JPS62260646A - カセツト式プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、スーパーマーケット等のバックヤードでラベ
ル発行に使用するうえで好適なカセット式プリンタに関
する。

（従来の技術） 取扱い商品の計量や値付は計算を迅速に行なう必要から
、スーパーマーケットのバックヤードでは、複数台の計
量器とともにレシートやラベル印刷が可能なプリンタが
使用されている。こうしたレシートやラベルに対する印
字には、商品種類に応じて複数の印字モードが要求され
るが、印字モードに応じて複数のプリンタを設置す、る
ことは、空間的、に、も経費的にも好ましくなく、共通
する印字機構を有、するプリンタを１台設置し、それぞ
れ異なる印字ロール紙を収納している複数のカセットか
ら所定の印字モードのカセットを選択してプリンタ本体
にセットし、レシート発行、ラベル発行の効率化を図る
ことか考えられている。

（発明が解決しようとする問題点） このようなカセット式プリンタにおいては、装着された
カセットの種類を正確に判定し、・その印字モードに応
じて印字ロール紙を繰り出す必要があるとともに、カセ
ットを取り袢える際の操作ミスを減らすためにも、印字
開始から終了までの各ステップを出来るだけ自動化する
ことが好ましい。

本発明は、このような点に考慮してなされたもので、選
択されたカセットの印字モードを自動的に判別するとと
もに、印字処理操作の簡素化を可能にするカセット式プ
リンタを提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、プリンタ本体に印字ロール紙がセット
されたカセットを装着し、印字ヘッドによりこの印字ロ
ール紙に所定の印字を行なうカセット式プリンタにおい
て、前記カセットに形成された印字モードを読取る印字
モード検出手段と、前記印字ヘッドをロール紙に対して
印字位置と非印字位置とに移動制御する駆動手段と、前
記印字モードに応じてロール紙を所定量づつ繰り出すロ
ール紙送り機構と、前記印字ヘッドの直前でロール紙の
状態を検出するロール紙検出手段とを備えたことを特徴
とするカセット式プリンタを提供できる。また、ロール
紙を印字後に巻取るロール紙巻取機構と、この印字され
たロール紙が所定の長さになったことを検知して前記ロ
ール紙送り機構を停止制御する手段とを具備することで
、印字ロール紙を巻取る際の操作を容易にし、また更に
、ロール紙に印字される印字データおよびそれら印字デ
ータの繰り返し回数データをセットする手段を具備して
、過不足なく印字ラベル、あるいはレシートを得ること
ができるようにした。

（作用） 本発明装置では、装着されたカセットから印字モードを
読み取り、その印字ロール紙の先端を印字位置にセット
した後、印字ヘッドを自動的に印字位置に移動制御して
、設定された印字モードに応じて動作させることができ
る。また、印字ヘッドに供給されるロール紙の状態を検
出して、カセットの変更を指示することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明する
。

第１図のカセット式プリンタは、プリンタ本体ｌと、そ
れに装着される印字ロール紙がセットされたカセット２
から構成される。

このプリンタ本体ｌはスーパーマーケットのバックヤー
ド等に設けられ、その上部フレーム３の後部には、周知
技術のコイルばね等により跳ね上げ式に旋回動自在に開
閉する断面Ｕ字型のカセットホルダ４が設けられており
、プリンタ本体ｌの内側には、プラテンローラ５や巻取
りリール６などの駆動部が設けられ、その前面の操作面
７にはデータセットキー、印字開始キー、印字モード設
定キーなどが配列されている。

上記カセットホルダ４を介して装着されるカセット２は
、たとえばアクリル樹脂成形され、その−側面に引出し
スリット９が穿設されるとともに、その中に所定の印字
モードの印字ロール紙８がセットされている。そして、
このカセット２にセットされた印字ロール紙８の印字モ
ードは、例えば３つのドグｌ□Ｏをカセット２の前面に
形成された穴に差し込むことで設定され、また、このカ
セット２には、印字ロール紙８が、その後部のビン枢支
で開閉される蓋（図示せず）を開けて、内部の軸にセッ
トされる。

第２図は、上記カセット２をカセットホルダ４に装着し
た状態で、引出しスリット９から巻取りリール６の部分
にかけて示した平面拡大図で、ｌｌは、印字ロール紙８
の種類に応じて上下位置を調整可能にして、上部フレー
ム３に固定して設けられた光センサなどのラベル位置検
出装置である。上記カセットホルダ４から導出されたロ
ール紙８の始端は、ガイドローラ１２を介してこの位層
検出装置１１に挿通され、更にサーマルプリンタ支持装
置１３の先端に設けられたサーマルヘッド１４とプラテ
ンローラ５との間に挾持される。

