JPS6226284B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226284B2 JPS6226284B2 JP54145250A JP14525079A JPS6226284B2 JP S6226284 B2 JPS6226284 B2 JP S6226284B2 JP 54145250 A JP54145250 A JP 54145250A JP 14525079 A JP14525079 A JP 14525079A JP S6226284 B2 JPS6226284 B2 JP S6226284B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- ram
- output
- mixture
- mixing
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/74—Mixing; Kneading using other mixers or combinations of mixers, e.g. of dissimilar mixers ; Plant
- B29B7/7476—Systems, i.e. flow charts or diagrams; Plants
- B29B7/7495—Systems, i.e. flow charts or diagrams; Plants for mixing rubber
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/02—Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type
- B29B7/06—Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices
- B29B7/10—Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices rotary
- B29B7/18—Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft
- B29B7/183—Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft having a casing closely surrounding the rotors, e.g. of Banbury type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29B7/02—Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type
- B29B7/22—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29B7/28—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for measuring, controlling or regulating, e.g. viscosity control
- B29B7/286—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for measuring, controlling or regulating, e.g. viscosity control measuring properties of the mixture, e.g. temperature, density
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/80—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29B7/82—Heating or cooling
- B29B7/823—Temperature control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/80—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29B7/88—Adding charges, i.e. additives
- B29B7/90—Fillers or reinforcements, e.g. fibres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
本発明はカーボン分散度のすぐれたゴム混合物
を得るためのゴム混合方法及びその装置に関する
ものである。 カーボンブラツクをゴム混合物内に均一に分散
させるためには、できるだけ高い剪断力を混合機
内で発生させることが必要である。しかるに混合
機内のゴム混合物は、ロータよりうける変形によ
る粘度低下、及び補強、加工性向上のために添加
されるオイルによつて、ゴム混合物に加えられる
剪断力には限界があり、又、その剪断力は、特に
粘度低下に伴つて、混合中に変化する。従来、こ
の種の混合法では、規定の時間混合に消費された
電気エネルギー及び温度レベル、又はこれらの組
合せによつてオイル投入時期が決定されていた。
これらの方法は原料ゴムの可塑度、温度、混合機
の温度等のバラツキにより混合機内でのゴムの喰
