JPS62268042A - 蛍光体表示板 - Google Patents
蛍光体表示板Info
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- JPS62268042A JPS62268042A JP10945786A JP10945786A JPS62268042A JP S62268042 A JPS62268042 A JP S62268042A JP 10945786 A JP10945786 A JP 10945786A JP 10945786 A JP10945786 A JP 10945786A JP S62268042 A JPS62268042 A JP S62268042A
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Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ディスプレイ装置等の蛍光体表示板に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
第3図に従来ブラウン管等に実施されている蛍光体表示
板の一部断面図を示す。同図において、20は基板ガラ
スであって、その表面に電子ビームの衝突によって発光
する蛍光体粒子層21が塗布されており、その表面に薄
いアルミニウム薄膜22が設けられている。蛍光体粒子
層21は通常多層の粒子層となっている。また、蛍光体
表示管等に用いられる蛍光体表示板においては、ガラス
基板の表面に導電層を設け、さらにその表面に蛍光体粒
子層21が設けられている。これら蛍光体粒子は結晶体
であって形状も種々であるが、ガラス基板とは結晶体の
一部が点接触するような状態で塗布されている。すなわ
ち、蛍光体粒子と基板ガラスとは熱伝導が極めて悪い。
板の一部断面図を示す。同図において、20は基板ガラ
スであって、その表面に電子ビームの衝突によって発光
する蛍光体粒子層21が塗布されており、その表面に薄
いアルミニウム薄膜22が設けられている。蛍光体粒子
層21は通常多層の粒子層となっている。また、蛍光体
表示管等に用いられる蛍光体表示板においては、ガラス
基板の表面に導電層を設け、さらにその表面に蛍光体粒
子層21が設けられている。これら蛍光体粒子は結晶体
であって形状も種々であるが、ガラス基板とは結晶体の
一部が点接触するような状態で塗布されている。すなわ
ち、蛍光体粒子と基板ガラスとは熱伝導が極めて悪い。
したがって、電子ビームのパワー密度を上げて、発光輝
度を大きくしようとすると、蛍光体の温度が上昇し、い
わゆる温度消光により1発光効率が低下し、発光輝度に
限界を生じる。
度を大きくしようとすると、蛍光体の温度が上昇し、い
わゆる温度消光により1発光効率が低下し、発光輝度に
限界を生じる。
そこでたとえば、特願昭60−77646号に示されて
いるように、基板ガラス表面に蛍光体粒子を塗布し、そ
ののち基板ガラス20の軟化点以上に加熱して、蛍光体
粒子の一部を基板ガラス2o中に埋め込んでやることに
より、蛍光体粒子と基板ガラス20の熱伝導をよくし、
蛍光体粒子の温度上昇を防止し、発光輝度を向上させよ
うとする試みがある。
いるように、基板ガラス表面に蛍光体粒子を塗布し、そ
ののち基板ガラス20の軟化点以上に加熱して、蛍光体
粒子の一部を基板ガラス2o中に埋め込んでやることに
より、蛍光体粒子と基板ガラス20の熱伝導をよくし、
蛍光体粒子の温度上昇を防止し、発光輝度を向上させよ
うとする試みがある。
しかし、単に上記の特願昭60−77646号の実施例
に示されているような構造の蛍光体面にする試みには以
下のような問題点がある。すなわち、まず第1に蛍光体
粒子の一部分を基板ガラス中に埋め込むためには、基板
ガラスを少なくともその軟化点近傍まで加熱する必要が
ある。通常、基板ガラス材料としては、ソーダ石灰ガラ
スが用いられることが多い、このガラスにおいても70
0℃近傍であり、蛍光体粒子も、このような高温まで加
熱することにより、基板ガラス側または雰囲気中から不
純物元素が蛍光体粒子中に拡散混入したり、蛍光体粒子
の成分元素が蒸発して最適な組成、構成からずれを生じ
たりして発光効率の低下を招く。
に示されているような構造の蛍光体面にする試みには以
下のような問題点がある。すなわち、まず第1に蛍光体
粒子の一部分を基板ガラス中に埋め込むためには、基板
ガラスを少なくともその軟化点近傍まで加熱する必要が
ある。通常、基板ガラス材料としては、ソーダ石灰ガラ
スが用いられることが多い、このガラスにおいても70
