JPS62266136A - 浴用組成物 - Google Patents

浴用組成物

Info

Publication number
JPS62266136A
JPS62266136A JP11025786A JP11025786A JPS62266136A JP S62266136 A JPS62266136 A JP S62266136A JP 11025786 A JP11025786 A JP 11025786A JP 11025786 A JP11025786 A JP 11025786A JP S62266136 A JPS62266136 A JP S62266136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcapsule
electrolyte
capsule
microcapsules
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11025786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0753656B2 (ja
Inventor
Hiroto Arai
新井 博人
Masahiro Takizawa
滝沢 正博
Shoji Konishi
小西 詔二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP61110257A priority Critical patent/JPH0753656B2/ja
Priority to FR8609303A priority patent/FR2584088A1/fr
Priority to DE19863621458 priority patent/DE3621458A1/de
Priority to US06/879,438 priority patent/US4749501A/en
Publication of JPS62266136A publication Critical patent/JPS62266136A/ja
Publication of JPH0753656B2 publication Critical patent/JPH0753656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/11Encapsulated compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/005Antimicrobial preparations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/20After-treatment of capsule walls, e.g. hardening
    • B01J13/206Hardening; drying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0039Coated compositions or coated components in the compositions, (micro)capsules
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q13/00Formulations or additives for perfume preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産−栗、比の一利−3川−分野一 本発明は、疎水性液滴を芯物質とし、親水性コロイドの
相分離物でこの疎水性液滴を被覆してなるマイクロカプ
セルのカプセル膜を、硬化処理することなく効果的に脱
水させることができるマイクロカプセルのfJ5造方法
に関し、更に詳述すれば、水との接触時や希釈時にカプ
セル膜が容易に溶解し、芯物質が放出されてその効率を
発揮し得、このため石けん、浴剤等の各種製品に好適に
用いられるマイクロカプセルの新規な製造方法に関する
茗ジ4の一技」1及V発−明φす屹法」仁よ一髪仁j1
ケ間−#14ゆ従来、水との接触時や希釈時にカプセル
膜が溶解し、芯物質が放出されるマイクロカプセルを製
造する方法としては、■ソルトコアセルベーション法、
■噴霧乾燥法、■気中IV!!濁被覆法、■オリフィス
法等が提案されている。
しかしながら、前記■、■の方法は、製造時の芯物質の
被覆率が低いと共に、透過性に優れたカプセル膜の形成
が困難であり、■の方法は、カプセル粒径、生産効率の
面から制約が多い等の問題点がある。これに対し、前記
■の方法は、生産効率的には充分工業化可能であるが、
カプセル粒径のコントロールが難しく、カプセル同士の
凝四か起り易いため、操作が煩しい。
一方、粒径コントロール、カプセル同士の凝柴防止等が