い込み、ゴムブロツクの粉砕エネルギーが混合バ
ツチ毎に変化し混合トルクに大きな変化をもたら
し、混合後のゴム混合物中のカーボン分散を高い
レベルで安定させることができなかつた。又、こ
れらの混合条件のバラツキをなくするために、混
合機の温度調節設備や、原料ゴムの素練、保温設
備が必要であり、装置が複雑化する欠点があつ
た。 本発明は、ゴム混合中における混合物温度の急
上昇点を利用してオイル投入又はラム圧力を切換
えるようにし、もつてゴム混合物中のカーボンブ
ラツクの分散度を高め、混合バツチ間のバラツキ
をなくして、均一なゴム混合物が得られるように
した混合方法及び装置を提供することを目的とす
る。 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。 第1図は本発明に使用されるゴム混合機(バン
バリーミキサ)の一例を示しており、1はチヤン
バ、2はジヤケツト、3は該チヤンバ1内に設け
られたロータである。該チヤンバ1の下部には混
合物放出ドア4の一部を構成するうね5が設けら
れている。6は原料ゴムの投入口、7はカーボン
ブラツク投入口、8は前記チヤンバ1に臨ませた
オイル投入ノズルである。12はチヤンバ1内に
臨ませた混合物の温度検出器である。9は前記チ
ヤンバ1内にある材料に圧力を加えるためのラム
で、上部に配置されているシリンダ10内のピス
トン(図示せず)とピストンロツド11を介して
連結されている。 次にゴム混合の動作を第3図を参照しながら説
明する。第4図におけるAはゴム混合中における
ラム9の動き(ラムモーシヨン)、Bはロータ3
のトルク、Cは温度検出器12により検出された
混合物の温度の各々の時間的変化を示したもので
ある。 ラム9を上記点まで上昇させた状態で原料ゴム
及びカーボンブラツクを各々原料ゴム投入口6及
びカーボンブラツク投入口7より投入し、各々投
入口6,7を閉じた後シリンダ10によつてラム
9を下降させ、適当な圧力で原料ゴムを加圧す
る。ロータ3の回転によつて原料ゴムは砕かれカ
ーボンブラツクと混合される。原料ゴムが砕かれ
ることによつてゴム混合物の見かけ上の体積が膨
張し、ラム9は徐々に上方に押し上げられてい
く。そしてゴム混合物の体積膨張に伴う反撥力と
シリンダ10による圧力とが均衡した状態に達す
る(第3図P)。さらに混合が進むにつれて混合
物の反撥弾性が低下していくため、ラム9が徐々
に下降し下死点(第3図Q)に達する。 一方混合物の温度は原料ゴム投入時点で最も低
く、混合が進むにつれて第3図Cのごとく上昇し
ていく。この温度の上昇率は一定ではなく、時間
によつて異なる。この温度上昇率の最大点と前記
ラムモーシヨンは時間的にある一定の関係を有す
る。本発明はこの温度上昇率の最大点を時間的基
準としてオイル投入時期を決定するものである。 第2図は前記温度検出器12の出力信号を処理
してオイル投入時期を制御するための電気回路で
あつて、13は微分器、14は最大値検出部、1
5は時間カウンタ、16は時間設定部、17は比
較部を示す。温度検出器12の出力は微分器13
により微分され、第3図Dのごとく温度検出器1
2の出力波形Cの変化率に比例した出力が微分器
12より出力される。この微分出力Dの最大値R
を最大値検出部14で検出する。この最大値Rは
混合物温度の急上昇点であり、この点は前記ラム
モーシヨンの最大点Pと一致する。 前記最大値検出部14は電圧が最大レベルに達
すると出力を出す回路である。このような回路は
周知であるが、一例を上げると、OPアンプの
端子に微分器13からの出力を加え、端子に微
分器13からの出力を遅延回路を介して加え、
端子の電圧の方が側の電圧より高くなつた最初
の点、すなわち電圧最大時にOPアンプから出力
が出るような回路、あるいはOPアンプに代えて
比較器を用い、同様に二つの入力の端子の一方に
微分器13の出力を、他方に微分器13の出力を
遅延回路を介して加え、他方の電圧が一方の電圧
より高くなつた場合のみ比較器から出力を出すよ
うな回路でもよい。最大値検出部14の出力は時
間カウンタ15に加えられ、該時間カウンタ15
が動作を開始し、その出力は比較部17に加えら
れる。前記時間設定部16には、特定時間t(第
3図)が設定されており、カウント開始後時間t
経過後に比較部17より判定信号が出力される。
この判定信号が出力される時期はラム位置が最上
昇点Pから最下降点Qに至る間のある特定レベル
Hに達した時期と一致する。すなわち判定信号が
ラムレベルが特定レベルHに達した時期に出力さ
れるような時間tを時定設定部16に設定すれば
よい。なお、前記時間カウンタ15に代えて時間
tが設定されるタイマを使用することもでき、そ
の場合は時間設定部16、比較部17は不要であ
る。前記判定信号に基いてオイル投入ノズル8よ
りオイルが投入される。その後一定時間経過後又
は一定の電気エネルギー消電後ドア4を開いてゴ
ム混合物を取出す。 オイル投入時期は混合するゴムの種類、重量等
により異なるため、特定時間tはゴムの種類、重
量に応じて最適の値が選ばれる。一例として
NR:SBR:IR=2:1:1.5の混合比を有する総
重量187Kgのゴムを混合した場合の特定時間t
と、そのときのラムレベルHとカーボン分散度
(ノンプロ混合)の関係を試験した結果を下表に
示す
を得るためのゴム混合方法及びその装置に関する
ものである。 カーボンブラツクをゴム混合物内に均一に分散
させるためには、できるだけ高い剪断力を混合機
