JPS62256164A

JPS62256164A - せり分配装置

Info

Publication number: JPS62256164A
Application number: JP61099897A
Authority: JP
Inventors: Jiro Akata; 赤田　次郎
Original assignee: AKADA DENKI SHOJI KK
Current assignee: AKADA DENKI SHOJI KK
Priority date: 1986-04-30
Filing date: 1986-04-30
Publication date: 1987-11-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、青果または鮮魚市場等のように同品種、多
数量の上場物のせりＳよび分配を行なう場合に適用され
るせり分配装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、畜産市場に８ける牛、豚などのせりは、上場さ
れた牛あるいは豚の立値がせり人により提示され、提示
された立値に対して複数の購買者がより高いせり価格を
提示して入札し、最高のせり価格を提示した１人の購買
者か上場された牛あるいは豚を落札することになる。

そして、通常このようなせりは、せり人および購買者に
よる手ぜりあるいは口ぜりと呼ばれる手法か採られてい
るか、最近ではせり時間の短縮等を図るために、自動せ
り機の導入が盛んに進められ、表示盤にせり価格が表示
されるとともに、表示されるせり価格が順次に上昇され
、各購買者は前記せり価格が希望価格になった時点で採
作部の入札スイッチ等を操作して入を価格の提示をし、
購買者か最後の１人になったときに当該購買者に上場物
を落札するようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、前記したようにせり対象である上場物か１個
の場合には、手ぜり１口ぜりあるいは自動せり機による
せりのいずれであっても、各購買者は価格だけを提示す
ればよく、比較的簡単であるのに対し、育果市場や鮮魚
市場のように同品種。

多数量の上場物のせりを行なう場合、各購買者は価格と
数量を提示しなければならず、せり人は提示された各購
買者の価格？よび数量を考慮し、上場物を余ることなく
提示価格の高い購買者に分配する必要があり、従来の手
ぜり１口ぜりによる場合、非常に長時間を要し、しかも
トラブルも発生し易いという問題点がある。

一方、自動せり機を導入して同品種、多数量の上場物の
せりを行なうことも考えられるが、従来の自動せり機で
は、前記したように上場物を余ることなく複数の購買者
に落札１分配することかできないという問題点かある。

そこで、この発明は、同品種、多数量の上場物を複数の
購買者に落札９分配できる機能を有するせり分配装置を
提供し、せりに要する時間の短縮を図ることを技術的課
題とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
希望購買数量の設定用数字キーおよび希望購買価格の設
定用入札キーを有する複数の購買者用の子機と、せり価
格を表示する表示盤と、前記数字キーの操作によりせり
に先立って設定される購買者毎の希望購買数量および前
記入札キーの操作によりせり中に設定される購買者毎の
希望購買価格を記憶する記憶部と、立値からせり価格を
順次前記表示盤に表示し、せり上げ時に購買者が最後の
１人になったことを判定してせり上げを終了し、または
せり下げ時に前記入札キーの操作により入札した購買者
の前記希望購買数量の合計が上場物の上場数量になった
ことを判定してせり下げを終了し、せり終了時に前記記
憶部に記憶された希望購買価格の高い順に前記上場物の
分配を決定する親機とヲ備えたことを特徴とするせり分
配装置である。

〔作用〕

したかって、この発明では、子機の数字キーの操作によ
り各購買者の希望購買数量の設定が行なわれるとともに
、子機の入札キーの操作により各購買者の希望購買価格
の設定か行なわれ、記憶部により購買者毎の希望購買数
量および希望購買価格か記憶される。

そして、せり上げ時には親機により立値からせり価格が
順次に上昇され、せり価格か各購買者の希望購買価格か
一致したときに入札キーが操作され、その結果、購買者
か最後の１人になったことが判定されると、親機により
せり価格の上昇力１停止されてせり上げが終了踵せり終
了時に、記憶部に記憶された希望購買価格の高い順に当
該上場物の分配か決定される。

