JPS62268423A - ア−スアンカ−兼用地中杭の施工法 - Google Patents
ア−スアンカ−兼用地中杭の施工法Info
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- JPS62268423A JPS62268423A JP11202486A JP11202486A JPS62268423A JP S62268423 A JPS62268423 A JP S62268423A JP 11202486 A JP11202486 A JP 11202486A JP 11202486 A JP11202486 A JP 11202486A JP S62268423 A JPS62268423 A JP S62268423A
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
この発明は、アースアンカー兼用地中杭の施工法に関す
るものである。
るものである。
地中杭によって建造物を支える場合、地中杭Ｂは建造物
の正の荷重を支持するものである。
の正の荷重を支持するものである。
しかし、最近では、地下構造物の有効利用が非常に多べ
なって来ており、負の荷重である浮力に対する対応が問
題になっている。従来、一般的な浮力対策としては、建
造物の荷重が浮力を上まわる正の荷重にすることにより
対応している。また浮力は、常に一定ではなく水位差に
より変化する。そこで杭を設計する時は、浮力が最小の
時を想定して行われているのが現状であり、第１図（ａ
ｌのように基礎Ａなどの地下駆体を太き（したり、また
スパンを小さくすることにより対応していたが、地下構
造物が巨大化してコストアンプとなっていた。
なって来ており、負の荷重である浮力に対する対応が問
題になっている。従来、一般的な浮力対策としては、建
造物の荷重が浮力を上まわる正の荷重にすることにより
対応している。また浮力は、常に一定ではなく水位差に
より変化する。そこで杭を設計する時は、浮力が最小の
時を想定して行われているのが現状であり、第１図（ａ
ｌのように基礎Ａなどの地下駆体を太き（したり、また
スパンを小さくすることにより対応していたが、地下構
造物が巨大化してコストアンプとなっていた。
また地震時の震動によって建造物が揺れた場合、１頃い
た測の地中杭Ｂには、正の荷重が作用し、反対側の地中
杭Ｂには、負の荷重が作用す ７ることになる。（第２
図参照） このような場合にも負の荷重への対応が重要であった。
た測の地中杭Ｂには、正の荷重が作用し、反対側の地中
杭Ｂには、負の荷重が作用す ７ることになる。（第２
図参照） このような場合にも負の荷重への対応が重要であった。
以上のような場合の地中杭Ｂは、正の荷重を支えるだけ
でなく、負の荷重に抵抗するアースアンカーが必要とな
る。そこで単なるアースアンカーとしてのものではなく
、アースアンカー兼用の地中杭が非常に都合が良いが、
施工が難しい。
でなく、負の荷重に抵抗するアースアンカーが必要とな
る。そこで単なるアースアンカーとしてのものではなく
、アースアンカー兼用の地中杭が非常に都合が良いが、
施工が難しい。
この発明にかかるアースアンカー兼用地中杭は、地中に
先端部を拡底した削孔を形成して、該削孔内の先端部に
モルタル若しくはコンクリートを打設して、その孔内に
中空パイルを降下し、該中空パイルの中空部を通ってＰ
Ｃ鋼材の下部に取り付けたアンカ一部をまだ固まらない
削孔先端部のモルタル若しくは、コンクリートに埋設し
、一方中空パイル上部にコンクリート基礎の受圧部を構
築した後、ｐｃ鋼材を緊張してプレストレス力を導入し
、中空パイルの中空部にモルタル若しくはコンクリート
を注入するものである。
先端部を拡底した削孔を形成して、該削孔内の先端部に
モルタル若しくはコンクリートを打設して、その孔内に
中空パイルを降下し、該中空パイルの中空部を通ってＰ
Ｃ鋼材の下部に取り付けたアンカ一部をまだ固まらない
削孔先端部のモルタル若しくは、コンクリートに埋設し
、一方中空パイル上部にコンクリート基礎の受圧部を構
築した後、ｐｃ鋼材を緊張してプレストレス力を導入し
、中空パイルの中空部にモルタル若しくはコンクリート
を注入するものである。
既成中空パイルを使用するため施工が容易である。
中空パイルの中空部を利用してＰＣ鋼材を降下するため
、削孔内壁の崩壊が生じず確実に削孔底部まで降下が可
能である。
、削孔内壁の崩壊が生じず確実に削孔底部まで降下が可
能である。
