JPS62256893A - グリ−ス組成物 - Google Patents

グリ−ス組成物

Info

Publication number
JPS62256893A
JPS62256893A JP9817286A JP9817286A JPS62256893A JP S62256893 A JPS62256893 A JP S62256893A JP 9817286 A JP9817286 A JP 9817286A JP 9817286 A JP9817286 A JP 9817286A JP S62256893 A JPS62256893 A JP S62256893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compd
hydrocarbon group
formula
grease
diisocyanate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9817286A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Koizumi
小泉 岳弘
Hideo Matsuzawa
松沢 秀雄
Tatsumitsu Tanaka
宣光 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Shell Sekiyu KK filed Critical Showa Shell Sekiyu KK
Priority to JP9817286A priority Critical patent/JPS62256893A/ja
Publication of JPS62256893A publication Critical patent/JPS62256893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はツレアゲリース組成物に関し、さらに詳しくは
、高温で長時間使用した後でも稠度変化が小さく、高温
及び常温における機械的安定性に優れ、高温での油分離
が少なく、しがも少iで優れた増稠効果を発揮するウレ
アグリース組成物に関する。
ウレアグリース組成物、すなわちウレア系化合物を増稠
剤として含有するグリース組成物として、従来、ノウレ
アを含有するタイプのもの(例えば特公昭55−111
56号公報参照)と、テトラウレアを含有するタイプの
もの(例えば待公昭39−3114号公報参照)が知ら
れている。これら7レアグリ一ス組成物は、コンプレッ
クス石けん、ナトリウムテレ7タラメート、ベントン、
インダスレン等の増稠剤を含有するグリースII)&物
と比較して良好な性能を有している。しかし、ノウレア
を含有するグリース組成物は一般に高温時に軟化しやす
く、また末端基にアルキル基を有するノウレアを用いた
ものは満点が低いという欠点があり、他方、テトラウレ
アを含有するグリース組成物は一般に長時間高温で使用
すると開度が増加し硬くなりやすく、機械的安定性にも
欠けるという難点がある。
本発明者らは、従来のウレアグリース組成物がもつ上記
の如き欠点を克服すべく鋭意研究を行なりた結果、ジイ
ソシアネート化合物、ジアミン化合物及びモノアミン化
合物を特定のモル比で反応させて得られる反応生成物が
グリースの増稠剤として極めて優れた性能を有すること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
しかして、本発明によれば (a)式 %式% 式中、l(+は炭素原子数6〜20個の1価の飽和もし
くは不飽和脂肪族炭化水素基又は炭素原子数6〜10個
の1価の芳香族もしくは芳香−脂肪族炭化水素基を表わ
す、 で示されるモノアミン化合物と、 (b)式 %式% 式中、R2は炭素原子数6〜20個の2価の芳香族炭化
水素基を表わす、 で示されるジイソシアネート化合物を上記モノアミン化
合物1モル部に対して0.55〜0.95モル部と、 (、)式 %式% 式中、R3は炭素原子数2〜12の2価の飽和脂肪族炭
化水素基又は炭素原子数6〜15個の2価の芳香族炭化
水素基を表わr、で示されるジアミン化合物を上記モジ
アミン化合物1モル部に対して0.05〜0.45モル
部の反応生成物を増稠剤として含有することを特徴とす
るグリース組成物が提供される。
本発明は、グリースの増稠剤として、モノアミン化合物
、ジイソシアネート化合物及びジアミン化合物の反応生
成*<ウレアハイブリッド)を使用する点に特徴を有す
る。以下、この反応生成物についてさらに具体的に説明