一方、せり下げ時には親機により立値からせり価格か順
次に下降され、せり価格か各購買者の希望購買価格に一
致したときに入札キー力（操作され。

その結果入札した購買者の希望購買数量の合計力（上場
数量になったことが判定されると、親機によりせり価格
の下降が停止されてせり下げか終了し、せり終了時に、
記憶部に記憶された希望購買価格の高い順に当該上場物
の分配が決定される。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、その１実施例を示した図面ととも
に詳細に説明する。

第１図に？いて、ｆｉ＋は並設された複数の購買者用の
子機であり、第２図に示すように上面パネル１２＋の左
端部に各購買者に割り当てられた識別用コードか記憶さ
れた購買者カードの挿入口（２ａ）が設けられ、パネル
１２１の中央部に希望購買数量の設定用の“０”から“
９”までの１０個の数字キー（２ｂ）　Ｅよび取消キー
（２Ｃ）か設けられ、パネル（２１の数字キー　（２ｂ
）の近辺に複数個の８宇状数字表示素子からなる希望購
買数量の表示部（２ｄ）か設けられ、パネル（２１の右
端部に５種類のせりを選択できる表示ランプ付の５個の
選択キー（２ｅ）　および取消キー（２ｆ）の入札キー
（２ｇ）が設けられ、前面に落札伝票（３）の送出口が
形成されている。

（４１は複数のせりを行なうために設けられた複数個の
親機、（６）は各親機＋４１の前、後にそれぞれ設けら
れせり価格、上場物の品名、産地、上場数量などの仕様
および購買者、購買数量等を表示する電光表示盤、（６
）は落札価の上場物の仕様？よび落札した購買者毎の落
札価格、数量をプリントアウトするプリンタ、（７）は
全上場物の仕様データおよび落札データ等をフロッピデ
ィスク（８）に記録するデータ集計機、（９）はコント
ローラであり、各子機ｆｉ＋３よび各親＊＋４＋の動作
タイミング制御を行なう。

な２、各親機（４）には、数字キー（２ｂ）の操作によ
りせりに先立って設定される購買者毎の希望購買数量お
よび入札キー（２ｇ）の操作によりせり中に設定される
購買者毎の希望購買価格を記憶する記憶部が設けられて
？す、親機（４）により、立値からせり価格か１ＩＩｌ
！次表示盤（６）に表示され、せり上げ時に購買者か最
後の１人になったことか判定されてせり上げが終了し、
せり下げ時に入札キー（２ｇ）の操作により入札した購
買者の希望購買数量の合計か上場物の上場数量になった
ことが判定されてせり下げか終了し、せり終了時に記憶
部に記憶した希望購買価格の高い；１旧に上場物の分配
が決定されるようになっている。

つぎに、前記実施例の動作について第３図のフローチャ
ートを用いて説明する。

いｔ、”ｔｉａ図に示すように、ステップ８１に２いて
、親機（４）の制御によりせり対象となる上場物の品名
、産地、上場数量等の仕様データか集計機（７）より読
み出されて表示盤（６１に表示され、ステップＳ２に２
いて、親機（４）によりせり上げか選定されたか否かの
判定かなされ、判定結果が肯定（ＹＥＳ）であればステ
ップＳ３に移行し、ステップＳ３に２いて、せり人によ
り親機（４１に入力されたせり上げ最低価格としての立
値が表示盤＋５１に表示され、その後ステップＳ４に２
いて、各購買者により各子機＋１１の数字キー（２ｂ）
か操作され、せりに先立って当該上場物の各購買者毎の
希望購買数量の設定か行なわれ、親機１４＋の記憶部に
各購買者毎の希望ｒ４買数量が各入札数量として記憶さ
れる。

つきに、ステップＳ５に２いて、せり上げ処理が開始さ
れ、ステップＳ６に２いて、せり人による親機］４）の
スタートキー操作があったか否かの判定かなされ、判定
の結果か否定（ＮＯ）であれば、ＹＥＳで通過するまで
該判定が繰り返され、判定の結果がＹＥＳであれば、次
のステップＳ７に２いて親機（４）の制御により表示盤
（５）に表示されるせり価格か順次上昇される。

このとき、ステップＳ５のせり上げ処理の開始と同時に
、各子機ｉｌ＋の入札キー（２ｇ）か各購買者によりオ
ン操作され、せり価格が各購買者の希望購買価格に達す
るまで、入札キー（２ｇ）はオン状態に保持され、親機
（４１により、入札キー（２ｇ）がオフ操作されたとき
の価格で当該購買者の入札かあったものと判断される。