複数本の中空パイルを使用してもプレストレス力によっ
て一体化し、また中実断面になるので、長期的にも且つ
強固な地中杭となる。
て一体化し、また中実断面になるので、長期的にも且つ
強固な地中杭となる。
以下、図に示す一実施例に基づきこの発明の詳細な説明
する。
する。
Ｈ＞削孔の形成（第３図、（ａｌ、 （ｂｌ）地中に削
孔機１によって削孔２を形成する。削孔２は、支持層３
まで至るようにし、支持層３に削孔した先端部４は、上
部よりも径を拡大する。削孔機１の注入パイプを使用し
て削孔２の先端部４にモルタル若しくは、コンクリート
５を打設する。
孔機１によって削孔２を形成する。削孔２は、支持層３
まで至るようにし、支持層３に削孔した先端部４は、上
部よりも径を拡大する。削孔機１の注入パイプを使用し
て削孔２の先端部４にモルタル若しくは、コンクリート
５を打設する。
く２〉中空パイルの降下（第３図、（Ｃ）、 （ｄ））
削孔２内に既成の中空パイル６を降下する。中空パイル
６は、中心に中空部７が貫通された円筒形状である。中
空パイル６は、単数でも複数でもより、最下端となる部
分は底部４に至らせる。
削孔２内に既成の中空パイル６を降下する。中空パイル
６は、中心に中空部７が貫通された円筒形状である。中
空パイル６は、単数でも複数でもより、最下端となる部
分は底部４に至らせる。
＜３＞ ＰＣ鋼材の降下（第３図、ｔｅｌ、 （ｆｌ）
下端にアンカ一部８であるアンカー金物が取付けられた
ＰＣ鋼材９を押し下げパイプ１１に保護させながら中空
部７を通って削孔最下端のまだ固まらないモルタル若し
くはコンクリート５内の所定の位置に埋設する。（第４
図、（ａｌ、 （ｂ）） ＰＣ鋼材９としては、ＰＣ鋼線、ＰＣ鋼より線、ＰＣ鋼
棒または、アンボンドＰＣ鋼線等が使用できる。アンカ
一部８上には、定着部の支圧補強用のスパイラル筋１０
が取り付けられている。削孔２内壁は、中空パイル６に
よって崩壊が防げられるため押し下げパイプ１１に保護
されたＰＣ鋼線９の降下は容易である。
下端にアンカ一部８であるアンカー金物が取付けられた
ＰＣ鋼材９を押し下げパイプ１１に保護させながら中空
部７を通って削孔最下端のまだ固まらないモルタル若し
くはコンクリート５内の所定の位置に埋設する。（第４
図、（ａｌ、 （ｂ）） ＰＣ鋼材９としては、ＰＣ鋼線、ＰＣ鋼より線、ＰＣ鋼
棒または、アンボンドＰＣ鋼線等が使用できる。アンカ
一部８上には、定着部の支圧補強用のスパイラル筋１０
が取り付けられている。削孔２内壁は、中空パイル６に
よって崩壊が防げられるため押し下げパイプ１１に保護
されたＰＣ鋼線９の降下は容易である。
なお、押し下げパイプ１１とともにグラウト注入パイプ
１２を中空部７内を降下させ、注入パイプ１２下端は、
削孔口の底部４近くまで降下させる。
１２を中空部７内を降下させ、注入パイプ１２下端は、
削孔口の底部４近くまで降下させる。
く４）プレストレス力導入（第３図、（旬、（ｈｌ）第
５図に示すように、中空パイル６上端にキャップ１３を
被せ、ＰＣ鋼材９とグラウト注入パイプ１２を突出させ
る。ＰＣｆＲ材９の上端には、シース１４を被せ、シー
ス１４の中間部から泥水排出パイプ１５を連続させる。
５図に示すように、中空パイル６上端にキャップ１３を
被せ、ＰＣ鋼材９とグラウト注入パイプ１２を突出させ
る。ＰＣｆＲ材９の上端には、シース１４を被せ、シー
ス１４の中間部から泥水排出パイプ１５を連続させる。
中空パイル６上には、受圧部１６である、マントスラブ
、あるいは基礎Ａを構築する。その後ＰＣ鋼材９を緊張
してプレストレス力を導入し、（さび等の端部金物によ
って定着する。ｐｃ鋼材９によってマツトスラブ、ある
いは基礎を支持層３に固定するとともに、プレストレス
力によって複数本の中空パイル６．６を一体化する。
、あるいは基礎Ａを構築する。その後ＰＣ鋼材９を緊張
してプレストレス力を導入し、（さび等の端部金物によ
って定着する。ｐｃ鋼材９によってマツトスラブ、ある
いは基礎を支持層３に固定するとともに、プレストレス
力によって複数本の中空パイル６．６を一体化する。
グラウト注入パイプ１２がらモルタル等１８を中空内に
充填するとともに注入することにより、削孔時の泥水を
底部から押し上げ、泥水パイプ１５から泥水を排水する
。
充填するとともに注入することにより、削孔時の泥水を
底部から押し上げ、泥水パイプ１５から泥水を排水する
。
この発明は、以上のような構成を有し、以下のような効
果を得ることができる。
果を得ることができる。
