JPS62254363A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JPS62254363A
JPS62254363A JP61096785A JP9678586A JPS62254363A JP S62254363 A JPS62254363 A JP S62254363A JP 61096785 A JP61096785 A JP 61096785A JP 9678586 A JP9678586 A JP 9678586A JP S62254363 A JPS62254363 A JP S62254363A
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JP
Japan
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fuel
water
liquid
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Pending
Application number
JP61096785A
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English (en)
Inventor
Teruo Kumagai
熊谷 輝夫
Yuichi Kamo
友一 加茂
Tatsuo Horiba
達雄 堀場
Seiji Takeuchi
瀞士 武内
Koki Tamura
弘毅 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62254363A publication Critical patent/JPS62254363A/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
    • H01M8/0213Gas-impermeable carbon-containing materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Electrochemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、燃料電池に係り、特に、セパレータが炭素材
料とフッ素樹脂により撥水性の強い撥水性材料を混合成
形することにより、セパレータ自体が不親水性となって
撥水性全もち、その性質及びそれを用いて製造された燃
料電池に関する。
〔発明の背景〕
燃料と酸化剤を供給することにより、燃料のもつ化学エ
ネルギを連続的に電気エネルギに変換することが可能で
ある燃料電池は、その高効率性、無公害性等の長所によ
り新しい電源として注目されている。
この燃料電池の単位セルの構成の一例を第11図に示す
1また、この単位セルを第12図のように複数積層する
すなわち、第11図では、燃料電極1、酸化剤電極2と
この間にイオン導電性をもつ電解質3が位置し、それぞ
れの電極に燃料及び酸化剤を供給・排出する溝4をもつ
セパレータ5から構成されている。第12図は、積層電
池の断面模式図であり、第11図の単位セルの繰シ返し
であって、セパレータ5を介して積層される。従って、
セパレータ5は電極から電気エネルギを取り出す集電体
のみならず、単位セル間を電気的に接続するインターコ
ネクタであシ、燃料と酸化剤を分離するセパレータであ
って、かつ、燃料と酸化剤を供給してそれぞれの電極で
の反応生成物を排出する手段である。(以下、セパレー
タと称する。)このような機能をもつセパレータに要求
される条件は、強度、シール性、電気特性、耐電解液性
、軽址、寿命、生産性などが挙げられる。これらの条件
から、軽量化、化学的・電気化学的安定性(耐電解液性
等)や経済性等の観点から、炭素材料が多く使用されて
いる。
炭素材料を用いた従来のセパレータは、大きく分けると
炭素ブロックを切削する機械加工によるものと、金型等
に入れて油圧プレスやローラブレスなどで加圧成形する
方法がある。
機械加工(切削加工)品には、不浸透化高密度黒鉛のも
のがある。これは、2000℃以上の高温で黒鉛ブロッ
クとし、これを切削した後にフェノール樹脂等を含浸し
て不浸透化したものである。
これは、高温処理、機械加工品であるために生産性が悪
