JPS62257114A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

Info

Publication number
JPS62257114A
JPS62257114A JP9933886A JP9933886A JPS62257114A JP S62257114 A JPS62257114 A JP S62257114A JP 9933886 A JP9933886 A JP 9933886A JP 9933886 A JP9933886 A JP 9933886A JP S62257114 A JPS62257114 A JP S62257114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
sensor
signal
output
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9933886A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Imai
良一 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9933886A priority Critical patent/JPS62257114A/ja
Publication of JPS62257114A publication Critical patent/JPS62257114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 未発明は、光学系の焦点を調節する自動焦点調節装置に
関し、特にマイクロフィルム等の写真フィルム上に記録
された画像読み取りに好適な自動焦点調節装置(オート
フォーカス装置)に関する。
(従来の技術) マイクロフィルム上の画像を電子的に読みとる従来のマ
イクロフィルム読取装置は、例えば第8図(A)に示す
ように構成されていた。
第8図(A) において、フィルム1は光源aからのレ
ンズbを通った光により露光され、露光されたフィルム
1上の画像(透過光)はレンズ群Cを通って、8勅可能
な光路切換えミラーdにより、スクリーンhと読み取り
側3のいずれか一方に選択的に導かれる。レンズ群Cの
焦点の調整は、上述のミラーdをスクリーン側Xに倒し
、スクリーンh上の画像を見ながら合焦点となる位置に
レンズ群Cの焦点位置を移動することによって行なって
いる。この後に、ミラーdを読み取り側Yに倒すことに
よって光路を切換え、モータgにより光電変換手段であ
るラインセンサ(CCD)fを図の矢印方向(走査方向
)に動かし、CCDfにより入射光の強度を電気信号に
変換する。尚、eは反射ミラーである。
CCDf上で結像されている画像と、スクリーンh上に
結像されている画像との焦点の対応は、光路切換えミラ
ーdとスクリーンh間に介装したアダプターレンズAL
の移動により調整されるが、この調整は一般に製造組立
て時に行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の装置では、製品の工場
からの搬送、輸送時の振動や、また温度差による光学機
構(光路長)の膨張、収縮、経年変化等により、スクリ
ーンh上の画像の焦点と画像読み取り用のCCDf側の
焦点との対応がつかなくなってしまうという欠点が生じ
ていた。
このスクリーンh上の画像の焦点とCCDf側の焦点を
対応させる調整は、ユーザ(使用者)のもとに装置を設
置後、サービスマンが、アダプターレンズALを8勤さ
せることに行っているが、この調整作業は非常に時間を
費やされ、また高度の技術が要求された。
また、スクリーンh上にフィルム画像を鮮明に結像させ
なければ、操作者が、最良の焦点状態、(以下、ジャス
トピントと称する。)になったかどうかの状態を認知す
ることが出来ないので、アダプターレンズALも、収差
及び歪が非常に小さく、解像力も非常に高いものが要求
される。従って、このアダプターンズALの加工も極め
て精密度を要求され、製造コストも非常に高くなフてい
た。
一方、アダプターレンズALを介してのスクリーンh上
の画像とCCDf上の画像との対応の調整が理想的に良
いものてあっても、不慣れな操作者では、レンズ群Cの
移動により画像をジャストピント点(一般に、最良の焦
