JP2010513829A

JP2010513829A - 凝縮液を自動で蒸発させるシステム

Info

Publication number: JP2010513829A
Application number: JP2009540796A
Authority: JP
Inventors: レオン，フランシスコアビエールサンタナ
Original assignee: レオン，フランシスコアビエールサンタナ
Priority date: 2006-12-15
Filing date: 2007-12-13
Publication date: 2010-04-30
Also published as: ES2301411B1; EP2101130A1; EP2101130A4; US20100107666A1; CN101595354A; ES2301411A1; WO2008071824A1

Abstract

【課題】凝縮液を排水するパイプを必要としないエアコン装置を提供すること。エアコン装置の熱効率を改善し、電力消費を低減すること。
【解決手段】本発明の凝縮液を自動で蒸発させるシステムは、電気ポンプ４と、液レベル・センサ３と、噴霧器６を端部に有するパイプ５とを有する。凝縮器の下部トレー２に溜まった凝縮液を集め、この集めた凝縮液を、凝縮器の換気グリル７の上に、噴霧器６を介して、微細な霧状に放出する。この構成により凝縮液を排水するパイプが不要になる。凝縮器の換気グリルを冷却する。これによりエアコンの熱効率が上がる。
【選択図】図１

Description

本発明は、エアコンや冷却装置からの凝縮液を自動で蒸発させるシステムに関する。

現在、エアコンは、大気を取り扱う最も完成したプロセスである。このプロセスは、温度（加熱と冷却)と湿度と品質(更新とフィルタリング)の観点から、作動状態の調整に関連するプロセスを含む。

ここ数年、エアコンは、家庭、職場、娯楽施設等で人々に快適さをもたらす必要不可欠な装置となっている。

エアコンの技術は、今日では、エアコンを、市場で低価格・高性能で容易に据え付け可能な装置にするまで発達してきている。

しかしこれらのエアコンは、エアコンを構成する様々な装置から発生する凝縮液を除去する最適なシステムが欠落している。

本発明は、温度と湿度の交換状態において、特にエアコンのプロセス（Ｆ２５)の間凝縮した液体を蒸発させる装置である。このプロセスは、凝縮プロセスに起因し蒸発器内で行われる。

本発明の第１の目的は、家庭用エアコンの多くの重大な問題の１つ、即ち凝縮液を排水する複雑なシステム（例、パイプ）を必要としないエアコン装置を提供することである。第２の目的は、エアコン装置の熱効率を改善し、電力消費を低減することである。

本発明は、外部の凝縮器に適応され、エアコンのプロセスの間凝縮した水を収集する装置（この装置内に凝縮液用の電気ポンプが配置される）と、液レベル・センサと、小さな垂直パイプとを必要とする。その垂直パイプの端部に噴霧器が搭載される。この凝縮された水は、外部ユニットである凝縮器の上にポンプで排水される。そして外部ユニットの温度が高いため、また装置のファンの動作により、湿度の交換と共に、凝縮液は、蒸発して外気になる。これにより排水パイプと／または凝縮液の収集用容器が、必要なくなる。

本発明の装置を搭載した外部コンデンサ・ユニット(凝縮器)の裏面図。外部コンデンサ・ユニット(凝縮器)の側面図。

本発明の装置は、エアコンのシステムのコンデンサ・ユニット(凝縮器)１に搭載され、液レベル・センサ３を有する。この液レベル・センサ３は、凝縮液収集容器２内に溜まった水の存在と量を検出し、容器２内の水量が十分高いレベルに達すると、電気ポンプ４を駆動する。この電気ポンプ４は、凝縮液を垂直パイプ５を介して排水する。この垂直パイプ５は、外部のコンデンサ・ユニット(凝縮器)の換気グリル７に取り付けられる。この換気グリル７上に、噴霧器６を通して、凝縮液が微細な霧状で放出される。

噴霧器６から出た水は、コンデンサ・ユニット(凝縮器)１の換気グリル７の上に直接落ちる。そこで水は、コンデンサ・ユニット(凝縮器)の温度と、コンデンサ・ユニット(凝縮器)の内部ファンの影響と、外気の湿度により、急速に蒸発する。

凝縮液収集容器２の水のレベルが下がると、これを液体レベル・センサが検出し、ポンプ４そして噴霧器６を停止する。

以上説明した様に、本発明は簡単でありながら独自性があるものである。本発明の要素は、センサと、ポンプと、パイプであり、噴霧器は、取り扱いと搭載が容易で安価である。

本発明により、エアコンの搭載コストは大幅に低減する。その理由は、排水パイプ(これは時に建物の外観を損なう)を搭載する必要がないからである。エネルギーコストも低減される。その理由は、噴霧器により、水が換気グリルの上に落ち、熱を取り除き、設置した後の熱効率を改善する。

本発明の変形例としては、あらゆる種類の液レベル・センサと電気ポンプが使用できる。パイプと噴霧器の特性と品質に関しても様々な物が利用できる。システムの様々な部品のサイズ及び使用する材料も上記の実施例に限定されない。

以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。

１コンデンサ・ユニット（凝縮器）
２凝縮液収集容器
３液レベル・センサ
４電気ポンプ
５垂直パイプ
６噴霧器
７換気グリル

Claims

凝縮液を自動で蒸発させるシステムにおいて、
前記システムは、電気ポンプと、液レベル・センサと、噴霧器を端部に有するパイプとを有し、
前記噴霧器は、エアコン・システムの外部凝縮器上に配置され、
凝縮器の下部トレーに溜まった凝縮液を集め、この集めた凝縮液を凝縮器の換気グリルの上に微細な霧状に放出する
ことを特徴とする凝縮液を自動で蒸発させるシステム。
液レベル・センサは、この液レベル・センサが、エアコンシステムの蒸発装置と凝縮器の排水パイプからの水を集めるトレー内の水の量が十分であると検知した時のみ、前記電気ポンプを駆動する
ことを特徴とする請求項１記載のシステム。