JPS62252893A - ヒ−ト・パイプ - Google Patents
ヒ−ト・パイプInfo
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- JPS62252893A JPS62252893A JP9539186A JP9539186A JPS62252893A JP S62252893 A JPS62252893 A JP S62252893A JP 9539186 A JP9539186 A JP 9539186A JP 9539186 A JP9539186 A JP 9539186A JP S62252893 A JPS62252893 A JP S62252893A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0258—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with means to remove contaminants, e.g. getters
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、作動液として水が使用され、コンテナの材
料として水と反応して水素ガスを発生する鉄、銅等が使
用されるヒート・パイプに関する。
料として水と反応して水素ガスを発生する鉄、銅等が使
用されるヒート・パイプに関する。
この明細書において、「鉄」という語は、純鉄の他にス
テレンス鋼、炭素鋼等の鉄合金を含むものとする。また
、「銅」という語は、純銅の他に銅合金を含むものとす
る。
テレンス鋼、炭素鋼等の鉄合金を含むものとする。また
、「銅」という語は、純銅の他に銅合金を含むものとす
る。
従来技術とその問題点
たとえば、鉄製コンテナ内に水が封入されたヒー1−・
パイプは、コンテナの強度の高さと、水の作動液として
の性能の高さから、広範囲に使用されている。しかしな
がら、このようなヒート・パイプでは、鉄と水とが反応
して水素ガスが発生し、短時間でヒート・パイプの性能
を劣化させるという問題があった。すなわち、発生した
水素ガスは、原子状態でコンテナの壁内を拡散して、一
部は一定庫度でコンテナ外に放出されるが、大部分は次
第にコンテナ内の凝縮部内に溜まって凝縮部を占領する
ため、蒸気の凝縮を妨げてヒーI〜・パイプの伝熱性能
の劣化をまねく。しかも、この種の、劣化は時間に比例
して増大するので、と−ト・パイプの寿命は加速的に短
縮される。さらに、鉄製コンテナの外面を、耐食性付与
およびブレージング層を有するアルミニウム製フィンの
真空ろう付けの目的でアルミナイズド処理することがあ
るが、この場合コンテナの壁内部を拡散した水素ガスは
、形成されたアルミナイズド皮膜によってコンテナ外へ
の放出を遮られる。
パイプは、コンテナの強度の高さと、水の作動液として
の性能の高さから、広範囲に使用されている。しかしな
がら、このようなヒート・パイプでは、鉄と水とが反応
して水素ガスが発生し、短時間でヒート・パイプの性能
を劣化させるという問題があった。すなわち、発生した
水素ガスは、原子状態でコンテナの壁内を拡散して、一
部は一定庫度でコンテナ外に放出されるが、大部分は次
第にコンテナ内の凝縮部内に溜まって凝縮部を占領する
ため、蒸気の凝縮を妨げてヒーI〜・パイプの伝熱性能
の劣化をまねく。しかも、この種の、劣化は時間に比例
して増大するので、と−ト・パイプの寿命は加速的に短
縮される。さらに、鉄製コンテナの外面を、耐食性付与
およびブレージング層を有するアルミニウム製フィンの
真空ろう付けの目的でアルミナイズド処理することがあ
るが、この場合コンテナの壁内部を拡散した水素ガスは
、形成されたアルミナイズド皮膜によってコンテナ外へ
の放出を遮られる。
そこで、従来、上記のような水素ガスの発生と、水素ガ
ス発生によるヒート・パイプの性能劣化を防止するため
に、次のような方法がとられていた。
ス発生によるヒート・パイプの性能劣化を防止するため
に、次のような方法がとられていた。
■ 水にインヒビターを添加して水と鉄との反応を抑制
すること。
すること。
■ 鉄製コンテナの内面に銅等の金属をメッキすること
。
。
■ コンテナ内に水素吸蔵材を設けること。
■ コンテナの内外を連通させるように、pdからなる
線状の水素透過部材を設けたり(実公昭56−142号
公報参照)、凝縮部を水素透過性のよいPdで形成する
こと(実開昭50−49064号公報参照)。
線状の水素透過部材を設けたり(実公昭56−142号
公報参照)、凝縮部を水素透過性のよいPdで形成する
こと(実開昭50−49064号公報参照)。
しかしながら、上記■■の方法によっても、水素ガスの
発生を抑えることはできなかった。
発生を抑えることはできなかった。