0℃近傍であり、蛍光体粒子も、このような高温まで加
熱することにより、基板ガラス側または雰囲気中から不
純物元素が蛍光体粒子中に拡散混入したり、蛍光体粒子
の成分元素が蒸発して最適な組成、構成からずれを生じ
たりして発光効率の低下を招く。
第2に基板ガラスを軟化点まで加熱することにより、基
板ガラスが変化しやすくなり、微細なパターンを構成す
る上でも、組成時の寸法精度の面でも、不都合を生じる
場合がある。
板ガラスが変化しやすくなり、微細なパターンを構成す
る上でも、組成時の寸法精度の面でも、不都合を生じる
場合がある。
そこで、基板ガラス上に直接蛍光粒子を埋め込むのでは
なく、基板ガラス上に設けた低融点ガラス層に蛍光体粒
子の一部分を埋め込むことにより上記の問題点を克服し
ようとする試みがある(特許申請中)。
なく、基板ガラス上に設けた低融点ガラス層に蛍光体粒
子の一部分を埋め込むことにより上記の問題点を克服し
ようとする試みがある(特許申請中)。
第4図に上記従来例の蛍光体面の断面図を示す。
同図において基板ガラス23上に設けられた低融点ガラ
ス層24中に蛍光体粒子25の一部分が埋め込まれた構
造である。
ス層24中に蛍光体粒子25の一部分が埋め込まれた構
造である。
第4図において、蛍光体粒子25上側の空間が真空であ
り、上部の電子源から電子ビームが蛍光体面に照射され
、蛍光体が発光する。蛍光体粒子25の平均粒径は数μ
mであり、その下部は低融点ガラス層24と密着し、蛍
光体粒子25の上部表面は真空中に露出しており、進入
深さがせいぜい1o人程度の低速電子線でも、十分電子
ビームが蛍光体粒子25中にまで到達することができる
。
り、上部の電子源から電子ビームが蛍光体面に照射され
、蛍光体が発光する。蛍光体粒子25の平均粒径は数μ
mであり、その下部は低融点ガラス層24と密着し、蛍
光体粒子25の上部表面は真空中に露出しており、進入
深さがせいぜい1o人程度の低速電子線でも、十分電子
ビームが蛍光体粒子25中にまで到達することができる
。
この従来例の蛍光体面の製造方法は以下のようにする。
まず、基板ガラス23上に、沈殿法またはスクリーン印
刷法により低融点ガラス粉末層を均等な厚さに形成し、
加熱溶融して基板ガラス23に融着したのち表面を研磨
するが、またはスパッタリング法等により薄い低融点ガ
ラス層24を形成する。この上に蛍光体粒子層を設け、
低融点ガラス23の軟化近傍まで加熱して、適度に加圧
してやる。
刷法により低融点ガラス粉末層を均等な厚さに形成し、
加熱溶融して基板ガラス23に融着したのち表面を研磨
するが、またはスパッタリング法等により薄い低融点ガ
ラス層24を形成する。この上に蛍光体粒子層を設け、
低融点ガラス23の軟化近傍まで加熱して、適度に加圧
してやる。
すると軟化した低融点ガラス層24中に蛍光体粒子層の
一部の粒子が部分的に埋め込まれ、埋め込まれなかった
他の粒子は再冷却後、除去してやることで、一部分が低
融点ガラス層24中に埋め込まれた粒子からなるほぼ単
層の蛍光体粒子層が形成される。
一部の粒子が部分的に埋め込まれ、埋め込まれなかった
他の粒子は再冷却後、除去してやることで、一部分が低
融点ガラス層24中に埋め込まれた粒子からなるほぼ単
層の蛍光体粒子層が形成される。
ここで上記低融点ガラスの材料としては、その軟化点が
450℃から500℃程度であるものを使用しているた
め、埋め込み工程の加熱温度は、この程度でよく、70
0℃程度の高温に蛍光体粒子をさらす必要のあった特願
昭60−77646号の実施例のように、前述の不純物
元素の混入や組成元素の蒸発等による発光効率の減少を
著しく低減し、あわせて基板ガラスの変形の問題も解消
する6(発明が解決しようとする問題点) 」−記、従来例のように、単に基板ガラス上に設けた低
融点ガラス中に蛍光体粒子の一部分を埋め込んだ構造に
することにより、確かに蛍光体粒子の発光性能の劣化を
おさえて熱放散性を飛寵的に向上させることはできるが
以下のような欠点があった・ まず、従来の低融点ガラス材料はpboを主成分とした
比抵抗が1010Ω・1以上の絶縁体であるため、単に
上記の構造のままだと、照射される電子ビームにより蛍
光体表面に電荷がチャージアップして、電子ビームが蛍
光体表面に達せず発光しなくなる。そこで、たとえば第
5図に示すように、基板ガラス23上の低融点ガラス層
24上に、さらにIT○や導電性処理を施したZnO等
の厚さ1000人程度の透明導電膜26を設けて、これ
を蛍光体粒子25がつき破って下の低融点ガラス層24
にその一部分が密着するような構造も考えられるが、こ
の構造であると、透明導電膜26の厚さも1000人程