点状態位置、又は合焦点とも称する。)ヘセットするこ
とが非常にむずかしかった。
また、その際、操作者はレンズ群Cの焦点用レンズを上
下移動することにより、そのレンズの距離を変えて、マ
イクロフィルム1上の画像のピント(焦点)を調整する
が、手動つまみ又は電動モータからの動力を歯車などに
より、減速して才;動を行なう機構になっている。しか
し、この種の装置において、ジャストピント点を中心と
すると、焦点用レンズの上下許容幅(焦点深度)は数μ
m〜数十μmの範囲しかなく、その範囲を越えると、ピ
ンボケ状態となってしまい、CGOfで画像情報を正確
に読み取ることが出来なくなってしまう。
この様に、この種の従来装置において、スクリーン上の
結像だけでジャストピント点へ焦点レンズをセットする
ことは非常に多くの問題点があった。
一方、近年において文書の電子化が進み、書類などを光
ディスク又は光磁気ディスク上に高密度に電子的に記録
する、いわゆる光ディ妥り電子ファイル・システムが多
く用いられてくる様になっできている。
古くから、文書をマイクロフィルムに記録してファイル
化を行ってきたユーザーは、光デイスク電子ファイルシ
ステムを採用した場合、そのマイクロフィルムの文書を
光デイスク電子ファイル上に記録変換しなければならな
いので、この記録変換を可能にする第8図(八)に示す
ようなマイクロフィルム電子スキャナーの開発が近年行
なわれはじめている。
しかしながら、上述した様に、マイクロフィルム上の画
像の焦点を調整するのに、熟練者の眼により、−コマ、
−コマ、人手で合わせていたのでは、非常に不便で、手
間もかかり、作業が困難であった。
そこで、使用するマイクロフィルムの厚さデータを装置
内に人力することにより、この厚さデータに対応した製
造調整時に設定された所定位置に焦点調整用レンズを移
動セットするようにしたものが提案されている。
しかしながら、マイクロフィルムは、各メーカーにより
その厚さが異なったり、また、同じメーカーでもフィル
ムの種類、例えば銀フィルム、ジアゾフィルムなどによ
ってその厚さが異なるのでマイクロフィルムの厚さの種
類も非常に多くなフてしまい、そのためフィルム厚さに
応じてレンズを移動セットする上記方式であると、使用
可能のフィルムが限定されてしまうことになり、非常に
不便であった。
また、その方式では使用しているうちに経年変化などに
より、上述の設定位置が機械的にずれてしまい、定期的
にサービスマンを呼んで、めんどうな調整をしてもられ
なければならないので非常に不便であった。
一方、スチルカメラなどの分野では、オートフォーカス
機構が数多く提供されている。第8図(B)はその代表
的な例を示し、ここでレンズUを通った光の一部は、ハ
ーフミラ−■を通り、反射ミラーWで反射して、ビーム
スピリツタTに送りこまれ、ビームスプリッタTで、3
種類の光路長のものに分けられ、その3種類の分光によ
り第1〜第3のセンサR1〜R3がそれぞれの焦点情報
を検知する。
この場合はセンサR1〜R3がそれぞれ光量を検知して
、中央の第2のセンサR2の光量が大きいほど焦点が合
フでいるものとする。すなわち、第2のセンサR2の光
量が一番犬きい時は、ジャストピントのときであり、第
2のセンサR2より第3のセンサR3の方の光量が大き
い時は、後ピン(後焦点)のときてあり、第2のセンサ
R2より第1のセンサR1の光量が大きい時は前ビン(
前焦点)のときであるということになる。
この様にスチルカメラなどの様な焦点深度(焦点が合っ
ている距1りが比較的長いものでは、上述の様なビーム
スプリッタを光路中に入れて光路長を変え、それにより
焦点状態を検知することが、容易にできる。
しかしながら、マイクロフィルム読み取り装置(マイク
ロフィルム電子スキャナー)の様に、焦点深度が数μm
〜士数μmの様に非常に短かい機種では、上述のような
ビームスプリッタを光路中に入れることが物理的に不可
能であった。
いままで述べてきたように従来のマイクロフィルム読み
取り装置においては、数多くの問題点があり、そのため
現在までにオートフォーカス機能(自動焦点機能)を装
備したマイクロフィルム読み取り装置の製品化を行なう
ことが出来なかったのが現状であった。
本発明は、上述の欠点を除去し、マイクロフィルム等の
記録された画像を光電変換センサで電子的に読み取りを
行なう時に、そのセンサ上で結像された焦点画像の焦点