また、上記■■の方法の場合、高温度下での使用のさい
さらに増大する水素ガスの発生に対して、水素ガスの吸
蔵または透過排出が追いつかなかった。したがって、上
記のような方法■〜■でも、ヒート・パイプの性能劣化
を充分に抑制できなかった。
さらに増大する水素ガスの発生に対して、水素ガスの吸
蔵または透過排出が追いつかなかった。したがって、上
記のような方法■〜■でも、ヒート・パイプの性能劣化
を充分に抑制できなかった。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、長期間にわた
って性能劣化を起こすことがなく、しかもコストの安い
ヒート・パイプを提供することにある。
って性能劣化を起こすことがなく、しかもコストの安い
ヒート・パイプを提供することにある。
問題点を解決するための手段
この発明によるヒート・パイプは、作動液として水が使
用され、コンテナの材料として水と反応して水素ガスを
発生するものが使用されたヒート・パイプにおいて、凝
縮部内に水素ガスを酸化させて水に戻す固体の酸化剤が
配置されたことを特徴とするものである。
用され、コンテナの材料として水と反応して水素ガスを
発生するものが使用されたヒート・パイプにおいて、凝
縮部内に水素ガスを酸化させて水に戻す固体の酸化剤が
配置されたことを特徴とするものである。
上記において、コンテナの材料とじtは、炭素鋼、ステ
ンレスtJA等の鉄や銅が用いられる。
ンレスtJA等の鉄や銅が用いられる。
上記において、水素ガスを酸化させて水に戻す酸化剤と
しては、H2+ M O−+820 + M(Mは金属
元素を示す)の反応を起すものを用いるのがよい。この
中でも、ヒート・パイプ内に入れたさいにヒート・パイ
プの性能に悪影響を及ぼすことなく、コストが安く、水
素ガス酸化効果がすぐれている等の点からCu2OやC
UOを用いるのがよい。酸化剤は、表面積が大きくなる
ように、たとえば粉末、顆粒、多孔質焼結体等の形態で
用いるのがよいが、コンテナへの取付易さを考慮すれば
多孔質焼結体の形態で用いるのがよい。また、酸化剤の
良は、ヒート・パイプ内で発生する水素を酸化させるた
めに1分な吊でなくてはならない。たとえば、鉄製コン
テナ内に水が封入された長さ3mのヒート・パイプにお
いては、コンテナ内面に防食皮膜を形成したとしても、
最大で1日2ccの水素ガスが発生する。したがって、
このヒート・パイプを10年間使用するとずれば、30
(lのCu O(0,32mo1以上)をコンテナ内に
配置しておけばよい。
しては、H2+ M O−+820 + M(Mは金属
元素を示す)の反応を起すものを用いるのがよい。この
中でも、ヒート・パイプ内に入れたさいにヒート・パイ
プの性能に悪影響を及ぼすことなく、コストが安く、水
素ガス酸化効果がすぐれている等の点からCu2OやC
UOを用いるのがよい。酸化剤は、表面積が大きくなる
ように、たとえば粉末、顆粒、多孔質焼結体等の形態で
用いるのがよいが、コンテナへの取付易さを考慮すれば
多孔質焼結体の形態で用いるのがよい。また、酸化剤の
良は、ヒート・パイプ内で発生する水素を酸化させるた
めに1分な吊でなくてはならない。たとえば、鉄製コン
テナ内に水が封入された長さ3mのヒート・パイプにお
いては、コンテナ内面に防食皮膜を形成したとしても、
最大で1日2ccの水素ガスが発生する。したがって、
このヒート・パイプを10年間使用するとずれば、30
(lのCu O(0,32mo1以上)をコンテナ内に
配置しておけばよい。
作 用
この発明のヒート・パイ、プによれば、水とコンテナと
が反応することにより生じる水素ガスは酸化剤により酸
化されて水に戻り、凝縮部内にガスの状態で溜まること
はない。
が反応することにより生じる水素ガスは酸化剤により酸
化されて水に戻り、凝縮部内にガスの状態で溜まること
はない。
実 施 例
この発明の実施例を、以下図面を参照しながら説明する
。
。
第1図において、ヒート・パイプ(1)は、5TB35
%長パイプ(2a)および環バイブ(2a)の一端に溶
接された5TB35製短バイブ(2b)よりなるコンテ
ナ本体(2)と、コンテナ本体(2)の一端に溶接され
た8841製エンドキヤツプ(3)と、コンテナ本体(
2)の他端に溶接された5S41製ノズル付きエンドキ
ャップ(4)とよりなるコンテナ(5)内に、作動液と
して純水(図示路)が、]コンテナ5)内容積全体の2
0%を満たすように封入されたものである。短パイプ(
2b)内の環バイブ(2a)寄りの部分には、銅メツシ
ユ(6)が、銀ろうを用いてろう付けされている。そし
て、銅メツシユ(6)とエンドキトツブ(3)との間に
、CuOからなる顆粒状酸化剤(7)が30o入れられ
ている。銅メツシユ(6)によって酸化剤(7)の環バ