度以下と厚くできないばかりか、蛍光体粒子25の埋め
込み密度をあげればあげるほど、透明導電膜の破られて
いる部分の面積が大きくなり、チャージを除去するのに
必要な導電性が得られなくなる。また、埋め込みの工程
中で膜切れ等が生ずることがある。さらに低融点ガラス
自体にチャージを除去するために必要な導電性をもたせ
ることは難しい等の欠点がある。
450℃から500℃程度であるものを使用しているた
め、埋め込み工程の加熱温度は、この程度でよく、70
0℃程度の高温に蛍光体粒子をさらす必要のあった特願
昭60−77646号の実施例のように、前述の不純物
元素の混入や組成元素の蒸発等による発光効率の減少を
著しく低減し、あわせて基板ガラスの変形の問題も解消
する6(発明が解決しようとする問題点) 」−記、従来例のように、単に基板ガラス上に設けた低
融点ガラス中に蛍光体粒子の一部分を埋め込んだ構造に
することにより、確かに蛍光体粒子の発光性能の劣化を
おさえて熱放散性を飛寵的に向上させることはできるが
以下のような欠点があった・ まず、従来の低融点ガラス材料はpboを主成分とした
比抵抗が1010Ω・1以上の絶縁体であるため、単に
上記の構造のままだと、照射される電子ビームにより蛍
光体表面に電荷がチャージアップして、電子ビームが蛍
光体表面に達せず発光しなくなる。そこで、たとえば第
5図に示すように、基板ガラス23上の低融点ガラス層
24上に、さらにIT○や導電性処理を施したZnO等
の厚さ1000人程度の透明導電膜26を設けて、これ
を蛍光体粒子25がつき破って下の低融点ガラス層24
にその一部分が密着するような構造も考えられるが、こ
の構造であると、透明導電膜26の厚さも1000人程
度以下と厚くできないばかりか、蛍光体粒子25の埋め
込み密度をあげればあげるほど、透明導電膜の破られて
いる部分の面積が大きくなり、チャージを除去するのに
必要な導電性が得られなくなる。また、埋め込みの工程
中で膜切れ等が生ずることがある。さらに低融点ガラス
自体にチャージを除去するために必要な導電性をもたせ
ることは難しい等の欠点がある。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、低融点ガラス層
と基板ガラスの間に導電層を設け、低融点ガラス層の膜
厚を蛍光体粒子の粒径より薄くすることで、高電流密度
の電子ビームを照射することにより高輝度発光が可能な
蛍光体表示板を提供することである。
と基板ガラスの間に導電層を設け、低融点ガラス層の膜
厚を蛍光体粒子の粒径より薄くすることで、高電流密度
の電子ビームを照射することにより高輝度発光が可能な
蛍光体表示板を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の蛍光体表示板は、基板ガラス上に設けられた低
融点ガラス層に蛍光体粒子の一部分が埋め込まれている
構造の蛍光体表示板において、基板ガラスと低融点ガラ
ス層の間に導電層が設けられており、この導電層に、蛍
光体粒子の一部分が接触または近接しているものである
。
融点ガラス層に蛍光体粒子の一部分が埋め込まれている
構造の蛍光体表示板において、基板ガラスと低融点ガラ
ス層の間に導電層が設けられており、この導電層に、蛍
光体粒子の一部分が接触または近接しているものである
。
また、低融点ガラス層の厚さが蛍光体の粒径より薄いも
のであり、また導電層として透明導電膜を用いるもので
あり、さらに導電層として一部分を除去した金属薄膜を
用いるものである。
のであり、また導電層として透明導電膜を用いるもので
あり、さらに導電層として一部分を除去した金属薄膜を
用いるものである。
(作 用)
本発明は、蛍光体粒子と基板ガラスの間の高い熱伝導性
を保ったまま、電子ビーム照射による電荷のチャージア
ップを防ぐために十分な導電性を兼ね備えた蛍光体面を
形成し、高電流密度により高輝度発光可能な蛍光体表示
板を実現するものである。
を保ったまま、電子ビーム照射による電荷のチャージア
ップを防ぐために十分な導電性を兼ね備えた蛍光体面を
形成し、高電流密度により高輝度発光可能な蛍光体表示
板を実現するものである。
(実施例)
本発明の実施例を第1図および第2に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明の蛍光体表示板の断面図である。
同図において、1は基板ガラス、2は蛍光体粒子であっ
て、本実施例においてはZnO: Zn蛍光体である。
て、本実施例においてはZnO: Zn蛍光体である。
3は低融点ガラス層、4は透明導電膜である。蛍光体粒
子2は、低融点ガラス層3にその一部分が埋め込まれて
