JPS62254585A - Catvの視聴制御装置 - Google Patents

Catvの視聴制御装置

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JPS62254585A
JPS62254585A JP61099181A JP9918186A JPS62254585A JP S62254585 A JPS62254585 A JP S62254585A JP 61099181 A JP61099181 A JP 61099181A JP 9918186 A JP9918186 A JP 9918186A JP S62254585 A JPS62254585 A JP S62254585A
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JP
Japan
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frequency
channel
catv
signal
video
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JP61099181A
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Yonosuke Hasegawa
長谷川 陽之助
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は0ATVシステムにおける有料番組視聴コント
ロールに関するものであり、特にCAT■信号の加入者
分配系において視聴不許可チャンネル帯域に妨害波を混
入し、特定チャンネルをスクランブルする方式に関する
ものである。
r発明の背景j 従来CATVシステムは加入者に対する有料番組の提供
の公正さを図るために種々の方式の装置が実現されてい
る。これら有料番組は同一同軸ケーブルに周波数多重し
て送出されており、通常これら番組の盗視聴を防止する
ために種々の方法が考案されており、大別すれば次の2
つに分けられる。
1つは有料チャンネルを送出時にスクランブルして送出
し、受信側では専用機器を利用してデスクランブルする
方法である。このスクランブル方式は、TV信号の同期
信号部を抑圧、又は削除し、TV受elf機側の同期再
生を困難にし、専用のデスクランブラで同期の再生、復
元をして視聴する方式で種々の装置が実現されている。
もう1つはCATV信号を加入者側へ分岐・分配する部
分(以下タップオフという)に加入者の契約内容に応じ
て視聴禁止するチャンネルの帯域除去フィルターや妨害
波発生装置を設置し、未契約者に対してこれらのチャン
ネルの視聴を禁止する方式である。
[従来技術] これらの視聴制御の方式のうち、第1の方式においては
多チャンネルのTV信号に周波数多重によりデータ通信
信号と、同期信号復元のためのキー信号が送出される。
データは個別加入者が有する端末器のアドレスに対し、
ポーリング形式で番組視聴許可信号を送出し、センター
側コンピュータにより視聴をコントロールするものであ
り、またキー信号は同期信号のタイミングや同期(8号
の抑圧に関する情報などを送出するものである。加入者
宅内端末器はこれら情報を元に加入者の契約内容に基づ
き特定チャンネルTV信号の同期再生あるいは復元を行
ない視聴を可能にする。
第2の方式は、有料番組もスクランブルせずに送出し、
CATV信号を加入者側へ分配する部分でセンター側よ
り送出されたデータ通信情報に基づき、特定チャンネル
TV信号を除去あるいは各有料チャンネル帯域内に妨害
波を混入し、TV受像機による視聴を困難にする方法が
ある。
[従来技術の欠点] 上述したような従来の盗視聴防止方式では次のような欠
点を有している。
第1の方式においては、加入者宅内にデータ通信のため
の復調器とデスクランブラが必要であり、端末器のコス
トが高くなるとともに、一度スクランプルした画像をデ
スクランブルする為に画質の劣化を避けることが出来ず
、また加入者の悪意によって改造が可能であり、比較的
簡単に盗視聴が行われていた。
