JPS62261599A - ヒ−トパイプ実装衛星 - Google Patents
ヒ−トパイプ実装衛星Info
- Publication number
- JPS62261599A JPS62261599A JP61104745A JP10474586A JPS62261599A JP S62261599 A JPS62261599 A JP S62261599A JP 61104745 A JP61104745 A JP 61104745A JP 10474586 A JP10474586 A JP 10474586A JP S62261599 A JPS62261599 A JP S62261599A
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- JP
- Japan
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- heat
- panel
- satellite
- north
- heat pipes
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- Pending
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 7
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱制2’iJにヒートパイプを使用した衛星
に関し、衛星の開発、熱設計を行う一ヒで必要な地上に
おける熱真空試験の実施を可能にした′4rJ星に関す
る。
に関し、衛星の開発、熱設計を行う一ヒで必要な地上に
おける熱真空試験の実施を可能にした′4rJ星に関す
る。
(従来技術〕
従来の静止箱型三軸衛星では、通信機器パネルを構成す
る各機器パネル内部の熱輸送はサンドインチパネルの表
皮およびコアによって行われていた。しかし、軽微化の
ために表皮およびコアの厚さは非常に薄り、パネルの熱
伝達は悪く、従ってパネル内温度差が大きくなり、効率
の良い放熱を行う上での妨げとなっていた。
る各機器パネル内部の熱輸送はサンドインチパネルの表
皮およびコアによって行われていた。しかし、軽微化の
ために表皮およびコアの厚さは非常に薄り、パネルの熱
伝達は悪く、従ってパネル内温度差が大きくなり、効率
の良い放熱を行う上での妨げとなっていた。
また、サンドイッチパネル表皮の熱伝達を改善するため
にヒートシンクを使用し、また、コアの熱伝達を改善す
るためにサーマルプラグを使用した場合、これら熱制御
材料の重量が増大するという欠点があった。
にヒートシンクを使用し、また、コアの熱伝達を改善す
るためにサーマルプラグを使用した場合、これら熱制御
材料の重量が増大するという欠点があった。
第3図は上記した構造の衛星の機器パネルの断面図であ
る。発熱機器1で発生した熱はヒートシンク2によって
拡散され、衛星内部表皮3を介してサーマルプラグ5お
よびコア6へ伝えられ、伝導伝熱によって衛星外部表皮
4へ伝えられる。
る。発熱機器1で発生した熱はヒートシンク2によって
拡散され、衛星内部表皮3を介してサーマルプラグ5お
よびコア6へ伝えられ、伝導伝熱によって衛星外部表皮
4へ伝えられる。
このような方法で熱経路を設定した場合、発熱機器の高
発熱化と小型化による発熱密度の増大に伴い、上記した
ようにヒートシンクおよびサーマルプラグの重量が増大
する傾向にある。
発熱化と小型化による発熱密度の増大に伴い、上記した
ようにヒートシンクおよびサーマルプラグの重量が増大
する傾向にある。
また、ヒートパイプを衛星へ適用することも考えられる
が、ヒートパイプの性能は重力の影響を受けるため、単
純な適用では、衛星の熱設計の地上での確認が困難であ
り、また、温度に対するマージンを大きくとらなければ
ならなくなる問題があった。
が、ヒートパイプの性能は重力の影響を受けるため、単
純な適用では、衛星の熱設計の地上での確認が困難であ
り、また、温度に対するマージンを大きくとらなければ
ならなくなる問題があった。
本発明の目的は、パネルに取付けた発熱機器で発生した
熱を効率よく機器パネル面内に拡散させる共に、パネル
面外方向の熱伝達をも向上させ、かつ、重力の存在する
地−トでの試験で確実に機能するヒートパイプ実装の衛
星を提供することにある。
熱を効率よく機器パネル面内に拡散させる共に、パネル
面外方向の熱伝達をも向上させ、かつ、重力の存在する
地−トでの試験で確実に機能するヒートパイプ実装の衛
星を提供することにある。
