JPS62263443A - 防塵性測定装置 - Google Patents

防塵性測定装置

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JPS62263443A
JPS62263443A JP10666186A JP10666186A JPS62263443A JP S62263443 A JPS62263443 A JP S62263443A JP 10666186 A JP10666186 A JP 10666186A JP 10666186 A JP10666186 A JP 10666186A JP S62263443 A JPS62263443 A JP S62263443A
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JP
Japan
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dust
mask
human
measuring device
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP10666186A
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English (en)
Inventor
Chie Nakajima
千恵 中島
Akio Moriuchi
森内 昭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防塵性測定装置に関する。更に詳しくはクー
リンルームや病院等で作業する際に使用するマスクある
いは、粉塵や花粉、ハウスダストなどを防止するマスク
、また一般用のマスクを実際に装着した状態、すなわち
、マスクの二次元的なフィルター特性のみならず、三次
元的な状態でのマスクの防塵性を測定する装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年、半導体、医薬、医療、精密電子機器等の分野では
防塵マスクを通して人体からの発塵が問題となっている
。一方、粉塵作業や花粉、ハウスダストなどにより生ず
る肺機能の疾病やアレルギー、ぜんそくなどは外界から
人体への塵の吸入が原因となって、各種の病気を引きお
こしている。
最近、防塵マスクやクリーンルーム用マスク、或いは花
粉防止用マスク等の開発が進み、多種多用なマスクが市
販されている。これらのマスクは、単なるガーゼマスク
とは異なり、防塵効果や防臭効果をもたせるために、不
織布、静電フィルター活性炭入りパッド等が使用されて
いる。これらのマスクの防塵性の測定には、従来、JI
SZ−8901試料用ダス1−13種B法の0.3μm
平均のステアリン酸エアゾルのダスト捕集効率測定によ
る方法が用いられてきた。しかし、この方法では、マス
ク素材のみの捕集効率は測定できるが実際にヒトがマス
クを装着した時のマスクの防塵性を正しく評価すること
はできない。すなわち、これらの防塵マスクは成型マス
クであったり、マスク中央部にプリーツがあって装若時
は広げるようになっていたり、顔面との密着性を良くす
るための工夫がなれさているなど、各マスクそれぞれの
特色があり、それらとフィルター特性の両者を加味した
上でマスクの防塵性を評価する必要がある。
実際にヒトが装着した状態を想定して、マスクの防塵性
を評価できる装置や評価方法がないのが現状であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は防塵マスク装着時における防塵マスクの実用的
防塵性の効果を評価できる測定装置を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は試験用人頭の前面に吸排気を行う鼻孔を設け、
かつ該鼻孔に対応して吸排気部と塵検出部を設け、該鼻
孔を覆う防塵被検体を装着することを特徴とするる防塵
性測定装置である。
以下、本発明を図面により、詳しく説明する。
本発明の防塵性測定装置の1例を第1図に示す。
1は試験用人頭、2は防塵マスク、3は試験用人頭の中
央に開孔した鼻孔、4.5はタイマー、6゜7は三方弁
、8はポンプ、9はチューブ、lOは発塵部、11は送
風機、12は発塵部、13は送風機、14は窓側定器、
15は記録計、16は窓側定器、17は記録計である。
本発明でいう試験用人頭は、第1図に示すように、はぼ
、ヒトの頭部と等しい大きさで、前面の中央部に直径1
cflIの鼻孔を2か所設ける。人頭の材質は塩化ビニ
ル樹脂、アクリル樹脂、ガラス、プラスチック、ゴム等
、特に限定されない。特に好ましくはJIST8152