く高価であること、長時間にわたっての液密・気密性が
不十分なこと、硬質材料であるためにもろく機械的強度
等に問題があった。また、高密度(1,8g/cm’以
上)であるために重くなるという問題もある。
生産性がよい金型等で加圧成形するセパレータには、以
下のものがある。
(イ)炭素粉末と熱硬化性樹脂で成形する樹脂モールド
セパレータは、製法が簡単で安価であり、緻密であり、
シール性に優れ°〔いるが、もろく機械的強度及び電気
抵抗が高い等の問題がある。
←)炭素粉末に樹脂を加え成形した後にグラツシー化し
たセパレータは、液、ガス不透過性、不浸透性に対して
優れている。しかし、もろく機械的強度及び高価である
等の問題がある。
(ハ)経済性、軽食化等から炭素材料に膨張黒鉛を使用
しているものがある。(特開昭59−27476号公報
)膨張黒鉛セパレータは、可撓性・弾力性をもち、積層
した場合に接する他の部材との接触がよく、接触抵抗が
小さくセパレータとして良好である。しかし、軽量化を
達成できた反面、不浸透化高密度黒鉛セパレータや樹脂
モールドセパレータに比べて低密度(0,4〜1.8 
g/cm” )であるため、緻密性、均一性に問題があ
り、液体燃料・電解液の吸収及び燃料と酸化剤の透過等
分離機能が十分でない。
そのため、一般的には、フェノール系の樹脂を含浸する
とかセパレータを厚くする等の方法がとられているが、
長時間にわたって液密及び気密なセパレータは得られて
いない。
また、供給燃料に電解液全台むような液体燃料電池の場
合で液絡部が成形されるものでは、次の反応が進行して
セパレータが電蝕する。
カンード側: 1/ 2 C+H* O−COt+ 2
H”+ 2 eアノード側:H”+264H。
これは、セパレータが親水性であるために起こる。耐電
蝕性をもつものに1(ロ)に示し次グラツシー化セパレ
ータがあるが、前述した問題がある。
これらの問題点を改善するために、グラファイト微粒子
とフッ素樹脂粉末をペースト状にし280〜380℃に
加熱し加圧成形する(特開昭57一107570号公報
)方法やセパレータの表面をポリテトラフルオロエチレ
ン(以下PTFE)の懸濁液をコーティングし200〜
300℃で熱処理する(特開昭59−154771号公
報)方法に記載のようにセパレータを撥水的にする提案
がある。
これによって、良好な機械的強度、耐熱性、耐薬品性、
熱電導性を得るとともに気密性をもたせることができる
。また、非導電性のフッ素樹脂を混合するもの(厚み:
2mn)Kついては、電気抵抗が30mΩ(グラファイ
ト粉末: P’l’FB=1:1)である。しかし、こ
の方法では液不浸透性が不十分であり、液不浸透性を優
れたものにするにはPTFEの量をさらに多くする必要
がある。
これにより電気抵抗が大きくなるという問題がある。ま
た、セパレータの表面をPTFEでコーティングする方
法では、液不浸透性が優れているが、そのために電気抵
抗がPTFE量が10〜50wt%で100mΩ〜30
0mΩと増加すること、ピンホールが存在すること、撥
水皮膜の安定性が不十分なこと、これにより内部まで撥
水化されてない之めに燃料・酸化剤及び電解液がセパレ
ータに浸透及び透過して電池性能低下や電池作動時の温
度の異常上昇、セパレータ内部に液が浸透することによ
る重量増加等の問題がある。
また、上記では界面活性剤(PTFEの分散剤)を除去
するために300℃程度での熱処理が必要である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、積層型燃料電池の単位セル間を電気的
に接続し、燃料と酸化剤を分離し、かつ、燃料と酸化剤
を供給・排出するセパレータにおいて、膨張黒鉛とフッ
素樹脂より撥水性の強いフッ化黒鉛を混合した後に、加
圧して多孔質成形体とすることによって、液の浸透及び
液・ガスの透過の防止に優れ、耐電蝕性に優れ軽量であ
って実用上十分な機械的性質をもつセパレータを実現す
ることができ、このセパレータを用いることによって電
池の軽量化、電池電圧の向上、長寿命化が図れる燃料電
池を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、燃料電池のセパレータとして炭素材料と撥水
性物質を混合成形し撥水性をもつものとすることによっ
て液不浸透性、液・ガス不透過性に優れ、耐電蝕性に優