状態をそのセンサからの信号により直接に検知すること
か可能となり、モニター用スクリーンが無い装置の構成
においても、光学系を確実にジャストピント点へ自動的
にセットすることが出来る自動焦点調節装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本目的を達成するため、本発明は、列状または面状に配
列された複数の光電変換素子からなる光検知センサと、
光検知センサに画像を投影する光学系と、光検知センサ
の出力の変化点を検出する検出手段と、検出手段で検出
された信号の変化点を一定時間幅のパルス信号に変換す
る信号変換手段と、信号変換手段から出力したパルス信
号を積分または加算する演算手段と、演算手段の出力値
が最大値となる焦点位置に光学系を移動させる制御手段
とを具備したことを特徴とする。
〔作 用) 本発明では、光学系により光検知センサにマイクロフィ
ルム等の画像を投影し、そのセンサ出力の変化点を検出
し、その検出された信号の変化点(エッヂ)を再トリガ
式モノマルチバイブレータ回路の如き信号変換手段で一
定時間幅のパルス信号に変換し、そのパルス信号を演算
手段で積分または加算し、その積分値または加算値が最
大値となる焦点位置に制御手段により光学系を8勤させ
、これにより光学系の焦点をジャストピント位置に自動
調整する。
〔実施例) 以下、図面を用いて参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図〜第6図は本発明の好ましい一実施例を示す。
A、構成 第1図において、Fは表面もしくは裏面に画像が記録さ
れているマイクロフィルムであり、光τ原Pによりレン
ズBを通した光により照明されている。FCは焦点調整
用のメインレンズであり、駆動回路FDにより駆動され
るパルスモータの回転J W)Jを偏心カムなどにより
直線運動に変換するレンズ駆動機構LMにより、上下り
動する。
メインレンズFCにより収束された画像は、複数の受光
素子がライン状に配列された一次元光検知センサCCD
上に結像される。このセンサCCDの受光素子の配列方
向、即ち自己スキャン(走査)する方向を主走査方向と
する。
その主走査方向に対して略直角方向(副走量方向)のス
キャン(走査)は、副走査モータMにより、プーリQお
よびワイヤWを介してセンサCCDを主走査方向に対し
て直角な方向に移動させることにより行なう。これによ
り、フィルムF上の画像の一画面分をセンサCCDによ
りlラインずつ順次読み取ることが出来る。
センサCCDにより読み取られた画像の電気信号は増幅
器G等により所定の画像処理をされた後、図示しない画
像形成装置、例えばレーザービームプリンタあるいは光
デイスク装置などに出力される。
SCは第6図に示すような制御手順により装置全体を逐
次制御するシステムコントローラであり、システムコン
トローラSCはセンサCCDを駆動するための制御信号
CC1副赴査モータMを駆動するための制御信号5ll
lD及びメインレンズFCの移動制御をするための制御
信号FSを出力する。
CTはセンサCCDの駆動を行うCCD駆動回路であり
、制御信号CCに応じてセンサCCDを駆動するための
駆動信号DSを発生する。
また、COMはコンパレータであり、センサCC[+で
読みとられた画像信号は増幅器Gを通った後、分岐され
、一方は画像形成装置へ供給され、他方はコンパレータ
COMに供給される。
コンパレータCOMは、第2図(A)の波形Bまたは第
2図(B)の波形BのようなセンサCCDからの出力信
号を、あらかじめ閾値設定ボリウム(可変抵抗器)踵で
設定された設定閾値(電圧)TLとたえず比較しながら
、センサCCDからの出力信号が設定閾値TLより犬な
らば、出力信号C5をハイレベル“H“にし、センサC
CDからの出力信号が設定閾値TLより小ならば、出力
信号C5をローレベル“L“にする。その結果、第2図
(A)の波形Cまたは第2図(B)の波形Cのような出
力信号CSが出力される。
コンパレータCOMからその出力信号C5の°H″又は
“L”の信号の立ち上り(又は立ち下り)のエッチを以
下に焦点情報と呼ぶこととする。本例ではこの出力信号
C5の立上り(又は立下り)のエッヂ(e r 〜e 
a又はe、′+e5’  + 87’  )の数の大小
を検出することによって、後述のようにジャストピント
点を判別する。
Kは一般的な周知の再トリガ式のモノマルチバイブレー