する。
(a)  天ノニ6主Uた潰一 本発明において原料化合物の1つとしで使用されるモノ
アミン化合物は下記式 %式%( 式中、1< ’は前記の意味を有する、で示されるもの
である。ここで、R’によって表わされうる[炭素原子
数6〜20個の1価の飽和もしくは不飽和脂肪族炭化水
素基]は直鎖状、分岐鎖状、環状又はそれらの組合わせ
のいずれのタイプのものであってもよく、具体的には、
ヘキシル、ヘフチル、オフナル、2−エチルヘキシル、
ノニル−千ルル−ラン千1クル V子0レル テトラデ
シル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オ
クタデシル、ノナデシル、エイコブシルなどのアルキル
基;オレイル、リルイル、リルニル、ペトロセリニル、
エレオステアリルなどのフルケニル基;シクロヘキシル
、などのシクロアルキル基;メチルシクロヘキシル、エ
チルシクロヘキシル、ツメチルシクロヘキシル、ジエチ
ルシクロヘキシル、プロピルシクロヘキシル、イソプロ
ピルシクロヘキシル、ブチルシクロヘキシル、アミルシ
クロヘキシル、1−メチル−3−プロピルシクロヘキシ
ルなどの低級アルキル−置換シクロアルキル基;シクロ
ヘキシルメチル、シクロヘキシルエチルなどのシクロア
ルキル−低級フルキル基が包含され、中でも、炭素原子
数6〜18個のアルキル基及びアルケニル基が好適であ
る。一方、R1によって、表わされうる「炭素原子数6
〜10個の1価の芳香族もしくは芳香−脂肪族炭化水素
基Jは、フェニル、トルイル、キンリル、β−7エンシ
ル、t−ブ+ルフェニル、ベンノル、メチルベンノルな
どが包含され、中でも炭素数6〜8個の1価の芳香族炭
化水素基が好適である。
なお、本明細書において、「低級」なる語はこの語が付
された原子団又は化合物の炭素原子−数が6個以下、好
ましくは4個以下であることを意味する。
しかして、」二記式(1)によって示されるモノアミン
化合物の具体例には次のものが挙げられる:ヘキシルア
ミン、ヘプナルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン
、2−エチルヘキシルアミン、デシルアミン、′クンデ
シルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ペ
ンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシル
アミン、オクタデシルアミン、7ナデシルアミン、エイ
フデシルアミン、オレイルアミン、ベトロセリニルアミ
ン、す7レイルアミン、す/レニルアミン、エレオステ
アリルアミン、シクロヘキシルアミン、メチルシクロヘ
キシルアミン、エチルシクロヘキシルアミン、ツメチル
シクロヘキシルアミン、ツメチルシクロヘキシルアミン
、ブチルシクロヘキシルアミン、プロピルシクロヘキシ
ルアミン、ブチルシクロヘキシルアミン、アミルシクロ
ヘキシルアミン、シクロオクチルアミン、アニリン、ト
ルイジン、キシリジン、β−7エンシルアミン、し−ク
チルアニリン、ペンノルアミン、メチルベンジルアミン
これらモノアミン化合物はそれぞれ単独で(受用するこ
とができ或いは2種又はそれ以上を組合わせて用いるこ
ともできる。
(b)  ジイソシアネート −11 本発明において月1いられるジイソシアネート化合物は
下記式 %式%() 式中、R2は前記の意味を有する、 で示されるものである。ここで、R2によって表わされ
る「炭素原子数6・〜20個の2価の芳香族炭化水素基
」としては、環が低級アルキル基で置換されていてもよ
いベンゼン環を、1分子中に1個又は2個含有するもの
が好ましく、ベンゼン環を2個含有する場合、2個のベ
ンゼン環は直接結合していてもよく或いは低級アルキレ
ン基を介して結合していてもよい。そのような芳香族炭
化水素基の具体例には次のらのが挙げられる:CH,。
こ11ら2価の芳香族炭化水素基の中、炭素原子を6〜
15個有rるものが好ましく、就中、(e)  77e
と北イ11 本発明において上記モノアミン化合物及びジイソシアネ
ート化合物との反応にノ0いられるノアミン化合物は下
記式 %式%) 式中、R″は前記の意味を有する、 で示されるものであり、ここで、lUによって表わされ
うる[炭素原子数2〜12個の2価の飽和脂肪族炭化水
素基]は、直鎖状、分岐鎖状、環状又はこれらの組合わ
せのいずれのタイプらのであってもよく、特に炭素原子
vf12〜8個のものが好適である。そのような2価の
飽和脂肪族炭化ボ素7bの具体例には、エチレン、プロ
