JPS62257175A - プラズマ重合膜コ−トキヤリヤ - Google Patents

プラズマ重合膜コ−トキヤリヤ

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JPS62257175A
JPS62257175A JP61100757A JP10075786A JPS62257175A JP S62257175 A JPS62257175 A JP S62257175A JP 61100757 A JP61100757 A JP 61100757A JP 10075786 A JP10075786 A JP 10075786A JP S62257175 A JPS62257175 A JP S62257175A
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JP
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carrier
plasma
coated
polymerized film
film
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JP61100757A
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Hideo Yasutomi
英雄 保富
Shigeyuki Shiromoto
重幸 白本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上のIII川分用 本発明は、電子写真用現像剤に使用されるキャリヤ、特
にプラズマ重合膜で表面をコートしたフェライトキャリ
ヤに関する。
従来技術 電子写真法における静電潜像の現象に用いられる現象剤
は、現像方式がカスケード法あるいは磁気ブラシ法等で
ある場合、トナーとキャリヤからなる2成分系で使用さ
れる。このような2成分系の現像剤ではI・チー現象後
、転写定着されて複写画像を与え、しだいに消費される
。一方、キャリヤは回収され、再循環されて、再びトナ
ーと共にLpmされる6 キャリヤを上述の様に回収再蹟環して使用すると、トナ
ー粒子がキャリヤ粒子へ付着し、キャリヤの特性が劣化
するとともに、さらには複写画像の画質が低下するとい
う問題か生じる。
その様な問題を解決するために、キャリヤ粒子の表面を
フッ素系樹脂等の樹脂でコートする方法が、例えば特開
昭59−53857号公報に開示されている。
樹脂がコートされたキャリヤ粒子はキャリヤ粒子を加熱
しながらブローオフし、パラグークラウド状になった所
へ、コートしようとする樹脂を溶媒に溶かし込んだコー
ト用の溶液をスプレーし溶媒を乾燥させる方法(スプレ
ードライ法)、ま1こはコート用溶液にキャリヤ粒子を
浸漬させて、溶液を加熱除去する方法等によって得られ
るのが一般的である。このような従来の方法てコートキ
ャリヤを作製する限りは、スプレー条件やブロー量に依
存してキャリヤの凝集体が生じる問題、さらに加熱する
ことにより被コートキャリヤ物質か変質するという問題
を包含している。特に低融点扮体へのコートは加熱を伴
う従来法では達成できない。
また、得られたコートキャリヤはコート膜の膜厚が比較
的厚く、その厚さが不均一であるという問題がある。中
でもコート層が厚いと、キャリヤか繰り返し使用により
摩擦帯電し、チャージアップする問題がある。さらにス
プレードライ法で作製されたコートキャリヤは、キャリ
ヤ表面のコートが完全でなく、コートされていない所に
トナーが付着するという問題かある。
発明が解決しようとする問題点 上記したように、コートキャリヤ製造に際しては、キャ
リヤの凝集あるいはキャリヤの変質という問題が存在し
、一方、得られたコートキャリヤに関しては、コート膜
の厚さ、不均一性あるいはコートの不完全さという問題
がある。
本発明は、以上のような欠点を解消し、電子写真用現像
剤に使用するキャリヤの表面を、低温かつドライプロセ
ス、すなわちプラズマ重合法を使用し、薄く、均一にし
かも溝層なくコートしたキャリヤを提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、含フッ素炭化水素系プラズマ重合膜
で表面被覆した電子写真現象用キャリヤに関する。
本発明の特徴は、電子写真現像剤用のキャリヤをコート
する手段として、プラズマ重合法を適用し凝集、変質等
の少ない電子写真用現像剤を得る点にある。
本発明キャリヤは、キャリヤとして通常使用されている