タ回路である。周知のようにこのモノマルチバイブレー
タ回路にの出力には入力C5の立ち上りエッヂで°゛H
゛となり、所定単位時間tr内に再び入力信号C5の立
ち上りエツジがあれば、その“H”の状態を維持し続け
、最後の入力信号CSの立ち上りから所定単位時間tr
内に新たな信号の立ち上りエッヂがなければ“L”とな
る。
従って、コンパレータCOMから信号C5がモノマルチ
バイブレータ回路Kに入力すると、第2図(A) 、 
(B)の波形Cに示す入力パルスの立上りのエッヂe1
〜e8又はel’  + S’  +e?′  によっ
てモノマルチバイブレータ回路にはトリガーされて、一
定時間tr以上、ハイレベルがmaするパルス群(×)
(Y) 、 (2)又は(X’ )、(Y’ )、(Z
’ )  からなる出力信号Kを発生する。
SMはモノマルチバイブレータ回路にの出力信号Kを積
分する8勅回路であり、第2図(A)又は(B)の波形
りに示すパルス信号には、積分回路SMで積分されて、
第2図(A)又は(B)の波形りに示すように、パルス
群(X) 、 (Y) 、 (Z)又は、(X’)。
(Y’ )、(Z’ )を順次加算した積分信号となっ
て所定時間後に出力する。すなわち、パルス群(X)、
(Y) 、 (Z)又は、(X’ )、(Y’ )、(
X’ )  のパルス幅は積分回路SMで積分されて、
それぞれ電圧レベルV4.V、、Vう又は v 、 r
  、 v 、l  、 v 、7  となって順次累
加されていく。
ここで、第2図(A)のAはジャストピント状態の入力
画像を示し、第2図(8)のBはピントぼけ(焦点はず
れ)状態の入力画像を示す。第2図(A) 、(B)の
Cに示すように、ジャストピントのときにはコンパレー
タ出力信号C5のエッヂ数が多くなる。一方あらかじめ
定めた一定時間の間にコンパレータCOMの出力信号C
5に立上り又は立下りエッヂが多く含まれているほどモ
ノマルチバイブレータ回路にの出力パルスにのパルス幅
が広くなり(波形Pを参照)、積分回路SMの出力値の
電圧レベルも高くなる(波形Eを参照)。したがって、
積分回路SMの出力の電圧レベルの高さVによって、ジ
ャストピントか否かを判定することができる。また、積
分回路SMは、リセット信号RMに同期して、積分演算
終了後にリセット(初期化)される。
八〇Cは積分回路SMのアナログ出力信号をディジタル
化する八10(アナログ・デジタル)コンバータである
。A/DコンバータADCのディジタル出力信号はシス
テムコントローラSCに供給され、制御信号FSにより
システムコントローラSCはそのデジタル出カイi号の
値が大きくなる方向に駆動装置FDを介して焦点用レン
ズFCを移動させる。
即ち、コンパレータCOMの出力信号C5のエッチの数
が多くなるほど、焦点が合う方向に向かうことに着目し
て、そのエッチの数に対応する積分回路SMの出力の電
圧レベルを^/D変換したデジタル積分電圧値をシステ
ムコントローラSCに内蔵され中央演算処理装置(CP
II)により判断し、その積分電圧値が極大(ピーク点
)になる様に制御信号FSを出力して、駆動装置FDを
介して焦点調整用レンズFCを移動制御している。
80作用 次にこの制御動作についてさらに詳細に説明する。
第3図(A)はマイクロフィルムF上に記録された画像
情報の一部を示す。文書記録用のマイクロフィルムFは
通常ネガフィルムであり、図中の黒い部分は、光を通し
、白い部分は光を通さないものとする。
第3図(B)は第3図(A)をさらに拡大して示したも
のであり、縞模様PI、 F2.F3はその中心部より
離れるにともない、薄くなる。この画像情報を主走査方
向のIlr、Ilz間を一次元光センサCCDによって
読みとると、第4図のAのような出力波形となる。この
波形中の段階状のレベル変化はセンサCCDの各セル(
受光素子)の受光量に応じた電圧値を表す。
このセンサ出力波形AをコンパレータCOMによって所
定の閾値TLと比較して2値化すると、第4図のBの出
力信号CSを得る。次に、この信号CSを第1図の再ト
リガ式モノマルチバイブレータKに入力する。
モノマルチバイブレータにでは、コンパレータCOMの
出力信号C5に含まれるパルスの立ち上り(又は立ち下
り)によってトリガーされて、一定時間ハイレベルか継
続する出力パルスKを発生する。この出力パルスには、
積分回路SMで積分されて、出力パルスにのパルス幅に