第2の方式において、まずフィルタ一方式の場合、CA
TV帯域の特定チャンネルの除去を行うためには急峻な
特性の帯域除去フィルターが必要であり、技術的にこの
フィルターの中心周波数を外部から制御して変えること
は難しい。すなわち、この方式の場合、有料チャンネル
の周波数、チャンネル数が固定であり、変更の際は大き
な出費をともない、運用上の融通性を欠く。
妨害波混入方式(以下ジャミング方式という)において
は、時分割的に妨害波を発生し、またその周波数を変化
させ、加入者の視聴契約内容に応じて加入者側引き込み
線へ妨害波の混入あるいは停止を行ない、視聴制御する
方式である。  ′この場合安定な妨害効果を得るため
には、有料チャンネル映像キャリアレベルに対して常に
一定レベル高い妨害波を混入する必要がある。CAT■
信号レベルはヘッドエンド側0ATV変調器の出力のチ
ャンネル間のバラツキ、幹線及び幹線増幅器の周波数特
性の影響で、映像・音声キャリアのレベルはチャンネル
間で大きなバラツキを有している。しかも妨害波は時分
割的に周波数をスキップし、各チャンネルのキャリアレ
ベルに相対的なレベル差を常にキープする必要がある。
なぜならばTV受像機、同期再生系のノイズキャンセラ
ーが作動しない範囲でかつ同期系が妨害されるだCjの
レベル範囲が保たれる必要があるからである。
このためAGC技術を用いた装置も提案されているが、
次のような欠点を有している。
■装置の入力信号レベルに対してAGC回路の調整が必
要であり、またそのダイナミックレンジの制約がある(
チャンネル間のバラツキが大きいと、安定に動作しない
)。
■AGCのフィードバックループを形成する為に動作速
度に制約がある。ところがジャミング方式のスクランブ
ル効果は時分割的に注入される妨害波のデユーティと、
その繰返しに依存するものであり、高速であるほどその
効果が大きい。
以上の点で従来のスクランブル方式はチャンネル間のレ
ベル変動の大きいCATV信号に高速に追従して妨害波
を発生することが出来ず、従って安定したスクランブル
効果が得られなかった。
[g′@明の概要コ 本発明は、上記の欠点を除去する為に成されたものであ
り、CATV分配系に設置された妨害波発生器であって
、入力変動レベルに関わらず、また各チャンネル間の信
号レベルのバラツキに依存せず、小型かつ経済的なCA
TV有料番組視聴コントロール信号分配方式を提供する
ことを目的とする。
[発明の実施例1 以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。第
1図はCATVシステムの一例であり、本発明によるC
ATV有料番組視聴コントO−ル信号分配装置がCAT
Vシステムの中で用いられる場合の一適応例を示してい
る。第1図中11は予め定められた周波数間隔を持って
映像及び音声信号を送出するためのソース源、12は周
波数多重下CATV加入者の契約情報に基づいて視聴許
可・不許可をコントロールするためのポーリングを行な
うためのセンターコンピューター、13はポーリングデ
ータをRF倍信号変調するためのモデムを示し、14は
カブうである。15は幹線増幅器、16は分岐増幅器、
17は延長増幅器、19a119bは夫々本発明にかか
るC A T V (8号分配装置を示し、21a、2
1bは加入名宝、22a、22bはCAT用コンバータ
、23a、23bはTVセットを示している。
第2図は本発明の1実施例であり、第1図中の19a、
19bの構成を示している。図中24a124bは同軸
ケーブルフィーダーラインへ接続されるCATV信号入
力線を示し、25はCATV信号の通過と分岐を行なう
ための分岐器、26はデータ通信復調器27へCATV
信号を分岐する分岐器を示している。28はマイクロコ
ンピュータ、29は加入者に対応したアドレスの記憶と
、ジャミング信号発生用の周波数情報を記憶するための
ROM、30は加入者毎に有料チャンネル視聴の契約情
報を記憶するためのRAM、31 a。
31bは夫々ROM29、RAM30をマイクロコンピ
ュータに接続するためのアドレス・データバスを示して
いる。40はCATV信号から注目する映像信号fvj