イブ(2a)側への移動が防止されている。
%長パイプ(2a)および環バイブ(2a)の一端に溶
接された5TB35製短バイブ(2b)よりなるコンテ
ナ本体(2)と、コンテナ本体(2)の一端に溶接され
た8841製エンドキヤツプ(3)と、コンテナ本体(
2)の他端に溶接された5S41製ノズル付きエンドキ
ャップ(4)とよりなるコンテナ(5)内に、作動液と
して純水(図示路)が、]コンテナ5)内容積全体の2
0%を満たすように封入されたものである。短パイプ(
2b)内の環バイブ(2a)寄りの部分には、銅メツシ
ユ(6)が、銀ろうを用いてろう付けされている。そし
て、銅メツシユ(6)とエンドキトツブ(3)との間に
、CuOからなる顆粒状酸化剤(7)が30o入れられ
ている。銅メツシユ(6)によって酸化剤(7)の環バ
イブ(2a)側への移動が防止されている。
このヒート・パイプ(1)は、短バイブ(2b)側が凝
縮部(8)、その反対側が蒸発部(9)として使用され
る。そして、作動液である水とコンテナ(5)との反応
により発生した水素ガスは、酸化剤(7)によって酸化
され、次の反応を起して水に戻る。
縮部(8)、その反対側が蒸発部(9)として使用され
る。そして、作動液である水とコンテナ(5)との反応
により発生した水素ガスは、酸化剤(7)によって酸化
され、次の反応を起して水に戻る。
CI O+H2→CO+H20
次に、この発明によるヒート・パイプの性能を評価する
ために行なった試験について述べる。
ために行なった試験について述べる。
まず、直径31.8mm、肉厚4.5mm、長さ290
0 mmの5TB35製長パイプ(2a)および直径3
1.8mm、肉厚4.5mm、長さ100111mの短
パイプ(2b)を用意し、これらの内面にワイヤ・ブラ
シを用いてブラッシング処理を施した後、アセトンを用
いて脱脂処理を施した。ついで、短パイプ(2b)内に
#80の銅メツシユ(6)をろう付した。ぞして、短パ
イプ(2b)内にCIJOからなる顆粒状酸化剤(7)
を入れた後、短バイブ(2b)の一端にエンドキャップ
(3)を溶接するとともに、短パイプ(2b)の他端を
環パイプ(2a)の一端に溶接した。その後、環パイプ
(2a)の他端にノズル付きエンドキトツブ(4)を溶
接してコンテナ(5)を形成した。そして、公知の方法
によりコンテナ(5)内に純水を封入した。こうして、
ヒート・パイプ(1)を¥IJ造した。
0 mmの5TB35製長パイプ(2a)および直径3
1.8mm、肉厚4.5mm、長さ100111mの短
パイプ(2b)を用意し、これらの内面にワイヤ・ブラ
シを用いてブラッシング処理を施した後、アセトンを用
いて脱脂処理を施した。ついで、短パイプ(2b)内に
#80の銅メツシユ(6)をろう付した。ぞして、短パ
イプ(2b)内にCIJOからなる顆粒状酸化剤(7)
を入れた後、短バイブ(2b)の一端にエンドキャップ
(3)を溶接するとともに、短パイプ(2b)の他端を
環パイプ(2a)の一端に溶接した。その後、環パイプ
(2a)の他端にノズル付きエンドキトツブ(4)を溶
接してコンテナ(5)を形成した。そして、公知の方法
によりコンテナ(5)内に純水を封入した。こうして、
ヒート・パイプ(1)を¥IJ造した。
そして、第2図に示すように、ヒート・パイプ(1)の
凝縮部(8)側の半分に水冷ジャケット(11)を被せ
るとともに、蒸発部(9)側の半分のまわりに電気ヒー
タ線(12)を巻回し、かつその上から断熱材(13)
で覆っておいた。そして、凝縮部(8)側の端部が上に
来るように、ヒー1〜・パイプ(1)を水平面に対して
6疫傾けた状態に配置した。この状態で、水冷ジャケッ
ト(11)内に冷却水を供給、循環させてヒート・パイ
プ(1)の半分を冷却しながら、残り半分を電気ヒータ
線(12)により240℃に加熱しつつ凝縮部(8)の
先端から201111の点(Pl)の温度と、水冷ジャ
ケット(11)外の長さの中央部の点(P2)の温度と
を所定時間経過ごとに測定し、両点(Pl)(P2)間
の温度差(△T)を測定した。この時、蒸発部(9)か
ら凝縮部(8)への熱輸送量は常1114000Wとな
るようにした。その結果を第3図に示す。
凝縮部(8)側の半分に水冷ジャケット(11)を被せ
るとともに、蒸発部(9)側の半分のまわりに電気ヒー
タ線(12)を巻回し、かつその上から断熱材(13)
で覆っておいた。そして、凝縮部(8)側の端部が上に
来るように、ヒー1〜・パイプ(1)を水平面に対して
6疫傾けた状態に配置した。この状態で、水冷ジャケッ
ト(11)内に冷却水を供給、循環させてヒート・パイ
プ(1)の半分を冷却しながら、残り半分を電気ヒータ
線(12)により240℃に加熱しつつ凝縮部(8)の
先端から201111の点(Pl)の温度と、水冷ジャ
ケット(11)外の長さの中央部の点(P2)の温度と
