JPS62266136A - 浴用組成物 - Google Patents

浴用組成物

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JPS62266136A
JPS62266136A JP11025786A JP11025786A JPS62266136A JP S62266136 A JPS62266136 A JP S62266136A JP 11025786 A JP11025786 A JP 11025786A JP 11025786 A JP11025786 A JP 11025786A JP S62266136 A JPS62266136 A JP S62266136A
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capsule
microcapsules
acid
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新井 博人
Masahiro Takizawa
滝沢 正博
Shoji Konishi
小西 詔二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産−栗、比の一利−3川−分野一 本発明は、疎水性液滴を芯物質とし、親水性コロイドの
相分離物でこの疎水性液滴を被覆してなるマイクロカプ
セルのカプセル膜を、硬化処理することなく効果的に脱
水させることができるマイクロカプセルのfJ5造方法
に関し、更に詳述すれば、水との接触時や希釈時にカプ
セル膜が容易に溶解し、芯物質が放出されてその効率を
発揮し得、このため石けん、浴剤等の各種製品に好適に
用いられるマイクロカプセルの新規な製造方法に関する
茗ジ4の一技」1及V発−明φす屹法」仁よ一髪仁j1
ケ間−#14ゆ従来、水との接触時や希釈時にカプセル
膜が溶解し、芯物質が放出されるマイクロカプセルを製
造する方法としては、■ソルトコアセルベーション法、
■噴霧乾燥法、■気中IV!!濁被覆法、■オリフィス
法等が提案されている。
しかしながら、前記■、■の方法は、製造時の芯物質の
被覆率が低いと共に、透過性に優れたカプセル膜の形成
が困難であり、■の方法は、カプセル粒径、生産効率の
面から制約が多い等の問題点がある。これに対し、前記
■の方法は、生産効率的には充分工業化可能であるが、
カプセル粒径のコントロールが難しく、カプセル同士の
凝四か起り易いため、操作が煩しい。
一方、粒径コントロール、カプセル同士の凝柴防止等が
上記■の方法に比べて比較的容易なマイクロカプセルの
製造方法として、コンプレックスコアセルベーション法
が提案されている。この方法は、被覆時にカチオン性高
分子物質とアニオン性高分子物質とを用いるので、カプ
セル膜の物性や機能のコントロールも容易であり、多く
の工業化実績がある。しかし、この方法でゼラチンをカ
プセル膜に用いてマイクロカプセルを製造する場合、被
覆後にカプセル膜をアルデヒド類等の硬化剤で硬化処理
し、カプセル膜中のゼラチンを不溶化するため、このカ
プセル膜は水との接触や希釈のみでは溶解せず、主に機
械的な力でカプセル膜が崩壊することによって芯物質が
放出されるので、水希釈系で使用する場合には芯物質の
放出コントロールや放出効率が極めて悪い。
この場合、コンプレックスコアセルベーション法で芯物
質を被覆後、カプセル膜を硬化処理せず、しかも全く脱
水処理しなければ、カプセル分散液と平衡状態にあるマ
イクロカプセルをそのまま分離、洗浄する際に、カプセ
ル膜がゲル化点以上となり、直ちに溶解して芯物質が放
出されるばかりでなく、乾燥する場合も工程中で破壊が
生じ、乾燥効率が悪い。従って、コンプレッ々スコアセ
ルベーションにおいて被覆後に硬化処理を行わない場合
、カプセル膜を脱水処理することは、マイクロカプセル
の生産効率を高めるために重要な工程となるにもかかわ
らず、好ましい処理方法が1!)られていない。
なお、−1−述のコンプレックスコアセルベーション法
における被覆後のカプセル膜処理方法として、電解質を
カプセル膜形成物質100重基部に対して1〜200重
量部添加し、カプセル膜を脱水処理する方法(特開昭5
3−1.37079号公報)や、有機溶媒、吸湿性グリ
コール等を用いてカプセル膜を脱水乾燥する方法(特公
昭/16−21−206号公報)等が提案されている。
しかし、前者の方法で処理したカプセル1換は工ポキシ
架橋ポリアミノ樹脂からなり、極めて不透過性の膜であ
り、後者の処理方法は、乾燥剤による汚染、価格面等の