を抽出し、時分割的にジャミング信号を発生するための
ジャミング信号発生機を示している。41はジャミング
信号発生器入力部の低域通過フィルターを示し、CAT
V帯域(一般的には50〜450MH2あるいは50〜
550MHz >信号を通過されるもので、42は第1
の周波数ミキサー、49aは第1の電圧制御発振器(以
下VCO1という)、48aはVCO49aの出力を増
幅するための増幅器、43は第1周波数ミキサーの出力
を増幅するための中間周波増幅器、44は、第1周波数
ミキサーの出力から注目のIF(中間周波数)すなわち
、注目の映像信号fviのみ通過させるための中間周波
帯域フィルタである。45は第2の周波数ミキサーを示
し、中間周波数を注目の映像信号に対する妨害信号周波
数へ変換するものであり、49t)は第2周波数ミキサ
ーのローカル周波数を生成するための電圧制御発振器(
VCO2>を示し、48bはその増幅器を示している。
46は周波数変換された注目の映像信@fviを増幅す
るための増幅器、47は第2周波数ミキサーから出力さ
れる不要周波数成分(中間周波数とVCO2の出力)を
除去するための低域通過フィルタを示している。5oは
妨害波発生器40の出力を各視聴コントロール用のRF
スイッチ51a〜51fへ供給するための分配器であり
、RFスイッチ51a〜51fは分配された妨害信号を
時分割的に加入者の契約内容に基づいて0N10FFす
るもので、56a 〜56fはRFスイッチ518〜5
1fの開閉をマイクロコンピュータ28で制御するため
の制御ラインを示している。RFスイッチ51a〜51
fの出力53a〜53fは、方向性結合器(分配器)5
2a〜52fでCATV信号と加算され、各加入者の引
込み線へ接続され、加入者側接続端子54’a〜54f
へ接続される。
図中32a、32bは夫々VCO1、VCO2の周波数
を制御するためのデジタルシンセサイザを示し、35a
、35bは夫々VCO1、VCO2の周波数制御のため
の電圧出力ラインを示し、34a、34bは夫々デジタ
ルシンセサイザ32a、32tl)入カーyイ’ylr
示し、vCol、■C02の発信信号が入力される。デ
ジタルシンセサイザは一般的に用いられているPLL(
フェイズ・ロックド・ループ)を用いることもできるが
、これに限定されることはない。尚、33a、33bは
マイクロコンピュータ28が各デジタルシンセサイザ3
2a、32bの周波数を制御するためのコントロールバ
スを示す。
第3図は本発明に於けるCATV視聴コントロール信号
分配装置の動作を説明するための凹部ある。図中1のf
f  ・・・ff  ・・・f はCvllal   
vN’  al   aNATV信号周波数スペクトラ
ムを表し、f ・、fvj 旧は夫々チャンネルiの映像と音声のキャリアを示して
おり、第2図に於ける妨害波発生装置40の入力60a
のスペクトラムを例示している。
一方f   −f   は、第2図中第1ミキサー11
0  11M 42の第10−カル周波数を示し、増幅器48aの出力
60bがこれに当る。f  〜で  は夫110   
LIM 々時分割的に時間to明期間周波数がft1o・・・、
tH期間は周波数がr  であることを示してい11M る。また上記実施例では、第10−カル周波数f   
−f   は、CATV信@fV1〜’VNより11O
LlM 高い周波数に設定されている(第10−カル周波数f 
  −f   を「 〜で より低い周波数にLlo 
  LIHVI   VN 設定しても良いが、この場合2ndミキサーでダウンコ
ンバートする場合、VCO2のローカル周波数がケーブ
ル帯域内に落ちることになり、問題がある。) 第10−カル周波数f  〜f  の添字Mは、Llo
   LIM 視聴コントロールされる有料番組の数を表すものであり
、CATV信号fVl〜fVNのチャンネル数を表すN
に等しいか又は小さい。
図中2は、時間t1期間中における第1ミキサ−の出力
60Cのスペクトラムを示し、第1o−カル周波数’ 
Llcで、0ATV信号のチャンネルjの映像キャリア
f、jを中間周波数’IFへ変換する場合を示している
。即ち、チャンネルjの映像キャリアをfvjとし、こ