内で発生させることが必要である。しかるに混合
機内のゴム混合物は、ロータよりうける変形によ
る粘度低下、及び補強、加工性向上のために添加
されるオイルによつて、ゴム混合物に加えられる
剪断力には限界があり、又、その剪断力は、特に
粘度低下に伴つて、混合中に変化する。従来、こ
の種の混合法では、規定の時間混合に消費された
電気エネルギー及び温度レベル、又はこれらの組
合せによつてオイル投入時期が決定されていた。
これらの方法は原料ゴムの可塑度、温度、混合機
の温度等のバラツキにより混合機内でのゴムの喰
い込み、ゴムブロツクの粉砕エネルギーが混合バ
ツチ毎に変化し混合トルクに大きな変化をもたら
し、混合後のゴム混合物中のカーボン分散を高い
レベルで安定させることができなかつた。又、こ
れらの混合条件のバラツキをなくするために、混
合機の温度調節設備や、原料ゴムの素練、保温設
備が必要であり、装置が複雑化する欠点があつ
た。 本発明は、ゴム混合中における混合物温度の急
上昇点を利用してオイル投入又はラム圧力を切換
えるようにし、もつてゴム混合物中のカーボンブ
ラツクの分散度を高め、混合バツチ間のバラツキ
をなくして、均一なゴム混合物が得られるように
した混合方法及び装置を提供することを目的とす
る。 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。 第1図は本発明に使用されるゴム混合機(バン
バリーミキサ)の一例を示しており、1はチヤン
バ、2はジヤケツト、3は該チヤンバ1内に設け
られたロータである。該チヤンバ1の下部には混
合物放出ドア4の一部を構成するうね5が設けら
れている。6は原料ゴムの投入口、7はカーボン
ブラツク投入口、8は前記チヤンバ1に臨ませた
オイル投入ノズルである。12はチヤンバ1内に
臨ませた混合物の温度検出器である。9は前記チ
ヤンバ1内にある材料に圧力を加えるためのラム
で、上部に配置されているシリンダ10内のピス
トン(図示せず)とピストンロツド11を介して
連結されている。 次にゴム混合の動作を第3図を参照しながら説
明する。第4図におけるAはゴム混合中における
ラム9の動き(ラムモーシヨン)、Bはロータ3
のトルク、Cは温度検出器12により検出された
混合物の温度の各々の時間的変化を示したもので
ある。 ラム9を上記点まで上昇させた状態で原料ゴム
及びカーボンブラツクを各々原料ゴム投入口6及
びカーボンブラツク投入口7より投入し、各々投
入口6,7を閉じた後シリンダ10によつてラム
9を下降させ、適当な圧力で原料ゴムを加圧す
る。ロータ3の回転によつて原料ゴムは砕かれカ
ーボンブラツクと混合される。原料ゴムが砕かれ
ることによつてゴム混合物の見かけ上の体積が膨
張し、ラム9は徐々に上方に押し上げられてい
く。そしてゴム混合物の体積膨張に伴う反撥力と
シリンダ10による圧力とが均衡した状態に達す
る(第3図P)。さらに混合が進むにつれて混合
物の反撥弾性が低下していくため、ラム9が徐々
に下降し下死点(第3図Q)に達する。 一方混合物の温度は原料ゴム投入時点で最も低
く、混合が進むにつれて第3図Cのごとく上昇し
ていく。この温度の上昇率は一定ではなく、時間
によつて異なる。この温度上昇率の最大点と前記
ラムモーシヨンは時間的にある一定の関係を有す
る。本発明はこの温度上昇率の最大点を時間的基
準としてオイル投入時期を決定するものである。 第2図は前記温度検出器12の出力信号を処理
してオイル投入時期を制御するための電気回路で
あつて、13は微分器、14は最大値検出部、1
5は時間カウンタ、16は時間設定部、17は比
較部を示す。温度検出器12の出力は微分器13
により微分され、第3図Dのごとく温度検出器1
2の出力波形Cの変化率に比例した出力が微分器
12より出力される。この微分出力Dの最大値R
を最大値検出部14で検出する。この最大値Rは
混合物温度の急上昇点であり、この点は前記ラム
モーシヨンの最大点Pと一致する。 前記最大値検出部14は電圧が最大レベルに達
すると出力を出す回路である。このような回路は
周知であるが、一例を上げると、OPアンプの
端子に微分器13からの出力を加え、端子に微
分器13からの出力を遅延回路を介して加え、
端子の電圧の方が側の電圧より高くなつた最初
の点、すなわち電圧最大時にOPアンプから出力
が出るような回路、あるいはOPアンプに代えて
比較器を用い、同様に二つの入力の端子の一方に
微分器13の出力を、他方に微分器13の出力を
遅延回路を介して加え、他方の電圧が一方の電圧
より高くなつた場合のみ比較器から出力を出すよ
うな回路でもよい。最大値検出部14の出力は時
間カウンタ15に加えられ、該時間カウンタ15
が動作を開始し、その出力は比較部17に加えら
れる。前記時間設定部16には、特定時間t(第
3図)が設定されており、カウント開始後時間t
経過後に比較部17より判定信号が出力される。
この判定信号が出力される時期はラム位置が最上
昇点Pから最下降点Qに至る間のある特定レベル
Hに達した時期と一致する。すなわち判定信号が
ラムレベルが特定レベルHに達した時期に出力さ
れるような時間tを時定設定部16に設定すれば
よい。なお、前記時間カウンタ15に代えて時間
tが設定されるタイマを使用することもでき、そ
の場合は時間設定部16、比較部17は不要であ
る。前記判定信号に基いてオイル投入ノズル8よ
りオイルが投入される。その後一定時間経過後又
は一定の電気エネルギー消電後ドア4を開いてゴ
ム混合物を取出す。 オイル投入時期は混合するゴムの種類、重量等