ガラスピーズ、スチール球、フェライト、微粉鉄等の粉
末の表面が有機化合物のプラズマ重合膜でコートされた
構成をしている。特にフェライトをプラズマ重合膜でコ
ートしたキャリヤが浸れている。キャリヤ芯材の大きさ
は10μm〜100μπ、特に好ましくは30μm〜6
0μmである。
キャリヤにコートするプラズマ重合膜の厚さは数十人〜
数千人で充分である。特に好ましくは、500〜7,0
00人である。本発明に従えばそのような薄膜でも均一
にしかも溝層なくコートすることかできる。膜厚が80
人より薄いと現像剤として使用中に摩耗してしまい、1
5,000人より厚いとチャージアップしてしまい、現
象剤として使用できない。
キャリヤにコートするプラズマ重合膜は、フッ素原子が
含有される様に構成する。そうすることによりキャリヤ
の帯電性、電気抵抗、摩耗性、撥水性等を向上させるこ
とができろ。フッ素含量はプラズマ重合膜全量の5〜6
0重量%、特に10〜40重■%か好ましい。フッ素含
惜が5重量%より低いと、耐環境性(特に耐湿性)、ス
ペントトナーの離型性が劣り、しかも帯電量の立ち上が
りが遅れ、立ち上がった後の飽和帯電mも低くなる。
また60重塁%より高いと、成膜性が悪くなり、形成さ
れた膜は帯mmが高くなりすぎてキャリアとして使用で
きないこともある。
フッ素含mは原料モノマーのフッ素含量を調整し、ある
いはプラズマ重合条件を選定することにより調節するこ
とができる。
プラズマ重合膜にフッ素原子を含有したキャリヤは、プ
ラズマ重合過程においてフッ素系脂肪族炭化水素、フッ
素系芳香族炭化水素またはそれらの化合物と脂肪族炭化
水素あるいは芳香族炭化水素との混合物を使用すること
によって達成される。
フッ素系脂肪族炭化水素は、フッ素系芳香族炭化水素よ
りら、堆積速度が遅いが、より硬い緻密な膜を形成する
のに有効である。また、そのことは、フッ素原子を含有
しない芳香族炭化水素や脂肪族炭化水素とともに使用し
て重合した場合でも同様の効果がある。
本発明によるプラズマ重合膜は、構造中にフン素原子を
含有する有機化合物を少なくとも一種類含ん、でなる気
体をプラズマ重合して形成される。
これは該有機化合物中に含有されるフッ素原子を効率よ
くプラズマ重合膜中に添加し、充分に機能させるためで
ある。
単にフッ素原子をプラズマ重合膜中に添加する目的では
、フッ素原子を含有しない有機化合物とフッ素原子を含
有する無機化合物を混合した気体をプラズマ重合するこ
とら可能であるが、この上うな手法ではフッ素原子を効
率よく添加することきできない。
また、プラズマ重合膜中に添加されろフッ素原子の量が
、例えば、圧力、基板温度、印加電圧、電極間隔、放電
周波数、ガス流m、ガス供給形態、ガス排気形態等、い
わゆるプラズマ条件により大きく影響を受ける。本発明
の特徴は、このようなプラズマ条件に影響を受けろこと
なく、安定に効率よくプラズマ重合膜にフッ素原子を添
加し得る点にある。
本発明において構造中にフッ素原子を含有するための有
機化合物は気相状態にプラズマ重合反応に供せられるが
、その相状態は常温常圧において必ずしも気相である必
要はなく、加熱あるいは減圧等により溶融、蒸発、昇華
等を経て気化し得るものであれば、液相でら固相でら使
用可能である。
本発明に使用し得るフッ素原子を含む有機化合物として
は、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等が用いられるが
、更には、フッ化アルキル、フッ化アリール、フッ化ス
ヂレン、フルオロヒドリン、フルオロホルム等が用いら
れる。
フッ化アルキルとしては、例えば、フッ化メチル、フン
化エチル、フッ化プロピル、フッ化ブチル、フッ化アミ
ル、フッ化ヘキノル、フッ化ヘプチル、フッ化オクヂル
、フッ化ノニル、フッ化デンル等が用いられる。
フッ化アリールとしては、例えば、フルオルスヂレン等
が用いられる。
フルオロヒドリンとしては、例えば、エチレンフルオル
ヒドリン等が用いられる。
特に好ましいフッ素含有化合物モノマーとして下記構造
式のものを挙げることができる二C1−138F’  
F  F  F’+          11111 CH2=C−C−0−C−C−C−C−C−FII  
     l    l    l    l    
1OHI−I  F  F  !’;’ フッ素含宵化合物と共に使用することのできる炭化水素
としては、例えば、メタン列炭化水素、エチレン列炭化
水素、アセチレン列炭化水素、指環式炭化水素等の脂肪
族炭化水素、および芳香族炭化水素等がある。