上記■の方法に比べて比較的容易なマイクロカプセルの
製造方法として、コンプレックスコアセルベーション法
が提案されている。この方法は、被覆時にカチオン性高
分子物質とアニオン性高分子物質とを用いるので、カプ
セル膜の物性や機能のコントロールも容易であり、多く
の工業化実績がある。しかし、この方法でゼラチンをカ
プセル膜に用いてマイクロカプセルを製造する場合、被
覆後にカプセル膜をアルデヒド類等の硬化剤で硬化処理
し、カプセル膜中のゼラチンを不溶化するため、このカ
プセル膜は水との接触や希釈のみでは溶解せず、主に機
械的な力でカプセル膜が崩壊することによって芯物質が
放出されるので、水希釈系で使用する場合には芯物質の
放出コントロールや放出効率が極めて悪い。
この場合、コンプレックスコアセルベーション法で芯物
質を被覆後、カプセル膜を硬化処理せず、しかも全く脱
水処理しなければ、カプセル分散液と平衡状態にあるマ
イクロカプセルをそのまま分離、洗浄する際に、カプセ
ル膜がゲル化点以上となり、直ちに溶解して芯物質が放
出されるばかりでなく、乾燥する場合も工程中で破壊が
生じ、乾燥効率が悪い。従って、コンプレッ々スコアセ
ルベーションにおいて被覆後に硬化処理を行わない場合
、カプセル膜を脱水処理することは、マイクロカプセル
の生産効率を高めるために重要な工程となるにもかかわ
らず、好ましい処理方法が1!)られていない。
なお、−1−述のコンプレックスコアセルベーション法
における被覆後のカプセル膜処理方法として、電解質を
カプセル膜形成物質100重基部に対して1〜200重
量部添加し、カプセル膜を脱水処理する方法(特開昭5
3−1.37079号公報)や、有機溶媒、吸湿性グリ
コール等を用いてカプセル膜を脱水乾燥する方法(特公
昭/16−21−206号公報)等が提案されている。
しかし、前者の方法で処理したカプセル1換は工ポキシ
架橋ポリアミノ樹脂からなり、極めて不透過性の膜であ
り、後者の処理方法は、乾燥剤による汚染、価格面等の
問題点があり、いずれの方法も工業生産−11好ましく
ない。
以上の如く、従来のマイクロカプセルの製造方法はいず
れも工業生産的に不利であり、このため、工業的規模に
おいて満足するような水との接触時や希釈時にカプセル
膜が溶解し、芯物質が放出されるマイクロカプセルの製
造方法の開発が望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、石けん、浴剤
等の製品に配合された状態では芯物質の放出が抑制され
、水との接触時や希釈時に初めてカプセル膜が容易に溶
解し、芯物質が放出されるマイクロカプセルを簡単かつ
確実に製造でき、更に効率が良く、工業的に有利なマイ
クロカプセルの製造方法を提供することを目的とする。
Bgie解=決−す7a f、吟(7) fJ A U
 M jf1即ち、本発明者らは、疎水性液滴を芯物質
とし、親水性コロイドの相分離物でこの疎水性液滴を被
覆することにより得られたコアセルベーション法による
マイクロカプセルに対し、カプセル膜を硬化処理するこ
となく効果的に脱水する方法について鋭意検討を行った
結果、マイクロカプセルを特定量、即ちマイクロカプセ
ル被覆時の配合水100重量部に対し8〜100重量部
の電解質で処理することが非常に有効で、マイクロカプ
セルを分散した液中に電解質を上記使用量で添加して処
理することによって得られたマイクロカプセルは、カプ
セル膜が確実に脱水され、これを乾燥した場合も乾燥効
率が良いものであると共に、このように脱水又は脱水後
乾燥されたものは安定で、石けん、浴剤等の各種製品に
配合される際に破壊されることが非常に少なく、製品中
に長期に亘り芯物質の放出なく安定に配合される上、硬
化処理が施されていないので、製品が水に接触し或いは
希釈される時に容易に芯物質が放出され、上記目的が効
果的に達成されることを知見し、本発明をなすに至った
ものである。
従って、本発明は、疎水性液滴を芯物質とし、親水性コ
ロイドの相分離物でこの疎水性液滴を被覆してマイクロ
カプセルを形成した後、このマイクロカプセルを分散し
た液中に電解質をマイクロカプセル被覆時の配合水10
0重量部に対し8〜100市基部添加してマイクロカプ
セル1漠を脱水することを特徴とするマイクロカプセル
の製造方法を提供するものである。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明は、−1−述したように、神木性液滴を芯物質と
し、親水性コロイドの相分離物でこの疎水性M 2丙を
被覆してマイクロカプセルを1!)るものである。この
場合、マイクロカプセルの製造方法は、公知の方法を採
用し得るが、コアセルベーション法、特にコンプレック
スコアセルベーション法が好適に採用し得る。
ここで、親水性コロイドは、ゼラチン水溶液とアニオン
性親水高分子物質とを含む水溶液からなることが好まし
い。この場合、まずゼラチン水溶液に疎水性の芯物質を