れたセパレータを用いることを特徴とする。
第11図のように、単位電池が構成される。電極は、例
えば、白金を担持した触媒を、導電性の多孔質基板に塗
布結着したもの、電解質は硫酸を保持したイオン交換膜
から成っている。また、セパレータは、膨張黒鉛を用い
ている。この膨張黒鉛セパレータは、膨張黒鉛t−30
〜a o o kg/crn”のプレス圧力でプレス成
形することによって結着材なしで、シート状成形体(ラ
ミネートシート)とし、次にラミネートシートを複数枚
績ねて100〜500 kg/crn”のプレス圧力の
もと室温ないし300℃の温度条件でプレス成形したも
のである。得られるセパレータは、軽量化及び積層時の
反り等を考慮して密度が1.0.〜t、4g/cm’(
気体燃料の場合F11.6〜1.8 g/Cm” )の
ものが適している。また、セパレータ成形後、フェノー
ル系樹脂などの合成樹脂結着剤を真空加圧含浸して使用
している。これらの構成の単位電池を定電流密度で連続
運転を行なってみた結果として、第13図に電池性能の
経時変化を示す。図より、運転時間に伴い電池電圧が低
下することがわかる。
これは、酸化剤極側の電解液中の硫酸バランスが変化し
ている念めであり、この電解液の変化の一つとして、膨
張黒鉛セパレータに電解液の吸収(液浸透)があること
がわかった。これは、単位電池での結果であ抄、これが
複数積層されている場合には、セパレータの液浸透、さ
らに液透過によって、液体燃料がセパレータを貫通して
空気路に混入し電池性能の低下や電池温度の非常な上昇
等が生じることが考えられる。また、電解液を含む液体
燃料を用いる液体燃料電池のように積層により単位電池
が液によってつながシ、すなわち、液絡部がある電池で
は、前述のように液絡部によってセパレータの電蝕が起
こるという問題がある。
これにより、セパレータの劣化が進み、流体通路の部分
的閉塞による流体の偏流やΔPの上昇等の問題が生じる
経済性、軽量化等の面から膨張黒鉛セパレータを使用す
るのは有効ではあるが、その反面、低密度化が進み、セ
パレータは樹脂の真空含浸処理をしても長時間にわたっ
て液密なセパレータと々らない。
発明者等は、これらの問題が膨張黒鉛セパレータが低密
度で気孔が多いほかに、膨張黒鉛セパレータが親水的で
あることに着目した。
前述のように、セパレータを気密化し腋下浸透性にする
方法の一つに特開昭57−107570号。
特開昭57−154771号公報があるが、腋下浸透性
を優れたものにするには非導電性のPTFEを多量に必
要とし、電気抵抗の増大及び表面撥水膜のものは長時間
の使用に対してピンホール及び安定性等の問題がある。
以上のことから、セパレータをさらに撥水的にする必要
があることに着目した。このように表面を撥水的にする
のみでは不十分であり、表面及び内部に撥水性物質を均
一に混合するのが有効である。セパレータを腋下浸透性
にする原理としてセパレータ内の毛管正圧が指標の一つ
となる。それは、下記の式による毛管内での水の凝縮を
考えることができる。
すなわち、θ<90°の場合は、 毛細管内には、飽和蒸気圧Poより低いPにおいて水が
凝縮してしまう。
θ〉90°の場合は θ〉90°でPo<Pとなシ、これによシ毛管内で水が
凝縮しにくくなる。
このことから、接触角の大きい材料を使用すれば、セパ
レータの腋下浸透性を優れ穴ものとすることが可能であ
り、こと圧着目した。表1に、材料と接触角を示すが、
前述の提案のFTFBよりフッ化黒鉛の接触角が大きい
表1 本発明は、セパレータにPTFEよシ撥水性が大きいフ
ッ化黒鉛を均一に混合することによって、その撥水性を
利用して液密化し、腋下浸透圧優れたセパレータとする
ことができ、これによりセパレータの多孔質化(密度1
〜1.4 g /CmR)が可能となり、軽量化・薄型
化が可能なセパレータを用いた燃料電池を提供すること
を特徴とする。
本発明は、例えば次の方式よりなる。
従来使用していた膨張黒鉛のラミネートシート生成工程
において、膨張黒鉛粉末のほかにフッ化黒鉛fjl:l
O〜50Wtl添加し、十分に混合後に成形体とする。
成形方法は、プレス法、または、ローラプレス法が一般
的であり、必要とする形状、例えば、金型に従った任意
の形状やシート状が可能である。プレスは、コールドプ
レス(室温)が一般的であるが、必要に応じてホットプ