メタン列炭化水素としては、例えば、メタン、エタン、
プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリ
デカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、
ヘプタデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサン
、ヘンエイコサン、トコサン、トリコサン、テトラコサ
ン、ヘプタコサン、ヘキサコサン、ヘプタコサン、オク
タコサン、ノナコサン、トリアコサン、トドリアコサン
、ペンタトリアコンクン、等のノルマルパラフィン並び
に、イソブタン、イソペンタン、ネオペンタン、イソヘ
キサン、ネオヘキサン、2.3−ツメチルブタン、2−
メチルアレン、3−エチルペンクン、2.2−ツメチル
ベンクン、2,4−ジメチルペンクン、3.3−ジメチ
ルペンクン、トリブタン、2−メヂルヘブタン、3−メ
チルへブタン、2.2−ジメチルヘキサン、2.2.5
−ジメチルペンクン、2,2.3−トリメチルペンタン
、2,2.4−トリメデルペンタン、2.3.3−トリ
メデルペンタン、2,3.4−4リメチルベンタン、イ
ソナノン、等のイソパラフィン、等が用いられる。
エチレン列炭化水素としては、例えば、エチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、1−ブテン、2−ブテン、!−
ペンテン、2−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3
−メチル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、l−
ヘキセン、テトラメヂルエヂレン、l−ヘプテン、l−
オクテン、1−ノネン、l−デセン、等のオレフィン並
びに、アレン、メチルアレン、ブタジェン、ペンタノエ
ン、ヘキサジエン、シクロペンタノエン、等のノオレフ
ィン並びに、オシメン、アロオンメン、ミルセン、ヘキ
サトリエン、等のトリオレフイン、等が用いられろ。
アセチレン列炭化水素としては、例えば、アセチレン、
メチルアセチレン、1−ブチン、2−ブチン、1−ペン
チン、l−ヘキノン、!−ヘブチン、l−オクテン、!
−ノニン、1−アレン等が用いられる。
指環式炭化水素としては、例えば、シクロブロパン、ツ
ク〔lブタン、ツクロベンクン、ソクロヘキサン、ツク
ロへブタン、ソクロオクタン、ノクロノナン、ノクロデ
カン、シクロウンデカン、ツク・ロドデカン、ノクロト
リデカン、ツクロチトラデカン、ツクロペンタデカン、
ツクロヘキサデカン、等のシクロパラフィン並びに、ツ
クロプロペン、ツクロブテン、ノクロベンテン、シクロ
ヘギセン、ノクロヘブテン、ツクロオクテン、ツクロノ
ネン、ノクロデセン、等のノクロオレフィン並びに、リ
モネン、テルビルン、フエランドレン、ノルベストレノ
、ツエン、カレン、ピネン、ボルニレン、カンフエン、
フェンヂエン、シクロウンデカン、トリシクレン、ピザ
ボレン、ジンギベしン、クルクメン、フムレン、カジネ
ンセスキヘニヘン、セリネン、カリオフィレン、サンタ
レン、セドレン、カンホレン、フィロクラデン、ボドカ
ルブレン、ミレン、等のテルペン並びに、ステロイド等
が用いられる。
芳香族炭化水素としては、例えば、ベンゼン、ドレニン
、キルン、ヘミメリテン、プソイドクメン、メソチレン
、プレニテン、イソジュレン、ノユレン、ペンタメチル
ベンゼン、ヘキJl−メチルl\ンゼン、エチルベンゼ
ン、プロビルヘンゼン、クメン、スヂレン、ビフェニル
、テルフェニル、ノフェニルメタン、トリフェニルメタ
ン、ジヘンジル、スヂルベン、インデン、ナフタリン、
テトラリン、アントラセン、フェナントレン、等が用い
られる。
本発明プラズマ重合膜コートキャリヤは、上述のフッ素
含有有機化合物をプラズマ重合法を応用して得ることが
できる。プラズマ重合法には大きく分けてペルジャーま
たは反応管内に放電電極を持つ内部電極方式(平行平板
型容量結合)とペルジャー外部にコイル状に電極を巻き
付け、誘導型結合による方式があり、後述するキャリヤ
へのコート方法の態様により使いわければよい。その具
体的な重合装置を第1図に示す。第1図には平行平板型
プラズマ重合装置(図中左の装置)と誘導結合型プラズ
マ重合装置(図中右の装置)の両装置を同一架台(lO
)に示しているが、実際は各々独立している。
平行平板型プラズマ重合装置(第1図中左)は、反応容
器(1)内に平行平板型電極(3)が対向配置されてい
る。7ji題は高周波あるいは低周波電源により接続さ