のチャンネルに対して期間t1に妨害を加えるとすれば
、第10−カル周波数f 、はf L1+   11i ” fIF+fvjの関係になる
ようにVCOlは制御される。第1ミキサーの出力成分
は、通常で11〜f1−分以外もあるが、説明上注目の
成分のみ図示しである。
第3図中(3)は第2ミキサー45の入力60d(中間
周波数)とVCO2の出力である第20−カル60eを
示している。即ち、第1ミキサーの出力は急峻な中間周
波帯域フィルタ44によって中間周波fIF成分のみ抽
出され、第2ミキサーで第20−カルf   −f  
 と混合される。第2ミキサーの出力60fは第3図(
4)に示されているが、この出力f  −f  は(f
Ji= fL2iJOJI4 −f、−の関係を有する。実際は’L2i   IF+
f   。
fIF、’ 120 = f12Hの成分が出力60f
に含まれるが、全てCATV信号帯域(fvl 〜fv
N)JJ外の成分であり無視できるし、また低域通過フ
ィルター47で除去できる。
期間t、における第1ミキサーのローカル周波数はで 
、と第2ミキサーのローカル周波数fL1+ L2iの周波数差ΔfをΔf=f   −f   とす
Lii   L2i れば、第2ミキサーの出力はf=f、+ΔfL2 i 
  VJ となる。
即ち期1alt、にチャンネルjに妨害波を印加する場
合、周波数Δfだけ離れたところに、チャンネルjの映
像信号f、jが妨害波として発生する。
第3図(5)はこの様子を示している。
第4図(1)と(3)はVCOlとVCO2の電圧制御
ライン35a、35bの電圧波形を示し、1o期間にv
coiの電圧はVLlo 、VCO2の電圧はV[20
でその発振周波数は、第4図(4)のようにf LIO
、f L20であることを示している。
t・期間において、 コ V、:f  ・ L1+   11+ ″ V:f L2i   L2i の関係があり、第10−カル、第20−カルの各期間に
おける周波数差は Δf=f  、−f  。
Lit   12+ の関係がある。
rR明の作用コ 本発明の詳細な説明する。第2図における0ATV視聴
コントロ一ル分配装置では、ヘッドエンド側からポーリ
ング形式によるデータ通信で予め本装置内部に記憶され
たアドレスとポーリングアドレスが一致したときにその
データを受信し、加入者に対し予め付与されたアドレス
に従って0ATV有料チヤンネルの視聴許可情報を受信
する。
一般にデータ通信信号はFSK (Frequenay
  5hift  Keyinc[変調され、110M
H2近傍のCATV信号の空き周波数帯に周波数多重さ
れる。27はそのFSK復調器を示している。
マイクロコンピュータ28はポーリングアドレスと、R
OM29に記憶されたアドレスが一致したときにそのデ
ータを読み取り、加入者の契約情報をRAM30に記憶
する。ここで使用されるROM29は、スイッチなどに
よる機械的な記・ツ累子でも半導体の記憶素子でも構わ
ない。
本装置においては有料チャンネルの周波数情報を予めR
OM29に記憶しておくか、あるいは予めヘッドエンド
側からデータ通信で本装置に贈り、RAM30に記憶さ
れなければならない。
マイクロコンピュータ28はROM29あるいはRAM
30から周波数データを読みだし、バス33a、33b
を介してデジタルシンセサイザ32a、32bにチュー
ニングデータを与える。このデジタルシンセサイザはP
LLあるいはデジタル/アナログ変換器とソフトアルゴ
リズムによる周波数更生手段を組み合わせたものなどが
使用できる。
デジタルシンセサイザ32a、32b及び■C049a
149bはそれぞれ有料チャンネル数に相当する妨害波
を時分割的に発生するものであり、第4図中(1)、(
3)がこの制御電圧波形35a、35bを示している。
第4図は有料チャンネルが8チヤンネルの場合を示し、
それぞれのデジタルシンセサイザはt 期間は制W電圧
v、1o、V、2oを出力し、このときの各■COの周
波数はf   、f   であることを示している。ま
た第L10   L20 10−カルと第20−カル周波数差は、各妨害周波数発