ピレン、ブナレン、ヘキシレン、オクチレンなどのアル
キレン基;シフOヘ”(シL/ ン、ジメチルシクロヘ
キシレン、エナルシク0ヘキシレン、シクロオクチレン
などのシフ07 ルキレン基が挙げられ、中でもエチレ
ン・プロピレン、ブチレン、ヘキシレンなどの炭素原子
数2〜6個のフルキレン基が好適である。一方、Rコに
よって表わされうる[炭素原子数6〜15個の2価の芳
り人災化水素基]は、環が低級アルキル基で置換されて
いてもよいベンゼン環を1分子中に1個又は2個含有す
るものが好ましく、ベンゼン環を2個含有する場合、2
個のベンゼン環は直接結合していてもよく或いは低級ア
ルキレン基を介して結合していてもよい。そのような芳
香族1大化水素基の具体例には次のものが挙げられる:
CH。
これら2価の芳香族炭化水素基の中、フェニレン、トル
イレン、キシレンなどの炭素原子を6〜8個有するもの
が好適である。
又良り叉賞 本発明に従えば、以上に述べたモノアミン化合物、ジイ
ソシアネート化合物及びジアミン化合物は相互に反応せ
しめられる。その際各化合物は次に述べるモル比で使用
するのが重要である。
(a)  モノアミン化合物:1モル部に対して(b)
  ジイソシアネート化合物:0.55〜0゜95モル
部、好* シ< ハ0 、50− (1,90モル(c
)  ジアミン化合物:0.05−0.45モル部、好
ましくは0.10〜0,40モル部反応は通常、適当な
不活性溶媒中、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、ナフサ、石油エーテルなどの炭化水′X系溶
媒;〆チルエナルケトン、ノイソブチルケトンなどのケ
トン類;N、N−ツメチルホルムアミド;後述する如き
潤滑基油等の中で、ジアミン化合物及びモノアミン化合
物に対してジイソシアネート化合物を加え、又は逆にジ
イソシアネート化合物に対してジアミン化合物及びモノ
アミン化合物を加え、充分に攪拌しながら反応させるこ
とによって行なうのが好都合である。反応温度は一般に
室温乃至約200℃、好ましくは60〜150°Cの範
囲とすることができ、通常0.25〜1時間程度で反応
を終らせることができる。
上記モノアミン化合物、ジイソシアネート化合物及びジ
アミン化合物の;(者の反応により、主としてl;記反
応式(A)及び([3):R”−NH2+  0CN−
R2−NCO十RI2−Nl−12→  R”−NHC
ONH−R2−NHCONH−R’2・ ・ ・ ・ 
・ ・ ・(A)R1l−NH2+  2 0CN−R
2−NCO十H2N−Rコ−NH2+  R’2−N)
12   →R’1−NHCONH−R2−NHCON
H−R’−NHCONH−R2−Nl[C0NH−R’
2・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(B) 式中、R11及びR12は同一・もしくは相異なり、そ
れぞれR1について前記したと同じ意味を有し、R2及
びR3は前記の意味を有する、で示される如きノウレア
及びテトラウレア生成反応が競合的に起り、ノウレアと
テトラウレアとの緊密な混成体を主体とする反応生成物
が生成する。
この反応生成物は反応混合物から溶媒を除去することに
よって取得することができるが、その溶媒の除去は該反
応生成物を潤滑基油中に分散させた後に行なうのが非常
に望ましい。また、溶媒として潤滑基油を用いた場合に
は;そのまま又はさらに潤滑基油を追加してグリース組
成物として(史用することができる。
グーJ二人粧戒、#−,Q ;、19−」二記の如くし
て得られるジイソシアネート化合物とノアミン化合物と
モノアミン化合物の反応生成物は潤滑基油に添加し均一
に混合することにより、グリース組成物にすることがで
きる。
使用しうる潤滑基油は、従来がら潤滑油に使用されてい
る公知の潤滑性粘度を有する油がいずれも便用11丁能
であり、最も代表的なものは石油精製品の一つである鉱
油であるが、エステル油E例:ノオクチルセバケートの
ようなノエステル油、脂肪族モノカルボン酸のペンタエ
リスリトールエステル(例:ベンタエリスリトールテト
ラ7ミルエステル)のようなテトラエステル[、ポリα
−オレフィンオリゴマー類(例:粘度41,0cSL/
37,8°C1粘度指数130、流動点−60°C1引
火点223℃のオクテン−1/デセン−1共重合体など
)、ポリグリコール油、シリコーン油、ポリフェニルエ
ーテル油、ハロゲン化炭化水素油、アルキルベンゼン油
などの合成油もまた単独或いは鉱油と組み合わせて使用
することができる。