おり、さらに蛍光体粒子2の下部は透明導電膜4に接触
または近接している。
子2は、低融点ガラス層3にその一部分が埋め込まれて
おり、さらに蛍光体粒子2の下部は透明導電膜4に接触
または近接している。
蛍光体粒子2上側の空間が真空であり、上部の電子源か
ら電子ビームが蛍光体面に照射され、蛍光体が発光する
。蛍光体粒子2の平均粒径は数μmであり、その上部表
面は真空中に露出しており、侵入深さがせいぜい10人
程度の低速電子線でも十分電子ビームが蛍光体粒子2に
まで到達し、蛍光体を高効率で発光させることができる
。
ら電子ビームが蛍光体面に照射され、蛍光体が発光する
。蛍光体粒子2の平均粒径は数μmであり、その上部表
面は真空中に露出しており、侵入深さがせいぜい10人
程度の低速電子線でも十分電子ビームが蛍光体粒子2に
まで到達し、蛍光体を高効率で発光させることができる
。
本実施例においても、従来例と同様に低融点ガラス層3
が設けられており、これにほぼ一層からなる蛍光体粒子
2の一部分が埋め込まれている構造のため、蛍光体粒子
2と基板ガラス1との熱伝導性が、通常の蛍光体粒子層
5に比べて極めてよくなっており、たとえば、光プリン
タ用−次元アレー光源の発光部に蛍光体表示板を用い、
高電流密度の電子ビームを照射して、高輝度の発光パワ
ーを得ようとした場合でも、電子ビームの照射される蛍
光体上部表面で発生する熱が、この低融点ガラス層3を
介して基板ガラス1側に良く放散する。したがって、通
常の蛍光体粒子塗布層で問題となる高電流密度電子ビー
ム照射よりおこる温度消光は回避でき、高輝度の発光パ
ワーを得ることができる。
が設けられており、これにほぼ一層からなる蛍光体粒子
2の一部分が埋め込まれている構造のため、蛍光体粒子
2と基板ガラス1との熱伝導性が、通常の蛍光体粒子層
5に比べて極めてよくなっており、たとえば、光プリン
タ用−次元アレー光源の発光部に蛍光体表示板を用い、
高電流密度の電子ビームを照射して、高輝度の発光パワ
ーを得ようとした場合でも、電子ビームの照射される蛍
光体上部表面で発生する熱が、この低融点ガラス層3を
介して基板ガラス1側に良く放散する。したがって、通
常の蛍光体粒子塗布層で問題となる高電流密度電子ビー
ム照射よりおこる温度消光は回避でき、高輝度の発光パ
ワーを得ることができる。
本実施例の蛍光体面の製造方法を示す。基板ガラス1上
にITOや導電性処理をほどこしたZnO等の透明導電
膜4を50Ω/口(50Ω/(2,54)2d)程度以
下の面積抵抗になるように蒸着し、エツチング法等によ
り必要な形状に成形する。さらに、その上にpboを主
成分とする軟化点が450℃ないし500℃程度の低融
点ガラス層3を、従来例で示した方法と同様にして形成
する。この低融点ガラス層3についても、その下部に設
けた透明導電膜4のパターンに応じて、その上部の必要
な場所に設ける。その上に、ZnO,Zn蛍光体粒子層
5を沈殿法により設け、従来例に示した方法と同様に、
軟化させた低融点ガラス中に蛍光体粒子層5の一部の粒
子を部分的に埋め込んで、一部分が低融点ガラス層3中
に埋め込まれた粒子からなるほぼ単層の蛍光体粒子層5
が形成される。
にITOや導電性処理をほどこしたZnO等の透明導電
膜4を50Ω/口(50Ω/(2,54)2d)程度以
下の面積抵抗になるように蒸着し、エツチング法等によ
り必要な形状に成形する。さらに、その上にpboを主
成分とする軟化点が450℃ないし500℃程度の低融
点ガラス層3を、従来例で示した方法と同様にして形成
する。この低融点ガラス層3についても、その下部に設
けた透明導電膜4のパターンに応じて、その上部の必要
な場所に設ける。その上に、ZnO,Zn蛍光体粒子層
5を沈殿法により設け、従来例に示した方法と同様に、
軟化させた低融点ガラス中に蛍光体粒子層5の一部の粒
子を部分的に埋め込んで、一部分が低融点ガラス層3中
に埋め込まれた粒子からなるほぼ単層の蛍光体粒子層5
が形成される。
ここで、これらの蛍光体粒子2と透明導電膜4は電気的
に導通している必要がある。と同時に。
に導通している必要がある。と同時に。
蛍光体粒子2上部表面は、真空中に露出していなくては
ならないつ これら2つの条件を同時に満たすほぼ単層の蛍光体粒子
層5を形成するために、低融点ガラス層3の厚さは、蛍
光体粒子2の平均粒径より薄く。
ならないつ これら2つの条件を同時に満たすほぼ単層の蛍光体粒子
層5を形成するために、低融点ガラス層3の厚さは、蛍
光体粒子2の平均粒径より薄く。
2000人ないし5000人である。この程度の厚さの
低融点ガラス膜中に蛍光体粒子2を埋め込むことにより