そして、ステップＳ８に２いて、親機１４ンにより入札
かあったか否かの判定がなされ、判定の結果がＮｏであ
れば前記ステップＳ７に戻り、ステップＳ８の判定の結
果がＹＥＳであれば、次のステップＳ９に２いて、入札
した購買者の希望購買価格３よび希望購買数量、すなわ
ち入札価格および入札数量が親機（４）の記憶部に記憶
されたのち、ステップＳＩＯに８いて、親機（４）によ
り入札していない購買者が最後の１人になったか否かの
判定がなされ、判定の結果かＮｏであれば再びステップ
８７以下の処理が繰り返され、判定の結果がＹＥＳであ
ればステップＳ目に移行し、親機（４１の制御により表
示盤（５）に表示されるせり価格の上昇か停止され、せ
り上げが終了するとともに、せり終了時のせり価格がＲ
後の購買者の入札価格として前記記憶部に記憶され、そ
の後ステップ８１２に８いて、親機（４）の記憶部に記
憶された入札価格の高い購買者から当該上場物の分配順
位が決定される。

このとき、購買者の入札数量の合計が上場数量に達する
まで、購買者の分配の・１１０位づけが行なわれ、たと
えば上場数量が“１０″であるときに、入札した購買者
か入札価格の高い！頃にＡ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄの４人で、
かつそれぞれの入札数量が“５”、“３′、“２′′。

“１”であるとすると、Ａ、　Ｂ、　Ｃの３人の購買者
の入札数量の合計が“１０”となるため、分配の１ｌｌ
Ｉ位として、Ａが第１位となり、以下Ｂ、Ｃの順となり
、Ｄには分配順位が与λられず、分配されないことにな
る。

さらに、ステップ８１３に？いて、分配順位の高い順に
購買者とその入札価格、数量が表示盤（６）に表示され
、分配の結果かプリンタ（６）によりプリントアウトさ
れるとともに、集計機（７）により記憶され、しかも分
配順位の与えられた購買者に各子機ｆ１１の落札伝票（
３１によりその旨が報知されて落札処理か行なわれたの
ち、ステップ８１４に２いて当該上場物の上場数量が分
配された各購買者の入札数量の合計を上回っているか否
か、すなわち当該上場物の残数があるか否かの判定がな
され、判定の、話来がＮｏであれば次のせりに移行し、
判定の結果がＹＥＳであれば後述のせり下げ処理に移行
する。

このとき、前記したように上場数量か“１０”の上場物
に対する入札者が希望購買価格の高いｑｍにＡ。

Ｂ、　Ｃ，Ｄてあり、かつそれぞれの入札数−９か”（
”。

“２”、“１１ＩＭｌ”であるとすると、４人の購買者
の入札数量全合計しても“７”にしかならず、当該上場
物の残数が“３”となり、数量“３”の当該上場物の分
配かせり下げにより決定されることになる。

そして、ステップ８１４の判定の結果かＹＥＳである場
合、３よびステップＳ２の判定の結果がＮＯである場合
には、ともにステップ８１５に移行し、ステップ８１５
に２いて、せり下げ処理が開始され、上場物の上場数量
または残数が表示されるとともに、親機］４１の制御に
より表示盤＋５１に表示されるせり価格か立値から順次
下降され、さらに購買者による希望購買数量の設定がな
され、その後ステップＳ１６に２いて、親機（４１によ
り、前記ステップＳ８の場合と異なり入札キー（２ｇ）
のオンによる入札かあったか否かの判定かなされ、判定
の結果がＮＯであれば前記ステップＳ１５に戻り、ステ
ップ８１６の判定の結果がＹＥＳであれば、次のステッ
プＳ　１７に２いて、入札した購買者の希望購買価格お
よび希望購買数量、すなわち入札価格および入札数量が
親機（４）の記憶部に記憶され、ステップ８１ｇに３い
て、入札した購買者への当該上場物の分配が決定され、
当該購買者とその入札価格、数量が表示盤に表示される
と同時に、これらのデータか集計機（７）により記憶さ
れるとともに、当該購買者に子機（１）の落札伝票（３
）によりその旨か報知されて落札処理が行なわれたのち
、ステップ８１９に２いて、残数かあるか否かの判定か
なされ、判定の結果かＹＥＳであれば再びステップＳ１
５に戻り、判定の結果かＮＯであれば次のせりに移行す
る。