生期間t。−t8において一定周波数差に保たれる。
第4図において(1)、(3)のV CO111111
1電圧と、(4)の第1、第2のローカル周波数(VC
Ol及びVCO2の出力)fLlo ” 12G ’ 
””・・・f   、f   、OH・・・CH,7の
関係を説明117  127    Pl する。
第4図to期間、VCOlの制御lI W圧35aはV
   、VCO2の制ilI N圧35bはVL2oで
あ[10 す、VCol、2(32a、32b)の出力(60a、
60 b ) ハそれぞれf   、f   テアリ、
Llo   L20 この第1、第2ミキサーのローカル信号はCAT■有料
チャンネルCHpoに対する妨害周波数に対応している
。同様に期間t・ではV、、V:+    Lit  
 L2i f  、、f   :CH,1の関係を有する。第3図
L1+     12i はこれら第1、第2のローカル周波数と有料チャンネル
と妨害周波数の関係を例示するものである。
第4図(1)はCATV信号のチャンネルCH,の映像
キャリア周波数f 1、音声キャリアI       
                  Vlf、iであ
ることを示し。チャンネルはNであることを示している
。通常CATVは50〜450 MH2帯域を使用し、
1チヤンネル当たり6 M HZの帯域を占有する。一
方f   −f   は、先にtio   11M 述べた第10−カル周波数で時間t。・・・tHに従っ
て時分割的にVCOlによって発生する。添字Mは有料
チャンネル数を示し、相当する有料チャンネルをCHP
I(1=O〜M)とする。当然のことながらこれら有料
チャンネルC+−+P、はCH,〜CHNの中に含まれ
ている。
これらの周波数関係と第1ミキサーの動作を説明する。
第1ミキサーに入力されたCATV信号fvi fai
”” vNfaN (第2図60a)は、第10−カル
と混合されそのビート成分が出力される。
またVCOI (第2図49a)はマイクロコンピュー
タによってto明期間有料チャンネルCHp。
に妨害を加えようとした場合、 f=f+f 110     IF    PvO に制御される。
fIFは中間周波数を示し、fPvOは有料チャンネル
CHoの映像キャリア周波数である。即ち、第10−カ
ルを時分割的に制御することで、順次有料チャンネルの
映像キャリアは中間周波数fIFへ変換される。これら
第1ミキサーの出力は第3図(2)に示すごとく急峻な
中間周波帯域フィルタによって注目の映像キャリア周波
数帯域のみ抽出する。
この方式は、映像キャリアをそのチャンネルの妨害波と
して使用するものであり、この中間周波帯域通過フィル
タ(第2図の44)は隣接チャンネルの映像・音声キャ
リアを充分カットオフする必要がある。即ち、妨害波発
生器によって抽出された映像信号は妨害波として再びC
ATV信号に加算されるので、隣接チャンネルの映像・
音声キャリアはこれら有料チャンネルの隣接への妨害を
与えないよう充分カットオフされる必要がある。
実用上妨害波レベルは映像信号レベルより10dBアツ
プとすれば、70dB以上カットオフすれば問題はない
。この様な急峻なフィルタ特性は5AW(表面弾性波素
子)フィルタなどの固体デバイスにて実現される。
第3図(3)(4)は時分割的に順次中間周波数へ変換
された有料チャンネルの映像キャリアが第2ミキサー4
5によってそれぞれのチャンネル帯域内へ妨害波として
変換されることを示している。t0期期間CO2(第2
図49b)は第20−カル(第2図600)周波数で発
振し、第2ミキサー中間周波fIFとの差ビート成分が
fjoであり、これが有料チャンネルCH,jの帯域内
に変換されることを示している。実験によれば、有料チ
ャンネルにたする妨害効果は映像キャリア周波数プラス
数百KHzが最も効果が高く、従って第3図に示す如く
各10〜tH期間において、第1、第20−カル周波数
f   、f   とfLlo   L20   L1
14ゝ f  との差Δf=f  、−f  、は数百KH2L
2HL1+   L2+ になるようにマイクロコンピュータで制御する必要があ
る。
また映像信号と妨害信号のレベル差は実験によれば5〜
