JPS62253837A - 炭を用いた施工法 - Google Patents

炭を用いた施工法

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JPS62253837A
JPS62253837A JP9741086A JP9741086A JPS62253837A JP S62253837 A JPS62253837 A JP S62253837A JP 9741086 A JP9741086 A JP 9741086A JP 9741086 A JP9741086 A JP 9741086A JP S62253837 A JPS62253837 A JP S62253837A
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JP
Japan
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charcoal
layer
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concrete
building
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JP9741086A
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児島 裕明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築物の施工法、更に詳しくは、建築物内の
陰イオン濃度及び室内の電位を高めることにより、健康
保持に好適な環境を形成するための施工法に関する。
〔従来の技術〕
日本の風土は、その大陸の東端に位置するという地理的
環境から、中緯度温帯域に属するに拘らず、夏は蒸し暑
く、冬は寒いという好まくない気^ 象的環境下に在る。このため疫学的に観て、気候の悪さ
に起因する病気、例えば、感冒、つ島息、リュウマチス
、神経痛、食出たり等が少なくない。
尤も、日本の家屋では、夏季高温多湿、冬季寒冷(及び
乾燥:太平洋側)という特有の気候的特殊性を考慮して
、長年に亙り幾多の先人による工夫や改良が加えられ、
今日の日本建築様式が成立した。即ち、床を高くし、襖
や障子で部屋を仕切って空気の流通を良くする一方、湿
度緩衝作用のある畳を多用するなど、多くの工夫がなさ
れているが、それでも夏季や冬季における住み心地は到
底充分とは云えず、特に冬季における保温力の低さは最
大の欠点である。
一方、近年に至り、強度、耐久性等の観点からコンクリ
ート建築が汀及し、一戸建てやマンション等の集合住宅
として一般住居にも利用されるようになってきた。しか
しコンクリートは、水分を吸収、保持しやすく、しかも
空気の流通を悪くするため1特に新築時における結露、
冷感付与、先金などの欠陥を有する。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上述したような建築物の欠点を解消し、室内
の湿気を除去すると共に、陰イオン濃度を高めることに
よって住み心地を快適にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決するため、建築物又はその
周辺に炭を存在させることを特徴とする。
ここに「建築物」とは、建物の床、壁又は天井等を意味
するが、これらの一部であっても、或は全体であっても
よい、また「建築物周辺」とは、床下、又は床下の土中
等を指すや 本発明で定義する「炭」とは、木材、草、果皮又は穀皮
等の植物質の炭化物、骨炭等の動物質炭化物、石炭、褐
炭2コークス又は石油ビー2チ炭化物等の鉱物質炭化物
及びフェノール樹脂又はアクリロニトリル等の合成樹脂
炭化物を指部するが、特に比表面積の大きい活性炭が好
ましい。また形状は、目的に応じ、粉末状、繊維状、顆
粒状又は塊状等の自由な形態が選択される。
以上の炭を建築物又は周辺に適用する方法としては、こ
れを建築材料、即ち、コンクリート、モルタル、壁土等
に均一に混合する手段、及びこれらを層状又は塊状にし
て床、壁、天井等の建築物又は、床下、床下の土中等の
建築物周辺に埋め込む手段等がある。
一方、全面的に層状に埋め込む際には、炭を床、壁、天
井又は床下の土中に中間層若しくは表面層として埋め込
む、この際、木炭層を炭のみで構成する場合と、炭にセ
メント、モルタル若しくは各種樹脂等の材料を混合した
ものを使用する場合があり、両方法の選択は、使用する
場所の状況に応じて行われる。
炭の混合量は、多ければ多い程効果があると云えるが、
混合量が多過ぎると強度が低下するから1通常は、0.
1〜30重量%の範囲で決定されるのがよい。
更に、また場合によっては、炭を各種塗料中に混合し、
床、壁、天井等に塗布することも可能である。
次に、炭を塊状で点状に埋め込む場合も、上記層状の場
合と同様、床、壁、天井又は床下の土中の内部又は表面
に施す、この場合、炭層の形状、大きさは適宜選択すべ
きものではあるが、普通は、三角形、四角形、円形又は
楕円形等の形状にして、直径若しくは長径又は−辺の長
さを通常10〜150cm程度の大きさとする。特に、
下部から上部に向かって漏斗状に拡がったような形状に
するのが好ましい、また配列パターンとしては、基盤状
、千鳥状等の配列が一般的であるが、勿論その他のパタ
ーンでもよい、なお2木炭塊も、上記炭層の場合と同じ
く、炭のみから構成する場合と、炭と他の材料とを混合
して構成する場合とがある。
〔作用〕
炭を塊状にして土中に局所的に埋設すると、概して空気
中のイオン濃度を増大にさせる。一方、土間の下部全面
に層状として埋設した場合には、調質及びイオン濃度を
増大させる。これらの作用は、壁部全面に層状として打
設した場合にも、同様である。かくして、室内における
