JPS62265258A - 安定化した第2級アルコ−ルエトキシサルフエ−ト - Google Patents

安定化した第2級アルコ−ルエトキシサルフエ−ト

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JPS62265258A
JPS62265258A JP61107780A JP10778086A JPS62265258A JP S62265258 A JPS62265258 A JP S62265258A JP 61107780 A JP61107780 A JP 61107780A JP 10778086 A JP10778086 A JP 10778086A JP S62265258 A JPS62265258 A JP S62265258A
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secondary alcohol
ethoxylate
ethylene oxide
lactate
lactic acid
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JP61107780A
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Koji Kakehi
筧 弘次
Hiromi Yokoyama
博美 横山
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はの経時変化による臭気が極めて少ない安定化し
た第2級アルコールエトキシサルフェートに関する。
さらに詳しくは第2扱アルコールとエチレンオキシドと
を反応させて得られる第2級アルコールエトキシレート
または第2級アルコール低モルエトキシレートとエチレ
ンオキシドとを反応させて得られる第2級アルコールエ
トキシレートに特定の中和剤を添加した後、硫酸化して
(qられる経時変化による臭気の発生が極めて少ない安
定化した第2級アルコールエトキシナルフェートに関す
るものである。
(産業上の利用分野) 第2級アルコールとエチレンオキシドとを反応させて得
られる第2級アルコールエトキシレートを硫酸化して1
りられる第2級アルコールエトキシサルフェートは界面
活性剤として広い分野で使用される。たとえば、 (1)繊維関係 ポリエステル、綿、原毛洗浄、湿潤剤、染色助剤、繊維
漂白、仕上剤、帯電防止剤、va帷油剤、乳化剤。
■ 紙バルブ関係 湿潤剤、仕上げ用、脱墨剤、漂白用、脱樹脂剤、サイジ
ング剤 G) 金属関係 脱脂洗浄剤、除錆・防錆剤、機械工作、潤滑剤メッキ用
、焼入れ焼きもどし剤、浸透探傷検査液用。
(4)  農林関係 農桑乳化剤、展着剤、各種洗浄剤。
(5)  皮革関係 クロム酸なめし、染色、仕上げ用。
(6)  洗剤関係 工業用、液体家庭用、粉末家庭用、住居用、クリーニン
グ用、自動車用。
(7)  化粧品関係 軟膏用、乳化剤、シャンプー用。
■ その他 防塵剤、流失油処理剤、油分離剤 等に使用される。
(従来の技術) 一般に第2級アルコールとエチレンオキシドとを反応さ
せて得られる第2級アルコールエトキシレートは、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムアルコキシ
ド等のアルカリ触媒または三フフ化ホウ素、三フフ化ホ
ウ素−錯体、五塩化アンチモン、四塩化スズ等の酸性触
媒の存在下、第2級アルコールまたは第2級アルコール
低モルエトキシレー1〜にエチレンオキシドを付加して
製造される。
このような方法で得られた第2扱アルコールエトキシレ
ート・は未反応の第2級アルコールを含む外に、触媒、
アルデヒド類、遊1111酸類、過酸化物類およびその
他の悪臭あるいは着色の原因となるような不純物を微量
含有している。これらの不純物を含む第2級アルコール
エトキシレートは酸またはアルカリによる中和、あるい
はアルカリ水溶液による洗浄、蒸留、還元、吸着、口過
等の方法によって精製される。アルカリ触媒は通常、硫
酸、リン酸簀の鉱層あるいは酢酸等を添加して中和処理
して精製される。このようにして(りられた第2級アル
コールエトキシレートをさらにta M化して1qられ
る第2級アルコールエトキシサルフェートはこの他にも
臭気の原因となる不純物があって、経時変化と共に悪臭
を発生する問題がある。
特に近年、家紅用洗剤の高級化志向から洗剤原r1に対
する無臭化の要求が益々増大している。さらに経時変化
した第2級アルコールエトキシレートに三酸化硫黄、ク
ロルスルホン酸等の硫酸化剤で硫酸化した場合には生成
した第2級アルコールエトキシ瞥ナルフェートの臭気お