10dB妨害信号が高い場合にその効果が強い。本発明
によるダブルコンバータ方式の妨害波発生器は、以上の
如く注目の映像キャリアを抽出し、その周波数を当該チ
ャンネルの帯域内に妨害波として変換するもので、その
利得は第1、第2ミキサー42.45の変換損失をL 
、L2とし、また入力部、出力部低域通過フィルタの通
過損失をL 、L3、中間周波帯域フィルタ44の通過
損失をL 1広帯域RFアンプ43.46の利得をG、
G2とすればこの妨害波発生器の総合利得G1は G  =G  十G、、+L1+L2+L3+L4■1 となり使用帯域内のRF信号に対し一定利青をもつこと
ができる。
従って、妨害波発生器40の出力は、第2図51a〜5
1fのRFSWの通過損失、分配器50の損失、方向性
結合器52a〜52fの損失を補償し、各妨害波とCA
TV信号の当該映像キャリアの相対レベル差を5〜10
dBの最適レベル差になるように広帯域RFアンプ43
,46の利得を予め調整すれば実現される。
第4図(2)は第2図56a〜56fのRFSW制御信
号のタイミングを示し、マイクロコンピュータによって
、以下に視聴コントロールされるかを例示するものであ
る。この図は、論理レベル11 H”でRFSWがON
することを示す。第4図に従えば、56aの制御ライン
のRFSW51aの加入者側端し54aには期間1 .
1 .1において有料チャンネルCHPo、 CHPl
、CHF3に妨害波が印加され視聴が禁止されることに
なる。
同様に加入者側端子54bの加入者はCHCP2’ HP3、CHF2の視聴が禁止される例を示している。
第2図の更生においてRFSW51 a 〜51 fは
通常50〜450MHz CATV帯域内の妨害波を高
速に0N10FFするものであり、ビンダイオード、ト
ランジスタあるいはFETなとで更生されるアナログス
イッチが用いられる。第1、第2ミキサーはショットキ
ーダイオードと高周波トランスを組み合わせたいわゆる
ダブルバランスミキサーなどが用いられる。VCol、
2(第2図49a、49b)は本例の場合、第1、第2
0−カル周波数は (50MHz+fIF) 〜(450MHz+fIF)
f Ir > 450 M HZ となり、7洞型、あるいは反空詞型共振器(あるいは共
振バー)と可変容量ダイオード(バラクタダイオード)
を組み合わせたUl−IF帯発振器を用いることができ
る。
[発明の他の実施例] 尚、上記実施例では、妨害波として各有料チャンネルの
映像キャリアを抽出、周波数変換し、当該チャンネルへ
印加するものであるが、別の実施例として各有料チャン
ネルの音声キャリアを抽出し、周波数変換し、当該チャ
ンネルへ印加することもできる。また、音声キャリアを
用いても同じ効果が得られる。
上記実施例の妨害波発生器の第1ミキサーは入力をアッ
プコンバートし、(入力周波数帯域以上の周波数へ変換
すること)、第2ミキサーは入力をダウンコンパ−1・
(入力周波数よりしたの周波数へ変換すること)してい
るが、他の実施例として第1ミキサーでダウンコンバー
トし、第2ミキサーでアップコンバートしても同様の効
果を秦することは明白である。
[発明の効果〕 上述の如く、本発明はダブルコンバート方式の妨害波発
生器を用いて、有料チャンネル自身の映像あるいは音声
キャリアを周波数ドリフトし、また増幅し、当該チャン
ネルの妨害波として用いるものであるので以下のような
種々の効果を奏する。
■CATV信号のヘッドエンド側及び信号伝送・分配系
に帰因する各チャンネル間のレベル変動に影響されず、
当該映像信号と、妨害信号の相対的なレベル差がいって
いに保てるために安定したスクランブル効果が得られる
■妨害波のレベルコントロールとしてAGCなどのフィ
ードバックループを用いないために、高速な時分割妨害
波の発生、コントロールが可能であり、スクランブル効
果が高い。
■当該映像信号の抽出、周波数変換にLIHF帯、第1
、第20−カルを用いているため、これら信号がCAT
V帯域に妨害を与えることがなく、妨害を印加しないチ
ャンネルの信号品質が良好となる。
■CATV信号に周波数多重される他のデータ通信サー
ビス等の場合には妨害波を同一周波数とし、映像信号の
