JPS62259328A - テレビブラウン管のパネルにピンを封着する方法 - Google Patents
テレビブラウン管のパネルにピンを封着する方法Info
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- JPS62259328A JPS62259328A JP8150086A JP8150086A JPS62259328A JP S62259328 A JPS62259328 A JP S62259328A JP 8150086 A JP8150086 A JP 8150086A JP 8150086 A JP8150086 A JP 8150086A JP S62259328 A JPS62259328 A JP S62259328A
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- Japan
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- pin
- panel
- frequency heating
- sealing
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Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、テレビブラウン管のパネルにピンを封着する
方法に関する。
方法に関する。
従来の技術
一最にカラーテレビブラウン管のパネルの内側壁にはシ
ャドウマスクを係止するための金属ピンが封着される。
ャドウマスクを係止するための金属ピンが封着される。
従来このピンの封着方法に、加熱手段として高周波を採
用しているものがあり、これはピンを高周波により加熱
し、次いでこの加熱したピンをパネルに接触押入し、ピ
ンの伝導熱によりガラスを軟化溶融させて封着を行うも
のである。かかる高周波加熱による封着方法によれば、
ピンをパネルに寸法精度良く且つ強固に封着できるが、
後に述べるように得られる封着部のガラス形状に問題を
残している。
用しているものがあり、これはピンを高周波により加熱
し、次いでこの加熱したピンをパネルに接触押入し、ピ
ンの伝導熱によりガラスを軟化溶融させて封着を行うも
のである。かかる高周波加熱による封着方法によれば、
ピンをパネルに寸法精度良く且つ強固に封着できるが、
後に述べるように得られる封着部のガラス形状に問題を
残している。
第4図は、その高周波加熱によったピンの封着部を示し
、ピンIOの外周に封着強度の増大に不可欠な濡れをと
もなったガラスの盛り上がりIIが見られる。このガラ
スの盛り上がり11は、ピンIOのパネル12への押入
及びその後の引き戻しにより形成されるが、高周波加熱
の場合はパネル12のガラスがピンの伝導熱でその接触
部のみが局部的に極端に加熱溶融されることから耳介ピ
ンlO内部の空気圧で溶融ガラスが流動しピンの外周側
に向かって押出されることから、その盛り上がり11が
特に大きく形成される。その結果盛り上がり11の部分
とそれの周りの加熱の影響を受けずに軟化変形分起こさ
ないガラス壁面13との界面部が急な傾斜となり段部1
4を呈することになる。
、ピンIOの外周に封着強度の増大に不可欠な濡れをと
もなったガラスの盛り上がりIIが見られる。このガラ
スの盛り上がり11は、ピンIOのパネル12への押入
及びその後の引き戻しにより形成されるが、高周波加熱
の場合はパネル12のガラスがピンの伝導熱でその接触
部のみが局部的に極端に加熱溶融されることから耳介ピ
ンlO内部の空気圧で溶融ガラスが流動しピンの外周側
に向かって押出されることから、その盛り上がり11が
特に大きく形成される。その結果盛り上がり11の部分
とそれの周りの加熱の影響を受けずに軟化変形分起こさ
ないガラス壁面13との界面部が急な傾斜となり段部1
4を呈することになる。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような段部14をもった封着形状であると
、ブラウン管製造の後の工程でパネル12の内面側にな
される蛍光体膜、有機ラッカー膜等の塗布液がこの段部
14にたまり、それが固化して残留物15となる。この
段部14に形成された残留物15は、それが原因してブ
ラウン管の製造工程で受ける熱処理中などにこの段部か
らひび割れを生じてパネルの破損を誘発すると共に管内
異物及び導電不良等の問題を発生しブラウン管そのもの
の信頼度の低下を招くにいたる。
、ブラウン管製造の後の工程でパネル12の内面側にな
される蛍光体膜、有機ラッカー膜等の塗布液がこの段部
14にたまり、それが固化して残留物15となる。この
段部14に形成された残留物15は、それが原因してブ
ラウン管の製造工程で受ける熱処理中などにこの段部か
らひび割れを生じてパネルの破損を誘発すると共に管内
異物及び導電不良等の問題を発生しブラウン管そのもの
の信頼度の低下を招くにいたる。
本発明は、かかる従来の高周波加熱によった封着方法に
おける欠点を解消することを目的としてなされたもので
ある。
おける欠点を解消することを目的としてなされたもので
ある。
問題を解決するための手段
本発明の封着方法は、高周波加熱によりテレビブラウン
管のパネルにピンを封着するに際して、ガスバーナによ