対応した電圧値を累積した積分電圧となる。積分回路S
Mの出力電圧値(積分電圧値)は、A/DコンバータA
DCによりディジタル信号に変換される。
またA/DコンバータADCは、CCD駆動回路CTか
らセンサCCDの一走査終了毎に、リセット信号R5を
受けとり、リセットされる。A/DコンバータADCに
は、ラッチか内蔵されていて、そのリセット信号R5に
同期して人力したひとつ前の積分電圧値が常に記憶され
ている。
この様にして、へ/DコンバータADCは、センサCC
Dの主走査方向のスキャン(走査)を行なう毎に、−走
査期間内の信号CSのエツジの数に対応するデジタル出
力を送出する。
既に上述したように、ジャストピント時の第2図(八)
のAにおけるpl−文2間を一次元光センサCCDによ
り主走査すると、第2図(A)のBの様な波形の出力信
号が得られる。実際のcco B力信号は、第4図のA
に示すような階段状になるが、説明を容易にするため階
段状の表示は省略する。
このCCO出力信号を閾値TLで2値化すると第2図(
A)のCの様な出力信号C5を得る。
一方、ピンボケ時の第2図CB)のAは、センサCCD
の受光面での結像状態を示すが、jl、 −12間を主
走査(スキャン)すると、センサCCDからの出力信号
Bは、閾値TLを横切る数が減り、コンパレータCOM
の出力信号C5は第2図(B)のCに示すように立ち上
がりエツジもel’  r 85’ + 67′ の3
個となってしまう。このように、ピンボケ時のエッチ数
はジャストピント時におけるエッチ数よりも明らかに小
となることがわかる。
従って、立ち上りのエッヂeの合計数を示すA/D :
+ンバータADCの出力をシステムコントローラSCで
判定することにより、焦点の状態を知ることが出来る。
即ち、一走査毎に^/DコンバータADCから人力する
焦点情報をシステムコントローラSCに内蔵されたCP
Uにより比較して、第5図に示すような極大点(ピーク
時)に、その入力焦点情報がなる様に、焦点調整用レン
ズFCをCCD駆勅駆動回路を介して移動制御し、ジャ
ストピント点JPヘセットする。
第5図のfJl−jx曲線は、第1図のフィルムF上の
fL+−u2間をセンサCC[)で読み取ったときのA
/DコンバータAOCの出力焦点情報を示す。この場合
は、フィルムF上の画像の“ABDFG“という文字の
一部を焦点情報として読み取っている。次に、第1図の
フィルムF上の It、’−x□′間(破線)をセンサ
CCDで読み取ると、”ACF”という文字の一部を読
み取ることになり、エッヂの数が“ABDFG”の読み
取りのときより減って、第5図の破線曲線fj;−え、
Iの様に曲線のレベルが全体に低くなる。
この様に、フィルムF上の画像を1次元の光センサCC
Dで読み取るので、フィルムF上の画像を読む位置によ
り、コンパレータCOMの出力信号C5のエッヂ数が異
なり、出力値の最大値は異なってくる。しかしながら、
フィルムF上の画像が異なっても、焦点調整用レンズF
Cの移動位置がJP点となるとA/DコンバータADC
の出力値は、第5図に示すように常に、極大点(ピーク
点)  KJP。
にJP”となるのでシステムコントローラSCのCPU
はセンサCCDの読取り位置を固定してその極大点(ピ
ーク点)を検知すれば、ジャストピント点JPを検出す
ることが出来る。
C0制御手順 第6図は上述のシステムコントローラscのオートフォ
ーカス(自動焦点調節)動作の制御手順を示す。
システムコントローラSCは電源投入後オートフォーカ
ス動作の開始に際し、まず、ステップs1で、制御信号
FSにより駆動回路FDを介してレンズ駆動機構LM内
のパルスモータを駆動し、これにより焦点調整用のレン
ズFCを予め設定された基準位置に位置せしめる。次に
、ステップs2において、モータ駆動回路MOを介して
CCD副走査用のモータMをホームポジション位置(原
点)から回転を開始させて、センサCCDを副走査方向
にわ動開始させるとともに、センサCCDの主走査読取
りを制御信号CCによりCCD駆動回路回路7を介して
実行する。
次いで、ステップS3において、1ライン走査毎のA/
DコンバータADCの出力値が所定値以上か否かを判定
して、その出力値が所定値以上となるフィルムF上のオ
ートフォーカス検出に適した画像ラインを検出する。A
/DコンバータADCの出力値が所定値以上となったラ
イン位置を検出したらステップS4に進み、その時点で