冬季の冷え込みを減少させるだけでなく、梅雨時の如き
過湿時においても湿度が増大しないから、食品等の腐敗
発徴及び木材等の腐朽乃至白蟻による食害が抑制される
。参考までに、本発明法を医院の建物(福井市)に実施
したところ、次のような効果が著効が認められた。
(a)大気中の陰イオン量が通常の5〜lO倍に増加し
た。
(b)病院特有の薬品臭が減少した。
((1)階段の下等の湿気の多い場所でも発磁現象が認
められなかった。
(d)夏涼しく、冬暖い、従って、冬しこ小型ストーブ
を使用する以外、空調設備を使用する必要がなくなった
(e)  息患者の症状が改善された。
(f)建築後10年間経過後も効果が持続する。
また織物工場の土間に適用した例でも、同様に夏涼冬暖
の効果を確認した以外に、糸の帯電が減少し、纒れのよ
る糸の切断が減少した。
なお、炭をコンクリート中に分散させると、コンクリー
ト強度を増大させるのみならず1鉄筋又は鉄骨の腐食を
防止し、また炭を地中に埋設すると、地中埋設鉄管等の
腐食を抑制さ也る作用を奏する。
C実施例) 以下、実施例につき本発明を更に詳細に説明するが1例
示は当然説明用のものであって、発明思想の限定を意図
したものではない。
実施例1 第1図は、本発明を土間に適用した例を示す断面図であ
る。
本例では、表面のコンクリートスラブ(1)の下に順次
下方に向って、ポリスチレンフオーム層(2)、籾殻活
性炭均一層■、均一モルタル層■及び砕石層■が設けら
れている。
籾殻活性炭均一層■は、空気中の陰イオン濃度を増加さ
せると同時に、その保湿力により、室内の湿度を略々恒
常状態に維持させる。
実施例2 第2図は、炭とコンクリートを混合した均一層を存在さ
せた例を示す断面図である。
本例においては、再下層の砕石層■の上部に、順次上方
に向かって、コンクリート層■及び籾殻活性炭とコンク
リートとをl:3の割合にに混合した混合層■が散設さ
れている。
本例も、前例と同様の作用、効果を奏するが、特にコン
クリートの強度が増大しているため、重量機械やプレス
等の振動性衝撃性機械を据付ても床が破損する恐れがな
い。
実施例3 第3図及び第4図は、夫々活性炭を塊状に配置した例を
示す平面図及び断面図である。
基盤の砕石層(12)の上部に、順次上方に向って、活
性炭層(11) (直径1mφ)、ポリスチレンフオー
ム層0及びはコンクリートスラブ層■が敷設されている
。この活性炭層(11)の配置は、第3図に見られるよ
うに千鳥状である0本例作用効果も、前二例のそれと殆
ど同様である。実施例4 配合物1mF当り、普通ポルトランドセメント295k
g、水177 kg、細骨材867 kg、粗骨材96
2 kg及びセメント混和材0.738 kgから成る
生コンクリート混合物に籾殻活性炭を次表の比率で混合
しJIS所定の試験片を作り、木片の抗圧縮強度をJI
S所定の圧縮試験法により測定したところ、次表の結果
が得られた。表示の如く、活性炭を5%以上、好ましく
は10%以上配合することにより、試験片の抗圧縮強度
が顕著に増大することが窺知される。
木材令=7日、2検体の平均値。
(効果) 以上、説明したように、本発明は、安価な炭を利用して
家屋等の居住環境を改善し、延いては健康の増進に有益
な方法を提供しうることにより民生上貢献しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明を土間に適用した例を示す断面図第1
図は、炭のみの均一層を存在させた本発明の例を示した
断面図、第2図は、炭とコンクリートを混合した均一層
を存在させた例を示す断面図、第3図及び第4図は、夫
々活性炭を塊状に配置した例を示す平面図及び断面図で
ある0図中の符号の意味は、以下の通り:□ 1.9:コンクリートスラブ層 2.10:ポリスチレンフオーム居 3:籾殻活性炭均一層 5.8,12:砕石層 4:モルタル層 6:活性炭−コンクリート混合層 7:コンクリート層 11:活性炭層。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建築物又はその周辺に炭層を存在させることを特
    徴とする炭を用いた施工法。
  2. (2)炭層が、炭のみからなる特許請求の範囲第(1)
    項記載の炭を用いた施工法。
  3. (3)炭層が、炭の他、砂利、砂、壁材、モルタル等の
    他の建築材料とからなる混合層である特許請求の範囲第
    (1)項記載の炭を用いた施工法。
  4. (4)炭層を構成する炭が、活性炭である特許請求の範
    囲第(1)項ないし第(3)項のいずれかに記載の施工
    法。
  5. (5)炭層が、全面に亙り層状になっている特許請求範
    囲第(1)項ないし第(4)項のいずれかに記載の施工
    法。
  6. (6)炭層が、塊状で点状に配置されている特許請求の
    範囲第(1)項ないし第(4)項のいずれかに記載の施
    工法。
JP9741086A 1986-04-25 1986-04-25 炭を用いた施工法 Pending JPS62253837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170040A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Tsukasa Watanabe コンクリート体、コンクリート体生産方法、施設及び施設生産方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55114735A (en) * 1979-02-23 1980-09-04 Asahi Dow Ltd Method of preventing humidity under floor

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