に規定された試験用人頭に法り、同等の形状、大きさに
作成したものの方が、防塵マスクを、実際にヒトが装着
した状態を再現できるのでより実際的な評価ができる。
本発明でいう吸排気部とは、ヒトの呼吸を模倣した呼吸
システム装置であり、第1図に示すように2個のタイマ
ー4,5と2個の三方弁6.7、ポンプ8、チューブ9
からなる。この呼吸システム装置は第1図に示す、4〜
8にて提作する。すなわち、タイマーと三方弁が各2個
、ポンプ及びそれらを連結するチューブからなる。この
呼吸システム装置は、2個のタイマーでそれぞれ、空気
の出入りを交互に変換できるように時間を調節する。ま
た三方弁で空気の出入りを自動的に切換えられる。人間
の呼吸量は安静時においては一回あたり約500m1で
あり、1分間の呼吸数は13〜15回であるので、1分
間あたりの呼吸量は約6〜817分となる。呼吸量と呼
吸数は、性別や運動量の違いによって異なるので、呼吸
量においては、空気調節用パルプを取り付けることによ
り、自由に空気流量を調節することができ、またタイマ
ーは0.5秒から5秒の範囲で自由に調節するすること
ができる。これらの呼吸システム装置を試験用人頭の鼻
孔にチューブで接続すると、あたかも人間が実際に呼吸
しているかのように試験用人頭の鼻孔から、空気が吸排
する。
そして、この試験用人頭の鼻孔を覆うように防塵被検体
を装着する。防塵被検体とは、防塵マスクや防塵フード
等である。防塵被検体の取り付は方は、各防塵マスクや
防塵フードに応じて、ゴムテープを両耳に引っかけたり
、ひもを後頭部に回して結んだりする等、実際に装着す
る時と同様にする0発塵部は、防塵マスクが捕集する目
的に適した粒径を選定する。クリーンルーム関係ならば
、人体からの発塵が問題となるので 第1図に示す発塵
部10で粒径0.1〜1μ信の塵を発生させ、送風機1
1で、試験用人頭へ送り込む。実際には、線香、煙草、
発煙筒の煙を使用すればよい。また、粉塵作業や花粉症
、ハウスダスト用に関係のものであれば、外界から人体
への塵の吸入が問題となるので、第1図に示す発塵部1
2で粒径l〜100μmの塵を発生させ、送風機13で
、試験用人頭の周囲に送り込む。実際にはJ I S 
28901試験用ダストトに準じて、ダスト2種〜11
種、  16種、17種のうち、いずれかを選んでもよ
いし、あるいは混合して用いてもよい。
本発明でいう塵検出部とは第1図に示す窓側定器14.
16と記録計15.17からならなる。
そして、試験用人頭内部の発塵量は第1図に示す窓側定
器14において計測し、記録計15で記録し、外界の発
塵量は第1図に示す窓側定器16において計測し、記録
計17において記録することにより、防塵マスクを透過
する塵個数を計測し、防塵マスク周囲の塵の洩れを計測
することができ、防塵マスク装着時の防塵性を評価する
ことができる。第1図の発塵部12は試験用人頭から0
.5〜1m程度離れた位置に置いた方が、塵の濃度分布
が一様になり、測定し易い。しかし、特にこれに限定す
るものではない。また、発塵部10.12及びそれに付
随する送風機11.13を用いなくても本発明の防塵性
測定装置を設置した環境中に浮遊する塵でもって計測を
行ってもよい。従ってこの発塵部を2個とも取りつけて
もよいし、どちらか一方、あるいは、ともに取りつけな
くてもかまわない。
以上の実験を行う環境は、清浄度クラス1000或いは
100(米国連邦規格209B)のクリーンルーム内で
行うと、常に一定の環境条件の中で実験できるので、よ
り正確な防塵マスクの防塵性を評価することができる。
しかし、クリーンルームがない場合には、第2図に示す
、簡易なりリーンルームを用いてもよい。第2図におい
て、1〜17は第1図と同してあり、18はポンプ、1
9は透明ボックス、20はへパフイルター、21はパツ
キンである。この透明ボックスは、塩化ビニル樹脂、ア
クリル樹脂、ガラス等特に限定されないが、アクリル樹
脂が加工性、耐久性を有するので好ましい。透明ボック
スの大きさは、幅40〜60cm。
奥行30〜50cm、高さ30〜50a+1が好ましい
この透明ボックスにポンプを取り付け、透明ボックスの
天井にヘパフィルタ−を取り付け、清浄空気を透明ボッ
クスに送り込む。透明ボックスの底面は、通気孔として
直径約0.5cmの穴が10〜50個あけである。
〔実施例〕
本発明の防塵性測定装置を用いての評価方法の一例を説
明する。
第3図は、本出願人が開発した防塵マスクであり、22
はフィルタ一部と保持テープとの保合部、23はフィル
タ一部、24は保持テープ、25は鼻柱の形に曲げて用
いる保形具、26はフィルタ一部内のプリーツ、27は
縫目である。この防塵マスクは、フィルタ一部にメルト
プロ一方式により得られた単繊維直径2.0μl、目付