（イ）この発明により施工したアースアンカー兼用地中
杭によれば、正の荷重とともに、負の荷重も支え、地下
水による浮力や地震時の杭の引抜き力に対しても建造物
を安定させることができる。（第１図（ｂｌ参照）（ロ
）既成の中空パイルを使用するため施工が容易である。
杭によれば、正の荷重とともに、負の荷重も支え、地下
水による浮力や地震時の杭の引抜き力に対しても建造物
を安定させることができる。（第１図（ｂｌ参照）（ロ
）既成の中空パイルを使用するため施工が容易である。
（ハ）削孔内壁の崩れを中空パイルによって防げるため
削孔内へｐｃ鋼材を容易に降下できる。
削孔内へｐｃ鋼材を容易に降下できる。
（ニ）プレストレス力を導入して複数本の中空パイルを
一体化し、またモルタル等の充填によって中実断面とな
り、強固な地中杭とすることができる。
一体化し、またモルタル等の充填によって中実断面とな
り、強固な地中杭とすることができる。
第１図（ａｌ、 （ｂｌは従来例と本発明の一実施例の
浮力を受けた状態を比較した概略図、第２図は本発明の
一実施例の地震時の概略図、第３図（ａ）〜（ｈ）は本
発明の一実施例のの施工順序縦断面図、第４図（ａ）、
（ｂｌはアンカ一部の削孔底部への埋設状態の縦断面
図、第５図はｐｃ鋼材の定着部の縦断面図である。 ■・・・・・・削孔機、２・・・・・・削孔、３・−・
・・・支持層、４・・・・・・底部、 ５・・・・・・モルタル若しくはコンクリート、６・・
・・・・中空パイル、７・・・・・・中空部、８・・・
・・・アンカ一部、９・・・・・・ｐｃ鋼材、１０・・
・・・・スパイラル筋、 １１・・・・・・押し下げパイプ、 １２・・・・・・グラウト注入パイプ、１３・・・・・
・キャップ、１４・・・・・・シース、１５・・・・・
・泥水排出パイプ、１６・・・・・・受圧部、１７・・
・・・・端部金物、１８・・・・・・モルタル。 第 １ 図 （ａ） （ｂ）第２図 （Ｑ） （ｂ） （Ｃ）
（ｄ）３図 （ｅ）（ｆ） （９） （ｈ）第４図 （ａ） （ｂ）１Ｂ ５ 図
浮力を受けた状態を比較した概略図、第２図は本発明の
一実施例の地震時の概略図、第３図（ａ）〜（ｈ）は本
発明の一実施例のの施工順序縦断面図、第４図（ａ）、
（ｂｌはアンカ一部の削孔底部への埋設状態の縦断面
図、第５図はｐｃ鋼材の定着部の縦断面図である。 ■・・・・・・削孔機、２・・・・・・削孔、３・−・
・・・支持層、４・・・・・・底部、 ５・・・・・・モルタル若しくはコンクリート、６・・
・・・・中空パイル、７・・・・・・中空部、８・・・
・・・アンカ一部、９・・・・・・ｐｃ鋼材、１０・・
・・・・スパイラル筋、 １１・・・・・・押し下げパイプ、 １２・・・・・・グラウト注入パイプ、１３・・・・・
・キャップ、１４・・・・・・シース、１５・・・・・
・泥水排出パイプ、１６・・・・・・受圧部、１７・・
・・・・端部金物、１８・・・・・・モルタル。 第 １ 図 （ａ） （ｂ）第２図 （Ｑ） （ｂ） （Ｃ）
（ｄ）３図 （ｅ）（ｆ） （９） （ｈ）第４図 （ａ） （ｂ）１Ｂ ５ 図
Claims (1)
- 地中に先端部を拡底し、該拡底部分にモルタル若しくは
コンクリートを打設した削孔を形成して該削孔内に中空
パイルを降下し、該中空パイルの中空部を通ってＰＣ鋼
材下部に取り付けたアンカーをまだ固まらない削孔先端
部のモルタル若しくはコンクリートに埋設し、一方、中
空パイルの上部にコンクリート基礎の受圧部を構築した
後、ＰＣ鋼材を緊張して、プレストレス力を導入し、中
空パイルの中空部にモルタル若しくはコンクリートを注
入することを特徴とするアースアンカー兼用地中杭の施
工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11202486A JPS62268423A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | ア−スアンカ−兼用地中杭の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11202486A JPS62268423A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | ア−スアンカ−兼用地中杭の施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62268423A true JPS62268423A (ja) | 1987-11-21 |