上記サーマルプリンタ支持装置１３は、」一部フレーム
３から１−延固設されたピン２０を介してレバー２１の
前部角部が旋回動自在に枢支されており、その前部に立
設されたブラケット２２にサーマルヘラＦ１４を設け、
又、上部フレーム３に立設されたピン２３とレバー２１
の後部との間には引張りばね２４が張設されている。レ
バー２１はピン２０を中心に回動され、サーマルヘッド
１４はプラテンローラ５に対向する印字位置（図の二点
鎖線の位置）と、プラテンローラ５から離間する非印字
位置との間を移動制御される。すなわちレバー２１の後
部とピン２０との間に１円弧２５が形成され、プラテン
ローラ５の駆動部と共通の駆動源に接続される扇形のカ
ムロータ２６が、その円弧部２７を、レバー２１の円弧
２５と嵌め合すように駆動されることで、サーマルヘッ
ド１４が非印字位置を保持し、カムロータ２６の円弧部
２７を挟むカム面２８がレバー２１の円弧２５に対向す
るとき、サーマルヘッド１４は印字位置に移動するとと
もに、カムロータ２６の円弧部２７によってリミットス
イッチ２９がオンされる。

第１図に明示される様に、Ｌ部フレーム３に立設された
側面フラン°ジ部３０の、上記カセット２に形成された
引出しスリット９に対応する位置には、ガイドプレート
３１とスリット３２が併設され、このスリットから巻取
リリール６に張設される印字シートを切断するカッタ３
３がピン枢支されるとともに、引張りばね３４によって
戻り姿勢に付勢されて設けられる。又、前面プランジ部
３５の内側には、カセット２の前面のドグ１０に対する
検出用のマイクロスイッチ３６が対向して付設されてい
る。更に、カセットホルダ４の側部より外方に向は一体
形成されているピン３７に対応する上部フレーム３の所
定位置には、カセットホルダ４に対するフック３８が上
向き姿勢で設けられ、このフック３８に形成したＺ形の
フックノツチにより、カセットホルダ４はブツシュブツ
シュ式のロックが可能になっている。

上記構成のカセット式プリンタの動作について、第３図
乃至第６図の動作フローヂャートを参照して説明する。

第３図には、前記カセット２を装着して操作面７のラベ
ル発行キーを押圧した（ステップＡＩ）後、印字開始に
至るまでの動作フローが示されている。今、カセット２
内には、第７図に示すようなラベルが複数枚連続的に相
隣接して貼着されたシートが印字ロール紙としてセット
され、引出しスリット９カ）らその始端が所定長だけ引
出されているとする。ラベル発行キーを押圧した時点で
、カセットホルダ４が正しく上部フレーム３の所定部に
装着されたか否かが、例えばフック３８にピン３７が嵌
合されたことを検出する（ステップＡ２）ことで判断さ
れる。そしてこの時、カセットホルダ４にセットされた
カセット２の種類は、マイクロスイッチ３６により読み
込まれ・（ステップＡ３）、この種類は記憶される（ス
テップＡ４）。プリンタ本体ｌ内に記憶されている複数
の印字モードから所定の印字モードが選択設定される。

又、この時非印字位置にあるサーマルヘッド１４は、カ
ムロータ２６を所定量回動することで、ばね２４により
プラテンローラ５に対して所定位置まで移動される（ス
テップＡ５）。そして、カムロータ２６の駆動モータが
停止にしたとき、印字ヘッドの押え動作が終了する（ス
テップＡ６　、Ａ７）。

第４図は、印字ロール紙８の始端が印字ヘッドによって
押さえられた後、１枚のラベルを印字す・るときの動作
フローを示している。

上記プラテンローラ５による印字ロール紙８の送り動作
は、サーマルヘッド１４による印字文字の１ビツト分の
印字毎に前記ラベル位置検出装置１１でロール紙８の有
無が検出され、また印字開始毎にタイマをセットして、
このタイマのセット時間内で繰り返し印字動作を続ける
ことで、例えば８ビツトあるいは１６ビツトのライン印
字によって１行の印字が終了し、タイマのセット時間゛
が過ぎるときに、１枚のラベルに対する印字を終了した
とみなしている。なお、ラベル位置検出装置１１では、
そこを通過する印字ロール紙８の幅を検出することで、
カセット２に設定された印字モードと異なるラベルがセ
ットされていた場合に、ラベルセンサエラーとし、後に
述べるヘッド開放動作に移行する。

第５図には、１軟甲字が終了した後に、印字ロール紙８
の始端が巻取リリール６に到達するに必要な印字枚数と
、発行すべき枚数とがプリセットされた状態で、ラベル
発行動作を制御するフローチャートを示している。

まず、印字されたラベルをその場でカッタ３３で切断し
て処理する場合を除き、印字ロール紙８の始端から印字
すると、その始端を巻取リリール６にセットしなければ
ならない。ここでは、そのために必要な枚数を検出し、
その時点で印字を一時停止するようにしている。

