JPS62259048A - ガラス繊維中の導電性物質の検出装置 - Google Patents

ガラス繊維中の導電性物質の検出装置

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Publication number
JPS62259048A
JPS62259048A JP61102593A JP10259386A JPS62259048A JP S62259048 A JPS62259048 A JP S62259048A JP 61102593 A JP61102593 A JP 61102593A JP 10259386 A JP10259386 A JP 10259386A JP S62259048 A JPS62259048 A JP S62259048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass fiber
microstrip lines
microwave
signal
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP61102593A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kosuge
小菅 勲
Hidetoshi Fukuchi
英俊 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Glass Fiber Co Ltd
Original Assignee
Nippon Glass Fiber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Glass Fiber Co Ltd filed Critical Nippon Glass Fiber Co Ltd
Priority to JP61102593A priority Critical patent/JPS62259048A/ja
Publication of JPS62259048A publication Critical patent/JPS62259048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス繊維中の導電性物質を検出する為の装置
に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、例えばプリント配線基板等の絶縁基板を構成
する素材であるガラス繊維糸やガラス繊維布巾の導電性
物質を検出する為の装置において、互いに平行な一対の
マイクロストリップ線路を共通基板上に形成して、これ
らに対向し°ζ配したガラス繊維の被検出体にマイクロ
波を当て、受信された受信波の信号変化を検出すること
によってガラス繊維中の感電性物質の存否を検出するよ
うに構成することにより、 ガラス繊維中の異物である感電性物質を容易且つも1実
に検出し得る装置を提供するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
ガラス繊Mfl中には、その原料或いは製造工程におい
て異物が混入する場合がある。この異物には種々のもの
があるが、中でも、金、銀、白金、鉄、ニッケル等或い
はこれらの金属化合物等の導電性物質は、ガラス繊維加
工品をプリント配線基板等の絶縁材料として使用する際
には、その絶縁性を損なう原因となる。
従来はこの種の異物を主として肉眼による方法で検出し
ていたが、異物が微小である為にその検出は非常に困難
であった。
又最近の方法として、特開昭60−20138号公?[
こ開示されているように、ガラス繊維をマイクロ波の導
波管内に貫通させる方法がある。しかしこの方法では、
導波管にその長手方向に延びるスリットを設け、このス
リットにガラス繊維の布又は糸を通すことになり、スリ
ット幅が狭い為にその作業性が問題であった。
特に、近年、プリント配線の裔密度実装化が進められて
おり、ガラス繊維中のこれ)の微小な導電性物質を作業
性良く、容易且つ確実に検出する装置の開発が望まれて
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、
その第1発明は、第1図に示すように、共通の基板1上
に形成された互いに平行な一対のマイクロストリップ線
路2.3と、これらのマイクロストリップ線路の一方2
に接続されたマイクロ波発振器4と、受信波の位相変化
を検出する為に上記マイクロストリップ線路の他方3に
接続された検出回路5とを夫々設け、上記一対のマイク
ロストリップ線路2.3に対向して配したガラス繊維6
中の導電性物質を検出するようにしたものである。
又本発明の第2発明では、第2図に示すように、一対の
マイクロストリップ線路7.8を互いに対向して配置し
、その間に配されたガラス繊維6中の導電性物質が検出
される。
〔作用〕
本発明において、一対のマ・イクロストリソプ線路2.
3に対向して、又は一対のマイクロストリップ線路7.
8の間に配されたガラス繊維6中に導電性物質が存在し
ない時には、マイクロストリップ線路2又は7から発(
3されたマイクロ波はガラス繊維6を透過し、変動の無
い波形として他方のマイクロストリップ線路3又は8に
より受信される。
一方、ガラス繊維6中に導電性物質が存在するとマイク
ロ波がこの導電性物質により反射されて受信波の波形や
位相に大きな変動を与える。この受信波の位相や振幅等
の信号変化を検出回路5によって検出し゛ζ導電性物質
の有無を検知する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例につき添付図面を参照して説明す
る。
第1図に示すように、共通の絶縁基板1の上面に一対の
マイクロストリップ線路2.3が設けられている。マイ
クロストリップ線路2.3は各々帯状の導体板と絶縁板
、接地板で構成されており、所定の距離を置いて互いに
平行に配されている。
絶縁体基板lの裏面には共通の電極11が設けられてい
る。
一方のマイクロストリップ線路2は同軸ケーブル20を
介してマイクロ波発振器4に接続されており、他方のマ
イクロストリップ線路3は同軸ケーブル30を介して検
出回路5接続されている。