問題点があり、いずれの方法も工業生産−11好ましく
ない。
以上の如く、従来のマイクロカプセルの製造方法はいず
れも工業生産的に不利であり、このため、工業的規模に
おいて満足するような水との接触時や希釈時にカプセル
膜が溶解し、芯物質が放出されるマイクロカプセルの製
造方法の開発が望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、石けん、浴剤
等の製品に配合された状態では芯物質の放出が抑制され
、水との接触時や希釈時に初めてカプセル膜が容易に溶
解し、芯物質が放出されるマイクロカプセルを簡単かつ
確実に製造でき、更に効率が良く、工業的に有利なマイ
クロカプセルの製造方法を提供することを目的とする。
Bgie解=決−す7a f、吟(7) fJ A U
 M jf1即ち、本発明者らは、疎水性液滴を芯物質
とし、親水性コロイドの相分離物でこの疎水性液滴を被
覆することにより得られたコアセルベーション法による
マイクロカプセルに対し、カプセル膜を硬化処理するこ
となく効果的に脱水する方法について鋭意検討を行った
結果、マイクロカプセルを特定量、即ちマイクロカプセ
ル被覆時の配合水100重量部に対し8〜100重量部
の電解質で処理することが非常に有効で、マイクロカプ
セルを分散した液中に電解質を上記使用量で添加して処
理することによって得られたマイクロカプセルは、カプ
セル膜が確実に脱水され、これを乾燥した場合も乾燥効
率が良いものであると共に、このように脱水又は脱水後
乾燥されたものは安定で、石けん、浴剤等の各種製品に
配合される際に破壊されることが非常に少なく、製品中
に長期に亘り芯物質の放出なく安定に配合される上、硬
化処理が施されていないので、製品が水に接触し或いは
希釈される時に容易に芯物質が放出され、上記目的が効
果的に達成されることを知見し、本発明をなすに至った
ものである。
従って、本発明は、疎水性液滴を芯物質とし、親水性コ
ロイドの相分離物でこの疎水性液滴を被覆してマイクロ
カプセルを形成した後、このマイクロカプセルを分散し
た液中に電解質をマイクロカプセル被覆時の配合水10
0重量部に対し8〜100市基部添加してマイクロカプ
セル1漠を脱水することを特徴とするマイクロカプセル
の製造方法を提供するものである。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明は、−1−述したように、神木性液滴を芯物質と
し、親水性コロイドの相分離物でこの疎水性M 2丙を
被覆してマイクロカプセルを1!)るものである。この
場合、マイクロカプセルの製造方法は、公知の方法を採
用し得るが、コアセルベーション法、特にコンプレック
スコアセルベーション法が好適に採用し得る。
ここで、親水性コロイドは、ゼラチン水溶液とアニオン
性親水高分子物質とを含む水溶液からなることが好まし
い。この場合、まずゼラチン水溶液に疎水性の芯物質を
分散し、これをアニオン性親木高分子物質の水溶液と混
合し、至適p Hに調整することで好適にマイクロカプ
セルを製造し1!する。このとき、水溶液中のゼラチン
及びアニオン性親水高分子物質の合計濃度は、10%以
下とすることが好ましく、またその温度は常法に応じ適
宜設定されるが、40〜45°Cに保ちながら疎水性の
芯物質を分散させることが好ましい。
なお、添加する疎水性の芯物質の種類は特に制限されな
いが、液体、微粒子等で水溶液中に分散可能なもの、例
えば天然鉱物油、天然動物油、天然植物油、合成油など
の各種油類、色素、顔料等が好適に用いられる。具体的
には、パラフィン油、魚油、牛油、オリーブ油、コーン
油、果皮油、アルキル化ナフタレン、アルキル化ビフェ
ニール、シリコーン油、油性ビタミン類、青色204等
が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
また、アニオン性親木高分子物質は、]1的に応じ適宜
選択されるが、通常のマイクロカプセルの製造の際に使
用されるものを用いることができる。
例えば、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロ一スア
ルカリ金属塩、アルギン酸すトリウム、カラゲナン、マ
レイン酸誘導体(スチレン−無水マレイン酸共重合体、
メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体等)、
アクリル酸共重合体、ポリビニルベンゼンスルホン酸、
カルボキシメチルデンプン等が好適に用いられ、これら