よび色相が著しく悪化するという問題がある。以上のよ
うに従来技術で得られた第2扱アルコールエトキシレー
トを用いて目的とづ−る第2級アルコールエトキシサル
フェート製品にした場合、第2級アルコールエトキシレ
ートェ−1〜製品の品質は経時変化により劣化の原因と
なる問題があり好ましくない。
特に第2級アルコールまたは第2級アルコール低モルエ
1−キシレートとエチレンオキシドとを反応させて第2
級アルコールエトキシレートを製造ザる際に使用される
水酸化すiリウム、水酸化力リウt1、ナトリウムアル
コキシド等のアルカリ触媒は通常、硫酸、リン酸等の鉱
酸あるいは酢酸のごとき中和剤を添加して中和処理して
精製されるが、第2級アルコールまたは第2@アルコー
ル低モルエトキシレートとエチレンオキシドとを反応さ
せて第2級アルコールエトキシレートを!!A造する際
に従来の中和剤を使用し硫酸化して第2級アルコールエ
トキシサルフェートにした場合には第2級アルコールエ
トキシリールフェートの経時変化による臭気に問題があ
った。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、第2級アルコールまたは第2級アルコ
ール低モルエトキシレートとエチレンオキシドとを反応
させて1qられた第2級アルコールエトキシレートにつ
いて、ざらにIiA M化して得られる第2級アルコー
ルエトキシサルフェートの経時変化による臭気の発生が
極めて少ない第2級アルコールエトキシサルフェートを
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は第2級アルコールまたは第2級アルコール低モ
ルエトキシレートにエチレンオキシドを付加した第2級
アルコールエトキシレートに乳酸および/または乳酸塩
を含有させた第2級アルコールエトキシレートを硫酸化
することを特徴とする安定化した第2級アルコールエト
キシサルフェートに関するものである。
本発明で使用する乳酸は醗酵法および合成法のいずれの
方法で¥J造されたものでもよく、また乳酸のM!度は
特に限定するものでないが通常市販されている工業用、
醸造用、食品添加物用のいずれも使用できる。
本発明で使用する乳酸塩は乳酸ナトリウム、乳酸カリウ
ム、乳酸リチウム等の乳酸のアルカリ金属塩、乳酸カル
シウム、乳酸マグネシウム、乳酸バリウム等の乳酸のア
ルカリ土類金属塩、乳酸アルミニウム、乳酸亜鉛、乳酸
銀、乳酸鋼、ツL酸鉄、乳酸マンガン、乳酸アンモニ1
クム等があり、特に乳酸ナトリウム、乳酸カリウムが好
ましい。
本発明で使用する乳酸および/または乳酸塩の添加量は
第2mアルコールエトキシレート100重量部に対して
5〜0.001重値部、好ましくは1〜0.05重量部
である。添加に際し、水溶液のpHは4〜9、好ましく
は5〜7の範囲にすることが好ましい。
本発明の乳酸および/または乳酸塩の添加方法は第2級
アルコールまたは第2級アルコール低モルエトキシレー
トとエチレンオキシドをアルカリ触媒の存在下で反応さ
せて得られる未中和の第2級アルコールエトキシレート
に乳酸を添加する方法、あるい触媒を中和した状態また
は口過等の公知の方法によって触媒を除去した第2級ア
ルコールエトキシレートに乳酸および/または乳酸塩を
添加する方法がある。乳酸および/または乳酸塩の添加
は第2級アルコールエトキシレートに乳酸および/また
は乳酸塩をそのまま、または溶液にして添加し30分程
度撹拌し、完全に溶解ざVるのが好ましい。
本発明で用いられる第2級アルコールは炭素数8〜20
0n−パラフィンをホウ素化合物の存在下、分子状PI
i素による液相酸化によって得られたランダム第2級ア
ルコールである。
本発明で用いら机る第2級アルコールエトキシレートは
炭素数8〜20の「)−パラフィンをホウ素化合物の存
在下、分子状酸素による液相酸化によって1qられたラ
ンダム第2扱アルコールに、酸触媒を用いてエチレンオ
キシドを平均で0.1〜6モル、好ましくは平均1〜4
モル反応させ、触媒を中和もしくは除去した後に未反応
のフリーのアルコールを蒸留、抽出、その他の方法で十
分除去して実質上フリーのアルコールを含有しない低モ
ルエトキシレートまたは類似[ルエトキシレートに、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよびナトリウムアル
コキシド等アルカリ触媒の存在下でざらにエチレンオキ
シド特に限定するものではないが通常平均付加モル数で
0.1〜100モルの範囲、好ましくは1〜50モルの
範囲で付加される方法によって17られる種々の第2扱
アルコールエl−キシレートである。 市販されている
