JPS62255188A - カラ−画像形成用熱転写シ−ト - Google Patents

カラ−画像形成用熱転写シ−ト

Info

Publication number
JPS62255188A
JPS62255188A JP61097973A JP9797386A JPS62255188A JP S62255188 A JPS62255188 A JP S62255188A JP 61097973 A JP61097973 A JP 61097973A JP 9797386 A JP9797386 A JP 9797386A JP S62255188 A JPS62255188 A JP S62255188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
thermal transfer
transfer sheet
color
yellow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61097973A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0790664B2 (ja
Inventor
Masaki Kutsukake
沓掛 正樹
Junpei Sugafuji
菅藤 純平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP61097973A priority Critical patent/JPH0790664B2/ja
Priority to EP87902757A priority patent/EP0270677B1/en
Priority to DE8787902757T priority patent/DE3777345D1/de
Priority to PCT/JP1987/000269 priority patent/WO1987006533A1/ja
Priority to US07/143,947 priority patent/US4923846A/en
Publication of JPS62255188A publication Critical patent/JPS62255188A/ja
Publication of JPH0790664B2 publication Critical patent/JPH0790664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/3858Mixtures of dyes, at least one being a dye classifiable in one of groups B41M5/385 - B41M5/39
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/34Multicolour thermography
    • B41M5/345Multicolour thermography by thermal transfer of dyes or pigments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/3852Anthraquinone or naphthoquinone dyes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/3854Dyes containing one or more acyclic carbon-to-carbon double bonds, e.g., di- or tri-cyanovinyl, methine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/388Azo dyes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/39Dyes containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds, e.g. azomethine

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー画像形成用熱転写シートに関し、更に詳
しくは従来商業的に広く使用されている各種カラー印刷
やカラー写真と同様の広範な色再現性を有するカラー画
像形成用熱転写シートに関する。
(従来の技術) 従来、オフセット印刷、グラビア印刷等によって多量の
カラー印刷が行われており、このようなカラー印刷に際
しては、原稿をそのまま、あるいは他の原稿、文字、記
号等を組合せて色分解し、シアン、マゼンタ、イエロー
の三原色の版を作成し、更に必要に応じてブラックの版
を加え、夫々の印刷インキによって原稿の色相、模様等
を再現するものである。
このような印刷方式におけるシアン、マゼンタおよびイ
エローの三原色インキの色材としては殆どの場合に顔料
が使用されており、これらの顔ネ;1は、三原色はもと
より、それらの中間色もすべて広範に再現し得るように
過去の多くの経験から最も好ましい三原色の顔料が選択
されている。
」−記の如き従来の印刷方式は、常に三原色あるいはブ
ラックを加えて囲包の版の作成が不可欠であるため、多
くの設備費用およびスペースを要するという問題があり
、例えば、軽工場や事務所等で簡便にカラー印刷を行う
ことができないという問題がある。
一方、近年、写真技術の発達により、カラー写真が大い
に利用されているが、これらカラー写真の複製は、印刷
程には容易ではなく、また、サイズが大になるほどその
複製が高価になるという欠点がある。
このような問題を解決する一方法として、昇華性(ある
いは熱移行性)染料から三原色の熱転写シートを作成し
、この熱転写シートを利用して熱エネルギーにより染料
を転写してカラー画像を形成する熱転写方式が提案され
ている。このような方式は、大きな印刷機やその他種々
の付帯設備を必要とせず、容易にカラー画像の形成が可
能であり、今後の発展が期待されている。
(発明が解決しようとしている問題点)上記の熱転写方
式は、被転写材と熱転写シートを重ね合せ、いずれかの
例からサーマルヘッド等により熱エネルギーを与えて、
熱転写シート−にの染料を被転写材に転移させる方式で
あり、この転移によって形成される色ドツトのサイズは
、従来のオフセット印刷におけるドツト(網点)に比較
すると非常にサイズが大きいものである。また、印刷イ
ンキの場合には、網点の色濃度は主として網点の大きさ
によって自由に変更できるものであるに対して、熱転写
方式の場合にはドツトサイズの変更は困難であり、濃度
の差は41ケする熱エネルギーによって変えざるを得な
いが、これによる濃度の微妙な変更は非常に困難である
以上の如き両方式の相違点からして、熱転写方式により
カラー画像を形成する場合には、オフセット印刷等によ
るカラー画像に比較すると、その色再現性の範囲が著し
く劣るものであり、この点における改善が要望されてい
る。
本発明者は、上記の如き従来技術の問題点を解決し、上
述の要望に応えるべく鋭意研究の結果、従来公知の昇華
性(熱移行性染料)のなかから、特定の三原色の染料を
選択して熱転写シートを作成することによって、非常に
優れた広範囲の色再現が実現でき、従来のカラー印刷や
カラー写真と同等のカラー画像が得られることを見い出
し本発明を完成した。
C問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、シアン、マゼンタおよびイエロー
の夫々の色相の染料を含む夫々の染料担持層を有する少
なくとも3種の熱転写シートからなるカラー画像形成用
熱転写シートにおいて、上記シアン染料が、G、 1.