の1一種を単独で使用しても2種以上を併用しても良い
なお、芯物質として添加する疎水性物質及びアニオン性
親水高分子物質の添加量には特に限定はなく、通常の使
用範囲とすることができる。
本発明においては、上述した方法に従って芯物質表面を
ゼラチンとアニオン性親木高分子物質の水溶液からなる
親水性コロイド(コアセルベート)で被覆した後、カプ
セル化を促進すると同時に、ゼラチンを充分ゲル化する
ことが好ましい。この場合、その処理条件は特に制限さ
れないが、酢酸等を用いて液のp Hを3〜4.5に調
整し、液の温度をゼラチンのゲル化温度以下、好ましく
は35℃〜0℃、特に15℃以下まで徐々に冷却するこ
とにより、好適にカプセル化の促進、更にはゼラチンの
ゲル化を行うことができる。
次いで、本発明においては、芯物質を被覆した後、好ま
しくは充分ゲル化したカプセル膜を電解質を用いて脱水
し、更に必要に応じて乾燥することにより、水との接触
時や希釈時にカプセル膜が容易に溶解し、芯物質が放出
されてその効能を発揮する水可溶性ゼラチン膜カプセル
を製造するものである。
この場合、電解質はカプセルの保存方法、配合する製品
への影響を加味して種々選択されるが、カプセル分散水
溶液に添加、溶解することで系の電解質濃度を高めると
共に、水への高い溶解性を有する水溶性の無機化合物や
有機化合物を塩又は酸の形で用いることが好ましい。例
えば、電解質として、硫酸、亜硫酸、塩酸、リン酸、メ
タリン酸、ホウ酸、戻酸、ヨウ素酸、開酸、亜硝酸、ク
エン酸、酒石酸、酢酸等、又はそのアルカリ金属塩やア
ンモニウム化合物が好適に用いられ、また、グリシン、
アラニン、グルタミン酸等のアミノ酸類も用いられる。
これらの中では、前述のゼラチン膜のゲル化温度以下に
おいて充分な溶解度を有し、かつマイクロカプセル分散
液をカプセル化の促進に好適なp l−(3〜4.5の
範囲を保持可能な電解質、例えば、硫酸ナトリウム、リ
ン酸2水素ナトリウム、塩化ナトリウム等が好適に使用
でき、これらを用いることで容易に脱水処理することが
できる。
なお、電解質の量は、その種類により種々選択されるが
、カプセル膜含有水の脱水をより進ませるため高濃度に
することが好ましく、カプセル被覆時の配合水100重
量部に対して8重量部以上100重景部以下、より好ま
しくは15重量部以−ヒ70重量部以下用いることで、
良好に脱水処理できる。
また、その添加方法は特に制限されないが、上述したよ
うにカプセルのゼラチン膜が充分ゲル化した後に添加す
ることが好ましい。この場合、電解質を水溶液としてカ
プセル分散液中に添加、混合しても、また電解質を直接
添加しても良いが、いずれの場合も、カプセル分散液を
充分攪拌しながら電解質を徐々に添加することが好まし
い。更に、電解質の溶解度が低い場合は、低濃度の電解
質で一次脱水を行い、カプセル膜の状態を観察しながら
カプセル分散液温度を昇温し、電解質の溶解度を高めた
後、再度脱水処理することで目標の脱水状態とすること
ができる。
このようにして電解質処理で脱水したカプセルの保存は
、特に制限はされないが、電解質処理と同じ(好ましく
は同種、同濃度の)電解質で洗浄、分離後、やはり同じ
電解質水溶液中で保存することが好ましく、用途に応じ
て更に濾過し、空気中で乾燥、粉体化することができる
。また、乾燥、粉体化時にカプセル同士の凝集を防止す
るため、必要に応じ微細な固体、例えばタルク等を添加
して均一に分散させた後、乾燥、粉体化する方法も好ま
しく採用し得る。
11明、−の11枚 」二連のように、本発明によれば、適度な強度をもち、
石けん、浴剤、粒状洗剤、漂白剤等の電解質濃度の高い
製品や乾燥粉体製品中へ添加することができると共に、
長期間に亘りその効能を安定保存でき、更に、使用時に
水と接触、希釈するとカプセル膜が容易に溶解して、芯
物質が効果的に放出されるマイクロカプセルを容易かつ
確実に効率良く工業化生産することができる。
次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明、は下記の実施例によって何ら制限され
るものではない。
〔実施例1〕 攪拌機を備えた容量IQのビーカー中で、蒸留水480
gに10%ゼラチン水溶液160gを混合溶解し、反応
液温度を45℃に保ちながらレモン油64 gを添加し
分散させた後、10%アラビアゴ11水溶液160gを
添加、混和した。酢酸を用いてこの反応液をpH4,,
2に調整し、レモン油の油滴周囲にコアセルベートを析
出させた。更に、反応液温度を15℃まで徐々に冷却し
