JPS6225249A - 照合電極の塩橋における気泡抜き方法 - Google Patents

照合電極の塩橋における気泡抜き方法

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JPS6225249A
JPS6225249A JP60166126A JP16612685A JPS6225249A JP S6225249 A JPS6225249 A JP S6225249A JP 60166126 A JP60166126 A JP 60166126A JP 16612685 A JP16612685 A JP 16612685A JP S6225249 A JPS6225249 A JP S6225249A
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electrolyte
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tube
pipe
liquid
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Masushi Nishino
西野 益司
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、照合電極の塩橋に、使m時などにおいて気泡
が発生しないように、予め気泡を抜く方法に関する。
背景技術 照合電極に用いられる塩橋は、円部状の直管又は屈曲し
たL′?:管の両端部に、セラミックスまたは木材など
の多孔質の液絡部材が設けられ、管の内部を封止する。
この管の内部には、電解液が充填される。このような構
成を有する塩橋において、内部に気泡が発生することが
ある。この気泡の発生要因としては、以下の点が考えら
れる。
■管内に電解液を充填する際に、気体が混入する。
■管の雰囲気温度が、一度下降して次に上昇したとき、
溶存気体が気泡となる。
このような気泡によって、次のような問題点が発生して
いた。管に関連して設けられている前記液絡部材の下端
部に気泡が接触すると、この塩橋を高温高圧下で使用し
ている場合、測定電圧にノイズが発生する。また、前記
液絡部材の下端部が気泡によって被覆されてしまうと、
この液絡部材が電解液から絶縁され、照合電極による電
位測定などが不可能になってしまう、また管内部の気泡
が移動すると、管内部の電解液が、この管を含む塩橋が
浸漬されている試験液中に漏出してしまう。
この試験液の電解質に関するイオン濃度が低い場合では
、このように漏出した電解液の影響を受け、副室電圧に
誤差を生じてしまう。
このような問題点を解消するために、両端部に前記液絡
部材を備えた背中に電解液を充填する際に、予め気泡を
抜いておくことが必要である。
このような先行技術の気泡抜き方法では、まず両端部に
液絡部材を備えた管と、いわゆる注射器状のシリンダ機
構を有する充填手段とを準備する。
この充填手段は、ピストンとシリングとを有し、シリン
ダの一端部には電解液が送出される送出口が設けられて
いる。この充填手段の前記送出口を、一方の液絡部材の
端部に%密に接触させ、充填手段のピストンを手動によ
って押圧し、シリング内の電解液を、前記送出口および
液絡部材を介して、管内部に充填する。このとき、管の
他方液絡部材を、前記一方の液絡部材より鉛直方向上方
に位置するように配置する。したがって管内部に電?4
′fLが充填されるに従い、内部の気体は前記他方液絡
部材を介して排出される。このようにして管から予め気
泡を抜くことができる。
発明が解決しようとする問題点 このような先付技術の気泡抜き方法では、手動によって
シリンダ機構を有する充填手段のピストンを押圧するよ
うにし、一方、液絡部材は前述したよう1こセラミック
スや木材の材料から成るため、このような手動操作によ
っては電解液の充填がきわめて困難であり、また長時間
の操作が必要となる。
したがって本発明の目的は、上述の問題点を解決し、塩
橋から可及的に気泡を抜くことができるとともに、この
ような気泡抜き動作を容易に、かつ短時間で行なうこと
ができる照合電極の塩橋における気泡抜き方法を提供す
ることである。
問題点を解決するための手段 本発明は、照合電極の塩橋を形成する電解液が充填され
るための管の長手方向に間隔をあけて、通気孔のある多
孔性材料から成る複数の液絡部材を設け、 前記管の一端部から溶存気体の含まれていない電解液を
圧入し、 前記管の少なくとも液絡部材相互間の部分を、超音波振
動されている液体に浸漬することを特徴とする照合電極
の塩橋における気泡抜き方法である。
作  用 照合電極の塩橋を形成する電解液が充填されるrこめの
管を準備する。この管には、その長手方向に間隔をあけ
て、通気孔のある多孔性材料から成る複数の液絡部材を
設ける。この管の一端部から、溶存気体の含まれていな
い電解液を圧入し、前記管の少なくとも液絡部材相互間
の部分を、超音波振動されている液体に浸漬するように
した。したがって前記管内の気体は、管の他端部から排
出され、またこの電解液の充填中に気泡が発生していて
も、超音波振動により気泡が細分され、液絡部材の通気
孔から外部に排出される。このようにして塩橋から気泡
を可及的に抜くことができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の気泡抜き方法を説明する工
程図である。tjS1図(1)で示すように、まず略し
字状に屈曲した筒状の管1を準備する。
管1の両端部には、それぞれたとえばセラミックスなど
、通気孔を有する多孔質材料から成る液絡部材2,3が
設けられる。この液絡部材2.3は、たとえば桐や杉な
どの木材から形成されてもよい。
このような液絡部材2,3によって、管1の内部4を外
部と封止する。また、内部4には、当然ながら空気など
が充填されている。このような管1お上り液絡部材2.
3は、塩橋形成体5を形成し、管1の内部4に電解液を
充填することによって、塩橋として機能することができ
る。
次に@1図(2)に示すように、この塩橋形成体5を管
継手6を介して、ポンプ7に接続する。このポンプ7は
、たと元ば手動により操作されるいわゆる加圧ポンプな
どによって実現される。
次に第1図(3)に示すように、ポンプ7に接続された
塩橋形成体5の少なくとも液絡部材2,3開の部分を、
電解液槽8に貯留されている電解液9に浸漬する。この
電解液W48の底部には、H1音波振動子10が取り付
けられる。ここで電解液9は、たとえば塩化カリウムK
Cノを含み、たとえば80°Cに加温し溶存空気を除去