レス(150〜400℃)を行なう場合もある。ホット
プレスが必要な場合は、撥水性物質が界面活性剤等の懸
濁液中に分散されているものについては界面活性剤を除
去する場合、撥水性物質の溶液により結着力を向上させ
る場合、成形体中のガス抜きが必要な場合等である。こ
の方法によって得られたフッ化黒鉛を混合成形したラミ
ネートシートを複数枚積ねてプレス成形する。プレスは
、コールドプレス及びホットプレスの方法があシ、プレ
ス圧力を50〜5 Q Q kg/crn”として所定
の密度0.4〜1.8g/cm”とする。セパレータの
形状は、例えば、第11図、第12図あるいは第1図、
第2図タイプの形状とする。
第11図、第12図に示すタイプのセパレータを用いる
燃料電池は、一般に、IJプ付セパレータ方式と呼ばれ
るもので、前述したように、溝付セパレータ5を用いて
いる。第1図の単位構成、第2図の断面模式図に示す方
式は、リプ付電極方式といわれるもので、電極1に燃料
、電極2に酸化剤の供給・排出する溝1形成し、セパレ
ータ5は平板状のものを用いる。
本発明の適用が可能な燃料電池は、燃料にメタノール、
ホルマリン、ギ酸、ヒドラジン等の液体)燃料を用いる
もの、あるいは液体を用いるレドックスフロー型燃料電
池水素及び水素含有ガス等の気体燃料を用いるものが、
電解質に硫酸、燐酸等の酸を用いるもの、水酸化カリウ
ム、水酸す) +7ウム等のアルカIJ i用いるもの
が、酸化剤に酸素、空気、過酸化水素等を用いるものが
可能である。
本発明は、簡単な処理工程により、セパレータとしての
機能を維持することが可能であり、このセパレータを用
いることにより電池電圧の向上、長寿命化及び電池の軽
量化を図ることができる。
また、従来の膨張黒鉛セパレータと比較して、軽量化・
薄型化及び経済性にも問題にならず、前述したように、
耐電蝕性及びガスの偏流のないセパレータとすることも
できる。
〔発明の実施例〕
以下に、本発明を実施例により説明する。
(試作−1) 膨張黒鉛粉末とフッ化黒鉛を用いて、膨張黒鉛(90W
t幅)とフッ化黒鉛粉末(10w を係)を均一に混合
させ室温でプレス成形して厚さ3mm程度のラミネート
シートを得た。さらに、ラミネートシートを千秋積層し
て、150 kg/cm’のプレス圧力で成形し、セパ
レータ(110X140mm)e得た。このセパレータ
は第11図の形状であって、表裏に平向流タイプの溝が
それぞれ二十列あるものである。このセパレータをセパ
レータBとする。
さらに、膨張黒鉛粉末をフッ化黒鉛粉末と重量比8:2
.7:3,5:5,3ニアとしたセパレータC,D、E
、Fを得た。
同様に、不浸透化高密度黒鉛を機械(切削)加工して、
セパレータBと同形状のセパレータA−1を得た。
さらに、膨張黒鉛粉末を用いて室温でプレス成形してラ
ミネートシートを得、千秋積層して、以下セパレータB
と同じ方法で成形し、これに真空含浸でフェノール系樹
脂を含浸させたセパレータA−2を得た。これらのセパ
レータは従来使用していたセパレータである。
また、膨張黒鉛粉末とポリテトラフルオロエチレン(タ
イキン製ポリフロンディスパージョンD1:PTFEと
記する)を用いて、膨張黒鉛(90wt憾)とP’r 
1’E (PTF Eとして10wt1)を混合させ、
300℃の温度条件でプレス成形してラミネートシート
を得、以下セパレータBと同じ条件で成形したセパレー
タG−1t−得た。
さらに、膨張黒鉛粉末とPTFEを重量比で7:3.5
:5とし、セパレータG−1と同じ条件で成形したセパ
レータG−2,0−3を得た。このセパレータは、公知
例の提案のセパレータと同じ構成のセパレータである。
(実験−1) 本実験は、従来のセパレータであるセパレータA−1,
A−2とフッ化黒鉛を均一に混合したセパレータB、C
,D、E、FとPTFEを均一に混合したセパレータG
−1,0−2,0−3の電気抵抗を比較したものである
。測定は、四端子測定法(100OH2)で押し付は圧
カフ kg/cm”によって行なった。それぞれの抵抗
値は セパレータA−1が0.100−Cn1”1A−2が0
.01Ω*cm’であり、 セパレータBが0.11 n−cm” 、 Cが0.1
1fl・cm”、Dが0.130acm”、Eが0.1
605cm” 。
Fが0.23Ω@Cm”であり、 セパレータG−1が0.l20−Cm”1G−2が0.