、各蛍光体粒子2の大部分の粒子の下部が透明導電膜4
に接触または近接する。
低融点ガラス膜中に蛍光体粒子2を埋め込むことにより
、各蛍光体粒子2の大部分の粒子の下部が透明導電膜4
に接触または近接する。
ところで、本実施例は蛍光体面での発光を基板ガラス1
を透過して利用する。たとえば、透過型蛍光表示管や光
プリンタ用の一次元アレー光源等に用いるもので、低融
点ガラス層3および透明導電膜4は基板ガラス1同様、
それぞれの用途に応じて必要な蛍光体の発光波長範囲に
対して透明である。したがって、本実施例における透明
導電膜4は適度な光透過率と導電性がある除去部を有す
る金属薄膜でもよい。
を透過して利用する。たとえば、透過型蛍光表示管や光
プリンタ用の一次元アレー光源等に用いるもので、低融
点ガラス層3および透明導電膜4は基板ガラス1同様、
それぞれの用途に応じて必要な蛍光体の発光波長範囲に
対して透明である。したがって、本実施例における透明
導電膜4は適度な光透過率と導電性がある除去部を有す
る金属薄膜でもよい。
第2図にその実施例を示す。基板ガラス上に、上記金属
薄膜が形成されている様子を示す。同図は短冊状の金属
薄膜の例であり、プリンタ用の一次元アレー光源に適用
される。同図において、11は蒸着により設けられたア
ルミニウム薄膜であり、12はエツチング法等により形
成された除去部である。13は基板ガラスである。実際
にはこの上部に低融点ガラス層が形成され、蛍光体粒子
が埋め込まれる。除去部を有する金属薄膜の形状は、こ
の他にもメツシュ状や格子状等用途に応じて最適なもの
が選ばれる。
薄膜が形成されている様子を示す。同図は短冊状の金属
薄膜の例であり、プリンタ用の一次元アレー光源に適用
される。同図において、11は蒸着により設けられたア
ルミニウム薄膜であり、12はエツチング法等により形
成された除去部である。13は基板ガラスである。実際
にはこの上部に低融点ガラス層が形成され、蛍光体粒子
が埋め込まれる。除去部を有する金属薄膜の形状は、こ
の他にもメツシュ状や格子状等用途に応じて最適なもの
が選ばれる。
以上のように本実施例に示した蛍光体表示板を構成する
ことで、低融点ガラス層3と基板ガラス1の間に透明導
電膜4を設け、かつ低融点ガラス層3の膜厚を蛍光体粒
子2の平均粒径より薄くすることで、低融点ガラス層に
密着したほぼ単層の蛍光体粒子層5の粒子の多くが、蛍
光体粒子上部表面は真空中に露出し、下部は透明導電膜
4に接触または近接しているため、高電流密度の電子ビ
ームを照射しても、熱放散性の極めてよい、しかもチャ
ージアンプしない蛍光体面が実現できる。
ことで、低融点ガラス層3と基板ガラス1の間に透明導
電膜4を設け、かつ低融点ガラス層3の膜厚を蛍光体粒
子2の平均粒径より薄くすることで、低融点ガラス層に
密着したほぼ単層の蛍光体粒子層5の粒子の多くが、蛍
光体粒子上部表面は真空中に露出し、下部は透明導電膜
4に接触または近接しているため、高電流密度の電子ビ
ームを照射しても、熱放散性の極めてよい、しかもチャ
ージアンプしない蛍光体面が実現できる。
(発明の効果)
本発明によれば、低融点ガラス層と基板ガラスの間に導
電層を設け、低融点ガラス層の膜厚を蛍光体粒子の粒径
より薄くすることで、熱放散性がよく温度消光をおこさ
ない特性を保ったまま、チャージアンプしない蛍光体面
が得られ、高電流密度の電子ビームを照射することによ
り高1511度発光可能な蛍光体表示板を提供すること
ができ、実用上の効果は大である。
電層を設け、低融点ガラス層の膜厚を蛍光体粒子の粒径
より薄くすることで、熱放散性がよく温度消光をおこさ
ない特性を保ったまま、チャージアンプしない蛍光体面
が得られ、高電流密度の電子ビームを照射することによ
り高1511度発光可能な蛍光体表示板を提供すること
ができ、実用上の効果は大である。
第1図は本発明の一実施例における蛍光体表示板の断面
図、第2図は他の実施例の蛍光体表示板の斜視図、第3
図、第4図および第5図は従来例の蛍光体表示板の断面
図である。 1.13・・・載板ガラス、 2 ・・・蛍光体粒子、
3 ・・低融点ガラス層、 4・・・透明導電膜、
5 ・・・蛍光体粒子層、11・・・アルミニウム薄膜
、12・・・除去部。 特許出願人 松下電器産業株式会社 −ぐンみ
図、第2図は他の実施例の蛍光体表示板の斜視図、第3
図、第4図および第5図は従来例の蛍光体表示板の断面
図である。 1.13・・・載板ガラス、 2 ・・・蛍光体粒子、
3 ・・低融点ガラス層、 4・・・透明導電膜、
5 ・・・蛍光体粒子層、11・・・アルミニウム薄膜
、12・・・除去部。 特許出願人 松下電器産業株式会社 −ぐンみ