さらに、一時停止した後に、ラベル発行を再開するタイ
ミングを、ここでは３通りの方法から１つを選択して設
定することができるようにしている。すなわち、第１に
、巻取クリール６側に印字ロール紙８の始端がセットさ
れたことを検知する検知機構を設けておき、この検知機
構からの信号を待ってラベル発行を再開する方法、第２
には。

一時停止時にラベル発行再開までの時間をセットしたタ
イマをスタートさせ、タイマ計時後にラベル発行を再開
する方法、第３の方法は１巻取りリール６偏に印字ロー
ル紙８の始端をオペレータがセットして、操作面７の印
字開始キーを押すことでラベル発行を再開する方法であ
る。

ラベル発行枚数がプリセット値に等しくなったとき、第
６図のヘッド開放の２０−に移行する。

第６図において、ラベル送りが停止するのは前述のよう
にラベルセンサエラーが生じたとき、あるいはラベルが
所定枚数だけ印字されたときで、前記カムロータ２６を
右回りに回転駆動して、サールヘッド１４をプラテンロ
ーラ５から離脱させ、マイクロスイッチ２９がカムロー
タ２６のカム面２８．２８の頂部を検出したときに電磁
ブレーキなどで駆動モータを停止制御するようにしてい
る。

このように上記実施例装置では、プリンタ本体Ｉにカセ
ット２が確実に装着されたことを検出してから、装着さ
れたカセット２の種類を正確に判定している。したがっ
て、多種類の商品を、１台のプリンタに種々なレシート
やラベルの印刷、発行を行なわせながら処理するときの
作業が、正確かつ迅速にできる。また、その印字モード
を切換えて印字ロール紙８として使用されるラベルに簡
単に対応でき、プリンタ本体ｌへのカセットの交換を繰
り返す必要があるときにも、ロール紙８の始端から印刷
することができ、ロール紙巻取機構に巻取って印字後の
ラベルを処理するときにも、無駄なく印字ロール紙８を
使用できるなど、ラベル印字のためのオペレータの操作
が容易になる。

なお、本願発明は、上記実施例に限定されるものではな
いことは勿論であり、印字モード検出手段、印字ヘッド
駆動手段、ロール紙送り機構などの具体的な構成などは
種々の態様の物であってもよく、またプリンタの印字方
式もサーマルヘッドを使用したちの以外であってもよい
。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、カセットを取り
替える際の操作ミスを減らし、印字開始から終了までの
各ステップの多くを自動化することができるので、選択
されたカセットの印字モードを自動的に判別して、印字
処理操作の簡素化を可能にするカセット式プリンタを提
供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発す１の一実施例を示す概観斜視図、第２
図は、同実施例の一部を拡大して示す平面図、第３図乃
至第６図は、ラベル発行処理の実行手順の一例を示す動
作説明図、第７図は、ラベル貼着シートの一例を示す平
面図である。 ｌ・・・プリンタ本体、２・・・カセット、１４・・・
サーマルヘッド。 特許出願人　株式会五石田衡器製作所 代　理　人　弁理士　辻　　　實 第４因 イ ーベル送りスタート 二 ノライン即宇 ラベル仁ン　　ＮＯ −〇Ｎ？ 枚　　　　ＹＥＳ Ｅｇ−ｙ＜、ＩＩ、ヤ、す絢−γＥ 字　　　　　、Ｙ中？ ＮＯ ノに／’Ａり別１： タイマ〜ヌタート フベルゼンサ　　ＹＥＳ エラー？ Ｎｏ　　　　　’＼ フベル也ンサタｒマー　ＮＯ 終了？ ＹＦ、Ｓニ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）プリンタ本体に印字ロール紙がセットされたカセ
   ットを装着し、印字ヘッドによりこの印字ロール紙に所
   定の印字を行なうカセット式プリンタにおいて、前記カ
   セットに形成された印字モードを読取る印字モード検出
   手段と、前記印字ヘッドをロール紙に対して印字位置と
   非印字位置とに移動制御する駆動手段と、前記印字モー
   ドに応じてロール紙を所定量づつ繰り出すロール紙送り
   機構と、前記印字ヘッドの直前でロール紙の状態を検出
   するロール紙検出手段とを備えたことを特徴とするカセ
   ット式プリンタ。
2. （２）前記ロール紙を印字後に巻取るロール紙巻取機構
   と、この印字されたロール紙が所定の長さになったこと
   を検知して前記ロール紙送り機構を停止制御する手段と
   を具備したことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載のカセット式プリンタ。
3. （３）前記ロール紙に印字される印字データおよびそれ
   ら印字データの繰り返し回数データをセットする手段を
   具備したことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   のカセット式プリンタ。