130*cm”、Q−3が0.220−cm”であつf
c。
(実験−2) 本実験は、従来のセパレータA−2とフッ化黒鉛を均一
に混合したセパレータB、C,D、E。
FとPTFEt−均一に混合したセパレータG−1゜G
−2,0−3の電解液浸透量を比較したものである。電
解液Fi25%硫酸水溶液全用いて、それぞれのセパレ
ータを浸漬し絞量となったところで、その重量増加率を
調べた。その結果を第3図に示す。図から、従来セパレ
ータは約254の重量増加があることがわかる。セパレ
ータ内フッ化黒鉛を含むものは、PTFEを含むものよ
り重量増加が小さく、フッ化黒鉛tlOWt1以上での
重量増加が小さく液密化が達成できることがわかる。
(実験−3) 本実験は、従来のセパレータA−1とフッ化黒鉛を混合
した本発明によるセパレータDの液透過量を測定した。
液体には15#I硫酸水溶液、15優水酸化カリワム水
溶液を用いて室温で測定した。
百時間後、不浸透過高密度黒鉛セパレータA−1は、硫
酸水溶液で0.70 m/7’cm″、水酸化カリウム
水溶液で0.55 mz/crn”であり、本発明によ
るセパレータでは、それぞれ0.01 m17cm” 
、 0.01mt/cm”と液透過が実質的に零であっ
た。
(実験−4) 膨張黒鉛70.wt%とフッ化黒鉛aowt憾のセパレ
ータDと膨張黒鉛70WtlとPTF’E30wt優の
セパレータG−2のラミネートシートを千秋重ね0.5
〜300 kg/cm2の圧力で加圧・正形することに
よって密度の異なるセパレータを作製し各セパレータの
254硫酸水溶液の液浸透量を実験−2と同じ方法で実
験した。その結果を第4図の(1)にフッ化黒鉛、(2
)にPTFEのものt示す。また、従来のセパレータA
−2についても、それぞれの密度のものを作シ比較し図
の(8)に示した図から、本発明によシ低密度のセパレ
ータでも液浸透量の少ないものが得られることがわかっ
た。
(実験−5) セパレータDのラミネートシートを五枚重ね、150 
kg/cm”のプレス圧力で、第1図タイプのセパレー
タを得た。これをセパレータHとfる。
このセパレータの厚みは2mmである。これを従来のセ
パレータである不浸透化高密度黒鉛のものと、その重さ
及び厚みを比較した。高密度黒鉛のも(Du、2mm以
下でピンホールのない均一なものを製作することが不可
能であシ、3mmの厚みのものを使用していた。本発明
セパレータの場合、500X500X2mmの重量が0
.8kgであるが、不浸透化高密度黒鉛セパレータの場
合は500X500X3mmで1.4kgである。従ッ
テ、重量は約40憾減り、厚さは2/3とすることがで
きる。
(試作−2) 炭素粉末(ファーネスブラック:ギヤポット社製)に白
金とルテニウムとしてsowt憾担持した触媒粉末を1
.15gとり蒸留水2mtf加え、よく混練し、次に、
ポリテトラフルオロエチレン液(PTPE1ポリフロン
ディスパージョンD1:ダイキン社裂、2.5倍希釈)
を1mt加えて混合する。このペーストを電極基板であ
るカーボンベーパ(E−715:具現化学製)100X
128mmに均一に塗布し、乾燥後300℃窒素雰囲気
中で約一時間焼成して燃料極電極(1)を得た。
さらに、炭素粉末に白金として3Qwtl担持した触媒
粉末t−0,77gとり、蒸留水を加えて混線後、ポリ
フロンディスパージョンD1?In0.55mt加えて
混合したペーストを、電極基板であるカーボンペーパ1
0100X12Bに均一に塗布し、乾燥後、空気中で3
00℃約30分焼成し酸化剤極電極(2)を得た。
(実験−6) 本実施例は、本発明のセパレータDt−用いた酸性電解
液型メタノール燃料電池である。
燃料極1と酸化剤極2を用い、電極間に電解質として3
mot/を硫酸水溶液を保持したイオン交換膜(CMV
:旭硝子羨)全介在させセパレータDを使用して単位電
池を構成した。これ全単位電池Iとする9、この単位電
池の電流密度−電圧(i−V>特性を測定した結果を第