第2級アルコールエトキシレートとしては、日本触媒化
学工窄帽り商品名、ソフタノール0炭A:数12〜14
の第2級アルコールエトキシレート、炭素数10〜12
の第2級アルコールエトキシレートならびにユニオンカ
ーバイド礼装、商品名、タージトール■炭素数11〜1
5の第2級アルコールエトキシレートがある。これらの
ものはいずれも3モルエチレンオキシド付加物の時点で
フリーアルコールは除去されて実質土倉まれておらず、
高モルエチレンオキシド付加物の原料として塩基触媒で
さらにエチレンオキシドを付加させたものである。
具体的にはたとえば次の第2扱アルコールエト↓シレー
トを挙げることができる。
ソフタノールe50 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均エチレンオ
キシド5モルの付加物 ソフタノールe70 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均エチレンオ
キシド7モルの付加物 ソフタノールe90 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均工ブレンオ
キシド9モルの付加物 ソフタノールe120 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均エチレンオ
キシド12Eルの付加物 本発明で用いられる第2扱アルコールエトキシレ−1・
は前記第2級アルコールまたは第2級アルコール低モル
エトキシレートに水酸化ナトリウム、水酸化カリウムお
よびす]・リウムアルコキシド笠のアルカリ触媒、また
は三フッ化ボウ素、三フッ化ホウ素−錯体、五塩化アン
チモン、四塩化スズ等の酸性触媒の存在下エチレンオキ
シドをイ・1加反応して+rJられたものが挙げられる
本発明の第2扱アルコールまたは第2級アルコール低モ
ルエトキシレートとエチレンオキシドとを反応させて(
7られる第2級アルコールエトキシレートの反応温度は
、50〜200℃、特に120〜180℃の温度範囲が
好ましい。
反応圧力は、O〜30に9/cmG、特に0.5〜20
 KFI / cri Gの圧力範囲が好ましい。
本発明の第2級アルコールエトキシレートの硫酸化は、
二酸化硫黄、クロルスルホン酸、スルファミンhグまた
は発ス、?硫酸等のq1酸化剤を使用することができる
本発明の第2扱アルコールエト↓シレートの硫酸化は、
第2級アルコールエトキシレートに対し硫酸化剤の吊を
特に限定するものではないが、0゜5〜2.0Eル、好
ましくは0.8〜1.5七ルの範囲である。
本発明の第2級アルコールエトキシレートの硫酸化の反
応温度は、40°C以下、11に20°C以下の温度範
囲がりfましい。
(作 用) 第2級アルコールまたは第2扱アル]−ル低[ルエトキ
シレー1〜とエチレンオキシドとを反応3′ぜてifl
られjこ第2扱アルコールエトキシレートまたは第2級
アルコール低モルエトキシレ−1・とエヂレンΔ−)シ
トとを反応させ′Il!1られた第2扱アルコールエト
キシレートに乳酸および/また(よ乳酸塩を含イiさぜ
た後、硫酸化して(qlられた第2級アルコールT1〜
キシサルフL−トは、経[,7変化による突気の発生が
極めて少なくなる作用を発揮することがわかった。
(実 施 例) 以下、実施例を挙げて、本発明の実施の態様を具体的に
例示して説明する。本発明はこれからの実施例に限定さ
れるものではない。
実施例で行く蒙った各試験方法は以下の通りである。
(経時変化試験) 試料250qを入れた500mj!透明がラスピンを温
度50℃に調製された空気記風循環式恒渇槽に設置し経
時変化試験に供した。
(i)t’)H5屯ω%水溶液 ■ 臭気 試料0.5Id!に水50〃認を加え温度50℃にて判
定した。臭気の判定は次の通りとした。
△    :  微  臭 B  : 少し臭気あり C: 刺激臭必り 実施例 1 容ff1l 000m1ステンレス装反応器に炭素数1
2〜14の平均分子量333の第2級アルコールの平均
3モルエトキシレート(日本触媒化学工業■製 商品名
 ソフタノールo−30)393q1触媒として水酸化
ナトリウム0.60、エチレンオキシド207qを仕込
み、温1u150℃、圧力6.OK9/ciGで反応さ
せた。1qられた第2級アルコールのエチレンオキシド
平均7モル付加物に50車R%乳酸水溶液2.80を添
加し、よく撹拌した。得られた第2級アルコールエトキ
シレート1[ルを11のlj!拌槽に取り温度10〜1
5℃に維持し、徴しく撹拌しながらクロルスルホン酸1
モルを約1時間で撹拌槽内へ滴下し反応せしめた。クロ
ルスルホン酸の供給終了後撹拌槽内、へ窒素ガスを供給