センサCCDの副走査方向の移動を停止すべくモータM
を停止する。これにより、オートフォーカス検出に適し
た位置でセンサCCDの画像読取りが可能となる。
次に、ステップS5において、駆動回路FDを介してレ
ンズ駆動機構LM内のレンズ移動用パルスモータを駆動
して、焦点調整用レンズFCを予め定めた始点SPにセ
ットする。続いて、ステップS6に進み、CCO駆動回
路CTを介してセンサCCDの主走査を行なう。尚、こ
のときはセンサCCDの副走査移動は行なわない。また
、センサCCDの一ラインの主走査毎にA/Dコンバー
タADCの出力値(焦点情報の数)を取込み、システム
コントローラSCの内蔵メモリに格納する。また、この
ときレンズ■多動用パルスモータのステップ数もその内
蔵メモリに一緒に記憶する。
次に、ステップS7において、レンズFCか終点EPの
位置に達したか否かを上述のパルスモータのステップ数
を基に判断する。レンズFCが終点EPに達していなけ
ればステップS8に進み、制御信号FSによりレンズF
C移動用のパルスモータを1ステップ動作して、レンズ
FCを始点から終点の方向へ1ステツプ移動せしめる。
続いて、ステップS6に戻り、再びステップS6におい
てセンサCCDを駆動してA/DコンバータADCの出
力焦点情報とパルスモータのステップ数を内蔵メモリに
記憶する。以上のステップS6、S7. S8の処理を
レンズFCか終点EPに達する迄繰返し行なうと、レン
ズFCが始点SPから終点EP迄移動する間の各モータ
ステップにおける複数回の主走査におけるA/Dコンバ
ータADCの出力値が内蔵メモリに記憶される。
レンズFCが終点EP迄達したならば、ステップS7か
らステップS9に移行し、内蔵メモリに主走査毎に記憶
されているA/DコンバータADCの出力値の最大値を
探し、また、その最大値に対応したパルスモータのステ
ップ数を読み出す。次いで、ステップ510においてそ
の読み出したステップ数の位置に焦点調整レンズFCを
移動すべく、上述のパルスモータを駆動する。これによ
り、焦点調整レンズFCはジャストピント位置にセット
されることになる。
D、変形例 第7図は、焦点検知用光センサ及び画像読み取り用の光
センサに2次元の光検知センサCCD−2を用いた本発
明の実施例を示す。本実施例での焦点調節の原理は、−
次元(列状)光センサCCDを用いた前記実施例と同じ
であるが、本実施例の場合は、画像を読み取る場合、及
び焦点を検知する場合において、2次元の光検知センサ
C(:D−2を用いているので、そのセンサCCD−2
を静止したまま副走査及び主走査を電子的に行なえるか
ら、第1図に示したような副走査用モータMによりセン
サを機械的に走査しないでも良いという利点がある。
本実施例の焦点検知動作では、2次元センサCCD−2
の全面あるいは、特定の領域部分を読み込み、コンバー
タ出力信号C5のエツジの数を計数することにより、焦
点の状態を検知することが出来る。
なお、第1図の一次元光検知センサ(ラインセンサ) 
CCDには、−例として5000素子のものを使用し、
第7図の2次元センサのものは一例として500素子×
500素子のものを使用した。
また、本発明実施例ではマイクロフィルムの読取り装置
を例に説明したが、通常の35mmフィルムやX線フィ
ルム、8mmフィルムの読取り袋五にも適用可能なこと
は言う迄もない。また、フォーカス合せを人手によらず
可能となるので、ピント合せのためのモニタ用のスクリ
ーン(第8図のh参照)を設ける必要もなくなる。
また、フィルム画像の読取りの他に、木や書類等をその
反射光により読取る方式の画像読取り装置のオートフォ
ーカス装置としても適用可能である。
また、−次元光センサの他に2次元光センサでも使用す
ることが出来るので、CCD(電荷結合素子) 、 B
BD(パケットリレー素子) 、 CI[l(電荷注入
素子)等の固体撮像素子や撮像管を用いたビデオカメラ
や電子スチールカメラ等にも応用することが出来、かつ
、ビデオカメラ等のカメラに応用した時は、別に焦点検
知専用のセンサを設けることなく、イメージセンサを共
用するこが可能なので、既製のカメラにも容易に適用す
ることが出来るという利点を有する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、画像を読み取る
光検知センサからの出力信号を所定の閾値により2値化