により異なるため、特定時間tはゴムの種類、重
量に応じて最適の値が選ばれる。一例として
NR:SBR:IR=2:1:1.5の混合比を有する総
重量187Kgのゴムを混合した場合の特定時間t
と、そのときのラムレベルHとカーボン分散度
(ノンプロ混合)の関係を試験した結果を下表に
示す
【表】
【表】
上述の混合物では時間tを11〜15秒の範囲に設
定すると高いカーボン分散度が得られる。 上述の実施例では比較部17の出力信号により
オイル投入を行なう例を示したが、オイル投入を
行なわず、ラム圧力の切換のみを行なうこともで
きる。すなわち前述したようにゴム混合物の体積
膨張に伴つてラム9が最上昇点Pまで達した後、
混合が進むにつれて混合物の粘度が低下した反撥
弾性が徐々に衰退していき、それに伴つてラム9
が下降を始める。このラム下降時の特定レベルH
でラム圧力を減圧し、又はラム上昇を短時間行な
うことにより、衰退していく反撥弾性の回復がな
され、再びラムで加圧した際ゴム混合物の受ける
剪断力をラムの最上昇点Pのときと同程度に回復
できる。このラム圧力の減圧又はラム上昇の切換
え時期は、オイル投入を行なう場合のオイル投入
時期と一致する。したがつて前記比較部17の出
力信号を利用してラム圧力を減圧又はラム上昇を
行なうことにより同様にカーボン分散度を高める
ことができる。ゴム混合機内の温度や、原料ゴム
の可塑度、温度等は季節的に変化し、又ある原料
ゴムは混合バツチ毎に変化する。それは原料ゴム
を粉砕し、カーボンブラツクをゴム内に分散させ
る混合プロセスに大きな変化をもたらす。ラムモ
ーシヨンは、出力波形と時間的ズレによつてこれ
らの混合条件の変化を表わすが、混合物温度の上
昇率の最大点はラムモーシヨンの最大点と常に時
間的に一致している。したがつて同種のゴムの場
合はその混合物温度の上昇率の最大点から特定時
間経過したときのラムレベルは常に一定である。
したがつて本発明によれば (イ) 混合物温度の上昇率の最大点から特定時間経
過後にオイル投入を実施することにより混合条
件の変化にもかゝわらずカーボン分散を高い水
準に安定させることができる。 (ロ) 上記特定時間経過後のラムレベルでは、ゴム
とカーボンの混合物がある一定の見かけ上の体
積を有するから、この時期にオイル投入した場
合、その後の電気エネルギーをゴム混合物に安
定して加えることができる。 (ハ) 上記特定時間経過後のラムレベルでラム圧力
を減圧したり、ラムをもち上げる時、ゴム混合
物の粘度低下とともに、衰退していく反撥弾性
の回復が同程度に行なわれ、再びラムで加圧し
た時、ゴム混合物の受ける剪力を同程度に回復
することができ、オイル投入しない場合もカー
ボン分散度を高い水準に安定することができ
る。 (ニ) 混合機に温度調節設備や原料ゴムの素練、保
温設備の特殊な設備を要しないため装置が簡略
化される。
定すると高いカーボン分散度が得られる。 上述の実施例では比較部17の出力信号により
オイル投入を行なう例を示したが、オイル投入を
行なわず、ラム圧力の切換のみを行なうこともで
きる。すなわち前述したようにゴム混合物の体積
膨張に伴つてラム9が最上昇点Pまで達した後、
混合が進むにつれて混合物の粘度が低下した反撥
弾性が徐々に衰退していき、それに伴つてラム9
が下降を始める。このラム下降時の特定レベルH
でラム圧力を減圧し、又はラム上昇を短時間行な
うことにより、衰退していく反撥弾性の回復がな
され、再びラムで加圧した際ゴム混合物の受ける
剪断力をラムの最上昇点Pのときと同程度に回復
できる。このラム圧力の減圧又はラム上昇の切換
え時期は、オイル投入を行なう場合のオイル投入
時期と一致する。したがつて前記比較部17の出
力信号を利用してラム圧力を減圧又はラム上昇を
行なうことにより同様にカーボン分散度を高める
ことができる。ゴム混合機内の温度や、原料ゴム
の可塑度、温度等は季節的に変化し、又ある原料
ゴムは混合バツチ毎に変化する。それは原料ゴム
を粉砕し、カーボンブラツクをゴム内に分散させ
る混合プロセスに大きな変化をもたらす。ラムモ
ーシヨンは、出力波形と時間的ズレによつてこれ
らの混合条件の変化を表わすが、混合物温度の上
昇率の最大点はラムモーシヨンの最大点と常に時
間的に一致している。したがつて同種のゴムの場
合はその混合物温度の上昇率の最大点から特定時
間経過したときのラムレベルは常に一定である。
したがつて本発明によれば (イ) 混合物温度の上昇率の最大点から特定時間経
過後にオイル投入を実施することにより混合条
件の変化にもかゝわらずカーボン分散を高い水
準に安定させることができる。 (ロ) 上記特定時間経過後のラムレベルでは、ゴム
とカーボンの混合物がある一定の見かけ上の体
積を有するから、この時期にオイル投入した場
合、その後の電気エネルギーをゴム混合物に安
定して加えることができる。 (ハ) 上記特定時間経過後のラムレベルでラム圧力
を減圧したり、ラムをもち上げる時、ゴム混合
物の粘度低下とともに、衰退していく反撥弾性
の回復が同程度に行なわれ、再びラムで加圧し
た時、ゴム混合物の受ける剪力を同程度に回復
することができ、オイル投入しない場合もカー
ボン分散度を高い水準に安定することができ
る。 (ニ) 混合機に温度調節設備や原料ゴムの素練、保
温設備の特殊な設備を要しないため装置が簡略
化される。
第1図は本発明に使用されるゴム混合機の縦断
側面図、第2図は本発明の実施するための信号処
理回路図、第3図はラム位置、トルク、温度検出