分散し、これをアニオン性親木高分子物質の水溶液と混
合し、至適p Hに調整することで好適にマイクロカプ
セルを製造し1!する。このとき、水溶液中のゼラチン
及びアニオン性親水高分子物質の合計濃度は、10%以
下とすることが好ましく、またその温度は常法に応じ適
宜設定されるが、40〜45°Cに保ちながら疎水性の
芯物質を分散させることが好ましい。
なお、添加する疎水性の芯物質の種類は特に制限されな
いが、液体、微粒子等で水溶液中に分散可能なもの、例
えば天然鉱物油、天然動物油、天然植物油、合成油など
の各種油類、色素、顔料等が好適に用いられる。具体的
には、パラフィン油、魚油、牛油、オリーブ油、コーン
油、果皮油、アルキル化ナフタレン、アルキル化ビフェ
ニール、シリコーン油、油性ビタミン類、青色204等
が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
また、アニオン性親木高分子物質は、]1的に応じ適宜
選択されるが、通常のマイクロカプセルの製造の際に使
用されるものを用いることができる。
例えば、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロ一スア
ルカリ金属塩、アルギン酸すトリウム、カラゲナン、マ
レイン酸誘導体(スチレン−無水マレイン酸共重合体、
メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体等)、
アクリル酸共重合体、ポリビニルベンゼンスルホン酸、
カルボキシメチルデンプン等が好適に用いられ、これら
の1一種を単独で使用しても2種以上を併用しても良い
なお、芯物質として添加する疎水性物質及びアニオン性
親水高分子物質の添加量には特に限定はなく、通常の使
用範囲とすることができる。
本発明においては、上述した方法に従って芯物質表面を
ゼラチンとアニオン性親木高分子物質の水溶液からなる
親水性コロイド(コアセルベート)で被覆した後、カプ
セル化を促進すると同時に、ゼラチンを充分ゲル化する
ことが好ましい。この場合、その処理条件は特に制限さ
れないが、酢酸等を用いて液のp Hを3〜4.5に調
整し、液の温度をゼラチンのゲル化温度以下、好ましく
は35℃〜0℃、特に15℃以下まで徐々に冷却するこ
とにより、好適にカプセル化の促進、更にはゼラチンの
ゲル化を行うことができる。
次いで、本発明においては、芯物質を被覆した後、好ま
しくは充分ゲル化したカプセル膜を電解質を用いて脱水
し、更に必要に応じて乾燥することにより、水との接触
時や希釈時にカプセル膜が容易に溶解し、芯物質が放出
されてその効能を発揮する水可溶性ゼラチン膜カプセル
を製造するものである。
この場合、電解質はカプセルの保存方法、配合する製品
への影響を加味して種々選択されるが、カプセル分散水
溶液に添加、溶解することで系の電解質濃度を高めると
共に、水への高い溶解性を有する水溶性の無機化合物や
有機化合物を塩又は酸の形で用いることが好ましい。例
えば、電解質として、硫酸、亜硫酸、塩酸、リン酸、メ
タリン酸、ホウ酸、戻酸、ヨウ素酸、開酸、亜硝酸、ク
エン酸、酒石酸、酢酸等、又はそのアルカリ金属塩やア
ンモニウム化合物が好適に用いられ、また、グリシン、
アラニン、グルタミン酸等のアミノ酸類も用いられる。
これらの中では、前述のゼラチン膜のゲル化温度以下に
おいて充分な溶解度を有し、かつマイクロカプセル分散
液をカプセル化の促進に好適なp l−(3〜4.5の
範囲を保持可能な電解質、例えば、硫酸ナトリウム、リ
ン酸2水素ナトリウム、塩化ナトリウム等が好適に使用
でき、これらを用いることで容易に脱水処理することが
できる。
なお、電解質の量は、その種類により種々選択されるが
、カプセル膜含有水の脱水をより進ませるため高濃度に
することが好ましく、カプセル被覆時の配合水100重
量部に対して8重量部以上100重景部以下、より好ま
しくは15重量部以−ヒ70重量部以下用いることで、
良好に脱水処理できる。
また、その添加方法は特に制限されないが、上述したよ
うにカプセルのゼラチン膜が充分ゲル化した後に添加す
ることが好ましい。この場合、電解質を水溶液としてカ
プセル分散液中に添加、混合しても、また電解質を直接
添加しても良いが、いずれの場合も、カプセル分散液を
充分攪拌しながら電解質を徐々に添加することが好まし
い。更に、電解質の溶解度が低い場合は、低濃度の電解
質で一次脱水を行い、カプセル膜の状態を観察しながら
カプセル分散液温度を昇温し、電解質の溶解度を高めた
後、再度脱水処理することで目標の脱水状態とすること
ができる。
このようにして電解質処理で脱水したカプセルの保存は
、特に制限はされないが、電解質処理と同じ(好ましく
は同種、同濃度の)電解質で洗浄、分離後、やはり同じ
電解質水溶液中で保存することが好ましく、用途に応じ
て更に濾過し、空気中で乾燥、粉体化することができる
。また、乾燥、粉体化時にカプセル同士の凝集を防止す