して脱気している。また電解液9を脱気するにあたって
は、超音波振動子10を用いるようにしてもよい。
次に電解液9と同様に、たとえば80℃に加温され脱気
されたたとえば塩化カリツムK(J’を含む’d1Mm
をポンプ7に供給し、ポンプ7を手動操作して塩橋形成
体5の管1の内部に電解液を充填する。
この充填時には、塩橋形成体5の管継手6と接続されて
いる一方端部の反対側の他端部は、上方を向(ように配
置する。ポンプ7を手動操作して、電解液を塩橋形成体
5に充填する。この充填時には、超音波振動子10によ
って電解液槽8内の電解液9を加振する。
この上うな操作に伴ない、塩橋形成体5内部に充填され
ていく電解液によって、塩橋形成体5の管1内の空気は
、液絡部材3を介して外部に排出される。また管1内に
充填されている電解液に気泡が発生しても、超音波によ
る振動によって細分され、また細分された気泡に振動が
与えられ、液絡部材3を介して容易に外部に排出される
。このようにして、塩橋形成体5内に脱気された電解液
を充填することができる。
第2図は前述の操作によって得られた塩allを保存す
る状態を示す断面図である。塩1011は、塩橋11内
の電解液と同様の電解液が充満された容器本体12内に
浸Wtされて保存され、容器12は蕃13によって気密
に封止される。また、容器本体12内の電解液の表面と
1l13との開には、気泡が入らないように構成される
。このようにして塩@11を脱気された状態のまま保存
する2:とができる。
第3図はこのようにして得られた塩V411を用いる照
合電極14の構成を示す断面図である。照合電極14は
、直円筒状の外部ケーシング15を有し、外部ケーシン
グ15の内部には内部ケーシング16が配置される。ま
た、外部ケーシング15の一端部には、上部コネクタ1
7が気密に螺着され、たとえば銀Agから成るリード線
18が軸線方向に挿通され、内部ケーシング16内に設
けられたたとえば銀Agから形成される接続部材19に
電気的に接続される。また上部コネクタ17の他端部に
は、袋ナツト20が螺着される。また前記接続部材19
の他端部には、たとえば銀Agがら成る電極21が固定
される。
外部ケーシング15の他端部には、下部コネクタ22が
蝶着される。下部コネクタ22は電解液の貯留部23を
有し、この貯留部23は、下部コネクタ22を軸線方向
に貫通する。下部コネクタ22の他端部付近の貯留&S
23には、塩橋11の一端部が挿入され固定される。こ
の一端部にはまた、袋ナツト24が螺着される。また、
内部ケーシング16と下部コネクタ22との接続部には
、ダイヤフラム25が設けられる。このように形成され
る照合電極14を用いて、たとえば地中埋設管の管財地
電位を測定することができる。
前述の実施例では、塩V411をL字型に屈曲した管1
としたが、第4図に示すような直W26でもよい。また
、塩v411内部の電解液槽8および容器本体12内の
電解液は、塩化カリウムK(J’を電解質とする溶液と
して開示したけれども、その他の種類の電解質を含む電
解液でもよく、また電解液m8内の電解液は塩橋形成体
5に充電されるべき11M液および容器本体12に充満
されるべき電解液とは異なる種類の液体であってもよい
効  果 以上のように本発明に従えば、照合電極の塩橋を形成す
る電解液が充填されるための管を準備し、この管にはそ
の長手方向に間隔をあけて、通気孔のある多孔性材料か
ら、成る複数の液絡部材を設ける。この管の一端部から
溶存気体の含まれていない電解液を圧送し、前記管の少
なくとも液絡部材相互間の部分を、超音波振動されてい
る液体に浸漬するようにした。したがって塩橋を形成す
る管の気泡が超音波によって細分され、液絡部材の通気
孔を介して容易に外部に排出される。したがって照合電
極の塩橋において、気泡を容易にかつ確実に除去するこ
とができる。また、このような気泡抜き操作の作業時開
が51!7縮され、作業効率な!?1段に向上すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の気泡抜き方法を説明する。 工程図、第2図は塩橋11を保存する方法を説明する断
面図、第3図幌塩橋11を有する照合電極14の構成を
説明する断面図、第4図は本−明の他の実施例の直管2
6の断面図である。 1・・・管、2,3・・・液絡部材、5・・・塩橋形成
体、7・・・ポンプ、8・・・電解液槽、9・・・電解
液、10・・・超音波振動子、11・・・塩橋、14・
・・照合電極代理人  弁理士  画数 圭一部 第1図 第1図 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 照合電極の塩橋を形成する電解液が充填されるための管
    の長手方向に間隔をあけて、通気孔のある多孔性材料か
    ら成る複数の液絡部材を設け、前記管の一端部から溶存
    気体の含まれていない電解液を圧入し、 前記管の少なくとも液絡部材相互間の部分を、超音波振
    動されている液体に浸漬することを特徴とする照合電極
    の塩橋における気泡抜き方法。
JP60166126A 1985-07-26 1985-07-26 照合電極の塩橋における気泡抜き方法 Granted JPS6225249A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510063A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 イルミナ インコーポレイテッド 改良ガス管理を有する電気浸透流ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510063A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 イルミナ インコーポレイテッド 改良ガス管理を有する電気浸透流ポンプ
US8597594B2 (en) 2008-11-26 2013-12-03 Illumina, Inc. Apparatus for fragmenting nucleic acids
US8753584B2 (en) 2008-11-26 2014-06-17 Illumina, Inc. System or device for biochemical analysis having at least one electroosmotic pump

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