し、副生塩化水素ガスを除去し、ついで40℃以下の温
度に維持しながら反応液を水酸化ナトリウム水溶液中に
入れ中和せしめ、第2級アルコールエトキシサルフェー
ト水溶液を得た。得られた第2級アルコールのエヂレン
オキシド平均7.0モル→ノルフェート水溶液について
経時変化の試験を行なった。結果は第1表に示すと43
つであった。
比較例 1 容G”+ 1000 m j!ステンレス製反応器に炭
素数12〜14の平均弁−f’ !i 333の第2級
アルコールの平均3モルエトキシレート(ロ木触媒化学
工業■製 商品名 ソフタノール@−30)393q、
触媒どして水酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシ
ド207qを仕込み、温度150℃、圧力6.0に9/
ciGで反応させた。得られた第2級アルコールのエチ
レンオキシド平均7七ル(=J加物に酢M0.9gを添
加し、よく撹拌した。1r1られた第2級アルコールエ
ト1シレート1七ルを11の撹拌槽に取り温度10〜1
5℃に維持し、激しく撹拌しながらクロルスルホンFl
!21モルを約1時間で攬伴槽内へ滴下し反応けしめた
。クロルスルホン酸の供給終了後撹拌槽内へ窒素ガスを
供給し、副生塩化水素ガスを除去し、ついで40℃以下
の温度に維持しながら反応液を水酸化ナトリウム水溶液
中に入れ中和せしめ、第2級アルコールエトキシサルフ
ェート水溶液を得た。得られた第2扱アルコールのエチ
レンオキシド平均7.0モルサルフェート水溶液につい
て経時変化の試験を行なった。結果は第1表に示すとお
りであった。
第  1  表 実施例 2 容F?i 1000 m 1ステンレス製反応器に炭素
数12〜14の平均分子量333の第2級アルコールの
平均3モルエトキシレート(日本触媒化学工業■製 商
品名 ソフタノール0−30>334゜50、触媒どし
て水酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド265
.50を仕込み、温a 150′C1圧力6 、0 K
g/ ctiGで反応させた。1qられた第2級アルコ
ールのエチレンオキシド平均9ピル付加物に50重量%
乳酸水溶液2.80を添加し、よく撹拌した。得られた
第2級アルコールエトキシレート1モルを11の撹1γ
槽に取り温度10〜15℃に維持し、激しく撹拌しなが
らり[]ルスルノl\ンM1モルを約1時間で撹拌ヒツ
内へ滴下し反応せしめた。クロルスルホン酸の供給終了
後1.′2拌槽内へ窒素ガスを供給し、副牛塩化水木ガ
スを除去し、ついで40℃以下の温度に紺1.liLな
がら反ci5液を水酸化ナトリウム水溶液中に入れ中和
せしめ、第2級アルコールニドキシリルフェート水溶液
をtj7た。1−ノられlご第2τ及アル]−ルのエブ
−レンオキシド平均9.0モルサルフェート水溶液につ
いて経時変化の試験を行なった。結果は第2表に示すと
おりであった。
比較例 2 容41000mi41000mミステンレス数12〜1
4の平均分子ω333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業■製 商品名 ソフ
タノール”−30)334゜5q、触媒として水酸化ナ
トリウム0.6g、エチレンオキシド265.50を仕
込み、温度150℃、圧力6.0KFj/ctiGで反
応さ往た。lclられた第2級アルコールのエヂレンオ
キシド平均9モルf=J加物に85重量%のリン酸水溶
液0.90を添加し、よく撹伴した。(7られた第2級
アルコールエトキシレート1モルを11の撹拌槽に取り
温度10〜15℃に維持し、激しく撹拌しながらクロル
スルホン酸1モルを約1時間で撹拌槽内へ滴下し反応せ
しめた。クロルスルホン酸の供給終了後撹拌槽内へ窒素
ガスを供給し、副生塩化水素ガスを除去し、ついで40
℃以下の温度に維持しながら反応液を水酸化ナトリウム
水溶液中に入れ中和せしめ、第2級アルコールエトキシ
サルフェート水溶液を得た。冑られた第2級アルコール
のエチレンオキシド平均9.0モルサルフェート水溶液
について経時変化の試験を行なった。結果は第2表に示
すとおりであった。
第  2  表 実施例 3 容量1000m、!ステンレス製反応器に炭素数10〜
12の平均分子Ct 306の第2級アルコールの平均
3モルエトキシレート(日本触媒化学工業lll1製 
商品名 ソフタノール8L−30>381g、触媒とし
て水酸化ナトリウム0.6にl、エチレンオキシド21
9gを仕込み、温度150℃、圧力6.0に9/a4G
で反応させた。(りられた第2級アルコールのエチレン
オキシド平均7モル付加物に50小…%乳酸水溶液2.
