の場き、振動は励起されにくい
。
(2)式及び(3)式を使って、この体系の刺激係数を
求める。簡単のため主容器2は剛体であると仮定する。
求める。簡単のため主容器2は剛体であると仮定する。
即ち、xs=x4#oと仮定すると、(4)式は
となる。即ち、
”+ =Ml 1mz ”’ M2
・・・(6)の時、刺激係数は0になる。先に示したよ
うに、Ml−ρπa211及びM2=ρπa212は、
炉心上部機構1の体積に等しい流体の重量であるから、
換言すれば浮力であるから、(6)式の条件は、炉心上
部v1構1の重量と浮力とが等しい場合に相当する。
・・・(6)の時、刺激係数は0になる。先に示したよ
うに、Ml−ρπa211及びM2=ρπa212は、
炉心上部機構1の体積に等しい流体の重量であるから、
換言すれば浮力であるから、(6)式の条件は、炉心上
部v1構1の重量と浮力とが等しい場合に相当する。
従って、フロート12によって(6)式が溝たされる条
件を作っておけば、原理的には地震によって炉心上部機
構1が励起されない状態を実現することができる。
件を作っておけば、原理的には地震によって炉心上部機
構1が励起されない状態を実現することができる。
ちなみに、第3図に示す体系において、炉心上部R構(
UCS) 1にフロート12を付けない場合(ケース1
)とフロート12を付けてく6)式を満たす条件にした
場合(ケース2)とについて、汎用コードNASTRA
Nを使用して加速度応答解析を実施した結果を示すと次
頁の表゛のようになる。尚、簡単のため、応答加速度は
O〜1000 tl zの間でIg(一定値)とした、
また、第3図に記入した数値の単位はIIIm以上のよ
うに、フロートありのケース2の場合には種々の値がい
ずれもOとなることが確認された。
UCS) 1にフロート12を付けない場合(ケース1
)とフロート12を付けてく6)式を満たす条件にした
場合(ケース2)とについて、汎用コードNASTRA
Nを使用して加速度応答解析を実施した結果を示すと次
頁の表゛のようになる。尚、簡単のため、応答加速度は
O〜1000 tl zの間でIg(一定値)とした、
また、第3図に記入した数値の単位はIIIm以上のよ
うに、フロートありのケース2の場合には種々の値がい
ずれもOとなることが確認された。
ただし、上記の解析では、簡単にするため主容器2の剛
性を無限大としているが、実際には完全な剛壁とはみな
せないので、応答が完全に0とはならないが、実質的に
Oと考えることはできる。
性を無限大としているが、実際には完全な剛壁とはみな
せないので、応答が完全に0とはならないが、実質的に
Oと考えることはできる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば耐震構造をフロートで構
成し、このフロートを機器に設けることによって、該機
器に作用する地震荷重を原理的に0にすることができる
。従って、機器の板厚を大幅に削減可能であり、大幅な
コスト低減及び熱応力の低減が可能となる。
成し、このフロートを機器に設けることによって、該機
器に作用する地震荷重を原理的に0にすることができる
。従って、機器の板厚を大幅に削減可能であり、大幅な
コスト低減及び熱応力の低減が可能となる。
第1図は本発明を実施した高速増殖炉の炉心上部機構の
断面図、第1八図は第1図の線1^−1八における断面
図、第2図は本発明の詳細な説明するための質点系の体
系図、第3図は地震荷重の解析に使用したモデルの概略
図、第4図は従来の高速増殖炉の断面図、第5図は第4
図の高速増殖炉における炉心上部機構の断面図、第6図
は従来の耐震構造を備えた炉心上部R構の断面図である
。 1・・・炉心上部機i(機器) 2・・・主容器(容器) IZ・・・フロート 第1図 1 1 1 I
第3図 第4図 第5図 第6図
断面図、第1八図は第1図の線1^−1八における断面
図、第2図は本発明の詳細な説明するための質点系の体
系図、第3図は地震荷重の解析に使用したモデルの概略
図、第4図は従来の高速増殖炉の断面図、第5図は第4
図の高速増殖炉における炉心上部機構の断面図、第6図
は従来の耐震構造を備えた炉心上部R構の断面図である
。 1・・・炉心上部機i(機器) 2・・・主容器(容器) IZ・・・フロート 第1図 1 1 1 I
第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 容器内で流体中に在る機器の耐震構造であって、該機器
に設けられるフロートから構成されており、該フロート
は、流体中の前記機器の総重量が前記フロートの浮力に
よって相殺されるような寸法に形成されている容器内部
の機器の耐震構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61112460A JPS62269085A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 容器内部の機器の耐震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61112460A JPS62269085A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 容器内部の機器の耐震構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62269085A true JPS62269085A (ja) | 1987-11-21 |
Family
ID=14587186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61112460A Pending JPS62269085A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 容器内部の機器の耐震構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62269085A (ja) |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP61112460A patent/JPS62269085A/ja active Pending
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