るため、必要に応じ微細な固体、例えばタルク等を添加
して均一に分散させた後、乾燥、粉体化する方法も好ま
しく採用し得る。
11明、−の11枚 」二連のように、本発明によれば、適度な強度をもち、
石けん、浴剤、粒状洗剤、漂白剤等の電解質濃度の高い
製品や乾燥粉体製品中へ添加することができると共に、
長期間に亘りその効能を安定保存でき、更に、使用時に
水と接触、希釈するとカプセル膜が容易に溶解して、芯
物質が効果的に放出されるマイクロカプセルを容易かつ
確実に効率良く工業化生産することができる。
次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明、は下記の実施例によって何ら制限され
るものではない。
〔実施例1〕 攪拌機を備えた容量IQのビーカー中で、蒸留水480
gに10%ゼラチン水溶液160gを混合溶解し、反応
液温度を45℃に保ちながらレモン油64 gを添加し
分散させた後、10%アラビアゴ11水溶液160gを
添加、混和した。酢酸を用いてこの反応液をpH4,,
2に調整し、レモン油の油滴周囲にコアセルベートを析
出させた。更に、反応液温度を15℃まで徐々に冷却し
、カプセル膜を充分にゲル化させた。
次いで、このカプセル分散液に脱水用電解質として硫酸
すトリウム115g(カプセル被覆時の配合水1. O
0重量部に対して15重り部)を攪拌下で徐々に添加し
た。この場合、ゼラチン/アラビアゴムの含水ゲル状の
膜から脱水が起り、強固な膜になったことが顕微鏡で観
察された。この時、カプセル間の凝集は認められなかっ
たので、カプセルを15%硫酸ナトリウム水溶液で洗浄
、分離した後、15%硫酸ナトリウム水溶液中に分散し
て保存した。
このカプセルを15%硫酸ナトリウム水溶液から濾過、
分離した後、30℃の湯水中に添加したところ、カプセ
ル膜が直ちに膨潤、溶解し、芯物質であるレモン油が放
出されることが確認された。
〔実施例2〕 芯物質にα−ピネンを用い、実施例1と同様の方法で被
覆、脱水したカプセルを洗浄、分離して15%硫酸ナト
リウム水溶液中に保存した。
このカプセルを一過、分離して乾燥、粉体化し、30℃
の湯水中に添加したところ、カプセル膜が直ちに膨潤、
溶解し、芯物質のα−ピネンの香りが発し、放出が確認
された。
また、この粉体カプセルを温度45℃で2ケ月間放置し
たところ、カプセル重量の減少はわずか0.5重世%で
あり、緻密性に優れたカプセルであることが確認された
〔実施例3〕 芯物質にオリーブ油を用い、脱水用電解質としてクエン
酸ナトリウム230g(カプセル被覆時の配合水100
重基部に対して30重量部)を添加して実施例1と同様
の方法で被覆、脱水したカプセルを洗浄、分離して23
%クエン酸す1〜リウム水溶液中に保存した。
このカプセルを実施例1及び2と同様に芯物質の放出性
を評価したところ、30℃の湯水中で芯物質であるオリ
ーブ油が容易に放出されることが確認された。
〔実施例4〕 攪拌機を備えた容量IQのビーカー中で、蒸留水490
gに10%ゼラチン水溶液170gを混合溶解し、反応
液温度を40℃に保ちながらフローラルタイプの香料2
0g(フェニルエチルアルコール10g士ゲラニオール
10g)とオリーブ油40 gの混合油を添加し分散さ
せた後、5%力ルボキシメチルセルロースナ1−リウム
水溶液140gを添加、混和した。酢酸を用いてこの反
応液をPH3,9に調整し、混合油の周囲にコアセルベ
ートを析出させた。更に、実施例−1,2と同様の方法
でカプセルを脱水、乾燥した。
この粉体カプセルは全くフローラルタイプ香料の香りを
発しないにもかかわらず、30℃の湯水中に添加、攪拌
すると直ちにカプセル膜が膨潤、溶解し、芯物質のフロ
ーラルタイプ香料の香りが発し、放出が確認された。
また、この粉体カプセルを温度45℃で2ケ月間放置し
たところ、カプセル重量の減少はわずか0.7重量%で
あり、このカプセル膜が優れた不透過性を有することが
確認された。
〔実施例5〕 芯物質にスクワレンを用い、脱水用電解質として塩化ナ
トリウム194g(カプセル被覆時の配合水100重量
部に対して25重量部)を添加し一15= て実施例4と同様の方法で被覆、脱水したカプセルを洗
浄、分離して、20%塩化す1ヘリウム水溶液中に保存
した。
このカプセルを濾過、分離し、30℃の湯水中に添加し
たところ、カプセル膜が直ちに膨潤、溶解し、芯物質の
スクワレンが放出されることが確認された。
〔実施例6〕 油性ビタミン4gを流動パラフィン60gに分散させた
ものを芯物質に用い、実施例1と同様の方法で被覆し、
反応液温度を15℃まで徐々に冷却し、カプセル膜を充
分にゲル化させた。
次いで、このカプセル分散液を脱水用電解質として25
%リン酸2水素ナトリウム水溶液800g(カプセル被
覆時の配合水100重量部に対して26重量部のリン酸
2水素ナトリウム含有)中に攪拌下で添加し、分散させ
た。充分攪拌後、カプセルを分離し、15℃の25%リ