ソルベントブルー63であり、上記マゼンタ染料が、C
.I.ディスバーズレッド80およびC.I.ディスパ
ーズウ′フイオレット26の混合物であり、且つイエロ
ー染料が、下記式(I)で表わされる染料であることを
特徴とするカラー画像形成用熱転写シート。
4H9 次に本発明を更に詳細に説明すると、本発明の主たる特
徴は、従来無数に知られている熱転写シート用染料から
、従来の印刷インキ、特に、オフセット印刷インキの三
原色、すなわち、シアン、マゼンタおよびイエローの印
刷インキの色調に最も近い広範な色再現性を示す染料を
選択して、夫々の色調の熱転写シートを用意した点にあ
る。
従来のオフセット印刷インキの三原色の色は、殆どが顔
料から構成されており、一方、熱転写シートに使用する
色材はすべて昇華性(あるいは熱移行性)染料であるこ
とから、両者は互いにその発色機構が異なり、オフセッ
ト印刷インキの三原色の広範な色再現性と同じ色再現性
を有する熱移行性染料の選択は殆ど不可能であった。
本発明者は、このような理由から、染料自体の色調に拘
束されることなく、色再現性の視点から鋭意研究の結果
、シアンおよびイエローについては特定の染料を採用し
、且つマゼンタについては特定の二種の染料を組合せて
使用することにより、三原色はもとよりそれらの中間色
の広範な色再現性に優れた熱転写シートが得られること
を知見したものである。
すなわち、本発明においてはシアン染料として、C.I
.ソルベントブルー63を採用することによって、オフ
セット印刷インキのシアンインキに相当する広範な色調
を再現することができる。
また、マゼンタ染料としては、C.I.ディスバーズレ
ッド60とG、1.ディスバーズレッド26とを、好ま
しくはその混合比を前者1重星部あたり後者03〜I、
0重量部の範囲の混合物とすることによって、オフセッ
ト印刷インキのマゼンタインキに相当する色調を再現す
ることができる。この混合比の範囲を外れると本発明の
目的達成が十分でなくなる。
更にイエロー染料として、前記式(I)で表わされる染
料を使用することによってオフセット印刷インキのイエ
ロー色に相当する広範な色調を再現することができる。
本発明の最も重要な特徴は、−]−記の如き三原色の染
料を夫々単にシアン用として、またマゼンタ用として、
あるいはイエロー用として選択した点にあるのではなく
、これらの三色によってカラー画像を形成する際に中間
色の最も優れた広範な色再現が可能となる点である。従
って、単なる単色ならば、上記以外の染料でも単色とし
ては上記の染料よりも優れたものは多く見い出し得るも
のであるが、これらの染料は単色としては色再現性に優
れるものの、カラー画像形成の原色としては不十分で、
広範な中間色の色再現が困難であるものであった。
従って、本発明の主たる特徴は上記の特定の組合せの染
料からなる三原色にある。
尚、以上のC.I.ソルベントブルー63はKayas
etBlue 714  (日本化薬製) 、 C.I
.ディスバーズレッド60は、MSRedG(三井東圧
化学製)、C9■、ディスパーズウ゛アイオレー/ l
・2Elは、 MacrolexRed Violet
 R(バイエル製)、前記(I)で表わされる染料は、
  Foron Br1lliant Yellow 
S−8GL(サンド製)等として市場から入手できるも
のである。
本発明は、以」二の如き特定の染料の組合せを利用して
、夫々シアン、マゼンタおよびイエロー発色の三色の熱
転写シートを提供するものであるが、これらの三色の熱
転写シートは夫々側の熱転写シートでもよいし、また連
続した基材シート上に任意の順序で三色の染料を含む染
料11持層を形成したものでもよく、更にこれらの態様
に従来公知の任意のブラック発色の熱転写シートを組合
せてもよいものである。
また、上記の連続シートの場合には、夫々、シアン、マ
ゼンタ、イエロー(およびブラック)の染料相持層をプ
リンターが読み取れるように連続シートの三色(または
同色)の部分に対応して、任意の検知マークを付与する
こともできる。これらの検査探知マークの例を添付図面
に示す。
上記の如き熱転写シートを使用することにより、従来の
オフセット印刷によって得られるカラー印刷やカラー写
真と同様に広範な色再現性、特に中間色の広範な色再現
性のよいカラー画像を形成することができ、従って高価
でスペースをとる従来の印刷方式を使用することなく、
例えば、このような大型の印刷方式を採用し得ない小工
場、オフィスあるいは家庭等においても非常に高品質の
カラー画像を形成することが可能となった。
本発明の熱転写シートは以−Lの如き特定の組合せの三
色の染料を使用することを特徴とし、それ以外の構成は