して、その2値化された信号のエッヂを再トリガ式のモ
ノマルチバイブレータで一定の時間幅のパルス信号変換
し、そのパルス信号を積分または加算した値が最大値と
なるように焦点調節用レンズを移動制御することにより
自動的に焦点調節をするようにしたので、従来のように
モニター用スクリーン上で画像を観察しながら手動によ
り焦点調整をする必要もなくなり、マイクロフィルム上
の画像を光ディスクファイル装置などに自動的に変換記
録させるマイクロフィルム画像読取記録装置などにおい
ても、人間の眼に依存しないですむので、焦点調節の自
動化を行なえる様になるだけでなく、焦点調整の精度を
著しく上げることが出来るという効果が得られる。
また、本発明によれば、同一の光検知センサを焦点検出
系と画像読み取り系との両方に供用することができるの
で、焦点合せ時と画像読み取り時とで、光路長の誤差が
まったくなくなり、非常に高精度のオートフォーカス動
作が得られる自動焦点調節装置を提供することができる
また、従来装置では画像読み取り及びオートフォーカス
動作を高速化したい時に光検知センナの駆動信号を高速
化してオートフォーカス処理を行うと、システムコント
ローラの内部CPUの処理能力を越えてしまう場合があ
る。しかしながら本発明によれば、そのCPUの替わり
に、TTL−IC,オペアンプIC等のディスクリート
回路で焦点情報を演算処理することにより、高速度のオ
ートフォーカスを行なうことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマイクロフィルム読取り装置における
自動焦点調節装置の一実施例の回路構成を示すブロック
図、 第2図(A) 、  (B)は第1図のセンサCCDの
出力波形及び各回路の出力波形を示す波形図で、第2図
(へ)はジャストピント時の波形図、第2図(B)はピ
ンぼけ時の波形図、 第3図FA)は第1図のマイクロフィルム上の画像読取
ラインを示す平面図、第3図(B)はその拡大平面図、 第4図(A) 、 (B)は第1図のセンサCCDの出
力波形と、2値化信号SCの波形の一例を示す波形図、 第5図は第1図のA/DコンバータADCの出力値と焦
点調整用レンズFCの穆勅量の関係を示す特性図、 第6図は第1図のシステムコントローラSCの制御手順
の一例を示すフローチャート図、第7図は本発明の他の
実施例の配置構成を示す斜視図、 第8図(八) は従来のマイクロフィルム読取り装置の
配置構成を示す斜視図、第8図CB>は従来のスチルカ
メラにおける自動焦点調節装置の構成例を示す模式図で
ある。 P・・・光源、 F・・・マイクロフィルム、 FC・・・焦点調整用レンズ、 CCD、CCD−2・・・光検知センサ、COM・・・
コンパレータ、 VR・・・閾値設定ボリウム、 K・・・再トリガ式のモノマルチバイブレータ、SM・
・・積分回路、 ADC・・・A/Dコンバータ、 SC・・・システムコントローラ、 FD・・・レンズ駆動回路、 LM・・・レンズ駆動機構、 M・・・副走査モータ。 常施例のジ〒ストじシト時の各也力浪並乞ホ訴良形図第
2図(A) 寅た伜1のビンは゛け!3舟の各巴ガン皮廿グをポす巳
皮形図第2図([3) 寅f!汐11のマイクロフィルム丘/)−1東の一秒l
ホオ平面図第3図 コンyレーク出力の浪さEホ′を巳良さ図第43図 第5図 イ也の大方色労りの千4b!とイマを斜享芝図第7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)列状または面状に配列された複数の光電変換素
    子からなる光検知センサと、 b)該光検知センサに画像を投影する光学系と、 c)前記光検知センサの出力の変化点を検出する検出手
    段と、 d)該検出手段で検出された信号の変化点を一定時間幅
    のパルス信号に変換する信号変換手段と、 e)該信号変換手段から出力した前記パルス信号を積分
    または加算する演算手段と、 f)該演算手段の出力値が最大値となる焦点位置に前記
    光学系を移動させる制御手段とを具備したことを特徴と
    する自動焦点調節装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記信
    号変換手段は前記変化点でトリガする再トリガ式のモノ
    マルチバイブレータ回路であることを特徴とする自動焦
    点調節装置。