を所定時間経過ごとに測定し、両点(Pl)(P2)間
の温度差(△T)を測定した。この時、蒸発部(9)か
ら凝縮部(8)への熱輸送量は常1114000Wとな
るようにした。その結果を第3図に示す。
比較のために、凝縮部内に酸化剤が入れられていない点
を除いては上記実施例のものと実質的に同様な構成であ
るヒート・パイプを使用し、上記と同じ条件でその性能
評価試験を行なった。
を除いては上記実施例のものと実質的に同様な構成であ
るヒート・パイプを使用し、上記と同じ条件でその性能
評価試験を行なった。
その結果を第3図に示す。
第3図に示すグラフから明らかなように、凝縮部(8)
内に酸化剤(7)が入れられた本発明品では、1000
時間経過後も上記温度差(八T)は3℃程邸であって、
伝熱性能が依然良好であることがわかる。これに対し、
比較量では上記温度差(八T)はかなり大きくなり、短
時間のうちに伝熱性能が劣化することがわかる。
内に酸化剤(7)が入れられた本発明品では、1000
時間経過後も上記温度差(八T)は3℃程邸であって、
伝熱性能が依然良好であることがわかる。これに対し、
比較量では上記温度差(八T)はかなり大きくなり、短
時間のうちに伝熱性能が劣化することがわかる。
第4図おにび第5図には、この発明の他の実施例が示さ
れている。第4図および第5図において、第1図に示ず
ものと同一物および同一部分には同一符号を付す。
れている。第4図および第5図において、第1図に示ず
ものと同一物および同一部分には同一符号を付す。
第4図に示すヒート・パイプ(15)においては、凝縮
部(8)内にCuOの多孔質焼結体からなる酸化剤(1
6)が入れられている。この酸化剤(16)は、固定棒
(17)を介してエンド・キャップ(3)に固定されて
いる。このヒート・パイプ(15)においては、コンテ
ナ本体(2)が1本のパイプからなるものであってもよ
い。
部(8)内にCuOの多孔質焼結体からなる酸化剤(1
6)が入れられている。この酸化剤(16)は、固定棒
(17)を介してエンド・キャップ(3)に固定されて
いる。このヒート・パイプ(15)においては、コンテ
ナ本体(2)が1本のパイプからなるものであってもよ
い。
第5図に示すヒート・パイプ(20)においては、凝縮
部(8)内にCuOの多孔質焼結体からなる酸化剤(2
1)が入れられている。この酸化剤(21)は、類バイ
ブ(2b)内の艮パイプ(2a)寄りの部分に固着され
た支持棒(22)によって長パイプ(2a)側への移動
が防止されている。
部(8)内にCuOの多孔質焼結体からなる酸化剤(2
1)が入れられている。この酸化剤(21)は、類バイ
ブ(2b)内の艮パイプ(2a)寄りの部分に固着され
た支持棒(22)によって長パイプ(2a)側への移動
が防止されている。
上記3つの実施例においては、この発明のと一部・パイ
プがウィックを持たないヒート・パイプに適用された場
合が示されているが、ウィックを備えた゛ヒート・パイ
プにも適用可能である。
プがウィックを持たないヒート・パイプに適用された場
合が示されているが、ウィックを備えた゛ヒート・パイ
プにも適用可能である。
発明の効果
この発明のヒート・パイプによれば、凝縮部内に水素ガ
スを酸化させて水に戻す固体の酸化剤が配置されている
ので、作動液である水とコンテナとが反応して水素ガス
が発生したとしても、この水素ガスは醇化剤により酸化
されて水に戻る。したがって、発生した水素ガスによる
ヒート・バイブ性能の劣化を抑制することができる。さ
らに、発生するであろうと予測される水素ガスの合計間
を酸化しうる量の酸化剤を配置しておけば、長期間にわ
たっての性能劣化を確実に抑制することができる。また
、高温度下での使用のさいに水素ガスの発生量が増大し
ても、これを速やかに水に戻すことができ、ヒート・パ
イプの性能劣化を抑ル11することができる。
スを酸化させて水に戻す固体の酸化剤が配置されている
ので、作動液である水とコンテナとが反応して水素ガス
が発生したとしても、この水素ガスは醇化剤により酸化
されて水に戻る。したがって、発生した水素ガスによる
ヒート・バイブ性能の劣化を抑制することができる。さ
らに、発生するであろうと予測される水素ガスの合計間
を酸化しうる量の酸化剤を配置しておけば、長期間にわ
たっての性能劣化を確実に抑制することができる。また
、高温度下での使用のさいに水素ガスの発生量が増大し
ても、これを速やかに水に戻すことができ、ヒート・パ
イプの性能劣化を抑ル11することができる。
第1図はこの発明によるヒート・パイプの実施例を示す
中間を省略しかつ一部を切欠いた正面図、第2図は第1
図に示すヒート・パイプの性能評価試験の方法を示す一
部切欠き正面図、第3図は第1図に示すヒート・パイプ
の性能評価試験の結果を、比較量の結果とともに示すグ