る加熱を併用することを特徴とする。
管のパネルにピンを封着するに際して、ガスバーナによ
る加熱を併用することを特徴とする。
実施例
次に本発明の実施例を図面に従って具体的に説明する。
第1図及び第2図は、本発明方法に使用する封着装置の
一例を示す。16は、基部がホルダー17に取りつけら
れたセラミック材料等からなる中空管で、その内部は真
空吸引用路をなして真空装置(図示せず)に連結されて
おり、先端部においてピンIOを真空チャックにより吸
着保持するようになっている。 1gは、例えば特公昭
4g−24291に示されるような高周波加熱装置であ
り、中空管に保持されているピンlOをそのグランドコ
イル19により加熱する。20は、燃料ガスの注入管2
1及び火炎を噴出するノズル穴22を備えたガスバーナ
であって、グランドコイル19の後方に取り付けられ、
火炎がグランドコイル19と中空管16の隙間よりピン
lθ及びパネル12に向けて噴射するようになっている
。
一例を示す。16は、基部がホルダー17に取りつけら
れたセラミック材料等からなる中空管で、その内部は真
空吸引用路をなして真空装置(図示せず)に連結されて
おり、先端部においてピンIOを真空チャックにより吸
着保持するようになっている。 1gは、例えば特公昭
4g−24291に示されるような高周波加熱装置であ
り、中空管に保持されているピンlOをそのグランドコ
イル19により加熱する。20は、燃料ガスの注入管2
1及び火炎を噴出するノズル穴22を備えたガスバーナ
であって、グランドコイル19の後方に取り付けられ、
火炎がグランドコイル19と中空管16の隙間よりピン
lθ及びパネル12に向けて噴射するようになっている
。
23は、スライド台で基台24上に摺動自在に装着され
ており、適当な方法で往復動されることによりピン10
をパネル12に対して押入あるいは引き戻すようになっ
ている。
ており、適当な方法で往復動されることによりピン10
をパネル12に対して押入あるいは引き戻すようになっ
ている。
次に、上記封着装置によった本発明の封着方法を説明す
る。まず中空管16の先端部に吸着保持したピンlOを
高周波加熱装置18のグランドコイル19により高温に
加熱する。高周波加熱を継続しながら、スライド台23
をパネル12のガラス壁面13に向けて摺動させること
によりピンIOを該ガラス壁面13に接触させ、ピンか
らの伝導熱によりガラスを軟化溶融させながら押入する
。押入後スライド台23をパネルのガラス壁から若干後
退する方向に摺動させることによりピンlOを少し引き
戻す。しかる後高周波加熱を止め、次いで真空チャック
を解除してピンlOを中空管16の保持から解離し後ス
ライド台23を更に後退させる。前記封着工程にあって
、ガスバーナ20による加熱は、ピンlOがパネル12
に接触した時から開始され押入されるまで実施されるの
が好ましいが、それの加熱時期はこれに限定されずピン
がパネルに接触する前又は押入後に行ってもよく所要の
封着形状を得るために適宜選択することができる。かか
るガスバーナ20の加熱により、ピンlOの周囲のガラ
スが直接加熱されることになる。
る。まず中空管16の先端部に吸着保持したピンlOを
高周波加熱装置18のグランドコイル19により高温に
加熱する。高周波加熱を継続しながら、スライド台23
をパネル12のガラス壁面13に向けて摺動させること
によりピンIOを該ガラス壁面13に接触させ、ピンか
らの伝導熱によりガラスを軟化溶融させながら押入する
。押入後スライド台23をパネルのガラス壁から若干後
退する方向に摺動させることによりピンlOを少し引き
戻す。しかる後高周波加熱を止め、次いで真空チャック
を解除してピンlOを中空管16の保持から解離し後ス
ライド台23を更に後退させる。前記封着工程にあって
、ガスバーナ20による加熱は、ピンlOがパネル12
に接触した時から開始され押入されるまで実施されるの
が好ましいが、それの加熱時期はこれに限定されずピン
がパネルに接触する前又は押入後に行ってもよく所要の
封着形状を得るために適宜選択することができる。かか
るガスバーナ20の加熱により、ピンlOの周囲のガラ
スが直接加熱されることになる。
第3図は、上記本発明方法の高周波加熱にガス加熱を併
用した封着形状を示し、ガスバーナの加熱によりピン外
周のガラスが軟化変形する程度に加熱されるためにガラ
ス形状が矯正され、従来の高周波加熱だけによった場合
に生じた段部は見られず、ピンlOの外周の盛り上がり
11はパネル12のガラス壁面13に滑らかな傾斜面で
つながっている。
用した封着形状を示し、ガスバーナの加熱によりピン外
周のガラスが軟化変形する程度に加熱されるためにガラ
ス形状が矯正され、従来の高周波加熱だけによった場合
に生じた段部は見られず、ピンlOの外周の盛り上がり
11はパネル12のガラス壁面13に滑らかな傾斜面で
つながっている。
発明の詳細
な説明した本発明の封着方法によれば、ピンの外周の盛
り上がりとガラス壁面との間に極端な段部のない滑らか
な傾斜面でつながった良好な封着形状が得られるので、
従来のように段部の生起にともなって蛍光体膜、有機ラ
ッカー膜等の塗布液がこの段部にたまって固化し、それ
が原因してパネルが破損したり、管内異物、導電不良の
問題を起こしたりすることがなく、信頼性の高いブラウ
ン管が得られる。