ン酸2水素ナトリウム水溶液で3回洗浄、分離を繰り返
し、分離したカプセルを25%リン酸2水素す1−リウ
ム水溶液中に分散して保存した。
このカプセルを濾過、分離し、30℃の渇水中に添加し
たところ、カプセル膜が直ちに膨潤、溶解し、芯物質が
放出されることが確認された。
上記実施例1〜6のマイクロカプセルの製造に使用した
物質及びマイクロカプセルの一最終形態を第1表にまと
めて示す。
実施例1〜6の結果より、本発明により製造したマイク
ロカプセルは、その効能を長期間安定に保存できると共
に、水と接触時、希釈時にはカプセル膜が容易に溶解し
、芯物質が放出することが確認された。
〔実施例7〜10、比較例1,2〕 実施例1と同様の方法で芯物質を被覆した後、第2表に
示すように電解質物質及びその添加量を変えて脱水処理
したマイクロカプセルについて、カプセル膜中の水分量
(重量%)及び強度を測定した。結果を第2表に示す。
なお、カプセル膜強度の測定は、試料をスライドグラス
上に均一に並べ、カバーグラスをした後、レオメータ−
(不動工業(株) MNRM−20,1,OJ)を用い
て断面積0.5a#のアダプターで一定の外圧をかけ、
この前後におけるカプセルの破砕率(%)を顕微鏡vA
察で求めた。
上記結果より、本発明により電解質で脱水処理したマイ
クロカプセルは、適度なカプセル膜中水分量と強度を有
し、各種製品への使用が可能であることが認められた。
〔実施例11、比較例3〜5〕 実施例2で得たマイクロカプセルを45℃で2ケ月保存
の後、下記組成の石けん組成物中に練り込み、その製造
時におけるカプセル破壊率、石けん組成物の使用時にお
けるカプセル溶解率と残存率とを比較した。更に、この
石けん組成物のかおり立ち及び石けん使用時のかおり立
ちを下記方法、基準にて評価した。
石−は俵岨戒潰 ナトリウム石けん(牛脂/ヤシ脂=65/35)   
 88 、5%水                 
      10.0カプセル           
       1.5合  計           
        100.0%(1)製品のかおり立ち 下記4段階でテスター50名により官能試験を行い、そ
の平均値で評価した。
4:カプセル化しないで芯物質を石けん組成物中に練り
込んだ時のかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い 1:4よりかなり弱い (2)使用時のかおり立ち 下記4段階でテスター50名により官能試験を行い、そ
の平均値で評価した。
4:実施例11の製品を密閉し、冷暗所に2ケ月間保存
した後における使用時のかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い 1:4よりかなり弱い 以上の結果を第3表に示す。
−9A − 〔実施例12、比較例6,7〕 実施例4で得たマイクロカプセルを45℃で2ケ月保存
の後、下記組成の浴剤組成物中に配合して打錠し、その
製造時におけるカプセルの破壊率、浴剤組成物の使用時
におけるカプセル溶解率と残存率を比較した。更に、こ
の浴剤組成物のかおり立ち及び浴剤組成物使用時のかお
り立ちを前述と同様の方法で下記基準にて評価した。
裕#J #Ji M Th 炭酸水素ナトリウム       50.0%硫酸ナト
リウム         47.0ラノリン     
        0.5ウラニン          
   0.5力プセJし             2
.0合   計                10
0.0%(1)製品のかおり立ち 4:カプセル化しないで芯物質を浴剤組成物中に配合、
打錠したときのかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い −tq  − 1:4よりかなり弱い (2)使用時のかおり立ち 4:実施例1−2の製品を密閉し、冷暗所に2ヶ月間保
存した後における使用時のかおり立ち 3:4よりやや弱い 2:4より弱い 1:4よりかなり弱い 以上の結果を第4表に示す。
実施例11及び12の結果より、本発明の製造方法によ
り製造したマイクロカプセルは、石けん、浴剤等へ添加
して製品化する際、製造時にはほとんど破壊せず、容易
に製品化でき、長期間に亘りその芯物質の効能を安定に
保存できると共に、使用にあたっては、カプセルが容易
に溶解してその芯物質が放出され、効能を発揮した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、疎水性液滴を芯物質とし、親水性コロイドの相分離
    物でこの疎水性液滴を被覆してマイクロカプセルを形成
    した後、このマイクロカプセルを分散した液中に電解質
    をマイクロカプセル被覆時の配合水100重量部に対し
    8重量部以上100重量部以下添加して、マイクロカプ
    セル膜を脱水することを特徴とするマイクロカプセルの