5図aに示す。この時の測定条件は燃料としてアノライ
ト(1mot/lメタノール+1.5 mo t/を硫
酸水溶液)2tf 500 m t/minで循環させ
、酸化剤として、空気を1t/minで供給した。電池
温度は60℃一定である。
(実験−7) 従来使用したセパレータA−2t−使用する以外は、実
験−6と同じ方法の単位電池を構成して、i−V特性を
測定した。その結果を第5図のbに示す。この単位電池
を単位電池πとする。
上記の結果、本発明セパレータを使用しても、i−V特
性は従来セパレータと同等であり、60mA/cm”の
電流密度で、0.4vの電池電圧であった。
(実験−8) 実験−6の単位電池Iを用いて、1に流密度60mA/
Cm’での連続運転を行なった。アノライト(1mO6
/lメタノール1.5mot/を硫酸)2tを500 
rnt/ln i n で循環させ、一定時間ごとにメ
タノール及び水を添加し、アノライト中のメタノール濃
度fj!:0.7〜1.3 mol/ tの範囲に維持
した。酸化剤は空気を1t/mtnで供給した。電池の
温度は60℃一定とした。その結果を第6図Cに示す。
(実験−9) 実験−7の単位電池I[を用いる以外は、実験−8と同
じ方法で連続運転を実施した。その結果を第6図dに示
した。
(実験−10) 本実験は、本発明セパレータCを用いたメタノール燃料
電池である。その概略例を第7図に示す。
セパレータCを用いた単位電池を33セル積層して電池
スタック6を構成した。燃料タンク7にはアノライト(
1mol/Lメタノール+1.5mot/を硫酸水溶液
)を1.5を入れ、これを電池スタックへ循環供給した
。燃料タンク7内には、メタノール濃度検知器8とアノ
ライト液面レベル検知器9を備え、メタノール濃度を0
.8〜1.1m01/lとアノライト液面レベルを±5
壬になるように設定し、それぞれの検知器によりフィー
ドバック制御10し、メタノールタンク11と水タンク
12からメタノールと水を供給した。空気はファン付設
の空気供給部13より供給する。電流密度60mA/C
m!における電池の千時間の連続運転を行なつ念。出力
電力と運転時間の関係を第8図eに示す。この時の電池
温度は55℃であった。第8図から、出力電力を一定に
維持することができた。
(実験−11) 従来セパレータであるセパレータA−2に用いる以外は
、実験−10と同じに電池を構成し、連続運転を行なっ
た。その結果を第8図fに示す。
電池温度は55℃であった。
この電池を解体しセパレータを観察したところ両端部側
のセパレータの表面が電蝕されていることとセパレータ
に液が浸透したふくらみが観察された。
(試作−3) 電池基板に第1図タイプのリプ付き多孔質基板(100
X12Bm、溝数15)を用いて、基板の平滑面に触媒
層を形成させる以外は試作−2と同じ方法で燃料極電極
を得た。これを燃料極3とする。
さらに、電極基板に第1図タイプのリプ付き基板を用い
て、基板の平滑面に触媒層を形成させる以外は、試作−
2と同じ方法で酸化剤極電極4を得た。
(実験−12) 本実験は、本発明のセパレータHとリプ付き電極を用い
たメタノール燃料電池である。
燃料極3と酸化剤極4を用い、セパレータにHを用いて
、実験−10と同じ方法で第1図タイプの単位電池■を
構成した。この単位電池を用いて、実験−11と同じ方
法で連続運転を行なった。その結果を第9図に示す。
(試作−4) 膨張黒鉛粉末50wt’lとフッ化黒鉛粉末50w11
tを用いて、両者を均一に混合し、室温でプレス成形し
てラミネートシートを得る。次に、このラミネートシー
トを千秋重ね500 kg/cm”のプレス圧力で、第
1図タイプの平板状のセパレータを得た。このセパレー
タの密度1d 1.8 g 7cm”であった。この七
パレータをセパレータIとする。
(実験−13) 本実験は、本発明のセパレータ!とリプ付き電極を用い
て、酸性電解液水素−酸素燃料電池に適用した。