ここで、「潤滑性粘度を有する油」とは、一般に40℃
において約2〜500cS、L、好ましくは約20〜2
00cSLの範囲内の粘度を有する油をいう。
かかる潤滑基油に対する上記反応生成物の添加量は、潤
滑基油及び反応生成物の種類等に応じ′C変えることが
できるが、一般には、潤滑基油1()0重量部当り2〜
30重量部、好ましくは5〜20重量部の範囲内が適当
である。
なお、上記反応生成物の製造に際して、溶媒として潤滑
基油を用いた場合には、最終のグリース組成物における
潤滑基油100重量部に対して、ジイソシアネート化合
物、ノアミン化合物及びモノアミン化合物の合計量が2
〜30重量部、好ましくは5〜20重量部の範囲内に入
るような割合で上記各化合物を使用すればよい。
本発明のグリース組成物には、必要に応じて通常の潤滑
油添加剤、例えば、酸化防止剤(例:2゜6−ジタージ
ヤリプチハー4−メチル7エ7−ル、N−フェニル−α
−す7チルアミン、オクチル化ジフェニルアミンなど)
、防鯖剤(例:酸化パラフィン、アミノイミグゾリン、
ジノニルナフタレンスルホン酸カルシウム、シフニルナ
フタレンスルホン酸バリウムなど)、耐摩耗剤(例:ノ
アルキルジチオリン酸亜鉛、トリクレノルホスヘート、
ジアルキルノチオ力ルバミン酸亜鉛など)極圧剤(例:
硫化オレフィン、硫化スパーム油、塩化)7エ二ル、塩
素化パラフィンなど)、油性剤(例:す7テン酸鉛、ナ
フテン酸亜鉛、オレイン酸モノグリセライド、ポリオキ
シエチレンソルビタンモ7オレートなど)、粘度指数向
上剤(例:ポリメタクリレート、ポリイソブチレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタノエン共
重合体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリアルキル
スチ、レンなど)等を通常1史用されている。鼠で配合
することもできる。
本発明のグリース組成物は、高温で艮時間使J11した
後でも稠度変化が小さく、高温及び常温における機械的
安定性に1憂れ、高温での油分離が少なく、しかも少量
で優れた増稠効果を発揮する等、従来の増稠剤を用いた
グリース組成物にみられない浸れた特徴を有している。
次に実施例を掲げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 トリレンジイソシアネート(2,4−及び2,6−異性
体混合物、以下同様)8.53g(0,93(ル部)を
鉱油(40℃における粘度:102.3cSt)100
gに添加し60℃に加熱して均一に溶解させる。この溶
液に、オレイルアミン13.8g(1,0モルフ¥Is
)及ヒエチレンノアミン1.4g(0,44モル部)を
上記と同じ鉱油76gに溶解したものを加え、激しく攪
拌すると、直りにデル状物質が生ずる。攪拌をつづけな
がら加熱して温度を80℃に上昇させ、その温度に30
分間保持した後、ロールミルに通して本発明のグリース
(11成物A(増粘剤含量:12重景%)を得た。この
グリース組成物Aの性状は後記表−1にまとめて示す。
実施例2 トリレンツイソシアネート8.43g(0,87モル部
)、オレイルアミン14.48g(1,0モル部)及び
エチレンジアミン1.18g(0,35モル部)を用い
る以外は実施例1と同様に操作することにより本発明の
グリース組成物B(増稠剤含量:12重量%)を得た。
その性状を後記表−1にまとめて示す。
実施例3 トリレンジインシアネー’c 7.58g(0,73モ
ル8′5)、オレイルアミン15.64g(1,0モル
部)及びエチレンジアミン0.78.(0,22モル部
)を用いる以外は実施例1と同様に操作することにより
本発明のグリース組成物C(増稠剤含i:12重量%)
を得た。その性状を後記表−1にまとめて示す。
実施例4 トリレンツイソシアネート6、84g(0,61モル部
)、オレイルアミン16.74g(1,0モル部)及び
エチレンジアミン0.40g(0,10モル&!S)を
用いる以外は実施例1と同いに操作することにより本発
明のグリース組成物D(増稠剤含量:12重量%)を得
た。その性状を後記表−1にまとめて示す。
実施例5 トリレンジイソシアネート6.38g(0,55モル部
)、オレイルアミン17.46g(1,0モル部)及び
エチレンジアミン0.16g(0,05モル部)を用い
る以外は実施例1と同様に操作することにより本発明の
グリース組成物E(増桝削含量:12重量%)を得た。
その性状を後記表−1にまとめて示す。
比較例1 トリレンジイソシアネート8,99.(1,0モルl!