り上がりとガラス壁面との間に極端な段部のない滑らか
な傾斜面でつながった良好な封着形状が得られるので、
従来のように段部の生起にともなって蛍光体膜、有機ラ
ッカー膜等の塗布液がこの段部にたまって固化し、それ
が原因してパネルが破損したり、管内異物、導電不良の
問題を起こしたりすることがなく、信頼性の高いブラウ
ン管が得られる。
第1図は本発明方法に使用する封着装置の一例を示す側
面図、第2図は高周波加熱装置のグランドコイルより内
方のガスバーナを視た部分正面図、第3図は、本発明方
法によったピン封着形状を示す断面図、第4図は従来の
封着方法によったピン封着形状を示す断面図である。 10 ・・・ピン 12 ・・・パネ
ル18 ・・・高周波加熱装置 20 ・・・ガ
スバーナ特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 岸 1)清 作 図 面 第1図 52図 ヂO
面図、第2図は高周波加熱装置のグランドコイルより内
方のガスバーナを視た部分正面図、第3図は、本発明方
法によったピン封着形状を示す断面図、第4図は従来の
封着方法によったピン封着形状を示す断面図である。 10 ・・・ピン 12 ・・・パネ
ル18 ・・・高周波加熱装置 20 ・・・ガ
スバーナ特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 岸 1)清 作 図 面 第1図 52図 ヂO
Claims (1)
- 高周波加熱によりテレビブラウン管のパネルにピンを封
着するに際し、ガスバーナによる加熱を併用したことを
特徴とするテレビブラウン管のパネルにピンを封着する
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150086A JPS62259328A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | テレビブラウン管のパネルにピンを封着する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150086A JPS62259328A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | テレビブラウン管のパネルにピンを封着する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62259328A true JPS62259328A (ja) | 1987-11-11 |
Family
ID=13748089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150086A Pending JPS62259328A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | テレビブラウン管のパネルにピンを封着する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62259328A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990032214A (ko) * | 1997-10-17 | 1999-05-15 | 안기훈 | 음극선관용 섀도우마스크 계지핀 공급장치 및 방법 |
KR100336204B1 (ko) * | 1998-11-12 | 2002-06-20 | 서두칠 | 음극선관용 패널의 핀융착장치와 그 제어방법 |
CN1130748C (zh) * | 1996-08-30 | 2003-12-10 | 三星康宁株式会社 | 将支承销插在阴极射线管屏盘中的方法和装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935016A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-04-01 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP8150086A patent/JPS62259328A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935016A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-04-01 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1130748C (zh) * | 1996-08-30 | 2003-12-10 | 三星康宁株式会社 | 将支承销插在阴极射线管屏盘中的方法和装置 |
KR19990032214A (ko) * | 1997-10-17 | 1999-05-15 | 안기훈 | 음극선관용 섀도우마스크 계지핀 공급장치 및 방법 |
KR100336204B1 (ko) * | 1998-11-12 | 2002-06-20 | 서두칠 | 음극선관용 패널의 핀융착장치와 그 제어방법 |
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