れている。コートしようとするフッ素含有有機化合物ガ
ス状モノマーはモノマー導入管(2)よりキャリアガス
導入管(23)からキャリアガスと共に導入される。反
応は反応容器(り内がバルブ(9)を開閉して油回転ポ
ンプ(4)により減圧された状態で行なわれる。減圧の
度合は真空ゲージ(32)によって読み取る。その際、
排気口(45)を通して反応系外に出される有機ガスは
コールドトラップ(7)およびモレキュランーブス(5
)により取り除かれ、粉体は微粉フィルター(6)によ
り集塵される。また他に磁力を用いて補集する方法ら考
えられる。本装置を使用して、キャリヤ表面にプラズマ
重合を設けることは、電源への接続線(33)を有ずろ
上部電極(3)の下に設けられた下部電極(3)上に適
当な容器に入れたキャリヤを載置し、そのキャリヤを適
当な方法により振動あるいは転勤させながらプラズマ重
合を行ない達成することができる。
誘導結合型プラズマ重合装置(J1図中右)は、M極部
(3)が反応容器(1)の外部にあること、およびその
構成の違いに基づく反応容器(1)の形状が異なる以外
は基本的に平行平板型プラズマ重合装置(第1図中左)
と同様の構成をとる。誘導結合型プラズマ重合装置は特
に、キャリヤを落下させながらその表面にプラズマ重合
コート膜を設ける態様に適用するのに有効である。
上述した装置を使用しキャリヤにプラズマ重合膜を設け
るさらに具体的態様をm2図〜第10図に示す。第3図
〜第1O図では簡単のために主に放電電極部と粉体蒸着
部を示す。
第2図はペルジャー(11)内に設けた平行平板電極(
12)下部上にキャリヤ粉体(13)を入れたプラスチ
ック容器(14)を設置し、振動tjA(15)と接触
させ容23(14)全体に振動機(16)により振動を
伝える。この振動によりプラスデック容器(ト1)中の
粉体(I3)は対流し始める。電極(12)に高周波電
力を供給ずろことでプラズマを発生さ仕ベルツヤ−(1
1)内に導入したモノマー(有機化合物)を重合させる
ギヤリヤ粉体(13)は常に対流しているので、ある一
定時間デポジションするとほぼ粉体1粒1粒に均一にプ
ラズマ重合膜をコートすることができるものである(低
温プラズマ技術の開発と表面処理−膜コーティングへの
応用講習会、1985年5月28日)。
第3図は被蒸着キャリヤ粉体(13)をポツパー(17
)から少量ずつ落下させ、縦方向に長い平行平板型71
1t、l&(12)により得られるプラズマ中を移動さ
せながら、キャリヤ表面をコートする方法を示し、得ら
れたコートキャリヤを回収皿(18)に回収する。
第4図は、ホッパー(17)から電極を兼ねた輸送ベル
ト(22)にキャリヤ粉体(13)を供給し、ヘルドの
移動中にベルト上でプラズマ重合を行う方法を示す。ベ
ルトは各所に取り付けられた振動子(2I)で振動され
、ベルト上のキャリヤ粉体は、その振動により自転しな
がらコーティングされるのて均一にコーティングされる
。放電itでコーティングされたキャリヤはブレード(
20)でかきおとされ、回収皿(18)に回収される。
本方法は特に重産用に適している。
第5図は、外部電極(12)から高周波(13,56M
 Hz)印加による誘導結合方式を利用した方法を示す
もので、第2図と原理はほぼ同じである。
本方法は、不活性ガス併給管(23)より不活性ガスを
供給し、その不活性ガスを外部?[tFi(12)によ
り高周波印加して励起し、その励起種により、モノマー
供給管(24)から供給されたモノマーにエネルギーを
供給して、ホッパー(17)から落下してくるキャリヤ
粒子(13)をコートする方法である。本方法によると
、間接的にプラズマエネルギーを与えられるので、プラ
ズマダメージが少ないという利点があり、またプラズマ
発生部と堆積部が分離しているので、プラズマの安定供
給が計れる等の利点がある。
第6図は、半球型のくぼみを有する絶縁性の皿(25)
に、キャリヤ粉体(13)を供給し、その皿を7111
石(27)と永久磁石(26)よりなる振動子より振動
させながら電極(12)間にプラズマを発生させ、キャ
リヤ粉体をコートする方法を示す。
本方法は、皿(25)の下に取り付けた振動子により、
皿(25)の固有振動数とのマツチングを計りながら、
粉体(13)が、上下左右に転勤し、粉体対流が最ら激
しいモードに設定すると、より効果的に、キャリヤ粉体
の表面に均一にコートすることができる。
第7図はカスケード法を示す。原理は第2図と同じであ
る。カスケード(28)によりキャリヤ粉体(13)を
何度ら繰り返しコートすることが可能で、繰り返し回数