従来公知の熱転写シートの構成と同様でよい。
前記の染料を含む本発明の熱転写シートの構成に使用す
る基材シートとしては、従来公知のある程度の耐熱性と
強度を有するものであればいずれのものでもよく、例え
ば、0.5〜50gm、好ましくは3〜10gm程度の
厚さの紙、各種加工紙、ポリエステルフィルム、ポリス
チレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホ
ンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルア
ルコールフィルム、セロファン等であり、特に好ましい
ものはポリエステルフィルムである。
」−記の如き基材シートの表面に設ける染料担持層は、
前記の染料を任意のバインダー樹脂で担持させた層であ
る。
前記の染料を担持するためのバインダー樹脂としては、
従来公知のものがいずれも使用でき、好ましいものを例
示すれば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロプ
ルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢
酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアル
コール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹
脂、ポリエステル等が、耐熱性、染料の移行性等の点か
ら好ましいものである。
本発明の熱転写シートの染料相持層は、基本的には上記
の材料から形成されるが、その他必要に応じて従来公知
と同様な各種の添加剤をも包含し得るものである。
このような染料担持層は、好ましくは適当な溶剤中に前
記の夫々の組合せの染料、バインダー樹脂その他の任意
成分を加えて各成分を溶解または分散させて担持層形成
用塗液またはインキを調製し、これを上記の基材シート
上に塗布および乾燥させて形成する。
このようにして形成する担持層は、0.2〜5 、0 
JLm、好ましくは0.4〜2.OpLm程度の厚さで
あり、また担持層中の前記の染料は、担持層の重量の5
〜70重量%、好ましくはlO〜60毛敬%の量で存在
するのが好適である。
上記の如き本発明の熱転写シートは、そのままで熱転写
用として十分に有用であるが、更にその染料担持層表面
に粘着防11一層、すなわち離型層を設けてもよく、こ
のような層を設けることにより、熱転写時における熱転
写シートと被転写材の粘着を防止し、更に高い熱転写温
度を使用し、一層優れた濃度の画像を形成することがで
きる。
この離型層としては、単に粘着防止性の無機粉末を付着
させたのみでも相当の効果を示し、更に、例えばシリコ
ーンポリマー、アクリルポリマー、フッ素化ポリマーの
如き離型性に優れた樹脂から0.O1〜5ルm、好まし
くは0.05〜2pmの離型層を設けることによって形
成することができる。
尚、上記の如き無機粉体あるいは離型性ポリマーは染料
担持層中に包含させても十分な効果を奏するものである
更に、このような熱転写シートの裏面に、サーマルヘッ
ドの熱による悪影響を防1トするために耐熱層を設けて
もよい。
以上の如き熱転写シートを用いて、画像を形成するため
に使用する被転写材は、その記録面が前記の染料に対し
て染料受容性を有するものであればいかなるものでもよ
く、また染料受容性を有しない紙、金属、ガラス、合成
樹脂等である場合には、その少なくとも一方の表面に染
料受容層を形成すればよい。
染料受容層を形成しなくてもよい被転写材としては、例
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハ
ロゲン化ポリマー、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリルエステル等のビニルポリマー、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと他
のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、アイオノマー、
セルロースジアセテート、セルローストリアセテート等
のセルロース系樹脂、ポリカーボネート、ポリサルホン
、ポリイミド等からなる繊維、織布、フィルム、シート
、成形物等が挙げられる。
特に好ましいものはポリエステルからなるシートまたは
フィルムあるいはポリエステル層を設けた加工紙である
。また、紙、金属、ガラスその他の非染着性の被転写材
であっても、その記録面に上記の如き染着性の樹脂の溶
液または分散液を塗布および乾燥させるか、あるいはそ