場合には数百KHz離して重畳するなど任意に妨害波周
波数を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に於ける0ATVシステムのシステム構
成図、第2図は本発明に於けるCATV視聴コントロー
ル信号分配装置の実施例、第3図は本発明の妨害波発生
器の動作原理説明のための周波数スペクトラム、第4図
は本発明に於ける妨害波発生装置の時分割な視聴制御の
原理を説明する動作原理図である。 11・・・CATV信号変調器 12・・・センターコ
ンピューター 13・・・モデム 14・・・方向性結
合器15・・・幹線増幅器 16・・・分岐増幅器 1
7・・・延長増幅器 19・・・0ATV視聴コントロ
一ル信号分配″”aM  20a〜j・・・加入者引き
込み線22a、b・・・加入者コンバータ 23a、b
・・・TVセット 25.26・・・分岐器 55・・
・分岐器52a〜52f・・・分岐器 50・・・分配
器 27・・・モデム 28・・・マイクロコンピュー
タ 29・・・ROM 30・・・RAM  32a、
b・・・デジタルシンセサイザ 49a、b・VCO4
8a、b・・・増幅器 43.46・・・広帯域増幅器
 41.47・・・低域通過フィルタ 44・・・中間
周波帯域フィルタ42.45・・・ミキサ 4o・・・
妨害波発生器51a 〜51f・RFスイッチ 54a
 〜54f・・・加入者側出力端子 特  許  出  願  人 パイオニア株式会社 手続補正書輸幻 昭和61年特許願第99181号 2、光明の名称 0ATVの視聴料611装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 〒153  東京都目黒区目黒1丁目4111号
名称(501)パイオニア株式会社 (3)第24頁10行「ドリフト」を「変換」と補正す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CATV信号の伝送線路からCATV信号を加入者宅へ
    分岐する分岐器と、加入者側分岐線路に妨害波を時分割
    的に印加する方向性結合器と、この方向性結合器に対し
    妨害波の注入又は遮断を行なうRFスイッチと、これら
    RFスイッチの開閉制御をセンター側から送出された視
    聴コントロール情報で時分割的に行なうためのマイクロ
    コンピュータを備えたものであって、CATV信号の中
    の視聴制御チャンネルの映像あるいは音声キャリアを時
    分割的に抽出し妨害波とする為の第1と第2の周波数ミ
    キサーと、夫々ローカル信号を供給するためのデジタル
    シンセサイザーと電圧制御形発振器を有し、第1ミキサ
    ーで当該視聴制前チャンネルの映像あるいは音声キャリ
    アを中間周波数へ変換し、狭帯域の中間周波帯域フィル
    ターで当該チャンネルのキャリアのみを抽出し、第2の
    ミキサでこの中間周波信号を当該チャンネルの帯域内に
    妨害波として注入することを特徴とするCATVの視聴
    制御装置。
JP61099181A 1986-04-28 1986-04-28 Catvの視聴制御装置 Pending JPS62254585A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0198009A (ja) * 1987-10-12 1989-04-17 Aretsukusu Denshi Kogyo Kk 自動力率制御装置
JPWO2022003898A1 (ja) * 2020-07-02 2022-01-06

Cited By (3)

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WO2022003898A1 (ja) * 2020-07-02 2022-01-06 日本電信電話株式会社 通信ネットワーク終端装置、通信システム、信号妨害方法及び信号妨害プログラム

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