30 g/m”のポリエステル極細繊維ウェブの両面に
ポリエステル系低融点合成樹脂接着剤(8g/m” )
をドツト状に散布されたポリエステルトリコット編物(
糸使い20d、目付35g/m”)を重ね、温度140
℃、圧力3.Q kg/ am” 、時間10秒で接着
加工したものを用いた。また、保持テープはポリウレタ
ン系重合体の、幅5鶴、厚さ150μmのテープを用い
、耳部で保持するようにした。次にフィルタ一部と保持
テープの係合部に剛軟度10龍(目付80g/m”、厚
み0.15mm)のポリアミド系トリコット編地を用い
、フィルタ一部の両サイドにループ状に縫合し、その中
に保持テープを挿入した形態を呈している。この防塵マ
スクを第1図に示す装置の試験用人頭に装着し、防塵性
の実験を行った。その結果、クリーンルーム用マスクと
しては、人体内部から発生した塵は、はとんど、外界へ
流出せず、防塵マスクのフィルタ一部の捕集効率が高い
のみならず、防塵マスクの顔面への密着性が良好なので
マスク周囲からの塵の洩れがない。また、粉塵作業や花
粉症、ハウスダスト防止用マスクとしては外界から人体
内部への塵の透過が極めて小さく、マスクの密着性が良
好なのでマスク周囲からの塵の吸入もない。従ってここ
に示す防塵マスクは、非常に防塵性の高いマスクである
と評価できた。一般に、防塵性の高い防塵マスクは、外
界と人体内部の塵個数の差が大きく、この差を2台の車
側定器を用いて計測することにより防塵マスクの防塵性
を評価することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明の装置を用いて防塵マスクを装着させ、外界、あ
るいは人体内部に塵を発生したときの両者の塵個数の差
を計測することにより、実際にマスクを装着した場合の
防塵マスクの実際的な防塵性を評価することができる。
また、特に防塵マスクに限定せず、フードマスクやヘル
メット等の顔面の被覆物の、実用的な防塵性評価を行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、防塵被検体の防塵性測定装置の構
成図である。第3図は、本出願人の開発による防塵マス
クの斜視図である。 1−・試験用人頭、2−・・防塵被検体(防塵マスク)
、3・−試験用人頭の中央に開孔した鼻孔、4.5−タ
イマー、6.7−・−三方弁、8・−ポンプ、9−チュ
ーブ、10・・−発塵部、11・・−送風機、12−発
塵部、13・−・送風機、14−腹側定器、15・−記
録計、16・・−腹側定器、17−記録計、18−ポン
プ、19・−・透明ボックス、20・−ヘパフィルタ−
121・−パツキン、22−・フィルタ一部と保持テー
プとの係合駒、23−フィルタ一部、24・−保持テー
プ、25−・鼻柱の形に曲げて用いる保形具、26−・
−フィルタ一部内のプリーツ、27・−・縫目。 特許出願人  旭化成工業株式会社 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試験用人頭の前面に吸排気を行う鼻孔を設け、かつ該鼻
    孔に対応して吸排気部と塵検出部を設け、該鼻孔を覆う
    防塵被検体を装着することを特徴とする防塵性測定装置
JP10666186A 1986-05-12 1986-05-12 防塵性測定装置 Pending JPS62263443A (ja)

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JP10666186A JPS62263443A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 防塵性測定装置

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JP10666186A JPS62263443A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 防塵性測定装置

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JPS62263443A true JPS62263443A (ja) 1987-11-16

Family

ID=14439273

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JP10666186A Pending JPS62263443A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 防塵性測定装置

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