れらの樹脂フィルムをラミネートすることにより、被転
写材とすることができる。
更に、上記の染着性のある被転写材であっても、その表
面に更に染着性の良い樹脂から、上記の紙の場合の如く
して染料受容層を形成してもよい。
このようにして形成する染料受容層中 たは複数の材料から形成でき、また、所期の目的を妨げ
ない範囲で更に各種の添加剤を包含してもよいのは当然
である。
このような染料受容層は任意の厚さでよいが、一般的に
は5〜50pLmの厚ネである。また、このような染料
受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂エマルジ
ョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形成
してもよい。
このような被転写材は基本的には上記の如くで、そのま
までも十分に使用できるものであるが、上記被転写材ま
たはその染料受容層中に、粘着防止用の無機粉末を包含
させることができ、このようにすれば熱転写時の温度を
より高めても熱転写シートと被転写材との粘着を防止し
て、更にすぐれた熱転写を行うことができる。特に好ま
しいのは、微粉末のシリカである。
また、]−記のシリカの如き無機粉末に代えて、または
併用して、離型性の良好な前述の如き樹脂を添加しても
よい。特に好ましい離型性ポリマーは、シリコーン化合
物の硬化物、例えば、エポキシ変性シリコーンオイルと
7ミノ変性シリコーンオイルからなる硬化物が挙げられ
る。このような離型剤は、染料受容層の重量の約0.5
〜30重量%を占める割合が良い。
また使用する被転写材は、その染料受容層の表面に、上
記の如き無機粉体を付着させて粘着防止効果を高めても
よいし、また、前述の如き離型性に優れた離型剤からな
る層を設けてもよい。
このような離型層は約0.O1〜5ルmの厚さで十分な
効果を発揮して、熱転写シートの染料受容層との粘着を
防止しつつ、一層染料受容性を向」ニさせることができ
る。
上記の如き本発明の熱転写シートおよび」ニゲの如き被
記録材を使用して熱転写を行う際に使用する熱エネルギ
ーの付与手段は、従来公知の41与手段がいずれも使用
でき、例えば、サーマルプリンター(例えば、東芝■製
、サーマルプリンターTN−5400)等の記録装置に
よって、記録時間をコントロールすることにより、5〜
100 m J/mrn’程度の熱エネルギーを付与す
ることによって、所期の目的を十分に達成することがで
きる。
(作用・効果) 上記の如き本発明の熱転写シートを使用することにより
、各種印刷方式、特にオフセ−/ ト印刷方式によるカ
ラー印刷は高価な設備および大きなスペースを要するの
に対し、また、カラー写真の場合は大版の複製は高価で
あったのに対し、小型で比較的安価な装置により、小工
場や事務所あるいは家庭においても、非常に色再現の良
いカラー画像を形成することができる。
次に実施例を挙げて前記を更に具体的に説明する。尚、
文中、部または%とあるのは特に断りの無い限り重量基
準である。
実施例 下記組成の3種の染料担持層形成用インキ組成物を調製
した。尚、シアンおよびイエロのインキ組成物は、成分
を溶解後にろ過して不溶分を除去した。これらを夫々背
面に耐熱処理を施した4゜5gm厚のポリエチレンテレ
フタレートフィルムに、乾燥塗布量が夫々1.og/r
n’になるように塗布および乾燥して本発明のシアン、
マゼンタおよびイエローの三色の夫々の熱転写シートを
得た。
シアン色 Kayaset Blue714          
5.00部ポリブチラール樹脂        3.9
2部メチルエチルケトン       22.54部ト
ルエン             50.18部メチル
イソブチルケトン      I3.00部キシレン 
           5.00部乙竺ヱlL MS Red G              2.8
0部Macrolex Red Violet  R1
,40部ポリブチラール樹脂        4.32
部メチルエチルケトン       43.34部トル
エン            43.34部n−プロパ
ツール         5.00部工三三二血 Foron Br1lliant Yellow 5−
BGL    5.50部(分散剤含有) ポリブチラール樹脂        4.52部メチル
エチルケトン       48.49部トルエン  
         41.49部次に、基材シートとじ
て合成紙(玉子油化製、ユホF PG# 150)を用
い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾燥時10g