Claims (4)
- (1)基板ガラス上に設けられた低融点ガラス層に蛍光
体粒子の一部分が埋められている構造の蛍光体表示板に
おいて、前記基板ガラスと低融点ガラス層の間に導電層
が設けられており、該導電層に、前記蛍光体粒子の一部
が接触または近接していることを特徴とする蛍光体表示
板。 - (2)低融点ガラス層の厚さが、前記蛍光体の粒径より
薄いことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
蛍光体表示板。 - (3)導電層として透明導電膜を用いることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項記載の蛍光体表示板。 - (4)導電層として一部分を除去した金属薄膜を用いる
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の蛍光
体表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10945786A JPS62268042A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | 蛍光体表示板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10945786A JPS62268042A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | 蛍光体表示板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62268042A true JPS62268042A (ja) | 1987-11-20 |
Family
ID=14510716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10945786A Pending JPS62268042A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | 蛍光体表示板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62268042A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010056007A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ushio Inc | 蛍光ランプ |
WO2016088283A1 (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-09 | 董隆 釜原 | 照明装置および照明装置の製造方法 |
EP3968357A1 (en) * | 2020-09-10 | 2022-03-16 | Masataka Kamahara | Field emission light device |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP10945786A patent/JPS62268042A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010056007A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ushio Inc | 蛍光ランプ |
WO2016088283A1 (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-09 | 董隆 釜原 | 照明装置および照明装置の製造方法 |
JPWO2016088283A1 (ja) * | 2014-12-02 | 2017-08-31 | 董隆 釜原 | 照明装置および照明装置の製造方法 |
US9978581B2 (en) | 2014-12-02 | 2018-05-22 | Masataka Kamahara | Lighting device and lighting device manufacturing method |
EP3968357A1 (en) * | 2020-09-10 | 2022-03-16 | Masataka Kamahara | Field emission light device |
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