したがって、たとえばある上場物のせりの１例を挙げる
と、表示盤（６）に上場数量８００個、立値２００円か
表示され、この価格で買いたい購買者は子機を操作して
希望購入数量全設定し、続いて入札キー（２ｇ）　ｔ−
オンする。

このとき、Ａ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄ、　Ｂ、　Ｆ、　Ｇの７
人の購買者か応札し、それぞれ希望購入数量として５０
，３００゜２００、１５０．３０．７０．１００を設定
したとすると、親機（４）に入札者数“７”、希望購入
数量の合計“９００”と表示される。

つぎに、せり人が親機（４）のスタートキーをオンする
と、せり価格か上昇し、価格の上昇に連れて入札を断念
する者か出て入札者数は次第に減少し、入札者か入札を
中止する度に、そのときの入札者番号９価格、数量が次
々に親機（４）の記憶部に記憶され、最後の１人になっ
た瞬間、せり価格の上昇か停止し、表示盤（５１に最後
の入札者番号と入札数量１価格か表示され、せり上げか
終了する。

そして、せり中に前記記憶部に記憶したデータにもとづ
き、入札価格の高い順に上場物の分配の順位決定か行な
われ、たとえば１番：ｏ、ａｓｏ円で１００個２番：Ｄ、ａ３ｏ円で１５０個３番；Ｃ，３００円で２００個４番ｉＢ、２５０円で８００個５番；Ａ、２００円で　５０個と決定さ　　　ＬＤ　　、４ｔツ碧子暑さきないことに
なり、Ｅ、Ｆ以外の購買者にそれぞれ落札伝票（３）が
配付される。

ところで、せり中に購買者が当初設定した希望購買数量
を変更したためにせり上げの結果上場物に残数が生じた
場合、今度はせり下げが行なわれ、せり価格が高値から
順次に下降され、入札する者があれば当該購買者の番号
１価格、数量が親機（４）の記憶部に記憶されると同時
に、当該購買者に分配が決定されて落札伝票（３）が配
付され、これらの処理か、残数ゼロになるまで続けられ
る。

な２、選択キー（２ｅ）を操作するのみで参入するせり
を適宜選択することかでき、場所を移動する必要もなく
、しかも複数のせりに応札することも可能である。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明のせり分配装置によると、せり
上げまたはせり下げにより同品種、多数量の上場物を複
数の購買者に落札２分配することができ、従来の手ぜり
１口ぜりの場合のように長時間を要することを防止でき
、上場物を余ることなくせり落すことが可能となり、せ
りの合理化を図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明のせり分配装置の１実施例を示し、第
１図は概略構成図、第２図は一部の平面図、第３図は動
作説明用のフローチャートである。＋１１・・・子機、（２ｂ）・・・数字キー、（２ｇ）
・・・入札キー、（４１・・・親機、（６つ・・・表示
盤。代理人　弁理士　藤　１）龍太部第１図 ′Ｗｇ２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）希望購買数量の設定用数字キーおよび希望購買価
格の設定用入札キーを有する複数の購買者用の子機と、
せり価格を表示する表示盤と、前記数字キーの操作によ
りせりに先立つて設定される購買者毎の希望購買数量お
よび前記入札キーの操作によりせり中に設定される購買
者毎の希望購買価格を記憶する記憶部と、立値からせり
価格を順次前記表示盤に表示し、せり上げ時に購買者が
最後の１人になつたことを判定してせり上げを終了し、
またはせり下げ時に前記入札キーの操作により入札した
購買者の前記希望購買数量の合計が上場物の上場数量に
なつたことを判定してせり下げを終了し、せり終了時に
前記記憶部に記憶された希望購買価格の高い順に前記上
場物の分配を決定する親機とを備えたことを特徴とする
せり分配装置。