/rn′になる割合で塗布し、100℃で30分間乾燥
して被転写材を得た。
ポリエステル樹脂 (Vylon200、東洋紡製)         1
1.5部塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(VYHH1
UGC製)               5・0部ア
ミン変性シリコーンオイル (KF−393、信越化学工業型)1.2部エポキシ変
性シリ−コーンオイル (X−22−343、信越化学工業型)1.2部メチル
エチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4
:4:2 )          102部前記の本発
明の三色の熱転写シートと上記の被転写材とを、夫々の
染料担持層と染料受容面とを対向させて重ね合せ、熱転
写シートの裏面からヘッド印加電圧10V、印字時間4
 、0+wsec 、の条件でサーマルヘッドで記録を
行い、三色の画像を得た。これらの三色の画像の色再現
性をオフセット印刷インキの標準色による印刷画像と対
比したところ、広範囲な色再現性の画像が得られた。
実施例2 実施例1において、三色の染料担持層形成用インキを、
一枚の連続シート(実施例1と同じ基材)に一定の面積
で、シアン、マゼンタ、イエローの順で塗布および乾燥
させた以外は実施例1と同様にして三色が連続シート上
に順々に並んだ本発明の連続シート状のカラー画像形成
用熱転写シートを得た。
この熱転写シートを使用してシアン、マゼンタ、イエロ
ーの順で実施例1と同様にして連続的に熱転写を行いカ
ラー画像を形成した。一方、比較のために、標準オフセ
ットインキ(Gセットインキ、語基インキ製)を使用し
、同一の原稿からカラー画像を形成し、上記のカラー画
像と比較したところ、肉眼では判別不能であり、これら
二種のカラー画像の色再現性は第1図の如くであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例2で得た本発明によるカラー画像(A
)と標準オフセットインキによるカラー画像(B)の夫
々をミノルタ製の色彩色差計CR100を用いて測色し
たGIE XYZ表示系のxY色度図である。 第2〜S図は、本発明の連続シート状の熱転写シートに
付与し得る検知マークの例を示す。 図中のCは、シアン色を、Mは、マゼンタ色を、Yは、
イエロー色を、Bkは、ブラック色を示し、Tは、検知
マークを示す。 欽ワ闘 jF2 6 固 第3図 第4図 第5図 手続補正書印発) 昭和61年 6月 9日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シアン、マゼンタおよびイエローの夫々の色相の
    染料を含む夫々の染料担持層を有する少なくとも3種の
    熱転写シートからなるカラー画像形成用熱転写シートに
    おいて、 上記シアン染料が、C.I.ソルベントブルー63であ
    り、上記マゼンタ染料が、C.I.ディスパーズレッド
    60およびC.I.ディスパーズヴァイオレット26の
    混合物であり、且つイエロー染料が、下記式( I )で
    表わされる染料であることを特徴とするカラー画像形成
    用熱転写シート。 ▲数式、化学式、表等があります▼
  2. (2)基材シートが一枚のシートであり、その表面に三
    色の染料担持層が任意の順序で形成されている特許請求
    の範囲第(1)項に記載のカラー画像形成用熱転写シー
    ト。
  3. (3)更にブラック染料担持層を有する熱転写シートか
    らなる特許請求の範囲第(1)項に記載のカラー画像形
    成用熱転写シート。
JP61097973A 1986-04-30 1986-04-30 カラ−画像形成用熱転写シ−ト Expired - Lifetime JPH0790664B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61097973A JPH0790664B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 カラ−画像形成用熱転写シ−ト
EP87902757A EP0270677B1 (en) 1986-04-30 1987-04-30 Thermal transfer sheet for forming color image
DE8787902757T DE3777345D1 (de) 1986-04-30 1987-04-30 Thermische uebertragungsschicht zur erzeugung farbiger bilder.