89を添加し、よく撹伴した。)7られた第2級アルコ
ールエトキシレート1モルを11の撹拌槽に取り温度1
0〜15℃に帷f、’i L/、激しく撹拌しながらク
ロルスルホン酸1Eルを約1時間で撹拌槽内へ滴下し反
応せしめた。クロルスルホン酸の供給終了後撹拌槽内へ
窒素ガスを供給し、副生塩化水素ガスを除去し、ついで
40℃以下の温度に維持しながら反応液を水酸化ノー1
−リン酸水溶液中に入れ中和せしめ、第2に及アルコー
ルエトキシサルフェ−トだ。i7られた第2扱アルコー
ルのエチレンオキシド平均7.0モルサルフェート水溶
液について経時変化の試験を行なった。結果は第3表に
示ずとおりであった。
比較例 3 容量1000mj!ステンレス製反応器に炭素数10〜
12の平均分子Gl 3 0 6の第2級アルコールの
平均3モル11−キシレート(日本触媒化学工業硅勾製
 商品名 ソフタノールO L−30)3810、触媒
として水酸化ナトリウム0.69、エチレンオキシド2
19gを仕込み、温U150℃、圧力6.0に9/ct
?rGで反応させた。1!#られた第2級アルコールの
エチレンオキシド平均7モル付加物に85重晒%のリン
酸水溶液0.90を添加し、よく撹伴しIζ。■胃られ
た第2級アルコールエトキシレート1モルを11の撹拌
槽に取り渦磨10〜15℃に維持し、激しく(党拝し4
≧がらクロルスルホン酸1′Uニルを約1時間で撹伴槽
内へ滴下し反応せしめた。クロルスルホン酸の供給終了
1!2撹拌+f’i内l\窒累ガスを供給し、副牛塩化
水木ガスを除11し、ついで40℃以下の温度に維持し
ながら反応液を水酸化ナトリウム水溶液中に入れ中和せ
しめ、第2級アルコールエトキシサルフェート水溶液を
得た。得られた第2級アルコールのエヂレンオキシド平
均7.0モルサルフェート水溶液について経時変化の試
験を行なった。結果は第3表に示すとおりであった。
第  3  表 実施例 4 容ω10100O!ステンレス製反応器に炭素数12〜
14の平均分子t333の第2級アルコールの平均3T
ニルエトキシレート(日本触媒化学工業■装 商品名 
ソフタノールの−30>3930、触媒として水酸化ナ
トリウム0.6g、エチレンオキシド207qを仕込み
、W麿150’C1圧力6.0Kg/c雇Qで反応させ
た。1−Iられた第2級アルコールのエチレンオキシド
平均7−1−ル付加物にキヨワード−600BUPS1
2Q添加し80℃で30分間した後ケイン・り土でプレ
コートした口過;るに移し触媒を吸着した4ヨワード−
600PLJPSを除去した。つぎに口過したエチレン
オキシド平均7モル付加物へ50重量%乳酸ナトリウム
水溶液3.59を添加し、よ< tfl f’l’ t
、た。
得られた第2級アルコールエトキシレート1モルを11
の撹拌槽に取り温度30〜35℃に維持し、激しく撹拌
しながらクロルスルホン!!l!21モルを約1時間で
撹拌槽内へ滴下し反応せしめた。クロルスルホン酸の供
給終了後撹拌槽内へ窒素ガスを供給し、副生塩化水素ガ
スを除去し、ついで40℃以下の温度に維持しながら反
応液を水酸化ナトリウム水溶液中に入れ中和せしめ、第
2級アルコールエトキシナルフェート水溶液を得た。得
られた第2級アルコールのエチレンオキシド平均7.0
モルサルフェート水溶液について経時変化の試験を行な
った。結果は第4表に示すとおりであった。
比較例 4 容ff11000mfステンレス製反応器に炭素数12
〜14の平均分子量333の第2級アルコールの平均3
モルエトキシレート(日本触媒化学工業■製 商品名 
ソフタノール@−30)393q、触媒として水酸化ナ
トリウム0.60、エチレンオキシド207gを仕込み
、温度150℃、圧力6.0に9/cMGで反応させた
。1qられた第2級アルコールのエチレンオキシド平均
7t−ル付加物にキヨワード−600BUPS12Q添
加し80℃で30分間した後ケイソウ土でプレコートし