被検出物である例えばガラスクロス6は、図示のように
、その広幅面をマイクロストリップ線路2.3の方に向
けて、これらに近接した位置を一定速度で通過する。
感度良く検出する為には、マイクロ波発振器↓から発振
するマイクロ波の周波数を9〜3QGIIz′とするの
が好ましい。
マイクロストリップ線路3で受信された受信波は検出回
路5に送られる。検出回路5は中間周波発振器50を具
備しており、この中間周波発振器50から発振された例
えば30Mtlzの信号が、第1段の混合器51により
、マイクロ波発振器4からのマイクロ波と混合される。
そしてこの混合器51の出力が、第2段の混合器52に
より、マイクロス1−リップ線路3からの受信波と混合
され、必要に応じてローパスフィルタ(図示せず)によ
り高周波成分を除去された後、信号比較器53に送られ
る。信号比較器53では、上記のようにして周波数変換
された受信波が、中間周波発振器50からの信号と比較
され、その出力がプロセッサ54に送られる。プロセッ
サ54は、信号比較器53での比較結果に括づき、受信
波に所定外の位相又は振幅等の信号変化があった場合に
アナログ出力端子55に警報信号を出力する。そしてこ
の警報信号により、例えば警報装置(図示せず)が作動
して、ガラスクロス6中に異物が存在することを知らせ
る。
実際に、9.3 G11zのマイクロ波を用い、マイク
ロストリップ線路をλ/4型として実験を行った。
lOμφのガラス繊維中に4μφの繊維状金属を10個
混入したガラスクロスを通過させたが、10個とも検出
することが出来た。又4〜8μφのステンレスIt (
S U S) 、Ni、 Cu、 AI、 Feの金属
について検出実験を行ったが、いずれの場合にも高感度
に検出することが出来た。
尚ガラスクロス中の導電性物質を検出する場合には、ガ
ラスクロスの縦糸及び横糸が共にマイクロストリップ線
路2.3に対して斜めになるように(約45″の角度を
なすのが最も好ましい。)配すると、縦糸と横糸とのい
ずれに導電性物質が含まれている場合でも高感度に検出
することが出来る。
第2図に本発明の第2の実施例を示す。
本例においては、一対のマイクロストリップ線路7.8
が互いに対向して配置されている。尚図示省略したが、
第1図の実施例と同様、一方のマイクロストリップ線路
7は同軸ケーブル20を介してマイクロ波発振器に接続
されており、他方のマイクロストリップ線路8は同軸ケ
ーブル30を介して検出回路に接続されている。
被検出物であるガラスクロス6はマイクロストリップ線
路7と8との間を通過される。この時、ガラスクロス6
の縦糸と横糸との何れもがマイクロストリップ線路7.
8に対して斜めになるように配するのがやはり好ましい
〔発明の効果〕
本発明によれば、ガラス繊維中の微小な導電性物質を、
肉眼等によらず、容易且つ確実に検出することが出来る
又マイクロストリップ線路を用いているので、例えば導
波管を用いる場合と比較してマイクロ波の使用周波数を
上げることが出来、この為、例えば太さ数μ以下(一般
に4μ以下)で長さ数cmの微小な導電性物質の検出も
可能になる。
更に、ガラスクロス等の被検出物を細いスリット等に挿
入する必要が無いので、被検出物を傷める恐れが無く、
その取り扱いが極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による検出装置の概略構成図
、第2図は別の実施例による検出装置の要部斜視図であ
る。 なお図面に用いた符号において、 l・・・−・・−・−・・・−・−U板2.3・−・・
−・・−・−・マイクロストリップ線路4・−・・−・
−・・−・・〜−−−−−−マイクロ波発振器5、−−
−−−−−・・・−・・−・−検出回路6−・・−・・
・・〜−−−−−−−・ガラスクロス7.8・・−・−
・・−・−マイクロストリップ線路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共通の基板上に形成された互いに平行な一対のマイ
    クロストリップ線路と、 上記マイクロストリップ線路の一方に接続されたマイク
    ロ波発振器と、 受信波の信号変化を検出する為に上記マイクロストリッ
    プ線路の他方に接続された検出回路とを夫々具備し、 上記一対のマイクロストリップ線路に対向して配された
    ガラス繊維中の導電性物質を検出するようにしたガラス
    繊維中の導電性物質の検出装置。 2、マイクロ波発振器に接続されたマイクロストリップ
    線路と、受信波の信号変化を検出する為の検出回路に接
    続されたマイクロストリップ線路とを互いに対向して配
    置し、 これらの間に配されたガラス繊維中の導電性物質を検出
    するようにしたガラス繊維中の導電性物質の検出装置。
JP61102593A 1986-05-02 1986-05-02 ガラス繊維中の導電性物質の検出装置 Pending JPS62259048A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0378179A2 (en) * 1989-01-10 1990-07-18 Omron Corporation Microwave proximity switch
US5227667A (en) * 1989-01-10 1993-07-13 Omron Corporation Microwave proximity switch
JPH05196582A (ja) * 1991-07-31 1993-08-06 Hughes Aircraft Co マイクロ波伝送ライン反射率計を使用した材料欠陥の検出および一決定方法および装置
WO2017082929A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Halliburton Energy Services, Inc. Microstrip antenna-based logging tool and method
WO2022254853A1 (ja) * 2021-06-03 2022-12-08 コニカミノルタ株式会社 検査システム、及び検査方法

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