    製造方法。 2、親水性コロイドがゼラチンとアニオン性親水高分子
    物質とを含む水溶液からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のマイクロカプセルの製造方法。
JP61110257A 1985-06-27 1986-05-14 浴用組成物 Expired - Lifetime JPH0753656B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61110257A JPH0753656B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 浴用組成物
FR8609303A FR2584088A1 (fr) 1985-06-27 1986-06-26 Composition de savon solide
DE19863621458 DE3621458A1 (de) 1985-06-27 1986-06-26 Feste seife
US06/879,438 US4749501A (en) 1985-06-27 1986-06-27 Solid soap composition containing microencapsulated hydrophobic liquids

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61110257A JPH0753656B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 浴用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62266136A true JPS62266136A (ja) 1987-11-18
JPH0753656B2 JPH0753656B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=14531104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61110257A Expired - Lifetime JPH0753656B2 (ja) 1985-06-27 1986-05-14 浴用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753656B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03146600A (ja) * 1989-09-02 1991-06-21 Procter & Gamble Co:The マイクロエマルジョンベースゲルの中に包蔵された化合物を含有する顆粒状洗剤組成物
WO2014092151A1 (ja) * 2012-12-14 2014-06-19 ライオン株式会社 カプセル、毛髪用液体洗浄剤組成物およびそれらの製造方法
JP2015221811A (ja) * 2008-10-27 2015-12-10 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 制汗組成物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116900A (ja) * 1974-08-01 1976-02-10 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd Atenafudasakuseiki
JPS53137079A (en) * 1977-05-04 1978-11-30 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd Method of manufacturing microcapsule
JPS627441A (ja) * 1985-07-03 1987-01-14 デイモン・バイオテツク・インコ−ポレ−テツド 徐放性カプセルおよびその製法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116900A (ja) * 1974-08-01 1976-02-10 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd Atenafudasakuseiki
JPS53137079A (en) * 1977-05-04 1978-11-30 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd Method of manufacturing microcapsule