燃料極3と酸化剤極4を用い、その間にポリプロヒレン
不織布を隔膜としてはさみ、セパレータ1全用いて単位
電池Vi構成した。電解液には3mo t/lの硫酸水
溶液を用いて60℃の温度で電流密度−電圧(i−V)
特性を測定した。その時の結果を第10図gに示す。比
較のために、不浸透化高密度黒鉛からなる同一形状のセ
パレータを用いた単位電池のi −V特性を第10図り
に示す。
図より、本発明のセパレータを用いた硫酸を解液型水素
−酸素燃料電池でも、不浸透化高密度黒鉛セパレータを
用いたものと同等の性能が得られることが確認できた。
(実験−14) 本実験は、本発明のセパレータIと従来セパレータのA
−1及びA−2の空気透過槽を測定した。
それぞれの厚4’15mmとし、加圧により試料板の反
対側へ透過する空気を水上置換により確認した。結果を
表2に示す。
表2空気透過測定結果 畳検出限界 透過実験より、本発明のセパレータJと従来品の膨張黒
鉛(樹脂含浸)セパレータは、秀れたガス不透過性をも
つことが明らかである。さらに、セパレータが撥水化さ
れているので、セパレータの表面、あるいは、内部の液
膜を撥水性で切ることによる耐電蝕性を向上させること
ができ、酸化剤極側で生成水が凝縮によりセパレータの
溝部に滞留することがなく、ガスの偏流のないセパレー
タからなる電池とする効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、液吸収、液浸透がないセパレータが可
能で1)、燃料と酸化剤の分離機能を十分にでき電池電
圧の向上及び出力電力が変動することなく長時間維持で
きる。また、液浸透性がないため薄型、多孔質化して軽
量化できる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電解質を挾んで配置された一対の電極をもつ単位セ
    ルを、セパレータを介して複数個積層した燃料電池にお
    いて、 前記セパレータが導電性材料とフッ素樹脂より撥水性の
    大きい撥水性材料との混合物から構成され、かつ、多孔
    質の成形体であることを特徴とする燃料電池。 2、前記導電性材料が膨張黒鉛であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の燃料電池。 3、前記撥水性材料がフッ化黒鉛であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の燃料電池。 4、前記撥水性材料の混合量が10〜50wt%である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃料電池
    。 5、前記セパレータの密度が1.8g/cm^3以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃料
    電池。 6、前記セパレータが集電及び燃料と酸化剤の分離機能
    、燃料と酸化剤を供給・排出する機能をもつことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の燃料電池。 7、前記セパレータが平板状のものからなり、前記電極
    に燃料及び酸化剤を供給する機能をもつことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の燃料電池。 8、前記燃料電池の燃料または酸化剤の少なくとも一方
    が液体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の燃料電池。 9、前記燃料電池の燃料及び酸化剤の両方が気体である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃料電池
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