このために、本発明のヒートパイプ実装衛星は、熱を発
する機器を搭載し、宇宙空間の静止軌道上に乗せられる
静止箱型三軸衛星において、静止軌道上で、南方向また
は北方向に面するパネルについては東西方向に、東方向
または西方向に面するパネルについては南北方向に向け
たヒートパイプをそれらのパネルの内部に理め込んで構
成し、地上での試験において、上記の全てのヒートパイ
プが水平状態となるようにした。
する機器を搭載し、宇宙空間の静止軌道上に乗せられる
静止箱型三軸衛星において、静止軌道上で、南方向また
は北方向に面するパネルについては東西方向に、東方向
または西方向に面するパネルについては南北方向に向け
たヒートパイプをそれらのパネルの内部に理め込んで構
成し、地上での試験において、上記の全てのヒートパイ
プが水平状態となるようにした。
第1図は本発明のヒートパイプ実装衛星の衛星のパネル
の実施例であって、従来例と共通するものについては同
符号を用いてその説明を省略する。
の実施例であって、従来例と共通するものについては同
符号を用いてその説明を省略する。
7はヒートパイプであって、該ヒートパイプ7はその両
側に脚部7a、7bを有し、これら脚部?a、7bが上
記内部表皮3および外部表皮4に接合してパネル内に理
め込まれている。
側に脚部7a、7bを有し、これら脚部?a、7bが上
記内部表皮3および外部表皮4に接合してパネル内に理
め込まれている。
この構造では、発熱機器lにて発生した熱は衛星内部表
皮3を介して上記ヒートパイプ7へ伝達される。ヒート
パイプ7は高熱伝導素子であるから、内部表皮3から伝
達された熱は、ヒートパイプ7の理め込まれている方向
(紙面に垂直方向)に十分拡散されると共に、ヒートパ
イプ7の脚部7bを介して、衛星外部表皮4へも伝達さ
れる。
皮3を介して上記ヒートパイプ7へ伝達される。ヒート
パイプ7は高熱伝導素子であるから、内部表皮3から伝
達された熱は、ヒートパイプ7の理め込まれている方向
(紙面に垂直方向)に十分拡散されると共に、ヒートパ
イプ7の脚部7bを介して、衛星外部表皮4へも伝達さ
れる。
このような構成になっているから、機器パネル面内から
面外方向への熱伝達を従来の技術に比べて大幅に改善す
ることができる。
面外方向への熱伝達を従来の技術に比べて大幅に改善す
ることができる。
第2図は、上記のパネルを使用した衛星の全体のパネル
構成を示す図である。8は地球指向面パネル、9は南面
パネル、10は北面パネルであり、各パネルに理め込ま
れた全てのヒートパイプは、パネルの地上での組立状態
において、水平となるように配置されている。
構成を示す図である。8は地球指向面パネル、9は南面
パネル、10は北面パネルであり、各パネルに理め込ま
れた全てのヒートパイプは、パネルの地上での組立状態
において、水平となるように配置されている。
即ち、地球指向面パネル8は、パネル自体が水平なので
ヒートパイプはどのような方向に配置して水平配置とな
る。一方、南面パネル9および北面パネル10の場合は
一方向にヒートパイプを理め込むことにより、全てのヒ
ートパイプ7が水平に配置される。
ヒートパイプはどのような方向に配置して水平配置とな
る。一方、南面パネル9および北面パネル10の場合は
一方向にヒートパイプを理め込むことにより、全てのヒ
ートパイプ7が水平に配置される。
つまり、南面パネル9、北面パネル10には、打ち一ヒ
げられた静止衛星軌道−ヒで、東西方向を向くようにヒ
ートパイプが理め込まれ、また図示しないが東面パネル
と西面パネルには、南北方向を向くようにヒートパイプ
が理め込まれる。
げられた静止衛星軌道−ヒで、東西方向を向くようにヒ
ートパイプが理め込まれ、また図示しないが東面パネル
と西面パネルには、南北方向を向くようにヒートパイプ
が理め込まれる。
ヒートパイプは重力の影響によって性能が変化するが、
上記のように、そのヒートパイプの全てを水平に配置す
ることにより、無重力でのヒートパイプの性能を前提と
して熱設計を行った通信機器の動作を、地上で試験する
ことができる。
上記のように、そのヒートパイプの全てを水平に配置す
ることにより、無重力でのヒートパイプの性能を前提と
して熱設計を行った通信機器の動作を、地上で試験する
ことができる。
以上説明したように、衛星の機器パネルにヒートパイプ
を理め込むことによって1.従来使われていたヒートシ
ンクとサーマルプラグによる熱制御に比べて、熱制御能
力の向上が計れる。
を理め込むことによって1.従来使われていたヒートシ
ンクとサーマルプラグによる熱制御に比べて、熱制御能