により、コート膜厚を制御できる。本方法はm産に適し
ている。
第8図は、仮バネ(28)上に設置したフライパン状の
絶縁性の皿(25)を、坂バネ(28)の下に設けた電
磁石(27)により、板バネを振動さUoることを特徴
とする方法を示す。冊(25)中のキャリヤ粉体(13
)は、振動によりはh上げられる。
本方法は、粉体をはね」二げなから、粉体表面のプラズ
マ重合コートを行う乙のであり、本方法によってもキャ
リヤ粉体の表面を均一にコートすることができる。
第9図は、ミキサーの原理を応用したプラズマ重合コー
ト法を示す。本方法は、モーター(2つ)によって回転
子(30)を高速回転させ、容器(3t)中のキャリヤ
粉体を転勤、浮動させながら、均質にコートするもので
ある。
第10図は、スピーカ状振動板を利用したプラズマ重合
コート法を示す。本方法は、スピーカ状振動子(21)
に皿(25)を取り付け、スピーカ状振動子(21)を
スピーカの原理により振動させろことで、皿(25)中
のキャリヤ粉体(13)の自転、対流、振動を促し、キ
ャリヤ粉体に均一にプラズマ重合膜をコートするもので
ある。
本発明におけるプラズマ重合コート法は、低温かつドラ
イプロセスであるので披コーティング物質が熟や溶剤で
変質する心配や、凝集する心配がない。
また、ガラス転移点あるいは融点か高いキャリヤに対し
て均一に薄膜コーティングする時は、例えば第4図、第
6図、第8図、第9図あるいは第1O図に示した形状の
電極にヒーターを取り付け、加熱しながらプラズマ重合
を行えばよい。なお振動子、はね坂等でキャリヤを転勤
あるいは浮動さけながらプラズマ重合する場合は、系全
体をあらかじめ十分加熱しておくことが好ましい。
本発明によりキャリヤをプラズマ重合膜でコートするこ
とにより、キャリヤ自体の帯電性、電気抵抗、摩耗性(
スペントトナー)離型性あるいは撥水性等を向上でき、
またキャリヤ自体の帯電序列を制御できる。
本発明プラズマ重合膜コートキャリヤは公知のトナーと
共に使用し、電子写真用現像剤として公知の態様で使用
することがてきろ。
本発明のプラズマ重合膜コートキャリヤを使用し1こ現
像剤は、その流動性が向上し、またその帯電能や帯電立
ち上がり時間、繰返し安定性等を制御することができる
本発明を実施例を用いてさらに詳しく説明する。
実施例 粉体(4料としてフェライトキャリヤ(粒径40〜60
μm)、コーテイング材としてフッ化ビニリデン(CF
t=cI−(t)とスチレンアクリルをそれぞれ各々の
ガス導入口から反応容器内に導入し、第6図に示したプ
ラズマ重合装置を用いて、下記条件でプラズマ重合膜を
厚さ0.2〜0.5μmデボジンヨンした。
デポジション時間;約30分(実施例1とする)・・・
厚さ約0.24μm ;約60分(実施例2とする) ・・・厚さ約0.5μ次 周波数;  13.56Ml−1z パワー; 50W ガス圧; トータルで0 、5 Torr基 板:室:
益スタート また、ノンコートフェライトキャリヤを比較例1とし、
また、フッ化ビニリデンとスチレンアクリルを使用し、
フェライトキャリヤ表面にスプレードライ法によりコー
トしたキャリヤを比較例2とする。
以上のようにして得られた実施例1,2のキャリアの諸
特性は以下の通りである。
フッ素含有m:約27〜32重量% 膜構造:フッ化ビニリデンモノマーとスチレンアクリル
モノマーのプラズマ共重合体 厚 さ:実施例1・・・0.24μm 実施例2・・0.5 μ辺 キャリア芯の大きさ:実施例1.2ともに平均粒径約4
8μ屑であった。
形  :実施例1.2とも同じで、はぼ球形に近い焼結
粒界を持つ。
材 料:フェライトキャリア 硬 さ:実施例1.2とも、同じ物質を同一条件で、ガ
ラス板上にプラズマ重合化し、膜厚約11μ肩にした。
これらをJIS規格の鉛筆硬度計で判定したところ、約
6Hであっfこ。比較例2のスプレードライ法で同様な
膜を作製し、同様の鉛筆硬度計で判定1、六・2ごA 
9 Hで糸っt−六らに前者は隨質か滑らかでピンホー
ルフリーであり、接骨性良好であった。また、溶剤に不
溶で、’rg、Tmら上昇した(高度に三次元架橋した
ち密な膜であった)。
摩耗性:摩耗テスターにより評価した。
摩耗テスターの概略構成図を第13図に示す。即ち、ア
リミ製ドラム(80φX39)上に、実施例1,2と同
じ物質を同一条件でプラズマ重合化し、次にトナー調製
に使用した同じスチレンアクリル系樹脂中に、粒径48
μ尻のフェライトキャリアを100重1部り20重M部
で分散し、板状(厚さ10■)に焼成した焼結体(43
)をおもり(42)を使用して接触角(44)45°、