JP9933886A 1986-05-01 1986-05-01 自動焦点調節装置 Pending JPS62257114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9933886A JPS62257114A (ja) 1986-05-01 1986-05-01 自動焦点調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9933886A JPS62257114A (ja) 1986-05-01 1986-05-01 自動焦点調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62257114A true JPS62257114A (ja) 1987-11-09

Family

ID=14244840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9933886A Pending JPS62257114A (ja) 1986-05-01 1986-05-01 自動焦点調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62257114A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102052A (en) * 1977-02-18 1978-09-06 Hitachi Ltd Automatic focus adjuster

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102052A (en) * 1977-02-18 1978-09-06 Hitachi Ltd Automatic focus adjuster

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7609317B2 (en) Electronic camera and automatic focusing method for generating a light exposure control signal according to a central timing
KR101278241B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
JPH0321892B2 (ja)
US6704054B1 (en) Autofocusing system
WO1992012499A1 (en) Bar code scanner with a large depth of field
JP2009145913A (ja) 電子式カメラ及び自動フォーカス方法
US5055932A (en) Zoom lens apparatus with auto-focusing
JPH0136302B2 (ja)
US4762985A (en) Auto-focus apparatus applied to image reading apparatus and the like
JP3733228B2 (ja) アオリ機構付き撮像装置、方法、及び記憶媒体
JPH0535947B2 (ja)
JPH01293771A (ja) オートフォーカス方式
US4298259A (en) Focus detecting device for photographic camera
JPS62257114A (ja) 自動焦点調節装置
JP2751086B2 (ja) レンズ焦点距離の調節方式及び同方式を用いたバーコード読み取り方式
JPS61247157A (ja) 焦点調節装置
JPH0664227B2 (ja) オ−トフオ−カス方式
JPS6058774A (ja) 同期信号発生回路
JP3068704B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP3490744B2 (ja) スチルビデオカメラの自動焦点調節装置
JP3490747B2 (ja) スチルビデオカメラの自動焦点調節装置
JPS6291906A (ja) オ−トフオ−カス装置
JPS62108665A (ja) オ−トフオ−カス装置
JPS6337363B2 (ja)
JP2644478B2 (ja) フィルム読取装置