、カプセル膜を充分にゲル化させた。
次いで、このカプセル分散液に脱水用電解質として硫酸
すトリウム115g(カプセル被覆時の配合水1. O
0重量部に対して15重り部)を攪拌下で徐々に添加し
た。この場合、ゼラチン/アラビアゴムの含水ゲル状の
膜から脱水が起り、強固な膜になったことが顕微鏡で観
察された。この時、カプセル間の凝集は認められなかっ
たので、カプセルを15%硫酸ナトリウム水溶液で洗浄
、分離した後、15%硫酸ナトリウム水溶液中に分散し
て保存した。
このカプセルを15%硫酸ナトリウム水溶液から濾過、
分離した後、30℃の湯水中に添加したところ、カプセ
ル膜が直ちに膨潤、溶解し、芯物質であるレモン油が放
出されることが確認された。
〔実施例2〕 芯物質にα−ピネンを用い、実施例1と同様の方法で被
覆、脱水したカプセルを洗浄、分離して15%硫酸ナト
リウム水溶液中に保存した。
このカプセルを一過、分離して乾燥、粉体化し、30℃
の湯水中に添加したところ、カプセル膜が直ちに膨潤、
溶解し、芯物質のα−ピネンの香りが発し、放出が確認
された。
また、この粉体カプセルを温度45℃で2ケ月間放置し
たところ、カプセル重量の減少はわずか0.5重世%で
あり、緻密性に優れたカプセルであることが確認された
〔実施例3〕 芯物質にオリーブ油を用い、脱水用電解質としてクエン
酸ナトリウム230g(カプセル被覆時の配合水100
重基部に対して30重量部)を添加して実施例1と同様
の方法で被覆、脱水したカプセルを洗浄、分離して23
%クエン酸す1〜リウム水溶液中に保存した。
このカプセルを実施例1及び2と同様に芯物質の放出性
を評価したところ、30℃の湯水中で芯物質であるオリ
ーブ油が容易に放出されることが確認された。
〔実施例4〕 攪拌機を備えた容量IQのビーカー中で、蒸留水490
gに10%ゼラチン水溶液170gを混合溶解し、反応
液温度を40℃に保ちながらフローラルタイプの香料2
0g(フェニルエチルアルコール10g士ゲラニオール
10g)とオリーブ油40 gの混合油を添加し分散さ
せた後、5%力ルボキシメチルセルロースナ1−リウム
水溶液140gを添加、混和した。酢酸を用いてこの反
応液をPH3,9に調整し、混合油の周囲にコアセルベ
ートを析出させた。更に、実施例−1,2と同様の方法
でカプセルを脱水、乾燥した。
この粉体カプセルは全くフローラルタイプ香料の香りを
発しないにもかかわらず、30℃の湯水中に添加、攪拌
すると直ちにカプセル膜が膨潤、溶解し、芯物質のフロ
ーラルタイプ香料の香りが発し、放出が確認された。
また、この粉体カプセルを温度45℃で2ケ月間放置し
たところ、カプセル重量の減少はわずか0.7重量%で
あり、このカプセル膜が優れた不透過性を有することが
確認された。
〔実施例5〕 芯物質にスクワレンを用い、脱水用電解質として塩化ナ
トリウム194g(カプセル被覆時の配合水100重量
部に対して25重量部)を添加し一15= て実施例4と同様の方法で被覆、脱水したカプセルを洗
浄、分離して、20%塩化す1ヘリウム水溶液中に保存
した。
このカプセルを濾過、分離し、30℃の湯水中に添加し
たところ、カプセル膜が直ちに膨潤、溶解し、芯物質の
スクワレンが放出されることが確認された。
〔実施例6〕 油性ビタミン4gを流動パラフィン60gに分散させた
ものを芯物質に用い、実施例1と同様の方法で被覆し、
反応液温度を15℃まで徐々に冷却し、カプセル膜を充
分にゲル化させた。
次いで、このカプセル分散液を脱水用電解質として25
%リン酸2水素ナトリウム水溶液800g(カプセル被
覆時の配合水100重量部に対して26重量部のリン酸
2水素ナトリウム含有)中に攪拌下で添加し、分散させ
た。充分攪拌後、カプセルを分離し、15℃の25%リ
ン酸2水素ナトリウム水溶液で3回洗浄、分離を繰り返
し、分離したカプセルを25%リン酸2水素す1−リウ
ム水溶液中に分散して保存した。
このカプセルを濾過、分離し、30℃の渇水中に添加し
たところ、カプセル膜が直ちに膨潤、溶解し、芯物質が
放出されることが確認された。
上記実施例1〜6のマイクロカプセルの製造に使用した
物質及びマイクロカプセルの一最終形態を第1表にまと
めて示す。
実施例1〜6の結果より、本発明により製造したマイク
ロカプセルは、その効能を長期間安定に保存できると共
に、水と接触時、希釈時にはカプセル膜が容易に溶解し
、芯物質が放出することが確認された。
〔実施例7〜10、比較例1,2〕 実施例1と同様の方法で芯物質を被覆した後、第2表に
示すように電解質物質及びその添加量を変えて脱水処理
