JPS62266332A - 空気調和機のドレン処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は主として室外機と室内機とを冷媒配管により接
続してなる分離形空気調和機の室内機におけるドレン処
理装置に関する。

（従来の技術） 従来この種の空気調和機にあっては、室内機がたとえば
壁掛形の場合、第４図に示すように壁（１０）の室内側
面に据付桟（１０ａ）を固定し、この据付桟（１０ａ）
に壁掛形室内機の本体（旧）を掛けて壁面に据付けるよ
うにするもので、前記本体（旧）は吸込Ｌｌ（０２）、
吹出口（０３）を備え、かっこの本体（旧）内には吸込
ＩＪ（０２）に対向するよう配置した熱交換器（０４）
と、この熱交換２ｓ（０４）の下方に配置した第１ドレ
ンパン（０５）と、ドレンパン（θ５）の−側方におい
て、第１ドレンパン（０５）と一体的に成形された誘導
筒（０７）を介して連通ずるように配置した第２ドレン
パン（ＯＢ）とが設けられており、また前記第２ドレン
パン（ＯＢ）から延びるドレンホース（ｏ８）が壁（１
０）を目通して埋設されたスリーブ用のパイプ（０９）
内を通して屋外に導出するよう□にしている−・方前記
熱交換器（０４）の補助配管（０１０）（０１０）か＋
）ｉ？記パイプ（０９）内を通して室外に導出した接続
配管（０１１）（０１１）を介して図外の室外機に接続
するようにしている。なお、図中の（０１２）は吸込Ｉ
＋（０２）の内側に設けた送風機である。

１−記構成において、冷房時、熱交換器（ｏ４）に結露
したドレン水は第１ドレンパン（０５）に嫡ドし、この
第１ドレンパン（０５）より側方の誘導筒（０７）を通
水させて第２ドレンパン（０６）に誘水し、この第２ド
レンパン（０６）からパイプ（０９）内を通したドレン
ホース（０８）をυ［水１」のある場所まで配設して、
ドレン水を排水するとともに、同じパイプ（０９）に液
管およびガス管からなる接続配管（０■）と電気配線（
図示せず）などを通して室外機と接続するものであった
。

（発明が解決しようとする問題点） ところで−に記のような従来の構成では、ドレン水の排
水口が屋外のすぐ近くにある場合はよいが、遠くの位置
にドレンホース（０８）を持って行く必要のある場合は
、ドレンホース（０８）の勾配を取りながら配設せねば
ならず、遠い位置になれば、ドレンホース（０８）の固
定も必要となり煩雑化する。

また近くに排水口があっても、ドレンホース（０８）は
固定されていないことがあるために外観の見栄えもよく
ないという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、ドレンホ
ースの勾配をとるといった煩雑さを解消し、ドレンホー
スの不安化を図ることを１−１的とする。

（問題点を解決するための手段） この問題点を解決するために本発明は、熱交換器の下方
に設けたドレンパンに、ドレン水の水位検出により駆動
する霧化器を設け、前記霧化器より霧化誘導筒を導出と
したことに特徴を有するものである。

（作用） この構成により、冷房時熱交換器に発生したドレン水は
ドレンパンに滴下し、この滴下したドレン水は霧化ムで
霧化され、霧化された霧は霧化誘導筒を経て、室外に噴
霧され、ドレン水処理が行われるものである。

（実施例） 以Ｆ本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて詳細
に説明する。

図において（ＩＩ）は、壁（１０）に固定した据付桟（
ＩＯａ）に掛けることにより据付けるようにした室内機
の本体で、その前面側１−ド部には室内空気の吸込ｒ’
＋（＋２）と吹出１−１（＋３）とが形成されており、
また前記本体（ＩＩ）内には、前記吸込Ｌ−１（１２）
側で冷房時蒸発器として作用し暖房時凝縮器として作用
する室内側熱交換器（１４）と、この熱交換器（１４）
の下方に配設されて滴下するドレン水を受ける第１ドレ
ンパン（＋５）と、この第１ドレンパン（１５）の下方
底部で背面側に片寄せて配設された第２ドレンパン（１
６）とが設けられており、かつ前記第１ドレ′ンパン（
１５）と第２ドレンパン（＋６）とはその−側で、第１
ドレンパン（＋５）と一体に樹脂成形された誘導筒（１
７）により連通されて、第１ドレンパン（１５）のドレ
ン水を第２ドレンパン（１８）に通水するようにしてい
る。