接触圧(線圧)約59/+uで接触させ、ドラム駆動用
モーター(40)でドラムを回転させた。試験後のドラ
ム表面の膜の傷の程度を観察し、ミノルタ限界サンプル
(ミノルタ独自のもの)と比較した。実施例1.2仕様
と比較例2仕様のものをI OOrpmで約10時間回
転させ、比較したところ、前者は良好であり、後者は不
良であった。後者は現像剤としてコートしfこ効采か弱
く、!OKランニング後、帯電量が著しく低下した。前
者は(ioにランニング後も良好な安定した帯電■を示
した。
以上の実施例1〜2、比較例1〜2のキャリヤを使用し
、下記組成の(+)極性トナー(平均粒径12.8μm
)とを各々ポリビンに、混合比8%になるように入れ、
攪拌して現像剤とした。
(+)極性トナー組成 スヂレンアクリル系樹脂  ・・・100重量部(Mn
:!2.400、Mv;43,300゜Tg;62℃、
軟化点;124°C) カーボンブラック     ・・・  5重量部(MA
#8;三菱化成社製) 化学工業社製) 以上のようにして得られた現像剤を現像プロセス法測定
器で帯mff1(Q f(!Z q/g))および帯電
立ち上がり時間を測定した。測定器の概略構成を第14
図に召す。第14図に示したように、ドラム(34)の
回りに現像装置(35)、チャージャー(36)および
表面電位計(37)を備えたトナーテスターを用いてテ
ストした。まず、マイラーフィルム(38X静電容量の
既知のもの)をドラムに密若さ仕て貼り、チャージャー
で均一に帯電た後、表面電位V。を測定する。次は逆回
転さU゛てこのフィルムを現象し、現像後の表面電位V
、を測定する。
この電位の差(VO−V+)が現像されたトナーの帯電
量に相当する。次はフィルム上に現像されたトナーの付
着mcDv m9/cxりを計量し、これらの値からト
ナーの帯mff1(QfμC/9)を求めた。
その結果を第1!図に示し、1分後および10分後のト
ナーの帯電量を表!中にまとめた。
また、得られた現像剤を実写で使用し、トナー帯71t
ffiの繰り返し特性を測定した。結果を第12図に示
した。
第11図および第12図中、A11’3SCおよびDは
それぞれ以下のキャリヤを使用した場合の測定結果を示
す。
A・・・比較例1(ノンコートフェライトキャリア) B・・・実施例1(30分プラズマ重合膜コートフェラ
イトキャリヤ) C・・・実施例2(60分プラズマ重合膜コートフェラ
イトキャリヤ) D・・・比較例2(スプレードライ法コートフェライト
キャリヤ) 第11図および第12図よりAのノンコートキャリヤは
、Qrの立ち上がりが悪く、さらに繰り返しによりスペ
ントトナーがキャリヤの周りに付着し、表面が変化°4
°るため、さらにQrを下げてしまう。BlCのキャリ
ヤはコートキャリヤで離型性が良く、表面にスペントト
ナーが付着しないので、Qrが安定している。表面被覆
率がBのキャリヤの倍と考えられろCキャリヤを使用し
た方が立ち上がり、操り返し特性ともに良好な結果が得
られた。
その他、トナーの帯電量の経時変化、耐湿性を検討し、
O(きわめて良好)、△(普通)、×(悪い)で表し表
1中にまとめた。またトナーの電気抵抗を一定の荷重下
に測定した結果も表1中にまとめた。
実施例1.2のキャリヤを用いたトナーの電気抵抗は、
比較例1のキャリヤを用いたトナーに比、べ2〜3桁高
くなり、比較例2のキャリヤを用いた場合に比べ1〜2
桁高くなっており、そのため現像の際スリーブからのバ
イアス電荷注入によるキャリア現像の問題も同時に解決
できた。
表1 トナーの特性評価 発明の効果 本発明プラズマ重合膜コートキャリヤは、キャリヤ自体
の帯電性、電気抵抗、摩耗性および撥水性を向上でき、
またキャリヤ自体の帯電序列を制御できろ。
また、本発明プラズマ重合膜コートキャリヤは、キャリ
ヤ表面に、数十人〜1万人程の薄膜が均質にコートされ
ているので、それを用いて構成した現像剤は、スリーブ
に対する磁気力付着性を損なわずに流動性が向上し、帯
電能や帯電立ち上がり時間等を制御できる。さらに、本
発明のキャリヤは繰り返し使用してもトナーか付着しな
いため繰り返し使用特性にすぐれている。
一方、本発明キャリヤは、プラズマ重合法を使用して低
温かつドライプロセスで作製するため、被コーテイング
物質が熱や溶剤で変質している心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラズマ重合装置を示す。 第2図〜第1θ図は、本発明キャリヤの製造の一態様を