したマイクロカプセルについて、カプセル膜中の水分量
(重量%)及び強度を測定した。結果を第2表に示す。
なお、カプセル膜強度の測定は、試料をスライドグラス
上に均一に並べ、カバーグラスをした後、レオメータ−
(不動工業(株) MNRM−20,1,OJ)を用い
て断面積0.5a#のアダプターで一定の外圧をかけ、
この前後におけるカプセルの破砕率(%)を顕微鏡vA
察で求めた。
上記結果より、本発明により電解質で脱水処理したマイ
クロカプセルは、適度なカプセル膜中水分量と強度を有
し、各種製品への使用が可能であることが認められた。
〔実施例11、比較例3〜5〕 実施例2で得たマイクロカプセルを45℃で2ケ月保存
の後、下記組成の石けん組成物中に練り込み、その製造
時におけるカプセル破壊率、石けん組成物の使用時にお
けるカプセル溶解率と残存率とを比較した。更に、この
石けん組成物のかおり立ち及び石けん使用時のかおり立
ちを下記方法、基準にて評価した。
石−は俵岨戒潰 ナトリウム石けん(牛脂/ヤシ脂=65/35)   
 88 、5%水                 
      10.0カプセル           
       1.5合  計           
        100.0%(1)製品のかおり立ち 下記4段階でテスター50名により官能試験を行い、そ
の平均値で評価した。
4:カプセル化しないで芯物質を石けん組成物中に練り
込んだ時のかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い 1:4よりかなり弱い (2)使用時のかおり立ち 下記4段階でテスター50名により官能試験を行い、そ
の平均値で評価した。
4:実施例11の製品を密閉し、冷暗所に2ケ月間保存
した後における使用時のかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い 1:4よりかなり弱い 以上の結果を第3表に示す。
−9A − 〔実施例12、比較例6,7〕 実施例4で得たマイクロカプセルを45℃で2ケ月保存
の後、下記組成の浴剤組成物中に配合して打錠し、その
製造時におけるカプセルの破壊率、浴剤組成物の使用時
におけるカプセル溶解率と残存率を比較した。更に、こ
の浴剤組成物のかおり立ち及び浴剤組成物使用時のかお
り立ちを前述と同様の方法で下記基準にて評価した。
裕#J #Ji M Th 炭酸水素ナトリウム       50.0%硫酸ナト
リウム         47.0ラノリン     
        0.5ウラニン          
   0.5力プセJし             2
.0合   計                10
0.0%(1)製品のかおり立ち 4:カプセル化しないで芯物質を浴剤組成物中に配合、
打錠したときのかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い −tq  − 1:4よりかなり弱い (2)使用時のかおり立ち 4:実施例1−2の製品を密閉し、冷暗所に2ヶ月間保
存した後における使用時のかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い 1:4よりかなり弱い 以上の結果を第4表に示す。
実施例11及び12の結果より、本発明の製造方法によ
り製造したマイクロカプセルは、石けん、浴剤等へ添加
して製品化する際、製造時にはほとんど破壊せず、容易
に製品化でき、長期間に亘りその芯物質の効能を安定に
保存できると共に、使用にあたっては、カプセルが容易
に溶解してその芯物質が放出され、効能を発揮した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、疎水性液滴を芯物質とし、親水性コロイドの相分離
    物でこの疎水性液滴を被覆してマイクロカプセルを形成
    した後、このマイクロカプセルを分散した液中に電解質
    をマイクロカプセル被覆時の配合水100重量部に対し
    8重量部以上100重量部以下添加して、マイクロカプ
    セル膜を脱水することを特徴とするマイクロカプセルの
    製造方法。 2、親水性コロイドがゼラチンとアニオン性親水高分子
    物質とを含む水溶液からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のマイクロカプセルの製造方法。
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