器、微分出力の時間的変化を示すグラフである。 12……温度検出器、13……微分器、14…
…最大値検出部、15……時間カウンタ、16…
…時間設定部、17……比較部。
側面図、第2図は本発明の実施するための信号処
理回路図、第3図はラム位置、トルク、温度検出
器、微分出力の時間的変化を示すグラフである。 12……温度検出器、13……微分器、14…
…最大値検出部、15……時間カウンタ、16…
…時間設定部、17……比較部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゴム混合機を用いて原料ゴムにカーボンブラ
ツクを混合する方法において、混合中におけるゴ
ム混合物の温度を連続的に検出し、この温度の上
昇率が最大値を示す点を時間的基準とし、この点
から特定時間経過後に判定信号を出力し、この信
号に基いてオイル投入又はラム圧力の切換えを行
なうことを特徴とするゴム混合方法。 2 ゴム混合機に取付けられた混合物の温度検出
器と、該温度検出器の出力を微分する微分器と、
該微分器の出力の最大値を検出する最大値検出部
と、該最大値検出部に出力が生じた時点から特定
時間経過後に判定信号を出力する回路とを備えた
ことを特徴とするゴム混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14525079A JPS5669141A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Gum mixing method and its device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14525079A JPS5669141A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Gum mixing method and its device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669141A JPS5669141A (en) | 1981-06-10 |
JPS6226284B2 true JPS6226284B2 (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=15380780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14525079A Granted JPS5669141A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Gum mixing method and its device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5669141A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63131872U (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-29 | ||
JPH04104783U (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-09 | 森山 繁 | 自動車用リアスポイラー装置 |
JP2009056648A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Bridgestone Corp | 粉ゴムの製造方法 |
WO2020045591A1 (ja) | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | Pcr反応容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100513130B1 (ko) * | 1998-06-27 | 2005-11-03 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 고무의 제조방법 |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP14525079A patent/JPS5669141A/ja active Granted
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JPS63131872U (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-29 | ||
JPH04104783U (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-09 | 森山 繁 | 自動車用リアスポイラー装置 |
JP2009056648A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Bridgestone Corp | 粉ゴムの製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5669141A (en) | 1981-06-10 |
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