示す。 第11図は、トナー帯電量の立ち上がり特性を示す。 第12図は、トナー帯電量の繰り返し使用特性を示す。 第13図は、摩耗テスターの概略構成を示す。 第14図は、帯電量測定器の概略構成を示す。 図中の記号は以下の通りである。 ■・・・反応容器、     2・・・モノマー導入管
、3・・・平行平板型電極、 4・・・油回転ポンプ、
5・・・モレキュラーンーブス、 6・・・微粉フィルター、  7・・・コールドトラッ
プ、訃・・冷媒(例えば、液体窒素)、 9・・・バルブ、     10・・・架台、11・・
・ペルジャー、   12・・・電極、13・・・キャ
リヤ粉体、  14・・・プラスチック容器、15・・
・振動棒、     16・・・振動機、L7・・・ホ
ッパー、     18・・・回収皿、19・・・RF
電源、 19°・・・対向電極(ベルト状) 20・・・ブレード、    21・・・振動子、22
・・輸送ベルト、 23・・・キャリアガス(例えば、不活性ガス)供給管
、24・・・モノマー供給管、 25・・・皿、26・
・・永久磁石、    27・・・電磁石、28・・・
板ハネ、      29・・・モーター、30・・・
回転子、     31・・・容器、32・・・真空ゲ
ージ、   33・・・電源への接続線、34・・ドラ
ム、      35・・・現像装置、36・・・チャ
ージャー、  37・・・表面電位計、38・・マイラ
ーフィルム、39・・・ドラム、40・・・トラム駆動
用モーター、 4ト・・台、        42・・・おもり、43
・・・焼結体、     44・・・接触角。 WE2図 13図              第4図第5図  
      箇。図 IQ 第8!!!ff 19図        劃。面 第11面 lft2m 1113面 11曹4智ツ;1′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、含フッ素炭化水素系プラズマ重合膜で表面被覆した
    電子写真現像用キャリヤ。
JP61100757A 1986-04-30 1986-04-30 プラズマ重合膜コ−トキヤリヤ Pending JPS62257175A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61100757A JPS62257175A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 プラズマ重合膜コ−トキヤリヤ
US07/041,745 US4824753A (en) 1986-04-30 1987-04-23 Carrier coated with plasma-polymerized film and apparatus for preparing same
DE19873714010 DE3714010A1 (de) 1986-04-30 1987-04-27 Mit plasmapolymerisiertem film beschichteter traeger und vorrichtung zu dessen herstellung

Applications Claiming Priority (1)

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JP (1) JPS62257175A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02187770A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Minolta Camera Co Ltd ポリオレフィン系樹脂被覆キャリア
JPH0344649A (ja) * 1989-07-13 1991-02-26 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用現像剤
JPH0561262A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Shizuoka Prefecture 電子写真用キヤリヤの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0344649A (ja) * 1989-07-13 1991-02-26 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用現像剤
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