た口過器に移し触媒を吸着したキヨワード−60OBU
PSを除去した。つぎに口過したエチレンオキシド平均
7モル付加物をよく撹拌した。得られた第21アルコー
ルエトキシレート1モルを11の撹1i槽に取り温度1
0〜15)℃に維持し、欲しく撹拌しながらクロルスル
ホン酸1モルを、灼1時間で撹拌槽内へ滴下し反応せし
めた。クロルスルホン酸の供給終了後撹拌槽内へ窒素ガ
スを供給し、副生塩化水素ガスを除去し、ついで40℃
以下の温度に維持しながら反応液を水酸化ナトリウム水
溶液中に入れ中和せしめ、第2級アルコールエトキシ舎
ナルフェート水溶液を1iIた。11ノられた第2級ア
ルコールのエチレンオキシド平均7,0モルサルフェー
ト水溶液について経時変化の試験を行なった。結果は第
4表に足すとおりであった。
第  4  表 (発明の効果) 第2級アルコールとエチレンオキシドとを反応させて1
!7られた第2級アルコール低モルエトキシレートまた
は第2級アルコール低モルエトキシレートとエチレンオ
キシドとを反応させて得られた第2級アルコールエトキ
シレートに乳酸および/または乳酸塩を含有さUて侵、
硫酸化して11′?られた第2扱アルコールエトキシサ
ルフェートは、経時変化にる臭気の発生が極めて少なく
なる効果を発揮することがわかった。さらに得られた第
2扱アルコールエトキシサルフェート−Vよ界面活性剤
として広い分野で使用できるものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第2級アルコールエトキシレートに乳酸および/
    または乳酸塩を含有させ、ついで硫酸化することを特徴
    とする安定化した第2級アルコールエトキシサルフェー
    ト。
  2. (2)第2級アルコールエトキシレートが第2級アルコ
    ールとエチレンオキシドとを反応させて得られる第2級
    アルコールエトキシレートである特許請求の範囲第1項
    記載の第2級アルコールエトキシサルフェート。
  3. (3)第2級アルコールエトキシレートが第2級アルコ
    ール低モルエトキシレートとエチレンオキシドとを反応
    させて得られる第2級アルコールエトキシレートである
    特許請求の範囲第1項記載の第2級アルコールエトキシ
    サルフェート。
  4. (4)第2級アルコールエトキシレートが炭素数8〜2
    0のn−パラフィンをホウ素化合物の存在下、分子状酸
    素で液相酸化して得られたランダム第2級アルコールの
    エチレンオキシド付加物である特許請求の範囲第1項記
    載の第2級アルコールエトキシサルフェート。
  5. (5)乳酸塩が乳酸のアルカリ金属塩である特許請求の
    範囲第1項記載の第2級アルコールエトキシサルフェー
    ト。
  6. (6)乳酸塩が乳酸ナトリウムである特許請求の範囲第
    1項記載の第2級アルコールエトキシサルフェート。
  7. (7)乳酸塩が乳酸カリウムである特許請求の第1項記
    載の第2級アルコールエトキシサルフェート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5565598A (en) * 1992-06-01 1996-10-15 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Process for the production of substantially odorless fatty alcohol ethersulfate salts
CN104892467A (zh) * 2015-06-16 2015-09-09 眉山华瑞科技开发有限责任公司 一种醇醚硫酸酯盐起泡剂的合成方法

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