JPS627441A (ja) * 1985-07-03 1987-01-14 デイモン・バイオテツク・インコ−ポレ−テツド 徐放性カプセルおよびその製法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03146600A (ja) * 1989-09-02 1991-06-21 Procter & Gamble Co:The マイクロエマルジョンベースゲルの中に包蔵された化合物を含有する顆粒状洗剤組成物
JP2015221811A (ja) * 2008-10-27 2015-12-10 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 制汗組成物
WO2014092151A1 (ja) * 2012-12-14 2014-06-19 ライオン株式会社 カプセル、毛髪用液体洗浄剤組成物およびそれらの製造方法
JP2014118375A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Lion Corp カプセル、毛髪用液体洗浄剤組成物およびそれらの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0753656B2 (ja) 1995-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Uddin et al. Microencapsulation of ascorbic acid: effect of process variables on product characteristics
US20090226529A1 (en) Granulated composition
KR100928133B1 (ko) 고상 재분산성 에멀젼
US5185155A (en) Encapsulating method and products containing encapsulated material
JP3509105B2 (ja) 活性物質をポリマーで被覆したマイクロカプセルの製法と特にこの方法で得られる新規マイクロカプセル
KR100392215B1 (ko) 친유성물질의다중캡슐화방법
EP1991066B1 (en) Process for the preparation of powders from slurries of fragranced aminoplast capsules
US3201353A (en) Micro-inclusions and method of making same
JPH07502732A (ja) 香料カプセル組成物の製造方法
Roy et al. Influence of process parameters on microcapsule formation from chitosan—Type B gelatin complex coacervates
Chan et al. Microencapsulation of oils using sodium alginate
JPS63197540A (ja) ゼラチン・多糖類マイクロカプセルとその製法
FR2584088A1 (fr) Composition de savon solide
CN101564667A (zh) 一种海藻酸盐软胶囊的制备方法
JPH01121211A (ja) アジェバントを発汗抑制薬で被包した組成物およびその被包方法
Ghorab et al. Preparation of controlled release anticancer agents I: 5-fluorouracil-ethyl cellulose microspheres
WO2021033742A1 (ja) 澱粉を含む粒子とその製造方法、および化粧料
US3839226A (en) Highly absorbent, low bulk density alkali metal sodium silicates
Ding et al. Microencapsulation of xanthan gum based on palm stearin/beeswax matrix as wall system
JP2005536483A (ja) 二液気泡の封じ込め
JPS5857401A (ja) 粉粒状多孔質キトサンの製造方法
JPS63137746A (ja) マイクロカプセル及びその製造方法
US4011302A (en) Process for preparing highly absorbent, low bulk density sodium silicate
JPS62266136A (ja) 浴用組成物
Songkro et al. Microencapsulation of citronella oil for mosquito repellent: Preparation and evaluation of release characteristics.