ラフ、第4図はこの発明の他の実施例を示す部分縦断面
図、第5図はこの発明のさらに他の実施例を示す部分縦
断面図である。 (1)(15)(20)・・・ヒー1〜・パイプ、(5
)・・・コンテナ、(7)(16)(21)・・・酸化
剤、(8)・・・凝縮部。 以上 特許出願人 昭和アルミニウム株式会社代 理 人
岸本 瑛之助(外4名)第1図
中間を省略しかつ一部を切欠いた正面図、第2図は第1
図に示すヒート・パイプの性能評価試験の方法を示す一
部切欠き正面図、第3図は第1図に示すヒート・パイプ
の性能評価試験の結果を、比較量の結果とともに示すグ
ラフ、第4図はこの発明の他の実施例を示す部分縦断面
図、第5図はこの発明のさらに他の実施例を示す部分縦
断面図である。 (1)(15)(20)・・・ヒー1〜・パイプ、(5
)・・・コンテナ、(7)(16)(21)・・・酸化
剤、(8)・・・凝縮部。 以上 特許出願人 昭和アルミニウム株式会社代 理 人
岸本 瑛之助(外4名)第1図
Claims (1)
- 作動液として水が使用され、コンテナの材料として水と
反応して水素ガスを発生するものが使用されたヒート・
パイプにおいて、凝縮部内に水素ガスを酸化させて水に
戻す固体の酸化剤が配置されたことを特徴とするヒート
・パイプ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095391A JPH0678872B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | ヒ−ト・パイプ |
EP87105335A EP0242738B2 (en) | 1986-04-23 | 1987-04-10 | Heat pipe |
DE8787105335T DE3760977D1 (en) | 1986-04-23 | 1987-04-10 | Heat pipe |
CN87103423A CN1011538B (zh) | 1986-04-23 | 1987-04-20 | 热管 |
US07/039,856 US4782890A (en) | 1986-04-23 | 1987-04-20 | Heat pipe |
CA000535243A CA1289129C (en) | 1986-04-23 | 1987-04-22 | Heat pipe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095391A JPH0678872B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | ヒ−ト・パイプ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5155287A Division JPH0731026B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ヒート・パイプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62252893A true JPS62252893A (ja) | 1987-11-04 |
JPH0678872B2 JPH0678872B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=14136346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61095391A Expired - Lifetime JPH0678872B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | ヒ−ト・パイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678872B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229568U (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-23 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP61095391A patent/JPH0678872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229568U (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678872B2 (ja) | 1994-10-05 |
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