力の向上が計れる。
また、ヒートシンクやサーマルプラグを使用しないので
、重量が大きくなることもない。
、重量が大きくなることもない。
更に、パネル内に全てのヒートパイプが水平状態に理め
込まれるので地上での試験において全ヒートパイプが無
重力での性能を発揮するようになる。従って、パネルに
搭載された発熱機器等の電気性能試験等を地上の熱真空
環境を模擬した設備で行う際、無重力での動作を前提と
して設計したパネルの熱特性がヒートパイプの動作状態
によって変化するごとを防ぐことができるという利点が
ある。
込まれるので地上での試験において全ヒートパイプが無
重力での性能を発揮するようになる。従って、パネルに
搭載された発熱機器等の電気性能試験等を地上の熱真空
環境を模擬した設備で行う際、無重力での動作を前提と
して設計したパネルの熱特性がヒートパイプの動作状態
によって変化するごとを防ぐことができるという利点が
ある。
第1図は本発明の一実施例のヒートパイプ実装衛星のパ
ネルの断面図、第2図は本発明のヒートパイプ実装衛星
のパネルの組立斜視図、第3図は従来の衛星のパネルの
断面図である。 1・・・発熱機器、2・・・ヒートシンク、3・・・内
部表皮、4・・・外部表皮、6・・・コア、7・・・ヒ
ートパイプ、8・・・地球指向面パネル、9・・・南面
パネル、10・・・北面パネル。
ネルの断面図、第2図は本発明のヒートパイプ実装衛星
のパネルの組立斜視図、第3図は従来の衛星のパネルの
断面図である。 1・・・発熱機器、2・・・ヒートシンク、3・・・内
部表皮、4・・・外部表皮、6・・・コア、7・・・ヒ
ートパイプ、8・・・地球指向面パネル、9・・・南面
パネル、10・・・北面パネル。
Claims (1)
- (1)、熱を発する機器を搭載し、宇宙空間の静止軌道
上に乗せられる静止箱型三軸衛星において、静止軌道上
で、南方向または北方向に面するパネルについては東西
方向に、東方向または西方向に面するパネルについては
南北方向に向けたヒートパイプをそれらのパネルの内部
に理め込んで構成し、地上での試験において、上記の全
てのヒートパイプが水平状態となるようにしたことを特
徴とする衛星。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61104745A JPS62261599A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | ヒ−トパイプ実装衛星 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61104745A JPS62261599A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | ヒ−トパイプ実装衛星 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62261599A true JPS62261599A (ja) | 1987-11-13 |
Family
ID=14389028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61104745A Pending JPS62261599A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | ヒ−トパイプ実装衛星 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62261599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1031511A3 (de) * | 1999-02-26 | 2000-12-27 | DORNIER GmbH | Radiatorstruktur eines Satelliten |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP61104745A patent/JPS62261599A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1031511A3 (de) * | 1999-02-26 | 2000-12-27 | DORNIER GmbH | Radiatorstruktur eines Satelliten |
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