Is)を鉱油(40℃における粘度:102,3cSt
)100yに添加し60°Cに加熱して均一に溶解させ
る。この溶液に、オレイルアミン13.65g(1,0
モル部)及びエチレンジアミン1.55g(0,50モ
ル部)を上記と同じ鉱油76gに溶解したものを加え、
激しく攪拌すると、直ちにゲル状物質を生成する。攪拌
をつづけながら加熱して温度を80 ’Cに上昇させ、
その温度に30分間保持した後、ロールミルに通して、
テトラウレア含量力12重量%のグリース組成物Fを得
た。その性状を後記表−1に示す。
比較例2 トリレンジイソシアネート6g(0,500モル部を鉱
油(40℃における粘度:102.3cSt)100g
に添加し60°Cに加熱して均一に溶解させる。この溶
液に、オレイルアミン18g(1,0モル部)を上記と
同じ鉱油76gに溶解したものを加え、激しく攪拌する
と、直もにデル状物質が生成する。攪拌をつづけながら
加熱して温度を80℃に上昇させ、その温度に30分間
保持した後、ロールミルに通してノウレア含量12重量
%のグリース組成物Gを得た。その性状を下記表−1に
示す。
実施例6〜11及び比較例3〜8 下記表−2に示す潤滑基油、ジイソシアネート化合物、
ジアミン化合物及びモノアミン化合物、並びに反応温度
を使用する以外は実施例1又は比較例1もしくは2と同
様の操作を行ない増稠剤台ff112重量%のグリース
組成物を得た。その性状も併せて表−2に示す。
実施例6 実施例1で調製したグリース組成物A417゜5gをグ
リース釡に取り、攪拌しながら60°Cに加熱する。こ
れにグリース使用基油(40℃における粘度102.3
cSt)67.5g中に添加剤[フェニルα−す7チル
アミン(酸化防止剤)5.o、。
及びす7テン酸亜鉛(油性剤)10.Oglを溶解混合
したものを加え、15分間攪攪袢、十分混合した後室温
まで冷却しグリース組成物Hを得た。その性能試験結果
を表−3に示す。
実施例7 トリレンジインシアネート7.58.をメチルエチルケ
トン1008に室温で均一に溶解させ50°Cまで加熱
する。これにオレイルアミン15゜648とエチレンノ
アミン0.78gを、メチルエチルケトン50g中に溶
解分散させたものを加え、激しく攪拌すると、直ちにゲ
ル状物質が生成する。
741度を60″Cに保ちさらに30分間攪拌した後、
鉱油(40’C粘度102. 3cSL)176[1を
加え、攪拌する。
メチルエチルケトンを蒸発除去し、ロールミルを通して
本発明のグリース組成物(増稠剤含量:12重量%)を
得た。このグリースM[放物の稠度は202であり、満
点は271°Cであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)式 R^1−NH_2 式中、R^1は炭素原子数6〜20個の1価の飽和もし
    くは不飽和脂肪族炭化水素又は炭素原子数6〜10個の
    1価の芳香族もしくは芳香−脂肪族炭化水素基を表わす
    、 で示されるモノアミン化合物と、 (b)式 OCN−R^2−NCO 式中、R^2は炭素原子数6〜20個の2価の芳香族炭
    化水素基を表わす、 で示されるジイソシアネート化合物を上記モノアミン化
    合物1モル部に対して0.55〜0.95モル部と、 (c)式 H_2N−R^3−NH_2 式中、R^3は炭素原子数2〜12個の2価の飽和脂肪
    族炭化水素基又は炭素原子数6〜15個の2価の芳香族
    炭化水素基を表わす、 で示されるジアミン化合物を上記モノアミン化合物の1
    モル部に対して 0.05〜0.45モル部 の反応生成物を増稠剤として含有することを特徴とする
    グリース組成物。
JP9817286A 1986-04-30 1986-04-30 グリ−ス組成物 Pending JPS62256893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9817286A JPS62256893A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 グリ−ス組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9817286A JPS62256893A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 グリ−ス組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62256893A true JPS62256893A (ja) 1987-11-09

Family

ID=14212624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9817286A Pending JPS62256893A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 グリ−ス組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62256893A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518415A (ja) * 2003-02-20 2006-08-10 シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド 新規低雑音グリースゲル化剤
US7378543B2 (en) * 2003-07-24 2008-05-27 Bayer Materialscience Llc Stable liquid biuret modified and biuret allophanate modified toluene diisocyanates, prepolymers thereof, and processes for their preparation
JP2016033221A (ja) * 2010-07-30 2016-03-10 シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド グリース生成物を調製する方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698296A (en) * 1979-12-21 1981-08-07 Shell Int Research Grease composition containing polyurea as thickening agent and novel polyurea compound