PCT/JP1987/000269 WO1987006533A1 (en) 1986-04-30 1987-04-30 Thermal transfer sheet for forming color image
US07/143,947 US4923846A (en) 1986-04-30 1987-04-30 Heat transfer sheet for color image formation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61097973A JPH0790664B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 カラ−画像形成用熱転写シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62255188A true JPS62255188A (ja) 1987-11-06
JPH0790664B2 JPH0790664B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=14206612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61097973A Expired - Lifetime JPH0790664B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 カラ−画像形成用熱転写シ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0790664B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63288781A (ja) * 1987-05-21 1988-11-25 Dainippon Printing Co Ltd カラ−画像形成用熱転写シ−ト
JPH0226790A (ja) * 1988-07-18 1990-01-29 Ricoh Co Ltd 昇華型熱転写媒体
JPH0248993A (ja) * 1988-05-06 1990-02-19 Eastman Kodak Co 染料熱転写用アルキルまたはアリール―アミノ―ピリジニルまたはピリミジニル―アゾイエロ―染料供与素子
US5741754A (en) * 1994-03-18 1998-04-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Method for forming image on object and thermal transfer sheet and thermal transfer image-receiving sheet for use in said method
US6029392A (en) * 1996-06-07 2000-02-29 Relf; David H. Animal trap

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63288781A (ja) * 1987-05-21 1988-11-25 Dainippon Printing Co Ltd カラ−画像形成用熱転写シ−ト
JPH0248993A (ja) * 1988-05-06 1990-02-19 Eastman Kodak Co 染料熱転写用アルキルまたはアリール―アミノ―ピリジニルまたはピリミジニル―アゾイエロ―染料供与素子
JPH053985B2 (ja) * 1988-05-06 1993-01-19 Eastman Kodak Co
JPH0226790A (ja) * 1988-07-18 1990-01-29 Ricoh Co Ltd 昇華型熱転写媒体
US5741754A (en) * 1994-03-18 1998-04-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Method for forming image on object and thermal transfer sheet and thermal transfer image-receiving sheet for use in said method
US6040269A (en) * 1994-03-18 2000-03-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Method for forming image on object and thermal transfer sheet and thermal transfer image-receiving sheet for use in said method
US6029392A (en) * 1996-06-07 2000-02-29 Relf; David H. Animal trap

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0790664B2 (ja) 1995-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0270677B1 (en) Thermal transfer sheet for forming color image
JP3768683B2 (ja) 熱転写シート
EP0769390B1 (en) Heat transfer image-receiving sheet
JP2635594B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JP2506614B2 (ja) カラ−画像形成用熱転写シ−ト
JPH0796675A (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JPS62255188A (ja) カラ−画像形成用熱転写シ−ト
JP2506619B2 (ja) 熱転写方法
EP0672541A1 (en) Thermal transfer sheet
JPH068650A (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JP2651112B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JP2579289B2 (ja) 熱転写方法
JPH0422716B2 (ja)
JP2631806B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JPH0740668A (ja) 熱転写シート
JP2601439B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JP2911737B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JP2651111B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JP2572019B2 (ja) 熱転写方法
JP2618373B2 (ja) 熱転写シート及び熱転写方法
JPH06127157A (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JPS63302089A (ja) 熱転写シ−トの製造方法
JPH0781252A (ja) 熱転写シート
JPH06297869A (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JPH0550770A (ja) 複合熱転写シート及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term