また前記第２ドレンパン（１６）の内側には、第１ドレ
ンパン（１５）から講導Ｔ、１　（＋　７　）を経て流
下し第２ドレンパン（１６）内に溜められたドレン水の
水位検出により駆動する超音波振動ｒ（図示せず）をも
つ超音波霧化器（１８）が設けられており、この超音波
霧化器（＋８）は、その−１一部に霧化筒（１９）を備
えている。・ 一方前記室内側熱交換器（１４）から補助配管（２０）
（２０）を介して接続配管（２１０２１）が延設され、
この接続配管（２１）（２１）により室内機と室外機と
が接続されるのであって、前記接続配管（２１）（２１
）を通す配管筒（２３）と、前記霧化筒（１９）を介し
て超音波霧化器（１８）に連通される霧化誘導筒（２４
）とを−・体に並設してめがね形状としためがねパイプ
（２２）が形成され、このめがねパイプ（２２）を壁（
１０）の内外にＩ１通するように埋設するのである。

なお、前記めがねパイプ（２２）は壁（ｌＯ）を貫通し
外側に向かって下方に傾斜するように固定され周囲は雨
仕舞を行う。まためがねパイプ（２２）を構成する霧化
誘導筒（２４）の室外側端部はＦ向きに屈曲されて屈曲
噴霧１１（２５）が形成されている。一方間管筒（２３
）には接続配管（２１）（２１）とともに電気配線（２
６）もＩ１通されている。

−１−記構成において、夏期冷房時に室内機を運転する
ことによって吸込口（Ｉ２）より熱交換器（１４）を通
って吹出ＩＩ（１３）より吹出すが、前記熱交換器（１
４）において結露したドレン水は第１ドレンパン（ｌ５
）に滴下し、傾斜した一側方に設けた誘導筒（１７）よ
り第２ドレンパン（１Ｂ）に流れる。この第２ドレンパ
ン（１Ｂ）内にドレン水が流れわずかな水位になると、
その水位を感知して超音波霧化器（！８）が駆動し、ド
レン水を霧化させる。霧化された霧は霧化筒（１９）よ
りめがねパイプ（２２）の霧化誘導筒（２４）内から屈
曲噴霧１−１（２５）を通り、下方へ霧が吹出され、大
気中に放出されるのである。

この結果、冷房時に発生するドレン水は第２ドレンパン
（１Ｂ）内の超音波霧化器（２７）により全部霧化誘導
筒（２９）内を通って屋外へ放出され、ドレンホースは
不要となる。

なお、前記実施例においてドレン水の霧化は超音波霧化
器によって行っているが、他の電熱霧化手段に行っても
よい。

（発明の効果） 以上実施例の説明により明らかなように本発明は、室内
機のドレンパン内に霧化器を設けてドレン水を霧化させ
ながら屋外へ放出するようにしたから、ドレンホースが
不安となり、排水１」に至るまでが遠い場合でも、ドレ
ンホースの勾配に対しての気配りは全く認せず、ドレン
ホースの固定などという煩雑さは全くなくなり、外観の
見栄えの而でもよくなり、しかも霧が吹出されているこ
とによってドレン水の処理が行われているか、どうかの
確認ができるなどの効果を有するものである

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による空気調和機のドレン処理装置の断
面図、第２図は同空気調和機のドレン処理装置のめがね
パイプの正面図、第３図は同ドレン処理装置のめがねパ
イプの斜視図、第４図は従来の空気調和機のドレン処理
装置の断面図である（１Ｇ）・・・壁、（１１）・・・
本体、（！４）・・・熱交換器、（１５）・・・第１ド
レンパン、（ＩＧ）用筆２ドレンパン、（＋７）・・・
誘導筒、（１８）・・・超？“１波霧化器、（１９）・
・・霧化筒、（２１）・・・接続配管、（２２）・・・
めがねパイプ、（２３）・・・配管筒、（２４）・・・
霧化誘導筒。 第１図　　　　　　　　第２図 ０Ｑ・・ＥｉＱυ−・接続配管 （１υ・・・本体　　　　　　　　　翰・・−めがねパ
イプ（１４）・・・熱交換と　　　　　　　ｑう・配管
筒α９・・・第１ドレ／ハ／　　　　　（至）−霧化誘
導筒０６・・・第２ドレ／バ／ αり・・・誘４ト筒 αター・超音波霧化器 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱交換器の下方に設けたドレンパに、ドレン水の
   水位検出により駆動する霧化器を設け、前記霧化器より
   霧化誘導筒を導出したことを特徴とする空気調和機のド
   レン処理装置。
2. （２）霧化誘導筒は室外側端部が下向きに屈曲されたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の空気調和
   機のドレン処理装置。