JPS58118046A (ja) * 1981-07-29 1983-07-13 Hitachi Ltd 静電容量型ビデオデイスク用スタイラス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698296A (en) * 1979-12-21 1981-08-07 Shell Int Research Grease composition containing polyurea as thickening agent and novel polyurea compound
JPS58118046A (ja) * 1981-07-29 1983-07-13 Hitachi Ltd 静電容量型ビデオデイスク用スタイラス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518415A (ja) * 2003-02-20 2006-08-10 シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド 新規低雑音グリースゲル化剤
US7378543B2 (en) * 2003-07-24 2008-05-27 Bayer Materialscience Llc Stable liquid biuret modified and biuret allophanate modified toluene diisocyanates, prepolymers thereof, and processes for their preparation
JP2016033221A (ja) * 2010-07-30 2016-03-10 シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド グリース生成物を調製する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3869514A (en) Ashless lubricating oil dispersant
JP2576898B2 (ja) グリース組成物
US3322670A (en) Detergent-dispersant lubricant additive having anti-rust and anti-wear properties
US4846983A (en) Novel carbamate additives for functional fluids
JP4995086B2 (ja) アルキルアミノアセトアミド潤滑油添加剤
EP0255192A2 (en) Borated reaction products of succinic compounds as lubricant dispersants and antioxidants
GB2037317A (en) Molybdenum complexes of ashless nitrogen dispersants as friction reducing antiwear additives in lubricating oils
US4315826A (en) Reaction products of carbon disulfide with thiomolybdenum derivatives of alkenylsuccinimides and lubricants containing same
US5304314A (en) Sulfur-containing ester derivatives of arylamines and hindered phenols as multifunctional antiwear and antioxidant additives for lubricants
JPS6132358B2 (ja)
US4744912A (en) Sulfurized antiwear additives and compositions containing same
JP6211100B2 (ja) ウレアグリースの製造方法
US3242210A (en) Polyureas
US4283296A (en) Amine salt of N-triazolyl-hydrocarbyl succinamic acid and lubricating oil composition containing same
JPS62270697A (ja) 潤滑油組成物
JPS62256893A (ja) グリ−ス組成物
US5192458A (en) Silicone grease composition including an organomolybdenum compound
US5132034A (en) Thioester derived hindered phenols and aryl-amines as antioxidant and antiwear additives
US5073279A (en) Sulfur coupled hydrocarbyl derived mercaptobenzothiazole adducts as multifunctional antiwear additives and compositions containing same
US5068046A (en) Lubricant composition comprising an octadecylene oxide polyamine reaction product
GB2040998A (en) Lubricating grease composition containing pyrrolidone compound(s) as a grease thickener
RU2723479C2 (ru) Способ приготовления смазки
JPS62256892A (ja) グリ−ス組成物
US5215549A (en) Thioester derived hindered phenols and aryl-amines as antioxidant and antiwear additives
JP7011409B2 (ja) 摩擦調整剤および潤滑油組成物