| JPH0355612B2 JPH0355612B2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=14576083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11202486A Granted JPS62268423A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | ア−スアンカ−兼用地中杭の施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62268423A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03228914A (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-09 | Ohbayashi Corp | 鋼管杭の打設工法 |
| US7070362B2 (en) * | 2002-01-22 | 2006-07-04 | Henning Baltzer Rasmussen | Reinforcement unit for a reinforcing a footing element when laying pile foundations with a pile, and method for placing a foundation pile and reinforcement of a footing element |
| JP2010031568A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Shimizu Corp | 既設基礎の耐震補強工法及び既設基礎の耐震補強構造 |
| JP2013036188A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Taisei Corp | 杭構造 |
| JP2018197486A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 潤弘精密工程事業股▲分▼有限公司 | 地下構造を形成する施工方法及びそれによって完成される地下構造 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11202486A patent/JPS62268423A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03228914A (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-09 | Ohbayashi Corp | 鋼管杭の打設工法 |
| US7070362B2 (en) * | 2002-01-22 | 2006-07-04 | Henning Baltzer Rasmussen | Reinforcement unit for a reinforcing a footing element when laying pile foundations with a pile, and method for placing a foundation pile and reinforcement of a footing element |
| JP2010031568A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Shimizu Corp | 既設基礎の耐震補強工法及び既設基礎の耐震補強構造 |
| JP2013036188A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Taisei Corp | 杭構造 |
| JP2018197486A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 潤弘精密工程事業股▲分▼有限公司 | 地下構造を形成する施工方法及びそれによって完成される地下構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355612B2 (ja) | 1991-08-23 |
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